JP2000296435A - 異形ガラスの位置決め方法および装置 - Google Patents

異形ガラスの位置決め方法および装置

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JP2000296435A
JP2000296435A JP11104457A JP10445799A JP2000296435A JP 2000296435 A JP2000296435 A JP 2000296435A JP 11104457 A JP11104457 A JP 11104457A JP 10445799 A JP10445799 A JP 10445799A JP 2000296435 A JP2000296435 A JP 2000296435A
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glass plate
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stopper
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Yoshimasa Nakajo
義正 中條
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G49/00Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
    • B65G49/05Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
    • B65G49/06Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
    • B65G49/067Sheet handling, means, e.g. manipulators, devices for turning or tilting sheet glass

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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両用ドアガラス等の異形ガラス、特に左右非
対称なフラットなガラス板を搬送ラインで位置決めをす
る。 【解決手段】水平方向に滑動自在な支持台上に異形ガラ
スを水平姿勢で載置させ、前記支持台をX軸、およびY
軸方向に傾斜させて、異形ガラスを支持台上の傾斜によ
り下端側となったコーナー部に寄せ、該コーナーを挟む
2辺に設けたストッパーに当接させて位置決めするよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用窓ガラス用
として曲げ加工する前の異形ガラス、特に左右非対称で
フラットなガラス板を搬送ラインで位置決めする方法及
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ガラス板等の板状体を加工処
理等するために搬送ライン上で位置決めする方法や装置
が数多く提案され、知られている。
【0003】例えば、本出願人による先の出願に係わる
実開平1−102130号公報にて、2本のベルトコン
ベアで搬送される板ガラスを自在ローラーで支持する昇
降架台と、前記板ガラスの長・短2辺の位置を規正する
出入手段と、該出入手段と対向する位置で前記板ガラス
の端縁を押圧する押圧手段よりなる板ガラスの位置決め
装置を開示した。
【0004】また、同じく本出願人による特開平6−2
47594号公報にて、異形のガラス板を噴射浮上、吸
着するロールコンベア付きエアテーブルの面上の片縁
に、該ロールの中央に向かう横行方向に突出入し、前記
ガラス板の端面と当接して基準位置となるストッパーを
設けた基準プッシャーと、該基準プッシャーと対向位置
で前記エアテーブル上に架設する架台の横梁に設けた往
復動手段による横行自在な台座より垂下するロッドの下
端に、横行方向に突出入し前記ガラス板の端面を接圧す
る円板状あるいは方形板状の当接部材を設けた横行プッ
シャーと、該横行プッシャーを挟み前記コンベアの搬送
方向に離間し、かつ前記横梁に添設する前後動手段によ
り往復横行せしめるブラケットから懸吊させて対向の前
記往復動手段からなる一対の旋回プッシャーとを設けた
異形ガラスの位置決め装置において、前記ブラケット上
に載置して前記往復動手段を水平に回動せしめる回動手
段を設けた異形ガラスの位置決め装置を開示した。
【0005】さらに、同じく本出願人による特開平6−
183556号公報にて、ロールコンベア上で搬送中の
ガラス板を所定の位置に停止せしめ、該ガラス板の一辺
を位置決めするガラス板の位置決め装置において、前記
コンベアのロール間に、複数のフリーベアを上面に並設
し該コンベアの片側より離隔して設けたシャフトを介し
傾動自在な複数の俯仰アームを配設し、該シャフト側の
前記ロール上に立設し前記コンベアの中心方向に横行往
復動自在/および上下動自在、かつ前記俯仰アームの傾
動に追動して傾く底辺プレートの下縁に、前記フリーベ
アで滑動の前記ガラス板を当接停止せしめる底辺ストッ
パーを並設したガラス板の位置決め装置を開示した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】例えば、実開平1−1
02130号公報で示されるものは、四辺形あるいは台
形状のガラス板を四方向よりローラーで位置を固定する
ため板ガラスの形状が限定され、昨今の自動車ドア窓用
昇降ガラスのような多様化された左右非対称の異形な形
状の場合には採用することはできないという問題点があ
った。
【0007】また、特開平6−247594号公報で示
されるものは、車両用ドアガラス等に使用する異形な形
状をしたガラス板の位置決め装置に関するものである
が、フラットな形状のガラス板をエアーテーブル上で浮
上させて位置決めするものであるが、ガラス板の辺、あ
るいは角部をプッシャーにより押圧して位置決めするた
め、時間がかかるという問題点があった。
【0008】さらに、特開平6−183556号公報で
示されるものも、車両用ドアガラスのような複雑な形状
をしたガラス板でも、底辺ストッパー側については正確
な位置決めを可能とするものであるが、搬送方向側の停
止位置は正確ではないという問題点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点の
解決を図る、すなわち簡易な構成にして左右非対称で異
形な形状のフラットなガラス板の位置決めを早いタクト
で行えることを目的として、水平方向に滑動自在な支持
台上に異形ガラスを水平姿勢で載置させ、前記支持台を
X軸、およびY軸方向に傾斜させて、異形ガラスを支持
台上の傾斜により下端側となったコーナー部に寄せ、該
コーナーを挟む2辺に設けたストッパーに当接させて位
置決めするようにし、あるいは、異形ガラスをエアテー
ブルの下端側となったコーナー部近傍に寄せたときに、
ガラス板のストッパー位置を傾斜したガラス板の重心位
置より高い位置で、かつガラス板の下辺に当接する位置
に設けるようにした異形ガラスの位置決め方法と、異形
ガラス板を支持台上で滑動自在とする滑動手段と、該支
持台のX軸、Y軸の片端辺を僅かに上昇傾斜させ、異形
ガラス板の滑動を容易とする傾斜手段と、傾斜により支
持台の下端側となったコーナー部を挟む縦横の辺部当接
板材、および該板材付近に設けたストッパーからなる滑
動した異形ガラス板に当接する辺部当接手段とを備え、
あるいは、前記辺部当接手段の縦横の辺部当接板に設け
たストッパーの位置を調整自在とする位置調整手段を設
け、あるいはまた、辺部当接板と前記支持台との当接部
近傍で、異形ガラスの端面に当接する前記ストッパーを
支持台の上部面より僅かに低い位置に設けるための凹溝
を支持台の上部面上に設けた異形ガラスの位置決め装置
を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に示す本発明の異形ガラスの
位置決め装置1は、図示しない移載手段により、略矩形
で滑動自在な支持台の略中央位置に水平姿勢でフラット
な異形ガラス板Gを載置するものであって、該異形ガラ
ス板Gを、図1に示すように、エアテーブル11の上面
に設けた複数の小孔13、13、・・より噴出する圧縮
エアにて浮上させ滑動させる滑動手段10と、該エアテ
ーブル11をX軸方向と、Y軸方向に順次片端辺のみを
僅かに上昇させて傾斜させ、浮上している異形ガラス板
Gを斜め下方に滑動させる傾斜手段20と、滑動した異
形ガラス板Gをエアテーブル11の傾斜により下端側と
なったコーナーを挟む縦横の2辺に設けたストッパー3
1、31’および辺部当接板32、32’に当接させて
異形ガラス板Gを位置決めする辺部当接手段30とから
なる。
【0011】さらに、前記辺部当接手段30の縦横の辺
部当接板32、32’に設けたストッパー31、31’
の位置を調整自在とする辺部位置調整手段40を設け
た。
【0012】前記滑動手段10は、図示しないブロワー
より圧縮エアーをエアチャンバー12内に送り込み、エ
アチャンバー12の上面であるエアテーブル11上に一
定間隔で随所に設けた複数個の小孔13、13、・・よ
り圧縮エアーを噴出させて、エアテーブル11上の異形
ガラス板Gを僅かに浮上させることができる。
【0013】また前記傾斜手段20は、架台2の上面部
隅部に昇降シリンダ21、21の作動によってX軸方向
に傾斜自在な傾斜板23が取り付けらており、さらに該
傾斜板23の上部隅部に昇降シリンダ21’、21’の
作動によってY軸方向に傾斜自在なエアテーブル11が
取り付けられている。
【0014】つまり、架台2の上部側の片辺には、昇降
シリンダ21、21を立設し、他辺側の両隅部には蝶番
を設けた。昇降シリンダ21、21のロッドの先端は架
台の上部面に設けた昇降シリンダ21と対応する位置近
傍に取り付けられている。これにより、該蝶番を回動軸
として前記昇降シリンダ21、21を作動させ上昇させ
ると、傾斜板23の片辺が僅かに持ち上がり、傾斜板2
3が傾斜する。
【0015】つぎに、傾斜自在な傾斜板23の片辺、例
えばY軸方向側の片辺の近傍位置に傾斜シリンダー2
1’、21’を立設し、他辺側の両隅部には蝶番2
2’、22’を設けた。昇降シリンダ21’、21’の
ロッドの先端は傾斜板23の上面と対応するエアテーブ
ル11の下面の対応位置に取り付けられる。これによ
り、該蝶番22’、22’を回動軸として前記昇降シリ
ンダ21’、21’を作動させると、エアテーブルの片
辺がわずかに持ち上がり、エアテーブルが傾斜する。
【0016】さらに、辺部当接手段30は、前記エアテ
ーブル11がX軸、Y軸方向に傾斜したときに斜め下方
側となる2辺、つまり傾斜板23の傾斜軸22、および
エアテーブル11の傾斜軸22’のそれぞれの位置のエ
アテーブル11上部にL字状に固設した辺部当接板3
2、32’と、該L字状の辺部当接板32、32’に設
け、エアテーブル11上で浮上する異形ガラス板Gに当
接するストッパー31、31’とからなる。
【0017】さらにまた、辺部位置調整手段40は、前
記辺部当接板32、32’に平行した位置にボールネジ
41、41’を設け、該ボールネジ41、41’と螺合
する図示しないガイドにアーム43、43’を介して前
記ストッパー31、31’を設けた。該ボールネジ4
1、41’はその端部に連結した調整ハンドル42、4
2’を回すことによって回転させ、ストッパー31、3
1’の位置を自由に調整することができる。
【0018】尚、ボールネジ41、41’に代えて台形
ネジとしても良い。
【0019】前記ストッパー31、31’はエアテーブ
ル11上を浮上する異形ガラス板Gの端面を確実に当接
させるため、辺部当接板32、32’に沿ってエアテー
ブル11の端部上面に凹溝14、14を設け、該ストッ
パー31、31’の下端はエアテーブル11の上面より
僅かに低い位置とすることができる。
【0020】次に、本発明の異形ガラスGの位置決め方
法および装置1の作動、および作用について説明する。
【0021】まず、図示しない移載手段により、図1に
示すような略矩形なエアテーブル11の略中央の近傍位
置に、水平姿勢でフラットな異形ガラス板Gを予め設定
した概略の向きに載置する。
【0022】該異形ガラス板Gは滑動手段10であるエ
アテーブル11の上面に設けた複数の小孔13、13、
・・より噴出するエアにてガラス板を浮上させ滑動する
が、噴出する圧縮エアは位置決めするガラス板Gを僅か
に浮上させるだけの圧力があれば十分である。
【0023】前記エアテーブル11はエアを噴出しガラ
ス板Gを浮上させた状態で傾斜手段20により、X軸方
向と、Y軸方向の両方向にそれぞれ別々に順不同で傾斜
させることができる。
【0024】いま、図2、図3、図4で示すように、ま
ず傾斜手段20の傾斜シリンダー21’、21’を作動
させて、エアテーブル11の片端辺のみを上昇させ、Y
軸方向に傾斜させると、ガラス板Gは自重により傾斜し
たエアテーブル上をY軸方向に斜め下方に滑動し、その
下辺は辺部当接手段30の辺部当接板35’の1点とと
ストッパー31’の1点に当接する。
【0025】続いて、エアテーブル11をY軸方向に傾
斜姿勢の状態において、さらにエアテーブル11を傾斜
シリンダ21、21を作動させて、エアテーブルの片端
辺のみを上昇させ、X軸方向に傾斜させると、ガラス板
Gは自重により傾斜したエアテーブル上をX軸方向に斜
め下方に滑動し、その下辺を辺部当接板35に設けたス
トッパー31に当接して停止する。
【0026】このX軸、Y軸の両方向への傾斜により異
形ガラス板Gが辺部当接板32’とストッパー31’、
31の計3点で当接することにより、異形ガラス板Gの
位置が決定される。
【0027】エアテーブル11の傾斜する順序は最初に
Y軸方向とし、後でX軸方向としたが、異形ガラスGの
形状によっては最初にX軸方向とし、後でY軸方向とし
ても良く、また同時でも良い。
【0028】X軸方向に傾斜させる傾斜シリンダー2
1、21、およびY軸方向に傾斜させる傾斜シリンダー
21’、21’は、図1ではエアテーブル11のコーナ
ーにそれぞれ2カ所づつ設けたが、上昇させる2辺のそ
れぞれの中央付近に1カ所としても良い。
【0029】異形ガラスの形状によりX軸方向、Y軸方
向の傾斜を同時に行うように限定する場合には、傾斜し
た状態で最も高い位置となるエアテーブル11のコーナ
ー下部に傾斜シリンダを1カ所だけ設けるようにしても
良い。
【0030】エアテーブル11の傾斜角度は小さすぎる
と異形ガラスGの端面と辺部当接板32、32’やスト
ッパー31、31’との当接が緩くなり、位置決め精度
が低下する。また、傾斜角度が大きすぎると、位置決め
精度は安定するが、ガラス板Gが辺部当接板32、3
2’やストッパー31、31’に当接するときの衝撃度
が増し、破損の恐れも出てくる。このため、エアテーブ
ル11を傾斜させる角度としては、Y軸で7.5〜11
度、X軸で4.5〜6度が望ましい。
【0031】X軸方向と、Y軸方向でL字形状となった
辺部当接板32、32’に設けるストッパー31、3
1’の位置は、辺部位置調整手段40によって調整自在
であるが、図2、図3、図4で示すようにX軸方向のス
トッパー31’の望ましい位置は位置決めしようとする
ガラス板GをY軸方向の辺部当接板35に当接させたと
き、ガラス板Gの極力右端寄りが望ましく、かつ、エア
テーブル11上のガラス板Gが傾斜し、ストッパー3
1’に当接したときに、ガラス板Gが左側に傾くように
ガラス板Gの重心がストッパー31’の位置より左側と
なるような位置にする。
【0032】また、辺部当接板35、35’と当接する
ガラス板Gの辺に突起部がある場合は、突起部が辺部当
接板35、35’に当接しないように、ストッパー3
1、31’の位置調整や、ストッパー31’の大きさを
取り替えることによって対応すればよい。
【0033】さらに、ガラス板Gとの当接点の3カ所を
すべてストッパー31、31’としても良い。
【0034】異形ガラス板Gの位置決めが完了すると、
図示しない移載手段によって異形ガラス板Gを吸着パッ
ド等によって吸着して、次工程の所定の場所に移載す
る。
【0035】辺部当接板35、35’とストッパー3
1、31’はナイロン等の樹脂製とし、ガラス板との当
接時の衝撃を抑えるようにした。
【0036】以上好適な実施例について述べたが、本発
明はこれに限定されるものではなく種々の応用が考えら
れるものである。
【0037】前記滑動手段10として、支持台をエアテ
ーブルとし、該エアテーブル11の上面に設けた複数の
小孔13、13、・・より噴出する圧縮エアによりガラ
ス板Gを浮上させ、滑動自在とさせる例で説明したが、
前記支持台として、エアテーブル11に代えてキャスタ
ー等の自在ロールを一定間隔に並べたテーブルとしても
良い。
【0038】ストッパー31、31’は着脱自在であ
り、ガラスの形状の変化に合わせて、3点で当接すれ
ば、形状は限定されないが、異形ガラスGとの当接部の
形状が回転自在なローラー竿の円弧状等で滑り易い材質
の部材が望ましい。
【0039】また、異形ガラス板Gはフラットな強化ガ
ラス板、半強化ガラス板、生板等の単板、あるいは複数
枚の強化ガラス相互、あるいは強化ガラスと生板ガラス
を組み合わせてPVBやEVA等の中間膜または樹脂注
入で接着した合わせガラス、および前記のガラス板に飛
散防止樹脂膜を貼着したもの等が対象となる。
【0040】
【実施例】[実施例1]図2で示すように、エアテーブ
ル11をY軸方向に傾斜させると、ガラス板GがY軸方
向に滑動する。図2のガラス板Gの下辺には突起部bが
あるので、該突起部bが辺部当接板35’に当接しない
ように隙間を空け、ストッパー31’を該突起部bの右
側近傍に設け、まずガラス板Gの左下方のコーナーaと
ストッパー31’の2点で辺部当接板35’に当接する
ようにした。
【0041】この後でエアテーブル11をX軸方向に傾
斜させ、ガラス板Gをストッパー31に当接させて、ス
トッパー31、31’、および辺部当接板35’の3点
の当接でガラス板の位置を決める。 [実施例2]図3で示すように、コーナー部に突起を有
する異形ガラス板Gをエアテーブル上に移載し、エアテ
ーブル11をY軸方向に傾斜させると、ガラス板GがY
軸方向に滑動する。図3のガラス板Gの下辺が比較的滑
らかな辺であるので、ストッパー31’を該ガラス板の
右端側近傍に設け、まずガラス板Gの左下方のコーナー
aとストッパー31’の2点で辺部当接板35’に当接
するようにした。
【0042】この後でエアテーブル11をX軸方向に傾
斜させ、ガラス板Gをストッパー31に当接させて、ス
トッパー31、31’、および辺部当接板35’の3点
の当接でガラス板の位置を決める。 [実施例3]図4で示すものは、略矩形のガラス板Gを
エアテーブル上に移載し、図3の実施例2で示すものと
同様にして、エアテーブル11をY軸方向に傾斜させる
と、ガラス板GがY軸方向に滑動する。図43のガラス
板Gの下辺が比較的滑らかな辺であるので、ストッパー
31’を該ガラス板の右端側近傍に設け、まずガラス板
Gの左下方のコーナーaとストッパー31’の2点で辺
部当接板35’に当接するようにした。
【0043】この後でエアテーブル11をX軸方向に傾
斜させ、ガラス板Gをストッパー31に当接させて、ス
トッパー31、31’、および辺部当接板35’の3点
の当接でガラス板の位置を決める。
【0044】
【発明の効果】本発明は、自動車の窓ガラスのような左
右非対称で、曲げる前のフラットな形状の異形ガラスで
あっても精度良く、かつ高速度にて容易に位置決めがで
き、種々の形状であっても容易に対応可能である。
【0045】これによりラインの自動化、省力化が容易
となるという顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置決め装置の斜視図。
【図2】本発明の実施例1の異形ガラス板の位置決めを
説明する平面図。
【図3】本発明の実施例2の異形ガラス板の位置決めを
説明する平面図。
【図4】本発明の実施例3の異形ガラス板の位置決めを
説明する平面図。
【符号の説明】
G 異形ガラス 1 位置決め装置 2 架台 10 滑動手段 11 エアテーブル 12 エアチャンバー 13 小孔 14 凹溝 20 傾斜手段 21、21’ 昇降シリンダ 22、22’ 傾斜軸 23 傾斜板 30 辺部当接手段 31、31’ ストッパー 32、32’ 辺部当接板 40 辺部位置調整手段 41、41’ ボールネジ 42、42’ 調整ハンドル 43、43’ アーム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平方向に滑動自在な支持台上に異形ガラ
    スを水平姿勢で載置させ、前記支持台をX軸、およびY
    軸方向に傾斜させて、異形ガラスを支持台上の傾斜によ
    り下端側となったコーナー部に寄せ、該コーナーを挟む
    2辺に設けたストッパーに当接させて位置決めするよう
    にしたことを特徴とする異形ガラスの位置決め方法。
  2. 【請求項2】異形ガラスをエアテーブルの下端側となっ
    たコーナー部近傍に寄せたときに、ガラス板のストッパ
    ー位置を傾斜したガラス板の重心位置より高い位置で、
    かつガラス板の下辺に当接する位置に設けるようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の異形ガラスの位置決め
    方法。
  3. 【請求項3】異形ガラス板を支持台上で滑動自在とする
    滑動手段と、該支持台のX軸、Y軸の片端辺を僅かに上
    昇傾斜させ、異形ガラス板の滑動を容易とする傾斜手段
    と、傾斜により支持台の下端側となったコーナー部を挟
    む縦横の辺部当接板材、および該板材付近に設けたスト
    ッパーからなる滑動した異形ガラス板に当接する辺部当
    接手段とを備えたことを特徴とする異形ガラスの位置決
    め装置。
  4. 【請求項4】前記辺部当接手段の縦横の辺部当接板に設
    けたストッパーの位置を調整自在とする位置調整手段を
    設けたことを特徴とする請求項3記載の異形ガラスの位
    置決め装置。
  5. 【請求項5】辺部当接板と前記支持台との当接部近傍
    で、異形ガラスの端面に当接する前記ストッパーを支持
    台の上部面より僅かに低い位置に設けるための凹溝を支
    持台の上部面上に設けたことを特徴とする請求項3乃至
    4記載の異形ガラスの位置決め装置。
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