JP2000296569A - 部分潰し片段の製造方法 - Google Patents
部分潰し片段の製造方法Info
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- JP2000296569A JP2000296569A JP11106328A JP10632899A JP2000296569A JP 2000296569 A JP2000296569 A JP 2000296569A JP 11106328 A JP11106328 A JP 11106328A JP 10632899 A JP10632899 A JP 10632899A JP 2000296569 A JP2000296569 A JP 2000296569A
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- plate
- corrugation
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 平板に凹凸を生じさせない部分潰し片段の製
造方法を提供する。 【解決手段】 波板５側を凸面２へ向けた片段３を、凸
面２と平面１との間に挟んで潰し部４を形成し、凸部１
０が平面１へ嵌まり込まないので、平板６に凹凸は生じ
ない。
造方法を提供する。 【解決手段】 波板５側を凸面２へ向けた片段３を、凸
面２と平面１との間に挟んで潰し部４を形成し、凸部１
０が平面１へ嵌まり込まないので、平板６に凹凸は生じ
ない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、片段に無数の潰し
部を形成する事で、波板の波筋方向とは関係無く、あら
ゆる方向へ曲げる事を可能にした、部分潰し片段の製造
方法に関する。
部を形成する事で、波板の波筋方向とは関係無く、あら
ゆる方向へ曲げる事を可能にした、部分潰し片段の製造
方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の部分潰し片段の製造は、エンボス
ローラーどうしの凹凸が噛み合う間へ片段を差し込んで
潰し部を形成する方法の物であった。
ローラーどうしの凹凸が噛み合う間へ片段を差し込んで
潰し部を形成する方法の物であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の製造方法は、凹
凸面どうしが互いに噛み合った状態であった事から、潰
し部は平板（ライナー）部分まで達しており、平板側を
平らな状態に仕上げるには、新たな平板を貼り合わせて
行っていた。本発明では前記の従来技術の問題解決をす
る為、新たな平板を貼り合わせなくても、平板面側に凹
凸が形成されない部分潰し片段の製造方法の開発をもく
てきとする。
凸面どうしが互いに噛み合った状態であった事から、潰
し部は平板（ライナー）部分まで達しており、平板側を
平らな状態に仕上げるには、新たな平板を貼り合わせて
行っていた。本発明では前記の従来技術の問題解決をす
る為、新たな平板を貼り合わせなくても、平板面側に凹
凸が形成されない部分潰し片段の製造方法の開発をもく
てきとする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】平板面を平面側に沿わせ
た片段を、平面と凸面とで挟んで波板に潰し部を形成
し、片方を平面にしてあるので凸面の凸部が嵌まり込ま
ず、平板には凹凸が形成されない。
た片段を、平面と凸面とで挟んで波板に潰し部を形成
し、片方を平面にしてあるので凸面の凸部が嵌まり込ま
ず、平板には凹凸が形成されない。
【０００５】
【発明の実施の形態】ローラーによる製造方法を示した
斜視図の図１に於いて、波板５側をエンボスローラー８
へ向けた紙製の片段３を、無数の凸部１０を有するエン
ボスローラー８と、凹凸を有しない平ローラー７との間
に通して、波板５側だけに無数の潰し部４を形成し、ロ
ーラーの片方が平ローラー７である事からエンボスロー
ラー８の凸部１０が他方のローラーである平ローラー７
へ嵌まり込まず、平板６が平ローラー７側に沿っている
ので平板６には凹凸が形成されない。エンボスローラー
８は、従来技術を用いるのであり、凸部１０は円錐形状
である事が望ましいが、棒状やレール形状であっても良
く、凸部１０の並び方は、正方形の方眼状や、斜め整列
状態であっても良い。
斜視図の図１に於いて、波板５側をエンボスローラー８
へ向けた紙製の片段３を、無数の凸部１０を有するエン
ボスローラー８と、凹凸を有しない平ローラー７との間
に通して、波板５側だけに無数の潰し部４を形成し、ロ
ーラーの片方が平ローラー７である事からエンボスロー
ラー８の凸部１０が他方のローラーである平ローラー７
へ嵌まり込まず、平板６が平ローラー７側に沿っている
ので平板６には凹凸が形成されない。エンボスローラー
８は、従来技術を用いるのであり、凸部１０は円錐形状
である事が望ましいが、棒状やレール形状であっても良
く、凸部１０の並び方は、正方形の方眼状や、斜め整列
状態であっても良い。
【０００６】打ち抜きによる製造方法を示した斜視図の
図２に於いて、打ち抜き作業はトムソンという名称の従
来技術の機械を用いて行い、打ち抜くための木型は従来
技術であって、厚手のベニヤ板へ打ち抜き形状に型取っ
た溝を掘り、前記の溝へ一方の縁に刃を形成した鉄帯
（以降、刃縁鉄帯と称する）の他方の側面を嵌め込む事
で打ち抜き板９を打ち抜くための型を形成し、一方の縁
に刃を形成していない鉄帯（以降、無刃縁鉄帯と称す
る）は打ち抜きができないので折線の形成と成り、木型
に於いて前記刃縁鉄帯で囲んだ内側へ凸部１０を形成
し、上に向けた波板５側から木型を上から押し付ける事
で、周囲の切り離された打ち抜き板９の形成と同時に潰
し部４が形成され、片段３の下に敷かれた台面は平であ
る事から、潰し部４は平板６には達せず、潰し部４の形
状は点である事が望ましいのであるが、無刃縁鉄帯を用
いて線状に押し潰しても良く、打ち抜き板９が扇形状
で、円錐面に沿わせるならば、扇の天地縁は一つの点を
中心点にする円周形状である事から、前記の中心点から
の放射線で無刃縁鉄帯を嵌め込んで木型を形成し、放射
線形状の折線を潰し部４としても良い。
図２に於いて、打ち抜き作業はトムソンという名称の従
来技術の機械を用いて行い、打ち抜くための木型は従来
技術であって、厚手のベニヤ板へ打ち抜き形状に型取っ
た溝を掘り、前記の溝へ一方の縁に刃を形成した鉄帯
（以降、刃縁鉄帯と称する）の他方の側面を嵌め込む事
で打ち抜き板９を打ち抜くための型を形成し、一方の縁
に刃を形成していない鉄帯（以降、無刃縁鉄帯と称す
る）は打ち抜きができないので折線の形成と成り、木型
に於いて前記刃縁鉄帯で囲んだ内側へ凸部１０を形成
し、上に向けた波板５側から木型を上から押し付ける事
で、周囲の切り離された打ち抜き板９の形成と同時に潰
し部４が形成され、片段３の下に敷かれた台面は平であ
る事から、潰し部４は平板６には達せず、潰し部４の形
状は点である事が望ましいのであるが、無刃縁鉄帯を用
いて線状に押し潰しても良く、打ち抜き板９が扇形状
で、円錐面に沿わせるならば、扇の天地縁は一つの点を
中心点にする円周形状である事から、前記の中心点から
の放射線で無刃縁鉄帯を嵌め込んで木型を形成し、放射
線形状の折線を潰し部４としても良い。
【０００７】使用例斜視図の図３に於いて、打ち抜き板
９の形状は限定ではないが、使用例として考えられる物
に、カップラーメン用の断熱カップへの用途があり、カ
ップ１１の外側側面に、潰し部４を形成した波板５頂部
へ糊を塗布した片段３を巻き付けて接着する事で断熱カ
ップを形成し、カップ１１は上広がりの円錐形状である
事から、波板５の波筋が平行な片段３では円柱形で無い
カップ１１の側面にフィットさせる事が難しく、波板５
に潰し部４を形成する事で、波筋に対して平行以外の角
度で曲げた場合、潰し部４の周囲が潰れ、潰し部４の潰
れ箇所が更に深く窪んで皺１２へと成長し、皺１２が伸
びて行くに従って別の潰し部４と繋がるので片段３を波
板５の波筋方向とは関係無くあらゆる方向へ曲げる事が
可能と成り、断熱カップでは平板６の面を外側にする事
から、平板６に凹凸を有していないので見た目が滑らか
で美しく、波板５が空気層を形成しているので、カップ
１１内に湯を注ぎ込んでも熱が外へ逃げ難く、平板６の
外側から素手で直接持つ事ができ、平板６の曲げは急カ
ーブでない事から、平板６の素材は適度に腰のある厚紙
を用いることが望ましい。
９の形状は限定ではないが、使用例として考えられる物
に、カップラーメン用の断熱カップへの用途があり、カ
ップ１１の外側側面に、潰し部４を形成した波板５頂部
へ糊を塗布した片段３を巻き付けて接着する事で断熱カ
ップを形成し、カップ１１は上広がりの円錐形状である
事から、波板５の波筋が平行な片段３では円柱形で無い
カップ１１の側面にフィットさせる事が難しく、波板５
に潰し部４を形成する事で、波筋に対して平行以外の角
度で曲げた場合、潰し部４の周囲が潰れ、潰し部４の潰
れ箇所が更に深く窪んで皺１２へと成長し、皺１２が伸
びて行くに従って別の潰し部４と繋がるので片段３を波
板５の波筋方向とは関係無くあらゆる方向へ曲げる事が
可能と成り、断熱カップでは平板６の面を外側にする事
から、平板６に凹凸を有していないので見た目が滑らか
で美しく、波板５が空気層を形成しているので、カップ
１１内に湯を注ぎ込んでも熱が外へ逃げ難く、平板６の
外側から素手で直接持つ事ができ、平板６の曲げは急カ
ーブでない事から、平板６の素材は適度に腰のある厚紙
を用いることが望ましい。
【０００８】
【発明の効果】平面と凸面との間へ片段を挟み込んで潰
し部を形成した事で、波板にだけ潰し部が形成され、潰
し部を形成した事で片段はあらゆる方向へも曲げ可能と
成り、平板側に平面が沿っている事から、凸面の凸部の
影響を受けないので平板６はデコボコにならず、平板６
は平らな状態を保たれているので、新たに平板を貼り合
わせる必要がなくなる。
し部を形成した事で、波板にだけ潰し部が形成され、潰
し部を形成した事で片段はあらゆる方向へも曲げ可能と
成り、平板側に平面が沿っている事から、凸面の凸部の
影響を受けないので平板６はデコボコにならず、平板６
は平らな状態を保たれているので、新たに平板を貼り合
わせる必要がなくなる。
【図１】ローラーによる製造方法を示した斜視図
【図２】打ち抜きによる製造方法を示した斜視図
【図３】使用例斜視図
１ 平面 ２ 凸面 ３ 片段 ４ 潰し部 ５ 波板 ６ 平板 ７ 平ローラー ８ エンボスローラー ９ 打ち抜き板
Claims (3)
- 【請求項１】 平面１と凸面２とで片段３を挟んで潰し
部４を形成し、潰し部４は、波板５にだけ形成されて、
平板６には痕跡を残さない事を特徴とした部分潰し片段
の製造方法。 - 【請求項２】 平面1を平ローラー７にし、凸面２をエ
ンボスローラー８にした、請求項１記載の部分潰し片段
の製造方法。 - 【請求項３】 平面１を打ち抜き台にし、凸面２を打ち
抜き木型に設けて、片段３を打ち抜く際に、打ち抜き部
9に潰し部４を形成した請求項１記載の部分潰し片段の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11106328A JP2000296569A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 部分潰し片段の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11106328A JP2000296569A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 部分潰し片段の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000296569A true JP2000296569A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14430851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11106328A Pending JP2000296569A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 部分潰し片段の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000296569A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003013839A1 (de) * | 2001-08-10 | 2003-02-20 | Model Holding Ag | Oberflächenstrukturierter karton, vorrichtung und verfahren zur herstellung desselben |
| US20130175267A1 (en) * | 2011-03-09 | 2013-07-11 | Shanghai Xinyu Paper Cup Co., Ltd. | Paper cup and method for preparing the same |
| CN103286176A (zh) * | 2012-02-24 | 2013-09-11 | 陆学中 | 碎纸刀片胚料加工工艺及其加工设备 |
| JP2014506549A (ja) * | 2011-01-25 | 2014-03-17 | テトラ・ラヴァル・ホールディングス・アンド・ファイナンス・ソシエテ・アノニム | 液体食品を保存するためのパッケージ、該パッケージの一部を形成するブランク、ブランクのリール、及び繊維系パッケージング材料に触覚パターンを形成する方法 |
| US9809348B2 (en) | 2014-10-31 | 2017-11-07 | Graphic Packaging International, Inc. | Carton having texture |
| CN108675038A (zh) * | 2018-04-27 | 2018-10-19 | 合肥丹盛包装有限公司 | 一种瓦楞纸箱重量误差的控制方法及装置 |
-
1999
- 1999-04-14 JP JP11106328A patent/JP2000296569A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003013839A1 (de) * | 2001-08-10 | 2003-02-20 | Model Holding Ag | Oberflächenstrukturierter karton, vorrichtung und verfahren zur herstellung desselben |
| US9567129B2 (en) | 2011-01-25 | 2017-02-14 | Tetra Laval Holdings & Finance S.A. | Package for storing liquid food, and a blank for forming a part of said package |
| JP2014506549A (ja) * | 2011-01-25 | 2014-03-17 | テトラ・ラヴァル・ホールディングス・アンド・ファイナンス・ソシエテ・アノニム | 液体食品を保存するためのパッケージ、該パッケージの一部を形成するブランク、ブランクのリール、及び繊維系パッケージング材料に触覚パターンを形成する方法 |
| JP2018165176A (ja) * | 2011-01-25 | 2018-10-25 | テトラ ラバル ホールディングス アンド ファイナンス エス エイ | 液体食品を保存するためのパッケージの製造方法 |
| US20130175267A1 (en) * | 2011-03-09 | 2013-07-11 | Shanghai Xinyu Paper Cup Co., Ltd. | Paper cup and method for preparing the same |
| JP2013530896A (ja) * | 2011-03-09 | 2013-08-01 | 上海▲しん▼域紙杯有限公司 | 紙カップ及びその製造工程 |
| US9162790B2 (en) * | 2011-03-09 | 2015-10-20 | Shanghai Xinyu Paper Cup Co., Ltd. | Method for preparing paper cup |
| US20150375890A1 (en) * | 2011-03-09 | 2015-12-31 | Shanghai Xinyu Paper Cup Co., Ltd. | Paper cup and method for preparing the same |
| CN103286176A (zh) * | 2012-02-24 | 2013-09-11 | 陆学中 | 碎纸刀片胚料加工工艺及其加工设备 |
| CN103286176B (zh) * | 2012-02-24 | 2015-07-01 | 陆学中 | 碎纸刀片胚料加工工艺及其加工设备 |
| US9809348B2 (en) | 2014-10-31 | 2017-11-07 | Graphic Packaging International, Inc. | Carton having texture |
| CN108675038A (zh) * | 2018-04-27 | 2018-10-19 | 合肥丹盛包装有限公司 | 一种瓦楞纸箱重量误差的控制方法及装置 |
| CN108675038B (zh) * | 2018-04-27 | 2019-11-05 | 合肥丹盛包装有限公司 | 一种瓦楞纸箱重量误差的控制方法及装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060125 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080206 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080219 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080624 |