JPS6321133Y2 - - Google Patents

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JPS6321133Y2
JPS6321133Y2 JP1982192397U JP19239782U JPS6321133Y2 JP S6321133 Y2 JPS6321133 Y2 JP S6321133Y2 JP 1982192397 U JP1982192397 U JP 1982192397U JP 19239782 U JP19239782 U JP 19239782U JP S6321133 Y2 JPS6321133 Y2 JP S6321133Y2
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JP
Japan
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wire
pipe
pipe bodies
pipe body
wheel
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JP1982192397U
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JPS5995716U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は延線端部を具合よく金車通過せしめる
ための延線端部補助具に関する。
例えばプレハブ架線工法などでは、延線端部に
引留クランプが直接圧着され、これにジヨイント
プロテクターが被覆されて、これら延線端部が金
車を通過せしめられる訳であるが、この場合長い
延線端部が金車通過せしめられるので、端部がス
ムーズに金車上に乗り上らず、延線張力により無
理に金車を通過せしめるため、シヨツクがひど
く、ことに最近低張力延線工法として注目をあび
ている吊金車延線工法の場合には吊金具の径が小
さいこともあつて、とくに延線端部を具合よく金
具通過せしめることがむずかしい。
このため出願人は先に第1図に示すような延線
端部補助金具を提案した。これは直角クレビス
1,2,3,4……をユニバーサルブロツクによ
り順次連結し、直角クレビス1,2,3,4……
の屈曲角が順次先端にゆくほど大きくなるように
したものを、電線10の先端の延線端部20の先
に連結し、このクレビスの先に延線ワイヤ30を
連結するようにしてなるものであつて、金車40
に延線端部20を通過せしめる場合、この直角ク
レビス1,2,3,4−−−−がまず順次屈曲し
つつ金車40上に無理なく乗り上げ、これが案内
となつて延線端部20が具合よく金車40上を通
過できるようにしてなるものである。
しかし、上記従来提案の補助金具の場合には、
金具自体によつて大きな延線張力を負担する構造
となつているため、各クレビスのジヨイント部に
その張力に耐えるだけの強度が要求され、必然的
に強度の強い鋼材が使用される上大型化し、全体
が必要以上に重くなる上、構造の複雑化製造上の
煩雑化は避けられない。
本考案は上記の如き実情にかんがみてなされた
ものであり、従来構造の如く、補強金具延線張力
を直接負担することなく延線端部を具合よく金車
通過せしめ得る改良された延線端部補助具を提供
しようとするものである。
以下に実施例に基いて詳細に説明する。
第2図は本考案に係る補助具により延線端部2
0を金車40上に通過せしめている様子を示す説
明図である。
電線10の端部に取付けられた延線端部20に
は延線ワイヤ30が直接連結されている。しかし
て延線ワイヤ30には、図示されるような外周面
がテーパー状よりなり順次大径より小径と変る複
数個のパイプ体11,12,13,14……が嵌
合されている。
第3図は、そのようなパイプ体11,12,1
3,14……の構成の一例を示した一部断面を有
する正面図であつて、パイプ体が延線ワイヤ30
に嵌合されている様子を示す。
パイプ体の内部には延線ワイヤ30が遊嵌可能
な貫通孔112があり、外形は截頭円錐体状より
なり、表面が先細りテーパー111をもつて構成
されている。図中113はビスであつて、必要に
よりビス113の先端が延線ワイヤ30に当接さ
れパイプ体が延線ワイヤ30の長手方向にずれ動
かないよう係止せしめ得るようになつている。第
3図の如き構成をもつてなるパイプ体11,1
2,13,14……は第2図に示すように延線端
部20側において大径であつてかつテーパーの大
径側が位置するようにし、これらパイプ体11,
12,13,14……は延線端部20より離れる
につれて小径となるように配置し、パイプ体1
1,12,13,14……を配列した状態におい
て外面テーパーが次第に先に行くほど(延線端部
20を離れるほど)先細りとなるようになつてい
る。
パイプ体11,12,13,14……のそれぞ
れは関節運動ができるように相互の間隔が延線端
部20より離れるにつれて小さくなるように配列
するのがよい。
このように構成配列されてなることにより延線
張力は延線ワイヤ30そのものが負担しパイプ体
11,12,13,14……には延線張力が全く
かからないから材料としては必ずしも鋼材である
必要はなくアルミニウムあるいはアルミ合金、さ
らには硬質ゴムあるいはプラスチツクの如き軽量
な材料を使用することができる。
以上のように構成されてなる本考案に係る補助
具をもつてすれば、補助具には延線張力は直接加
わらない上パイプ体相互間のジヨイントを不要と
するため軽量小型化せしめることができ、そし
て、先細り配列となつているから細い先端は容易
に金車に乗り上げ易く、きわめてスムーズに金車
に入つて行き、そして、パイプ体それぞれはバラ
バラの構成であるからそれぞれは独立して屈曲自
在であり延線端部をきわめて円滑に金車上に案内
して行くことが可能となる。
そしてまたパイプ体それ自体の数は簡単に増減
することができるから、延線する電線のサイズあ
るいは延線端部自体の大小、さらに通過せしめる
金車の大小などによりパイプ体の数を増減した
り、その径を変化させたりすることがきわめて容
易であり、延線条件に応じてつねに最適構成を選
ぶことができるなど、数々の利点を発揮できるも
のであつて、その意義はけだし大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の延線端部補助金具を示す説明
図、第2図は本考案に係る延線端部補助具の使用
状態を示す説明図、第3図は本考案に係る延線端
部補助具を構成する単位パイプ体の構成を示す一
部断面を有する正面図である。 10:電線、11,12,13,14:パイプ
体、20:延線端部、30:延線ワイヤ、40:
金車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電線の延線端部に連結せられた延線ワイヤの延
    線端部側近傍に離間状態で配列嵌合される複数個
    のパイプ体より構成し、各パイプ体は外周を先細
    りテーパー状に形成されると共に、延線端部より
    離れるにつれ各パイプ体の外径及びパイプ体相互
    の間隔が順次小となるようにかつ上テーパーが順
    次先細りとなるように構成してなる送電線の延線
    端部補助具。
JP19239782U 1982-12-20 1982-12-20 送電線の延線端部補助具 Granted JPS5995716U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19239782U JPS5995716U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 送電線の延線端部補助具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19239782U JPS5995716U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 送電線の延線端部補助具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5995716U JPS5995716U (ja) 1984-06-29
JPS6321133Y2 true JPS6321133Y2 (ja) 1988-06-10

Family

ID=30414059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19239782U Granted JPS5995716U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 送電線の延線端部補助具

Country Status (1)

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JP (1) JPS5995716U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843373Y2 (ja) * 1979-06-29 1983-10-01 日立電線株式会社 延線用連結金具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5995716U (ja) 1984-06-29

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