JPH09216124A - 短ニップル製作用治具 - Google Patents
短ニップル製作用治具Info
- Publication number
- JPH09216124A JPH09216124A JP2533796A JP2533796A JPH09216124A JP H09216124 A JPH09216124 A JP H09216124A JP 2533796 A JP2533796 A JP 2533796A JP 2533796 A JP2533796 A JP 2533796A JP H09216124 A JPH09216124 A JP H09216124A
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- JP
- Japan
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- thread
- short nipple
- male
- nipple
- short
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- Pending
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- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 短ニップル製作用治具において、めねじソケ
ットに対しておねじブロックのおねじ部又は短ニップル
となる管材のおねじ部を螺入し易くし、しかも、おねじ
部を有するブロックの先端と短ニップルとなる管材との
当接状態を良好にし、出来上がったニップルの取り外し
を手作業でも従来に比べて更に簡単にできるようにす
る。 【解決手段】 配管工事における管長を調整するために
用いる短ニップルの製作用治具であって、内部が全長に
わたって中空であり両側から内方へ行くにしたがって小
径のテーパーめねじ部を有しためねじソケットと、一方
がねじ切機チャックによる掴部と他方がテーパーおねじ
部かつ先端に無ねじ部を有するおねじブロックとからな
る短ニップル製作用治具である。
ットに対しておねじブロックのおねじ部又は短ニップル
となる管材のおねじ部を螺入し易くし、しかも、おねじ
部を有するブロックの先端と短ニップルとなる管材との
当接状態を良好にし、出来上がったニップルの取り外し
を手作業でも従来に比べて更に簡単にできるようにす
る。 【解決手段】 配管工事における管長を調整するために
用いる短ニップルの製作用治具であって、内部が全長に
わたって中空であり両側から内方へ行くにしたがって小
径のテーパーめねじ部を有しためねじソケットと、一方
がねじ切機チャックによる掴部と他方がテーパーおねじ
部かつ先端に無ねじ部を有するおねじブロックとからな
る短ニップル製作用治具である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、水道工事等の配管工事
現場で主として管長を調整するために用いる比較的短い
ニップル(本発明では短ニップルと称す)を簡易に製作す
ることのできる短ニップル製作用治具に関するものであ
る。
現場で主として管長を調整するために用いる比較的短い
ニップル(本発明では短ニップルと称す)を簡易に製作す
ることのできる短ニップル製作用治具に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】建築物における給水、給ガス等の配管工
事においては、寸法的に極めて限定された環境下での作
業を余儀なくされ、そのため随所に調整用の短ニップル
を使用しつつ工事を完成しているのが現状である。この
短ニップルは業界で統一規格化されていて管径によって
その長さが定まったものが配管用部品として市販されて
いる。
事においては、寸法的に極めて限定された環境下での作
業を余儀なくされ、そのため随所に調整用の短ニップル
を使用しつつ工事を完成しているのが現状である。この
短ニップルは業界で統一規格化されていて管径によって
その長さが定まったものが配管用部品として市販されて
いる。
【０００３】配管においては、管の折り曲げ箇所での施
工は外観と効率化に最も努力を必要とするところであ
り、熟達にはかなりの年月を必要とする。また、たとえ
熟練者であっても往々にして既存の短ニップルでの配管
に寸法的な不都合が生じる。その都度の処理は管継手の
エルボの余分使用による多折り工(エルボ返しともいう)
等によって処置しているのが実状である。
工は外観と効率化に最も努力を必要とするところであ
り、熟達にはかなりの年月を必要とする。また、たとえ
熟練者であっても往々にして既存の短ニップルでの配管
に寸法的な不都合が生じる。その都度の処理は管継手の
エルボの余分使用による多折り工(エルボ返しともいう)
等によって処置しているのが実状である。
【０００４】配管工事に使用しているねじ切り機械で
は、ねじを切る管径によっても異なるが、管の締付部
(チャック)とねじ切り部(ダイヘッド)の構造的な制約が
あって、余り短いニップルは切れない。いま少し長いか
或いは短いニップルがあったならば、よりスムーズに工
事の進行が望めるといったケースが多いことに配慮し
て、本発明者は既に、従来より現場での製作は不可能視
された微調整用の短ニップルを廃管等から容易に製作可
能とした、管継ぎソケットと、この管継ぎソケットに螺
合する少なくとも片面にねじ込み係止部を有するねじ込
みブロックと、先端にそのねじ込み係止部に嵌合する先
端嵌合部と、前記ねじ込みブロックの位置決め調節手段
を備えたねじ込みハンドルとからなる短ニップルの製作
具を開発して、特開平4-312289号で提案している。
は、ねじを切る管径によっても異なるが、管の締付部
(チャック)とねじ切り部(ダイヘッド)の構造的な制約が
あって、余り短いニップルは切れない。いま少し長いか
或いは短いニップルがあったならば、よりスムーズに工
事の進行が望めるといったケースが多いことに配慮し
て、本発明者は既に、従来より現場での製作は不可能視
された微調整用の短ニップルを廃管等から容易に製作可
能とした、管継ぎソケットと、この管継ぎソケットに螺
合する少なくとも片面にねじ込み係止部を有するねじ込
みブロックと、先端にそのねじ込み係止部に嵌合する先
端嵌合部と、前記ねじ込みブロックの位置決め調節手段
を備えたねじ込みハンドルとからなる短ニップルの製作
具を開発して、特開平4-312289号で提案している。
【０００５】先に開発した特開平4-312289号で提案した
前記短ニップルの製作具は、廃材として棄てられている
管を再生、活用できるので、画期的なものである。しか
し、ねじ込みブロックをハンドルで螺入する構造であ
り、しかもその螺入深さをハンドルロッドの調節ピン穴
へ差し込む構造であったから、この短ニップルの製作具
は構造的にはこれらの部材を個々に製作しなければなら
ないし、調節ピンを鎖や紐で無くならないようにするな
どの工夫も伴い、複雑でコストのかかるものであった。
前記短ニップルの製作具は、廃材として棄てられている
管を再生、活用できるので、画期的なものである。しか
し、ねじ込みブロックをハンドルで螺入する構造であ
り、しかもその螺入深さをハンドルロッドの調節ピン穴
へ差し込む構造であったから、この短ニップルの製作具
は構造的にはこれらの部材を個々に製作しなければなら
ないし、調節ピンを鎖や紐で無くならないようにするな
どの工夫も伴い、複雑でコストのかかるものであった。
【０００６】そこで、同様に短ニップルの製造が可能で
あるが、短ニップル製作具自体簡単に製造でき、低コス
トで、持ち運びも容易なものの提供を目的として、特開
平6-206130号では、図６に示したような、ねじ切機チャ
ックによる掴部20と、フランジ21及び、めねじソケット
24に螺合するおねじ部23とからなり、おねじ部23が規格
化された短ニップルに見合う所定の長さと径を有する短
ニップル製作具を提案している。
あるが、短ニップル製作具自体簡単に製造でき、低コス
トで、持ち運びも容易なものの提供を目的として、特開
平6-206130号では、図６に示したような、ねじ切機チャ
ックによる掴部20と、フランジ21及び、めねじソケット
24に螺合するおねじ部23とからなり、おねじ部23が規格
化された短ニップルに見合う所定の長さと径を有する短
ニップル製作具を提案している。
【０００７】このような短ニップル製作具であると、掴
部20をチャック装置25で掴んだ状態でめねじソケット24
を回して嵌めていくと、フランジ21まで進んだ所で螺入
が停止され、これによりめねじソケット24内へ短ニップ
ル製作具のおねじ部23が所定の長さだけ螺入(位置決め)
されたことになり、他方から短ニップルとなる管材の片
方を予め通常のねじ切り状態としたものを螺入すれば、
前記短ニップル製作具のおねじ部23の先端へ当接して停
止し、所定の長さだけ螺入されたことになる。次いで、
短ニップルとなる管材22を所定長に切断し、突出部にね
じを切ることにより短ニップルができあがるようになっ
ている。
部20をチャック装置25で掴んだ状態でめねじソケット24
を回して嵌めていくと、フランジ21まで進んだ所で螺入
が停止され、これによりめねじソケット24内へ短ニップ
ル製作具のおねじ部23が所定の長さだけ螺入(位置決め)
されたことになり、他方から短ニップルとなる管材の片
方を予め通常のねじ切り状態としたものを螺入すれば、
前記短ニップル製作具のおねじ部23の先端へ当接して停
止し、所定の長さだけ螺入されたことになる。次いで、
短ニップルとなる管材22を所定長に切断し、突出部にね
じを切ることにより短ニップルができあがるようになっ
ている。
【０００８】この先行技術である短ニップル製作具にお
いては、各種規格化された短ニップルの製造のためにフ
ランジ21がめねじソケット24内でめくら位置決め作用を
している。しかし、めねじソケット24内へ他方から螺入
された短ニップルとなる管材22は、所定長に切断された
後、突出部にねじ切りがされると、螺入状態から外され
る。この作業はチャック等の工具で掴んで回すことによ
るが、そのためにレンチ等の掴んで回すことのできる工
具を必要とすることや、工具によって掴んだ部分が変形
したり、掴み傷が付くなどの問題があった。このような
難点は例えば実開昭52-168394号にみられる他の工具で
も同様である。
いては、各種規格化された短ニップルの製造のためにフ
ランジ21がめねじソケット24内でめくら位置決め作用を
している。しかし、めねじソケット24内へ他方から螺入
された短ニップルとなる管材22は、所定長に切断された
後、突出部にねじ切りがされると、螺入状態から外され
る。この作業はチャック等の工具で掴んで回すことによ
るが、そのためにレンチ等の掴んで回すことのできる工
具を必要とすることや、工具によって掴んだ部分が変形
したり、掴み傷が付くなどの問題があった。このような
難点は例えば実開昭52-168394号にみられる他の工具で
も同様である。
【０００９】そこで本発明者は先に特開平6-277947号
で、内部が全長にわたって同じ径で連続するめねじ構造
のめねじソケット内へ一方から一部テーパーねじ切りさ
れた短ニップルとなる管材を螺入し、他方から先部がお
ねじ構造かつ後部に掴部を有する短ニップル製作具のお
ねじ部を螺入して両者を当接状態とし、次に管材を少し
緩めた状態にして短ニップル製作具のおねじ部を更に螺
入して両者を当接状態とし、管材の外周へねじ切りし、
短ニップル製作具を緩めた後、めねじソケットから製品
の短ニップルを外すことを特徴とする短ニップルの製作
方法を提案した。
で、内部が全長にわたって同じ径で連続するめねじ構造
のめねじソケット内へ一方から一部テーパーねじ切りさ
れた短ニップルとなる管材を螺入し、他方から先部がお
ねじ構造かつ後部に掴部を有する短ニップル製作具のお
ねじ部を螺入して両者を当接状態とし、次に管材を少し
緩めた状態にして短ニップル製作具のおねじ部を更に螺
入して両者を当接状態とし、管材の外周へねじ切りし、
短ニップル製作具を緩めた後、めねじソケットから製品
の短ニップルを外すことを特徴とする短ニップルの製作
方法を提案した。
【００１０】この短ニップルの製作方法であると、内部
が全長にわたって同じ径で連続するめねじ構造のめねじ
ソケット内へ螺入されたテーパーねじの短ニップルとな
る管材と短ニップル製作用治具の当接状態が、管材を少
し緩めた状態にした後も短ニップル製作具のおねじ部を
更に螺入することによって両者が再び当接状態となっ
て、管材の外周へのねじ切りの際の強固な固定状態を保
持する。このねじ切りを終えると製品の短ニップルを外
すこととなるが、その場合に短ニップル製作具を緩める
だけで管材は既に少し緩めた状態にあるから、レンチ等
の工具を使用することなく手作業で外せることとなる。
が全長にわたって同じ径で連続するめねじ構造のめねじ
ソケット内へ螺入されたテーパーねじの短ニップルとな
る管材と短ニップル製作用治具の当接状態が、管材を少
し緩めた状態にした後も短ニップル製作具のおねじ部を
更に螺入することによって両者が再び当接状態となっ
て、管材の外周へのねじ切りの際の強固な固定状態を保
持する。このねじ切りを終えると製品の短ニップルを外
すこととなるが、その場合に短ニップル製作具を緩める
だけで管材は既に少し緩めた状態にあるから、レンチ等
の工具を使用することなく手作業で外せることとなる。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上説明し
た先行技術に改良を加えて、めねじソケットとおねじブ
ロックのおねじ部との螺合構造において、めねじソケッ
トに対しておねじブロックのおねじ部又は短ニップルと
なる管材のおねじ部を螺入し易く、しかも、おねじ部を
有するブロックの先端がめねじソケットのめねじ部から
反対側めねじ部まで更に侵入し易くして、短ニップルと
なる管材との当接状態を良好にし、出来上がったニップ
ルの取り外しを手作業でも従来に比べて更に簡単にでき
るように検討した。
た先行技術に改良を加えて、めねじソケットとおねじブ
ロックのおねじ部との螺合構造において、めねじソケッ
トに対しておねじブロックのおねじ部又は短ニップルと
なる管材のおねじ部を螺入し易く、しかも、おねじ部を
有するブロックの先端がめねじソケットのめねじ部から
反対側めねじ部まで更に侵入し易くして、短ニップルと
なる管材との当接状態を良好にし、出来上がったニップ
ルの取り外しを手作業でも従来に比べて更に簡単にでき
るように検討した。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明の短ニップル製作
用治具は、内部が全長にわたって中空であり両側から内
方へ行くにしたがって小径のテーパーめねじ部を有した
めねじソケットと、一方がねじ切機チャックによる掴部
と他方がテーパーおねじ部かつ先端に無ねじ部を有する
おねじブロックとからなる。
用治具は、内部が全長にわたって中空であり両側から内
方へ行くにしたがって小径のテーパーめねじ部を有した
めねじソケットと、一方がねじ切機チャックによる掴部
と他方がテーパーおねじ部かつ先端に無ねじ部を有する
おねじブロックとからなる。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１(a)は本発明の短ニップル製
作用治具の正面図、図１(b)はめねじソケット１とおね
じブロック２に分離した状態の正面図である。図２は使
用に際して短ニップルとなる管材３を宛がった状態の要
部断面図、図３はめねじソケット１中へおねじブロック
２と短ニップルとなる管材３を両側から螺入した様子を
示す要部断面図である。
作用治具の正面図、図１(b)はめねじソケット１とおね
じブロック２に分離した状態の正面図である。図２は使
用に際して短ニップルとなる管材３を宛がった状態の要
部断面図、図３はめねじソケット１中へおねじブロック
２と短ニップルとなる管材３を両側から螺入した様子を
示す要部断面図である。
【００１４】この短ニップル製作用治具は、めねじソケ
ット１は内部が全長にわたって中空であり両側から内方
へ行くにしたがって小径のテーパーめねじ部1a,1bを有
している。内部中間に無ねじ部1cを設けているが、これ
はおねじブロック２と短ニップルとなる管材３の螺入の
し易さに効果を発揮するが、無い場合でも差し支えな
い。
ット１は内部が全長にわたって中空であり両側から内方
へ行くにしたがって小径のテーパーめねじ部1a,1bを有
している。内部中間に無ねじ部1cを設けているが、これ
はおねじブロック２と短ニップルとなる管材３の螺入の
し易さに効果を発揮するが、無い場合でも差し支えな
い。
【００１５】おねじブロック２は、一方がねじ切機チャ
ックにより掴まれる円筒状の掴部2aとなっており、他方
がテーパーおねじ部2bでしかも先端に円筒状の無ねじ部
2cがある。中ほどにはフランジ2dが形成されている。
ックにより掴まれる円筒状の掴部2aとなっており、他方
がテーパーおねじ部2bでしかも先端に円筒状の無ねじ部
2cがある。中ほどにはフランジ2dが形成されている。
【００１６】使用に際して、図２にみられるようにめね
じソケット１が内部が全長にわたって中空でありしかも
両側から内方へ行くにしたがって小径のテーパーめねじ
部1a,1bが形成されているので、短ニップルとなる管材
３もおねじブロック２もややテーパーねじにしておくこ
とにより非常に螺入が容易になる。また、おねじブロッ
ク２の先端部に無ねじ部2cが形成されているので、この
無ねじ部2cがめねじソケット１のめねじ部1aから反対側
めねじ部1bまで侵入することができ、手で両側を持って
締めるだけで、それによって短ニップルとなる管材３の
おねじ先端へ密接し易くなる。
じソケット１が内部が全長にわたって中空でありしかも
両側から内方へ行くにしたがって小径のテーパーめねじ
部1a,1bが形成されているので、短ニップルとなる管材
３もおねじブロック２もややテーパーねじにしておくこ
とにより非常に螺入が容易になる。また、おねじブロッ
ク２の先端部に無ねじ部2cが形成されているので、この
無ねじ部2cがめねじソケット１のめねじ部1aから反対側
めねじ部1bまで侵入することができ、手で両側を持って
締めるだけで、それによって短ニップルとなる管材３の
おねじ先端へ密接し易くなる。
【００１７】図３の密接したこの状態で図４に示すよう
におねじブロック２の掴部2aをチャック装置25で掴み、
短ニップルとなる管材３へねじ切り刃４によってねじを
切るとニップルが出来上がる。おねじブロック２の先端
部の無ねじ部2cと短ニップルとなる管材３のおねじ部先
端が強く当接した状態にあるのでねじ切りの際に緩むこ
とがない。
におねじブロック２の掴部2aをチャック装置25で掴み、
短ニップルとなる管材３へねじ切り刃４によってねじを
切るとニップルが出来上がる。おねじブロック２の先端
部の無ねじ部2cと短ニップルとなる管材３のおねじ部先
端が強く当接した状態にあるのでねじ切りの際に緩むこ
とがない。
【００１８】出来上がったニップルをこの短ニップル製
作用治具から取り外すのも簡単であって、めねじソケッ
ト１とおねじブロック２の間を工具等で緩めさえすれ
ば、出来上がったニップルは手で緩めることができ、そ
のまま回して外すだけである。レンチ等の工具で緩める
とねじ山を壊す例が多いが、そのようなことがない。こ
の装置によって図５に例示するような短ニップル５が出
来上がる。
作用治具から取り外すのも簡単であって、めねじソケッ
ト１とおねじブロック２の間を工具等で緩めさえすれ
ば、出来上がったニップルは手で緩めることができ、そ
のまま回して外すだけである。レンチ等の工具で緩める
とねじ山を壊す例が多いが、そのようなことがない。こ
の装置によって図５に例示するような短ニップル５が出
来上がる。
【００１９】
【発明の効果】本発明の短ニップル製作用治具は、めね
じソケットに対しておねじ部又は短ニップルとなる管材
のおねじ部を螺入し易く、かつ、短ニップルとなる管材
のおねじ部先端とおねじ部を有するブロックの当接状態
を良好にし、しかも、出来上がったニップルの取り外し
を手作業でも従来に比べてより簡単にできる。
じソケットに対しておねじ部又は短ニップルとなる管材
のおねじ部を螺入し易く、かつ、短ニップルとなる管材
のおねじ部先端とおねじ部を有するブロックの当接状態
を良好にし、しかも、出来上がったニップルの取り外し
を手作業でも従来に比べてより簡単にできる。
【図１】(a)は本発明の短ニップル製作用治具の正面
図、(b)はめねじソケットとおねじブロックに分離した
状態の正面図である。
図、(b)はめねじソケットとおねじブロックに分離した
状態の正面図である。
【図２】使用に際して短ニップルとなる管材を宛がった
状態の要部断面図である。
状態の要部断面図である。
【図３】めねじソケット中へおねじブロックと短ニップ
ルとなる管材を両側から螺入した様子を示す要部断面図
である。
ルとなる管材を両側から螺入した様子を示す要部断面図
である。
【図４】本発明の短ニップル製作用治具によってニップ
ルを製作しているときの斜視図である。
ルを製作しているときの斜視図である。
【図５】短ニップルの斜視図である。
【図６】先出願の短ニップル製作用治具の斜視図であ
る。
る。
１ めねじソケット 1a テーパーめねじ部 1b テーパーめねじ部 1c 無ねじ部 ２ おねじブロック 2a 掴部 2b テーパーおねじ部 2c 無ねじ部 2d フランジ ３ 短ニップルとなる管材 ４ ねじ切り刃 ５ 短ニップル
Claims (1)
- 【請求項１】 配管工事における管長を調整するために
用いる短ニップルの製作用治具であって、内部が全長に
わたって中空であり両側から内方へ行くにしたがって小
径のテーパーめねじ部を有しためねじソケットと、一方
がねじ切機チャックによる掴部と他方がテーパーおねじ
部かつ先端に無ねじ部を有するおねじブロックとからな
る短ニップル製作用治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2533796A JPH09216124A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 短ニップル製作用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2533796A JPH09216124A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 短ニップル製作用治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09216124A true JPH09216124A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12163110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2533796A Pending JPH09216124A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 短ニップル製作用治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09216124A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100748626B1 (ko) * | 2006-02-16 | 2007-08-17 | 안태인 | 상·하수관 접속구조 |
| JP6472855B1 (ja) * | 2017-09-16 | 2019-02-20 | 株式会社隆起工業 | 配管継手、高圧ガス用配管、溶接方法、高圧ガス用装置の製造方法および高圧ガス用装置 |
-
1996
- 1996-02-13 JP JP2533796A patent/JPH09216124A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100748626B1 (ko) * | 2006-02-16 | 2007-08-17 | 안태인 | 상·하수관 접속구조 |
| JP6472855B1 (ja) * | 2017-09-16 | 2019-02-20 | 株式会社隆起工業 | 配管継手、高圧ガス用配管、溶接方法、高圧ガス用装置の製造方法および高圧ガス用装置 |
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