JP2000297256A - 導電性粘着テープ - Google Patents

導電性粘着テープ

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JP2000297256A
JP2000297256A JP11106724A JP10672499A JP2000297256A JP 2000297256 A JP2000297256 A JP 2000297256A JP 11106724 A JP11106724 A JP 11106724A JP 10672499 A JP10672499 A JP 10672499A JP 2000297256 A JP2000297256 A JP 2000297256A
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Kazunari Morimoto
和成 森本
Hide Yamanoi
秀 山野井
Hiroshi Yamaguchi
洋 山口
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エンボス加工凸部の頂部と被着金属体との接触
ポイント数を増加させて接触抵抗を低減させることが可
能であり、簡便に使用でき、しかも低コストで製造する
ことが可能であるエンボス型導電性粘着テープを提供す
ること。 【解決手段】導電性金属箔及び感圧型粘着剤層を有する
エンボス型導電性粘着テープにおいて、該感圧型粘着剤
層側の該金属箔表面に金属からなる無数の微細突起が設
けられており、好ましくは導電性金属箔のエンボス加工
凸部の頂部が平坦になっている導電性粘着テープ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンボス型導電性粘
着テープに関し、より詳しくは導電性金属箔及び感圧型
粘着剤層を有するエンボス型導電性粘着テープの金属箔
表面に無数の導電性微細突起が存在することにより低い
接触抵抗特性を有する導電性粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】電磁遮蔽を目的とした信号ケーブルのシ
ールド、機器筐体の隙間シールド、ガスケットシール
ド、グラウディング等の用途には、従来より導電性金属
箔及び感圧型粘着剤層で構成される導電性粘着テープが
用いられている。それらの電磁波シールド、グラウディ
ング等に用いる導電性粘着テープとしては、主として、
粘着剤中に導電性粒子を含有する粒子分散型、及びエン
ボス加工凸部の頂部と被着金属体との通電を確保するエ
ンボス型の2種類の導電性粘着テープが提供されている
が、一般的には、低い接触抵抗特性を有し、高い電磁遮
蔽性能を示すエンボス型導電性粘着テープが多用されて
いる。
【0003】特公昭47−51798号公報には、小間
隔で配置された多数の実質的に均一な高さの一体的な導
電性突起を有する導電性金属箔及び該金属箔の該突起側
の面を被覆している接着剤により構成されたエンボス型
導電性粘着テープが開示されている。該公報には、導電
性粘着テープを被着金属体に接着させた状態においてそ
れらの間に或る有用な電圧が加えられると容易に絶縁破
壊され、導電性が確保されることが開示されている。
【0004】しかしながら、そのような金属箔と被着金
属体との接触状態を詳細に調査し、検討した結果、下記
のような問題があることが判明した。エンボス形状を付
与するために用いるエンボス型の凸部の高さ、凸部頂部
の表面粗さ、及び被エンボス加工材即ち金属箔の厚み精
度、表面粗さ等に起因して、金属箔のエンボス加工凸部
の頂部には微細な凹凸が存在する。一方、被着金属体表
面にも同様の微細な凹凸が存在する。それ故に、例え
ば、金属箔の個々のエンボス加工凸部の突出方向の断面
形状が、直交する一方向ではほぼV字形で且つ他方向で
は高さに対する底辺の長さの比がかなり大きい台形であ
り(即ち、断面V字形の突起が連なっている)、微細突
起を有しない従来技術のエンボス型導電性粘着テープを
被着金属体に接着された状態の、該他方向の断面模式図
である図4からも明らかなようにエンボス加工凸部の頂
部と被着金属体との接触は線状、面状ではなく点状とな
り、その接触ポイントも少なく、その結果として多量の
非接触部が存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】昨今の集積回路の高密
度化、高周波数利用の拡大は、必然的に電磁波発生の増
大を招き、また、電子回路の電源電圧、信号電圧の低下
と相まって、このような電磁波が周辺機器の誤動作など
周辺機器に悪影響を及ぼす事態が以前に増して多く発生
するようになってきている。従って、現行のエンボス型
導電性粘着テープ以上に低い接触抵抗特性を有し、高い
電磁遮蔽性能を示す導電性粘着テープの開発が強く要望
されている。
【0006】このような要望に対しては、エンボス加工
凸部の頂部と被着金属体との接触ポイントを増加させて
接触部を増加させれば、エンボス型導電性粘着テープの
接触抵抗の更なる低減が可能であり、高電磁遮蔽性能を
有するエンボス型導電性粘着テープを提供することが可
能であると考えられる。
【0007】本発明は、エンボス加工凸部の頂部と被着
金属体との接触ポイント数を増加させて接触抵抗を低減
させることが可能であり、簡便に使用でき、しかも低コ
ストで製造することが可能であるエンボス型導電性粘着
テープを提供することを課題としている。なお、電磁遮
蔽能力は導電性粘着テープを構成する導電性金属箔と被
着金属体との間の接触抵抗が低いほど高いことが一般に
是認されており、従って電磁遮蔽性能を接触抵抗で論じ
ても全く問題ない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の課
題を解決するために種々実験を繰り返し、研究を重ねた
結果、エンボス型導電性粘着テープを構成する金属箔と
して、金属からなる無数の微細突起を設けた金属箔を使
用することによって、エンボス加工凸部の頂部と被着金
属体との接触部分の増加を容易に且つ低コストで達成で
き、接触抵抗の低減が可能である、との知見を得た。
【0009】即ち、本発明の導電性粘着テープは、導電
性金属箔及び感圧型粘着剤層を有するエンボス型導電性
粘着テープにおいて、該感圧型粘着剤層側の該金属箔表
面に金属からなる無数の微細突起が設けられていること
を特徴とする。また、本発明の導電性粘着テープにおい
ては、導電性金属箔の個々のエンボス加工凸部の突出方
向の断面形状が、直交する2方向について台形になって
いることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、導電性金属箔及び感圧型
粘着剤層を有するエンボス型導電性粘着テープであっ
て、金属箔の個々のエンボス加工凸部の突出方向の断面
形状が、直交する一方向ではほぼV字形で且つ他方向で
は高さに対する底辺の長さの比がかなり大きい台形であ
り(即ち、断面V字形の突起が連なっている)、感圧型
粘着剤層側の金属箔表面に微細突起を有している本発明
の一例を示すエンボス型導電性粘着テープの、該一方向
の断面模式図である。
【0011】本発明のエンボス型導電性粘着テープは、
図1に示すように、従来技術のエンボス型導電性粘着テ
ープと同様に、導電性金属箔1及び感圧型粘着剤層2を
有しており、金属箔にはエンボス加工凸部3が規則的
に、例えば網状に配置されており、感圧型粘着剤は金属
箔のエンボス加工凸部側にほぼ均一な厚みで、しかもエ
ンボス加工凸部の高さとほぼ同じ厚みになるように塗布
されている。また導電性粘着テープは、通常、使い勝手
の点から粘着剤層の表面に剥離紙(剥離ライナー、セパ
レータとも呼ばれる)4を貼り付けて提供される。
【0012】本発明のエンボス型導電性粘着テープにお
いては、図1に示すように、感圧型粘着剤層側、即ちエ
ンボス加工凸部側の金属箔表面に金属からなる無数の微
細突起5が設けられていることを特徴としており、この
ことにより被着金属体との接触ポイント数を増加させて
接触抵抗を低減させることが可能となる。
【0013】本発明においては、微細突起の形状は鋭利
な突起であるよりも瘤状又は球状の突起であることが好
ましい。その理由は、接触抵抗の理論で述べられるとこ
ろの集中抵抗を低減するためである。即ち突起が針状等
頂部形状が鋭利であると集中抵抗の増加を招き接触抵抗
低減に負の作用をするからである。また、微細突起の大
きさは、その高さ及び付け根部分の径(又は突起の中間
の最大径)が1μm〜10μm程度であることが好まし
く、また金属箔片面の全表面積に対して微細突起の付け
根部分(又は突起の中間の最大径部分)の合計面積が占
める面積率は30%以上であることが好ましい。
【0014】本発明のエンボス型導電性粘着テープにお
いては、微細突起はエンボス加工凸部側の金属箔表面に
は必須であるが、その反対側の表面には必要がない。し
かしながら、金属箔表面に金属からなる無数の微細突起
を設ける方法に依存して、金属箔の両面に存在していて
もよい。
【0015】エンボス加工凸部側の表面に金属箔の材質
と同一の金属又はその他の金属、好ましくは銅からなる
無数の微細突起が設けられている上記のような金属箔
は、例えば、電解金属箔製造時の粗面化工程で一般的に
用いられる処理、例えば、電解銅箔業界で一般に用いら
れている電析方法を採用し、金属よりなる微細突起を導
電性金属箔表面上に形成することにより得られる。この
処理法を採用することにより電解金属箔、圧延金属箔に
対して既存設備で微細突起を付与できるばかりでなく、
処理条件を変化させることにより種々の大きさ、形状の
微細突起を形成することができる。
【0016】無数の微細突起が設けられている金属箔の
製造方法としては、電解銅箔業界で一般に用いられてい
る上記のような電析方法が好適と考えられるが、金属箔
表面上に微細突起を形成できる方法であれば如何なる方
法であっても良く、特に限定されるものではない。
【0017】無数の微細突起が設けられている金属箔の
上記のような製造に用いられる金属箔として銅箔、アル
ミニウム箔、亜鉛箔等が使用可能だが、微細突起の付与
が容易であることや、高導電性材料ほど高電磁遮蔽性能
を示すこと等から銅箔が最適である。また金属箔の厚み
は10μm〜100μm程度であることが性能、コスト
の面から好適である。
【0018】また、エンボス加工凸部の全体的な配置、
個々のエンボス加工凸部の断面形状及びその形成方法に
ついても種々の変形が可能であり、それらについては何
れの従来技術も使用可能であり、特に限定されるもので
はない。同様に、感圧型粘着剤も従来技術の何れの感圧
型粘着剤も使用可能であり、例えばアクリル系、天然ゴ
ム系等種々の感圧型粘着剤が使用可能であり、特に限定
されるものではない。
【0019】本発明のエンボス型導電性粘着テープにお
ける金属箔の防錆については、通常と異なるものではな
く、一般に使用されているベンゾトリアゾール系処理、
クロメート処理、これらの複合処理で十分である。エン
ボス加工凸部側の金属箔表面に更なる防錆性能を必要と
する場合は感圧型粘着剤中に防錆剤を添加することによ
り実現できる。
【0020】図2は、図1に示す本発明のエンボス型導
電性粘着テープを被着金属体に接着された状態の、図1
で説明した該他方向の断面模式図である。本発明のエン
ボス型導電性粘着テープを被着金属体に貼り付けると、
図2に示すように、エンボス加工凸部の頂部に存在する
多数の微細突起が被着金属体と接触して接触抵抗を低減
するようになる。そのことは次のメカニズムに起因して
生じる。
【0021】即ち、エンボス型導電性粘着テープの貼り
付け時の押し付け力により被着金属体と接触したエンボ
ス加工凸部の頂部にある微細突起には、その突起が微細
なため大きな集中応力が作用し、被着金属体と接触して
いる突起自体及び突起周辺部が容易に変形し、そのため
突起自体及びその近傍の高さを減じる。かかる作用がエ
ンボス加工凸部の頂部に存在する多数の微細突起で発生
し、その結果、エンボス加工凸部の頂部に存在する多数
の微細突起の相互の高低差が小さくなり、高い突起部分
だけでなく低い突起部分も被着金属体と多数、接触する
に至る。
【0022】一般的には、微細突起の有無に拘わらずエ
ンボス加工凸部上或いは微細突起上には若干の厚みの粘
着剤が製造上、不可避的に存在する。そのため、微細突
起を持たないエンボス型導電性粘着テープではエンボス
加工凸部の頂部の形状が鋭利でなく椀状を呈しているた
め、存在する粘着剤は接着時の押しつけ力では容易には
移動しないので、接着時の押し付け力で被着金属体と接
触に至るエンボス加工凸部の接触面積は少ないのに対
し、微細突起を有するエンボス型導電性粘着テープでは
微細突起上の粘着剤はその突起が微細である故に、接着
時の押しつけ力で容易に移動し、微細突起と被着金属体
との接触ポイントが多く出現する。
【0023】また、微細突起を持たない一般のエンボス
型導電性粘着テープと被着金属体との接触ポイントに比
し、本発明のエンボス型導電性粘着テープでは微細突起
頂部に若干の粘着剤が存在していても突起が微細である
が故に粘着剤の絶縁破壊が低電圧で容易に出現して接触
抵抗を低下させる働きがある。
【0024】図3は、導電性金属箔の個々のエンボス加
工凸部の突出方向の断面形状が、直交する2方向につい
て台形になっており、その一方向では高さに対する底辺
の長さの比が比較的小さい台形であり且つ他方向では高
さに対する底辺の長さの比がかなり大きい台形であり
(即ち、断面台形の突起が連なっている)、感圧型粘着
剤層側の金属箔表面に微細突起を有している本発明の一
例のエンボス型導電性粘着テープを被着金属体に接着さ
れた状態の、該一方向の断面模式図である。
【0025】図3に示す本発明の一例のエンボス型導電
性粘着テープにおいては、導電性金属箔の個々のエンボ
ス加工凸部の突出方向の断面形状が、直交する2方向に
ついて台形になっているので、エンボス加工凸部の頂部
は平坦面になっており、被着金属体と接触する微細突起
の数が増大し、接触ポイントの増加が図れるため、接触
抵抗の更なる低減が可能である。この場合の個々のエン
ボス加工凸部の形状は底面が正方形乃至は細長い長方形
の角錐台であっても、円錐台であって、あるいはその他
の形状であっても良く、それで頂部平坦面の形状は正方
形乃至は細長い長方形であっても、円形であっても、楕
円形等の任意の形状であってもよく、特に限定されるも
のではない。
【0026】エンボス加工凸部の頂部平坦面の形状が細
長い長方形、楕円形等のように、その外形寸法に最小
値、最大値が存在する場合に於いて、エンボス加工凸部
の頂部平坦面の形状の最小値の幅は接触抵抗低減と粘着
剤の易動性確保とのバランスの観点から0.05mm〜
0.3mm程度であることが適当である。
【0027】
【実施例】以下に、実施例及び比較例に基づいて本発明
を具体的に説明する。 実施例1〜5及び比較例1〜4 第1表に記載の材質、厚さの銅箔の片面に、電析法によ
って1〜5μmの大きさを有する瘤状小突起を面積率8
0%以上で付与した。このようにして得られた銅箔の瘤
状小突起を持つ側の表面、並びに比較例として瘤状小突
起を持たない第1表に記載の材質、厚さの銅箔の片面に
アクリル系粘着剤を乾燥後の厚みで30μmになるよう
に治工具で塗布し、80℃で3分間乾燥して供試材を得
た。その供試材の粘着剤層上に80μmの剥離紙を付着
させた。
【0028】その後、エンボス型の凸部を網目状に配列
したエンボス型とフラット型から成る成形型間で、上記
の剥離紙付き供試材をその金属箔側表面がエンボス型側
に、剥離紙側がフラット型側になる状態で加圧成形し、
金属箔の個々のエンボス加工凸部の突出方向の断面形状
が前記の図3で説明した台形であり、金属箔の1個のエ
ンボス加工凸部7の一部断面斜視図が図5に示す形状
(図5においては実施例1、3、4及び5の場合に存在
する微細突起は省略してある)であるエンボス型導電性
粘着テープを得た。又同様にして金属箔の個々のエンボ
ス加工凸部の突出方向の断面形状が前記の図1、図2で
説明したV字形であり、金属箔の1個のエンボス加工凸
部7の一部断面斜視図が図6に示す形状(図6において
は実施例2の場合に存在する微細突起は省略してある)
であるエンボス型導電性粘着テープを得た。
【0029】次いで、図7に図示する方法に従って供試
材の接触抵抗を求めた。上記のようにして得た供試材か
ら剥離紙を取り除き、図7(A)に示すようにその供試
材8を接着剤層を下にして30mm×30mmの黄銅製
の下電極10の上に置き、手で押さえて仮接着した後、
2kgfのゴムロール9を供試材上を1往復させて本接
着した。次に図7(B)に示すようにその供試材8上に
25.4mm×25.4mmの接触面積を有する2kg
の黄銅製の上電極11を載せ、定電流発生装置12から
両電極間に100mAの電流Iを流し、両電極間の電圧
降下Vを電圧計13で測定し、次式により接触抵抗Rを
算出した。 R=V/I=V/100(mΩ) それらの結果は第1表に示す通りであった。
【0030】
【0031】第1表のデータから明らかなように、金属
箔の表面に微細突起を持つことにより接触抵抗特性が改
善され、金属箔の個々のエンボス加工凸部の突出方向の
断面形状を、直交する2方向について台形にすることに
よりV字形の場合よりも接触抵抗特性が改善される。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のエンボ
ス型導電性粘着テープにおいては接触抵抗の低減が容易
に、しかも低コストで実現でき、電磁遮蔽能力の向上ま
たはグラウディング性能の向上が図れ、昨今の電磁波汚
染環境下でも十分にその電磁遮蔽能力を発揮することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一例を示すエンボス型導電性粘着テ
ープの一方向の断面模式図である。
【図2】 図1に示す本発明のエンボス型導電性粘着テ
ープを被着金属体に接着された状態の、図1とは直角方
向の断面模式図である。
【図3】 導電性金属箔の個々のエンボス加工凸部の突
出方向の断面形状が、直交する2方向について台形にな
っている本発明の一例のエンボス型導電性粘着テープを
被着金属体に接着された状態の一方向の断面模式図であ
る。
【図4】 微細突起を持たない従来技術のエンボス型導
電性粘着テープを被着金属体に接着された状態の一方向
の断面模式図である。
【図5】 実施例及び比較例で作製したエンボス型導電
性粘着テープの金属箔の1個の断面台形のエンボス加工
凸部の一部断面斜視図である。
【図6】 実施例及び比較例で作製したエンボス型導電
性粘着テープの金属箔の1個の断面V字形のエンボス加
工凸部の一部断面斜視図である。
【図7】 (A)及び(B)は、接触抵抗の測定方法を
説明するための概略図である。
【符号の説明】
1 導電性金属箔 2 感圧型粘着剤 3 金属箔のエンボス加工凸部 4 剥離紙 5 微細突起 6 被着金属体 7 金属箔のエンボス加工凸部 8 供試材 9 接着用ゴムロール 10 下電極 11 上電極 12 定電流発生装置 13 電圧計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J004 AA04 AA05 AA10 AB01 CA08 CC02 CC08 CD07 DB02 FA05 4J040 JA09 JB09 JB10 LA09 NA19 PA23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性金属箔及び感圧型粘着剤層を有する
    エンボス型導電性粘着テープにおいて、該感圧型粘着剤
    層側の該金属箔表面に金属からなる無数の微細突起が設
    けられていることを特徴とする導電性粘着テープ。
  2. 【請求項2】導電性金属箔の個々のエンボス加工凸部の
    突出方向の断面形状が、直交する2方向について台形に
    なっていることを特徴とする請求項1記載の導電性粘着
    テープ。
  3. 【請求項3】感圧型粘着剤層側に剥離紙が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の導電性粘着テ
    ープ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100774441B1 (ko) 2007-01-17 2007-11-08 조인셋 주식회사 전도성 점착테이프
KR100825675B1 (ko) * 2007-08-22 2008-04-29 주식회사 나노인터페이스 테크놀로지 전기 전도성 점착 테이프 및 이의 제조방법
JP2014127821A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Hitachi Aloka Medical Ltd 超音波振動子ユニットおよびその製造方法
JP5871098B1 (ja) * 2015-07-16 2016-03-01 東洋インキScホールディングス株式会社 導電性接着剤層、導電性接着シートおよびプリント配線板

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