JP2000295813A - 自動平衡装置 - Google Patents

自動平衡装置

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JP2000295813A
JP2000295813A JP11094732A JP9473299A JP2000295813A JP 2000295813 A JP2000295813 A JP 2000295813A JP 11094732 A JP11094732 A JP 11094732A JP 9473299 A JP9473299 A JP 9473299A JP 2000295813 A JP2000295813 A JP 2000295813A
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rolling members
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Kentaro Soeda
建太郎 添田
Hiroshi Ikuta
浩 生田
Mitsuhiro Ueno
充浩 上野
Yuji Shishido
祐司 宍戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価であり、薄型化及び小型化が可能である
と共に、高い平衡性能を有する自動平衡装置の提供を課
題とする。 【解決手段】 回転体に設けられた環状の空間3内に周
方向及び半径方向に移動自在なバランサー4が2個以上
設けられ、上記各バランサーは、少なくとも2個の転が
り部材6と該転がり部材を転動可能に支持したウエイト
部材5とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な自動平衡装置
に関する。詳しくは、安価で、且つ、小型化、特に、薄
型化を可能にするとともに優れた平衡性能を得る技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】回転機構において、回転体に偏重心があ
る場合、すなわち、回転体の重心が回転中心にない場合
に、バランス部材が偏重心を打ち消す方向に移動して偏
重心を解消する自動平衡装置を備えたものがある。
【0003】かかる自動平衡装置は、いわゆるThea
rlの自動平衡装置により説明されるものである。な
お、Thearlの自動平衡装置についての詳細は、理
工学社出版「機械力学」(昭和57年3月)P146、
147を参照されたい。
【0004】上記した自動平衡装置に、図8乃至図10
に示すようなものが提案されている。
【0005】これは、例えば、CD−ROMドライブの
スピンドルモータに適用されたものであり、スピンドル
モータaが支持されているメカシャーシ(図示しない)
は図示しないベースシャーシに弾性体を介して支持され
ている。
【0006】ロータbの外周部に環状の空間cが形成さ
れており、該環状空間c内にバランスボールd、d、・
・・が配置されている。
【0007】上記スピンドルモータaにおいて、回転体
(ロータbのみならず該スピンドルモータaによって回
転されるCD−ROM等を含む)に偏重心がある場合、
バランスボールd、d、・・・が該偏重心を打ち消す方
向に移動して偏重心を解消する。それによって、ロータ
b(CD−ROMを含む)がスムーズに回転することが
できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の自動平衡装置にあって、バランスボールdは、所定
の回転数に達するまではロータbと共に回転する必要が
あるため、回転初期の段階ではロータマグネットeによ
って環状空間cの内周面に吸着させておく必要があり、
磁性体でなければならず、また、環状空間cを転がって
移動するため、転がり抵抗ができる限り小さいものであ
る必要があると共に耐久性と精度を維持しなければなら
ない等の条件によって、その材質が限定されていた。例
えば、従来、バランスボールdはSUSによって形成さ
れていた。しかも、多数個必要であることからコスト高
となるという問題があった。
【0009】また、使用可能なバランスボールdの直径
は、環状空間cの一番狭い部分に合わせる必要があるた
め、半径方向に余裕のない薄型モータの場合、直径の小
さなバランスボールdを多数使用する必要がある。従っ
て、環状空間cのうちバランスボールdの上下の余った
空間(図8に梨地模様を付して示す部分)は無駄な空間
となってしまう。さらに、ボール体を使用する以上、バ
ランスボールdとdとの間に無駄な空間(図10に梨地
模様を付して示す部分)が生じてしまう。
【0010】そこで、本発明は、安価であり、薄型化及
び小型化が可能であると共に、高い平衡性能を有する自
動平衡装置の提供を課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明自動平衡装置は、
上記した課題を解決するために、回転体に設けられた環
状の空間内に周方向及び半径方向に移動自在なバランサ
ーが2個以上設けられ、上記各バランサーは、少なくと
も2個の転がり部材と該転がり部材を転動可能に支持し
たウエイト部材とから成るものである。
【0012】従って、本発明自動平衡装置にあっては、
安価であり、薄型化及び小型化が可能であると共に、高
い平衡性能を有する自動平衡装置を提供することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明自動平衡装置の実
施の形態を添付図面参照して説明する。なお、図示した
実施の形態は、本発明をCD−ROMドライブ等のディ
スクドライブ装置のスピンドルモータに適用したもので
ある。
【0014】図1乃至図3に本発明自動平衡装置の第1
の実施の形態を示す。
【0015】また、スピンドルモータ1は図示しないメ
カシャーシに支持され、該メカシャーシは図示しないベ
ースシャーシに弾性体を介して支持されている。
【0016】ロータ2の外周部に環状の空間3が形成さ
れている。そして、該環状空間3内には2つのバランサ
ー4、4が配置されている。上記バランサー4はウエイ
ト部材5と転がり部材6、6、・・・とから成る。この
実施の形態において、転がり部材6は車輪として構成さ
れている。なお、バランサー4は最低でも2個必要であ
り、可能であれば3個以上設けても構わない。
【0017】ウエイト部材4は質量の比較的大きい材
料、例えば、黄銅で形成されており、環状空間3の形状
に倣った弧状をしている。そして、ウエイト部材4の径
方向の幅は環状空間3の径方向の幅よりやや小さくされ
ている。そして、該ウエイト部材4の外周側、すなわ
ち、環状空間3の外周側内面3aに対向した側の両端寄
りの位置に各2個づつの転がり部材6、6、・・・が回
転可能に支持されている。
【0018】なお、環状空間3の内周側外面にはロータ
マグネット7が固着されており、モータ基板8に固定さ
れたステータコイル9と対向されている。
【0019】そこで、ロータ2が回転を始めると、バラ
ンサー4、4も共に回転を始る。そして、図示しないメ
カシャーシやスピンドルモータ1を含む振動系の共振周
波数よりも高い周波数でロータ2が回転している場合、
回転体に偏重心がある場合、例えば、ロータ2に偏重心
があったり、ロータ2には偏重心はないがロータ2によ
って回転されるCD−ROMに偏重心があった場合、ス
ピンドルモータ1は偏重心の位相とほぼ180゜遅れて
振動する。そして、バランサー4、4はスピンドルモー
タ1が振動する方向に自動的に移動するので、結果とし
て上記偏重心とは逆位相に移動することになり、バラン
スを自動的にとってくれる(図3(1)、(2)参
照)。これによって、回転状態においては上記偏重心が
解消され、ロータ2は振動することなく回転することが
できる。
【0020】なお、平衡状態が現出するまでは、バラン
サー4、4は環状空間3の外周側内面3aに沿って移動
するが、この時転がり部材6、6、・・・が該外周側内
面3aに形成されたレース面10、10を転動して移動
する。従って、バランサー4、4と環状空間3の外周側
内面3aとの間の摩擦抵抗が小さく、バランサー4、4
はスムーズに平衡位置へと移動することができる。
【0021】図3はバランサー4、4が偏重心がある方
向と反対の方向に移動してバランスをとった状態を示し
ており、図3(1)は偏重心が小さい場合の状態を示
し、図3(2)は偏重心が大きい場合の状態を示してい
る。
【0022】なお、バランサー4のウエイト部材5、5
が磁性体で形成され、停止時にロータマグネット7によ
って環状空間3の内周側内面3bに引きつけられた状態
となっていると、起動初期において、慣性に影響される
ことなく、バランサー4、4がロータ2と共に回転を開
始し、且つ、バランサー4、4に及ぶ遠心力がロータマ
グネット7の吸引力に打ち勝つまでバランサー4、4が
ロータ2と共に回転するので、図3に示す平行状態に速
やかに達することができる。
【0023】上記した自動平衡装置にあっては、バラン
サー4は環状空間3内を転がる必要がないため、環状空
間3の空間を無駄にすることなく最大限の容積をとるこ
とができる。また、ウエイト部材5の材質はSUSより
も密度が大きく、比較的安価な黄銅などを使用すること
ができ、安価であると共に、より大きな偏重心に対応す
ることが可能となる。さらに、ウエイト部材の材質とし
てタングステンなどを用いた場合にはさらに大きな偏重
心に対応することができる。
【0024】図4に示すように、バランサー4の径方向
における重心Gが両端にある転がり部材6、6、・・・
とレース面10、10との接点間を結んだ線11より外
側に位置するようにすると、バランサー4全体の重量を
支える支点が重心Gよりも中心側になるため、走行が安
定し、両端の転がり部材を1個ずつとしても安定した走
行が可能となる。
【0025】転がり部材6を両端に1個ずつの2個とす
ると、レース面10の内径を厳密に形成したり、また、
転がり部材6、6間のアライメントを厳密に調節したり
しなくとも2個の転がり部材6、6が必ずレース面10
と接触することになるので、4個の場合に比較してレー
ス面10の加工が容易となり、コストを下げることがで
きる。
【0026】また、転がり部材は4個の場合より2個の
場合の方がレース面10との摩擦抵抗が少なくなり、平
行状態を作り出しやすくなる。
【0027】なお、上記した実施の形態では、転がり部
材6は車輪の形態をとるものを示したが、他の形状、例
えば、球体であっても良い。
【0028】図5乃至図7は本発明自動平衡装置の第2
の実施の形態を示すものである。なお、図面は要部のみ
を示す。
【0029】この第2の実施の形態が上記第1の実施の
形態と異なる点は、ウエイト部材5と車輪状をした転が
り部材6、6との間がバネ12、12によって連結され
た点である。そして、その他の部分の構成は上記第1の
実施の形態におけると同様である。
【0030】すなわち、ウエイト部材5の外周面5aの
中央部に板バネ材料又は線バネ材料からなるバネ12、
12の基端部が支持され該バネ12、12の先端部に転
がり部材6、6が回転可能に支持されている。
【0031】また、ウエイト部材5の外周面5aの中央
部及び内周面5bの全体には滑り性が良好な摺動材1
3、13が取着されている。
【0032】しかして、スピンドルモータ1の停止時に
は、バネ12、12の弾発力によって、図5に示すよう
に、ウエイト部材5は環状空間3の内周側内面3bに押
し付けられ、また、転がり部材6、6は環状空間3の外
周側内面3aに押し付けられた状態とされている。従っ
て、ウエイト部材5が非磁性体で形成されていたり又は
ロータマグネット7の吸着力がウエイト部材5に及ばな
かったりした場合でも、スピンドルモータ1の起動時に
は、環状空間3の内周側内面3bとウエイト部材5の内
周面5bとの間の摩擦力によりバランサー4もロータ2
と共に回転を開始し、所定の回転数までバランサー4も
ロータ2と共に回転することになる。従って、平衡状態
になるまでの時間が短く、且つ、動作も安定したものと
なる。さらに、スピンドルモータ1の姿勢の如何を問わ
ず、平衡状態を現出することができる。
【0033】そして、ロータ2の回転数が所定の回転
数、例えば、スピンドルモータ1や図示しないメカシャ
ーシ等を含む振動系の共振周波数以上になると、ウエイ
ト部材5に作用する遠心力がバネ12、12のバネ力に
打ち勝ち、ウエイト部材5は、図6に示すように、環状
空間3の外周側内面3aにも内周側内面3bにも接触し
ない状態となり、転がり部材6、6が環状空間3の外周
側内面3aを転動することによってバランサー4は環状
空間3を周方向に自由に移動できる状態となる。この図
6に示す状態にあるときに、バランサー4は偏重心を打
ち消す方向に移動する。なお、図面ではバランサー4は
1個のみ示してあるが、環状空間3内にもう1個設けら
れており、これら2つのバランサー4、4によって、図
3に示すように平衡を保つようになっている。もちろ
ん、バランサー4は3個以上設けられても良い。
【0034】そして、さらに回転数が上昇して、使用回
転数まで達した状態では、図7に示すように、ウエイト
部材5はその外周面5aが環状空間3の外周側内面3a
に押し付けられた状態となって、バランサー4は環状空
間3内を自由には移動することができない状態となる。
これによって、平衡状態を崩すようなバランサー4の無
駄な動き(いわゆるフラフープ運動や外乱によるウエイ
ト部材5の移動等)を防止することができる。
【0035】そして、ウエイト部材5の位置が図5から
図7へと変化するのに応じて、バネ12、12のウエイ
ト部材5の外周面5aと接触する位置14、14がウエ
イト部材5の端部側へと移動してゆく。遠心力は回転数
ωの二乗で効いてくるので、弾性係数が一定のバネであ
ると、回転数が上記振動系の共振周波数を僅かに超えた
辺りでウエイト部材5が環状空間3の外周側内面3aに
接触してしまい、バランサーが移動不能になってしま
う。そこで、上記したように、ウエイト部材5の位置が
図5から図7へと変化するのに応じて、バネ12、12
のウエイト部材5の外周面5aと接触する位置14、1
4がウエイト部材5の端部側へと移動してゆくようにし
ておくと、回転数が上昇して遠心力が大きくなるに従っ
てバネ12、12の弾性係数も上昇することになり(バ
ネとして作用する部分の長さが短くなっていく)、使用
回転域に達するまで、バランサー4は移動可能の状態を
保つことができる。これによって、平衡状態を確実に現
出することができる。
【0036】なお、上記した実施の形態において示した
各部の形状乃至構造は、いずれも本発明を実施するに際
して行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、こ
れらによって、本発明の技術的範囲が限定的に解釈され
るようなことがあってはならないものである。
【0037】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明自動平衡装置は、回転体に設けられた環状の
空間内に周方向及び半径方向に移動自在なバランサーが
2個以上設けられ、上記各バランサーは、少なくとも2
個の転がり部材と該転がり部材を転動可能に支持したウ
エイト部材とから成ることを特徴とする。
【0038】従って、本発明自動平衡装置にあっては、
バランサーのウエイト部材は転がる必要がないため、空
間を無駄にすることなく許される最大限の容積をとるこ
とができる。また、バランサーは、その材質を限定され
ることが無く、所望の材質のものとすることができる。
これらのことによって、バランサーが配置される環状空
間の大きさに比較してより大きな偏重心の打ち消しが可
能となり、小型化、特に薄型化が可能となる。
【0039】請求項2に記載した発明にあっては、バラ
ンサーの重心が2つの転がり部材の上記環状空間の外周
側内面との接点間を結んだ線より外周側に位置するよう
にしたものであるので、バランサー全体の重量を支える
支点が重心よりも中心側に位置して走行の安定性が保た
れるため、ウエイト部材の両端の転がり部材をそれぞれ
1個ずつとすることが可能となり、レース面との摩擦抵
抗が減少し、平衡状態を確実に現出することができる。
【0040】また、ウエイト部材の両端の転がり部材を
それぞれ1個ずつとすることにより、転がり部材を走行
させるレース面が1つで済み、且つ、レース面の加工精
度も厳密さを要求されないので、コストを低減すること
ができる。
【0041】さらに、ウエイト部材の両端の転がり部材
をそれぞれ1個ずつとすることにより、転がり部材同士
のアライメントも厳密さを要求されないので、この点で
もコストダウンが可能となる。
【0042】請求項3及び請求項4に記載した発明にあ
っては、ウエイト部材と転がり部材との間を弾性体を介
して連結し、上記弾性体がウエイト部材を上記環状空間
の内周方向へ付勢するようにしたので、バランサーを中
心側に吸着しておくためのマグネットを設けなくとも、
確実に起動させることができる。また、その姿勢を問わ
ずに、例えば、回転軸が水平になっているような状態か
らでも起動させることができる。
【0043】請求項5及び請求項6に記載した発明にあ
っては、上記弾性体が線状又は板状のバネであって、ウ
エイト部材の径方向への移動に従って上記バネとウエイ
ト部材との接触位置が変化し、ウエイト部材が外周方向
へ移動するに従って上記バネの弾性係数が高くなるよう
にしたので、簡単で安価な構成によって、回転数が使用
回転域近くになるまではウエイト部材が環状空間の外周
側内面に接触しないようにすることができ、自動平衡作
用を確実に発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2及び図3と共に本発明をスピンドルモータ
に適用した第1の実施の形態を示すものであり、本図は
縦断面図である。
【図2】図1のII−II線沿って切断したロータを示
す断面図である。
【図3】自動平衡作用を示す図である。
【図4】変形例を示す要部の水平断面図である。
【図5】図6及び図7と共に本発明をスピンドルモータ
に適用した第2の実施の形態を示すものであり、本図は
停止状態を示す要部の水平断面図である。
【図6】回転がほぼ共振周波数以上となった状態を示す
要部の水平断面図である。
【図7】平衡状態が現出された状態を示す要部の水平断
面図である。
【図8】図9及び図10と共に従来の自動平衡装置の一
例を示すものであり、本図は縦断面図である。
【図9】平衡状態が現出された状態を示す水平断面図で
ある。
【図10】問題点を示す要部の水平断面図である。
【符号の説明】
2…ロータ(回転体)、3…環状空間、3a…外周側内
面、4…バランサー、5…ウエイト部材、6…転がり部
材、12…バネ(弾性体)
フロントページの続き (72)発明者 上野 充浩 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 宍戸 祐司 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D038 GA10 HA04 5D109 DA12 DA16 5H607 AA14 BB01 BB14 BB17 BB25 CC01 DD02 EE10 EE39 JJ08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体に設けられた環状の空間内に周方
    向及び半径方向に移動自在なバランサーが2個以上設け
    られ、 上記各バランサーは、少なくとも2個の転がり部材と該
    転がり部材を転動可能に支持したウエイト部材とから成
    ることを特徴とする自動平衡装置。
  2. 【請求項2】 バランサーの重心が2つの転がり部材の
    上記環状空間の外周側内面との接点間を結んだ線より外
    周側に位置したことを特徴とする請求項1に記載の自動
    平衡装置。
  3. 【請求項3】 ウエイト部材と転がり部材との間が弾性
    体を介して連結され、 上記弾性体がウエイト部材を上記環状空間の内周方向へ
    付勢するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    自動平衡装置。
  4. 【請求項4】 ウエイト部材と転がり部材との間が弾性
    体を介して連結され、 上記弾性体がウエイト部材を上記環状空間の内周方向へ
    付勢するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の
    自動平衡装置。
  5. 【請求項5】 上記弾性体が線状又は板状のバネであっ
    て、 ウエイト部材の径方向への移動に従って上記バネとウエ
    イト部材との接触位置が変化し、 ウエイト部材が外周方向へ移動するに従って上記バネの
    弾性係数が高くなるようにしたことを特徴とする請求項
    3に記載の自動平衡装置。
  6. 【請求項6】 上記弾性体が線状又は板状のバネであっ
    て、 ウエイト部材の径方向への移動に従って上記バネとウエ
    イト部材との接触位置が変化し、 ウエイト部材が外周方向へ移動するに従って上記バネの
    弾性係数が高くなるようにしたことを特徴とする請求項
    4に記載の自動平衡装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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