JPH0237344Y2 - - Google Patents

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JPH0237344Y2
JPH0237344Y2 JP15124785U JP15124785U JPH0237344Y2 JP H0237344 Y2 JPH0237344 Y2 JP H0237344Y2 JP 15124785 U JP15124785 U JP 15124785U JP 15124785 U JP15124785 U JP 15124785U JP H0237344 Y2 JPH0237344 Y2 JP H0237344Y2
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JP
Japan
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piping material
circumferential surface
screw
inner circumferential
annular protrusion
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JP15124785U
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  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、あらかじめ敷設されたさや管内に合
成樹脂管などの可撓性配管材を通管するために用
いられる引き込み具に関するものである。
(従来の技術) 近年、集合住宅などにおける給水、給湯用の配
管施工方法として、あらかじめコンクリートスラ
ブ中に金属製または合成樹脂製のさや管を埋設し
ておき、あとで該さや管内に被覆銅管や合成樹脂
管などの可撓性配管材を引き込む配管施工方法、
いわゆるさや管施工方法が採用されてきている。
このようなさや管施工方法において、さや管内
に可撓性配管材を引き込むために用いられる工具
として、例えば実開昭59−191269号公報記載のよ
うに、一端にフランジ3′を備えた芯金2′に厚肉
の弾性体4′と進退自在な弾性体加圧手段5′が装
着され、芯金の他部に牽引用ワイヤー7′を取着
した通管工具が知られている(第8図参照)。
この場合、可撓性配管材1′の内周面を押圧す
る弾性体4′の押圧力はナツト5′の回動によつて
調整できるが、ナツト5′の締め付けが弱すぎる
と引き込みの際に配管材1′がはずれることがあ
り、逆に、ナツト5′を締め付けすぎると、例え
ば配管材1′がポリエチレンなどの合成樹脂管の
場合、引き込みの途中で摩擦抵抗が生じると、配
管材の伸びや切断が生じて管の品質が損なわれる
という欠点があつた。また、上記工具の場合、引
き込み側の工具先端が角張つているので、引き込
みの際、工具先端がさや管の内面に引つ掛かつて
引き込み作業がスムーズに行えず、多大の労力を
強いられるという欠点もあつた。
(本考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記従来の引き込み具の欠点を解消
し、さや管内への可撓性配管材の引き込み作業を
スムーズに行え、仮に引き込みの際、さや管と配
置材との間に過大な摩擦抵抗が生じても、配管材
の途中で伸びや切断が生じない引き込み具を提供
するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、丸みをおびた先端部を有し、外周面
の一部にねじが設けられた胴部と、該胴部の一端
に軸方向に延設された尾部とを有し、該尾部の先
端外周に、環状突出部が設けられてなる治具本体
と、内周面に前記治具本体の胴部のねじに螺合す
るねじが設けられると共に端部内周面に開口側に
向かつて拡大するテーパ面が設けられてなる筒状
ナツトとからなる可撓性配管材の引き込み具に存
するものである。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図は本考案引き込み具の一例を示す一部切
欠き断面図、第2図および第3図は各部材を示す
一部切欠き断面図である。
図において、1は治具本体、2は筒状ナツトで
ある。
治具本体1は胴部3と尾部4とからなつている
(第2図参照)。胴部3の外周面の一部にはねじ3
1が設けられ、一方、ねじ31の設けられていな
い部分の先端32は球面状に面取り加工されて丸
みをおびている。尾部4は胴部3の一端より段落
ちされて、軸方向に延設されており、その先端外
周に環状突出部5が形成されている。環状突出部
5の一側面にはテーパ面51が設けられている。
環状突出部5の外径は後述の可撓性配管材の内径
にほぼ等しいかまたはわずかに小さくなされてい
る。環状突出部5を除く尾部4の外径D1は次の
条件()を満足するようにきめればよい。
D1<D2、 D23−D2≧2d () ここでD2、dはそれぞれ可撓性配管材の内径
および肉厚、D3は胴部3の外径をあらわす。
尾部4の軸方向の長さは胴部3のねじ部の長さ
の0.5〜1.0倍にするのがよい。
6は牽引用のワイヤーを挿通するための通孔で
ある。
筒状ナツト2の内周面には、第3図に示すよう
に、胴部3のねじ31に螺合するねじ21が設け
られ、端部内周面(環状突出部5側の)に開口側
に向かつて拡大するテーパ面22が設けられてい
る。該テーパ面22により後述の配管材の挿入、
装着を容易に行える。テーパ面22が設けられた
端部外周には切欠き部23,23が設けられてい
る。筒状ナツト2の外径はさや管内に引き込まれ
る可撓性配管材の外径にほぼ等しいか、またはわ
ずかに小さくなされている。
しかして、治具本体1の胴部3の外周に設けら
れたねじ31に筒状ナツト2の内周面に設けられ
たねじ21が螺合されて本考案の引き込み具が構
成されている。
次に、本考案の引き込み具の使用状態について
説明する(第4図〜第7図参照)。
まず、ハサミなどを用いて可撓性配管材7の端
部管壁にV字状のノツチ71を2ケ所いれる。
次いでノツチ71をいれた端部を、手で偏平さ
せながら引き込み具の尾部4に外挿し、筒状ナツ
ト2と尾部4との間で形成される間隙内に装着す
る(第5図参照)。そして、第6図に示すように、
筒状ナツト2を回動してねじ戻し、配管材7の端
部外周を筒状ナツト2の端部内周面のテーパ面2
2およびねじ21で締め付ける。
尚、8は牽引用のワイヤーであり、あらかじめ
さや管9内に挿通され、治具本体1の通孔6に挿
入されて環状突出部5に係止されている。
しかるのち、第7図に示すように、ワイヤー8
をさや管9の他端側(図示せず)より引つ張つて
配管材7をさや管9内に引き込む。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、治具本体の先
端部が丸みをおびているので、小径のさや管でつ
ても、引き込み具先端がさや管の内面に引つ掛か
ることなく、配管材の引き込み作業をスムーズに
行える。
また、配管材の先端部は筒状ナツトの内周面と
胴部との間で縮径され、該縮径部が環状突出部に
係止されるので、引き込み途中ではずれることが
ない。
さらに、配管材の先端部は縮径されて断面積が
小さくなつているので、仮に引き込みの途中で過
度の摩擦抵抗が生じても、配管材の先端部で必ず
伸び、抜けまたは切断が生じ、従来のように配管
材の途中で伸びや切断が生じることがなく、引き
込み管の品質が損なわれない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案引き込み具の一例を示す一部切
欠き断面図、第2図および第3図は各部材を示す
一部切欠き断面図、第4図〜第7図は本考案引き
込み具の使用状態を示す説明図、第8図は従来の
通管工具を示す一部切欠き説明図である。 1……治具本体、2……筒状ナツト、21……
ねじ、22……テーパ面、3……胴部、31……
ねじ、4……尾部、5……環状突出部、51……
テーパ面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 丸みをおびた先端部を有し、外周面の一部にね
    じが設けられた胴部と、該胴部の一端に軸方向に
    延設された尾部とを有し、該尾部の先端外周に、
    環状突出部が設けられてなる治具本体と、内周面
    に前記治具本体の胴部のねじに螺合するねじが設
    けられると共に端部内周面に開口側に向かつて拡
    大するテーパ面が設けられてなる筒状ナツトとか
    らなる可撓性配管材の引き込み具。
JP15124785U 1985-10-02 1985-10-02 Expired JPH0237344Y2 (ja)

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JP15124785U JPH0237344Y2 (ja) 1985-10-02 1985-10-02

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JP15124785U JPH0237344Y2 (ja) 1985-10-02 1985-10-02

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JPS6259380U JPS6259380U (ja) 1987-04-13
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JP15124785U Expired JPH0237344Y2 (ja) 1985-10-02 1985-10-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH084945A (ja) * 1994-06-23 1996-01-12 Ryowa Sanshi Kk 二重配管における通管用具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH083806Y2 (ja) * 1989-08-24 1996-01-31 大阪瓦斯株式会社 合成樹脂製管の牽引装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH084945A (ja) * 1994-06-23 1996-01-12 Ryowa Sanshi Kk 二重配管における通管用具

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JPS6259380U (ja) 1987-04-13

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