JP2000290992A - 掘削攪拌装置及びそれを使用した地盤改良方法 - Google Patents

掘削攪拌装置及びそれを使用した地盤改良方法

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JP2000290992A
JP2000290992A JP11105054A JP10505499A JP2000290992A JP 2000290992 A JP2000290992 A JP 2000290992A JP 11105054 A JP11105054 A JP 11105054A JP 10505499 A JP10505499 A JP 10505499A JP 2000290992 A JP2000290992 A JP 2000290992A
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 掘削ロッドの噴射ノズルから噴射される固化
材により地盤を掘削しながら攪拌,混合する地盤改良方
法において、改良体の径に対応した径の掘削孔の形成を
要せずに改良体を構築する。 【解決手段】 外部へ向けて液状の固化材を噴射する噴
射ノズル22を有する掘削ロッド2の外周に掘削ロッド2
の回転から絶縁され、掘削ロッド2のいずれか一方の向
きへの回転時に噴射ノズル22に合致して連通する噴射口
31を有するスリーブ3を装着し、スリーブ3の外周に掘
削ロッド2の回転と共に開閉し、開放時にスリーブ3の
噴射口31に合致して連通する噴射路41を有する開閉攪拌
翼4を回転自在に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は掘削ロッドの噴射
ノズルから噴射される固化材により地盤を掘削しながら
攪拌,混合する地盤改良方法に使用される掘削攪拌装
置、及びそれを用いた地盤改良方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例えば
既設構造物の基礎スラブや駐車場、あるいは道路や線路
その他の既設構造物の底版下の、沈下や崩壊の可能性が
ある地盤に対して攪拌混合処理により地盤改良する場
合、改良体は掘削ロッドの中心から、それに突設される
攪拌翼の先端までの長さを半径とする円形の断面で構築
されるため、既設構造物の底版等に対しても改良体の径
に対応した径の掘削孔を形成する必要がある。
【0003】この場合、構築すべき改良体の数が多けれ
ば、底版のコンクリート全体を解体,撤去することが必
要になり、改良体の構築後に新規にコンクリートの底版
を構築し、復旧させる必要が生ずる。
【0004】また線路の下の地盤を改良する場合にはレ
ールの下に敷かれる枕木の存在により、線路を使用状態
に置いたままでは枕木間の間隔より大きい径の改良体を
構築することができない。
【0005】掘削土と固化材の攪拌,混合を掘削ロッド
の下端部に装着された噴射ノズルから液状の固化材を噴
射することにより行う方法では固化材が高圧で噴射され
ることから、攪拌,混合領域の掘削土と固化材が高圧下
に置かれるため、地中の圧力が緩和されなければ周辺地
盤を崩壊させる危険性がある。
【0006】この発明は上記背景より、改良体の径に対
応した径の掘削孔の形成を要せずに改良体を構築する噴
射ノズルを用いた掘削攪拌装置と、噴射ノズルを用いる
場合に周辺地盤の崩壊を防止する掘削攪拌装置を提案す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1では攪拌翼を掘
削ロッドの回転と共に開閉自在にすることにより、既設
構造物の底版等に対しては攪拌翼が閉鎖した状態で掘削
攪拌装置が降下できる大きさの掘削孔を形成するのみ
で、底版等の下に掘削孔径より大きい径の改良体を構築
することを可能にする。
【0008】掘削ロッドは外部へ向けて液状の固化材を
噴射する噴射ノズルを有し、掘削ロッドの外周には掘削
ロッドの回転から絶縁され、掘削ロッドのいずれか一方
の向きへの回転時に噴射ノズルに合致して連通する噴射
口を有するスリーブが装着される。
【0009】スリーブの外周には掘削ロッドの回転と共
にスリーブに対して回転して開閉し、開放時にスリーブ
の噴射口に合致して連通する噴射路を有する開閉攪拌翼
が回転自在に連結される。
【0010】開閉攪拌翼は掘削ロッドがいずれか一方の
向きに回転し、スリーブの噴射口が掘削ロッドの噴射ノ
ズルに合致するときにスリーブに対して回転し、噴射路
がスリーブの噴射口に合致する。開閉攪拌翼は掘削ロッ
ドが前記一方の向きとは逆向きに回転するときに閉鎖
し、同時にスリーブが掘削ロッドに対して回転し、噴射
口と噴射ノズルが分離する。
【0011】請求項1の掘削攪拌装置は既設構造物の底
版等の下に地盤改良体を構築する場合には、請求項2に
記載のように開閉攪拌翼が閉鎖する向きに掘削ロッドが
回転することで、開閉攪拌翼が閉じた状態でコンクリー
トスラブ等の底版や表層地盤に予め形成された掘削孔を
通じて降下し、掘削ロッド先端のビットや爪が底版下や
表層地盤下の地盤を先行して掘削する。
【0012】その後、開閉攪拌翼が開放する向きに掘削
ロッドが回転することで、スリーブの噴射口が掘削ロッ
ドの噴射ノズルに合致すると共に、開閉攪拌翼が開放し
てその噴射路がスリーブの噴射口に合致し、その状態で
噴射ノズルと噴射口を通じ、噴射路から噴射される固化
材と掘削土を攪拌,混合することにより、開閉攪拌翼の
長さより大きい半径の地盤改良体を構築する。
【0013】この場合、掘削攪拌装置は地盤改良体の構
築後、開閉攪拌翼が閉鎖する向きに掘削ロッドが回転す
ることで開閉攪拌翼がスリーブに対して回転して閉鎖
し、そのまま掘削孔を通じて引き上げられる。
【0014】掘削攪拌装置が掘削孔内を降下するときに
は掘削孔の内周面によって開閉攪拌翼が閉鎖状態に保持
されるため、掘削孔は開閉攪拌翼が閉鎖状態にあるとき
の掘削攪拌装置が通過できる程度の大きさがあればよ
く、構築される地盤改良体の径より小径で足りる。この
結果、構築すべき地盤改良体の数が多い場合にも、底版
のコンクリート全体を解体,撤去することと復旧工事が
不要になる。
【0015】施工対象が線路の場合には、開閉攪拌翼が
閉鎖状態にあるときの掘削攪拌装置の面積を枕木間の間
隔に納まる大きさにすることで、枕木を除去することな
く施工することが可能であり、線路を使用状態に置いた
まま線路下の地盤に枕木間の間隔より大きい径の地盤改
良体を構築することができる。
【0016】請求項3では請求項1の掘削攪拌装置にお
いて、掘削ロッドの外周の、開閉攪拌翼の上、もしくは
下に固定攪拌翼を固定することにより、掘削攪拌装置に
よる掘進時に固定攪拌翼の長さを半径とする掘削孔の掘
削土を攪拌して空掘りすることを可能にし、空掘りによ
って地盤を緩めておくことにより固化材の噴射時の圧力
を緩和し、周辺地盤を崩壊させる危険を回避する。
【0017】この場合、固化材の噴射により構築される
地盤改良体の上に空掘りされた掘削孔が形成されること
により、高圧下に置かれる掘削土と固化材の逃げ場が確
保され、固化材噴射時の攪拌,混合領域の圧力が緩和さ
れるため、周辺地盤の崩壊が防止される。
【0018】請求項3の掘削攪拌装置は固定攪拌翼のみ
によって掘削孔の空掘りをする場合には、請求項4に記
載のように開閉攪拌翼が閉鎖する向きに掘削ロッドが回
転することで、開閉攪拌翼が閉じた状態で固定攪拌翼の
長さに相当する半径の掘削孔を形成しながら、掘削ロッ
ドが支持層に到達するまで地盤を掘削する。
【0019】その後、開閉攪拌翼が開放する向きに掘削
ロッドが回転することで、スリーブの噴射口が掘削ロッ
ドの噴射ノズルに合致すると共に、開閉攪拌翼が開放し
てその噴射路がスリーブの噴射口に合致し、その状態で
噴射ノズルと噴射口を通じて開閉攪拌翼の噴射路から固
化材を噴射することにより開閉攪拌翼の長さより大きい
半径の地盤改良体を構築する。
【0020】地盤改良体の上の地盤を空掘りすること
は、請求項1、または請求項3の掘削攪拌装置の開閉攪
拌翼に爪を付け、開閉攪拌翼を開放させた状態で掘削攪
拌装置を降下させることによっても行える。これらの場
合、地盤改良体の構築深度までは開閉攪拌翼が開放し、
噴射路が噴射口と噴射ノズルに合致しながらも、固化材
の噴射をせずに掘削孔を形成することになる。
【0021】
【発明の実施の形態】請求項1の掘削攪拌装置1は図
2,図3,図9に示すように先端に掘削爪5やビットが
接続し、噴射ノズル22を有する掘削ロッド2と、掘削ロ
ッド2の外周に掘削ロッド2の回転から絶縁された状態
で装着されるスリーブ3と、スリーブ3の外周に回転自
在に連結され、掘削ロッド2の回転と共に開閉する開閉
攪拌翼4から構成される。
【0022】図1〜図3に示すようにスリーブ3は掘削
ロッド2に対し、上下動を拘束されながら、もしくは一
定量以下に制限されながら、掘削ロッド2の軸の回りに
一定角度回転自在に装着され、開閉攪拌翼4はスリーブ
3に対し、水平な軸、もしくは図4に示すように水平に
対してある程度傾斜した軸の回りに回転自在に連結され
る。
【0023】図2に示すように掘削ロッド2の内部には
噴射ノズル22に液状の固化材を供給する内管21が固定さ
れ、内管21の、開放したときの少なくともいずれか一方
の開閉攪拌翼4の側に噴射ノズル22が固定される。内管
21は掘削ロッド2に固定され、掘削ロッド2と共に回転
する。
【0024】スリーブ3には掘削ロッド2のいずれか一
方の向きへの回転時に噴射ノズル22に合致して連通する
噴射口31が形成され、開閉攪拌翼4には開放時に噴射口
31に合致して噴射ノズル22及び噴射口31に連通する噴射
路41が形成される。
【0025】図面では一方の開閉攪拌翼4の側に噴射ノ
ズル22を向け、その一方の開閉攪拌翼4に噴射ノズル22
に連通する噴射路41を形成し、スリーブ3の、噴射路41
に対応した位置に噴射ノズル22に連通する噴射口31を形
成しているが、両開閉攪拌翼4,4側に噴射ノズル22を
向け、噴射路41を両開閉攪拌翼4,4に形成すると共
に、噴射口31を両開閉攪拌翼4,4の位置に形成する場
合もある。
【0026】噴射ノズル22は掘削ロッド2の内周面と外
周面間に穿設された孔と内管21との間に跨って内管21に
固定され、噴射口31はスリーブ3の内周面と外周面間に
亘って孔を穿設することにより、もしくはその孔にパイ
プを差し込むことにより形成される。噴射口31が噴射ノ
ズル22に合致するとき、噴射口31は噴射ノズル22に直
接、もしくは掘削ロッド2の孔を介して連通する。
【0027】噴射路41はスリーブ3に連結される開閉攪
拌翼4,4の少なくともいずれか一方の下面にパイプ、
もしくは図4に示すような溝形断面やC形断面の部材を
固定することにより、または開閉攪拌翼4の内部に長さ
方向に孔を穿設する、あるいはパイプを内蔵することに
より形成される。
【0028】噴射路41をパイプの固定や孔の穿設によっ
て形成する場合、互いに連通する噴射口31と噴射路41の
少なくともいずれか一方の端面には、開閉攪拌翼4が開
放して噴射路41が噴射口31に合致したときの両者間の密
着性を確保し、固化材を噴射ノズル22から噴射するとき
の圧力の損失を生じさせないためのシール材が必要によ
り取り付けられる。
【0029】図4のように開閉攪拌翼4の下面に開放断
面形の部材を固定して噴射路41を形成する場合、スリー
ブ3の噴射口31はスリーブ3の孔にパイプを挿入する等
によりスリーブ3の外周面から開閉攪拌翼4側へ突出
し、噴射路41に重なる形で形成され、噴射路41は開閉攪
拌翼4が開放したときに噴射口31の上側に位置するよう
に配置される。
【0030】噴射路41を開放断面形の部材により形成し
た場合には、固化材の噴射をしないときに噴射路41が土
砂で詰まる可能性があるが、噴射を開始すれば噴射口31
から噴射される固化材によって噴射路41内の土砂を排除
できるため、噴射路41の目詰まりは防止される。
【0031】スリーブ3は掘削ロッド2に対し、図2に
示すように掘削ロッド1がいずれか一方の向きに回転
(図面では正回転)するときに掘削ロッド2とは逆向き
に掘削ロッド2の軸回りに一定角度回転して掘削ロッド
2に係止し、噴射口31が噴射ノズル22に合致し、連通す
る。
【0032】掘削ロッド2が逆向きに回転(逆回転)す
るときには図3に示すようにスリーブ3は掘削ロッド2
とは逆向きに一定角度回転して掘削ロッド2に係止す
る。掘削ロッド2が逆回転すると同時に、噴射口31は噴
射ノズル22から分離する。
【0033】開閉攪拌翼4は掘削ロッド2がいずれか一
方の向きに回転(正回転)するときに図2に示すように
スリーブ3に対して回転して開放し、完全に開放すると
同時に、噴射路41が噴射口31に合致し、連通する。掘削
ロッド2が逆向きに回転(逆回転)するときには図3に
示すようにスリーブ3に対して回転して閉鎖し、噴射路
41が噴射口31から分離する。
【0034】掘削ロッド2の外周の、スリーブ3の装着
位置の上下にはスリーブ3の掘削ロッド2に対する上下
動を拘束する、もしくは一定量以下に制限する上部スト
ッパ6と下部ストッパ7が突設される。上部ストッパ6
はまた、開閉攪拌翼4が閉鎖した状態から開放した状態
になったときに更に上向きに回転しないように保持する
役目を持ち、下部ストッパ7は開放している開閉攪拌翼
4が下向きに回転せず、閉鎖しないように保持する役目
も持つ。
【0035】掘削ロッド2の外周には、開閉攪拌翼4の
閉鎖時と開放時にスリーブ3が係止する被係止部23が形
成、もしくは突設され、スリーブ3の内周の、開閉攪拌
翼4の閉鎖時と開放時に被係止部23に対応した位置には
被係止部23に係止する係止部32が形成、もしくは突設さ
れる。
【0036】図5に開閉攪拌翼4が連結されたスリーブ
3を、図6に下部ストッパ7が一体化した掘削ロッド2
をそれぞれ示す。図5−(a) はスリーブ3に連結された
開閉攪拌翼4の閉鎖時の状態を、(b) は開閉攪拌翼4の
開放時の状態を示す。図6−(a) 〜(c) は掘削ロッド2
に一体化した下部ストッパ7の形状例を示す。
【0037】図6,図8では開閉攪拌翼4が下向きに回
転して閉鎖し、上向きに回転して開放するような形に上
部ストッパ6と下部ストッパ7を形成しているが、図12
−(b) に示すように開閉攪拌翼4が上向きに回転して閉
鎖し、下向きに回転して開放する場合には上部ストッパ
6と下部ストッパ7の形は逆になる。
【0038】図面では図2,図3に示すようにスリーブ
3が掘削ロッド2の軸回りに90°回転することで、開閉
攪拌翼4の閉鎖状態と開放状態が切り換わるようにして
いることから、被係止部23と係止部32を点対称位置の二
箇所に形成しているが、被係止部23と係止部32は共に少
なくとも一箇所形成されていれば足りる。
【0039】スリーブ3は掘削ロッド2の回転から絶縁
されることで、図7に示すように係止部32が掘削ロッド
2の回転の向きと逆向きに被係止部23に係止するまで回
転し、係止部32が被係止部23に係止した後、掘削ロッド
2と共に掘削ロッド2と同一の向きに回転する。
【0040】図面では掘削ロッド2が正(時計回りに)
回転するときに係止部32が被係止部23に逆回転の向き
(反時計回り)に係止して開閉攪拌翼4が開放し、掘削
ロッド2が逆回転するときに係止部32が被係止部23に正
回転の向きに係止して開閉攪拌翼4が閉鎖するように被
係止部23と係止部32を形成しているが、掘削ロッド2が
逆回転するときに開閉攪拌翼4が開放し、正回転すると
きに開閉攪拌翼4が閉鎖するように被係止部23と係止部
32を形成する場合もある。
【0041】図6−(a) は上部ストッパ6と下部ストッ
パ7間に、スリーブ3の装着後に掘削ロッド2に対して
後から固定される上部ストッパ6と、先行して固定され
ている下部ストッパ7との間の間隔を保持する保持材8
を二箇所に架設した場合を示す。
【0042】この保持材8はまた、掘削ロッド2の被係
止部23に代わって、あるいは被係止部23と共に、掘削ロ
ッド2に対してスリーブ3を一定角度回転させた後に停
止させる働きをする。保持材8が掘削ロッド2の被係止
部23に代わる役目を持つ場合、掘削ロッド2の被係止部
23とスリーブ3の係止部32を形成することは必要でな
い。
【0043】開閉攪拌翼4は図1に示すようにスリーブ
3の外周に一体化しているプレート33にピン34により水
平な、もしくは図4に示すように水平に対してある程度
傾斜した軸の回りに回転自在に連結される。図面の場
合、開閉攪拌翼4は掘削ロッド2の正回転時に土の逆向
きの抵抗と、後述のように下部ストッパ7の縁に沿った
案内により開放し、掘削ロッド2の逆回転時にも土の逆
向きの抵抗と下部ストッパ7の案内により閉鎖する。
【0044】開閉攪拌翼4はまた、下向きに回転して閉
鎖し、上向きに回転して開放する場合、図1,図4に示
すように上下の面が水平に対して傾斜することで、掘削
ロッド2が正回転するときの逆向きの土の抵抗の他、掘
削ロッド2が降下するときの上向きの土の抵抗によって
も閉鎖状態から開放状態に切り換わり、また掘削ロッド
2が逆回転するときの正回転の向きの土の抵抗と、掘削
ロッド2が上昇するときの下向きの土の抵抗によっても
開放状態から閉鎖状態に切り換わる。
【0045】例えば開閉攪拌翼4に爪を付け、掘削攪拌
装置1の掘進時に開閉攪拌翼4の長さを半径とする大き
さの掘削孔10を形成し、地盤を空掘りするような場合に
は掘削攪拌装置1は正回転しながら降下することにな
る。
【0046】掘削ロッド2が正回転し、開閉攪拌翼4が
開放した状態では、図7−(c) に示すようにスリーブ3
の係止部32が掘削ロッド2の被係止部23に逆回転の向き
に係止しながら、開閉攪拌翼4が下部ストッパ7に下向
きに係止し、上部ストッパ6に上向きに係止可能になる
ことで開閉攪拌翼4が開放した状態を維持する。
【0047】掘削ロッド2が逆回転し、開閉攪拌翼4が
閉鎖した状態では、図7−(a) に示すように開閉攪拌翼
4が下部ストッパ7から離脱し、スリーブ3の係止部32
が掘削ロッド2の被係止部23に正回転の向きに係止する
ことで開閉攪拌翼4が閉鎖した状態を維持する。
【0048】図7は図5に示す開閉攪拌翼4付きのスリ
ーブ3と図6−(b) に示す下部ストッパ7付きの掘削ロ
ッド2を組み合わせた場合の、開閉攪拌翼4と、掘削ロ
ッド2及び下部ストッパ7の関係を示す。
【0049】図7−(b) は掘削ロッド2を正回転させ始
めたときの様子を示す。この状態では開閉攪拌翼4が逆
回転の向きに土の抵抗を受けることで、係止部32が被係
止部23から離脱し、開閉攪拌翼4がスリーブ3と共に回
転しながら、下部ストッパ7の縁に案内されることで開
放する。爪を付けた開閉攪拌翼4によって地盤を空掘り
する場合、掘削ロッド2は正回転時に降下するため、開
閉攪拌翼4は上向きの土の抵抗を受けることによっても
開放する。
【0050】開閉攪拌翼4が閉鎖した状態から開放し、
開放した状態を維持することと、逆に開放した状態から
閉鎖し、閉鎖した状態を維持することはまた、図示しな
いが、開閉攪拌翼4を貫通するピン34の外周面と、ピン
34が貫通する挿通孔の内周面にそれぞれ、掘削ロッド2
の被係止部23とスリーブ3の係止部32のような被係止部
と係止部を形成することによっても確保される。
【0051】その場合、開閉攪拌翼4が開放したときに
その挿通孔の係止部がその位置に形成されたピン34の被
係止部に開放の向きに係止し、掘削攪拌装置1が降下し
続けることで、開閉攪拌翼4が開放状態を維持し、開閉
攪拌翼4が閉鎖したときに挿通孔の係止部がその位置に
形成されたピン34の被係止部に閉鎖の向きに係止し、掘
削攪拌装置1が上昇し続けることで閉鎖状態を維持す
る。
【0052】下部ストッパ7は図6−(a) ,(c) に示す
ように開閉攪拌翼4の閉鎖位置が切り欠かれた形をする
ことにより、あるいは(a) ,(b) に示すように下部スト
ッパ7の縁と掘削ロッド2の中心との間の距離が開閉攪
拌翼4の開放位置から閉鎖位置へかけて次第に短縮する
形をすることにより、開閉攪拌翼4の閉鎖位置で開閉攪
拌翼4との衝突が生じない形をする。
【0053】図6−(a) ,(b) のように下部ストッパ7
の縁と掘削ロッド2の中心との間の距離が開閉攪拌翼4
の開放位置から閉鎖位置へかけて次第に短縮する形をし
た場合、下部ストッパ7は開閉攪拌翼4を下部ストッパ
7の縁に沿って閉鎖状態から円滑に開放させ、開放状態
から円滑に閉鎖させる機能を持つ。
【0054】図8は下部ストッパ7の上面を開閉攪拌翼
4の開放位置から閉鎖位置へかけて下向きに傾斜させる
ことにより、下部ストッパ7の上面によってそれに接触
する開閉攪拌翼4の開閉を案内させ、閉鎖状態からの開
放と、開放状態からの閉鎖が円滑に行われるようにした
場合を示す。ここでは下部ストッパ7を開閉攪拌翼4の
閉鎖位置で不在にすることにより、開閉攪拌翼4の閉鎖
位置で開閉攪拌翼4と下部ストッパ7の衝突が生じない
ようにしている。
【0055】図8に示す上部ストッパ6と下部ストッパ
7の上下を入れ替えれば、図12−(b) に示すように開閉
攪拌翼4を上方に閉鎖させることもできる。図9は請求
項1の掘削攪拌装置1の全体を示す。(a) は開閉攪拌翼
4,4が開放している状態を、(b) は(a) の状態から掘
削ロッド2が90°回転し、開閉攪拌翼4,4が閉鎖して
いるときの状態を示す。図面では全図を通じて開閉攪拌
翼4,4を爪がない形にしているが、開閉攪拌翼4,4
の下端部等に爪を突設する場合もある。
【0056】図10は図9に示す掘削攪拌装置1を用いて
請求項2の方法を施工する場合の施工手順を示す。請求
項2は既設構造物の底版等の下に地盤改良体11を構築す
る方法である。
【0057】(a) ,(b) に示すように掘削ロッド2をい
ずれか一方の向きに回転(図面では逆回転)させ、開閉
攪拌翼4,4を閉じた状態で掘削ロッド2が支持層9に
到達するまで、掘削ロッド2の先端の掘削爪5やビット
により地盤を掘削する。閉じた状態の開閉攪拌翼4,4
を包囲する断面の掘削孔10を形成する必要がある場合に
はそれに対応した大きさのビットが掘削ロッド2の先端
に接続される。
【0058】また地盤改良体11の構築位置での固化材噴
射時の攪拌,混合領域の圧力を緩和する目的で、爪を付
けた開閉攪拌翼4によって地盤を空掘りしながら、掘削
攪拌装置1を掘進させる場合には、掘削攪拌装置1は正
回転し、開閉攪拌翼4,4が開放した状態で降下する。
【0059】掘削ロッド2の先端が支持層9に到達した
時点で、(c) に示すように掘削ロッド2を逆向きに回転
(図面では正回転)させて開閉攪拌翼4,4を開放させ
ると同時に、(d) に示すように掘削ロッド2を引き上げ
ながら内管21に固化材を高圧で送り込み、噴射ノズル22
を通じて噴射路41から固化材を噴射する。
【0060】そのまま(e) に示すように開閉攪拌翼4,
4が目標深度に上昇するまで、掘削ロッド2の回転と固
化材の噴射を継続し、地盤改良体11の構築終了と共に施
工が終了する。地盤改良体11は開閉攪拌翼4の長さより
大きい半径で完成し、掘削攪拌装置1は逆回転し、開閉
攪拌翼4,4が閉じた状態で引き抜かれる。
【0061】図11〜図13は掘削ロッド2の外周の、開閉
攪拌翼4,4の上、もしくは下に固定攪拌翼12,12を固
定した請求項3の掘削攪拌装置1の構成例を示す。図11
は固定攪拌翼12,12を開閉攪拌翼4,4の下に配置した
場合、図12,図13は開閉攪拌翼4,4の上に配置した場
合を示す。
【0062】固定攪拌翼12,12は掘削攪拌装置1による
掘進時に掘削爪5やビットが掘削した掘削孔10の掘削土
を攪拌して、あるいは掘削爪5やビットと共に地盤を掘
削しながら、固定攪拌翼12の長さを半径とする掘削孔10
の掘削土を攪拌して空掘りし、空掘りによって地盤を緩
めておくために突設される。固定攪拌翼12によって地盤
の掘削を行う場合、固定攪拌翼12,12の下端部には爪が
突設される。
【0063】図13は特に空掘りする場合に、掘削孔10の
孔壁を保護するためと、掘削孔10内での掘削攪拌装置1
の安定性確保のために固定攪拌翼12の先端に安定板13を
固定した場合を示す。
【0064】図14は図11に示す掘削攪拌装置1を用いて
請求項4の方法を施工する場合の施工手順を示す。請求
項4は空掘りした掘削孔10の下に地盤改良体11を構築す
る方法であり、施工要領は図10の場合と同じである。
【0065】(a) ,(b) に示すように掘削ロッド2をい
ずれか一方の向きに回転(逆回転)させ、開閉攪拌翼
4,4を閉じた状態で、固定開閉攪拌翼12の長さに相当
する半径の掘削孔10を形成し、固定開閉攪拌翼12によっ
て空掘りしながら、掘削ロッド2が支持層9に到達する
まで、掘削ロッド2の先端の掘削爪5やビットにより地
盤を掘削する。
【0066】爪を付けた開閉攪拌翼4によって地盤を空
掘りしながら、掘削攪拌装置1を掘進させる場合には、
掘削攪拌装置1は正回転し、開閉攪拌翼4,4が開放し
た状態で降下する。
【0067】掘削ロッド2の先端が支持層9に到達した
時点で、(c) に示すように掘削ロッド2を逆向きに回転
(正回転)させて開閉攪拌翼4,4を開放させると同時
に、(d) に示すように掘削ロッド2を引き上げながら内
管21に固化材を高圧で送り込み、噴射ノズル22を通じて
噴射路41から固化材を噴射する。
【0068】そのまま(e) に示すように開閉攪拌翼4,
4が目標深度に上昇するまで、掘削ロッド2の回転と固
化材の噴射を継続し、地盤改良体11の構築終了と共に施
工が終了する。地盤改良体11は開閉攪拌翼4の長さより
大きい半径で完成し、掘削攪拌装置1は逆回転し、開閉
攪拌翼4,4が閉じた状態で引き抜かれる。
【0069】
【発明の効果】請求項1では固化材を噴射する噴射ノズ
ルを有する掘削ロッドの外周に掘削ロッドの回転時に噴
射ノズルに連通する噴射口を有するスリーブを装着し、
スリーブの外周に掘削ロッドの回転と共に開閉し、開放
時にスリーブの噴射口に連通する噴射路を有する開閉攪
拌翼を回転自在に連結し、開閉攪拌翼を掘削ロッドの回
転と共に開閉させるため、既設構造物の底版等に対して
は攪拌翼が閉鎖した状態で掘削攪拌装置が降下できる大
きさの掘削孔を形成するのみで、底版下に掘削孔径より
大きい径の改良体を構築することが可能になる。
【0070】掘削攪拌装置が掘削孔内を降下するときに
は掘削孔の内周面によって開閉攪拌翼が閉鎖状態に保持
されるため、掘削孔は開閉攪拌翼が閉鎖状態にあるとき
の掘削攪拌装置が通過できる程度の大きさがあればよ
く、構築される地盤改良体の径より小径で足りる。この
結果、構築すべき地盤改良体の数が多い場合にも、底版
のコンクリート全体を解体,撤去することと復旧工事が
不要になる。
【0071】施工対象が線路の場合には、開閉攪拌翼が
閉鎖状態にあるときの掘削攪拌装置の面積を枕木間の間
隔に納まる大きさにすることで、枕木を除去することな
く施工することが可能であるため、線路を使用状態に置
いたまま、線路下の地盤に枕木間の間隔より大きい径の
地盤改良体を構築することができる。
【0072】請求項3では請求項1の掘削攪拌装置にお
いて、掘削ロッドの外周の、開閉攪拌翼の上、もしくは
下に固定攪拌翼を固定することで、掘削攪拌装置による
掘進時に固定攪拌翼の長さを半径とする掘削孔の掘削土
を攪拌して空掘りすることを可能にするため、高圧下に
置かれる掘削土と固化材の逃げ場を確保でき、固化材噴
射時の攪拌,混合領域の圧力が緩和され、周辺地盤の崩
壊を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1、または請求項3の掘削攪拌装置の掘
削ロッドと開閉攪拌翼の関係を示した斜視図である。
【図2】(a) は開閉攪拌翼が開放したときの掘削ロッド
との関係を示した横断面図、(b) は(a) の縦断面図であ
る。
【図3】(a) は開閉攪拌翼が閉鎖したときの掘削ロッド
との関係を示した横断面図、(b) は(a) の縦断面図であ
る。
【図4】(a) は開閉攪拌翼を水平に対して傾斜させてス
リーブに連結した場合の掘削攪拌装置の構成例を示した
横断面図、(b) は(a) の立面図である。
【図5】(a) は開閉攪拌翼が閉鎖したときのスリーブを
示した平面図、(b) は開閉攪拌翼が開放したときのスリ
ーブを示した平面図である。
【図6】(a) 〜(c) は掘削ロッドに固定された下部スト
ッパの形状例を示した平面図である。
【図7】(a) 〜(c) は開閉攪拌翼が閉鎖している状態か
ら開放するまでの図6−(b) の下部ストッパとの関係を
示した平面図である。
【図8】(a) は上面が傾斜した下部ストッパを掘削ロッ
ドに固定した場合を示した斜視図、(b) は(a) の掘削ロ
ッドと開閉攪拌翼との関係を示した斜視図である。
【図9】(a) は開閉攪拌翼が開放した状態の請求項1の
掘削攪拌装置の構成例を示した立面図、(b) は開閉攪拌
翼が閉鎖した状態を示した(a) の側面図である。
【図10】(a) 〜(e) は図9に示す掘削攪拌装置を用い
て地盤改良体を構築する場合の施工手順を示した立面図
である。
【図11】(a) は開閉攪拌翼が開放した状態の請求項3
の掘削攪拌装置の構成例を示した立面図、(b) は(a) の
側面図、(c) は(a) の平面図、(d) は開閉攪拌翼が閉鎖
した状態を示した立面図である。
【図12】(a) は開閉攪拌翼が開放した状態の請求項3
の掘削攪拌装置の他の構成例を示した立面図、(b) は開
閉攪拌翼が閉鎖した状態を示した立面図である。
【図13】図12の掘削攪拌装置の変形例を示した立面図
である。
【図14】(a) 〜(e) は図11に示す掘削攪拌装置を用い
て地盤改良体を構築する場合の施工手順を示した立面図
である。
【符号の説明】
1……掘削攪拌装置、2……掘削ロッド、21……内管、
22……噴射ノズル、23……被係止部、3……スリーブ、
31……噴射口、32……係止部、33……プレート、34……
ピン、4……開閉攪拌翼、41……噴射路、5……掘削
爪、6……上部ストッパ、7……下部ストッパ、8……
保持材、9……支持層、10……掘削孔、11……地盤改良
体、12……固定攪拌翼、13……安定板。
フロントページの続き (72)発明者 高橋 春仁 東京都中央区銀座8丁目14番14号 日特建 設株式会社内 Fターム(参考) 2D040 AB05 BA08 BB02 BB03 BC01 BD05 CB03 DA07 DA11 DB07 EA11 EA17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部へ向けて液状の固化材を噴射する噴
    射ノズルを有する掘削ロッドと、掘削ロッドの外周に掘
    削ロッドの回転から絶縁された状態で装着され、掘削ロ
    ッドのいずれか一方の向きへの回転時に前記噴射ノズル
    に合致して連通する噴射口を有するスリーブと、スリー
    ブの外周に回転自在に連結され、掘削ロッドの回転と共
    に開閉し、開放時にスリーブの噴射口に合致して連通す
    る噴射路を有する開閉攪拌翼から構成され、開閉攪拌翼
    の噴射路はスリーブの噴射口が掘削ロッドの噴射ノズル
    に合致するときにスリーブの噴射口に合致する掘削攪拌
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の掘削攪拌装置の掘削ロッ
    ドを、開閉攪拌翼が閉鎖する向きに回転させ、開閉攪拌
    翼を閉じた状態で掘削ロッドが支持層に到達するまで地
    盤を掘削した後、開閉攪拌翼が開放する向きに掘削ロッ
    ドを回転させ、スリーブの噴射口を掘削ロッドの噴射ノ
    ズルに合致させると共に、開閉攪拌翼を開放させてその
    噴射路をスリーブの噴射口に合致させ、噴射ノズルと噴
    射口を通じて開閉攪拌翼の噴射路から固化材を噴射し、
    開閉攪拌翼の長さより大きい半径の地盤改良体を構築す
    る地盤改良方法。
  3. 【請求項3】 掘削ロッドの外周の、開閉攪拌翼の上、
    もしくは下に固定攪拌翼が固定されている請求項1記載
    の掘削攪拌装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の掘削攪拌装置の掘削ロッ
    ドを、開閉攪拌翼が閉鎖する向きに回転させ、開閉攪拌
    翼を閉じた状態で、固定開閉攪拌翼の長さに相当する半
    径の掘削孔を形成しながら、掘削ロッドが支持層に到達
    するまで地盤を掘削した後、開閉攪拌翼が開放する向き
    に掘削ロッドを回転させ、スリーブの噴射口を掘削ロッ
    ドの噴射ノズルに合致させると共に、開閉攪拌翼を開放
    させてその噴射路をスリーブの噴射口に合致させ、噴射
    ノズルと噴射口を通じて開閉攪拌翼の噴射路から固化材
    を噴射し、開閉攪拌翼の長さより大きい半径の地盤改良
    体を構築する地盤改良方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002248457A (ja) * 2001-02-27 2002-09-03 Matsumura Gumi Corp 土壌処理方法及び装置
JP2011162962A (ja) * 2010-02-05 2011-08-25 Sanshin Corp 開閉翼作動感知装置および開閉翼作動感知方法
JP2012167497A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Okumura Corp 薬液注入装置
KR101368628B1 (ko) * 2012-06-04 2014-03-04 김인호 회전날에 장착된 그라우팅관을 이용한 그라우팅장치 및 이를 이용한 비굴착 지반개량 공법

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