JP3053360U - コンクリート型枠保持装置 - Google Patents
コンクリート型枠保持装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 取付穴の軸線方向とタッピングねじ部の軸線
方向との間にずれがあっても、タッピングねじ部を簡単
に取付穴にねじ込むことができるようにする。 【解決手段】 金属支柱1に取付穴17を穿け、この取
付穴17に、ねじ部材14を介して矢板控金具13を取
付ける。矢板控金具13の先端雌ねじ部13dにセパレ
ータの一端側をねじ込み、セパレータの他端側で型枠を
支持する。ねじ部材14を、タッピングねじ部14a
と、連結部14bと、鍔部14cとで形成する。タッピ
ングねじ部14aの先端位置に、先端に向かって次第に
縮径する截頭円錐形状の挿入案内部14dを設ける。挿
入案内部14dの先端を取付穴17に挿入した状態でね
じ部材14を回転させることにより、取付穴17の軸線
方向とタッピングねじ部14aの軸線方向との間にずれ
があっても、タッピングねじ部14aを簡単に取付穴1
7にねじ込むことができる。
方向との間にずれがあっても、タッピングねじ部を簡単
に取付穴にねじ込むことができるようにする。 【解決手段】 金属支柱1に取付穴17を穿け、この取
付穴17に、ねじ部材14を介して矢板控金具13を取
付ける。矢板控金具13の先端雌ねじ部13dにセパレ
ータの一端側をねじ込み、セパレータの他端側で型枠を
支持する。ねじ部材14を、タッピングねじ部14a
と、連結部14bと、鍔部14cとで形成する。タッピ
ングねじ部14aの先端位置に、先端に向かって次第に
縮径する截頭円錐形状の挿入案内部14dを設ける。挿
入案内部14dの先端を取付穴17に挿入した状態でね
じ部材14を回転させることにより、取付穴17の軸線
方向とタッピングねじ部14aの軸線方向との間にずれ
があっても、タッピングねじ部14aを簡単に取付穴1
7にねじ込むことができる。
Description
【0001】
本考案は、山留め壁や連続地中壁等の壁体に適用されるコンクリート型枠保持 装置に係り、特に連結金具を簡単に壁体に取付けることができるコンクリート型 枠保持装置に関する。
【0002】
従来、山留め壁や連続地中壁等の壁体に適用されるコンクリート型枠保持装置 としては、図7に示すように、壁体を構成する例えばH形鋼等の金属支柱1に、 溶接座2aを有する雄ねじ部材2を溶接するとともに、両端内面に雌ねじ部を有 する筒状の矢板控金具3の基端部を螺装し、一方矢板控金具3の先端部には、セ パレータ4の一端側を螺装し、セパレータ4の他端に取付けられたピーコン5で 型枠6を内側から支持するようにしたものが知られている。そして、この種のコ ンクリート型枠保持装置においては、金属支柱1から型枠6までの距離が一定で なく、型枠6を所定位置にセットできない場合には、セパレータ4の矢板控金具 3への螺入量を調節してこれを吸収するようにしている。
【0003】 前記従来のコンクリート型枠保持装置においては、矢板控金具3の金属支柱1 への連結強度が、専ら溶接座2aと金属支柱1との溶接強度に依存することにな るが、金属支柱1の表面には、泥等が付着しているため、充分な溶接強度が期待 できず、型枠6の保持力が場所によって大幅に変動するという問題がある。そし て、この型枠6の保持力が規定値に達しない場合には、壁体と型枠6との間にコ ンクリートを打設した際に、その圧力で型枠6が倒壊するおそれがある。
【0004】 そこで、溶接強度を一定に保つため従来は、金属支柱1の表面を清浄した後に 溶接するよう溶接業者に要請しているが、溶接業者にとっては、本来の仕事以外 の超過労働となるため歓迎されず、また清浄作業の分だけ工期が延びるという問 題がある。
【0005】 また、このようなことがなくても、例えば雨天や降雪時には作業ができず、こ のような場合には、定められた工期中に作業が完了しないおそれがあり、それ以 降の作業に支障を来たすという問題がある。
【0006】 そこで考案者等は先に、例えば特開平8−303004号公報に示すように、 壁体の金属板部に取付穴を設けるとともに、この取付穴にタッピングねじ部を有 するねじ部材をねじ込み、このねじ部材に連結金具を取付けるようにしたコンク リート型枠保持装置を提案した。
【0007】
本考案者等が先に提案したコンクリート型枠保持装置において、取付穴は、壁 体の金属板部外面に対してほぼ直角に穿設されることになるが、取付穴が穿設さ れている位置によっては、取付穴の正面からタッピングねじ部をねじ込むことが できないことがある。そしてこの場合には、取付穴の軸線方向とタッピングねじ 部の軸線方向との間にずれが生じ、タッピングねじ部を取付穴にねじ込むことが 容易でないという問題がある。
【0008】 また、取付穴が穿設されている金属板部外面は、必ずしも型枠と平行な面とは 限らず、この場合には、連結金具およびセパレータの突出方向が型枠に対し直角 とはならない。そしてこの場合には、連結金具をハンマ等で殴打して修正する方 法が採られているが、この際ねじ部材が破損したりねじ部材と連結金具との連結 部の連結強度が低下するという問題がある。
【0009】 また、ねじ部材がねじ込まれる取付穴を、壁体の金属板部を貫通して穿設した 場合には、穿設作業が容易でないとともに、取付穴穿設用のドリルの寿命が極端 に短くなり、また取付穴を通して地下水が噴出し、その止水作業が容易でないと いう問題がある。
【0010】 また、ねじ部材は、連結金具とともに取付穴にねじ込まれる場合と、ねじ部材 を先に取付穴にねじ込んでおき、その後このねじ部材に連結金具を取付ける場合 とがあるが、壁体にそって鉄筋を配筋した後に前記作業を行なわなければならな い場合には、特にねじ部材を先に取付穴にねじ込む際の作業が容易でないという 問題がある。
【0011】 本考案は、かかる現況に鑑みなされたもので、取付穴の軸線方向とタッピング ねじ部の軸線方向との間にずれが生じた場合であっても、壁体から離れた位置か らタッピングねじ部を容易に取付穴にねじ込むことができるコンクリート型枠保 持装置を提案することを目的とする。
【0012】 本考案の他の目的は、タッピングねじ部の取付穴への案内がスムースなコンク リート型枠保持装置を提供するにある。
【0013】 本考案の他の目的は、取付穴の軸線方向とタッピングねじ部の軸線方向との間 のずれ量が大きい場合であっても、タッピングねじ部を取付穴に案内することが できるコンクリート型枠保持装置を提供するにある。
【0014】 本考案の他の目的は、連結金具と連結部との連結が容易で、しかも連結金具を 殴打してその突出方向を曲げた場合でも連結状態が安定なコンクリート型枠保持 装置を提供するにある。
【0015】 本考案の他の目的は、連結金具を殴打してその突出方向を曲げた際に、連結部 を無理なく湾曲させて連結金具に不必要な伸びを発生させず、連結部との連結状 態を安定させることができるコンクリート型枠保持装置を提供するにある。
【0016】 本考案の他の目的は、ねじ部材を単独で取付穴にねじ込む作業を、壁体から離 れた位置から容易に行なうことができるコンクリート型枠保持装置を提供するに ある。
【0017】 本考案の他の目的は、取付穴の穿設作業が容易であるとともに、取付穴穿設用 のドリルの寿命を延ばすことができ、また取付穴を通して地下水が噴出するおそ れもないコンクリート型枠保持装置を提供するにある。
【0018】 本考案の他の目的は、連結金具を殴打してその突出方向を曲げた際に、タッピ ングねじ部が破損するおそれが全くないコンクリート型枠保持装置を提供するに ある。
【0019】 本考案のさらに他の目的は、連結金具をねじ部材とともに取付穴にねじ込む場 合や、取付穴にねじ込まれているねじ部材に連結金具を取付ける場合に、その作 業を壁体から離れた位置から容易に行なうことができるコンクリート型枠保持装 置を提供するにある。
【0020】
前記目的を達成するため本考案は、土留め壁や連続地中壁等の壁体の金属板部 に、連結金具の基端部に設けられているねじ部材を取付けるとともに、連結金具 の先端部にセパレータの一端側を螺入し、セパレータの他端側で型枠を保持する コンクリート型枠保持装置において、前記ねじ部材を、前記金属板部に穿けられ た取付穴に強制的にねじ込まれるタッピングねじ部と;タッピングねじ部を取付 穴にねじ込んだ際に壁面から突出し、前記連結金具が着脱可能に連結される連結 部と;タッピングねじ部と連結部との間に設けられ、タッピングねじ部の取付け 穴へのねじ込み量を規制する鍔部と;で構成し、前記タッピングねじ部の先端位 置に、少なくとも先端部が前記取付穴よりも小形の挿入案内部を設けるようにし たことを特徴とする。そして、タッピングねじ部の先端位置に挿入案内部が設け られているので、取付穴の軸線方向とタッピングねじ部の軸線方向との間にずれ があっても、挿入案内部の先端を取付穴内に挿入した状態でねじ部材を回転させ れば、自動的にタッピングねじ部を容易に取付穴にねじ込むことが可能となる。
【0021】 本考案はまた、挿入案内部を、先端に向かって次第に縮径する截頭円錐部で構 成するようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、タッピングねじ部の取 付穴への案内をスムースに行なうことが可能となる。また、挿入案内部の先端が 尖っていないので、取付穴の深さ以上に挿入案内部が喰い込むおそれがない。
【0022】 本考案はまた、挿入案内部を、タッピングねじ部の先端に段付状に連続する細 棒部で構成するようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、取付穴の軸線 方向とタッピングねじ部の軸線方向との間のずれ量が大きい場合であっても、タ ッピングねじ部を取付穴に案内することが可能となる。
【0023】 本考案はまた、連結部を雄ねじ部で構成するようにしたことを特徴とする。そ してこれにより、連結金具と連結部との連結が容易でしかも連結金具を殴打して その突出方向を曲げた場合でも、連結状態を安定に維持することが可能となる。
【0024】 本考案はまた、鍔部を、連結部よりも大形で、かつ連結金具のねじ部材側の端 部外形よりも小形に形成するようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、 連結金具を殴打してその突出方向を曲げた際に、連結部を無理なく湾曲させて連 結金具に不必要な伸びを発生させず、連結部との連結状態を安定させることが可 能となる。
【0025】 本考案はまた、鍔部の外形を非真円形に形成して、連結部側から軸方向にねじ 部材操作用の工具を装着可能な工具掛け部を兼ねるようにしたことを特徴とする 。そしてこれにより、ねじ部材を単独で取付穴にねじ込む作業を、壁体から離れ た位置から容易に行なうことが可能となる。
【0026】 本考案はまた、取付穴の深さを、金属板部の板厚以下に設定するようにしたこ とを特徴とする。ところで、取付穴をドリルで穿設する際に、ドリルが金属板部 を貫通した場合には、ドリルの金属板部からの引抜きが容易でなく、取付穴を穿 設するのに時間がかかるとともに、ドリルの寿命が極端に短くなるが、取付穴の 深さを金属板部の板厚以下に設定した場合には、取付穴の穿設時間が少なくてす むとともに、ドリルの金属板部からの引抜きも容易であり、またドリルの寿命を 延ばすことも可能となる。また、取付穴が金属板部を貫通した場合には、この貫 通孔を通して地下水が噴出し、その止水作業が容易でないが、取付穴が金属板部 を貫通しない場合には、このような不具合もない。
【0027】 本考案はまた、タッピングねじ部の表層のみに、硬化処理を施すようしたこと を特徴とする。そして、タッピングねじ部の表層を硬化させることにより、取付 穴へのねじ込みが容易で大きな連結強度を得ることが可能となり、また硬化処理 を表層のみに限定しているので、連結金具を殴打してその突出方向を曲げた際に 、タッピングねじ部が破損するおそれが全くない。
【0028】 本考案はさらに、連結金具のセパレータ側の外周部に、軸方向から連結金具操 作用の工具を装着可能な工具掛け部を設けるようにしたことを特徴とする。そし てこれにより、連結金具をねじ部材とともに取付穴にねじ込む場合や、取付穴に ねじ込まれているねじ部材に連結金具を取付ける場合に、その作業を壁体から離 れた位置から容易に行なうことが可能となる。
【0029】
以下、本考案を図面を参照して説明する。 図1および図2は、本考案の第1の実施の形態に係るコンクリート型枠保持装 置を示すもので、図中、符号1は、コンクリート壁7とともに連続地中壁を構成 するH形鋼等の金属支柱であり、この金属支柱1は、コンクリート壁7にそって 例えば1m程度の間隔で配設されている。そしてこの金属支柱1には、矢板控金 具13の基端部に設けたねじ部材14が取付けられるとともに、矢板控金具13 の先端部には、セパレータ4の一端が螺入されるようになっている。
【0030】 すなわち、前記矢板控金具13は、図1および図2に示すように、円筒材の基 端部に基端雌ねじ部13aを設けるとともに、先端部にテーパ部13bを介して 例えば例えば六角ナット状の工具装着部13cを設けて構成されており、前記工 具装着部13cには、先端雌ねじ部13dが設けられている。そして、この工具 装着部13cには、例えばトルク制限機構を内蔵する電気ドリル15に取付けら れたロングドライバ16先端の六角ボックススパナ16aが軸方向から装着でき るようになっている。
【0031】 一方、前記ねじ部材14は、図1ないし図3(a),(b)に示すように、金 属支柱1の壁面に穿けられた取付穴17に強制的にねじ込まれるタッピングねじ 部14aと、このタッピングねじ部14aを取付穴17にねじ込んだ際に壁面か ら突出する雄ねじ状の連結部14bと、タッピングねじ部14aと連結部14b との間に設けられタッピングねじ部14aの取付穴17へのねじ込み量を規制す る鍔部14cとを備えており、前記タッピングねじ部14aの先端位置には、タ ッピングねじ部14aの取付穴17へのねじ込みを案内する挿入案内部14dが 設けられている。
【0032】 前記鍔部14cは、図1ないし図3(a),(b)に示すように、連結部14 bよりも大形で、かつ矢板控金具13のねじ部材14側の端部外形よりも小形に 形成されており、しかもその外形は、例えば六角形等の非真円形状をなしている 。そしてこれにより、図3(a)に示すように、連結部14b側から軸方向にね じ部材14操作用の工具(例えばトルク制限機構を内蔵する電気ドリルに取付け られたロングドライバ先端の六角ボックススパナ)18が装着できるようになっ ている。すなわち、鍔部14cは工具掛け部を兼ねている。
【0033】 また、前記挿入案内部14dは、図3(a)に示すように、先端に向かって次 第に縮径する截頭円錐形状をなしており、これにより、タッピングねじ部14a の軸線方向と取付穴17の軸線方向との間にずれがあっても、挿入案内部14d の先端を取付穴17内に挿入した状態でねじ部材14を回転させることにより、 自動的にタッピングねじ部14aの先端が取付穴17に案内され、タッピングね じ部14aを容易に取付穴17にねじ込むことができるようになっている。なお 、これについては後に詳述する。
【0034】 また、前記タッピングねじ部14aは、取付穴17に強制的にねじ込む際に充 分なタップ機能が得られるようにするために硬化処理が施されるが、この硬化処 理は、浸炭剤で包んで加熱処理することにより、タッピングねじ部14aの表層 のみに施されるようになっている。そしてこれにより、矢板控金具13を殴打し てその突出方向を曲げた際に、タッピングねじ部14aが破損するのを防止する ことができるようになっている。なお、これについては後に詳述する。
【0035】 また、前記取付穴17は、図1および図2に示すように、その深さが金属支柱 1の板厚以下に設定されており、例えば金属支柱1の板厚が13〜20mmであ るとすると、取付穴17の深さは12mm程度になるように設定されている。す なわち、取付穴17が金属支柱1を貫通することがないよう考慮されている。そ してこれにより、取付穴17を通して地下水が噴出するのを防止できるようにな っている。
【0036】 次に、本実施の形態の作用について説明する。 施工に際しては、まず金属支柱1に取付穴17を穿設する。この取付穴17の 穿設は、例えば特開平8−303004号公報に示されているように、電磁石を 有する磁気ドリルスタンドを金属支柱1の外面に磁着させ、この磁気ドリルスタ ンドに取付けられている電気ドリルを用いて行なう。
【0037】 このようにして取付穴17の穴穿け加工が終了したならば、図1に示すように 、矢板控金具13の基端雌ねじ部13aに、ねじ部材14の連結部14bをねじ 込み、矢板控金具13とねじ部材14とを連結する。この連結は、現場で行なっ てもよく、また予め連結しておくようにしてもよい。
【0038】 次いで、図1に示すように、矢板控金具13の工具装着部13cをロングドラ イバ16先端の六角ボックススパナ16aに装着するとともに、ロングドライバ 16の基端部を電気ドリル15に装着する。そして電気ドリル15を把持して、 ねじ部材14の先端を取付穴17に宛行なう。この状態で、電気ドリル15を起 動して矢板控金具13およびねじ部材14を回転させると、ねじ部材14のタッ ピングねじ部14aが取付穴17に強制的にねじ込まれ、ねじ部材14を介して 矢板控金具13が金属支柱1の外面に取付けられる。なおこの際、矢板控金具1 3とねじ部材14とは、取付穴17への強制的なねじ込みに伴なう反力により、 必然的に連結が強固になるので、両者の当初の連結は、人力で軽くねじ込んでお く程度で充分である。
【0039】 このようにして、矢板控金具13を金属支柱1に取付けたならば、図2に示す ように、矢板控金具13の先端雌ねじ部13dにセパレータ4の一端側を螺入し 、セパレータ4の他端側で図示しない型枠を支持する。
【0040】 ところで、ねじ部材14のタッピングねじ部14aを取付穴17にねじ込む場 合、作業者が常に取付穴17の正面で作業できるとは限らず、取付穴17に対し 斜めの位置から作業せざるを得ない場合もある。そしてこのような場合には、図 4に示すように、取付穴17の軸線O1 の方向とタッピングねじ部14aの軸線 O2 の方向との間にずれが生じることになる。
【0041】 ここで、タッピングねじ部14aの先端に挿入案内部14dがない場合には、 タッピングねじ部14aの先端が直接取付穴17に接触することになる。タッピ ングねじ部14aは、取付穴17とほぼ同一あるいは稍大径に寸法設定されてい るので、両軸線O1 ,O2 の方向がずれた状態でねじ部材14を回転させると、 タッピングねじ部14aの先端が跳ねてしまい、タッピングねじ部14aを取付 穴17にねじ込むことが極めて困難あるいは不可能となる。この傾向は、両軸線 O1 ,O2 の方向のずれ量が大きくなればなる程顕著になる。
【0042】 これに対して、タッピングねじ部14aの先端に挿入案内部14dがある場合 には、両軸線O1 ,O2 の方向の間にずれがあっても、図4に示すように、截頭 円錐形をなす挿入案内部14dの先端が取付穴17内に挿入される。このため、 この状態でねじ部材14を回転させると、タッピングねじ部14aの先端が跳ね ることがなく、自動的にタッピングねじ部14aの先端が取付穴17に案内され る。したがって、タッピングねじ部14aを容易に取付穴17にねじ込むことが できる。
【0043】 また、矢板控金具13を金属支柱1に取付けるとともに、この矢板控金具13 にセパレータ4を螺入して型枠を支持する際に、図5に実線で示すように、金属 支柱1が斜めに設置されている場合には、矢板控金具13およびセパレータ4の 突出方向が、図示しない型枠に対し直角とはならず、この場合には、図5に鎖線 で示すように、矢板控金具13をハンマ等で殴打して突出方向が型枠に対し直角 となるように修正する必要がある。
【0044】 ここで、ねじ部材14の鍔部14cが矢板控金具13のねじ部材14側の端部 外形よりも大形である場合には、鍔部14cが曲げ力に対してストッパとして機 能し、殴打に伴なう伸びが矢板控金具13の基端雌ねじ部13aの部分に集中的 に発生し、ねじ部材14と矢板控金具13との連結強度が低下するおそれがある 。
【0045】 これに対して、図1および図2に示すように、鍔部14が矢板控金具13のね じ部材14側の端部外形よりも小形である場合には、殴打力が矢板控金具13を 介して連結部14bの鍔部14c側の端部に効率よく伝えられ、連結部14bを 無理なく湾曲させることができる。このため、矢板控金具13の基端雌ねじ部1 3aに不必要な伸びが発生せず、ねじ部材14と矢板控金具13との連結強度が 低下するといった不具合が全くない。
【0046】 また、前記ねじ部材14のタッピングねじ部14aは、その表層のみに硬化処 理が施されている。ここで、硬化処理が全く施されていない場合には、金属支柱 1との間に大きな硬度差が得られず、タッピングねじ部14aを取付穴17に強 制的にねじ込んだ際に、タッピングねじ部14aの山が潰れて充分なタップ機能 が得られないおそれがある。このため、タッピングねじ部14aを取付穴17に 完全にねじ込むことができなかったり、完全にねじ込むことができても金属支柱 1との連結強度が低下するという問題がある。
【0047】 一方、タッピングねじ部14aの中心まで硬化処理を施した場合には、充分な タップ機能は得られるが、タッピングねじ部14aの靭性が低下し、矢板控金具 13を殴打してねじ部材14の突出方向を曲げた際に、タッピングねじ部14a が破損するおそれがある。
【0048】 これに対して、タッピングねじ部14aの表層のみに硬化処理を施した場合に は、充分なタップ機能が得られるとともに、大きな靭性も得られ、前述のような 不具合を完全に解消することができる。
【0049】 また、タッピングねじ部14aがねじ込まれる取付穴17は、その深さが金属 支柱1の板厚以下に設定されている。ところで、取付穴17をドリルで穿設する 際に、ドリルが金属支柱1を貫通した場合には、ドリルの金属支柱1からの引抜 きが容易でなく、取付穴17の穿設に時間がかかるとともに、ドリルの寿命が極 端に短くなるという問題がある。また、取付穴17が金属支柱1を貫通して設け られる場合には、取付穴17を通して地下水がセパレータ4側に噴出し、この場 合には、コンクリートの打設前に止水作業を行なわなければならず、その作業が 容易でないという問題がある。
【0050】 これに対して、取付穴17が金属支柱1を貫通しない場合には、その穴穿け作 業が容易であるとともに、ドリルの寿命を延ばすことができ、また地下水の噴出 のおそれがないことから、止水作業を行なう必要もなく、工期の短縮およびコス トダウンを図ることができる。
【0051】 なお、前記実施の形態においては、矢板控金具13とねじ部材14とを予め連 結しておき、その後これらを一体として取付穴17にねじ込む場合について説明 したが、ねじ部材14のみを先に取付穴17にねじ込んでおき、その後このねじ 部材14に矢板控金具13を連結するようにしてもよい。この際、ねじ部材14 の鍔部14cは、軸方向から工具18を装着可能な工具掛け部を兼ねているので 、ねじ部材14を離れた位置から容易に取付穴17にねじ込むことができる。
【0052】 図6は、本考案の第2の実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態にお けるねじ部材14に代え、ねじ部材24を用いるようにしたものである。
【0053】 すなわち、このねじ部材24は、図6に示すように、取付穴17(図1参照) に強制的にねじ込まれるタッピングねじ部24aと、このタッピングねじ部24 aを取付穴17にねじ込んだ際に壁面から突出する雄ねじ状の連結部24bと、 タッピングねじ部24aと連結部24bとの間に設けられタッピングねじ部24 aの取付穴17へのねじ込み量を規制する鍔部24cとを備えており、前記タッ ピングねじ部24aの先端位置には、タッピングねじ部部24aの取付穴17へ のねじ込みを案内する挿入案内部24dが設けられている。
【0054】 前記タッピングねじ部24a,連結部24bおよび鍔部24cは、前記第1の 実施の形態におけるタッピングねじ部14a,連結部14bおよび鍔部14cと 同一構造をなしており、一方前記挿入案内部24dは、前記第1の実施の形態に おける挿入案内部14dと異なり、タッピングねじ部24aの先端に段付状に連 続する細棒部で構成されている。そしてこれにより、タッピングねじ部24aの 軸線O3 の方向と取付穴17の軸線O1 (図4参照)の方向との間のずれ量がか なり大きな場合であっても、問題なくタッピングねじ部24aを取付穴17に案 内できるようになっている。 なお、その他の点については前記第1の実施の形態と同一構成となっており、 作用も同一である。
【0055】 しかして、ねじ部材24dの挿入案内部24dは、細棒状をなしているので、 両軸線O1 ,O3 の方向の間のずれ量が大きい場合であっても、問題なくタッピ ングねじ部24aを取付穴17に案内することができる。
【0056】 なお、前記両実施の形態においては、ねじ部材14,24の鍔部14c,24 cが六角ナット状をなす場合について説明したが、工具18を軸方向から装着で きる非真円形状であれば、六角以外の多角形状でも、また多角形以外の例えば楕 円形状等でもよい。また、ねじ部材14,24を常に矢板控金具13に連結した 状態で使用するのであれば、鍔部14c,24cに工具掛け部としての機能を持 たせる必要もない。
【0057】 また、前記両実施の形態においては、ねじ部材14,24の連結部14b,2 4bが雄ねじ状をなす場合について説明したが、矢板控金具13との間に充分な 連結強度が得られるのであれば、例えばバヨネット方式等の連結構造でもよい。
【0058】
以上説明したように本考案は、ねじ部材を、タッピングねじ部と連結部と鍔部 とで構成し、タッピングねじ部の先端位置に、少なくとも先端部が取付穴よりも 小形の挿入案内部を設けるようにしているので、取付穴の軸線方向とタッピング ねじ部の軸線方向との間にずれがあっても、挿入案内部の先端を挿入した状態で ねじ部材を回転させるだけで、自動的にタッピングねじ部の先端が取付穴に案内 され、タッピングねじ部をにねじ込むことができる。
【0059】 本考案はまた、挿入案内部を、先端に向かって次第に縮径する截頭円錐部で構 成するようにしているので、タッピングねじ部の取付穴への案内をスムースに行 なうことができる。また、挿入案内部の先端が尖っていないので、取付穴の深さ 以上に挿入案内部が喰い込むおそれがない。
【0060】 本考案はまた、挿入案内部を、タッピングねじ部の先端に段付状に連続する細 棒部で構成するようにしているので、取付穴の軸線方向とタッピングねじ部の軸 線方向との間のずれ量が大きい場合であっても、タッピングねじ部を確実に取付 穴に案内することができる。
【0061】 本考案また、連結部を雄ねじ部で構成するようにしているので、連結金具と連 結部との連結が容易で、しかも連結金具を殴打してその突出方向を曲げた場合で も、連結状態を安定に維持することができる。
【0062】 本考案はまた、鍔部を連結部よりも大形で、かつ連結金具のねじ部材側の端部 外形よりも小形に形成するようにしているので、連結金具を殴打してその突出方 向を曲げた際に、連結部を無理なく湾曲させて連結金具に不必要な伸びを発生さ せず、連結部との連結状態を安定させることができる。
【0063】 本考案はまた、鍔部の外形を非真円形に形成して、連結部側から軸方向にねじ 部操作用の工具を装着可能な工具掛け部を兼ねるようにしているので、ねじ部材 を単独で取付穴にねじ込む作業を、壁体から離れた位置から容易に行なうことが できる。
【0064】 本考案はまた、取付穴の深さを、金属板部の板厚以下に設定するようにしてい るので、取付穴の穿設作業が容易であるとともに、ドリルの寿命を延ばすことが でき、また取付穴を通して地下水が噴出することもないので、その止水作業も不 要である。
【0065】 本考案はまた、タッピングねじ部の表層のみに硬化処理を施すようにしている ので、取付穴へのねじ込みが容易で、大きな連結強度を得ることができるととも に、連結金具を殴打してその突出方向を曲げた際に、タッピングねじ部が破損す るおそれがない。
【0066】 本考案はさらに、連結金具のセパレータ側の外周部に、軸方向から連結金具操 作用の工具を装着可能な工具掛け部を設けるようにしているので、連結金具をね じ部材とともに取付穴にねじ込む場合や、取付穴にねじ込まれているねじ部材に 連結金具を取付ける場合に、その作業を壁体から離れた位置から容易に行なうこ とができる。
【図1】本考案の第1の実施の形態に係るコンクリート
型枠保持装置の要部を示す部分断面図である。
型枠保持装置の要部を示す部分断面図である。
【図2】矢板控金具にセパレータを取付けた状態を示す
図1相当図である。
図1相当図である。
【図3】(a)は図1のねじ部材の詳細図、(b)は
(a)の左側面図である。
(a)の左側面図である。
【図4】取付穴の軸線方向とタッピングねじ部の軸線方
向との間にずれがある状態を示す説明図である。
向との間にずれがある状態を示す説明図である。
【図5】矢板控金具を殴打してその突出方向を曲げる必
要がある場合の例を示す説明図である。
要がある場合の例を示す説明図である。
【図6】本考案の第2の実施の形態を示す図3(a)相
当図である。
当図である。
1 金属支柱 4 セパレータ 7 コンクリート壁 13 矢板控金具 13a 基端雌ねじ部 13b テーパ部 13c 工具装着部 13d 先端雌ねじ部 14,24 ねじ部材 14a,24a タッピングねじ部 14b,24b 連結部 14c,24c 鍔部 14d,24d 挿入案内部 15 電気ドリル 16 ロングドライバ 16a 六角ボックススパナ 17 取付穴 18 工具 O1 ,O2 ,O3 軸線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態に係るコンクリート
型枠保持装置の要部を示す部分断面図である。
型枠保持装置の要部を示す部分断面図である。
【図2】矢板控金具にセパレータを取付けた状態を示す
図1相当図である。
図1相当図である。
【図3】(a)は図1のねじ部材の詳細図、(b)は
(a)の左側面図である。
(a)の左側面図である。
【図4】取付穴の軸線方向とタッピングねじ部の軸線方
向との間にずれがある状態を示す説明図である。
向との間にずれがある状態を示す説明図である。
【図5】矢板控金具を殴打してその突出方向を曲げる必
要がある場合の例を示す説明図である。
要がある場合の例を示す説明図である。
【図6】本考案の第2の実施の形態を示す図3(a)相
当図である。
当図である。
【図7】従来のコンクリート型枠保持装置を示す全体構
成図である。
成図である。
【符号の説明】 1 金属支柱 4 セパレータ 7 コンクリート壁 13 矢板控金具 13a 基端雌ねじ部 13b テーパ部 13c 工具装着部 13d 先端雌ねじ部 14,24 ねじ部材 14a,24a タッピングねじ部 14b,24b 連結部 14c,24c 鍔部 14d,24d 挿入案内部 15 電気ドリル 16 ロングドライバ 16a 六角ボックススパナ 17 取付穴 18 工具 O1,O2,O3 軸線
Claims (9)
- 【請求項1】 土留め壁や連続地中壁等の壁体の金属板
部に、連結金具の基端部に設けられているねじ部材を取
付けるとともに、連結金具の先端部にセパレータの一端
側を螺入し、セパレータの他端側で型枠を保持するコン
クリート型枠保持装置において、前記ねじ部材は、前記
金属板部に穿けられた取付穴に強制的にねじ込まれるタ
ッピングねじ部と;タッピングねじ部を取付穴にねじ込
んだ際に壁面から突出し、前記連結金具が着脱可能に連
結される連結部と;タッピングねじ部と連結部との間に
設けられ、タッピングねじ部の取付穴へのねじ込み量を
規制する鍔部と;を備え、前記タッピングねじ部は、そ
の先端位置に少なくとも先端部が前記取付穴よりも小形
の挿入案内部を有していることを特徴とするコンクリー
ト型枠保持装置。 - 【請求項2】 挿入案内部は、先端に向かって次第に縮
径する截頭円錐部で構成されていることを特徴とする請
求項1記載の請求項1記載のコンクリート型枠保持装
置。 - 【請求項3】 挿入案内部は、タッピングねじ部の先端
に段付状に連続する細棒部で構成されていることを特徴
とする請求項1記載のコンクリート型枠保持装置。 - 【請求項4】 連結部は、雄ねじ部で構成されているこ
とを特徴とする請求項1,2または3記載のコンクリー
ト型枠保持装置。 - 【請求項5】 鍔部は、連結部よりも大形で、かつ連結
金具のねじ部材側の端部外形よりも小形に形成されてい
ることを特徴とする請求項1,2,3または4記載のコ
ンクリート型枠保持装置。 - 【請求項6】 鍔部は、その外形が非真円形に形成され
て、連結部側から軸方向にねじ部材操作用の工具を装着
可能な工具掛け部を兼ねていることを特徴とする請求項
5記載のコンクリート型枠保持装置。 - 【請求項7】 取付穴は、その深さが金属板部の板厚以
下に設定されていることを特徴とする請求項1,2,
3,4,5または6記載のコンクリート型枠保持装置。 - 【請求項8】 タッピングねじ部は、その表層のみに硬
化処理が施されていることを特徴とする請求項1,2,
3,4,5,6または7記載のコンクリート型枠保持装
置。 - 【請求項9】 連結金具は、そのセパレータ側の外周部
に、軸方向から連結金具操作用の工具を装着可能な工具
掛け部を有していることを特徴とする請求項1,2,
3,4,5,6,7または8記載のコンクリート型枠保
持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998000313U JP3053360U (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | コンクリート型枠保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998000313U JP3053360U (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | コンクリート型枠保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3053360U true JP3053360U (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=43187446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998000313U Expired - Fee Related JP3053360U (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | コンクリート型枠保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3053360U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011102618A (ja) * | 2009-11-11 | 2011-05-26 | Enupatto Kk | 土木建築用ボルト |
JP2012122219A (ja) * | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Enupatto Kk | コンクリート型枠保持部材 |
JP2018119313A (ja) * | 2017-01-25 | 2018-08-02 | 鋭一 菅野 | コンクリート型枠の支持金具 |
-
1998
- 1998-01-19 JP JP1998000313U patent/JP3053360U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011102618A (ja) * | 2009-11-11 | 2011-05-26 | Enupatto Kk | 土木建築用ボルト |
JP2012122219A (ja) * | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Enupatto Kk | コンクリート型枠保持部材 |
JP2018119313A (ja) * | 2017-01-25 | 2018-08-02 | 鋭一 菅野 | コンクリート型枠の支持金具 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |