JP2002160172A - レンチ - Google Patents

レンチ

Info

Publication number
JP2002160172A
JP2002160172A JP2000359149A JP2000359149A JP2002160172A JP 2002160172 A JP2002160172 A JP 2002160172A JP 2000359149 A JP2000359149 A JP 2000359149A JP 2000359149 A JP2000359149 A JP 2000359149A JP 2002160172 A JP2002160172 A JP 2002160172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wrench
nut
engaging portion
flange
handle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000359149A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Ookawa
将玄 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000359149A priority Critical patent/JP2002160172A/ja
Publication of JP2002160172A publication Critical patent/JP2002160172A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業中にナットとの係合状態を確実に保持で
きて、ナットの締付け叉は弛め作業をスムーズに行うこ
とができるようにすることにある。 【解決手段】 ナット5に係合する係合部12と、係合
部12に設けた柄部13とからなるレンチ11におい
て、係合時にナット5の片面側叉は両面側に当接する鍔
部14a(及び14b)を、前記係合部12の片面側叉
は両面側に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明はレンチに関し、特に
水道管の配管工事において直管等と、エルボ管やベンド
管とを接続するのに使用するレンチに関するものであ
る。
【0001】
【従来の技術】一般に水道の枝管等を配管する場合、例
えば図5に示すようなベンド管1(叉はエルボ管)や直
管(図示せず、以下同じ)等を用いて行われている。こ
のベンド管1について先に説明すると、図示のベンド管
1は、ベンド管本体2、挟着管3、スリーブ4及びナッ
ト5からなる。
【0002】ベンド管本体2は、全体を90度に屈曲形
成され両端部に雄ネジ6を形成すると共に各雄ネジ6と
隣接する箇所に六角形状のレンチ係合部7を形成したも
のである。
【0003】また挟着管3は、一端から他端にかけて漸
次拡大形成した短管状で、大径端から小径端近傍までス
リット8を90度間隔毎に形成した合成樹脂製のもので
あって、前記ベンド管本体2の各端から中に装着する。
【0004】またスリーブ4は、金属製で一端から他端
にかけて漸次拡大形成した短管状であり、直管の端から
中に装着するものである。
【0005】また、このベンド管1のナット5は、全体
が八角形状で雌ネジ9を有すると共に、一端側にリング
状の鍔10を有し、前記ベンド管本体2の雄ネジ6にね
じ合わせできるようにしたものである。
【0006】前記ベンド管1に直管を接続する場合は、
先ずスリーブ4を小径側から直管の一端部内に挿入する
と共に、鍔10側を奥にしてナット5をこの直管に取り
付け、一方、ベンド管本体2に小径側を奥にして挟着管
3を挿入し、前記ナット5をベンド管本体2の雄ネジ6
に指である程度ねじ込んでいく。その後、ナット5にレ
ンチを係合させると共に、もう一つのレンチをベンド管
本体2のレンチ係合部7に係合させ、レンチ係合部7に
係合させたレンチを握ってベンド管本体2の回りを阻止
させながら、もう一方の前記レンチによってナット5を
雄ネジ6に更にねじ込んでいく。このねじ込みに伴って
ナット5の鍔10が、挟着管3の大径側の端面3aに当
接して挟着管3をベンド管本体2内に押し込む。このこ
とにより挟着管3は、大径側の径が縮小していき、直管
の一端部を包むように挟む。このようにして直管はベン
ド管1と接続される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記したよ
うにベンド管本体2のレンチ係合部7を一方のレンチで
保持し、もう一方のレンチでナット5を回して作業を行
った場合、従来のレンチ(ナット係合部と柄部からなる
もの)では、作業中にナット係合部がナットから外れる
といったことが往々にしてあり、迅速な作業の進行に大
きな支障をきたす要因となっていた。
【0008】本発明は、前記のような現状に鑑みて開発
されたものであり、作業中にナットとの係合状態を確実
に保持できて、ナットの締付け叉は弛め作業をスムーズ
に行うことができるレンチを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
有効に達成するために、次のような構成にしてある。す
なわち、本発明のレンチは、ナットに係合する係合部
と、係合部に設けた柄部とからなるレンチにおいて、係
合時にナットの片面側叉は両面側に当接する鍔部を、前
記係合部の片面側叉は両面側に設けたことを特徴とする
構成である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明に係るレンチを示す斜視図で
あり、図2はレンチの平面図であり、図3は本発明に係
るレンチをナットに係合させた状態を示す説明図であ
り、図4は本発明に係るレンチを2本使用してベンド管
に直管等を接続する場合の説明図である。
【0011】これらの図において、本発明の1例のレン
チ11は、前記したナット5(図5参照)に係合する係
合部12と、この係合部12に一体的に設けた柄部13
と、略U字状に形成された鍔部14a、14bとからな
り、係合時にナット5の両面側5a、5b(図5参照)
に当接する前記鍔部14a、14bを係合部12の両面
側に設けたものである。尚、本発明のレンチは、片面側
の鍔部14bを有さないもの、すなわち係合部12の片
面側に鍔部14aを設けたものであってもよい。
【0012】前記のレンチ11をより具体的に説明する
と、前記係合部12は、八角形状のナット5の外周面1
5(図5参照)の半分位に係合でき、この係合部12の
片面側に鍔部14bを設けてある。鍔部14bは係合部
12と一体のものであるが、別体として形成し、係合部
12の片面側に固着してもよい。この例の場合、鍔部1
4aは係合部12から複数箇所の繋ぎ部16を介し、前
記鍔部14bとの所定間隔、すなわちナット5の巾(厚
み)よりやや広い間隔を以って鍔部14bと対向する位
置に設けてある。鍔部14bは、係合部12の係合面1
7(図2、図3参照)より少し突出している。鍔部14
aは、鍔部14bより更に大きく係合面17(図1、図
2参照)より突出している。尚、鍔部14aと鍔部14
bとの所定間隔は、ナット5及びレンチ係合部7(図5
参照)の巾(厚み)に応じてレンチごとに取り決めれば
よい。したがって、ナット5用、レンチ係合部7用(図
4参照)のそれぞれの前記間隔の異なる本発明のレンチ
を製造する必要がある。
【0013】また、前記柄部13は、図4に示すように
2本のレンチ11、11aを使って作業をする場合に、
各柄部13を握った手が邪魔にならないように図示のよ
うに折り曲げ形成してある。勿論、柄部13は真っ直ぐ
でもよい。更に柄部13には、大きさの異なる複数の六
角穴18(図1参照)を形成して、めがねレンチとして
使用できるようにしてある。また柄部13の先端は、鍔
部14aと鍔部14bとの間の中間に設けてもよい。
【0014】このように構成されるレンチ11、11a
を使用して前記したベンド管1に直管を接続することに
より、共回りすることなく、またナット5及びレンチ係
合部7(図5参照)から係合部12が外れるのを防止で
きる。すなわち、図3及び図4に示すようにレンチ11
aの係合部12をレンチ係合部7に係合させる。この
時、レンチ11aの鍔部14aは、レンチ係合部7の片
面7aに当接し、レンチ11aの鍔部14bは、レンチ
係合部7のもう一方の片面7bに当接する。したがっ
て、レンチ11aの柄部13を握ってレンチ係合部7と
係合部12との係合関係を保持させている間は、レンチ
11aがレンチ係合部7から外れることなく保持でき
る。
【0015】一方、前記したように直管にスリーブ4
(図5参照)を挿着すると共にナット5を設けた直管
を、挟着管3を設けたベンド管本体2に挿入し、ナット
5をベンド管本体2の雄ネジ6にある程度ねじ込む。そ
の後に、もう一方のレンチ11の係合部12をナット5
に係合させる。ナット5の片面5aには鍔部14aが当
接し、ナット5のもう一方の片面5bには鍔部14bが
当接する。したがって、レンチ11の柄部13を握って
ナット5を所定方向に回すことにより、前記レンチ11
aと同様に、レンチ11がナット5から外れることなく
ナット5をベンド管本体2の雄ネジ6にねじ込んで、ス
ムーズに直管をベンド管1に接続することができる。
【0016】尚、本発明のレンチは、図示の例のレンチ
に限定されるものではなく、適宜の大きさの金属部材を
研削等によって加工し、係合部と鍔部とを有する形状に
形成したものであってもよい。また、鍔部を有する係合
部と、柄部と別体として形成し、柄部の先端部を係合部
に溶接によって固定したり、或いは係合部に柄部の先端
部をねじ込んで固定できるように加工したものであって
もよい。また、柄部は真っ直ぐなものであっても、或い
は他の任意の形状に形成したものであってもよい。ま
た、本発明のレンチの大きさは、特に限定されるもので
はなくナット(叉はボルトの頭)の大きさ・形状に合わ
せて係合部の大きさや鍔部の大きさ、並びに柄部の大き
さを決めればよい。レンチの材質も特に限定されるもの
ではなく、アルミや工具鋼、其の他の材質であってもよ
い。更に公知の締付けトルク設定機構を備えたレンチ
を、本発明のレンチの特徴とする構成を備えた構成とす
れば、より効果的なレンチを提供することができる。
【0017】
【発明の効果】このように本発明のレンチでは、係合時
にナットの片面側叉は両面側に当接する鍔部を、レンチ
の係合部の片面側叉は両面側に設けたことによって、ナ
ットを回す場合に鍔部がナットの端面に当たって、係合
部と共にナットを保持した状態でナットを回すことがで
き、レンチとナットとの係合部分に及ぼす力のかかり状
態が不安定になっても、ナットからレンチが外れるとい
ったことを防止できる。そのため、ナットの締付け叉は
弛め作業をスムーズに行うことができる。また、本発明
のレンチを2本使用して作業を行うことによって、共回
りを確実に防止することができる。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレンチを示す斜視図である。
【図2】本発明に係るレンチの平面図である。
【図3】本発明に係るレンチをナットに係合させた状態
を示す説明図である。
【図4】本発明に係るレンチを2本使用してベンド管に
直管等を接続する場合の説明図である。
【図5】水道の配管に多く使用されているベンド管の分
解斜視図である。
【符号の説明】
5 ナット 12 係合部 11、11a レンチ 13 柄部 14a 鍔部 14b 鍔部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ナットに係合する係合部と、係合部に設け
    た柄部とからなるレンチにおいて、係合時にナットの片
    面側叉は両面側に当接する鍔部を、前記係合部の片面側
    叉は両面側に設けたことを特徴とするレンチ。 【0001】
JP2000359149A 2000-11-27 2000-11-27 レンチ Pending JP2002160172A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000359149A JP2002160172A (ja) 2000-11-27 2000-11-27 レンチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000359149A JP2002160172A (ja) 2000-11-27 2000-11-27 レンチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002160172A true JP2002160172A (ja) 2002-06-04

Family

ID=18830953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000359149A Pending JP2002160172A (ja) 2000-11-27 2000-11-27 レンチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002160172A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103029082A (zh) * 2013-01-05 2013-04-10 北京航天易联科技发展有限公司 一种简易单向扳手
KR101438276B1 (ko) * 2012-09-21 2014-09-05 신민 볼트 캡 및 볼트 캡 핸들러, 그리고 볼트 캡 세트

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101438276B1 (ko) * 2012-09-21 2014-09-05 신민 볼트 캡 및 볼트 캡 핸들러, 그리고 볼트 캡 세트
CN103029082A (zh) * 2013-01-05 2013-04-10 北京航天易联科技发展有限公司 一种简易单向扳手

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW449534B (en) Tool for driving headed fasteners
CA2615026C (en) Driving surface configuration for hand tools
TWI742234B (zh) 球形防滑之工具頭
JP2002160172A (ja) レンチ
US7788995B2 (en) Pipe fitting socket for use with an axial drive mechanism
US5642649A (en) Screwdriver with wrench engaging collar
AU2012299404B2 (en) Open end wrench head
JPH052302Y2 (ja)
JP2005279801A (ja) プライヤー
KR200373204Y1 (ko) 엘형 렌치의 지지용 툴
JP2003159658A (ja) パイプ掴持工具
US10093015B2 (en) Wrench extension tool
JP2020110898A (ja) 締め付け工具
JP3499313B2 (ja) ネジ管の締付具
JP2003159661A (ja) スナップスパナ
JP2007268691A (ja) 角棒レンチに設けられるハンドル体
JP6912831B2 (ja) ユニオン継手用締付補助具
CN214081150U (zh) 一种夹持扳手
JP2007136651A (ja) ソケットレンチ。
CA2423976A1 (en) Wrench
JP2010169166A (ja) 食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置
US1503533A (en) Hand wrench
JP3127534U7 (ja)
JP2004050336A (ja) 管継手用レンチ
US20050156084A1 (en) T-connector holding tool and method