JPH0417232Y2 - - Google Patents

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JPH0417232Y2
JPH0417232Y2 JP2617687U JP2617687U JPH0417232Y2 JP H0417232 Y2 JPH0417232 Y2 JP H0417232Y2 JP 2617687 U JP2617687 U JP 2617687U JP 2617687 U JP2617687 U JP 2617687U JP H0417232 Y2 JPH0417232 Y2 JP H0417232Y2
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JP
Japan
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rib
piece
fork
clamp
arm
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JPS63133331U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はクランプに関するもので、ガラス製の
実験器具のスリーブ・ジヨイント、ボール状(球
面座状)・ジヨイント、セパラブル・フラスコな
どの固定、メスシリンダーなどの底のフランジや
ビーカーの開口部のフレア部と台などの固定、フ
ランジと平板との固定などに用いる器具に係わる
ものである。
〔技術の背景〕
ガラス製などの実験器具同志のテーパー付スリ
ーブ・ジヨイント部、ボール・ジヨイント部、セ
パラブル・フラスコのフランジ部などの接続部を
例えば軸方向に挾持するクランプには接続部に当
接するフオーク毎の腕相互の間隔が固定されたも
の、実開昭53−57995号公報のようにはさみの内
面に耐熱ゴム板を貼つたもの、特開昭53−83189
号公報のように弧状の板ばねで示される輪状に形
成すると共に先端側を解放した弾性挾持片を有す
るもの、被挾持物の軸方向に撓む板ばね材料の当
接部を有するもの、被挾持部の軸方向に板ばね材
料の挾持部が押圧するものなどが知られている。
フオークの腕に弾性変形可能な部分を有するクラ
ンプの多くはフオークの先の腕同志の間隔が小さ
くなつていて、フオークの弾性的な変形を生ずる
ための力はフオークを取扱う者がクランプを指で
押すまたは引くことでクランプを被挾持物から着
脱する力と直接の関係を有する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案の目的は例えばガラス製の実験器具のジ
ヨイントなどを増加された力でおさえることがで
きるクランプを提供することである。本考案の別
の目的は実験器具のジヨイントなどをジヨイント
の軸の中心方向におさえる作用を有するクランプ
を提供することである。本考案のさらに別の目的
は着脱が容易で実験器具のジヨイントなどの軸の
中心方向におさえる作用が改良されたクランプを
提供することである。本考案のさらに別の目的は
簡単な構造のクランプを提供することである。本
考案のさらに別の目的は簡単に製作できるクラン
プを提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は(1)押圧用可動フオークを有するクラン
プにおいて、該フオークの腕が可撓リブ状片を有
し、該リブ状片の突出方向が該フオークの腕の押
圧する方向および該フオークで押される物体の該
フオークで挾持される断面の中心方向の間の方向
に向いていることを特徴とするクランプ、ならび
に (2)フオークの腕が該腕が延びる方向に向き切欠き
部、該切欠部に差込んだリブ状片ならびに該リブ
状片および該切欠部の内方の壁の間にある充填部
材を有することを特徴とする第1項記載のクラン
プを提供する。
本考案のクランプはフオークの腕の断面に偏平
な断面のリブ状片を有し該リブ状片が部分的ない
し全体を可撓的に腕とねじれてクランプ作用を生
ずるものである。
本考案を図面を併せて参照して以下に説明す
る。
第1図に示す例は縦の方向を向くジヨイントの
半径方向の膨張部を上および下から押すクランプ
の例である。第1図に示すクランプは図の上方の
腕から内方の斜め下方に突出すリブ状片および下
方の腕から内方の斜め上方に突出すリブ状片を有
する。
リブ状片の断面形状は矩形、長軸方向に半裁し
た長円、半裁オーバル形、偏平な三角形などのも
のを用いることができる。リブ状片を構成する材
料はフオークの腕を構成する材料と同じまたは異
なることができ、例えばプロピレン系樹脂、塩化
ビニル系樹脂などの熱可塑性樹脂、必要に応じて
繊維で補強した熱可塑性樹脂、補強繊維を含有す
るまたはしないフエノール樹脂、ポリエステル樹
脂、りん青銅、ばね用綱などのリブ状片をフオー
クの腕と別体またはうめこみ、インサート成型し
たものを用いることができる。合成樹脂製のリブ
状片を用いる場合にリブ状片およびフオークの腕
の接する近くにリブ状片に薄肉化された部分を設
けることができる。
本考案のクランプは腕およびリブ状片を別に製
作して次のようにして組立てることができる。
第2図イの示す例は略C型断面を有する例えば
カーテン・レールのような金属部品、中空部を有
する円形環断面または中空部を有する角柱などの
金属、合成樹脂製の材料に切削により長手方向に
部分的ないし全長にわたる切欠部を設けたものを
用意する。次いで切欠部にリブ状片を、リブ状片
と管状物の内壁の間にゴム、弾性のある合成樹脂
片などの弾性部材、木材片などの充填材料を挿し
込む。次いで金属の管状物を外から圧して塑性加
工を施し、合成樹脂の管状物にあつては加熱して
外から押圧する。次いで必要により穿孔してボル
ト穴を形成する。以上の工作は少数のクランプを
製作する場合に、手近にある材料および工具を用
いてクランプを製作できるものである。
別体のリブ状部品をフオークの腕に組付ける別
の形態のものを第2図ロないし第2図ヘに示す。
第2図ロはY字状断面のリブ状片、第2図ハは板
状のリブ状片をヘ字状の添え板状部材で挾んだも
の、第2図ニはヘ字状断面のリブ状片を硬質ゴム
などの添え板状部材で挾んだもの、第2図ホはへ
字状断面のリブ状片を示す。これらのリブ状片を
フオークの腕に取付ける手段は接着、リベツト、
ねじ、リブ状片の長さ方向の端の外にのびる添え
板状部材をワイヤ、帯状物で巻回する形態、リブ
状片の長さ方向の途中に設けた切欠き部をワイ
ヤ、帯状物で巻回する形態などである。
本考案のクランプのフオークの腕の断面のリブ
状片の取付けの根元の位置は例えば第2図イの場
合について述べると、左方の腕の右側の縦の面、
右下の角、下の面に小さな幅のリブ状片の根元を
位置させることができる。別の例として例えば第
2図ヘのようにJ字形断面のリブ状片をフオーク
の外方からまわりこませる形態とすることができ
る。フオークの腕および/またはリブ状片にはク
ランプの使用時にリブ状片が過度にその向きを変
えることおよび/またはクランプ作用を失う方向
に向くことを防止するために突条、張り出しなど
によるストツパーを設けることができる。
本考案のクランプのリブ状片がフオーク状の腕
に沿つて延びる途中にリブの幅方向に向かつてほ
ぼ直角または斜めに切目を設けることができ、リ
ブ状片を彎曲した腕に取付け易くでき、クランプ
されるものの外形にリブ状片を広く当接させるこ
とができる。
本考案のクランプはリブ状片の先に滑り止め用
のゴムなどを塗布、貼付、被覆などにより被着し
て使用することができる。
本考案のクランプはフオークの腕を有するクラ
ンプに適用できる。それらのクランプの例をあげ
るとU字形ばねの端が2つのフオークを有するも
の、クリツプのようにシーソー運動を行なうレバ
ーの先にフオークを有するもの、馬啼形のフオー
ク対をボルトとナツトで締めるものなどである。
メスシリンダーなどの底を台にクランプする場合
には例えばクリツプ形の一方のレバーの先にフオ
ークの腕を設け、もう一方の腕状部の先が板状の
ものを用いることができる。
〔作用〕
例えば第3図のガラス製実験器具のオスメス一
対のテーパー付スリーブジヨイントを本考案のク
ランプを用い固定する場合、あらかじめオスメス
一対のスリーブジヨイント7を接続し、該接続さ
れたスリーブジヨイント7の引つ掛かり部分に、
ボルトをゆるめた一対のフオーク1のリブ状片2
を上下から接触する。次にボルト6を締め付ける
ことにより、上下一対のリブ状片2で接続された
オスメススリーブジヨイントを締め付け固定す
る。また第4図はガラス製実験器具のセパラブル
フラスコを固定した例である。
〔効果〕
本考案のジヨイントの構造は次のような効果を
有する。
(1) 例えばガラス製の実験器具などのスリーブジ
ヨイントなどの外径の膨張部を例えばジヨイン
トの軸方向に押さえる時にジヨイントの軸中心
に向う方向に押える。
(2) ガラス製の実験器のスリーブジヨイントなど
に簡単に少ない操作工程で装着できる。
(3) スリーブジヨイントなどを軸方向に押えてい
るクランプのフオークの腕を押えている反対の
軸方向に動かして、軸中心に向つているクラン
プの押圧力を低減させ、容易にクランプをジヨ
イントから離間させることができる。
(4) フオークの腕にリブ状片を有する簡単な構造
であり、容易に製作することができる。
(5) リブ状片を別体として製作し、従来から用い
られている例えば剛性のあるフオークを備える
クランプに容易に取付けて使用することができ
る。
(6) リブ状片を後で取付けるクランプにあつて
は、リブ状片を容易に交換できる。
(7) リブ状片がジヨイントをたわみによつて押え
る作用を有し、ジヨイントなどの外径が少し異
なつていてもジヨイントなどを軸中心に向つて
押えることができる。
(8) クランプがジヨイントなどを外周方向から押
える部分の製造時の公差を大きく許容すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例を示す斜視図、第2図は
本考案のクランプの一方のフオークを例を示す断
面図、第3図は本考案のクランプを用いオスメス
一対のスリーブジヨイントを固定した例を示す断
面図また第4図はセパラブルフラスコを固定した
例を示す側面概略図である。 図中で1はフオーク、2はリブ状片、3はスト
ツパー、4は滑り止め用被覆、5は弾性部材、6
はボルト、7はオスメス一対のスリーブジヨイン
ト、8はセパラブルフラスコである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 押圧用可動フオークを有するクランプにおい
    て、該フオークの腕が可撓リブ状片を有し該リ
    ブ状片の突出方向が該フオークの腕の押圧する
    方向およびがフオークで押される物体の該フオ
    ークで挾持される断面の中心方向の間の方向に
    向いていることを特徴とするクランプ。 (2) フオークの腕が該腕が延びる方向に向き切欠
    き部、該切欠部の内方に差込んだリブ状片なら
    びに該リブ状片および該切欠部の内方の壁の間
    にある充填部材を有することを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のクランプ。
JP2617687U 1987-02-24 1987-02-24 Expired JPH0417232Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2617687U JPH0417232Y2 (ja) 1987-02-24 1987-02-24

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JP2617687U JPH0417232Y2 (ja) 1987-02-24 1987-02-24

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Publication Number Publication Date
JPS63133331U JPS63133331U (ja) 1988-08-31
JPH0417232Y2 true JPH0417232Y2 (ja) 1992-04-17

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JP2617687U Expired JPH0417232Y2 (ja) 1987-02-24 1987-02-24

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