JP2000289891A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000289891A
JP2000289891A JP11093540A JP9354099A JP2000289891A JP 2000289891 A JP2000289891 A JP 2000289891A JP 11093540 A JP11093540 A JP 11093540A JP 9354099 A JP9354099 A JP 9354099A JP 2000289891 A JP2000289891 A JP 2000289891A
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Akinori Tanaka
昭紀 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高剛性の記録材であっても、転写ドラムに静
電吸着された記録材の静電吸着状態が剥れずに安定的に
保たれるようにする。 【解決手段】 本搬送系において、給送されてきた記録
材Sは、カール付け機構50、搬送ローラ対52、レジ
ストローラ対60の順に通過して、転写ドラム5aに到
達する。カール付け機構50では記録材Sに転写ドラム
5aに巻き付く方向のカールが付けられる。続いて、記
録材Sにはレジストローラ対60によって斜行補正のル
ープが形成される。このループの向きはカールとは逆の
向きである。低剛性の記録材の場合のループ形成時間は
t1として図示のようにループ量大のループを形成す
る。高剛性の記録材の場合のループ形成時間はt1より
も短かいt2としてループ量小のループを形成する。こ
のようにすると、高剛性の記録材Sに付けられたカール
が取り除かれず、転写ドラム5aに倣いやすい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置の中には、記録材を静電吸着した状態で回転
して現像剤像の転写を行う転写ドラムを備えているもの
がある。電子写真方式のフルカラー画像形成装置はその
代表的なものである。
【0003】このような画像形成装置において、転写ド
ラムへの記録材の搬送は通常、レジストローラ対によっ
て行われている。レジストローラ対は、給送されてきた
記録材にループを形成してその斜行状態を補正した後に
所定のタイミングで斜行補正済みの記録材を転写ドラム
へ送り込む働きをしている。
【0004】また、同画像形成装置の中には、給送され
てきた記録材にカールを付けるカール付け手段をレジス
トローラ対の上流部に備えているものがある。ここにお
けるカール付け手段は、記録材に対して転写ドラムに巻
き付く方向のカールを付ける働きをしている。このカー
ル付け手段には、例えば、スポンジローラタイプ或いは
ミッキーローラタイプのローラ対が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記画像形成
装置には、次のような問題点があった。
【0006】すなわち、レジストローラ対にて記録材に
形成されるループの方向が転写ドラムに巻き付く方向又
はカール付け手段にて付けられたカールの方向とは逆の
方向にある場合、転写ドラムに静電吸着された記録材の
静電吸着状態を剥れることなく安定的に保つことが難し
い場合がある。これは、記録材の反撥力が静電気力に打
ち勝ってしまうためであり、特に、厚紙等の高剛性の記
録材の場合には剥れやすい。
【0007】そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みて
なされたもので、レジストローラ対にて記録材に形成さ
れるループを制御することにより記録材が転写ドラムに
倣いやすくして、転写ドラムに静電吸着された記録材の
静電吸着状態を安定的に保てるようにした画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、記録材を静電吸着した状態で回転して現像
剤像の転写を行う転写ドラムと、前記転写ドラムの上流
で給送されてきた記録材にループを形成して記録材の斜
行を補正し、その記録材を前記転写ドラムへ搬送するレ
ジストローラ対と、を具備している画像形成装置に係
る。
【0009】そして、本発明は、上記目的を達成するた
め、前記レジストローラ対が形成するループを制御する
ループ制御手段を有することを特徴とする。
【0010】ここで、本発明を更に詳しく説明する。
【0011】前記ループ制御手段がループの制御を行う
のは、前記レジストローラ対が形成するループの方向が
前記転写ドラムに巻き付く方向とは逆の方向にある場合
である。また、高剛性の記録材に対してである。
【0012】前記レジストローラ対の上流で記録材に対
して前記転写ドラムに巻き付く方向のカールを付けるカ
ール付け手段を有している。この場合、前記ループ制御
手段がループの制御を行うのは、前記レジストローラ対
が形成するループの方向が前記カール付け手段が付けた
カールの方向とは逆の方向にある場合である。
【0013】例えば、前記ループ制御手段は前記レジス
トローラ対が形成するループ量を通常よりも小さくする
働きをする。
【0014】この場合、ループ制御手段はループ形成手
段を制御し、ループ形成時間を短かくしてループ量を通
常よりも小さくする。
【0015】また、この場合、記録材搬送路のループ形
成部に設置されている記録材押し当て部材を前記ループ
制御手段として用いる。ここにおいて、前記レジストロ
ーラ対がループを形成する時に前記記録材押し当て部材
は所定位置まで移動してループ量を通常よりも小さくす
る。
【0016】また、例えば、前記ループ制御手段は前記
レジストローラ対が形成するループの向きを変更する働
きをする。
【0017】この場合、記録材搬送路のループ形成部に
設置されている記録材押し当て部材を前記ループ制御手
段として用いる。ここにおいて、前記レジストローラ対
がループを形成する時に前記記録材押し当て部材は所定
位置まで移動してループの向きを変更する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0019】〈第1の実施の形態〉図1は本発明が適用
された電子写真方式のフルカラー画像形成装置(複写
機)の全体的な概略構成を示す。
【0020】本画像形成装置は上部にデジタルカラー画
像リーダ部、下部にデジタルカラー画像プリンタ部を有
する。
【0021】リーダ部において、原稿30を原稿台ガラ
ス31上に載せ、露光ランプ32により露光走査するこ
とにより、原稿30からの反射光像をレンズ33により
フルカラーCCDセンサ34に集光しカラー色分解画像
信号を得る。カラー色分解画像信号は図示しない増幅回
路を経て、図示しないビデオ処理ユニットにて処理を施
されプリンタ部に送出される。
【0022】プリンタ部において、像担持体である感光
ドラム1が矢印方向に回転自在に支持されている。同感
光ドラム1の周りには、前露光ランプ11、コロナ帯電
器2、レーザー露光光学系3、電位センサー12、色の
異なる4個の現像器4y、4c、4m、4Bk、ドラム
上光量検知手段13、転写装置5、クリーニング器6等
が配置されている。
【0023】レーザー露光光学系3においてリーダー部
からの画像信号は、図示しないレーザー出力部にて光信
号に変換される。そして、光信号に変換されたレーザー
光はポリゴンミラー3aで反射され、レンズ3b及びミ
ラー3cを通って感光ドラム1の外周面に投影される。
【0024】プリンタ部画像形成時には感光ドラム1を
矢印方向に回転させ、前露光ランプ11で除電した後の
感光ドラム1を帯電器2により一様に帯電させて、各分
解色ごとに光像Eを照射し、潜像を形成する。
【0025】次に所定の現像器を動作させて、感光ドラ
ム1上の潜像を現像し、感光ドラム1上に樹脂と顔料を
基体としたトナーの画像を形成する。現像器は偏心カム
24y、24c、24m、24Bkの動作により、各分
解色に応じて択一的に感光ドラム1に接近する。
【0026】感光ドラム1上のトナー画像は、記録材カ
セット7、7a、7b、7cのいずれか1つより搬送系
及び転写装置5を介して感光ドラム1と対向した位置に
供給された記録材Sに転写される。
【0027】転写装置5は本例では転写ドラム5a、転
写帯電器5b、記録材Sを静電吸着させるための吸着帯
電器5c、これと対向する吸着ローラ5g、内側帯電器
5d、これと対向する外側帯電器5eとを有し、回転駆
動されるように支持された転写ドラム5aの周面開口域
には誘電体からなる記録材担持シート5fが円筒状に一
体的に張設されている。記録材担持シート5fにはポリ
カーボネートフィルム等の誘電体シートが使用されてい
る。
【0028】転写ドラム5aが矢印方向に回転するに従
って感光ドラム1上のトナー像は転写帯電器5bによ
り、記録材担持シート5fに担持された記録材S上に転
写される。このように記録材担持シート5fに静電吸着
し搬送される記録材には、所望数の色画像が転写され、
フルカラー画像を形成する。
【0029】フルカラー画像形成の場合、このようにし
て4色のトナー像の転写を終了した記録材Sは転写ドラ
ム5aから分離爪8a、分離押し上げコロ8b及び分離
帯電器5hの作用によって分離され、その後、熱ローラ
定着器9を通って定着処理され、排紙トレイ10上に排
紙される。なお、転写後の感光ドラム1の表面には付着
している残留トナーはクリーニング器6で清掃される。
【0030】記録材Sの両面に画像を形成する場合に
は、定着器9を記録材Sが通過後、すぐに搬送パス切換
ガイド19を駆動し、記録材Sを搬送縦パス20を経て
反転パス21aに一旦導いた後、反転ローラ対21bの
逆転により、送り込まれた際の後端を先頭にして、送り
込まれた方向と反対向きに退出させ、中間トレイ22に
収納し、ここから再び転写装置5へ給送して、上述した
画像形成工程によってもう一方の面に画像を形成する。
【0031】ここでは、転写ドラム5aの記録材担持シ
ート5f上のトナーなどの粉体の飛散及び付着、記録材
上のオイルの付着などを防止するために、ファーブラシ
14と記録材担持シート5fを介してファーブラシ14
に対向するバックアップブラシ15や、オイル除去ロー
ラ16と記録材担持シート5fを介してオイル除去ロー
ラ16に対向するバックアップブラシ17の作用により
清掃を行う。このような清掃は画像形成前もしくは後に
行い、またジャム(紙つまり)発生時には随時行う。
【0032】またここでは、所望のタイミングで偏心カ
ム25を動作させ、転写ドラム5aと一体化しているカ
ムフォロワ5iを作動させることにより、転写ドラム5
aと感光ドラム1とのギャップを任意に設定可能な構成
としている。例えばスタンバイ中または電源オフ時に
は、転写ドラム5aと感光ドラム1の間隔を離す。
【0033】次に、本発明に関連する構成について詳し
く説明する。
【0034】図2及び図3は、記録材カセット7b、7
cから給送された記録材Sを、転写ドラム5a(の記録
材担持シート5f)と吸着ローラ5gとの間(静電吸着
位置)に向けて搬送する搬送系の構成を示している。な
お、図2は本搬送系が普通紙等の剛性の低い記録材Sを
搬送している時の状態を示しており、図3は本搬送系が
厚紙等の剛性の高い記録材Sを搬送している時の状態を
示している。
【0035】本搬送系には、その上流側から順に、カー
ル付け機構50、搬送ローラ対52、レジストローラ対
60が配設されている。カール付け機構50は給送され
てきた記録材Sに対して転写ドラム5aに巻き付く方向
のカール(下向きのカール)を付けるためのものであ
り、駆動ローラ50aと2つのカール付けローラ50
b、50cからなる(ミッキーローラタイプ)。
【0036】本搬送系の記録材搬送路70は、カール付
け機構50と搬送ローラ対52の間では記録材Sを略水
平方向に搬送し、搬送ローラ対52とレジストローラ対
60の間では記録材Sを略水平方向から略垂直方向に変
向して搬送する形状をなしている。
【0037】この記録材搬送路70は、記録材ガイド7
0aないし70hによって形成されている。カール付け
機構50を通過した記録材Sはガイド70a、70bに
導かれて搬送ローラ対52に到達し、搬送ローラ対52
を通過した記録材Sはガイド70c、70d、70e、
70f、70g、70hに導かれてレジストローラ対6
0に到達する。記録材Sのループ(レジループ)は、ガ
イド70cと70d、70eと70fの間で形成される
ようになっている。このループの向きは、カール付け機
構50にて記録材Sに付けられたカールの向き、すなわ
ち転写ドラム5aに巻き付く方向とは逆の向きである。
【0038】ここで、ガイド70c、70eは固定ガイ
ドであり、ガイド70d、70fは可動ガイドである。
可動のガイド70d、70fは通常、図示しないばね等
の付勢手段に付勢されて図3の位置にあるが、記録材S
に押圧されると図2の位置へ移動する。
【0039】カール付け機構50を通過した記録材Sは
搬送ローラ対52によって搬送されるが、この時、レジ
ストローラ対60は回転停止状態にある。搬送ローラ対
52は記録材Sの先端が記録材先端検知センサ90によ
って検知された時点から所定時間t(数10ミリ秒)経
過後に回転停止する。この間に記録材Sの先端は回転停
止状態にあるレジストローラ対60のニップに突き当た
り、記録材Sにはループが形成されて、記録材Sの斜行
状態が補正される。この後、レジストローラ対60が所
定のタイミングで回転駆動し、斜行補正済みの記録材S
を転写ドラム5a(の記録材担持シート5f)と吸着ロ
ーラ5gとの間に送り込む。
【0040】図2は本搬送系を普通紙等の低剛性の記録
材Sが搬送されている場合を示している。この場合、記
録材Sを搬送している搬送ローラ対52は、記録材Sの
先端がセンサ90によって検知された時点から時間t1
経過後に回転停止し、記録材Sに図示のようにループ量
大(曲率小)の通常のレジループを形成する。
【0041】図3は本搬送系を厚紙等の高剛性の記録材
Sが搬送されている場合を示している。この場合、記録
材Sを搬送している搬送ローラ対52は、記録材Sの先
端がセンサ90によって検知された時点から時間t1よ
りも短い時間t2経過後に回転停止し、記録材Sに図示
のようにループ量小(曲率大)のレジループを形成す
る。
【0042】なお、ここにおいて、搬送ローラ対52は
レジループを制御する手段である。
【0043】このように、搬送される記録材Sが高剛性
の記録材の場合に、ループ形成時間tを短かくすること
で、記録材Sに形成されるループ量を低剛性の記録材に
形成されるループ量よりも小さくする点が本発明の特徴
部分である。なお、高剛性の記録材の場合、ループ量を
小さくしても、記録材の先端をレジストローラ対60の
ニップに押し込む力は十分に得られる。
【0044】本搬送系の場合、レジストローラ対60に
よって記録材ガイド70cと70d、70eと70fの
間で記録材Sに形成されるループの向きは、上流のカー
ル付け機構50によって記録材Sに付けられたカールの
向きとは逆の向きである。従って、高剛性の記録材の場
合、カール付け機構50によって記録材Sに付けられた
カールがループの形成によって取り除かれてしまうこと
になり、カール付けにより転写ドラム5aに巻き付きや
すくした意味がなくなる。このような不具合をなくすた
め、ここでは、上述のように、高剛性の記録材の場合に
はループ量を小さくして、カールが残るようにしてい
る。これにより、転写ドラム5aに静電吸着された高剛
性の記録材の静電吸着状態は剥れずに安定的に保たれ
る。低剛性の記録材の場合には、カール付け機構50に
よって付けられたカールがループの形成によって取り除
かれたとしても、転写ドラム5aに倣いやすいので、転
写ドラム5aに静電吸着された記録材の静電吸着状態は
安定している。
【0045】本搬送系にはカール付け機構50が備えら
れているが、カール付け機構50が備えられていない場
合においても、高剛性の記録材のループ量を小さくすれ
ば、転写ドラム5aに倣いやすくなり、静電吸着状態が
安定する。
【0046】なお、記録材カセット7aから給送された
記録材Sは、レジストローラ対60によって斜行補正さ
れ、同レジストローラ対60によって所定のタイミング
で転写ドラム5aと吸着ローラ5gとの間に送り込まれ
るが、レジストローラ対60によって形成されるループ
の向きは転写ドラム5aに巻く付く方向であるため、高
剛性の記録材であっても、転写ドラム5aに静電吸着さ
れた記録材の静電吸着状態は安定的に保たれる。
【0047】〈第2の実施の形態〉図4に、第2の実施
の形態の構成を示す。
【0048】上記第1の実施の形態においては、高剛性
の記録材Sが搬送される場合に、ループ形成時間tを短
かくすることで、ループ量を小さくするようにしている
が、本実施の形態の場合には、記録材押し当て部材(ル
ープ制御手段)80を用いることによってループ量を小
さくするようにしている。
【0049】ここにおいて、記録材Sのループは、記録
材ガイド70cと記録材押し当て部材80との間、記録
材ガイド70eと70fとの間の空間にて形成される。
記録材ガイド70c、70e、70fは固定ガイドであ
る。記録材押し当て部材80は破線図示の位置から実線
図示の位置まで回動可能である。この回動は例えばソレ
ノイド等によって行われる。
【0050】低剛性の記録材Sが搬送される場合、記録
材押し当て部材80は破線図示の位置にセットされてい
る。これにより、記録材Sには図2に示すと同じ大きな
ループが形成される。高剛性の記録材Sが搬送される場
合、破線図示の位置にある記録材押し当て部材80は、
記録材Sにループが形成され始めた時点で実線図示の位
置へと移動する。これにより、記録材Sには小さなルー
プが形成される。
【0051】〈第3の実施の形態〉図5に、第3の実施
の形態の構成を示す。
【0052】本実施の形態の構成は上記第2の実施の形
態(図4)の構成と基本的に変わるところはない。従っ
て、ここでは、異なる点のみ説明する。
【0053】図5は本搬送系を高剛性の記録材Sが搬送
されている場合を示している。この場合、破線図示の位
置にある記録材押し当て部材80は、記録材Sにループ
が形成され始めた時点で実線図示の位置へと移動する。
これにより、記録材Sには転写ドラム5aに巻き付く方
向のレジループが形成される。
【0054】このように、記録材Sに形成されるループ
の方向を変えることでも、高剛性の記録材は転写ドラム
5aに安定して静電吸着される。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レジストローラ対が形成するループを制御するループ制
御手段を設けて、レジストローラ対が形成するループの
方向が転写ドラムに巻き付く方向とは逆の方向にある場
合やレジストローラ対が形成するループの方向がレジス
トローラ対上流のカール付け手段が付けたカールの方向
とは逆の方向にある場合に、高剛性の記録材に対してル
ープ制御手段によってループを制御する(ループ量を小
さくする、又はループの向きを変える)ようにしたの
で、高剛性の記録材であっても、転写ドラムに静電吸着
された記録材の静電吸着状態が剥れることなく安定的に
保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された電子写真方式のフルカラー
画像形成装置(複写機)の全体的な概略構成を示す断面
図。
【図2】同画像形成装置における主要搬送系(発明適用
部分)の詳しい構成を示す断面図。
【図3】同画像形成装置における主要搬送系(発明適用
部分)の詳しい構成を示す断面図。
【図4】同画像形成装置における主要搬送系の別の構成
例を示す断面図。
【図5】同画像形成装置における主要搬送系の更に別の
構成例を示す断面図。
【符号の説明】
5a 転写ドラム 50 カール付け機構(カール付け手段) 52 搬送ローラ対(ループ制御手段) 60 レジストローラ対 70 記録材搬送路 80 記録材押し当て部材(ループ制御手段) S 記録材

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材を静電吸着した状態で回転して現
    像剤像の転写を行う転写ドラムと、前記転写ドラムの上
    流で給送されてきた記録材にループを形成して記録材の
    斜行を補正し、その記録材を前記転写ドラムへ搬送する
    レジストローラ対と、を具備している画像形成装置にお
    いて、 前記レジストローラ対が形成するループを制御するルー
    プ制御手段を有する、ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記ループ制御手段がループの制御を行
    うのは、前記レジストローラ対が形成するループの方向
    が前記転写ドラムに巻き付く方向とは逆の方向にある場
    合である、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ループ制御手段がループの制御を行
    うのは高剛性の記録材に対してである、ことを特徴とす
    る請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記レジストローラ対の上流で記録材に
    対して前記転写ドラムに巻き付く方向のカールを付ける
    カール付け手段を有する、ことを特徴とする請求項1に
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記ループ制御手段がループの制御を行
    うのは、前記レジストローラ対が形成するループの方向
    が前記カール付け手段が付けたカールの方向とは逆の方
    向にある場合である、ことを特徴とする請求項4に記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記ループ制御手段は前記レジストロー
    ラ対が形成するループ量を通常よりも小さくする、こと
    を特徴とする請求項1ないし5に記載のいずれかの画像
    形成装置。
  7. 【請求項7】 前記ループ制御手段はループ形成時間を
    制御し、ループ形成時間を短かくしてループ量を通常よ
    りも小さくする、ことを特徴とする請求項6に記載の画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】 記録材搬送路のループ形成部に設置され
    ている記録材押し当て部材を前記ループ制御手段として
    用いる、ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記レジストローラ対がループを形成す
    る時に前記記録材押し当て部材は所定位置まで移動して
    ループ量を通常よりも小さくする、ことを特徴とする請
    求項8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記ループ制御手段は前記レジストロ
    ーラ対が形成するループの向きを変更する、ことを特徴
    とする請求項1ないし5に記載のいずれかの画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 記録材搬送路のループ形成部に設置さ
    れている記録材押し当て部材を前記ループ制御手段とし
    て用いる、ことを特徴とする請求項10に記載の画像形
    成装置。
  12. 【請求項12】 前記レジストローラ対がループを形成
    する時に前記記録材押し当て部材は所定位置まで移動し
    てループの向きを変更する、ことを特徴とする請求項1
    1に記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008222419A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Canon Inc 画像形成装置
US20100158594A1 (en) * 2008-12-24 2010-06-24 Seiko Epson Corporation Skew correction device and recording apparatus

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