JPH0515371Y2 - - Google Patents

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JPH0515371Y2
JPH0515371Y2 JP180189U JP180189U JPH0515371Y2 JP H0515371 Y2 JPH0515371 Y2 JP H0515371Y2 JP 180189 U JP180189 U JP 180189U JP 180189 U JP180189 U JP 180189U JP H0515371 Y2 JPH0515371 Y2 JP H0515371Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は大径管等を引き抜き加工する際に用
いるプラグ取付構造に関する。
〔従来の技術〕
一般に、大径管の冷間引き抜き方法として、先
端に内フランジ型の口付部を形成した素管を用
い、口付部に引き手を引つ掛けて引き抜く引手法
が用いられている。この方法は特開昭63−154211
号公報に開示され、第2図に示すように先端に口
付部1を設けた素管2の中に頭部3を備えた引手
4を挿入し、素管2の中にプラグ5を挿入し、該
プラグ5の外側にダイス6を設けて、素管2を引
き抜き製管するものである。しかし、引き抜き初
期には引手4の頭部3が邪魔をする為プラグ5は
ダイス6内の正規位置にはなく、正規位置より後
方にあり、引き抜き時引手4で素管2を引つ張り
ながら同時にプラグ5を前方へ突き出して正規位
置で止め、引き抜きを続ける。従つて、プラグ5
が正規の位置に至るまでの間の管先端側はプラグ
5による加工が行われず、空引き状態となつて、
口付部1付近の鋼管7は厚肉となる為、製品とし
ては使えないという問題があつた。一方大径管引
き抜き用のプラグはプラグ全体をプラグ用の工具
鋼等で作ると、プラグ原単位が悪くなる為、必要
部分のみをプラグ用の工具鋼等で作つた組み合せ
型のプラグが用いられている。この組み合せ型の
プラグの構造として、例えば実開昭62−131715号
公報に開示された第3図に示す構造のものがあ
る。図において8はマンドレルであつて、断面円
形状棒からなり先端に平行雄ねじ部9が設けられ
ている。該平行雄ねじ部9に螺合され連続して先
太テーパとなつた後、マンドレル径より小さい先
細のテーパ部10が形成されさらに該テーパ部1
0の先端に平行雄ねじ部12が形成されたシヤン
グ11が設けられている。そして前記テーパ部1
0にプラグ13を嵌合した後、前記平行雄ねじ部
12に締付ナツト14を螺合してプラグ13を固
定する構造となつている。
ところが、このプラグ13ではプラグ13の前
端面より前方に締付ナツト14が存在するため、
締付ナツト14の長さ分も空引き状態となる。そ
の為口付部付近の鋼管は厚肉となる為、製品とな
らず切り捨てなければならない。これを防ぐ為に
第4図に示すように先端側に平行雄ねじ部15を
有するシヤンク16と平行雄ねじ部15に螺合す
る雌ねじ17を有するプラグ18とからなり、シ
ヤンク16とプラグ18とを直接螺合してプラグ
18前端面より前方に締付ナツトを必要としない
ものがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このプラグ18はねじ部が切り
欠きになつて応力集中を起こし、ねじ部からリン
グ状に割れるという問題があり、この割れを防ぐ
ためにはプラグの肉厚を厚くしなければならず、
工具原単価が悪化するという問題があつた。
本考案はかかる事情に鑑みて成されたものであ
つて、その目的とするところは割れが発生しない
プラグ取付構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は先端に平行ねじ部が設けられたマンド
レルの先端に螺合装着され、基端外周に平行雄ね
じ部が形成されると共に、該平行雄ねじ部に連続
して先太のテーパ部が形成されたシヤンクと、該
シヤンクの先太のテーパ部に密着外嵌し、その先
端がシヤンク先端より突出するプラグと、前記シ
ヤンクの平行雄ねじ部に螺着し、前記プラグをシ
ヤンクに締め付け固定する締付ナツトとを設けた
ことを特徴とするプラグ取付構造である。
〔作用〕
本考案のプラグ取付構造においては、先端に平
行ねじ部が設けられたマンドレルの先端にシヤン
クを螺合装着している。シヤンクは、基端外周に
平行雄ねじ部が形成されると共に、平行雄ねじ部
に連続して先太のテーパ部が形成されている。シ
ヤンクの先太のテーパ部にはプラグが密着外嵌
し、プラグの先端がシヤンク先端より突出してい
る。プラグは、シヤンクの平行雄ねじ部に螺合
し、前記プラグをシヤンクに締め付け固定する締
付ナツトによつて、シヤンクのテーパ部から落ち
ないように締め付けられている。以上のように構
成されているから、プラグをシヤンクのテーパ孔
に嵌合して製管を行つても、プラグは内径にねじ
を切つていないので、割損することはない。ま
た、締付ナツトがプラグよりマンドレル側にある
ので製管したのち、厚肉になつて削除する部分も
少なくなる。
〔実施例〕
以下、本考案のプラグ取付構造を図面に基づい
て説明する。第1図は本考案のプラグの一実施例
を示す断面図である。図において19はマンドレ
ルであつて、断面円形状棒体からなり、先端に平
行雄ねじ部20が設けられている。マンドレル1
9の平行雄ねじ部20の外周には基端外周に平行
雄ねじ部28が形成され、該平行雄ねじ部28に
連続して先太のテーパ部25が形成されたシヤン
ク22が螺合装着されている。シヤンク22のテ
ーパ部25の先端面にはねじ締め付け用の穴23
が設けられ、該穴23には図示しない締め付け用
治具を係合し、シヤンク22を回転させて、マン
ドレル19の平行雄ねじ部20にシヤンク22の
内径内に形成された平行雌ねじ部24を螺合装脱
着するように構成されている。シヤンク22には
外径が軸長方向に同一の円筒形状で、内径側はシ
ヤンク22のテーパ部25に密着外嵌するテーパ
孔26となつており、その先端がシヤンク22の
先端より突出する炭素鋼系工具鋼製のプラグ27
が勘合されている。そして、プラグ27がシヤン
ク22から脱落しないようにシヤンク22の平行
雄ねじ部28に締付ナツト29を螺合し、該締付
ナツト29によつてプラグ27をシヤンク22に
締め付け固定している。
以上のように構成されているから、プラグ27
のマンドレル19側に締付ナツト29があるの
で、口付部付近の管先端側の製品として使えない
部分は最小限にとどめることができる。また、プ
ラグ27の内径側にはねじ部を設けていないの
で、切り欠き部分が存在せず局部的に応力集中し
ないためプラグ27がリング状に割れることは無
い。さらに、プラグの肉厚を厚くする必要もない
ので工具原単位が悪化することもない。
なお、本考案の実施例において、プラグの材質
が炭素鋼系工具鋼の場合について説明したが、合
金鋼系工具鋼、超硬合金鋼系工具鋼、セラミツク
等いずれの材料でも同様な効果が得られることは
勿論である。
〔考案の効果〕
上述した如く本考案のプラグ取付構造であれば
プラグがリング状に割損することもなく、また、
プラグ自体の肉厚を厚くする必要もないので工具
原単位も良くなるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のプラグ取付構造の一実施例を
示す断面図、第2図は従来の大径管の冷間引き抜
き方法を説明するための断面図、第3図は必要部
分のみをプラグ用の工具鋼で作つた例を示す断面
図、第4図はプラグの内径に雌ねじ部を設けた例
を示す断面図である。 1……口付部、2……素管、3……頭部、4…
…引手、5,13,18,27……プラグ、6…
…ダイス、7……鋼管、8,19……マンドレ
ル、9,12,15,20,28……平行雄ねじ
部、10,25……テーパ部、11,16,22
……シヤンク、14,29……締付ナツト、17
……雌ねじ、23……穴、24……平行雌ねじ
部、25……テーパ部、26……テーパ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端に平行ねじ部が設けられたマンドレルの先
    端に螺合装着され、基端外周に平行雄ねじ部が形
    成されると共に、該平行雄ねじ部に連続して先太
    のテーパ部が形成されたシヤンクと、該シヤンク
    の先太のテーパ部に密着外嵌し、その先端がシヤ
    ンク先端より突出するプラグと、前記シヤンクの
    平行雄ねじ部に螺着し、前記プラグをシヤンクに
    締め付け固定する締付ナツトとを設けたことを特
    徴とするプラグ取付構造。
JP180189U 1989-01-10 1989-01-10 Expired - Lifetime JPH0515371Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP180189U JPH0515371Y2 (ja) 1989-01-10 1989-01-10

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JP180189U JPH0515371Y2 (ja) 1989-01-10 1989-01-10

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Publication Number Publication Date
JPH0293008U JPH0293008U (ja) 1990-07-24
JPH0515371Y2 true JPH0515371Y2 (ja) 1993-04-22

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