JP2000293249A - ペダルレバー装置 - Google Patents

ペダルレバー装置

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JP2000293249A
JP2000293249A JP9452999A JP9452999A JP2000293249A JP 2000293249 A JP2000293249 A JP 2000293249A JP 9452999 A JP9452999 A JP 9452999A JP 9452999 A JP9452999 A JP 9452999A JP 2000293249 A JP2000293249 A JP 2000293249A
Authority
JP
Japan
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stop lamp
pedal lever
stopper rubber
lamp switch
brake pedal
Prior art date
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Pending
Application number
JP9452999A
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English (en)
Inventor
Sadahiro Kawahara
禎弘 川原
Yasuhiro Ueda
康裕 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストッパラバーの取付位置をペダルレバーの
回動中心に近づけてレイアウト上の自由度を高める。 【解決手段】 ペダルレバー1のストッパラバー5によ
ってスイッチ7の操作子12を押し込んで所定機能をO
N・OFFさせるペダルレバー装置において、ストッパ
ラバー5の操作子12と当接する部分に凹部13を形成
してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はペダルレバー装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ペダルレバー装置としては、例えば自動
車のブレーキペダルレバーがある。
【0003】この自動車のブレーキペダルレバーaに
は、図4に示すようなストップランプスイッチbを設置
してストップランプの点灯を制御している。ブレーキペ
ダルレバーaの中間部には、ストッパラバーcを備えた
ブラケットdが固設してある。ストップランプスイッチ
bは、そのねじ部eにナットf,gを装着してスイッチ
取付ブラケットhに位置調節自在に取り付けてある。ブ
レーキペダルレバーaがイニシャル位置にある時には、
ストッパラバーcがストップランプスイッチbの操作子
iを押し込んでストップランプスイッチbをOFF状態
にし、ストップランプは消灯しているが、ブレーキペダ
ルレバーaが踏み込まれると、操作子iの押し込みが解
除されて、ストップランプスイッチaがON状態になっ
てストップランプを点灯させるようになっている。この
類似構造は、例えば実開平5−69830号公報に開示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ストップラ
ンプスイッチbはブレーキペダルレバーaのイニシャル
位置でねじ部eの先端とストッパラバーcとのクリアラ
ンス間隔、即ち操作子iの突出量Cが所定の値になるよ
うに調整されている(図5参照)。これは、ストップラ
ンプスイッチbでブレーキペダルレバーaの戻り方向の
力をすべて受けることがないようにするためでもある。
いま、ブレーキペダルjが踏み込まれて、ストップラン
プスイッチbがON状態になった時の操作子iの突出量
をDとすると、その時のストッパラバーcの移動量S1
はS1=D−Cになる(図6参照)。
【0005】一方、ストッパラバーcの回動半径を
1、ブレーキペダルjの回動半径と移動量をL2,S2
すると、レバー比L1:L2=S1:S2の関係より、L1
=S12/S2=(D−C)L2/S2になる。ここで、
移動量S2はブレーキペダルjを踏み始めてストップラ
ンプが点灯するまでのブレーキペダルjの遊びストロー
クであって、ブレーキペダルjを踏んだ時には素早く点
灯しつつ振動等で誤点灯しないように、なるべく小さな
値に設定しなければならない。また、突出量Dはストッ
プランプスイッチbに固有の値である。もちろん、タイ
プや大きさ等異なるストップスイッチであれば、その突
出量Dも異なる。
【0006】したがって、ストッパラバーcの回動半径
1はこの式から一義的に決定されることになり、遊び
ストロークである移動量S2を小さく設定しようとする
と、従来は、このL1の値が大きくなって、ストッパラ
バーcの取付位置がブレーキペダルレバーaの回動中心
Oから離れてしまう傾向にあり、レイアウト上の自由度
が制約されていた。このため、ステアリングコラム等の
周辺部品との間隔が狭くなり、ストップランプスイッチ
bの取り付けや調整、配線作業がやりにくくなってい
た。
【0007】ところで、操作子iの初期の突出量Cを大
きくして、ストッパラバーcの回転半径L1を小さくす
ることも考えられる。しかし、自動車の組立工程では複
数の車種を流しているのが実情であって、また、ストッ
プランプスイッチbも複数の車種に対しても同じものを
使うことがコストや部品管理の面からも望ましいので、
同じストップランプスイッチbで車種毎に異なる突出量
Cを設定しておくと、作業ミスが生じて、ブレーキペダ
ルレバーjの遊びストロークが狂ってしまう虞れがあ
る。操作子iの突出量Cが所定値になるようにストップ
ランプスイッチ7の取付位置を調整しておくのは、この
ためである。
【0008】本発明は、このような事情に鑑み、ストッ
パラバーの取付位置をペダルレバーの回動中心に近づけ
てレイアウト上の自由度を高めることができるペダルレ
バー装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、ペダルレバーのストッパラバーによってス
イッチの操作子を押し込んで所定機能をON・OFFさ
せるペダルレバー装置において、上記ストッパラバーの
操作子と当接する部分に凹部を形成したことを特徴とす
る。
【0010】上記凹部の深さは、ストッパラバーの取付
位置がブレーキペダルレバーの回動中心に近づくにした
がって大きく設定する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0012】図1は本発明のペダルレバー装置であるブ
レーキペダルを示している。同図において、1はブレー
キペダルレバーで、その上端はピン2でダッシュパネル
DPの車室内側に固定された車体取付ブラケット3に枢
支結合してある。ブレーキペダルレバー1の中間部には
ダッシュパネルDPのエンジンルーム側に固定されたブ
レーキブースター4のプッシュロッド4aを連結してあ
る。なお、ブレーキペダルレバー1はリターンスプリン
グによって図1における反時計方向に付勢されている
が、車体取付ブラケット3にストッパ手段を係合させて
図示のイニシャル位置に保持されている(リターンスプ
リングとストッパ手段の図示は省略してある)。
【0013】ブレーキペダルレバー1の上端部には、ス
トッパラバー5を車室内側の面に備えた略L字形のブラ
ケット6が固設してある。また、車体取付ブラケット3
にはストップランプスイッチ7がスイッチ取付ブラケッ
ト8を介して取り付けてある。該ストップランプスイッ
チ7は、そのねじ部9にナット10,11を装着してス
イッチ取付ブラケット8に位置調節自在に取り付けてあ
る。ストッパラバー5には、ストップランプスイッチ7
の操作子12と当接する部分にねじ部9の径D 1より小
さく操作子12の径より大きい径D2とした凹部13を
形成してある。
【0014】ブレーキペダルレバー1がイニシャル位置
にある時には、ストッパラバー5がストップランプスイ
ッチ7の操作子12を押し込んでストップランプスイッ
チ7をOFF状態にし、ストップランプは消灯してい
る。いま、ブレーキペダルレバーaが踏み込まれると、
操作子iの押し込みが解除されて、ストップランプスイ
ッチaがON状態になってストップランプを点灯させる
ことになる。
【0015】本実施例では、図2に示すようにストップ
ランプスイッチ7のねじ部9の先端とストッパラバー5
の表面との間隔Cが所定の値になるようにストップラン
プスイッチ7の取付位置を調整してある。つまり、凹部
13の深さをTとすると、この時の操作子12の突出量
はC+Tになっている。図3に示すようにブレーキペダ
ルレバー1が踏み込まれて、ストップランプスイッチ7
がON状態になった時の操作子12の突出量をDとする
と、その時のストッパラバー5の移動量S1はS1=D−
C−Tになる。つまり、ストッパラバー5の移動量S1
が従来よりも凹部13の深さT分だけ小さくなる。一
方、ストッパラバー5の回動半径をL1、ブレーキペダ
ル14の回動半径と移動量をL2,S2とすると、レバー
比L1:L2=S1:S2の関係より、L1=S12/S2
(D−C−T)L2/S2になる。
【0016】つまり、ブレーキペダル14の遊びストロ
ークである移動量S2は変えずにストッパラバー5の移
動量S1が小さくなるのにともなって、ストッパラバー
5の回動半径L1も小さくてすむことになる。即ち、回
動半径L1が小さいということは、ストッパラバー5の
取付位置をブレーキペダルレバー1の回動中心Oに近づ
けることができるということであり、レイアウト上の自
由度が高くなる。また、ストップランプスイッチ7とス
テアリングコラム等の周辺部品との間隔が広くなり、ス
トップランプスイッチ7の取り付けや調整、配線作業が
容易になる。さらに、ストップランプスイッチ7が上方
への配置されるため、ステアリングコラムの上方への配
置によって、最適なドライビングポジションが得られ易
くなる。
【0017】ところで、ストップランプスイッチ7のね
じ部9とストッパラバー5との間隔Cの調整は、次のよ
うにして行っている。まず、ストップランプスイッチ7
の操作子12がねじ部9に一杯に押し込まれるまでねじ
部9をナット10,11にねじ込んでおいて、ねじ部9
のねじ込みを所定の回数だけ戻している。このようにす
ると、ねじ部9のピッチは予め決まっているので間隔C
が一定に保たれるとともに、操作子12に遊びが生じる
ため、ブレーキブースター4のプッシュロッド4aが押
されることはない。また、ブレーキペダルレバー1の戻
り時におけるオーバーストロークはねじ部9の先端とス
トップラバー5の凹部13まわりの厚肉部分で受けるこ
とができる。
【0018】上記実施形態ではブレーキペダルレバーを
例示したが、これに限らずアクセスペダルてもよく、こ
の場合の所定機能としてはアクセルペダルの戻りを検出
するエンジンアイドルスイッチが挙げられる。またクラ
ッチペダルでは自動車速調整装置(ASCD)のキャン
セルスイッチにも適用できる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、スイッチがON状態に
なるまでのストッパラバーの移動量が凹部の深さ分だけ
減少し、ストッパラバーの取付位置がペダルレバーの回
動中心に近づいて、レイアウト上の自由度が高くなる。
この結果、スイッチとステアリングコラム等の周辺部品
との間隔が広くなり、スイッチの取り付けや調整、配線
作業が容易になる。さらに、スイッチが上方への配置さ
れるため、ステアリングコラムの上方への配置によっ
て、最適なドライビングポジションが得られ易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のペダルレバー装置を示す図。
【図2】同装置の一例であるブレーキペダルレバーがイ
ニシャル位置にある場合のストップランプスイッチの状
態を示す図。
【図3】図2のストップランプスイッチがON状態にな
った場合を示す図。
【図4】図1と対応する従来例を示す図。
【図5】図2と対応する従来例を示す図。
【図6】図3と対応する従来例を示す図。
【符号の説明】
1…ブレーキペダルレバー 2…ピン 5…ストッパラバー 7…ストップランプスイッチ 12…操作子 13…凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペダルレバーのストッパラバーによって
    スイッチの操作子を押し込んで所定機能をON・OFF
    させるペダルレバー装置において、上記ストッパラバー
    の操作子と当接する部分に凹部を形成したことを特徴と
    するペダルレバー装置。
  2. 【請求項2】 上記凹部の深さは、ストッパラバーの取
    付位置がペダルレバーの回動中心に近づくにしたがって
    大きく設定することを特徴とする請求項1に記載のペダ
    ルレバー装置。
JP9452999A 1999-04-01 1999-04-01 ペダルレバー装置 Pending JP2000293249A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2402992A (en) * 2003-06-21 2004-12-22 David A Nicholson Giving feel to a driving simulator clutch pedal with a compressible return stop and a restoring means
US7928332B2 (en) 2007-12-15 2011-04-19 Kia Motors Corporation Brake pedal stop lamp switch
WO2022186244A1 (ja) * 2021-03-02 2022-09-09 いすゞ自動車株式会社 ストップランプスイッチ取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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