JPS5916726A - コントロ−ルケ−ブルのアウタケ−シングの製造装置 - Google Patents
コントロ−ルケ−ブルのアウタケ−シングの製造装置Info
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- JPS5916726A JPS5916726A JP57127378A JP12737882A JPS5916726A JP S5916726 A JPS5916726 A JP S5916726A JP 57127378 A JP57127378 A JP 57127378A JP 12737882 A JP12737882 A JP 12737882A JP S5916726 A JPS5916726 A JP S5916726A
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- casing
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C1/00—Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
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- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
- B29C48/05—Filamentary, e.g. strands
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- B29C48/151—Coating hollow articles
- B29C48/152—Coating hollow articles the inner surfaces thereof
- B29C48/153—Coating both inner and outer surfaces
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Flexible Shafts (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、アウタケーシングにインナケーブルを摺動自
由に挿通して操作力を伝達するようにしたコントロール
ケーブルのアウタケーシングの製造方法およびその方法
の実施に使用する装置に関するものである。
由に挿通して操作力を伝達するようにしたコントロール
ケーブルのアウタケーシングの製造方法およびその方法
の実施に使用する装置に関するものである。
従来、アウタケーシングにインナケーブルを摺動自由に
挿通して操作力を伝達するようにしたコントロールケー
ブルのアウタケーシングは、平鋼線を螺旋状に密着巻き
して、その外周を合成樹脂で被覆したものが主に用いら
れていたが、近時、軽量化或いはコスト低減を計る上か
ら、単一層の合成樹脂パイプに代わりつつある。しかし
ながら、このような単一層の合成樹脂パイプは、温度変
化に伴なう長さの変化が大きく、また、圧縮荷重に弱く
て座屈し易く、インナケーブルの円滑な摺動が妨げられ
る等の欠点があり、かかる欠点を除去するために、第１
図に示すように、単一層の合成樹脂パイプからなるケー
シング本体２の肉厚内に、補強用として金属線材３を軸
心と平行に埋め込んだアウタケーシング１が提案された
。
挿通して操作力を伝達するようにしたコントロールケー
ブルのアウタケーシングは、平鋼線を螺旋状に密着巻き
して、その外周を合成樹脂で被覆したものが主に用いら
れていたが、近時、軽量化或いはコスト低減を計る上か
ら、単一層の合成樹脂パイプに代わりつつある。しかし
ながら、このような単一層の合成樹脂パイプは、温度変
化に伴なう長さの変化が大きく、また、圧縮荷重に弱く
て座屈し易く、インナケーブルの円滑な摺動が妨げられ
る等の欠点があり、かかる欠点を除去するために、第１
図に示すように、単一層の合成樹脂パイプからなるケー
シング本体２の肉厚内に、補強用として金属線材３を軸
心と平行に埋め込んだアウタケーシング１が提案された
。
本発明は、このようなアウタケーシングの製造方法及び
その方法の実施に使用する装置を提供することを目的と
するものである。
その方法の実施に使用する装置を提供することを目的と
するものである。
以下、本発明装置の実施例を添付図面に基づいて説明し
、その作用の説明によって本発明方法の実施例を明らか
にする。
、その作用の説明によって本発明方法の実施例を明らか
にする。
まず、第２図において、本発明に係るアウタケーシング
の製造工程の概要について説明すると、押出成形機Ａの
ヘッド４にスクリュー５によって溶融合成樹脂が送り込
まれて、ヘッド４に装置したグイとニップルの間の間隙
から管状のケーシング本体２を押し出すと同時に、押出
成形機Ａの後方からテンションローラ６でテンションを
付与しつつ線材３を前記したグイとニップルの間の間隙
に供給し、ケーシング本体２の肉厚内に線材３を埋め込
んだアウタケーシング１が、水槽等の冷却装置Ｂ内を通
って冷却された後、引取機Ｃのローラａによって図の左
方に引き取られて、切断等の次の工程に送られるように
なっている。
の製造工程の概要について説明すると、押出成形機Ａの
ヘッド４にスクリュー５によって溶融合成樹脂が送り込
まれて、ヘッド４に装置したグイとニップルの間の間隙
から管状のケーシング本体２を押し出すと同時に、押出
成形機Ａの後方からテンションローラ６でテンションを
付与しつつ線材３を前記したグイとニップルの間の間隙
に供給し、ケーシング本体２の肉厚内に線材３を埋め込
んだアウタケーシング１が、水槽等の冷却装置Ｂ内を通
って冷却された後、引取機Ｃのローラａによって図の左
方に引き取られて、切断等の次の工程に送られるように
なっている。
次に、第３図に基づいて本発明装置の一実施例を詳細に
説明すると、押出成形機Ａの基体１１の先端部の上面に
ピン１２によって取付けられたヘッド４内の中央部には
、水平方向の装置孔１３が透設されており、このヘッド
４の前面中央部に装置孔１３と連通して凹成された取付
孔１４内にはダイ１５が嵌着され、ヘッド４の前面に中
心孔１６を透設した蓋体１７を当ててボルト１８を締め
付けることによって固定されている。このダイ１５の内
部中央には、成形すべきアウタケーシング１の外径に等
しい寸法の径を有し、かつ、ダイ１５の前面に開口する
断面円形の成形孔１９と、その後面に前記装置孔１３に
連通する略円錐台形の誘導孔２０を連成してなる押出孔
２１が透設されている。また、ダイ１５の外周にはヒー
タ２２が装置されていて、リード線２３を図示しない電
源と接続して、ダイ１５を適宜温度に熱するようになっ
ている。
説明すると、押出成形機Ａの基体１１の先端部の上面に
ピン１２によって取付けられたヘッド４内の中央部には
、水平方向の装置孔１３が透設されており、このヘッド
４の前面中央部に装置孔１３と連通して凹成された取付
孔１４内にはダイ１５が嵌着され、ヘッド４の前面に中
心孔１６を透設した蓋体１７を当ててボルト１８を締め
付けることによって固定されている。このダイ１５の内
部中央には、成形すべきアウタケーシング１の外径に等
しい寸法の径を有し、かつ、ダイ１５の前面に開口する
断面円形の成形孔１９と、その後面に前記装置孔１３に
連通する略円錐台形の誘導孔２０を連成してなる押出孔
２１が透設されている。また、ダイ１５の外周にはヒー
タ２２が装置されていて、リード線２３を図示しない電
源と接続して、ダイ１５を適宜温度に熱するようになっ
ている。
また、装置孔１３内には、その後面から先端を螺旋形に
削り取った外筒２５が嵌装され、その後端に突成した鍔
２６をヘッド４の後面に突き当ててソケットボルト２７
を締め付けることによって固定されており、さらに、外
筒２５内には、先端にニップル２８を取り付けた円筒形
のニップルホルダ２９が嵌装され、その後端に突成した
鍔３゜に、前記外筒２５の鍔２６を通してヘッド４の後
面に螺着した植込みボルト３１を挿通し、この鍔３０に
螺合されその先端をソケットボルト２７に当てた調節用
のボルト３２の回転によって水平方向の位置を調節した
後、植込みボルト３１の先端に螺合したロックナツト３
３を締付けて固定するようになっている。
削り取った外筒２５が嵌装され、その後端に突成した鍔
２６をヘッド４の後面に突き当ててソケットボルト２７
を締め付けることによって固定されており、さらに、外
筒２５内には、先端にニップル２８を取り付けた円筒形
のニップルホルダ２９が嵌装され、その後端に突成した
鍔３゜に、前記外筒２５の鍔２６を通してヘッド４の後
面に螺着した植込みボルト３１を挿通し、この鍔３０に
螺合されその先端をソケットボルト２７に当てた調節用
のボルト３２の回転によって水平方向の位置を調節した
後、植込みボルト３１の先端に螺合したロックナツト３
３を締付けて固定するようになっている。
前記したニップル２８は、第４．５図に示すように、成
形すべきアウタケーシング１の内径に等しい寸法の外径
を有する断面円形の芯体３５の後面に、円錐台形の誘導
体３６が連成され、さらに後端に外周に雄ねじを切った
取付部３７が形成されているとともに、内部は中空とな
っている。そして、前述したように、このニップル２８
はニップルホルダ２９の先端に螺着されて、ニップルホ
ルダ２９の装着によって、ダイ１５の押出孔２１内に間
隔を置いて同心に挿入され、さらに、調節ボルト３２の
調節によって、芯体３５の先端面がダイ１５の前面と略
一致した位置で固定されている。また、ニップル２８の
誘導体３６には、芯体３５と成形孔１９の間の間隙の径
方向の略中央位置に対応する偏心位置に中心軸を有し、
ニップル２８の軸心と平行な断面円形の挿通孔３８が透
設されている。また、押出成形機Ａの後方に装置した線
材供給装置からは、丸鋼線からなる金属線材３が、ニッ
プルホルダ２９およびニップル２８の中空を通り、さら
に、挿通孔３８を通って、ニップル２８或いは押出孔２
１の軸心と平行に、前記した芯体３５と成形孔１９の間
の間隙に供給されるようになっている。
形すべきアウタケーシング１の内径に等しい寸法の外径
を有する断面円形の芯体３５の後面に、円錐台形の誘導
体３６が連成され、さらに後端に外周に雄ねじを切った
取付部３７が形成されているとともに、内部は中空とな
っている。そして、前述したように、このニップル２８
はニップルホルダ２９の先端に螺着されて、ニップルホ
ルダ２９の装着によって、ダイ１５の押出孔２１内に間
隔を置いて同心に挿入され、さらに、調節ボルト３２の
調節によって、芯体３５の先端面がダイ１５の前面と略
一致した位置で固定されている。また、ニップル２８の
誘導体３６には、芯体３５と成形孔１９の間の間隙の径
方向の略中央位置に対応する偏心位置に中心軸を有し、
ニップル２８の軸心と平行な断面円形の挿通孔３８が透
設されている。また、押出成形機Ａの後方に装置した線
材供給装置からは、丸鋼線からなる金属線材３が、ニッ
プルホルダ２９およびニップル２８の中空を通り、さら
に、挿通孔３８を通って、ニップル２８或いは押出孔２
１の軸心と平行に、前記した芯体３５と成形孔１９の間
の間隙に供給されるようになっている。
また、ヘッド４には前記した装置孔１３と直角に連通し
て下面に開口する通孔４０が形成されており、基体ｌｌ
内にこの通孔４０と連通するように形成された上下方向
の供給孔４１内には、図示しない駆動モータの駆動力に
よって回転するスクリュー５が嵌装されており、さらに
通孔４０と供給孔４１の間にはフィルタ４３が介挿され
ている。
て下面に開口する通孔４０が形成されており、基体ｌｌ
内にこの通孔４０と連通するように形成された上下方向
の供給孔４１内には、図示しない駆動モータの駆動力に
よって回転するスクリュー５が嵌装されており、さらに
通孔４０と供給孔４１の間にはフィルタ４３が介挿され
ている。
次に本実施例の作用を説明する。ます、金属線材３をニ
ップルホルダ２９およびニップル２８の中空から挿通孔
３８を通し、さらに、芯体３５と成形孔１９の間の間隙
を通して、ヘッド４の前方に引張っておく。かかる状態
で基体１１の供給孔４１に溶融したナイロン、ポリプロ
ピレン等の合成樹脂が供給されると、スクリュー５の回
転によってこの溶融合成樹脂がスクリュー５の螺旋溝に
沿って上方に移動され、通孔４０、装置孔１３内を通っ
て、押出孔２１とニップル２８の間の間隙に導かれ、ダ
イ１５の前面に芯体３５と成形孔１９の間隙の厚みに等
しい肉厚の管状のケーシング本体２が連続して押し出さ
れると同時に、芯体３５と成形孔１９の間の間隙に供給
された金属線材３がケーシング本体２の肉厚内に埋め込
まれた状態でケーシング本体２と一体に押し出され、第
２図で説明したように、冷却袋装置Ｂに通されて硬化し
、ケーシング本体２の肉厚内に金属線材３を強固に埋め
込んだアウタケーシング１が、引取機Ｃのローラａによ
って第２図の左方に引き取られるのである。
ップルホルダ２９およびニップル２８の中空から挿通孔
３８を通し、さらに、芯体３５と成形孔１９の間の間隙
を通して、ヘッド４の前方に引張っておく。かかる状態
で基体１１の供給孔４１に溶融したナイロン、ポリプロ
ピレン等の合成樹脂が供給されると、スクリュー５の回
転によってこの溶融合成樹脂がスクリュー５の螺旋溝に
沿って上方に移動され、通孔４０、装置孔１３内を通っ
て、押出孔２１とニップル２８の間の間隙に導かれ、ダ
イ１５の前面に芯体３５と成形孔１９の間隙の厚みに等
しい肉厚の管状のケーシング本体２が連続して押し出さ
れると同時に、芯体３５と成形孔１９の間の間隙に供給
された金属線材３がケーシング本体２の肉厚内に埋め込
まれた状態でケーシング本体２と一体に押し出され、第
２図で説明したように、冷却袋装置Ｂに通されて硬化し
、ケーシング本体２の肉厚内に金属線材３を強固に埋め
込んだアウタケーシング１が、引取機Ｃのローラａによ
って第２図の左方に引き取られるのである。
そして、このアウタケーシング１の引取作用によって金
属線材３が引張られて芯体３５と成形孔１９の間の間隙
に連続して供給されるのであるが、溶融合成樹脂が装置
孔１３から押出孔２１に導かれる際に渦を巻きながら流
れ込み、その流動圧力で金属線材３が蛇行し、そのまま
ケーシング本体２の肉厚内に埋め込まれるおそれがある
ために、テンションローラ６で金属線材３を挾んでテン
ションを加えることによって、金属線材３が真直ぐに引
張られてその蛇行が阻止され、金属線材３がケーシング
本体２の肉厚内に軸心と平行に埋め込まれるのである。
属線材３が引張られて芯体３５と成形孔１９の間の間隙
に連続して供給されるのであるが、溶融合成樹脂が装置
孔１３から押出孔２１に導かれる際に渦を巻きながら流
れ込み、その流動圧力で金属線材３が蛇行し、そのまま
ケーシング本体２の肉厚内に埋め込まれるおそれがある
ために、テンションローラ６で金属線材３を挾んでテン
ションを加えることによって、金属線材３が真直ぐに引
張られてその蛇行が阻止され、金属線材３がケーシング
本体２の肉厚内に軸心と平行に埋め込まれるのである。
第６．７図は、」二記実施例のニップル２８の第１の変
形例を示し、このニップル２８ａは、芯体３５と誘導体
３６の間に、軸心から挿通孔３８の径部５０を形成し、
その外面に挿通孔３８と連通する半円形断面の軸方向の
案内溝５１を凹成したものであって、挿通孔３８から繰
り出された金属線材３を案内溝５１に沿って真直ぐに誘
導し、前述した線材の蛇行をより確実に阻止し得る利点
を有する。
形例を示し、このニップル２８ａは、芯体３５と誘導体
３６の間に、軸心から挿通孔３８の径部５０を形成し、
その外面に挿通孔３８と連通する半円形断面の軸方向の
案内溝５１を凹成したものであって、挿通孔３８から繰
り出された金属線材３を案内溝５１に沿って真直ぐに誘
導し、前述した線材の蛇行をより確実に阻止し得る利点
を有する。
第８図の（Ｉ）乃至（ＩＶ）は、ニップル２８の第２乃
至第５の変形例を示し、同図（Ｉ）の第２変形例のニッ
プル２８ｂは、前記ケーシング本体２の肉厚内に、前記
丸＃４線に代えて平鋼線からなる金属線材を埋入するよ
うにしたものであって、誘導体３６の偏心位置に、平鋼
線の断面形状に対応する断面方形の挿通孔８８ａを透設
したものであり、同図（１）の第３変形例のニップル２
８ｃは、円弧状平鋼線からなる金属線材を供給するよう
にしたものであって、誘導体３６の偏心位置に円弧状断
面の挿通孔８８ｂを透設したものである。
至第５の変形例を示し、同図（Ｉ）の第２変形例のニッ
プル２８ｂは、前記ケーシング本体２の肉厚内に、前記
丸＃４線に代えて平鋼線からなる金属線材を埋入するよ
うにしたものであって、誘導体３６の偏心位置に、平鋼
線の断面形状に対応する断面方形の挿通孔８８ａを透設
したものであり、同図（１）の第３変形例のニップル２
８ｃは、円弧状平鋼線からなる金属線材を供給するよう
にしたものであって、誘導体３６の偏心位置に円弧状断
面の挿通孔８８ｂを透設したものである。
また、同図（ＩＩＩ）の第４変形例のニップル２８ｄは
、同図（Ｉ）のニップル２８１）の芯体３５と誘導体３
６の間に拡径部５０を形成し、その外面に挿通孔３８ａ
の下半分の断面形状に等しい断面方形の軸方向の案内溝
５１ａを凹成したものであり、また、同図（ＩＶ）の第
５変形例のニップル２８ｅは、同図（１１）のニップル
２８Ｃの芯体３５と誘導体３６の間に同様の拡径部５０
を形成し、その外面に挿通孔３８ｂの下半分の断面形状
に等しい断面円弧形の軸方向の案内溝５１． ｂを凹成
したものであって、これらのニップル２８ｄ、、２８ｅ
は、挿通孔３８ａ或いは３８ｂから繰り出された金属線
材を、案内溝５１ａ或いは５１ｂに沿って真直ぐ誘導し
、前述したと同様に、金属線材の蛇行を確実に阻止し得
る利点を有する。
、同図（Ｉ）のニップル２８１）の芯体３５と誘導体３
６の間に拡径部５０を形成し、その外面に挿通孔３８ａ
の下半分の断面形状に等しい断面方形の軸方向の案内溝
５１ａを凹成したものであり、また、同図（ＩＶ）の第
５変形例のニップル２８ｅは、同図（１１）のニップル
２８Ｃの芯体３５と誘導体３６の間に同様の拡径部５０
を形成し、その外面に挿通孔３８ｂの下半分の断面形状
に等しい断面円弧形の軸方向の案内溝５１． ｂを凹成
したものであって、これらのニップル２８ｄ、、２８ｅ
は、挿通孔３８ａ或いは３８ｂから繰り出された金属線
材を、案内溝５１ａ或いは５１ｂに沿って真直ぐ誘導し
、前述したと同様に、金属線材の蛇行を確実に阻止し得
る利点を有する。
また、第９図は本発明装置の他の実施例を示す（、２）
もので、前記実施例で示した一対のテンションローラ６
に代えて、外周に三角歯６１を形成した一対のローラ６
０を装置し、これらのローラ６０で金属線材３を上下方
向から挾んで転圧して、金属線材３の表面に凹痕３ａを
形成するようにしたものであって、このような金属線材
３を前記したと同様にケーシング本体２の肉厚内に供給
するようにすれば、溶融合成樹脂が金属線材３の凹痕３
ａ内に食い込んだ状態で硬化するから、ケーシング本体
２と金属線材３とが強固に結合され、例えば、アウタケ
ーシング１が大きく湾曲した場合にも、金属線材３が滑
ってその先端がケーシング本体２の端面から突出してし
まうといった不具合を回避することができる。
に代えて、外周に三角歯６１を形成した一対のローラ６
０を装置し、これらのローラ６０で金属線材３を上下方
向から挾んで転圧して、金属線材３の表面に凹痕３ａを
形成するようにしたものであって、このような金属線材
３を前記したと同様にケーシング本体２の肉厚内に供給
するようにすれば、溶融合成樹脂が金属線材３の凹痕３
ａ内に食い込んだ状態で硬化するから、ケーシング本体
２と金属線材３とが強固に結合され、例えば、アウタケ
ーシング１が大きく湾曲した場合にも、金属線材３が滑
ってその先端がケーシング本体２の端面から突出してし
まうといった不具合を回避することができる。
なお、このローラ６０は、前記実施例のテンシ１ １０
′ ヨンローラ６の前方或いは後方に、テンションローラ６
とは別に装置するようにしても良い。
′ ヨンローラ６の前方或いは後方に、テンションローラ６
とは別に装置するようにしても良い。
また、ローラ６０の外周に綾目状のローレット体２と金
属線材３との結合を強固にすることができる。
属線材３との結合を強固にすることができる。
さらに、ケーシング本体２の肉厚内に埋入する金属線材
３の数は１本に限らず、複数本であっても良い。
３の数は１本に限らず、複数本であっても良い。
さらに、また、前記したようにケーシング本体２の肉厚
内に供給する直前に、金属線材３をローラ６０で転圧し
て凹痕３ａを形成する代わりに、予め凹痕を形成した金
属線材を供給するようにしても良い。
内に供給する直前に、金属線材３をローラ６０で転圧し
て凹痕３ａを形成する代わりに、予め凹痕を形成した金
属線材を供給するようにしても良い。
（）
６
上記実施例によって具体的に説明したように、本発明の
第１の発明方法は、特許請求の範囲第１項に記載した溶
融合成樹脂を押出成形機のグイとニップルの間の間隙か
ら管状に押し出してケーシング本体を成形すると同時に
、金属線材を前記ニップルの偏心位置に形成された軸方
向の挿通孔を通して前記グイとニップルの間の間隙に供
給し、前記金属線材を前記ケーシング本体の肉厚内に軸
心と平行に埋入することを要旨とするものであって、ケ
ーシング本体の肉厚内に金属線材を軸心と平行に埋め込
んだアウタケーシングを能率良く製造することができる
効果を奏し、また、本発明の第２の発明方法は、特許請
求の範囲第３項に記載した外周に食込み突起を形成した
一対のローラで金属線材を転圧してその表面に凹痕を形
成し、溶融合成樹脂を押出成形機のグイとニップルの間
の間隙から管状に押し出してケーシング本体を成形する
と同時に、前記金属線材を前記ニップルの偏心位置に形
成された軸方向の挿通孔を通して前記グイとニップルの
間の間隙に供給し、前記線材を前記ケーシング本体の肉
厚内に軸心と平行に埋入することを要旨とするものであ
って、上記第１の発明方法の効果に加えて、表面に凹痕
を形成した金属線材を能率良く供給し得る効果を奏し、
さらに、本発明装置は、特許請求の範囲第４項に記載し
たアウタケーシングの外周形状に対応する断面形状の成
形孔の後面に略円錐台形の誘導孔を連成してなる押出孔
をグイに透設し、前記アウタケーシングの内周形状に対
応する断面形状の芯体の後面に略円錐台形の誘導体を連
成したニップルを前記押出孔内に同心に挿入するととも
に、°前記成形孔と前記芯体の間の間隙に金属線材を供
給する挿通孔を前記誘導体の偏心位置に透設し、前記押
出孔と前記ニップルの間の間隙を通して溶融合成樹脂を
押し出して連続的に成形される管状のケーシング本体の
肉厚内に前記挿通孔から供給される金属線材を埋入する
構成としたことを要旨とするものであって、上記第１の
発明方法を確実に実施し得る効果を奏する。
第１の発明方法は、特許請求の範囲第１項に記載した溶
融合成樹脂を押出成形機のグイとニップルの間の間隙か
ら管状に押し出してケーシング本体を成形すると同時に
、金属線材を前記ニップルの偏心位置に形成された軸方
向の挿通孔を通して前記グイとニップルの間の間隙に供
給し、前記金属線材を前記ケーシング本体の肉厚内に軸
心と平行に埋入することを要旨とするものであって、ケ
ーシング本体の肉厚内に金属線材を軸心と平行に埋め込
んだアウタケーシングを能率良く製造することができる
効果を奏し、また、本発明の第２の発明方法は、特許請
求の範囲第３項に記載した外周に食込み突起を形成した
一対のローラで金属線材を転圧してその表面に凹痕を形
成し、溶融合成樹脂を押出成形機のグイとニップルの間
の間隙から管状に押し出してケーシング本体を成形する
と同時に、前記金属線材を前記ニップルの偏心位置に形
成された軸方向の挿通孔を通して前記グイとニップルの
間の間隙に供給し、前記線材を前記ケーシング本体の肉
厚内に軸心と平行に埋入することを要旨とするものであ
って、上記第１の発明方法の効果に加えて、表面に凹痕
を形成した金属線材を能率良く供給し得る効果を奏し、
さらに、本発明装置は、特許請求の範囲第４項に記載し
たアウタケーシングの外周形状に対応する断面形状の成
形孔の後面に略円錐台形の誘導孔を連成してなる押出孔
をグイに透設し、前記アウタケーシングの内周形状に対
応する断面形状の芯体の後面に略円錐台形の誘導体を連
成したニップルを前記押出孔内に同心に挿入するととも
に、°前記成形孔と前記芯体の間の間隙に金属線材を供
給する挿通孔を前記誘導体の偏心位置に透設し、前記押
出孔と前記ニップルの間の間隙を通して溶融合成樹脂を
押し出して連続的に成形される管状のケーシング本体の
肉厚内に前記挿通孔から供給される金属線材を埋入する
構成としたことを要旨とするものであって、上記第１の
発明方法を確実に実施し得る効果を奏する。
第１図は本発明に係るアウタケーシングの一部切欠斜視
図である。第２図乃至第５図は本発明装置の一実施例を
示し、第２図は概略説明図、第３図は要部の一部切欠断
面図、第４図はニップルの一部切欠斜視図、第５図は同
側面図である。第６．７図は、ニップルの第１の変形例
の一部切欠斜視図及び側面図である。第８図の（１）乃
至（ＩＶ）は、ニップルの第２乃至第５の変形例の側面
図である。第９図は本発明装置の他の実施例の要部正面
図である。 Ａ：押出成形機 １：アウタケーシング ２：ケーシン
グ本体 ３：金属線材 ３ａ：凹痕１５：ダイ １９：
成形孔 ２０：誘導孔 ２１：押出孔 ２８．２８ａ、
２８ｂ、２８ｃ。 ２８ｄ、２８６ ：ニップル ３５：芯体 ３６：誘導
体 −３８、ａｓａ、ａｓｂ：挿通孔 ５０：拡径部
５１．５１ａ、５１ｂ：案内溝６０：ローラ ６１：三
角歯 出願人 中央発條株式会社 代理人 弁理士 野口 宏 １ｆｆ１面 策５面 第６面 ６ ＼ 鼻７回 （Ｉ） 第 ３５ （ＩＩＩ） ８ａ ８ｄ 〆 ５゜ １ａ ６ ８０ （］Ｉ） ５ （ＩＳ２′） ＼ ＋＋−
図である。第２図乃至第５図は本発明装置の一実施例を
示し、第２図は概略説明図、第３図は要部の一部切欠断
面図、第４図はニップルの一部切欠斜視図、第５図は同
側面図である。第６．７図は、ニップルの第１の変形例
の一部切欠斜視図及び側面図である。第８図の（１）乃
至（ＩＶ）は、ニップルの第２乃至第５の変形例の側面
図である。第９図は本発明装置の他の実施例の要部正面
図である。 Ａ：押出成形機 １：アウタケーシング ２：ケーシン
グ本体 ３：金属線材 ３ａ：凹痕１５：ダイ １９：
成形孔 ２０：誘導孔 ２１：押出孔 ２８．２８ａ、
２８ｂ、２８ｃ。 ２８ｄ、２８６ ：ニップル ３５：芯体 ３６：誘導
体 −３８、ａｓａ、ａｓｂ：挿通孔 ５０：拡径部
５１．５１ａ、５１ｂ：案内溝６０：ローラ ６１：三
角歯 出願人 中央発條株式会社 代理人 弁理士 野口 宏 １ｆｆ１面 策５面 第６面 ６ ＼ 鼻７回 （Ｉ） 第 ３５ （ＩＩＩ） ８ａ ８ｄ 〆 ５゜ １ａ ６ ８０ （］Ｉ） ５ （ＩＳ２′） ＼ ＋＋−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 溶融合成樹脂を押出成形機のグイとニップルの間の
間隙から管状に押し出してケーシング本体を成形すると
同時に、金属線材を前記ニップルの偏心位置に形成され
た軸方向の挿通孔を通して前記グイとニップルの間の間
隙に供給し、前記金属線材を前記ケーシング本体の肉厚
内に軸心と平行に埋入することを特徴とするコントロー
ルケーブルのアウタケーシングの製造方法２ 表面に多
数の凹痕を形成した金属線材を使用することを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載のコントロールケーブルの
アウタケーシングの製造方法 ３ 外周に食込み突起を形成した一対のローラで金属線
材を転圧してそ′の表面に凹痕を形成し、溶融合成樹脂
を押出成形機のグイとニップルの間の間隙から管状に押
し出してケーシング本体を成形すると同時に、前記金属
線材を前記ニップルの偏心位置に形成された軸方向の挿
通孔を通して前記グイとニップルの間の間隙に供給し、
前記線材を前記ケーシング本体の肉厚内に軸心と平行に
埋入することを特徴とするコントロールケーブルのアウ
タケーシングの製造方法４ アウタケーシングの外周形
状に対応する断面形状の成形孔の後面に略円錐台形の誘
導孔を連成してなる押出孔をグイに透設し、前記アウタ
ケーシングの内周形状に対応する断面形状の芯体の後面
に略円錐台形の誘導体を連成したニップルを前記押出孔
内に同心に挿入するとともに、前記成形孔と前記芯体の
間の間隙に金属線材を供給する挿通孔を前記誘導体の偏
心位置に透設し、前記押出孔と前記ニップルの間の間隙
を通して溶融合成樹脂を押し出して連続的に成形される
管状のケーシング本体の肉厚内に前記挿通孔から供給さ
れる金属線材を埋入する構成としたことを特徴とするコ
ントロールケーブルのアウタケーシングの製造装置 ５ 外周に食い込み突起を形成した一対のローラを前記
金属線材の供給経路に配置し、前記一対のローラで前記
金属線材を転圧してその表面に凹痕を形成する構成とし
たことを特徴とする特許請求の範囲第４項記載のコント
ロールケーブルのアウタケーシングの製造装置 ６ 前記ニップルの前記芯体と前記誘導体の間に拡径部
を形成し、該拡径部の外面に前記挿通孔から繰り出され
る金属線材を誘導する軸方向の案内溝を形成したことを
特徴とする特許請求の範囲第４項記載のコントロールケ
ーブルのアウタケーシングの製造装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57127378A JPS5916726A (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | コントロ−ルケ−ブルのアウタケ−シングの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57127378A JPS5916726A (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | コントロ−ルケ−ブルのアウタケ−シングの製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5916726A true JPS5916726A (ja) | 1984-01-27 |
| JPS634768B2 JPS634768B2 (ja) | 1988-01-30 |
Family
ID=14958501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57127378A Granted JPS5916726A (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | コントロ−ルケ−ブルのアウタケ−シングの製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5916726A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012077816A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Hi-Lex Corporation | コントロールケーブル |
| US10190621B2 (en) | 2013-08-09 | 2019-01-29 | Nhk Spring Co., Ltd. | Outer casing for control cable, method of manufacturing the same, and control cable |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS491421U (ja) * | 1972-04-08 | 1974-01-08 | ||
| JPS56517U (ja) * | 1979-06-16 | 1981-01-06 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5183838A (ja) * | 1975-01-22 | 1976-07-22 | Nippon Kokan Kk | Kuromeetoshoriaenmetsukikohanno seizoho |
-
1982
- 1982-07-21 JP JP57127378A patent/JPS5916726A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS491421U (ja) * | 1972-04-08 | 1974-01-08 | ||
| JPS56517U (ja) * | 1979-06-16 | 1981-01-06 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012077816A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Hi-Lex Corporation | コントロールケーブル |
| US10190621B2 (en) | 2013-08-09 | 2019-01-29 | Nhk Spring Co., Ltd. | Outer casing for control cable, method of manufacturing the same, and control cable |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS634768B2 (ja) | 1988-01-30 |
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