JP2000290228A - 精フェニレンジオキシジ酢酸類の製造方法 - Google Patents
精フェニレンジオキシジ酢酸類の製造方法Info
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/347—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups
- C07C51/367—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups by introduction of functional groups containing oxygen only in singly bound form
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- C07C51/42—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
- C07C51/43—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change of the physical state, e.g. crystallisation
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 精フェニレンジオキシジ酢酸
類を高純度、高収率で製造する方法を提供する。 【解決手段】 フェニレンジオキシジ酢酸類
を主成分とする粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカ
リ水溶液を鉱酸により酸析せしめた後、保温することに
よる精フェニレンジオキシジ酢酸類の製造方法におい
て、粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液の
少なくとも10重量%を0〜50℃下で酸析せしめ、保
温を80〜110℃で実施することを特徴とする精フェ
ニレンジオキシジ酢酸類の製造方法。
類を高純度、高収率で製造する方法を提供する。 【解決手段】 フェニレンジオキシジ酢酸類
を主成分とする粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカ
リ水溶液を鉱酸により酸析せしめた後、保温することに
よる精フェニレンジオキシジ酢酸類の製造方法におい
て、粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液の
少なくとも10重量%を0〜50℃下で酸析せしめ、保
温を80〜110℃で実施することを特徴とする精フェ
ニレンジオキシジ酢酸類の製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、精フェニレンジオ
キシジ酢酸類の製造方法に関する。
キシジ酢酸類の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】下記
一般式(I) (式中、Rはハロゲン、カルボキシ基または炭素数4以
下の炭化水素基を表し、nは0〜3の整数を表す。。)
で表されるフェニレンジオキシジ酢酸類は、ポリエステ
ルやポリアミドなどの原料として用いられる工業的に有
用な化合物である。精フェニレンジオキシジ酢酸類の製
造方法としては、フェニレンジオキシジ酢酸類を主成分
とする粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液
を酸析する方法が知られている。例えば、上記アルカリ
水溶液と鉱酸とを用いて80℃以上で酸析した後、80
℃以上で保温する方法が提案されている(特開平4-1737
64号公報)。しかしながら、この方法では、得られた精
フェニレンジオキシジ酢酸類が純度等の点で充分満足し
得るものではなく、この点の改善が望まれていた。
一般式(I) (式中、Rはハロゲン、カルボキシ基または炭素数4以
下の炭化水素基を表し、nは0〜3の整数を表す。。)
で表されるフェニレンジオキシジ酢酸類は、ポリエステ
ルやポリアミドなどの原料として用いられる工業的に有
用な化合物である。精フェニレンジオキシジ酢酸類の製
造方法としては、フェニレンジオキシジ酢酸類を主成分
とする粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液
を酸析する方法が知られている。例えば、上記アルカリ
水溶液と鉱酸とを用いて80℃以上で酸析した後、80
℃以上で保温する方法が提案されている(特開平4-1737
64号公報)。しかしながら、この方法では、得られた精
フェニレンジオキシジ酢酸類が純度等の点で充分満足し
得るものではなく、この点の改善が望まれていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】このような状況下、本発
明者らは、高純度、高収率を与える精フェニレンジオキ
シジ酢酸類の製造方法を見出すべく、粗フェニレンジオ
キシジ酢酸類のアルカリ水溶液の酸析方法について鋭意
検討を重ねた結果、酸析を0〜50℃という特定温度で
行った後、80〜110℃で保温することにより、目的
の精フェニレンジオキシジ酢酸類が、高純度、高収率で
得られることを見出すとともに、更に検討を重ねた結
果、該特定温度下において、粗フェニレンジオキシジ酢
酸類のアルカリ水溶液全体の少なくとも10重量%以上
を酸析すれば、残りは、該特定温度以外の温度で酸析し
ても、同様に高純度、高収率で目的物が得られることを
見出し、本発明を完成した。
明者らは、高純度、高収率を与える精フェニレンジオキ
シジ酢酸類の製造方法を見出すべく、粗フェニレンジオ
キシジ酢酸類のアルカリ水溶液の酸析方法について鋭意
検討を重ねた結果、酸析を0〜50℃という特定温度で
行った後、80〜110℃で保温することにより、目的
の精フェニレンジオキシジ酢酸類が、高純度、高収率で
得られることを見出すとともに、更に検討を重ねた結
果、該特定温度下において、粗フェニレンジオキシジ酢
酸類のアルカリ水溶液全体の少なくとも10重量%以上
を酸析すれば、残りは、該特定温度以外の温度で酸析し
ても、同様に高純度、高収率で目的物が得られることを
見出し、本発明を完成した。
【0004】すなわち、本発明は、下記一般式(I) (式中、Rはハロゲン、カルボキシ基または炭素数4以
下の炭化水素基を表し、nは0〜3の整数を表す。)で
示されるフェニレンジオキシジ酢酸類を主成分とする粗
フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液を鉱酸に
より酸析せしめた後、保温することによる精フェニレン
ジオキシジ酢酸類の製造方法において、粗フェニレンジ
オキシジ酢酸類のアルカリ水溶液の少なくとも10重量
%を0〜50℃下で酸析せしめ、保温を80〜110℃
で実施することを特徴とする精フェニレンジオキシジ酢
酸類の製造方法を提供するものである。
下の炭化水素基を表し、nは0〜3の整数を表す。)で
示されるフェニレンジオキシジ酢酸類を主成分とする粗
フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液を鉱酸に
より酸析せしめた後、保温することによる精フェニレン
ジオキシジ酢酸類の製造方法において、粗フェニレンジ
オキシジ酢酸類のアルカリ水溶液の少なくとも10重量
%を0〜50℃下で酸析せしめ、保温を80〜110℃
で実施することを特徴とする精フェニレンジオキシジ酢
酸類の製造方法を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明におけるフェニレンジオキシジ酢酸類としては前
記一般式(I)で示される化合物が挙げられる。ここ
で、置換基Rとしては、フッ素、塩素、臭素等のハロゲ
ン原子、カルボキシ基またはその塩、メチル、エチル、
t−ブチル基等の炭素数1〜4程度の炭化水素基等が挙
げられる。またnとしては、0〜3程度の整数が挙げら
れるが好ましくは0である。
本発明におけるフェニレンジオキシジ酢酸類としては前
記一般式(I)で示される化合物が挙げられる。ここ
で、置換基Rとしては、フッ素、塩素、臭素等のハロゲ
ン原子、カルボキシ基またはその塩、メチル、エチル、
t−ブチル基等の炭素数1〜4程度の炭化水素基等が挙
げられる。またnとしては、0〜3程度の整数が挙げら
れるが好ましくは0である。
【0006】本発明の原料である粗フェニレンジオキシ
ジ酢酸類は、上記のフェニレンジオキシジ酢酸類(I)
を主成分とするものである。粗フェニレンジオキシジ酢
酸類におけるフェニレンジオキシジ酢酸類(I)の含有
量としては、通常、固形分として約80重量%以上、と
りわけ約90重量%以上が好適である。
ジ酢酸類は、上記のフェニレンジオキシジ酢酸類(I)
を主成分とするものである。粗フェニレンジオキシジ酢
酸類におけるフェニレンジオキシジ酢酸類(I)の含有
量としては、通常、固形分として約80重量%以上、と
りわけ約90重量%以上が好適である。
【0007】粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ
水溶液としては、フェニレンジオキシジ酢酸類(I)を
主成分とするアルカリ水溶液であれば良く、その製造方
法は特に限定されないが、例えば、下記一般式(II) (式中、R、nは前記と同じ意味を表す。)で示される
ジヒドロキシベンゼン類(II)とエチレンオキサイドを
アルカリ水溶液で反応させ、得られたフェニレンジオキ
シジエタノール類を酸化することにより粗フェニレンジ
オキシジ酢酸類のアルカリ水溶液を得る方法(特公昭62
-28940号公報、特表平3-500653号公報、特開平3-38544
号公報)、ジヒドロキシベンゼン類(II)とハロゲン化
酢酸をアルカリ水溶液でエーテル化反応せしめることに
より粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液を
得る方法(特開平4-173764号公報)等が挙げられる。中
でも後者の方法が、粗フェニレンジオキシジ酢酸類中に
おけるフェニレンジオキシジ酢酸類の含有量が高いこと
から好ましい。
水溶液としては、フェニレンジオキシジ酢酸類(I)を
主成分とするアルカリ水溶液であれば良く、その製造方
法は特に限定されないが、例えば、下記一般式(II) (式中、R、nは前記と同じ意味を表す。)で示される
ジヒドロキシベンゼン類(II)とエチレンオキサイドを
アルカリ水溶液で反応させ、得られたフェニレンジオキ
シジエタノール類を酸化することにより粗フェニレンジ
オキシジ酢酸類のアルカリ水溶液を得る方法(特公昭62
-28940号公報、特表平3-500653号公報、特開平3-38544
号公報)、ジヒドロキシベンゼン類(II)とハロゲン化
酢酸をアルカリ水溶液でエーテル化反応せしめることに
より粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液を
得る方法(特開平4-173764号公報)等が挙げられる。中
でも後者の方法が、粗フェニレンジオキシジ酢酸類中に
おけるフェニレンジオキシジ酢酸類の含有量が高いこと
から好ましい。
【0008】上記ジヒドロキシベンゼン類(II)の代表
例としては、レゾルシン、ヒドロキノン等が挙げられる
が、中でもレゾルシンが好適である。また、ハロゲン化
酢酸としては、例えば、モノクロロ酢酸、モノブロモ酢
酸等が挙げられるが、中でもモノクロロ酢酸が好適であ
る。ハロゲン化酢酸の使用量は、ジヒドロキシベンゼン
類に対して、通常、2.0〜4.0モル倍程度、好まし
くは2.2〜3.0モル倍程度である。
例としては、レゾルシン、ヒドロキノン等が挙げられる
が、中でもレゾルシンが好適である。また、ハロゲン化
酢酸としては、例えば、モノクロロ酢酸、モノブロモ酢
酸等が挙げられるが、中でもモノクロロ酢酸が好適であ
る。ハロゲン化酢酸の使用量は、ジヒドロキシベンゼン
類に対して、通常、2.0〜4.0モル倍程度、好まし
くは2.2〜3.0モル倍程度である。
【0009】上記のエーテル化反応において使用される
アルカリ水溶液のアルカリとしては、ナトリウム、カリ
ウム等のアルカリ金属の水酸化物、炭酸化物などが例示
される。中でも、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウ
ムが好適である。アルカリの使用量としてはハロゲン化
酢酸1モルに対して、通常、1.8〜2.5当量程度、
好ましくは1.9〜2.1当量程度である。アルカリ水
溶液の濃度としては、アルカリの種類によっても異なる
が、例えば、水酸化ナトリウムの場合、20〜50重量
%程度のものが使用される。
アルカリ水溶液のアルカリとしては、ナトリウム、カリ
ウム等のアルカリ金属の水酸化物、炭酸化物などが例示
される。中でも、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウ
ムが好適である。アルカリの使用量としてはハロゲン化
酢酸1モルに対して、通常、1.8〜2.5当量程度、
好ましくは1.9〜2.1当量程度である。アルカリ水
溶液の濃度としては、アルカリの種類によっても異なる
が、例えば、水酸化ナトリウムの場合、20〜50重量
%程度のものが使用される。
【0010】エーテル化反応の具体的な製造方法として
は、例えば、ジヒドロキシベンゼン類の水溶液にハロゲ
ン化酢酸とアルカリ水溶液とを併注する方法、ジヒドロ
キシベンゼン類を少量のアルカリ水溶液で溶解した溶液
にハロゲン化酢酸とアルカリ水溶液とを併注混合する方
法およびジヒドロキシベンゼン類を溶解したアルカリ水
溶液とハロゲン化酢酸とを併注する方法等が挙げられ
る。また、エーテル化反応は、反応溶液のpHを7.5
〜12程度、好ましくは7.5〜8.5程度で実施され
ることが好ましい。反応溶液のpHが7.5未満の場合
には、オキシ酢酸フェノール類が増加する傾向にあるの
で好ましくなく、12を超えた場合には、ハロゲン化酢
酸が加水分解される傾向にあるので好ましくない。
は、例えば、ジヒドロキシベンゼン類の水溶液にハロゲ
ン化酢酸とアルカリ水溶液とを併注する方法、ジヒドロ
キシベンゼン類を少量のアルカリ水溶液で溶解した溶液
にハロゲン化酢酸とアルカリ水溶液とを併注混合する方
法およびジヒドロキシベンゼン類を溶解したアルカリ水
溶液とハロゲン化酢酸とを併注する方法等が挙げられ
る。また、エーテル化反応は、反応溶液のpHを7.5
〜12程度、好ましくは7.5〜8.5程度で実施され
ることが好ましい。反応溶液のpHが7.5未満の場合
には、オキシ酢酸フェノール類が増加する傾向にあるの
で好ましくなく、12を超えた場合には、ハロゲン化酢
酸が加水分解される傾向にあるので好ましくない。
【0011】エーテル化反応は、通常、80℃〜110
℃程度、好ましくは90℃〜100℃程度で実施され
る。また、エーテル化反応は、反応マス中のハロゲン化
酢酸が消失するまで実施することが好ましく、反応時間
は、通常、1〜10時間程度である。
℃程度、好ましくは90℃〜100℃程度で実施され
る。また、エーテル化反応は、反応マス中のハロゲン化
酢酸が消失するまで実施することが好ましく、反応時間
は、通常、1〜10時間程度である。
【0012】本発明は、粗フェニレンジオキシジ酢酸類
のアルカリ水溶液を鉱酸により酸析せしめた後、保温す
ることによる精フェニレンジオキシジ酢酸類の製造方法
において、粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水
溶液の少なくとも10重量%を0〜50℃下で酸析せし
め、保温を80〜110℃で実施することを特徴とする
ものである。
のアルカリ水溶液を鉱酸により酸析せしめた後、保温す
ることによる精フェニレンジオキシジ酢酸類の製造方法
において、粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水
溶液の少なくとも10重量%を0〜50℃下で酸析せし
め、保温を80〜110℃で実施することを特徴とする
ものである。
【0013】鉱酸を用いて、粗フェニレンジオキシジ酢
酸類のアルカリ水溶液の少なくとも10重量%を酸析す
る際の温度が、50℃を超える場合には、得られる精フ
ェニレンジオキシジ酢酸類中の不純物が増加する傾向が
あるため、好ましくない。また、上記の温度を0℃未満
で実施することも可能であるが、冷凍設備等を必要とす
るため経済的に好ましくない。粗フェニレンジオキシジ
酢酸類のアルカリ水溶液を0〜50℃下で酸析する重量
が、該アルカリ水溶液全体の10重量%に達しない場合
には、精フェニレンジオキシジ酢酸類の純度が低下する
傾向にあるため、好ましくない。
酸類のアルカリ水溶液の少なくとも10重量%を酸析す
る際の温度が、50℃を超える場合には、得られる精フ
ェニレンジオキシジ酢酸類中の不純物が増加する傾向が
あるため、好ましくない。また、上記の温度を0℃未満
で実施することも可能であるが、冷凍設備等を必要とす
るため経済的に好ましくない。粗フェニレンジオキシジ
酢酸類のアルカリ水溶液を0〜50℃下で酸析する重量
が、該アルカリ水溶液全体の10重量%に達しない場合
には、精フェニレンジオキシジ酢酸類の純度が低下する
傾向にあるため、好ましくない。
【0014】鉱酸による粗フェニレンジオキシジ酢酸類
のアルカリ水溶液の酸析の方法としては、例えば、
(1)0〜50℃下で鉱酸に粗フェニレンジオキシジ酢
酸類のアルカリ水溶液を添加する方法、(2)0〜50
℃下で粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液
と鉱酸とを併注混合する方法、(3)0〜50℃下で粗
フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液に鉱酸を
添加する方法、(4)0〜50℃下で、鉱酸に少なくと
も10重量%の粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカ
リ水溶液を加え、残りのアルカリ水溶液を50〜110
℃程度で添加する方法、(5)0〜50℃下で少なくと
も10重量%の粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカ
リ水溶液と鉱酸を併注混合し、残りのアルカリ水溶液と
鉱酸を50〜110℃程度で併注混合する方法、(6)
0〜50℃下で少なくとも10重量%の粗フェニレンジ
オキシジ酢酸類のアルカリ水溶液に鉱酸を加え、残りの
アルカリ水溶液と鉱酸とを50〜110℃程度で混合す
る方法、等が挙げられる。中でも、(1)、(2)、
(4)または(5)のいずれかの方法が好ましく、とり
わけ(1)または(4)の方法が好適であり、より好ま
しくは(4)の方法である。
のアルカリ水溶液の酸析の方法としては、例えば、
(1)0〜50℃下で鉱酸に粗フェニレンジオキシジ酢
酸類のアルカリ水溶液を添加する方法、(2)0〜50
℃下で粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液
と鉱酸とを併注混合する方法、(3)0〜50℃下で粗
フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液に鉱酸を
添加する方法、(4)0〜50℃下で、鉱酸に少なくと
も10重量%の粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカ
リ水溶液を加え、残りのアルカリ水溶液を50〜110
℃程度で添加する方法、(5)0〜50℃下で少なくと
も10重量%の粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカ
リ水溶液と鉱酸を併注混合し、残りのアルカリ水溶液と
鉱酸を50〜110℃程度で併注混合する方法、(6)
0〜50℃下で少なくとも10重量%の粗フェニレンジ
オキシジ酢酸類のアルカリ水溶液に鉱酸を加え、残りの
アルカリ水溶液と鉱酸とを50〜110℃程度で混合す
る方法、等が挙げられる。中でも、(1)、(2)、
(4)または(5)のいずれかの方法が好ましく、とり
わけ(1)または(4)の方法が好適であり、より好ま
しくは(4)の方法である。
【0015】本発明の鉱酸としては、例えば塩酸、硫
酸、硝酸、リン酸等の鉱酸が挙げられる。特に硫酸、塩
酸が好ましく、中でも塩酸が好適である。鉱酸は、水溶
液として使用することが好ましく、その濃度は、通常、
5〜20重量%程度のものである。鉱酸の使用量として
は、フェニレンジオキシジ酢酸類(I)1モルに対し、
通常、2.6〜3.4当量程度である。
酸、硝酸、リン酸等の鉱酸が挙げられる。特に硫酸、塩
酸が好ましく、中でも塩酸が好適である。鉱酸は、水溶
液として使用することが好ましく、その濃度は、通常、
5〜20重量%程度のものである。鉱酸の使用量として
は、フェニレンジオキシジ酢酸類(I)1モルに対し、
通常、2.6〜3.4当量程度である。
【0016】粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ
水溶液と鉱酸をすべて酸析した後、得られた混合物を、
80〜110℃、好ましくは85〜95℃程度に保温す
る。保温温度が80℃に未満の場合には、得られる精フ
ェニレンジオキシジ酢酸類中の不純物が増加する傾向に
あるため、好ましくなく、110℃を超える場合には、
混合物が沸騰して器壁に結晶が付着する傾向にあるため
好ましくない。保温時間としては、通常、0.1〜4時
間程度、好ましくは0.5〜2時間程度である。
水溶液と鉱酸をすべて酸析した後、得られた混合物を、
80〜110℃、好ましくは85〜95℃程度に保温す
る。保温温度が80℃に未満の場合には、得られる精フ
ェニレンジオキシジ酢酸類中の不純物が増加する傾向に
あるため、好ましくなく、110℃を超える場合には、
混合物が沸騰して器壁に結晶が付着する傾向にあるため
好ましくない。保温時間としては、通常、0.1〜4時
間程度、好ましくは0.5〜2時間程度である。
【0017】保温後、上記の混合物を50〜0℃程度、
好ましくは40〜10℃程度まで冷却する。次に、得ら
れた結晶を濾過等の方法により分離、必要に応じて水
洗、乾燥することにより、目的の精フェニレンジオキシ
ジ酢酸類を得ることができる。また、得られた精フェニ
レンジオキシジ酢酸類は必要に応じて、再結晶などによ
り精製することもできる。
好ましくは40〜10℃程度まで冷却する。次に、得ら
れた結晶を濾過等の方法により分離、必要に応じて水
洗、乾燥することにより、目的の精フェニレンジオキシ
ジ酢酸類を得ることができる。また、得られた精フェニ
レンジオキシジ酢酸類は必要に応じて、再結晶などによ
り精製することもできる。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明は、これら実施例に限定されるものではな
い。
が、本発明は、これら実施例に限定されるものではな
い。
【0019】(実施例1) (粗フェニレンジオキシジ酢酸類アルカリ水溶液の製造
例)窒素雰囲気下、フラスコにレゾルシン 297.3 g(2.
70mol)および水 225.0 gを加え、撹拌して結晶を溶解
した。次いで48%苛性ソーダ水を添加して溶液のpHを7.8
とした後、95℃まで加熱し、同温度でモノクロロ酢酸 6
63.4 g(7.02mol)と水 389.6 gからなる水溶液を5時間
かけて加え、更に同温度で2時間撹拌した。加熱、滴下
および保温中、いずれも水溶液のpHが7.5〜8.1になるよ
うに48%苛性ソーダ水溶液を滴下した。使用した48%苛性
ソーダ水溶液は合計 1110 g(4.93当量)であった。得
られた粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液
は 2685 g であり、スラリー状であった。このスラリー
の一部を50%アセトニトリル水溶液に溶解した後、高速
液体クロマトグラフィーを用いて面積百分率法により分
析した。結果を表1に示した。
例)窒素雰囲気下、フラスコにレゾルシン 297.3 g(2.
70mol)および水 225.0 gを加え、撹拌して結晶を溶解
した。次いで48%苛性ソーダ水を添加して溶液のpHを7.8
とした後、95℃まで加熱し、同温度でモノクロロ酢酸 6
63.4 g(7.02mol)と水 389.6 gからなる水溶液を5時間
かけて加え、更に同温度で2時間撹拌した。加熱、滴下
および保温中、いずれも水溶液のpHが7.5〜8.1になるよ
うに48%苛性ソーダ水溶液を滴下した。使用した48%苛性
ソーダ水溶液は合計 1110 g(4.93当量)であった。得
られた粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液
は 2685 g であり、スラリー状であった。このスラリー
の一部を50%アセトニトリル水溶液に溶解した後、高速
液体クロマトグラフィーを用いて面積百分率法により分
析した。結果を表1に示した。
【0020】(精フェニレンジオキシジ酢酸類の製造
例)窒素雰囲気、攪拌下、フラスコに15%塩酸水溶液 24
7.9 g(1.02mol)を仕込み、15℃に冷却した。次いで、
この水溶液に上記の粗フェニレンジオキシジ酢酸類のア
ルカリ水溶液 297.0 g(レゾルシンとして0.30mol相
当)を徐々に添加した後、33gの水で粗フェニレンジオ
キシジ酢酸類のアルカリ水溶液調整槽を洗浄した洗浄水
を添加した。これらの添加に1時間を要した。この間、フ
ラスコの混合物を15±1℃に維持した。次いで、得られ
た混合物を90℃まで加熱し、同温度で1.0時間保温した
後、30℃まで冷却した。析出している結晶を濾過したの
ち、水 100 gにて洗浄し、60℃で真空乾燥を行い、白色
の精フェニレンジオキシジ酢酸類 61.8 g を得た。この
一部を50%アセトニトリル水溶液に溶解した後、高速液
体クロマトグラフィーを用いて内標準法により分析し
た。結果を表1に示した。尚、略号はそれぞれ、II-1:
3−フェニレンジオキシジ酢酸、III-1:1,3−ヒド
ロキシフェノキシ酢酸、III-2:2−カルボキシメチル
−1,3−フェニレンジオキシジ酢酸と4−カルボキシ
メチル−1,3−フェニレンジオキシジ酢酸の混合物を
表す。
例)窒素雰囲気、攪拌下、フラスコに15%塩酸水溶液 24
7.9 g(1.02mol)を仕込み、15℃に冷却した。次いで、
この水溶液に上記の粗フェニレンジオキシジ酢酸類のア
ルカリ水溶液 297.0 g(レゾルシンとして0.30mol相
当)を徐々に添加した後、33gの水で粗フェニレンジオ
キシジ酢酸類のアルカリ水溶液調整槽を洗浄した洗浄水
を添加した。これらの添加に1時間を要した。この間、フ
ラスコの混合物を15±1℃に維持した。次いで、得られ
た混合物を90℃まで加熱し、同温度で1.0時間保温した
後、30℃まで冷却した。析出している結晶を濾過したの
ち、水 100 gにて洗浄し、60℃で真空乾燥を行い、白色
の精フェニレンジオキシジ酢酸類 61.8 g を得た。この
一部を50%アセトニトリル水溶液に溶解した後、高速液
体クロマトグラフィーを用いて内標準法により分析し
た。結果を表1に示した。尚、略号はそれぞれ、II-1:
3−フェニレンジオキシジ酢酸、III-1:1,3−ヒド
ロキシフェノキシ酢酸、III-2:2−カルボキシメチル
−1,3−フェニレンジオキシジ酢酸と4−カルボキシ
メチル−1,3−フェニレンジオキシジ酢酸の混合物を
表す。
【0021】(実施例2)窒素雰囲気、攪拌下、フラス
コに15%塩酸水溶液 273.45 g(0.90mol)を仕込み、20
℃に冷却した。次いで、実施例1と同様にして得られた
粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液 130.0
g(レゾルシンとして0.13mol相当、粗フェニレンジオ
キシジ酢酸類のアルカリ水溶液の43重量%)を添加し
た。この時の反応温度は50℃であった。続いて粗フェニ
レンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液 172.54 g(レ
ゾルシンとして0.17mol相当、粗フェニレンジオキシジ
酢酸類のアルカリ水溶液の57重量%)を添加したの
ち、33gの水で粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカ
リ水溶液調整槽を洗浄した洗浄水を添加した。粗フェニ
レンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液をすべて鉱酸水
溶液と混合した際の反応温度は90℃であった。これらの
添加に1時間を要した。次いで、得られた混合物を90℃
にて1.0時間保温した後、30℃まで冷却した。析出して
いる結晶を濾過したのち、水 100 gにて洗浄し、60℃で
真空乾燥を行い、白色結晶 63.0 g を得た。得られた結
晶の分析結果を表1に示した。
コに15%塩酸水溶液 273.45 g(0.90mol)を仕込み、20
℃に冷却した。次いで、実施例1と同様にして得られた
粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液 130.0
g(レゾルシンとして0.13mol相当、粗フェニレンジオ
キシジ酢酸類のアルカリ水溶液の43重量%)を添加し
た。この時の反応温度は50℃であった。続いて粗フェニ
レンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液 172.54 g(レ
ゾルシンとして0.17mol相当、粗フェニレンジオキシジ
酢酸類のアルカリ水溶液の57重量%)を添加したの
ち、33gの水で粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカ
リ水溶液調整槽を洗浄した洗浄水を添加した。粗フェニ
レンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液をすべて鉱酸水
溶液と混合した際の反応温度は90℃であった。これらの
添加に1時間を要した。次いで、得られた混合物を90℃
にて1.0時間保温した後、30℃まで冷却した。析出して
いる結晶を濾過したのち、水 100 gにて洗浄し、60℃で
真空乾燥を行い、白色結晶 63.0 g を得た。得られた結
晶の分析結果を表1に示した。
【0022】(実施例1〜7、比較例1〜3)以下、表
1に示す条件以外は実施例1および2に準拠して実施
し、結果を表1にあわせて示した。ここで、酸析条件の
開始温度とは、塩酸水溶液と粗フェニレンジオキシジ酢
酸類のアルカリ水溶液との混合開始前の塩酸水溶液の温
度を表わし、同条件の終了温度とは、粗フェニレンジオ
キシジ酢酸類のアルカリ水溶液をすべて塩酸水溶液と混
合した際の混合物の温度を表わす。また、添加量とは、
粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液全重量
100に対して0〜50℃下で混合せしめた該アルカリ
水溶液の重量比率を表わし、時間とは、塩酸水溶液と粗
フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液全量との
混合に要した時間を表わす。また、保温温度とは、塩酸
水溶液と粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶
液全量との混合物を1時間保温した際の混合物の温度を
表わす。
1に示す条件以外は実施例1および2に準拠して実施
し、結果を表1にあわせて示した。ここで、酸析条件の
開始温度とは、塩酸水溶液と粗フェニレンジオキシジ酢
酸類のアルカリ水溶液との混合開始前の塩酸水溶液の温
度を表わし、同条件の終了温度とは、粗フェニレンジオ
キシジ酢酸類のアルカリ水溶液をすべて塩酸水溶液と混
合した際の混合物の温度を表わす。また、添加量とは、
粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液全重量
100に対して0〜50℃下で混合せしめた該アルカリ
水溶液の重量比率を表わし、時間とは、塩酸水溶液と粗
フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液全量との
混合に要した時間を表わす。また、保温温度とは、塩酸
水溶液と粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶
液全量との混合物を1時間保温した際の混合物の温度を
表わす。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、精フェニレンジオキシ
ジ酢酸類を高純度、高収率で製造し得る。
ジ酢酸類を高純度、高収率で製造し得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 博史 大阪府大阪市此花区春日出中3丁目1番98 号 住友化学工業株式会社内 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC43 AC46 AC90 AD15 BC10 BC51 BE01 BE03 BJ50 BM30 BM71 BM72 BM73 BP30
Claims (5)
- 【請求項1】下記一般式(I) (式中、Rはハロゲン、カルボキシ基または炭素数4以
下の炭化水素基を表し、nは0〜3の整数を表す。)で
示されるフェニレンジオキシジ酢酸類を主成分とする粗
フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液を鉱酸に
より酸析せしめた後、保温することによる精フェニレン
ジオキシジ酢酸類の製造方法において、粗フェニレンジ
オキシジ酢酸類のアルカリ水溶液の少なくとも10重量
%を0〜50℃下で酸析せしめ、保温を80〜110℃
で実施することを特徴とする精フェニレンジオキシジ酢
酸類の製造方法。 - 【請求項2】粗フェニレンジオキシジ酢酸類のアルカリ
水溶液が、下記一般式(II) (式中、R、nは前記と同じ意味を表す。)で示される
ジヒドロキシベンゼン類とハロゲン化酢酸とをアルカリ
水溶液中にて反応せしめることにより得られた粗フェニ
レンジオキシジ酢酸類のアルカリ水溶液であることを特
徴とする精フェニレンジオキシジ酢酸類の製造方法。 - 【請求項3】ジヒドロキシベンゼン類が、レゾルシンお
よび/またはヒドロキノンであることを特徴とする請求
項2記載の製造方法。 - 【請求項4】ハロゲン化酢酸が、モノクロロ酢酸である
ことを特徴とする請求項2〜3記載の製造方法。 - 【請求項5】鉱酸が塩酸及び/又は硫酸であることを特
徴とする請求項1〜4記載の製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11282619A JP2000290228A (ja) | 1999-02-02 | 1999-10-04 | 精フェニレンジオキシジ酢酸類の製造方法 |
EP00300822A EP1026146B1 (en) | 1999-02-02 | 2000-02-02 | A method for producing purified phenylenedioxydiacetic acids |
US09/495,951 US6316666B1 (en) | 1999-02-02 | 2000-02-02 | Method for producing purified phenylenedioxydiacetic acids |
ES00300822T ES2190394T3 (es) | 1999-02-02 | 2000-02-02 | Procedimiento de produccion de acidos fenilenedioxidiaceticos purificados. |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11-24926 | 1999-02-02 | ||
JP2492699 | 1999-02-02 | ||
JP11282619A JP2000290228A (ja) | 1999-02-02 | 1999-10-04 | 精フェニレンジオキシジ酢酸類の製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000290228A true JP2000290228A (ja) | 2000-10-17 |
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ID=26362511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11282619A Pending JP2000290228A (ja) | 1999-02-02 | 1999-10-04 | 精フェニレンジオキシジ酢酸類の製造方法 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US6316666B1 (ja) |
EP (1) | EP1026146B1 (ja) |
JP (1) | JP2000290228A (ja) |
ES (1) | ES2190394T3 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002308823A (ja) * | 2001-04-06 | 2002-10-23 | Sumitomo Chem Co Ltd | フェニレンジオキシジ酢酸類の製造方法 |
JP2009500322A (ja) * | 2005-06-29 | 2009-01-08 | インドスペック ケミカル コーポレイション | フェニレンジオキシ二酢酸の製造方法及びその使用 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1768900A1 (de) * | 1968-07-11 | 1972-01-13 | Bayer Ag | Verfahren zur Herstellung von reinen Dihydraziden |
US3951599A (en) * | 1972-01-07 | 1976-04-20 | Fiber Industries, Inc. | Polyamides having improved dyeability prepared from aromatic carboxylic monosulfonated compounds |
JP2870151B2 (ja) | 1990-08-02 | 1999-03-10 | 三菱化学株式会社 | 1,3―フェニレンジオキシジ酢酸の製法 |
JP2870183B2 (ja) * | 1990-11-07 | 1999-03-10 | 三菱化学株式会社 | 1,3―フェニレンジオキシジ酢酸の製法 |
-
1999
- 1999-10-04 JP JP11282619A patent/JP2000290228A/ja active Pending
-
2000
- 2000-02-02 US US09/495,951 patent/US6316666B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-02-02 ES ES00300822T patent/ES2190394T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2000-02-02 EP EP00300822A patent/EP1026146B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002308823A (ja) * | 2001-04-06 | 2002-10-23 | Sumitomo Chem Co Ltd | フェニレンジオキシジ酢酸類の製造方法 |
JP2009500322A (ja) * | 2005-06-29 | 2009-01-08 | インドスペック ケミカル コーポレイション | フェニレンジオキシ二酢酸の製造方法及びその使用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1026146B1 (en) | 2003-01-02 |
ES2190394T3 (es) | 2003-08-01 |
EP1026146A3 (en) | 2000-12-13 |
EP1026146A2 (en) | 2000-08-09 |
US6316666B1 (en) | 2001-11-13 |
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