JP2000294952A - 筺 体 - Google Patents

筺 体

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JP2000294952A
JP2000294952A JP11095095A JP9509599A JP2000294952A JP 2000294952 A JP2000294952 A JP 2000294952A JP 11095095 A JP11095095 A JP 11095095A JP 9509599 A JP9509599 A JP 9509599A JP 2000294952 A JP2000294952 A JP 2000294952A
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lower case
case
connector
opening
housing
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JP11095095A
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Kazunobu Otsuka
和宜 大塚
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器の筺体一般に関し、2機種もしくは
複数機種で共用することのできる筺体を得る。 【解決手段】 弁当箱型の下ケース1と上ケース2とか
らなり、下ケース1の相対する二側面にそれぞれ形状の
異なる第1および第2の下ケース開口6、7を設け、一
方、上ケース2の一側面には上ケース2を下ケース1と
組み合わせた際に下ケース開口6、7のいずれかを選択
的に開放するサイズの上ケース開口11を設けたことに
より、一組の下ケース、上ケースで2種類の筺体を形成
できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電子機器
を収納し、外部との接続用のコネクタを備えた筺体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、特開昭61−104695号
公報に示された従来の電子機器筺体であり、図11
(a)は筺体本体と表側の蓋の分解斜視図、図11
(b)は筺体本体と裏側の蓋の分解斜視図である。図に
おいて、42は筺体本体、43は表側の蓋、44は裏側
の蓋で、これら蓋43、44は共通の形状である。蓋4
3、44の裏面には、周辺のほぼ全面および中仕切り4
5のためのシールドパッキング溝46と、縦溝47、横
溝48をリブ立てにより構成し、筺体本体42の表側に
は3室のシールド部49を形成し、筺体本体42の裏側
には4室のシールド部49が形成されている。
【0003】この電子機器の筺体によれば、筺体本体4
2の中仕切り45の形に対応して、蓋43、44の裏面
の溝にシールドパッキングを合わせて挿入し、筺体本体
42にネジ止めすればよく、パッキングを挿入する溝は
自由に選び得るので、筺体本体内の間仕切りの異なる多
種類の機器に共通に同一の蓋が使用可能となる。従っ
て、蓋だけを量産することによってコストの削減がで
き、組み立て工程数も増加しないので多機種少量生産に
おいて効果がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な電子機器の筺体では、共用できるのは蓋の部分のみ
で、筺体本体および中仕切りは共用できないため、多機
種少量生産でなければ効果は小さい。また、上記筺体に
おいて自由に形状を選択することができるのは、中仕切
りの部分であり、筺体外部への開口部の形状を選択する
ことはできない。
【0005】この発明は、上記のような問題を解決する
ためになされたもので、複数の機種に対応するために、
ケースを組み合わせる方向によって筺体の開口部の形状
を選択することを可能としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る筺体は、
それぞれ一面が開口した一対の下ケースと上ケースを互
に側面が重なるように嵌合させると共に、下ケースの相
対する二側面にそれぞれ形状の異なる第1および第2の
下ケース開口を設け、上ケースの一側面に上ケースを下
ケースと組み合わせた際に上記下ケース開口のいずれか
を選択的に開放するサイズの上ケース開口を設けたもの
である。
【0007】また、下ケースの相対する二側面に、下ケ
ースの中心点に対して対称の位置に上端面から切り込ま
れた第1および第2の下ケース切り込みを設け、上ケー
スの一側面に、上ケースを下ケースと組み合わせた際に
上記下ケース切り込みのいずれかと連通するような上ケ
ース切り込みを設けたものである。
【0008】また、それぞれ一面が開口した一対の正方
形の下ケースと上ケースを互に側面が重なるように嵌合
させると共に、下ケースの四側面にそれぞれ形状の異な
る第1乃至第4の下ケース開口を設け、上ケースの一側
面に上ケースを下ケースと組み合わせた際に上記下ケー
ス開口のいずれかを選択的に開放するサイズの上ケース
開口を設けたものである。
【0009】また、下ケースの開口が設けられている四
側面に、下ケースの中心点に対して対称の位置に上端面
から切り込まれた第1乃至第4の下ケース切り込みを設
け、上ケースの一側面に、上ケースを下ケースと組み合
わせた際に上記下ケース切り込みのいずれかと連通する
ような上ケース切り込みを設けたものである。
【0010】また、下ケースに、下ケース開口と同一形
状のコネクタをそれぞれの開口に臨むように取り付け可
能な基板が固定されているものである。
【0011】また、コネクタは、下ケース開口から突出
するように基板に取り付けられているものである。
【0012】また、下ケースまたは上ケースに設けられ
た開口は、切り込みにより形成されたものである。
【0013】また、基板は開口に臨まないコネクタを備
え、一端が上記コネクタに接続されたハーネスの配線部
が下ケース切り込みと上ケース切り込みの連通部を通し
て外部に引き出されているものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1に係る筺体の分解斜視図である。図1にお
いて、1は筺体を構成するいわゆる弁当箱型の下ケー
ス、2は下ケース1にはまり合う上ケース、3は筺体に
内蔵される基板、4はコネクタ17、18とこれらを結
ぶ配線部19とからなるハーネス、5はコネクタ17、
20とこれらを結ぶ配線部19とからなるハーネスであ
る。
【0015】下ケース1にはその一側面に第1の開口6
が設けられ、さらに、開口6の設けられた側面に対向す
る側面に、開口6とは形状の異なる第2の開口7が設け
られている。これらの開口は後述するコネクタの形状と
同一の形状を有する。また、下ケース1の開口6、7の
設けられている側面には、下ケースの中心点に対して対
称の位置に上端面から切り込まれた同一形状の第1およ
び第2の下ケース切り込み8、9が設けられている。下
ケース1には、基板3を下ケース1の底板より浮かせて
固定するための固定台10が設けられている。
【0016】上ケース2の一側面には、上ケース2を下
ケース1と組み合わせた際に下ケース開口6、7のいず
れかを選択的に開放するサイズの上ケース開口11が設
けられている。また上ケース開口11が設けられている
側面に対向する面には切り込み12が設けられ、これ
は、下ケース1と上ケース2とを組み合わせたとき、下
ケース1の切り込み8、9のいずれかと重なり、筐体内
部から外部に連通する連通部を形成するものである。
【0017】基板3には下ケース1の第1の開口6の形
状に適合するコネクタ13、第2の開口7の形状に適合
するコネクタ15、および開口とは関係のないコネクタ
14が実装されるかまたは実装可能になされている。そ
の他必要な電子部品16が実装されている。
【0018】ハーネス4は、コネクタ14に適合するコ
ネクタ17と、コネクタ13に適合するコネクタ18と
が配線部19で接続されている。ハーネス5は、ハーネ
ス4と同じ構成であり、コネクタ14に適合するコネク
タ17と、コネクタ15に適合するコネクタ20とが配
線部19で接続されている。
【0019】図2、図3は、この発明の実施の形態1に
係る筺体の完成斜視図であり、(b)は(a)を逆方向
から見た図である。初めに、図2に示すものの組み立て
の手順を説明する。まず、下ケース1内に、必要なコネ
クタ、例えばコネクタ13、14および電子部品16を
実装した基板3を、ネジなどを用いて固定台10に固定
する。このとき、コネクタ13を開口6に臨ませる。次
に、ハーネス4のコネクタ17を基板3のコネクタ14
へと差し込み、ハーネス4の配線部19を切り込み9に
通して、他方のコネクタ18が下ケース1の外側に位置
するように設置する。
【0020】次に、下ケース1の開口6と上ケース2の
開口11が重なり合い、筺体21から開口6すなわちコ
ネクタ13が覗くように、上ケース2を下ケース1に組
み合わせ、ネジなどで固定する。このとき、上ケース2
の切り込み12が下ケース1の切り込み9と重なり合
い、筺体21に連通部22が形成され、この連通部22
からハーネス4の配線部19が引き出される。筺体21
の組み立ての際、上ケース2は下ケース1に重ねて組み
合わせるだけでよく、組み立ては非常に容易である。
【0021】こうして筺体21が完成するが、筺体21
の隙間22よりハーネス4のコネクタ18が引き出され
ているため、コネクタ18が使用でき、また筺体21の
側面からコネクタ13を使用できる。図2の筺体では、
不要なコネクタ15は実装しないため、使用しないコネ
クタ15のためにコストアップとなることはない。
【0022】図3は、図2とは使用するコネクタが異な
る筺体の完成斜視図である。組み立ての手順は図2と同
様で、以下の通りである。まず、下ケース1内に、必要
なコネクタ、例えばコネクタ15、14および電子部品
16を実装した基板3を、ネジなどを用いて固定台10
に固定する。このとき、コネクタ15を開口7に臨ませ
る。次に、ハーネス5のコネクタ17を基板3のコネク
タ14へと差し込み、ハーネス5の配線部19を切り込
み8に通して、コネクタ20が下ケース1の外側に位置
するように設置する。
【0023】次に、下ケース1の開口7と上ケース2の
開口11が重なり合い、筺体23から開口7すなわちコ
ネクタ15が覗くように上ケース2を下ケース1に組み
合わせ、ネジなどで固定する。このとき、上ケース2の
切り込み12が下ケース1の切り込み8と重なり合い、
筺体23に連通部24が形成され、この隙間24からハ
ーネス5の配線部19が引き出される。筺体23の組み
立ての際、上ケース2は下ケース1に重ねて組み合わせ
るだけでよく、組み立ては非常に容易である。
【0024】こうして筺体23が完成するが、筺体23
の隙間24よりハーネス5のコネクタ20が引き出され
ているため、コネクタ20が使用でき、また筺体23の
側面からコネクタ15を使用できる。図3の筺体では、
不要なコネクタ13は実装しないため、使用しないコネ
クタ13のためにコストアップとなることはない。
【0025】以上のようにして、一組の下ケース1と上
ケース2を用いて開口の形状の異なる2種類の筺体2
1、23を製作し、筺体の共用化を達成した。本実施の
形態1で製作した筺体では、形状の違う二つの開口6、
7のいずれか一方を選択することができるうえ、さらに
もう一つの連通部22または24を得ることができる。
さらに、本実施の形態では基板3の共用化も達成してお
り、機種別に変更する必要があるのはハーネス4、5の
みである。
【0026】次に、この筺体の実際の使用例について説
明する。本実施の形態で作製した筺体21または23
は、具体的にはナビゲーンョンユニットのDGPS対応
ユニットとして使用される。図4が、本実施の形態にて
製作した筺体21をDGPS対応ユニットとして用い、
カーナビゲーションユニットに接続した例を示す斜視図
である。図4(a)はDGPSを使用しない通常の状態
での接続を表すものであり、カーナビゲーションユニッ
ト25の背面に位置するコネクタ30にはモニタ26を
接続する。DGPS対応ユニットを使用する場合の接続
の様子を、図4(b)に示す。DGPS対応ユニットの
筺体21から引き出されたコネクタ18をカーナビゲー
シヨンユニット25のコネクタ30に接続し、さらに筺
体21のコネクタ13にモニタ26を接続する。すなわ
ち、DGPSユニットとして用いる筺体21は、カーナ
ビゲーシヨンユニット25とモニタ26の接続回路に挿
入する形で用いられる。
【0027】図5は、図4で示したカーナビゲーション
ユニット25とは別機種のカーナビゲーションユニット
27に、DGPS対応ユニットとして用いる筺体23を
接続した状態の斜視図である。図5(a)はDGPSを
使用しない通常の状態を示し、カーナビゲーションユニ
ット27の背面に位置するコネクタ31にはFM多重チ
ューナー28を接続する。ここで、コネクタ31の形状
はコネクタ13とは異なっている。DGPS対応ユニッ
トの筺体23を用いる場合には、図5(b)のように筺
体23から引き出されたコネクタ20をコネクタ31に
接続し、さらに筺体23のコネクタ15にFM多重チュ
ーナー28を接続する。
【0028】以上のように、DGPS対応ユニットは、
カーナビゲーションユニットによって接続すべきコネク
タの形状が異なるため、従来ならばカーナビゲーシヨン
ユニット1機種毎に、個別にDGPS対応ユニットの筺
体を用意する必要があった。本実施の形態で製作した筺
体は、2種類のカーナビゲーションユニット対応のDG
PSユニットの筺体として共通に用いることができる。
【0029】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2に係る筺体の分解斜視図である。実施の形態1で製
作した筺体においては、開口11は上ケース2の下端ま
で貫通していなかったが、本実施の形態では、図6のよ
うに、上ケース2の開口を上ケース2の下端から切り込
まれた切り込み29とした。さらに、基板3において、
コネクタ13、15を基板端より突出させて設置してい
る。
【0030】図7は実施の形態2の組み立て途中の状態
を示す斜視図、図8はその筺体50の完成斜視図であ
り、コネクタ13を使用する場合について説明する。組
み立ては、まず、基板端から突出したコネクタ13を備
えた基板3を下ケース1内に、ネジなどを用いて固定台
10に固定する。このとき、コネクタ13を開口6には
め込み下ケース1の側面から少しだけ突出させる。基板
3には、この場合に不要なコネクタ15は実装していな
いため、下ケース1内に基板3を取り付ける際に、突出
したコネクタ15が邪魔になることはなく、さらに無駄
なコストも発生しない。また、コネクタ13が基板3か
ら突出しているため、基板3の方向を間違えたときには
コネクタ13が開口を通らない。従って、基板3を下ケ
ース1内に設置する際に、基板3の方向を間違えること
がない。次に、ハーネス4のコネクタ17を基板3のコ
ネクタ14に差し込み、その配線部19が下ケース1の
切り込み9を通ってコネクタ18が下ケース1の外に位
置するように設置する。
【0031】この時点の筺体の斜視図を図7に示す。続
いて上ケース2を下ケース1に重ね合わせるが、コネク
タ13が下ケース1からわずかに突出しているため、上
ケース2の方向を間違えた時には、コネクタ13と上ケ
ース2が干渉して組み合わせることができない。従っ
て、上ケース2と下ケース1を組み合わせる際に、組み
合わせる方向を間違えることを防止できる。そのうえ、
上ケース2の開口である切り込み29は、下ケース1か
らコネクタ13が突出していても、上ケース2を容易に
下ケース1に重ね合わせることができる。こうして、コ
ネクタ13が突出している点を除けば筺体21と全く同
じ形状の筺体50を得ることができる。
【0032】コネクタ15を使用する場合には、基板3
にはコネクタ15だけを実装し、コネクタ13を実装し
ない。組み立ての手順は、コネクタ13を使用する場合
と同様であり、コネクタ15が突出している点を除けば
筺体23と全く同じ形状の筺体を得ることができる。
【0033】実施の形態3.図9は、この発明の実施の
形態3に係る筺体の分解斜視図である。本実施の形態が
実施の形態1と違う点は、実施の形態1におけるコネク
タ14を省略し、それに伴って下ケース1および上ケー
ス2に設けられていた切り込み8、9をなくした点であ
る。実施の形態1で使用しているハーネスを使用しない
場合には、本実施の形態のごとく簡単な構造にすること
ができる。
【0034】実施の形態4.図10はこの発明の実施の
形態4に係る筺体の分解斜視図である。本実施の形態で
は、いわゆる弁当箱型の下ケース1、上ケース2の形状
を正方形にしている。そして、四つの側面には、それぞ
れ形状の異なる開口6、7、32、33、および同一形
状の切り込み8、9、34、35がそれぞれ設けられて
いる。上記開口および切り込みは、ケースの中心軸のま
わりにそれぞれ90°回転した位置に設けられている。
【0035】上ケース2は下ケース1に適合するよう製
作されており、上ケース2の一側面には、上ケース2を
下ケース1に組み合わせたとき、下ケース1のいずれか
の開口を開放するように、下ケース1の四つの開口のい
ずれよりも大きい開口11が設けられ、なおかつ、開口
11が設けられた側面の反対側側面には切り込み12が
設けられ、これは下ケースの切り込みのいずれかと重な
って、隙間を形成するものである。
【0036】基板3には中央にコネクタ14、四方にコ
ネクタ13、15、36、37が設けられ、これらはそ
れぞれ開口6、7、32、38に適合する形状になされ
ている。
【0037】さらに、ハーネス38、39は実施の形態
1で示したハーネス4、5と全て同一の構成であり、こ
れらハーネスにおいて、コネクタ17は4種類とも共通
であるが、もう一方のコネクタ18、20、40、41
はそれぞれコネクタ13、15、36、37に適合す
る、互いに異なる形状のものである。
【0038】組み立ての手順は実施の形態1と同様であ
る。まず、基板3を、それぞれのコネクタ13、15、
36、37が下ケース1の開口6、7、32、33に臨
む方向に下ケース1に固定する。コネクタ13を使用す
る場合には、ハーネス4のコネクタ17を基板3のコネ
クタ14へと差し込み、ハーネス4の配線部19を切り
込み9に通して、コネクタ18が下ケース1の外側に位
置するように設置する。次に、下ケース1の開口6と上
ケース2の開口11が重なり合うように、上ケース2と
下ケース1を組み合わせる。こうして、開口6よりコネ
クタ13が覗くようにする。以下、他のコネクタを使用
する場合も同様の組み立て手順で組み立てる。なお、基
板3には使用しないコネクタは取り付ける必要はない。
【0039】実施の形態1では、形状の違う二つの開口
6、7のいずれか一方を選択することができたが、本実
施の形態では、下ケース1と上ケース2の組み合わせの
方向によって、4種類の開口6、7、32、33のうち
のいずれか一つを選択することが可能な筺体を得ること
ができる。従って、本実施の形態では、最大4機種に対
し筺体を共用することが可能である。
【0040】
【発明の効果】以上のように、この発明の筺体によれ
ば、筺体を構成するケースを、組み合わせる方向を変え
ることによって、複数機種に対して共通に用いることが
できる。従って、個別の機種毎に筺体の金型を起こす費
用の無駄を省くことができ、電子機器のコストおよび金
型費用の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る筺体を示す分
解斜視図である。
【図2】 実施の形態1の筺体の完成斜視図である。
【図3】 実施の形態1の筺体の完成斜視図である。
【図4】 実施の形態1の筺体をカーナビゲーションユ
ニットに接続した例を示す斜視図である。
【図5】 実施の形態1の筺体をカーナビゲーションユ
ニットに接続した別の例を示す斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態2に係る筺体を示す分
解斜視図である。
【図7】 実施の形態2の筺体の組み立て途中の様子を
示す斜視図である。
【図8】 実施の形態2の筺体の完成斜視図である。
【図9】 この発明の実施の形態3に係る筺体を示す分
解斜視図である。
【図10】 この発明の実施の形態4に係る筺体を示す
分解斜視図である。
【図11】 従来の筺体を示す分解斜観図である。
【符号の説明】
1 下ケース、 2 上ケース、3
基板、 4 ハーネス、5 ハー
ネス、 6 開口、7 開口、
8 切り込み、9 切り込み、
10 固定台、11 開口、
12 切り込み、13 コネクタ、
14 コネクタ、15 コネクタ、
16 電子部品、17 コネクタ、
18 コネクタ、19 配線部、 2
0 コネクタ、21 筺体、 22
連通部、23 筺体、 24 連
通部、25 カーナビゲーシヨンユニット、26 モニ
タ、27 カーナビゲーションユニット、28 FM多
重チューナー、 29 切り込み、30 コネク
タ、 31 コネクタ、32 開口、
33 開口、34 切り込み、
35 切り込み、36 コネクタ、
37 コネクタ、38 ハーネス、
39 ハーネス、40 コネクタ、
41 コネクタ、50 筺体。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ一面が開口した一対の下ケース
    と上ケースを互に側面が重なるように嵌合させると共
    に、下ケースの相対する二側面にそれぞれ形状の異なる
    第1および第2の下ケース開口を設け、上ケースの一側
    面に上ケースを下ケースと組み合わせた際に上記下ケー
    ス開口のいずれかを選択的に開放するサイズの上ケース
    開口を設けたことを特徴とする筺体。
  2. 【請求項2】 下ケースの相対する二側面に、下ケース
    の中心点に対して対称の位置に上端面から切り込まれた
    第1および第2の下ケース切り込みを設け、上ケースの
    一側面に、上ケースを下ケースと組み合わせた際に上記
    下ケース切り込みのいずれかとの連通するような上ケー
    ス切り込みを設けたことを特徴とする請求項1記載の筺
    体。
  3. 【請求項3】 それぞれ一面が開口した一対の正方形の
    下ケースと上ケースを互に側面が重なるように嵌合させ
    ると共に、下ケースの四側面にそれぞれ形状の異なる第
    1乃至第4の下ケース開口を設け、上ケースの一側面に
    上ケースを下ケースと組み合わせた際に上記下ケース開
    口のいずれかを選択的に開放するサイズの上ケース開口
    を設けたことを特徴とする筺体。
  4. 【請求項4】 下ケースの開口が設けられている四側面
    に、下ケースの中心軸のまわりにそれぞれ90°回転し
    た位置に上端面から切り込まれた第1乃至第4の下ケー
    ス切り込みを設け、上ケースの一側面に、上ケースを下
    ケースと組み合わせた際に上記下ケース切り込みのいず
    れかと連通するような上ケース切り込みを設けたことを
    特徴とする請求項3記載の筺体。
  5. 【請求項5】 下ケースに、下ケース開口と同一形状の
    コネクタをそれぞれの開口に臨むように取り付け可能な
    基板が固定されていることを特徴とする請求項1乃至請
    求項4のいずれか一項記載の筺体。
  6. 【請求項6】 コネクタは、下ケース開口から突出する
    ように基板に取り付けられていることを特徴とする請求
    項5記載の筺体。
  7. 【請求項7】 下ケースまたは上ケースに設けられた開
    口は、切り込みにより形成されたものであることを特徴
    とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項記載の筺
    体。
  8. 【請求項8】 基板は開口に臨まないコネクタを備え、
    一端が上記コネクタに接続されたハーネスの配線部が下
    ケース切り込みと上ケース切り込みの連通部を通して外
    部に引き出されていることを特徴とする請求項5または
    請求項6記載の筺体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008301440A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 電子装置及び電子装置における基板の収納方法
JP2009065765A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Furukawa Electric Co Ltd:The 電気接続箱用の置換ハウジング及びワイヤハーネスのコネクタ処理方法

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