JP2004521763A - らせん状挿入物用のノッチ形成抜取具 - Google Patents

らせん状挿入物用のノッチ形成抜取具 Download PDF

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Abstract

本発明のらせん状巻きワイヤー挿入物用のノッチ形成抜取具(10)は、挿入物にノッチを形成しこのノッチに受けられるように構成した歯(42)を有する第2端(34)を持つマンドレル(30)を含む。第2端の反対側にある第1端(32)は、マンドレルをハンドルに結合するハンドル部のブッシュ(28)に受けられる。ハンドルの左回転は、マンドレルの第2端の周りに挿入物を収縮し、挿入物の除去を容易にする。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、らせん状に巻かれたワイヤー挿入物のための工具に関し、より具体的には、らせん状に巻かれた挿入物と関連して使用するためのノッチ形成抜取具に関する。
【背景技術】
【0002】
らせん状巻きワイヤー挿入物除去用工具は公知である。一般的に、これらの工具は、挿入物の内径ネジ山に押し入れられる1対のナイフ刃を持つテーパーブレードを有する。このような工具は、米国特許第6,171,040号に記載されている。しかしながら、これらの工具を用いて挿入物を抜き取るとき、挿入物とその周りの母材が永久に傷つくことがよくある。
【0003】
らせん状巻きワイヤー挿入物用の他の種類の除去具が、米国特許第4,553,303号に記載されているが、それは、ネジ山を切った先端部と、穿たれた穴から挿入物を抜き取るために挿入物の後端のノッチと係合するようにネジ山部分の下方の溝に挿入された枢動可能なツメとを有するマンドレルからなる。この枢動可能なツメは、マンドレルを引くと自動的に挿入物と係合して、マンドレルが挿入物を抜き取るのを可能にする。この公知の抜取具は、挿入物の母材を傷つけないが、デザインが比較的複雑で、うまく作動しない可能性が高いという問題がある。さらに、挿入物一つ一つに相補的な大きさの工具を必要とするので、前記特許が教示する1組の工具は、比較的高価である。
【0004】
らせん状巻きワイヤー挿入物用改良型抜取及び調整具が、同時係属米国出願第09/596,035号に記載されているが、この出願は、引用によりここに組み込まれる。そこに記載の抜取及び調整具は、先行技術に比べ大幅な進歩であると信じられるが、既にノッチがあるコイル端を有する挿入物に用いるのに特に適している。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0005】
らせん状巻きワイヤー挿入物用抜取具は、挿入物の後端にノッチを形成するための固定歯を有するネジ山のない先端部を持つマンドレルを含む。ノッチを形成した後、この抜取具を用いて穿たれた穴から挿入物を抜き取ることができる。抜取具は、特定の寸法のらせん状巻きワイヤー挿入物に合うようにしたマンドレルを選択的に受けるブッシュを有するハンドル部を備えてもよいし、挿入物の除去を行う電動工具と関連させて用いてもよい。いったん抜取具が挿入物の内径に挿入されノッチが形成されると、固定歯が挿入物の後端のノッチに係合し、ワイヤー挿入物を抜き取る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
図面、特に図1及び図2には、らせん状巻きワイヤー挿入物と関連して用いられる抜取具10が示されている。らせん状挿入物は、例えば、従来のネジ山を有するスティール製留め具をアルミニウムのような比較的柔らかい合金材料に留めつけるのが望まれる場合に用いられる。らせん状挿入物は、突起型、無突起型、ネジ固定型のいずれであってもよい。本発明の抜取具10は、一方の端に手動ハンドル22、反対の端に連結器24を備えてもよい。連結器24は、抜取具10のマンドレル30を選択的に受け入れ、図6、7、9及び13に示すように、母材18に穿たれた穴の中のらせん状挿入物14を除去する際にマンドレル30を支持する。または、抜取具10は、電動ドリルまたはねじまわし(図示しない)のようなモータで電動駆動するビットまたはマンドレルであってもよい。
【0007】
図2に示すように、マンドレル30は、連結器24に挿入するための第1端32を有し、連結器24は、選択的にブッシュ28を第1端32に押し付ける。連結器24は、ハンドル22の端部26に切られた外側ネジ山に締められる内側ネジ山を有するナット部50を備える。端部26に完全に締められると、連結器24のナット部50は、ブッシュ28をマンドレル30の第1端32に押し付けることによって、マンドレル30をハンドル22に固定する。好ましくは、マンドレル30の径は、穿たれた穴16の内径に案内される。
【0008】
図3及び図4に最もよく示されるように、第1端32の反対側の端で、マンドレル30は、第2端34を有し、この第2端は、大径部36と小径部37とを有する先端部38を持つ。大径部36は、らせん状挿入物14が穿たれた穴16に設置され母材18に対して拡張された際のらせん状挿入物14の内径に近づく。より具体的には、大径部36は、設置された状態の挿入物14の内径より僅かに小さく、これによって、設置された挿入物14中に先端部38が軸方向に容易く挿入される。大径部36は、先端部38の周囲の一部に広がる。具体的には、大径部36は、先端部38の周囲の4分の3に広がり、一方の端で傾斜した表面41を有し、もう片方の端で歯42を有する。傾斜表面41と歯42の間の空隙39は、小径部37を露出する。最後に、第2端34の傾斜した先導端40が、小径部37の頭部を位置し、マンドレル30が挿入物14中へ挿入するのを容易にする。
【0009】
図3、図4、図5a及び図5bに示すように、長手方向中心軸58が第2端34の軸中心を通る。図5aに最も良く示されるように、長手方向中心軸58は、第1の長手方向平面60と第2の長手方向平面62との交線によって定められる。軸とこれらの平面は、下記の説明のために図示されている。
【0010】
図7〜9に示すように、挿入物14は、後端13にノッチ12を含む。図8に最も良く示されるように、ノッチ12は、抜取具の歯またはツメを位置させるための先端壁54と1対のカム表面52aと52bとを含む。下記に記載するように、発明に係る抜取具10は、このノッチ12を形成するだけでなく、このノッチを用いてらせん状挿入物14を除去する。
【0011】
この目的のために、図5aに示すように、大径部36の一方の端に形成された歯42は、らせん状挿入物14の後端13にノッチ12を形成し、それに係合するするようになっている。より具体的には、歯42は、面43と傾斜部44と肩部45を含む。
【0012】
図3に最も良く示されるように、面43は、長手方向中心軸58に対して垂直な平面にある垂線N1から角度α、好ましくは約3度、傾斜先導端40の方へ外側に傾斜している。本発明による許容可能な角度αは、好ましくは、1度から15度の間である。図4に示すように、面43はまた、長手方向中心軸58に対して垂直な平面にある垂線N2から角度β、好ましくは約3度〜5度、傾斜部44から肩部45へと傾斜している。本発明による許容可能な角度βは、好ましくは、1度から15度の間である。図5aに最も良く示されるように、肩部45は、角度χ、好ましくは約12度、第1の長手方向平面60から傾斜している。本発明による許容可能な角度χは、好ましくは、5度から15度の間である。
【0013】
図3〜5aに示すように、第1の切刃43aは、面43と歯42の上面との交線に形成され、第2の切刃43bは、面43と肩部45との交線に形成される。切刃43aと43bは、下記に記載するように、挿入物14にノッチを形成することができる複合角を形成する。
【0014】
本発明の変形例が、図5bに示される。ここでは、歯42’は、大径部36の一方の端に形成されている。歯42と同様に、歯42’は、らせん状挿入物14の後端13にノッチを形成し、それに係合するようになっている。より具体的には、歯42’は、面43’の側面に位置する肩45aと45bとを含む。
【0015】
図3に示される歯42の面43と同様に、面43’は、長手方向中心軸58に対して垂直な平面にある垂線N1から角度I、好ましくは約3度、傾斜先導端40の方へ外側に傾斜している。本発明による許容可能な角度Iは、好ましくは、1度から15度の間である。図4に示される歯42の面43と同様に、面43’は、長手方向中心軸58に対して垂直な平面にある垂線N2から角度θ、好ましくは約3度〜5度、肩部45aから肩部45bへと傾斜している。本発明による許容可能な角度θは、好ましくは、1度から15度の間である。図5bに最も良く示されるように、肩部45a、45bは、第1の長手方向平面60のような長手平面から12度傾斜している。本発明による許容可能な角度_,_’は、好ましくは、5度から15度の間である。
【0016】
図3〜5aの歯42について示した切刃と同様、第1の切刃43a’が面43’と刃42‘の上面の交線に形成され、第2の切刃43b’が面43’と肩部45bの交線によって形成されている。切刃43a’と43b’は、下記に説明するように挿入物14にノッチを切ることができる複合角を形成する。
【0017】
ノッチ12を形成するために、先端部38の傾斜した先導端40は、図6に示すように、らせん状挿入物14と同軸に並べられる。第2端34は、穿たれた穴16の中に必要な深さまで挿入される。図6に矢印Dで示される軸方向の駆動力が抜取具10に加えられ切刃43a’と43b’を挿入物14の後端13の一部に当てる。下向きの駆動力は、工具10にハンマーを打ち付けることによって手で生成されてもよいし、空気圧や電気で動かすシステム等の動力源付工具(図示しない)を使用することによって生成されてもよい。
【0018】
図7に示すように、切刃43a及び43bは、後端13に当って、後端13の材料を切り取りノッチ12を歯12と相補的な形状に形成する。面43と肩部45の傾斜表面は、切り取られた材料が簡単に除去できるように材料を挿入物14から遠ざける形状になっている。
【0019】
抜取具10は、ノッチ12を形成すると、図8a、8b及び9に示すように、挿入物14を抜き取るのに用いることができる。挿入物の抜取りは、ノッチ形成工程後も歯42がノッチ12に係合している状態で行われる。或いは、例えば、作業者が他の作業に抜取具10を用いるためにノッチ12から歯42を外すことを望むのであれば、歯42をノッチ12から外して後に再度係合させてもよい。歯42とノッチ12の再係合は、歯42の形状によって行うことができる。特に、歯42の傾斜部44によって、新しく形成されたノッチ12の表面52a及び52bにカム運動させて、挿入部14のノッチ12中に歯42を容易に位置させることができる。
【0020】
いずれの場合も、歯42がノッチ12と係合すると、マンドレル30の左回転によってマンドレル30の先端部38の周りに挿入物14が収縮される。より具体的には、肩部45が先端壁54に当り、先端部38の周りに挿入物14を締め付け、それによって挿入物14は、母材18に対して拡張されなくなる。一旦収縮されると、挿入物14に対するマンドレル30の左方向駆動力を続けて加えることによって除去が可能になる。除去に続いて歯42をノッチから外すには、マンドレル30を軽く右回転させる(約1/4回転)ことによって、傾斜部44を表面52bに沿ってカム運動させて歯42をノッチから外すことができる。
【0021】
図8bは、上記に記載したような歯42’が挿入物14に係合しているところを表す。より具体的には、歯42’は、ノッチ12と同じような形状のノッチ12’に係合する。つまり、抜取具10の先端部38の傾斜先導端40を同軸に並べ、第2端を穿たれた穴の中に必要な深さまで挿入すると、軸方向駆動力が抜取具10に加えられ、切刃43a’及び43b’を挿入物14の後端の一部に当てる。切刃43a’及び43b’は、後端13から材料を取り去り、ノッチ12’を歯42’に相補的な形状に形成する。面43’と肩部45a及び45bの傾斜表面は、切り取られた材料が簡単に除去できるように材料を挿入物14から遠ざける形状になっている。前記同様、抜取具10は、ノッチ12の形成に続いて、挿入物14を抜き取るのに用いることができる。また前記同様、歯42’がノッチ12’と係合すると、マンドレル30の左回転によってマンドレル30の先端部38の周りに挿入物14が収縮される。より具体的には、肩部45aが先端壁54に当り、先端部38の周りに挿入物14を締め付け、それによって挿入物14は、母材18に対して拡張されなくなる。一旦収縮されると、挿入物14に対するマンドレル30の左方向駆動力を続けて加えることによって除去が可能になる。除去に続いて歯42’をノッチ12’から外すには、歯42’がノッチ12’から外れるまで挿入物14をマンドレル30から軸方向に滑らせなければならない。
【0022】
図11〜13には、ねじ固定式挿入物14’が示される。挿入物14’は、挿入物14’の一連の巻きの中に間欠的に配置されるのが好ましい小巻き部15を含む。図12に最もよく示されるように、小巻き部15は、中間把持平坦部17を含む略六角形の内径を有する。図13に最もよく表されるように、先端部38の小径部37は、ねじ固定式挿入物14’の中間把持平坦部17上に案内するように構成される。小巻き部15の中間把持平坦部17上への小径部37の係合は、ねじ固定式挿入物14’の除去を容易にする。
【0023】
抜取具10を使用するには、使用者は、単に、歯42が挿入物14’の後端13に当たってノッチ12を切るまで、母材18に穿たれた穴16に設置された挿入物14’中にマンドレル30の第2端34を挿入する。この工程は、挿入物14について上記に記載したのと同じであるので、ここでは繰返さない。
【0024】
ノッチ12が形成されると、歯42がノッチと係合し、歯42は、歯42の左回転によって挿入物14’を取り除く位置になる。挿入物14に関して上記に記載したように、挿入物14’の抜取りは、歯42とノッチ12が係合し続けている時、あるいは、歯42とノッチ12が外され再度係合された時に行われる。歯42とノッチ12の再係合の過程は、挿入物14に関して説明したものと同じであるので、ここでは繰返さない。
【0025】
前述したように、歯42がノッチと係合されると、マンドレル30の左回転によってマンドレル30の先端部38の周りに挿入物14が収縮される。一旦肩部45が先端壁に当たると、挿入物14’は、先端部38の周りに締り、これによって挿入物14’は、母材18に対してもはや拡張しなくなる。挿入物14’に対してマンドレル30の左回転駆動力を引き続き加えると、穿たれた穴16から挿入物を除去することができる。除去に続いて歯42をノッチ12から外すには、マンドレル30を軽く右回転(約1/4回転)させると、歯42がノッチ12から外れる。
【0026】
抜取具10によって、母材18に穿たれた穴16の中に設置後のらせん状挿入物14、14‘のノッチ形成と除去ができる。抜取具10は、母材18に損傷を加えることのないノッチ形成と挿入物14、14‘の除去を提供する。従って、抜取具10は、正しく設置されなかったり損傷を受けた挿入物にノッチを形成し、除去する比較的簡単で安価な方法を提供する。
【0027】
これまで、上記の抜取具10を単一のマンドレルを含むものとして説明してきたが、図10に示すように、異なる大きさの挿入物14、14’に対応する異なる大きさの一連の複数のマンドレル30を提供するのが好ましい。従って、ノッチ形成抜取具セット10は、単一の工具本体20を有し、除去すべき挿入物14、14’の大きさに対応したマンドレル30,30’、30’’、30’’’を単に選択することによって異なる大きさの挿入物14、14’を除去できる。連結器24によって、選択されたマンドレル30をハンドル22に簡単に結合させることができる。さらに、マンドレル30は、様々な市販の種類のハンドルや他の種類の機械的保持具と共に使用できる大きさの第1端32を含む。図示するように、マンドレル本体は、断面がほぼ円形であるが、例えば正方形や六角形のような他のいかなる形状にも作ることができる。従って、発明のマンドレル30は、抜取具10の本体20と独立して用いることができる。
【0028】
いまや当業者は、上記の説明から、本発明の広い教示を多様な形態に実行できることが理解できる。従って、本発明をその具体例について説明したが、発明の真の範囲は、具体例に示されたようなものに限定されるべきではない。というのは、図面、明細書及び請求項を検討すれば他の変形も当業者には明らかであろうからである。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明に関わるらせん状挿入物用のノッチ形成抜取具の正面図である。
【図2】図1のノッチ形成抜取具の部分断面図である。
【図3】図1のノッチ形成抜取具の先導端の部分側面図である。
【図4】図1のノッチ形成抜取及び調整具の先導端の部分平面図である。
【図5a】図1のノッチ形成抜取具の先導端の端面図である。
【図5b】本発明に関わるノッチ形成抜取具の先導端の他の実施態様の端面図である。
【図6】図1〜4、5a及び5bに示すノッチ形成抜取具の先導端の部分断面図であり、母材の穴に設置されたらせん状巻きワイヤー挿入物にノッチを形成する前の状態を表す。
【図7】図6に示すノッチ形成抜取具の先導端の部分断面図であり、母材の穴に設置されたらせん状巻きワイヤー挿入物にノッチを形成している状態を表す。
【図8a】図7に示すノッチ形成抜取具の先導端の部分断面平面図であり、らせん状巻きワイヤー挿入物の内径に係合している状態を表す。
【図8b】図5bに示すノッチ形成抜取具の先導端の部分断面平面図であり、らせん状巻きワイヤー挿入物の内径に係合している状態を表す。
【図9】図1に示すノッチ形成抜取具の先導端の部分断面図であり、母材の穴かららせん状巻きワイヤー挿入物を取り除いている状態を表す。
【図10】異なる寸法の先導端を有する一組のノッチ形成抜取具の斜視図である。
【図11】図1のノッチ形成抜取具と共に用いるねじ固定式挿入物の側面図である。
【図12】図11の線12−12におけるねじ固定式挿入物の断面図である
【図13】図1〜4、5a及び5bに示すノッチ形成抜取具の先導端の部分断面図であり、母材の穴に設置された図11〜12のねじ固定式挿入物の内径に係合している状態を表す。

Claims (41)

  1. 後端を含む一連の巻回部を有するらせん状巻きワイヤー挿入物を母材に穿たれた穴から除去するためのノッチ形成抜取具であって、
    先端部と先端部から横方向に伸びる歯を含む第2端と反対側の第1端を有するマンドレルを含み、歯は、ワイヤー挿入物の後端にノッチを形成し、先端部の周りに一連の巻回部を収縮するように構成され、ワイヤー挿入物は母材を傷つけることなく穿たれた穴から抜き取ることができ、
    マンドレルを動作させてノッチを形成し、歯がワイヤー挿入物に係合した時ワイヤー挿入物を回転させるように操作可能な、マンドレルの第1端に接続されたハンドルとからなるノッチ形成抜取具。
  2. 歯が、後端の材料を切りノッチを形成するような形状の面と肩部を含み、肩部は、さらに、ハンドルを回転すると、ノッチを形成する先端壁を引っ掛ける形状をしている請求項1のノッチ形成抜取具。
  3. 歯が、さらに、挿入物からのマンドレルの除去を容易にする傾斜部を含む請求項2のノッチ形成抜取具。
  4. 第2端が、さらに、傾斜部と歯の間に空隙を含み、空隙と傾斜部が協働して挿入物のノッチに歯を位置させる請求項3のノッチ形成抜取具。
  5. 前記面が、第1の角度で先導端に向かって外側に傾斜している請求項2のノッチ形成抜取具。
  6. 第1の角度が、約3度である請求項5のノッチ形成抜取具。
  7. 前記面が、第2の角度で肩部に向かって傾斜している請求項2のノッチ形成抜取具。
  8. 第2の角度が、約3〜5度である請求項7のノッチ形成抜取具。
  9. ハンドルが、マンドレルの第1端をハンドルに対して選択的に保持する連結装置を含む請求項1のノッチ形成抜取具。
  10. ハンドルが、マンドレルの第1端を受けるブッシュを含み、連結装置が、マンドレルの第1端の周りにブッシュを押し付けてマンドレルをハンドルに対して選択的に保持する請求項9のノッチ形成抜取具。
  11. 後端を含む一連の巻回部を有するらせん状巻きワイヤー挿入物にノッチを形成し、挿入物を母材に穿たれた穴から除去するための工具と共に用いるマンドレルであって、
    先端部と先端部から横方向に伸びる歯を含む第2端と反対側の第1端を有する本体を含み、歯は、挿入物にノッチを形成し先端部の周りに一連の巻回部を収縮するように構成され、ワイヤー挿入物は母材を傷つけることなく穿たれた穴から抜き取ることができるマンドレル。
  12. 第1端がマンドレルを工具に連結させるよう構成された請求項11のマンドレル。
  13. 歯が、後端の材料を切りノッチを形成するような形状の面と肩部を含み、肩部は、さらに、ハンドルを回転すると、ノッチを形成する先端壁を引っ掛ける形状をしている請求項11のマンドレル。
  14. 歯が、さらに、挿入物からのマンドレルの除去を容易にする傾斜部を含む請求項13のマンドレル。
  15. 第2端が、さらに、傾斜部と歯の間に空隙を含み、空隙と傾斜部が協働して挿入物のノッチに歯を位置させる請求項13のマンドレル。
  16. 前記面が、第1の角度で先導端に向かって外側に傾斜している請求項13のマンドレル。
  17. 第1の角度が、約3度である請求項16のマンドレル。
  18. 前記面が、第2の角度で肩部に向かって傾斜している請求項13のマンドレル。
  19. 第2の角度が、約3〜5度である請求項18のマンドレル。
  20. 後端を含むらせん状巻きワイヤー挿入物用のノッチ形成抜取具セットであって、
    それぞれが第2端と第2端の反対側の第1端とを有する複数のマンドレルを含み、第2端のそれぞれは、直径が異なり、先端部と先端部から横方向に伸びる歯とを有し、歯は、挿入物の後端にノッチを形成し、挿入部と係合して回転させ、
    ハンドルとブッシュを含む本体を含み、ブッシュは複数のマンドレルの1つの第1端を選択的に受け、ハンドルは、ノッチを形成し複数のマンドレルの前記1つを回転させ複数のマンドレルの前記1つの第2端の周りに挿入物を収縮させて挿入物を除去するよう操作可能であって、それによって複数のマンドレルの前記1つは、挿入物の内径と補完し、ノッチ形成あるいは挿入物の除去を容易にするよう複数のマンドレルから選択されるノッチ形成抜取具セット。
  21. 歯が、後端の材料を切りノッチを形成するような形状の面と肩部を含み、肩部は、さらに、ハンドルを回転すると、ノッチを形成する先端壁を引っ掛ける形状をしている請求項20のノッチ形成抜取具セット。
  22. 歯が、さらに、挿入物からのマンドレルの除去を容易にする傾斜部を含む請求項21のノッチ形成抜取具セット。
  23. 第2端が、さらに、傾斜部と歯の間に空隙を含み、空隙と傾斜部が協働して挿入物のノッチに歯を位置させる請求項22のノッチ形成抜取具セット。
  24. 前記面が、第1の角度で先導端に向かって外側に傾斜している請求項22のノッチ形成抜取具セット。
  25. 第1の角度が、約3度である請求項24のノッチ形成抜取具セット。
  26. 前記面が、第2の角度で肩部に向かって傾斜している請求項22のノッチ形成抜取具セット。
  27. 第2の角度が、約3〜5度である請求項26のノッチ形成抜取具セット。
  28. ハンドルが、マンドレルの第1端をハンドルに対して選択的に保持する連結装置を含む請求項25のノッチ形成抜取具セット。
  29. ブッシュが、複数のマンドレルの前記1つの第1端を受け、連結装置が、第1端の周りにブッシュを押し付けて複数のマンドレルの前記1つをハンドルに対して選択的に保持する請求項28のノッチ形成抜取具セット。
  30. 先端部が、大径部と小径部とを含む請求項1のノッチ形成抜取具。
  31. 大径部が、小径部より大きな周囲を有する請求項30のノッチ形成抜取具。
  32. 大径部が、一方の端部で傾斜した表面を含み、他方の端部で前記歯を含む請求項30のノッチ形成抜取具。
  33. 小径部が、少なくとも部分的に傾斜部と歯の間の空隙を形成している請求項30のノッチ形成抜取具。
  34. 先端部が、大径部と小径部とを含む請求項11のノッチ形成抜取具。
  35. 大径部が、小径部より大きな周囲を有する請求項34のノッチ形成抜取具。
  36. 大径部が、一方の端部で傾斜した表面を含み、他方の端部で前記歯を含む請求項34のノッチ形成抜取具。
  37. 小径部が、少なくとも部分的に傾斜部と歯の間の空隙を形成している請求項34のノッチ形成抜取具。
  38. 後端を含む一連の巻回部を有するらせん状巻きワイヤー挿入物を母材に穿たれた穴から除去するためのノッチ形成抜取具であって、
    先端部と先端部から横方向に伸びる歯とを含む第2端と反対側の第1端を有するマンドレルを含み、歯は、肩部を有し、ワイヤー挿入物の後端にノッチを形成し先端部の周りに一連の巻回部を収縮するように構成され、ワイヤー挿入物は母材を傷つけることなく穿たれた穴から抜き取ることができ、
    マンドレルを動作させてノッチを形成し、歯がワイヤー挿入物に係合した時ワイヤー挿入物を回転させるように操作可能な、マンドレルの第1端に接続されたハンドルと、
    第1の長手方向平面と第2の長手方向平面の交線によって形成される、第2端の軸中心を通る長手方向中心軸とを含む、ノッチ形成抜取具。
  39. 肩部が第1の長手方向平面から傾斜している請求項38のノッチ形成抜取具。
  40. 肩部が第1の長手方向平面から約12度傾斜している請求項39のノッチ形成抜取具。
  41. 肩部が挿入部にカム力を印加するようににノッチと係合する請求項38のノッチ形成抜取具。
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