JP2000296558A - チューブ拡径装置 - Google Patents

チューブ拡径装置

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JP2000296558A
JP2000296558A JP11107477A JP10747799A JP2000296558A JP 2000296558 A JP2000296558 A JP 2000296558A JP 11107477 A JP11107477 A JP 11107477A JP 10747799 A JP10747799 A JP 10747799A JP 2000296558 A JP2000296558 A JP 2000296558A
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JP11107477A
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Koji Miura
浩二 三浦
Ryuichi Okai
隆一 岡井
Shinji Kato
真次 加藤
Mutsumi Wada
睦 和田
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡素化すると共に作業能率が向上する
チューブ拡径装置を提供することにある。 【解決手段】 軸心P方向にかつ周方向等間隔に配設さ
れた複数本の拡径棒1…と、複数本の該拡径棒1…を保
持して径方向へ移動させる径方向移動手段2と、筒部3
と筒部3の外周面6と連続面状のテーパ面7を有する錐
部4とから成る拡径補助部材5と、拡径補助部材5を軸
心P上に着脱自在に保持すると共にインナーコアCを拡
径補助部材5の筒部3側に着脱自在に保持する保持棒8
と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チューブ拡径装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のチューブ拡径装置(特許第
2524356号)を示している。ところで、一般にケーブル
の配線接続部を被覆する絶縁被覆用チューブとして、ゴ
ム製の常温収縮性チューブTが使用されている。上記拡
径装置は、このチューブTを拡径して円筒状のインナー
コアCの外周面に外嵌し、ユニット体を組立形成するも
のである。インナーコアCは可撓性を有する合成樹脂材
を螺旋状に巻回して円筒状に形成されたものであり、作
業時に於て、ユニット体に配線接続部を挿入した後、チ
ューブT内からインナーコアCを除去してチューブTを
収縮させ、配線接続部をチューブTにて被覆し定着する
ようにしている。
【0003】しかして、従来のチューブ拡径装置の構造
を簡単に説明すると、51は天板53に垂設された円筒状の
上型であり、この上型51に上方の拡径操作盤52が上下ス
ライド可能に外嵌されている。また、架台54の上方には
上下動可能な支持板55が設けられ、この支持板55上に下
方の拡径操作盤56が相対的に上下動可能に設けられてい
る。なお、57はスプリングである。そして、下方の拡径
操作盤56の中心孔部に上方開口凹部を有する下型58が挿
入されている。また、拡径操作盤52,56は、リング部59
と、リング部59に放射状に周方向等間隔で設けられると
共に内端に爪60aを有する複数のスライド体60…と、ス
ライド体60に設けられたネジ孔に螺合して爪60aを径方
向へ移動させるボルト部材61とから成る。さらに、天板
53には空気孔62が貫設されており、エアー配管63からエ
アーが上型51内に供給される。
【0004】しかして、このチューブ拡径装置にてチュ
ーブTを拡径しインナーコアCに外嵌してユニット体を
形成する手順は後述の如くである。 下方の拡径操作盤56の各爪60a…を径方向内方へ移
動させその上にチューブTをセットし、各爪60a…を径
方向外方へ移動させてチューブTの下端開口端縁を拡径
して下型58の外周面に被せ、拡径操作盤56を下方へ退避
させて下型58に嵌め込んだチューブTの下端をクランプ
64にて緊締する。 インナーコアCを上型51に差し込むと共に、上方の
拡径操作盤52の各爪60a…を径方向内方へ移動させてコ
アCの脱落を阻止する。 下型58を引き上げてチューブTの上方開口端縁内に
各爪60a…を入れ、各爪60a…を径方向外方へ移動させ
てチューブTの上方開口端縁を拡径し、上型51の外周面
に被せ、拡径操作盤52を上方へ退避させて上型51に嵌め
込んだチューブTの上端をクランプ64にて緊締する。 高圧エアー源を起動して高圧エアーを上型51を通し
てチューブT内に圧入し、チューブTを膨張させてほぼ
全長に渡って拡径させる。それによってコアCが上型51
内からチューブTを通って落下し、下型58の凹部に嵌ま
る。 その後、チューブT内の高圧エアーを脱気し、下型
58のクランプ64を外してチューブTから下型58を引き抜
く。これにより、チューブTは収縮してコアCの外周面
に密着する。 上型51のクランプ64を外し、拡径操作盤52を下降し
てチューブTの端縁をノックアウトし、これを上型51か
ら脱型することによりユニット体が形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のチューブ拡径装置では、作業手順が多いため
作業性が悪く、また、上下の拡径操作盤52,56及び高圧
エアー源によりチューブTを拡径する大がかりな構造で
あり複雑であった。
【0006】そこで、本発明は、構造が簡素化すると共
に作業能率が向上するチューブ拡径装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るチューブ拡径装置は、弾性材料から
成るチューブを拡径して筒状のインナーコアを挿入し、
該インナーコアの外周面に上記チューブを外嵌被覆する
ためのチューブ拡径装置であって、軸心方向にかつ周方
向等間隔に配設されると共に先端側から上記チューブの
孔部に挿入される複数本の拡径棒と、複数本の該拡径棒
の基端を保持して各拡径棒を径方向へ移動させる径方向
移動手段と、筒部と該筒部の外周面と連続面状でかつ各
拡径棒の先端と相対的に摺接可能なテーパ面を有する錐
部とから成る拡径補助部材と、該拡径補助部材を上記軸
心上に着脱自在に保持すると共に上記インナーコアを拡
径補助部材の筒部側に着脱自在に保持する保持棒とを備
え、上記径方向移動手段にて各拡径棒を径方向外方へ移
動させつつ拡径補助部材の錐部を拡径棒の先端側から軸
心方向に挿入させてチューブを拡径しかつ拡径補助部材
を拡径棒の基端側に貫通させてチューブをインナーコア
に外嵌被覆するように構成したものである。
【0008】また、拡径補助部材の錐部のテーパ面に各
拡径棒の先端が摺接案内されるガイド溝を設けたもので
ある。また、径方向移動手段が、筒体と、該筒体の外周
壁に等間隔放射状にかつ径方向移動自在に設けられると
共に内端が各拡径棒の基端に連結された複数本のボルト
部材と、上記筒体から外部へ突出した各ボルト部材に螺
合する複数個のナット部材とを備え、各ナット部材を同
期回転させて各ボルト部材を介して各拡径棒を径方向へ
移動させるように構成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0010】図1は、本発明のチューブ拡径装置の実施
の一形態を示す。このチューブ拡径装置は、ゴム等の弾
性材料から成る円筒状のチューブT(常温収縮性チュー
ブ)を拡径して円筒状のインナーコアCを挿入し、この
インナーコアCの外周面にチューブTを外嵌被覆してユ
ニット体を組立形成するためのものである。
【0011】構造を具体的に説明すると、図1〜図3に
示すように、このチューブ拡径装置は、左右軸心P方向
にかつ軸心Pを中心として周方向等間隔に配設される複
数本の拡径棒1…と、複数本の拡径棒1…の基端1b…
を保持して各拡径棒1…を径方向へ移動させる径方向移
動手段2と、筒部3とこの筒部3の外周面6と連続面状
のテーパ面7を有する錐部4とから成る拡径補助部材5
と、拡径補助部材5を上記軸心P上に着脱自在に保持す
ると共にインナーコアCを拡径補助部材5の筒部3側に
着脱自在に保持する保持棒8と、を備えている。
【0012】図2と図5に示すように、拡径棒1は、本
体部9と、本体部9の基端1bに設けられると共に本体
部9よりも径方向厚さ寸法の大きい円弧板状の取付片部
10とから成り、拡径棒1の外面に於て、本体部9と取付
片部10との間には段差部11が形成されている。なお、本
実施の形態では、軸心Pをセンターとして4本の拡径棒
1…を周方向等間隔で配設した場合を例示している。
【0013】また、図1と図5に示すように、径方向移
動手段2は、円筒状の筒体12と、筒体12の外周壁に等間
隔放射状にかつ径方向移動自在に設けられると共に内端
が各拡径棒1…の基端1b…に連結固定された複数本の
ボルト部材13…と、筒体12から外部へ突出した各ボルト
部材13…に螺合する複数個のナット部材14…と、各拡径
棒1…の取付片部10…に取付けられた被ガイド棒15…
と、筒体12の外周面に付設されると共に各ボルト部材13
…及び各被ガイド棒15…を挿通案内する孔部を有するガ
イド部材16…と、を備えている。
【0014】しかして、この径方向移動手段2は、図示
省略の同期機構にて各ナット部材14…を同期回転させる
ことにより、各ボルト部材13…を径方向へ同期スライド
させ、それによって各拡径棒1…を径方向へ同期移動す
るよう構成されている。なお、このようなボルト方式に
代えて、旋盤等に用いられているチャック方式を用いて
も良く、各種の拡径機構が採用できる。
【0015】また、17はリニアレールであり、このリニ
アレール17にスライド可能なスライド体18が設けられる
と共に、スライド体18の支柱に径方向移動手段2の上記
筒体12が取付けられており、図示省略の駆動手段にてス
ライド体18をリニアレール17に沿って移動させ、径方向
移動手段2及び各拡径棒1…を軸心P方向に移動させる
ようにしている。なお、筒体12は上記軸心P上に配設さ
れる。
【0016】また、リニアレール17の一端17a側に設け
られたシリンダ取付台19にシリンダ20が水平状に固定さ
れており、このシリンダ20のロッド先端に連結部材21を
介して上記保持棒8が水平状に取付けられている。この
とき、保持棒8は左右軸心Pと同一軸心上とされる。ま
た、連結部材21には軸心P方向に延びる捩じれ防止用被
ガイド杆22が付設されており、上記シリンダ取付台19の
鉛直板23の孔に被ガイド杆22が挿通されている。
【0017】図1と図3と図4に示すように、拡径補助
部材5は上記筒部3と錐部4とから成り、筒部3は円筒
形であり、その内端側には保持棒8の先端と着脱自在に
連結される円板状の蓋壁24が設けられている。
【0018】また、錐部4は、筒部3に連結されると共
に各拡径棒1…の先端1a…と相対的に摺接可能な上記
テーパ面7を有する略円錐状の胴部25と、胴部25の先端
に設けられた胴部25よりも鋭角な先端円錐部26と、を有
している。また、胴部25の外周のテーパ面7は、筒部3
の外周面6及び先端円錐部26の外周テーパ面と(段差の
無い)連続面状とされている。さらに、テーパ面7に
は、各拡径棒1…の先端1a…が摺接案内される4本の
ガイド溝27…が設けられている。なお、ガイド溝27の底
面(テーパ面7)も筒部3の外周面6と段差の無い連続
面状とされる。
【0019】ところで、拡径補助部材5は保持棒8に着
脱自在に保持されるが、その取付構造としては、例え
ば、筒部3の内部にかつ軸心位置に突出する突出棒を蓋
壁24に付設し、この突出棒が保持棒8に設けられた先端
孔部に抜差自在に差し込まれ、拡径補助部材5を軸心P
上に保持する構造としている。
【0020】次に、本発明のチューブ拡径装置の作用及
びインナーコアCにチューブTを被覆してユニット体を
組立形成する手順を説明する。先ず、図1に示すよう
に、スライド体18をリニアレール17の他端17b側に移動
させて拡径棒1…を後退させると共に、シリンダ20を短
縮させて拡径補助部材5を拡径棒1からある程度離間
(後退)させる。
【0021】その後、チューブ拡径装置にチューブTと
インナーコアCをセットする。即ち、図1と図2に示す
ように、径方向移動手段2にて各拡径棒1…を径方向内
方の軸心P近傍位置に移動させて縮径状とし、チューブ
Tの孔部に縮径状とした拡径棒1…を先端1a側から挿
入してチューブTを装着する。なお、チューブ装着前に
各拡径棒1…の外面及びチューブTの内面にグリスを塗
布しておくのが望ましい。また、拡径補助部材5を取外
して保持棒8をインナーコアCの孔部に挿入し、拡径補
助部材5を保持棒8先端に再び取付けて、コアCを拡径
補助部材5の筒部3側(筒部3の内部)に装着する。
【0022】図1と図4に示すように、チューブT及び
インナーコアCのセット後、シリンダ20を伸長駆動して
拡径補助部材5を軸心P方向(矢印A方向)に前進さ
せ、錐部4を拡径棒1の先端1a側から挿入する。つま
り、錐部4の先端円錐部26をチューブTの孔部に挿入
し、さらにその先端円錐部26の先端を4本の拡径棒1…
のセンターに挿入する。
【0023】その後、図3と図5に示すように、径方向
移動手段2にて各拡径棒1…を径方向外方へ移動させつ
つ拡径補助部材5の錐部4を拡径棒1の先端1a側から
基端1b側へ向かって挿入していく。つまり、径方向移
動手段2の各ナット部材14…を同期回転させて各ボルト
部材13…を介して各拡径棒1…を所定の速度で径方向外
方(矢印D方向)へ同期移動させつつ、スライド体18を
所定の速度で(矢印B方向に)前進させて各拡径棒1…
の先端1a…を錐部4側へ移動させていく。
【0024】このとき、チューブTの収縮力に抗して各
拡径棒1…を径方向外方へ拡径状に移動させてチューブ
Tを拡径していく───即ち、チューブTの内部空間を
拡げていく───ため、各拡径棒1…には径方向内方へ
の力が掛かるが、拡径棒1はその基端1bが径方向移動
手段2のボルト部材13にて径方向外方へ引張られ、か
つ、先端1aは錐部4のテーパ面7(ガイド溝27)に沿
って摺動することにより径方向外方へ押圧されるため、
各拡径棒1…は撓まずに相互に平行状態を維持され、チ
ューブTを均一な径で拡径していく。即ち、拡径補助部
材5によって拡径棒1の先端1a側の拡径移動(径方向
外方への移動)を補助している。なお、拡径によってチ
ューブTの長さは多少短くなるが、このときのチューブ
Tの長さと略等しい長さ寸法に拡径棒1の本体部9は設
定されている。
【0025】各拡径棒1…が径方向外方へ移動してその
先端1a…が拡径補助部材5のテーパ面7のガイド溝27
…を通過すると、図6に示すように、各拡径棒1…の先
端1a…は拡径補助部材5の筒部3の外周面6に乗り上
げ、外周面6に沿って軸心P方向に進む。このとき、径
方向移動手段2の駆動が一時停止し、各拡径棒1…は平
行状態を維持しつつ筒部3を矢印B方向に摺動前進す
る。
【0026】そして、各拡径棒1…と拡径補助部材5と
の相対的移動により、図7に示すように、拡径補助部材
5が拡径棒1の基端1b側へさらに進むと、錐部4が基
端1bから抜け、筒部3の外端3aが拡径棒1の本体部
9の長手方向中間位置に達する。この状態のとき、径方
向移動手段2が再起動して各拡径棒1…の基端1b…が
径方向外方へ僅かに移動する。すると、チューブTの収
縮力により各拡径棒1…に撓みが生じ、各先端1a…が
軸心P側へ傾斜する。
【0027】それによって、チューブTは各拡径棒1…
の外面を先端方向に向かって滑り始め、チューブTの端
部28がインナーコアCの端部外周面に外嵌される。この
状態になれば、拡径補助部材5全体を拡径棒1の基端1
bに貫通させて抜き取り、その後、図8に示す如く、ス
ライド体18を(矢印E方向に)後退させることにより、
チューブTとコアCの間から各拡径棒1…の先端1a…
が抜き取られ(チューブTが各拡径棒1…を滑って)、
チューブTがコアCに外嵌被覆されてユニット体Uが組
立形成される。
【0028】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れず、例えば、拡径補助部材5の筒部3にもガイド溝を
形成し、錐部4の各ガイド溝27…と連続状とするも良
い。また、拡径棒1の本数は3本とすることも可能では
あるが、1本当たりに掛かる負荷が大きくなるため拡径
棒1の強度を高める必要がありかつチューブTの拡径寸
法を大きくする必要があるため、4本以上が望ましい。
また、拡径補助部材5の錐部4及び筒部3の形状は、拡
径棒1の本数に対応した外面多角形状であっても良い。
つまり、例えば、拡径棒1が5本であれば錐部4を五角
錐状とし、筒部3を五角形筒状とする。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
【0030】(請求項1によれば)装置構造が簡素化す
ると共に、チューブTを拡径してインナーコアCに外嵌
被覆する作業手順が減少し、作業能率が向上する。 (請求項2によれば)チューブTの拡径時に於て、各拡
径棒1…の先端1a…がガイド溝27…に沿って確実かつ
スムースに摺動案内され、各拡径棒1…は相互に平行状
態を維持したまま径方向外方へ移動してチューブTを均
一に拡径できる。 (請求項3によれば)径方向移動手段2の構造が簡単で
あり、容易に作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す一部断面正面図で
ある。
【図2】軸心方向から見た拡径棒の配置状態を示す要部
断面図である。
【図3】軸心方向から見たチューブ拡径状態を示す要部
断面図である。
【図4】チューブ拡径工程を示す第1の作用説明図であ
る。
【図5】チューブ拡径工程を示す第2の作用説明図であ
る。
【図6】チューブ拡径工程を示す第3の作用説明図であ
る。
【図7】チューブをインナーコアに外嵌する状態を示す
第1の作用説明図である。
【図8】チューブをインナーコアに外嵌する状態を示す
第2の作用説明図である。
【図9】従来例を示す断面正面図である。
【符号の説明】
1 拡径棒 1a 先端 1b 基端 2 径方向移動手段 3 筒部 4 錐部 5 拡径補助部材 6 外周面 7 テーパ面 8 保持棒 12 筒体 13 ボルト部材 14 ナット部材 27 ガイド溝 C インナーコア P 軸心 T チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 真次 埼玉県熊谷市新堀1008番地 三菱電線工業 株式会社熊谷製作所内 (72)発明者 和田 睦 兵庫県尼崎市東向島西之町8番地 三菱電 線工業株式会社内 Fターム(参考) 4F211 AD03 AD05 AD12 AD27 AG03 AG08 AH43 SA11 SC01 SD04 SJ01 SJ06 SJ13 SJ15 SJ22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性材料から成るチューブを拡径して筒
    状のインナーコアを挿入し、該インナーコアの外周面に
    上記チューブを外嵌被覆するためのチューブ拡径装置で
    あって、軸心方向にかつ周方向等間隔に配設されると共
    に先端側から上記チューブの孔部に挿入される複数本の
    拡径棒と、複数本の該拡径棒の基端を保持して各拡径棒
    を径方向へ移動させる径方向移動手段と、筒部と該筒部
    の外周面と連続面状でかつ各拡径棒の先端と相対的に摺
    接可能なテーパ面を有する錐部とから成る拡径補助部材
    と、該拡径補助部材を上記軸心上に着脱自在に保持する
    と共に上記インナーコアを拡径補助部材の筒部側に着脱
    自在に保持する保持棒とを備え、上記径方向移動手段に
    て各拡径棒を径方向外方へ移動させつつ拡径補助部材の
    錐部を拡径棒の先端側から軸心方向に挿入させてチュー
    ブを拡径しかつ拡径補助部材を拡径棒の基端側に貫通さ
    せてチューブをインナーコアに外嵌被覆するように構成
    したことを特徴とするチューブ拡径装置。
  2. 【請求項2】 拡径補助部材の錐部のテーパ面に各拡径
    棒の先端が摺接案内されるガイド溝を設けた請求項1記
    載のチューブ拡径装置。
  3. 【請求項3】 径方向移動手段が、筒体と、該筒体の外
    周壁に等間隔放射状にかつ径方向移動自在に設けられる
    と共に内端が各拡径棒の基端に連結された複数本のボル
    ト部材と、上記筒体から外部へ突出した各ボルト部材に
    螺合する複数個のナット部材とを備え、各ナット部材を
    同期回転させて各ボルト部材を介して各拡径棒を径方向
    へ移動させるように構成した請求項1又は2記載のチュ
    ーブ拡径装置。
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