JP3641121B2 - モータの自動平衡装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、モータの回転時におけるアンバランスを修正するモータの自動平衡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
データの記録・再生を行うための記録ディスクとして、CD、FD、MO、MD、DVD、HD等種々のものがある。これらの記録ディスクは、記録・再生方式やデータ容量、回転速度、記録密度等の仕様あるいはディスクの材料、価格が異なるため、各ディスクごとにそれを駆動するモータとして種々のものが存在する。
【0003】
近年、電子情報が文字から画像へと移行し、それに伴う情報の高度化、大容量化によって、その情報を大量にかつ素早く記録・再生ができること、更には低コストであることなどが記録ディスク及びこれを駆動する駆動装置に対して要求されている。
【0004】
例えばCDの場合、当初は音楽再生用として登場したが、その利点を生かしCD−ROMとしてコンピュータ用へと用途が拡大した。これにより、データ容量が増大し、動作時間(シークタイム)の短縮化と共に記録ディスク側を速く回転させること、即ち記録ディスク駆動用モータが高速化されるに至り、最近では音楽用CDを基準速度として、20倍速を超えるものが実現化されている。
【0005】
ところで、従来の記録ディスク駆動用モータの具体的構成について図3を参照して説明する。
【0006】
図3に示すように、シャーシ等の固定部材1に形成された開口にほぼ円筒状を成す保持部材2の下端部が嵌着され、保持部材2の底面開口部が閉塞板3により閉塞され、スラスト受4が閉塞板3上に載置されて保持部材2内の底部に配設され、滑り軸受5が保持部材2の内側に嵌着されている。
【0007】
更に、保持部材2の外側にはコア7aが嵌着され、このコア7aに巻線7bが巻装されステータ7を構成している。また、シャフト8が滑り軸受5に嵌入され、その下端がスラスト受け4に当接し上端部が保持部材2の上方に突出して配設されている。シャフト8の上端部にはアルミニウム等の非磁性材から成るハブ部材9が嵌着され、鉄等の磁性材から成る回転部材であるヨーク部材10がハブ部材9に取り付けられている。
【0008】
このヨーク部材10は、ほぼ円板状の基部とこの基部の周縁に下方に垂下して一体形成された垂下部とにより構成されている。そして、ヨーク部材10の基部の中央部に形成された開口に保持部材2が挿通された状態でその開口の周りがハブ部材9の下端部に加締めにより取り付けられている。更に、駆動用マグネット11がヨーク部材10の垂下部の内側に嵌入され、ステータ7に相対向する位置に配設されている。
【0009】
また図3に示すように、ハブ部材9の外側にターンテーブル部13が形成され、このハブ部材9の中央にこの上面とほぼ同一面を形成するようにクランプマグネット14が埋設され、このクランプマグネット14により図示しない駆動装置側のディスク押圧手段が磁気吸引されて記録ディスクDが固定されるようになっている。
【0010】
そして、ステータ7の巻線7bへの電流の通流方向が制御されてステータ7が回転磁界を発生し、この回転磁界と駆動用マグネット11との静磁界との吸引及び反発の繰り返しによって、静止状態のステータ7に対して駆動用マグネット11、ヨーク部材10、ハブ部材9及びシャフト8が回転し、これによりターンテーブル13及び記録ディスクDが一定方向に回転する。
【0011】
更に、このモータは、回転時に生じる重量バランスの偏りを補正するバランス補正機構を具備している。即ち、ハブ部材9におけるターンテーブル部13の下面とヨーク部材10の基部とで環状空間の収容部16が形成され、この収容部16に複数個(例えば9個)の球体17が移動自在に収容されている。モータが回転すると、これら球体17も同様に周方向に転動する。そして、所定の回転速度に到達すると、球体17はモータの記録ディスクDを載置した状態で、重量バランスの偏った位置に対称に位置するようになる。こうして、モータの重量バランスの偏りは球体17により相殺されてバランスが補正される。
【0012】
このように構成されているので、上記したように、20倍速を超える高速回転を行っても、回転中心の振れや騒音、振動等が発生することなく安定して記録ディスクDを搭載しながらもモータは回転する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記したモータは次のような問題があった。即ち、上記記録ディスク駆動用モータを、例えばCD−ROM駆動装置を装備したノートパソコンのように携帯或いは移動可能な状態で使用される場合には、外力により球体17同士が衝突し、或いは球体17が収容部16の内周面に衝突するので、携帯或いは移動中に耳障りな不快音が生じ、使用形態としてはあまり良好ではなかった。
【0014】
更に、上記モータにおいてバランス補正機構が作用する所定の回転速度までにおいては、球体17はランダムに周方向及び径方向に転動するため、モータは不安定に回転し、場合によっては滑り軸受5とシャフト8の摺動面に異常摩耗を及ぼして回転性能の低下を招いてしまう恐れがあった。この原因の一つとして、収容部16の幅寸法が球体17の径に対して大きく設定されており、球体17が径方向にランダムに転動するため、球体17の重量の移動によりシャフト8が振れやすくなると考えられる。しかし、このバランス補正機構は、モータの回転速度が変動して球体17にかかる遠心力が変わったとしても径方向に転動できるスペースがあることで、その回転速度の変動においてもモータの回転安定性を損なうことなくバランス補正が機能するような構成となっている。即ち、収容部16と球体17の幅寸法には、球体17が径方向に転動できるようにしておくことが望ましく、このように相反する問題を含んでいた。
【0015】
この発明が解決しようとする課題は、バランス体の不用意な移動(特に径方向の移動)に関連する不具合が生じないようにしてバランス補正を良好に行えるようにすることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のモータの自動平衡装置は、静止部材と、前記静止部材に設けられたステータと、前記静止部材に対して回転自在に支持され前記ステータに相対向する駆動用マグネットを有する回転部材とを備えて成るモータにおいて、前記回転部材と同心に形成された環状空間の収容部と、前記収容部の内周側に配設された拘束用マグネットと、前記拘束用マグネットを内側に保持し前記拘束用マグネットの外周面側にギャップが形成されたヨークと、前記収容部内に移動自在に収容された磁性材から成るバランス体とを備えたことを特徴としている。
【0017】
このような構成によれば、ヨークの内側に拘束用マグネットが保持され、このヨークに形成されたギャップにおける漏れ磁束によって、バランス体に吸着力が作用し、モータの起動時及び低速回転時にはバランス体が拘束用マグネットに吸着、拘束される。
【0018】
また、請求項2に記載のモータの自動平衡装置は、前記ヨークが、前記拘束用マグネットの軸方向端面にそれぞれ配設された環状部材と、少なくとも一方の前記環状部材の端部に一体に形成され前記拘束用マグネットの外周面の一部に沿って配設された延伸部材とにより構成され、前記ギャップが、前記延伸部材と他方の前記環状部材との間に形成されていることを特徴としている。
【0019】
このような構成によれば、一方の環状部材の端部に一体に形成された延伸部材と、他方の環状部材とにより、簡単にギャップが形成される。
【0020】
また、請求項3に記載のモータの自動平衡装置は、前記ヨークが、前記拘束用マグネットの軸方向端面にそれぞれ配設された環状部材と、前記両環状部材の端部にそれぞれ一体に形成され前記拘束用マグネットの外周面の一部に沿って配設された延伸部材とにより構成され、前記ギャップが、前記両延伸部材の間に形成されていることを特徴としている。
【0021】
このような構成によれば、両延伸部材の間にギャップが形成される。
【0022】
また、請求項4に記載のモータの自動平衡装置は、前記拘束用マグネットが円筒状を成し、軸方向に着磁されていることを特徴としている。
【0023】
このような構成によれば、拘束用マグネットが円筒状で軸方向に着磁されているため、拘束用マグネットを収容部に容易に配置することが可能である。
【0024】
また、請求項5に記載のモータの自動平衡装置は、前記ギャップのギャップ長が、前記ギャップを介した前記拘束用マグネットの漏れ磁束による前記バランス体の吸着力と、所定回転速度における前記バランス体への遠心力とがバランスするように設定されていることを特徴としている。
【0025】
このような構成によれば、バランス体が拘束用マグネットによる拘束状態から解放されてアンバランスを補正する位置に移動するときのモータ回転速度を、ギャップのギャップ長の調整によって適宜設定することができる。
【0026】
また、請求項6に記載のモータの自動平衡装置は、前記ヨークの外側に、スペーサ部材が配設されていることを特徴としている。
【0027】
このような構成によれば、スペーサ部材が緩衝材の役目を果たし、バランス体の衝突等による拘束用マグネットの損傷が防止される。
【0028】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態について図1を参照して説明する。
【0029】
図1はモータの右半分の切断正面図であり、図1において、21はシャーシに固定されたプリント基板等の固定部材、22は固定部材21に形成された開口23に下端部が嵌着されたほぼ円筒状の静止部材としての保持部材、24は保持部材22の底面開口部を閉塞した閉塞板、25は閉塞板24上に載置されて保持部材22内の底部に配設されたスラスト受、26は滑り軸受であり、保持部材22の内側に嵌着されている。
【0030】
さらに図1において、28は保持部材22の外側に嵌着して設けられたコア28a及びこのコア28aに巻装された巻線28bから成るステータ、29は滑り軸受26に嵌入され下端がスラスト受け25に当接し上端部が保持部材22の上方に突出して配設された回転部材としてのシャフト、30はシャフト29の上端部に嵌着されたアルミニウム等の非磁性材から成る回転部材としてのハブ部材、31はハブ部材30の外側に一体的に形成されたターンテーブル部、32はハブ部材30に取り付けられた鉄等の磁性材から成る回転部材であるヨーク部材、33は駆動用マグネットである。
【0031】
このときヨーク部材32は、ほぼ円板状の基部とこの基部の周縁に下方に垂下して一体形成された垂下部とにより構成され、その基部の開口の周りの部分がターンテーブル部31の下端部に加締めにより取り付けられている。また駆動用マグネット33は、ヨーク部材32の垂下部の内側に嵌入され、ステータ28に相対向する位置に配設されている。
【0032】
更に、ハブ部材30の上面にこの上面とほぼ同一面を形成するようにクランプマグネット35及びヨーク板36が埋設され、このクランプマグネット35により図示しない駆動装置側のディスク押圧手段が磁気吸引されて、ターンテーブル部31の上面に載置された記録ディスクDが固定されるようになっている。
【0033】
また図1において、37はターンテーブル部31の下面に形成された環状凹部であり、回転部材であるターンテーブル部31と同心に形成され、この環状凹部37の開口した下面側がヨーク部材32の基部によって塞がれて環状空間から成る収容部38が形成されている。39は収容部38の内周側に配設された拘束用マグネットであり、この拘束用マグネット39は円筒状を成し、軸方向に着磁されている。
【0034】
更に図1において、41はヨーク42を構成する一対の保持ヨーク部材であり、これら両保持ヨーク部材41は各々、拘束用マグネット39の軸方向端面にそれぞれ配設された鉄等の磁性材から成る環状部材41aと、環状部材41aの端部に環状部材41aに対して直交に屈曲する方向に一体形成され拘束用マグネット39の外周面の一部に沿って配設された延伸部材41bとにより構成されている。そして、ヨーク42の内側、即ち両保持ヨーク部材41の内側に拘束用マグネット39が保持されている。
【0035】
また図1において、43は両保持ヨーク部材41の延伸部材41b間に形成されたギャップであり、このギャップ43は、拘束用マグネット39の外周面に沿って環状に形成されている。44は両保持ヨーク部材41の延伸部材41bの外側に配設された主としてゴムやプラスチック等の非磁性材から成る円筒状のスペーサ部材、45はバランス体としての複数個の球体であり、鉄等の磁性材から成り、収容部38内に移動自在に収容されている。
【0036】
このとき、ギャップ43のギャップ長(拘束用マグネット39の着磁方向へのギャップ43の長さ)は、ギャップ43を介した拘束用マグネット39の漏れ磁束による各球体45の吸着力が、例えばこのモータを取り付ける装置における危険速度より若干高く定格速度より低い所定回転速度での各球体45への遠心力とバランスするように設定されている。
【0037】
このようにギャップ43のギャップ長を設定することにより、例えばモータが起動して上記した危険速度より若干高く定格速度より低い所定回転速度までの低速域では、ギャップ43を介した拘束用マグネット39の漏れ磁束(図1中の1点鎖線)による吸着力が各球体45に作用する遠心力を上回るため、各球体45が拘束用マグネット39に吸着された状態のままモータが回転し、従来のように各球体45がランダムに特に径方向に不用意に転動して球体45同士が衝突し、或いは球体45が収容部38の内周面に衝突するようなこともなく、低速回転時における不快音や回転振れ等の従来の如き不具合が発生することはない。
【0038】
一方、モータの回転速度が上記した所定回転速度を超える定格速度までの高速域では、各球体45に作用する遠心力が拘束用マグネット39による吸着力を上回るため、各球体45が拘束用マグネット39による吸着状態から解放されて収容部38内をバランス位置に移動し、回転振れの発生が防止される。
【0039】
また、モータが減速して定格速度から上記した所定回転数以下にまで回転速度が低下すると、ギャップ43を介した拘束用マグネット39の漏れ磁束による吸着力が各球体45に作用し、各球体45が拘束用マグネット39に再び吸着される。このとき、スペーサ部材44が緩衝材となり、各球体45の吸着時の衝撃による拘束用マグネット39の損傷が防止される。
【0040】
従って、上記した実施形態によれば、ヨーク42を構成する両保持ヨーク41の延伸部材41bの間に形成されたギャップ43を介した拘束用マグネット39の漏れ磁束によって、各球体45を吸着することができるため、ギャップ長を適宜設定することでモータの低速回転時における不快音の発生を防止することができると共に、バランス補正を行って回転振れの発生を防止することができる。
【0041】
また、定格速度に近い高速回転時には、各球体45が拘束用マグネット39による拘束状態から解放されて直ちにバランス位置に移動するため、回転振れを確実に防止することができる。
【0042】
更に、各球体45が拘束用マグネット39に吸着される際に、スペーサ部材44の緩衝材としての役目によって、各球体45の衝突等による拘束用マグネット39の損傷を防止することができる。
【0043】
なお、他の実施形態として、図2に示すように、ヨーク42を構成する一方の保持ヨーク部材41(図2では上側の保持ヨーク41)の環状部材41aには延伸部材41bを形成せずに、この環状部材41aと下側の保持ヨーク部材41の環状部材41aに形成された延伸部材41bとの間にギャップ47を形成することによって、このギャップ47を拘束用マグネット39の外周面の一部に沿った環状に形成してもよく、このギャップ47のギャップ長を適宜設定することによって、図1の場合と同等の効果を得ることができる。
【0044】
また、上記実施形態ではバランス体を複数個の球体45により構成した場合について説明したが、バランス体は特に球体である必要はなく、鉄等の磁性材から成り、且つ収容部38内をモータ回転時のアンバランスを補正するバランス位置に移動可能な形状のものであればよい。
【0045】
更に、上記した各実施形態では、シャフト29が回転するタイプのモータにこの発明を適用した場合について説明したが、その他にインナーロータタイプのモータやシャフトが固定されたタイプのモータにもこの発明を適用することができるのは勿論である。
【0046】
また、この発明は上記した各実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。
【0047】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載の発明によれば、ヨークに形成したギャップを介した拘束用マグネットの漏れ磁束により、バランス体を吸着することができるため、ギャップ長を適宜設定することで、バランス体の不用意な移動(特に径方向の移動)に関連する不具合が生じないようにしてバランス補正を良好に行うことができ、バランス性能の優れたモータを提供することが可能になる。
【0048】
また、請求項2若しくは3に記載の発明によれば、一方の環状部材の端部に一体に形成された延伸部材と他方の環状部材との間、若しくは両環状部材の端部に一体に形成された延伸部材の間に、容易にギャップを形成することができる。
【0049】
また、請求項4に記載の発明によれば、円筒状で軸方向に着磁した拘束用マグネットを用いることにより、収容部の内周側に拘束用マグネットを容易に配置することが可能になる。
【0050】
また、請求項5に記載の発明によれば、ギャップのギャップ長を調整することにより、バランス体が拘束用マグネットによる拘束状態から解放されてバランス位置に移動するときのモータ回転速度を適宜設定することが可能になる。
【0051】
また、請求項6に記載の発明によれば、スペーサ部材が緩衝材の役目を果たすため、バランス体の吸着時の衝突等による拘束用マグネットの損傷を防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の一部の切断正面図である。
【図2】この発明の他の実施形態の一部の切断正面図である。
【図3】従来例の切断正面図である。
【符号の説明】
22 保持部材(静止部材)
28 ステータ
29 シャフト(回転部材)
30 ハブ部材(回転部材)
31 ターンテーブル部(回転部材)
32 ヨーク部材(回転部材)
33 駆動用マグネット
38 収容部
39 拘束用マグネット
41 保持ヨーク
41a 環状部材
41b 延伸部材
43 ギャップ
44 スペーサ部材
45 球体(バランス体)

Claims (6)

  1. 静止部材と、前記静止部材に設けられたステータと、前記静止部材に対して回転自在に支持され前記ステータに相対向する駆動用マグネットを有する回転部材とを備えて成るモータにおいて、
    前記回転部材と同心に形成された環状空間の収容部と、前記収容部の内周側に配設された拘束用マグネットと、前記拘束用マグネットを内側に保持し前記拘束用マグネットの外周面側にギャップが形成されたヨークと、前記収容部内に移動自在に収容された磁性材から成るバランス体と
    を備えたことを特徴とするモータの自動平衡装置。
  2. 前記ヨークが、前記拘束用マグネットの軸方向端面にそれぞれ配設された環状部材と、少なくとも一方の前記環状部材の端部に一体に形成され前記拘束用マグネットの外周面の一部に沿って配設された延伸部材とにより構成され、前記ギャップが、前記延伸部材と他方の前記環状部材との間に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のモータの自動平衡装置。
  3. 前記ヨークが、前記拘束用マグネットの軸方向端面にそれぞれ配設された環状部材と、前記両環状部材の端部にそれぞれ一体に形成され前記拘束用マグネットの外周面の一部に沿って配設された延伸部材とにより構成され、前記ギャップが、前記両延伸部材の間に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のモータの自動平衡装置。
  4. 前記拘束用マグネットが円筒状を成し、軸方向に着磁されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のモータの自動平衡装置。
  5. 前記ギャップのギャップ長が、前記ギャップを介した前記拘束用マグネットの漏れ磁束による前記バランス体の吸着力と、所定回転速度における前記バランス体への遠心力とがバランスするように設定されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のモータの自動平衡装置。
  6. 前記ヨークの外側に、スペーサ部材が配設されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のモータの自動平衡装置。
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