JP2000291281A - 駐車装置 - Google Patents

駐車装置

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JP2000291281A
JP2000291281A JP11103329A JP10332999A JP2000291281A JP 2000291281 A JP2000291281 A JP 2000291281A JP 11103329 A JP11103329 A JP 11103329A JP 10332999 A JP10332999 A JP 10332999A JP 2000291281 A JP2000291281 A JP 2000291281A
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JP
Japan
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slider
sound absorbing
bicycle
support rod
parking device
Prior art date
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Pending
Application number
JP11103329A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Shinonaga
秀法 篠永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daizo Corp
Original Assignee
Daizo Corp
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行音や作動音の消音効果が大きく、耐久性
を向上させるとともに、分解・組立を容易にし、生産コ
ストを低減させることができる駐車装置を提供する。 【解決手段】 支柱4にて所定の高さに略水平に支持さ
れる支持桿1と、該支持桿1の後端部1aに揺動自在に
連結される揺動機構2と、前端部3bに連結される消音
型走行ローラ34および前記揺動機構2に連結される消
音型案内ローラ25aにより移動自在に前記支持桿1に
載置されるスライダー3とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は駐車装置に関する。
さらに詳しくは、自転車駐輪場における駐車装置におい
て、手動にて出没および傾動操作される上段側のスライ
ダーに自転車を簡単に出し入れできる駐車装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、駅や商店街などの近くには、
自転車公害防止対策として自転車を駐車させる駐輪場が
整備されている。この駐輪場では、狭い場所に多数の自
転車を格納するために、手動駐車装置が用いられてい
る。かかる駐輪装置は、床面に立設された支柱の上段部
に取り付けられる上段側の駐車装置と、該駐車装置の下
方の床面上に設置される下段側の駐車装置とから構成さ
れている。
【0003】前記上段側の駐車装置としては、たとえば
図9〜10に示されるように、支柱51にて所要高さに
略水平に支持された支持桿52と、該支持桿52の後端
部52aにて揺動する可動アーム53を介して移動自在
に設けたスライダー54と、前記支持桿52内に移動自
在に設け、かつ可動アーム53の下端を係着した移動台
車55と、該移動台車55にスライダー54の揺動に応
じてスライダー54の荷重を支持するように作用するガ
ススプリングなどの伸縮手動56とからなるものがある
(特開平5−239945号公報参照)。なお、57は
走行用の鉄車輪である。
【0004】この駐車装置では、スライダー54が矢印
Sの方向に移動すると、移動台車55がともに支持桿5
2内を移動するように設けられるとともに、図10に示
されるようにスライダー54を引き出して、傾転させた
状態から、スライダー54の傾起運動(矢印F1方向)
に追従して傾動(矢印F2方向)する可動アーム53に
て伸縮手段56の圧縮力(復元力)がスライダー54に
作用する。このため、上段側の自転車の出し入れが容易
に、労力を少なくして行なえることから、女性はもとよ
り、年輩者にも簡単に操作することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記駐
車装置では、自転車の出し入れに際し、常に移動台車が
前後動するため、車輪走行中の音や傾動操作(作動)時
の音が僅かに高くなるとともに、長期使用の耐久性に問
題が残っている。また該移動台車は、部品点数が多いた
め、分解や組立に時間が掛かり、容易でないとともに、
生産コストが高くなりやすい。
【0006】本発明は、叙上の事情に鑑み、走行音や作
動音の消音効果が大きく、耐久性を向上させるととも
に、分解・組立を容易にし、生産コストを低減させるこ
とができる駐車装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の駐車装置は、支
柱にて所定の高さに略水平に支持される支持桿と、該支
持桿の後端部に揺動自在に連結される揺動機構と、前端
部に連結される走行ローラおよび前記揺動機構に連結さ
れる案内ローラにより移動自在に前記支持桿に載置され
るスライダーとからなることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の駐車装置を説明する。
【0009】図1は本発明の駐車装置の一実施の形態を
示す側面図、図2は図1における駐車装置の平面図、図
3は図1における駐車装置の要部背面図、図4は揺動機
構の拡大側面図、図5は揺動機構の拡大平面図、図6は
揺動機構の部分切欠拡大正面図、図7はスライダーの引
き出した状態を示す側面図、図8は図7における揺動機
構の拡大側面図である。
【0010】図1〜6に示されるように、本発明の一実
施の形態にかかわる駐車装置は、支持桿1、揺動機構2
およびスライダー3とから構成されている。
【0011】前記支持桿1は、床面に立設された支柱4
に直接または取付板を介して、所定の高さに略水平に支
持されており、上面5が走行面になるように閉塞された
角パイプなどから作製されている。この支持桿1の後端
部1aおよび前端部1bの開口には、防塵キャップ6、
7がそれぞれ嵌着されている。
【0012】前記後端部1a内には、後述する揺動機構
2における揺動アーム20が、そのボス部20aが挿通
されるボルト8により揺動自在に連結されており、該後
端部1aの上面には、揺動アーム20が揺動できるよう
に長尺のT字状の開口部9(図4参照)が形成されてい
る。さらに前記後端部1aの上面には、後述する揺動機
構2における伸縮手段21を連結する受け具10が固定
されている。前記前端部1bの両側部には、スライダー
3が最前方の位置に押し込められたときに、スライダー
3を受ける、たとえば受けパイプ11と、該受けパイプ
11に嵌着される受けゴム12とからなる消音型スライ
ダー受け手段13がそれぞれボルト14とナット15に
より固着されている。
【0013】前記揺動機構2は、図4〜6に示されるよ
うに揺動アーム20と伸縮手段21とから構成されてい
る。伸縮手段21の下端は、前記受け具10内に挿通さ
れる支軸16に回転自在にされ、該伸縮手段21側に折
曲したブラケット17に固着されている。また伸縮手段
21の上端は、揺動アーム20の上端における受け具2
2に挿通される支軸23に回転自在にされ、該伸縮手段
21側に折曲したブラケット24に固着されている。こ
れにより、揺動アーム20と伸縮手段21は、互いに回
動自在に連結されている。したがって、揺動機構2は、
前記ボス部20aおよび受け具10、22を支点部とし
て、伸縮手段21のロッド21aの伸縮により、揺動す
ることができる。また前記受け具10、22に挿通され
る支軸16、23の両端には、それぞれゴム製またはプ
ラスチック製の消音型案内ローラ25a、25bが連結
されている。なお、前記伸縮手段21としては、前記ス
ライダー3の揺動に応じて該スライダー3の荷重を支持
するように作用するもの、すなわち復元力を有するもの
であれば、とくに限定されるものではないが、たとえば
ガススプリングなどを用いることができる。
【0014】前記スライダー3は、リップ溝型鋼または
これと同等の曲げ加工品から作製されており、上部には
自転車Cが転倒しないように、フェンス支柱30aとフ
ェンス30bとからなる囲い部31が設けられている。
また後端部3aには、スライダー3の押し込み量を規制
するためのゴム管を装着した消音型ストッパー32が貫
通してボルト32aとナット32bにより設けられてい
る。一方、前端部3bの開口部には、図1および3に示
されるように前記支持桿1の両側面に沿って、スライダ
ー3を摺動させるための一対のガイド33が配置される
とともに、該スライダー3を支持桿1の上面5に沿って
移動させるためのゴム製またはプラスチック製の消音型
走行ローラ34が設けられている。前記ガイド33と消
音型走行ローラ34は、挿通されるボルト35とナット
36により保持されている。なお、後端部3aの端部に
は、把手37および着地板38が配置されている。
【0015】本実施の形態の駐車装置では、まず図7〜
8に示されるように、スライダー3を手前(矢印S1a
方向)にガイド33が消音型案内ローラ25bに当接す
るまで、引き出したのち、スライダー3を傾転(矢印S
2a方向)させる。これにより、該スライダー3ととも
に、揺動機構2における伸縮手段21のロッド21aが
伸縮本体(シリンダー本体)内に押し込められて、揺動
アーム20と伸縮手段21が矢印S3a方向へ揺動す
る。
【0016】ついでスライダー3の囲い部31内に自転
車を格納したのち、スライダー3を矢印S2b方向に水
平に持ち上げる。このとき、伸縮手段2がスライダー3
の荷重を支持するように、復元力が矢印S3b方向へ作
用するため、かかる持ち上げの動作を容易に行なうこと
ができる。ついでスライダー3を矢印S1b方向の後方
へ押し込む。
【0017】そして、さらにスライダー3を前端側へ移
動させると、図1に示されるように、消音型ストッパー
32が消音型案内ローラ25aに当接するとともに、消
音型走行ローラ34が支持桿1の前端部1bを乗りこえ
て、スライダー3の落ち込みを消音型スライダー受け手
段13が受け止めて、スライダー3を静止させる。これ
により、自転車Cの収納が完了する。なお、このときス
ライダー3の自重により、スライダー3が支持桿1に係
止するため、スライダー自体はロック機能がなくてもロ
ック機能が装着されたのと同様の作用をする。これによ
り、水平方向には完全にロックが掛かった状態になる。
つぎにスライダー3を引き出す場合、図1矢印E方向に
把手37を動かしながら、少し押し下げて引き出すこと
によりロックを容易に解除させることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
支持桿の後端部に揺動機構が連結されているため、スラ
イダーの傾起運動に追従して傾動が容易に行なえるとと
もに、該揺動機構がスライダーとともに移動しないた
め、従来の著しい走行音や作動音を低減できるととも
に、揺動機構の耐久性を向上させることができる。また
伸縮手段を連結する支軸が案内ローラの軸を兼用するな
ど揺動機構の部品点数が少ないため、分解・組立も容易
になり、生産コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駐車装置の一実施の形態を示す側面図
である。
【図2】図1における駐車装置の平面図である。
【図3】図1における駐車装置の要部背面図である。
【図4】揺動機構の拡大側面図である。
【図5】揺動機構の拡大平面図である。
【図6】揺動機構の部分切欠拡大正面図である。
【図7】スライダーの引き出した状態を示す側面図であ
る。
【図8】図7における揺動機構の拡大側面図である。
【図9】従来の駐車装置の一例を示す側面図である。
【図10】図9における駐車装置のスライダーの引き出
した状態を示す要部拡大図である。
【符号の説明】
1 支持桿 1a、3a 後端部 1b、3b 前端部 2 揺動機構 3 スライダー 4 支柱 5 上面 6、7 防塵キャップ 8、14、32a、35 ボルト 9 開口部 10、22 受け具 11 受けパイプ 12 受けゴム 13 消音型スライダー受け手段 15、32b、36 ナット 16、23 支軸 17、24 ブラケット 20 揺動アーム 20a ボス部 21 伸縮手段 21a ロッド 25a、25b 消音型案内ローラ 30a フェンス支柱 30b フェンス 31 囲い部 32 ストッパ 33 ガイド 34 消音型走行ローラ 37 把手 38 着地板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱にて所定の高さに略水平に支持され
    る支持桿と、該支持桿の後端部に揺動自在に連結される
    揺動機構と、前端部に連結される走行ローラおよび前記
    揺動機構に連結される案内ローラにより移動自在に前記
    支持桿に載置されるスライダーとからなる駐車装置。
  2. 【請求項2】 前記揺動機構が互いに回動自在に連結さ
    れる、揺動アームと前記スライダーの揺動に応じて該ス
    ライダーの荷重を支持するように作用する伸縮手段とか
    らなる請求項1記載の駐車装置。
JP11103329A 1999-04-09 1999-04-09 駐車装置 Pending JP2000291281A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002337772A (ja) * 2001-05-22 2002-11-27 Shinwa Kigyo Kk 上段駐輪装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002337772A (ja) * 2001-05-22 2002-11-27 Shinwa Kigyo Kk 上段駐輪装置
JP4625201B2 (ja) * 2001-05-22 2011-02-02 新和企業株式会社 上段駐輪装置

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