JP2000289541A - 車両内装材へのワイヤーハーネス取付構造 - Google Patents

車両内装材へのワイヤーハーネス取付構造

Info

Publication number
JP2000289541A
JP2000289541A JP11095826A JP9582699A JP2000289541A JP 2000289541 A JP2000289541 A JP 2000289541A JP 11095826 A JP11095826 A JP 11095826A JP 9582699 A JP9582699 A JP 9582699A JP 2000289541 A JP2000289541 A JP 2000289541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire harness
interior material
vehicle interior
rib
conditioning duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11095826A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Fukuoka
真一 福岡
Shinji Sekine
伸二 関根
Tomonori Tanaka
智徳 田中
Makoto Shimosako
誠 下迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Daikyo Nishikawa Corp
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Nishikawa Kasei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Nishikawa Kasei Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP11095826A priority Critical patent/JP2000289541A/ja
Publication of JP2000289541A publication Critical patent/JP2000289541A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤーハーネス4をインストルメントパネ
ル1などの車両内装材に対して専用部品を用いずに簡単
に取り付けられるようにする。 【解決手段】 インストルメントパネル1の裏面にリブ
14を一体に形成し、このリブ14にワイヤーハーネス
4を挿入して仮保持する保持凹部15を形成する。そし
て、リブ14と保持凹部15とを、保持凹部15に挿入
されたワイヤーハーネス4が、インストルメントパネル
1の近傍に配置される空調用ダクト3に保持凹部15の
開口側で略接するように形成して、空調用ダクト3をワ
イヤーハーネス4の抜け止め部材として利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両内装材へのワ
イヤーハーネスの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の配線作業の際には、ワ
イヤーハーネスを電気部品に接続する作業に加えて、ワ
イヤーハーネスをインストルメントパネルやドアトリム
などの車両内装材の裏面に取り付けて固定する作業を行
い、ワイヤーハーネスの脱落を防止するようにしてい
る。
【0003】ワイヤーハーネスを車両内装材に取り付け
る具体的な構造としては、例えば、インストルメントパ
ネル等の車両内装材の裏面に形成したリブに、ワイヤー
ハーネスを挿入して保持するようにコ字形に開口した保
持凹部を設けるとともに、この保持凹部にワイヤーハー
ネスを挿入した後に抜け止め用の部材を固定する構造
(実開平5−26594号公報参照)や、ワイヤーハー
ネスをインストルメントパネル等の車両内装材の裏面に
クランプを使って保持する構造(実開平6−65057
号公報参照)や、ドアトリム等の車両内装材の裏面に、
ワイヤーハーネスを複数箇所で保持する鉤型の弾性保持
片を一体的に設けると共に、該保持片をワイヤーハーネ
スを挟んで一つずつ逆向きに配置した構造(特開平9−
48295号公報参照)などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このうち、実開平5−
26594号公報及び実開平6−65057号公報に記
載された構造では、ワイヤーハーネスを車両内装材に対
して抜け止め用の部材やクランプなどの別部品を使って
取り付けるようにしているので、専用部品が必要で構造
が複雑になると共に配線作業が繁雑になり、部品点数や
作業工数の面からコストが高くなる問題があった。
【0005】また、特開平9−48295号公報に記載
された構造では、ワイヤーハーネスを取り付けるための
専用部品は不要であるが、一つずつ逆向きになった鉤型
の保持片にワイヤーハーネスをジグザグ状に掛けて留め
るようにしているために、やはり配線作業が繁雑にな
り、コストが高くなる問題があった。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みて創案
されたものであり、その目的とするところは、ワイヤー
ハーネスを車両内装材に対して簡単な構造で容易に取り
付けられるようにして、コスト低減を可能にすることに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた第1の解決手段は、車両内装材の裏面
にワイヤーハーネスを取り付けるための取付構造を前提
としている。そして、車両内装材の裏面にリブが一体に
形成されると共に、このリブにワイヤーハーネスを挿入
して仮保持する保持凹部が形成されている。また、リブ
と保持凹部は、保持凹部に挿入されたワイヤーハーネス
が、車両内装材の近傍に配置される空調用ダクトに保持
凹部の開口側で略接するように形成されている。
【0008】また、本発明が講じた第2の解決手段は、
上記第1の解決手段と前提とする構成は同じである。そ
して、車両内装材は樹脂製とし、該車両内装材には貫通
孔が形成され、車両内装材の裏面には、この貫通孔の周
縁部に連接すると共に車両内装材に対する成形用金型の
抜き方向に沿って延在する脚部を備えたフック状の保持
部が車両内装材と一体に形成されている。また、保持部
は脚部の先端に掛止部を備える一方、掛止部と車両内装
材の裏面との間にはワイヤーハーネスを上記貫通孔側へ
挿通可能な開口部が形成されている。
【0009】−作用−上記第1の解決手段では、ワイヤ
ーハーネスは、車両内装材のリブに形成した保持凹部に
挿入することによって仮保持されるので、車体への部品
の組み付け作業(配線作業を含む)などを行うときに、
ワイヤーハーネスが不用意に外れてしまうことはない。
また、車体に対する空調用ダクトの組み付けを完了する
と、該空調用ダクトがワイヤーハーネスに保持凹部の開
口側からほぼ接するため、ワイヤーハーネスが抜け止め
された状態となる。したがって、ワイヤーハーネスを固
定するための専用部品を車両内装材に取り付けなくて
も、ワイヤーハーネスの脱落が防止される。
【0010】また、上記第2の解決手段では、ワイヤー
ハーネスは、車両内装材に形成した上記開口部から挿入
して保持部に装着すると、該保持部の掛止部と車両内装
材の裏面との間に保持されるので、抜け止めされた状態
となる。したがって、抜け止め用の部材は使用せずに、
ワイヤーハーネスの脱落を防止できる。
【0011】
【発明の効果】上記第1の解決手段によれば、空調用ダ
クトをワイヤーハーネスの抜け止め用の部材として利用
しているため、専用の部品が不要となる。このため、構
造が複雑になることがなく、配線作業も容易に行える。
したがって、部品点数と作業工数のいずれの面において
も、コストが高くなるのを防止できる。
【0012】また、上記第2の解決手段によれば、ワイ
ヤーハーネスを保持部に装着するだけで該ワイヤーハー
ネスが脱落しない状態となる。このため、ワイヤーハー
ネスと空調ダクトとの位置合わせなども不要となり、作
業をさらに簡単に行うことができる。
【0013】なお、この第2の解決手段の構成では、車
両内装材にフック状の保持部を一体に設けているが、車
両内装材に貫通孔を形成し、かつ保持部の脚部を該車両
内装材に対する成形用金型の抜き方向に沿って延在する
ように形成しているので、成形用金型の一方に凸部を設
けて他方に凹部を設けると該保持部を簡単に成形するこ
とができ、成形が困難になることはない。また、車両内
装材は、表皮材を備えた積層構造にする場合には、上記
貫通孔を塞いでから接着などの工程を行えばよく、そう
すれば、接着剤などの接合材料が該貫通孔から漏れるこ
とは防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の実施形態1を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1は、実施形態1に係るワイヤーハーネ
ス取付構造を示す断面図である。図において、1は車両
内装材としてのインストルメントパネルである。このイ
ンストルメントパネル1は、基材11と表皮材12と
が、発泡接着層13を介して積層された積層構造に構成
されている。基材11は、ポリプロピレン等のオレフィ
ン系樹脂原料等を用いて射出成形などの成形方法により
成形され、表皮材12は、サーモプラスチックオレフィ
ンのパウダー原料等を用いてスラッシュ成形などの成形
方法により成形されている。そして、このように個別に
成形した基材11と表皮材12とが、ウレタン系の発泡
接着剤などからなる発泡接着層13によって接合されて
いる。
【0016】2は車両のボディの一部を示し、3は空調
用ダクトの一部を示している。空調用ダクト3は、イン
ストルメントパネル1に対して、下方に近接し、かつボ
ディ2に対しては、車両後方側(図1右方向)に近接し
て上記基材11に締結されている(締結構造は図示せ
ず)。インストルメントパネル1には、空調用ダクト3
からの空調エアを車両室内に吹き出すための吹出口(デ
フロスタエアー吹出口)1aが形成され、空調用ダクト
3は該吹出口1aに連結されている。
【0017】インストルメントパネル1の基材11の裏
面には、車両の前後方向(図1の左右方向)に走るリブ
14が設けられている。このリブ14には、ワイヤーハ
ーネス4を挿入して仮保持するために、ワイヤーハーネ
ス4の被覆材の外径寸法よりも僅かに幅の狭い保持凹部
15が形成されている。このリブ14と保持凹部15
は、該保持凹部15に挿入されたワイヤーハーネス4
が、保持凹部15の開口側において上記空調用ダクト3
にほぼ接するような位置及び寸法で形成されている。空
調用ダクト3は、このようにワイヤーハーネス4と接す
るようになっていることで、ワイヤーハーネス4の抜け
止め用の部材を構成している。
【0018】本実施形態1において、ワイヤーハーネス
4は、インストルメントパネル1のリブ14に形成した
保持凹部15に挿入することによって仮保持される。し
たがって、車体への配線作業時や部品の組み付け作業時
に、ワイヤーハーネス4が簡単に外れてしまうことはな
い。一方、空調用ダクト3を車体に組み付けた後は、空
調用ダクト3がワイヤーハーネス4に保持凹部15の開
口側で接して該ワイヤーハーネス4の抜け止め部材とな
るため、車両走行中に車体が振動してもワイヤーハーネ
ス4の脱落を防止できる。
【0019】このように、本実施形態1によれば、空調
用ダクト3をワイヤーハーネス4の抜け止め部材として
利用しているため、ワイヤーハーネス4を固定するため
の専用部品をインストルメントパネル1に取り付ける必
要がなくなる。したがって、構造が複雑になることがな
く、配線作業も容易に行えるので、コストダウンを図る
ことができる。
【0020】−実施形態1の変形例− 上記実施形態1は、車両内装材へのワイヤーハーネス取
付構造をインストルメントパネル1に適用したものであ
るが、車両内装材はインストルメントパネル1に限ら
ず、ドアトリム等の他の部材であってもよい。また、イ
ンストルメントパネル1等の内装材は、基材11と表皮
材12とを発泡接着層13などの中間層を介して積層し
た3層の構成に限らず、基材11の1層のみで構成して
もよい。
【0021】また、図では比較的大径のワイヤーハーネ
ス4を示したが、ワイヤーハーネス4の直径は適宜変更
可能であり、リブ14と保持凹部15とは、ワイヤーハ
ーネス4の直径が変わっても、その直径に応じた位置及
び形状に形成して、該ワイヤーハーネス4が空調用ダク
ト3と接するように構成すればよい。
【0022】
【発明の実施の形態2】図2及び図3に示した本発明の
実施形態2は、空調用ダクトなどの部材を利用せず、イ
ンストルメントパネル1等の車両内装材のみでワイヤー
ハーネス4を確実に保持できるようにしたものである。
【0023】図2は、本実施形態2の取付構造を示して
いる。インストルメントパネル1は、実施形態1と同様
に、基材11と表皮材12とが発泡接着層13を介して
接着された積層構造に構成されている。基材11には、
貫通孔11aが形成され、基材11の裏面には、この貫
通孔11aの周縁部に連接する脚部16aと、脚部16
aの先端に形成された掛止部16bとを備えたフック状
の保持部16が、ワイヤーハーネス4を下方から受ける
ように形成されている。また、この保持部16は、車体
の前後方向へ走るリブ14と連接するように形成されて
いる。
【0024】脚部16aは、後述するインストルメント
パネル1(基材11)に対する成形用金型の抜き方向に
沿って延在するように構成され、掛止部16bは、イン
ストルメントパネル1の基材11の裏面との間にワイヤ
ーハーネス4を上記貫通孔11a側へ挿通可能な開口部
11bを形成し、ワイヤーハーネス4を保持して抜け止
めするように構成されている。また、基材11の裏面に
は、脚部16aと反対側の周縁部に凸部11cが設けら
れている。この凸部11cは、基材11の裏面と掛止部
16bとの間の上記開口部11bの間隔を狭めることに
よってワイヤーハーネス4の抜け止めを確実にするため
に設けられている。
【0025】図3には、基材11を成形するための成形
用金型21,22の概略構造を示している。図において
21が上金型、22が下金型であり、両金型21,22
の間には、キャビティ23が区画形成されている。上金
型21と下金型22には、それぞれ、保持部16を形成
するための凸部21aと凹部22aが形成されている。
矢印Aは、基材11に対する上金型21の抜き方向を示
しており、上記凸部21aと凹部22aは、上記保持部
16の脚部16aが上記抜き方向に沿って延在するよう
に構成されている。
【0026】なお、図3における上金型21に形成した
突条21bはデフロスタエアーの上記吹出口1aを成形
するものである。
【0027】上記金型21,22を用いて成形した基材
11には、上述したように、脚部16aに隣接した部分
に、掛止部16bに通じる貫通孔11aが成形される。
このため、基材11に発泡接着層13を介して表皮材1
2を積層するときに、そのままでは接着剤が漏れてしま
うため、本実施形態2では、基材11の表面に封止フィ
ルム17を貼着して上記貫通孔11aを封止した後、積
層工程が実施される。
【0028】本実施形態2において、ワイヤーハーネス
4の基材11への取り付けは、掛止部16bを下方に押
し下げ、上記開口部11bを若干広げて該開口部11b
にワイヤーハーネス4を挿入すると該ワイヤーハーネス
4は基材11の裏面と掛止部16bの間に挟持され、ワ
イヤーハーネス4が上記開口部11bを通過した後掛止
部16bが復元し、開口部11bが狭まって抜け止め状
態となり、この状態が凸部11cによって確実に保持さ
れる。したがって、抜け止め用の別部材は使用せずに、
ワイヤーハーネス4の脱落を防止できる。このように、
ワイヤーハーネス4を保持部16に装着するだけで該ワ
イヤーハーネス4が脱落しない状態となるため、ワイヤ
ーハーネス4と空調ダクト3との位置合わせなども不要
となり、作業を極めて簡単に行うことができる。しかも
構造も簡単であるため、従来よりもコストを抑えること
が可能となる。
【0029】また、脚部16aを基材11に対する金型
(上金型21)の抜き方向に沿うように形成すると共
に、基材11に貫通孔11aを成形しているために、フ
ック形状の保持部16を基材11に一体に設けているに
もかかわらず、該保持部16を成形するために金型をス
ライド構造にしたりする必要はなく、コストアップを防
止できる。さらに、基材11に貫通孔11aを封止する
封止フィルム17を貼着するようにしているので、発泡
接着剤が該貫通孔16aから漏れることもない。
【0030】−実施形態2の変形例−上記実施形態2に
おいて、凸部11cは必ずしも設けなくてよく、基材1
1の裏面と掛止部16bとの間にワイヤーハーネス4を
圧縮状態で挟持する構造にしてもよい。また、凸部11
cの代わりに、掛止部16bの先端部を基材11の裏面
側に膨出させ、その膨出部分によってワイヤーハーネス
4を抜け止めするようにしてもよい。
【0031】さらに、車両内装材が基材11のみの一層
構造で、しかも貫通孔11aが運転者や同乗者の目に付
かない位置に形成される場合などには、封止フィルム1
7の代わりにキャップを使用してもよい。
【0032】
【発明の実施の形態3】図4から図6に示した実施形態
3は、空調用ダクト3にワイヤーハーネス4を取り付け
るようにしたものである。
【0033】図4(a)は空調用ダクトの斜視図、図4
(b)はインストルメントパネルの斜視図である。ま
た、図5は、実施形態3の取付構造を示す断面図であ
り、図6は、空調用ダクトを下方から見た斜視図であ
る。
【0034】空調用ダクト3は、フロントガラスのデフ
ロスタ用エアー通路3aと、室内の空調用エアー通路3
bとを一体に有し、両エアー通路3a,3bの間には、
溝3cが設けられている。また、インストルメントパネ
ル1は、上記各実施形態と同様に、基材11と表皮材1
2とを発泡接着層13によって接合した積層構造で、デ
フロスタエアーの吹出口1aと、室内エアーの吹出口1
bとを有している。
【0035】空調用ダクト3の下面側の溝3cには、ワ
イヤーハーネス4を取り付けるための部材として、ワイ
ヤーハーネス4が溝3cの中に深く入りすぎないように
するための第1リブ31と、ワイヤーハーネス4を第1
リブ31との間に挟んで保持する第2リブ32とが、空
調用ダクト3と一体に設けられている。第1リブ31に
は、下面側にワイヤーハーネス4に沿うように形成した
円弧状の凹部31aが設けられており、第2リブ32
は、デフロスタ用エアー通路3a側と空調用エアー通路
3b側とに溝3cの長手方向(車幅方向)に間隔を有し
て交互に配置されている。
【0036】この構成では、ワイヤーハーネス4を下方
から第1リブ31の凹部31aに押し当てながら各第2
リブ32に掛けるようにするだけで、空調用ダクト3に
取り付けることができ、作業を簡単に行うことができ
る。また、空調用ダクト3にリブ31,32を一体的に
設けているので、構造も簡単である。したがって、従来
よりもコストを低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る車両内装材へのワイ
ヤーハーネス取付構造をインストルメントパネルに適用
した断面図である。
【図2】本発明の実施形態2に係る車両内装材へのワイ
ヤーハーネス取付構造をインストルメントパネルに適用
した断面図である。
【図3】図2に示したインストルメントパネルの基材を
成形する成形用金型のキャビティを示す概略構造図であ
る。
【図4】図4(a)は、本発明の実施形態3に係る車両
内装材へのワイヤーハーネス取付構造が適用される空調
用ダクトの斜視図、図4(b)は図4(a)の空調用ダ
クトが取り付けられるインストルメントパネルの斜視図
である。
【図5】実施形態3に係る取付構造を示す断面図であ
る。
【図6】図4(a)の空調用ダクトを下面から見た斜視
図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル(車両内装材) 2 ボディ 3 空調用ダクト 4 ワイヤーハーネス 11 基材 11a 貫通孔 11b 開口部 11c 凸部 12 表皮材 13 発泡接着層 14 リブ 15 保持凹部 16 保持部 16a 脚部 16b 掛止部 17 封止フィルム 21 上金型 22 下金型 23 キャビティ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関根 伸二 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 田中 智徳 広島市安佐北区可部南2丁目25番31号 西 川化成株式会社内 (72)発明者 下迫 誠 広島市安佐北区可部南2丁目25番31号 西 川化成株式会社内 Fターム(参考) 5G363 AA16 AA17 BA02 DC02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内装材の裏面にワイヤーハーネスを
    取り付けるための取付構造であって、 車両内装材の裏面にリブが一体に形成されると共に、該
    リブにワイヤーハーネスを挿入して仮保持する保持凹部
    が形成され、 上記リブと保持凹部は、該保持凹部に挿入されたワイヤ
    ーハーネスが、車両内装材の近傍に配置される空調用ダ
    クトに該保持凹部の開口側で略接するように形成されて
    いる車両内装材へのワイヤーハーネス取付構造。
  2. 【請求項2】 車両内装材の裏面にワイヤーハーネスを
    取り付けるための取付構造であって、 車両内装材は樹脂製とし、該車両内装材には貫通孔が形
    成され、該車両内装材の裏面には、該貫通孔の周縁部に
    連接すると共に車両内装材に対する成形用金型の抜き方
    向に沿って延在する脚部を備えたフック状の保持部が該
    内装材と一体に形成され、 上記保持部は脚部の先端に掛止部を備える一方、該掛止
    部と車両内装材の裏面との間にはワイヤーハーネスを上
    記貫通孔側へ挿通可能な開口部が形成されている車両内
    装材へのワイヤーハーネス取付構造。
JP11095826A 1999-04-02 1999-04-02 車両内装材へのワイヤーハーネス取付構造 Pending JP2000289541A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11095826A JP2000289541A (ja) 1999-04-02 1999-04-02 車両内装材へのワイヤーハーネス取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11095826A JP2000289541A (ja) 1999-04-02 1999-04-02 車両内装材へのワイヤーハーネス取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000289541A true JP2000289541A (ja) 2000-10-17

Family

ID=14148220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11095826A Pending JP2000289541A (ja) 1999-04-02 1999-04-02 車両内装材へのワイヤーハーネス取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000289541A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
BRPI0620385A2 (pt) artigo moldado com um elemento decorativo moldado
JPH10258699A (ja) エアバッグ用パッドとその製造方法
JP2008006906A (ja) 自動車用内装部品
JP4281046B2 (ja) 発泡体付き成形部材
JP2000289541A (ja) 車両内装材へのワイヤーハーネス取付構造
JP2003081021A (ja) 自動車用内装部品におけるクッションパッドの固定構造
JP2009292438A (ja) 自動車用内装部品
JP3558155B2 (ja) エスカッションパネルの取付構造
JP4603661B2 (ja) 車両内装部材およびその製造方法
JP3111855B2 (ja) エアバッグ装置用内装部材
JPH10210582A (ja) 車載スピーカの取付構造
JP2000043134A (ja) 表皮材の端末巻込み方法
JP3580412B2 (ja) 自動車用ドアトリム
JP4603662B2 (ja) 車両内装部材およびその製造方法
JP4051679B2 (ja) 車両内装部材のシール構造
JP2000280848A (ja) エアバッグ用蓋部を備えたインストルメントパネル
JP4609716B2 (ja) 自動車用ドアウエザストリップ
JP2009280125A (ja) 車載用スピーカのシール構造
JPH11334362A (ja) 自動車用ドアトリム
JP3701418B2 (ja) 車両用インストルメントパネル構造
JP3644751B2 (ja) 自動車の内装品
JP2553745Y2 (ja) 自動車用フロアカーペット
JPH1095281A (ja) 自動車用成形天井及びその取付構造
JPH09263161A (ja) 自動車の内装品
JP2001347896A (ja) ツイータユニットの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051028

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060110