JP2000287926A - 視標呈示装置 - Google Patents

視標呈示装置

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JP2000287926A JP11099338A JP9933899A JP2000287926A JP 2000287926 A JP2000287926 A JP 2000287926A JP 11099338 A JP11099338 A JP 11099338A JP 9933899 A JP9933899 A JP 9933899A JP 2000287926 A JP2000287926 A JP 2000287926A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 右眼用の光路と左眼用の光路を独立させて左
右眼にそれぞれ視標を呈示する方式においても、両眼視
による融像の精度が良く、また、装置のコストも安価に
抑えることができる視標呈示装置を提供する。 【解決手段】 両眼で1つに融像して観察するようにし
た視標呈示装置において、左右両眼に呈示する種々の検
査視標が同一面に形成された回転ディスク板であって、
融像観察のために左右同時に呈示する右眼用視標と左眼
用視標とが前記左右の視標呈示窓の位置関係に対応させ
て形成された回転ディスク板と、所望の視標を被検眼に
呈示するために前記ディスク板を回転する回転手段とを
備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視力検査などに使
用する視標呈示装置に関する。
【0002】
【従来技術】被検眼が覗く双眼の覗き窓を設け、この覗
き窓を介して筐体内に配置した呈示視標を観察させるこ
とにより、視力等の視機能を検査する視標呈示装置が知
られている。従来、この種の装置による視標の呈示は次
のような方法で行われていた。
【0003】(イ) 回転ディスク板等に描かれた種々
の視標の一つを左右光路の中央に配置すると共に、プリ
ズムやミラーを使って左右の覗き窓に1つの視標光束を
導くようにして両眼への視標呈示を可能にする。検査距
離は光路の途中に配置される凸レンズにより所定の遠用
距離にされる。
【0004】(ロ) 上記(イ)と同じく視標の一つを
左右光路の中央に配置すると共に、左右の覗き窓をカバ
ーする大きな凸レンズを配置することにより、光学的に
所定の遠用距離にされた視標を両眼へ呈示可能にする。
【0005】(ハ) 右眼用の光路と左眼用の光路を独
立させると共に、独立した左右光路毎に視標呈示窓を設
け、ここに視標を切替え配置することにより両眼へそれ
ぞれ視標を呈示し、両眼で観察したときには1つに融像
させて見える様にする。検査距離は左右光路の途中にそ
れぞれ配置される凸レンズにより所定の遠用距離にされ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような視標呈示の方法は次のような欠点があった。すな
わち、上記(イ)の方法は、1つの視標光束を両眼に導
くためのプリズムやミラー等の光学素子を必要とするの
でコスト高になる。また、上記(ハ)の方法も大きな凸
レンズを必要とするので、同様にコスト高になる。
【0007】上記(ロ)の方法は、最小限の光学素子で
構成できる反面、左右の視標呈示窓にそれぞれ視標を呈
示する構成とする必要がある。この対応としては、2つ
の回転ディスクで各視標呈示窓に視標を個別に切替え配
置できる構成が考えられるが、2枚の回転ディスクをそ
れぞれ回転すると、視標呈示窓に対する視標の停止位置
を左右同じにすることが非常に困難である。視標の停止
位置が左右でずれていると、両眼で観察した際の融像が
し難くなり、正確な視機能検査を行えなくなる。また、
2つの回転ディスクとこれを回転するための2つのモー
タを用意することは、やはりコスト高になると共に装置
が大型化する。
【0008】本発明は、上記従来技術に鑑み、右眼用の
光路と左眼用の光路を独立させて左右眼にそれぞれ視標
を呈示する方式においても、両眼視による融像の精度が
良く、また、装置のコストも安価に抑えることができる
視標呈示装置を提供することを技術課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
【0010】(1) 光学的に遠方距離に置かれる右眼
用視標と左眼用視標を筐体内部の左右の視標呈示窓に切
替え配置して呈示し、両眼では1つに融像して観察する
ようにした視標呈示装置において、左右両眼に呈示する
種々の検査視標が同一面に形成された回転ディスク板で
あって、融像観察のために左右同時に呈示する右眼用視
標と左眼用視標とが前記左右の視標呈示窓の位置関係に
対応させて形成された回転ディスク板と、所望の視標を
被検眼に呈示するために前記ディスク板を回転する回転
手段と、を備えることを特徴とする。
【0011】(2) (1)の視標呈示装置において、
前記回転ディスク板にははその回転中心から異なる円周
上に前記右眼用視標と左眼用視標とをそれぞれ並べて形
成したことを特徴とする。
【0012】(3) (1)の視標呈示装置において、
左右同時に呈示するための前記右眼用視標と左眼用視標
は同一視標であることを特徴とする。
【0013】(4) (1)の視標呈示装置において、
前記回転手段は前記ディスク板を回転するモータを持
ち、該モータは左右の呈示光路の間に配置されているこ
とを特徴とする。
【0014】(5) 光学的に遠方距離に置かれる右眼
用視標と左眼用視標を筐体内部の左右の視標呈示窓に切
替え配置して呈示し、両眼では1つに融像して観察する
ようにした視標呈示装置において、左右両眼に呈示する
種々の検査視標が形成された回転ディスク板であって、
融像観察のために左右同時に呈示する右眼用視標と左眼
用視標とをそれぞれ囲む視標背景部を同一形状とすると
共に、前記視標呈示窓の外側周辺の色に対して前記視標
背景部の外側周辺の色を略同一色とした回転ディスク板
と、所望の視標を被検眼に呈示するために前記ディスク
板を回転する回転手段と、を備えることを特徴とする。
【0015】(6) (5)の視標呈示装置において、
前記回転ディスク板は右眼用視標と左眼用視標がそれぞ
れ形成された2枚の回転ディスク板であることを特徴と
する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。本実施の形態では、視力呈示装置として
暗順応検査を行なうための夜間視力検査装置を例に挙げ
て説明する。
【0017】図1は夜間視力検査装置の外観を示した図
である。1は装置本体であり、装置本体1の上部には被
検者が本体内部に呈示される視標を覗き込むための双眼
の検査窓2が設けられており、装置本体1の側面には検
者用の操作パネル3、プリンタ8が配置されている。ま
た、装置本体1の下部の前側には、本体内部に呈示され
た視標に対して被検者がその方向を応答するためのジョ
イスティック5、視標を判読できたことを応答する応答
ボタン4が設けられている。6は自動検査モード時にお
けるスタートスイッチ、9は音声ガイドの指示が出力さ
れるスピーカである。
【0018】図2は装置内部の配置される光学系を側面
から見たときの概略図であり、制御系の構成も共に図示
している。また、図3は装置内部の光学系を上部から見
たときの概略図である。
【0019】左右の検査窓2にはそれぞれレンズ10
R,10Lが配置され、後方の視標窓15R,15Lに
それぞれ切替え配置される検査視標が被検眼ER,EL
から見かけ上5mの検査距離にされる。左右の光路は中
央に仕切り板を持つ内部カバー11R,11Lによって
区分けされ、被検眼ER,ELに明順応させる際の視野
空間が独立して確保されている。内部カバー11R,1
1Lの内面にはつや消しの白塗装が施されており、明順
応時には照明ランプ12R,12Lの点灯によって57
00cd/m2程度の輝度にされる。なお、照明ランプ
12R,12Lはその照明光が直接被検眼に入射しない
位置に置かれている。
【0020】視標窓15R,15Lに検査視標を切替え
配置する視標呈示部20は、1枚の視標ディスク板21
と、視標ディスク板21を回転駆動するためのパルスモ
ータ22と、視標ディスク板21上の視標を照明する2
つの照明ランプ24R,24Lからなる。視標ディスク
板21の同一面上には左右眼に同時に呈示するための対
(ペア)となる右眼呈示用視標と左眼呈示用視標が複数
個形成されており(視標構成とその配置については後述
する)、モータ22の回転により対となる視標が視標窓
15R,15Lに配置され、各視標は照明ランプ24
R,24Lによりそれぞれ照明される。通常視力測定時
は照明ランプ24R,24Lの点灯により160cd/
2程度の輝度で検査視標が呈示され、暗順応時間測定
時には照明ランプ24R,24Lの光量を落とすことに
より0.1〜0.15cd/m2程度の薄暗い輝度にさ
れて検査視標が呈示される。パルスモータ22は左右の
呈示光路の間に配置されており、装置がコンパクトにな
るようにしている。
【0021】また、各視標窓15R,15Lの左右に
は、眩光下視力測定時等に点灯させるランプ14(車両
ヘッドランプ相当の輝度を持つ)がそれぞれ配置されて
いる(図4参照)。視標窓15Rに対するランプ14の
配置位置と、視標窓15Lに対するランプ14の配置位
置は同じであり、被検者が本体内部を左右両眼で観察し
たときには、2つの視標窓15R,15Lは融像して1
つの視標窓に見えると共に、ランプ14も融像して左右
に1個ずつあるように見える。眩光下視力測定はランプ
14を点灯することにより、夜間の車の運転時に対向車
の前照灯などによる眩しさを受けたときの視力の影響を
検査する。
【0022】図2において、30は装置全体を制御する
制御部であり、各ランプ、パルスモータ22、スピーカ
9に接続された音声ガイド発生部31、応答ボタン4、
ジョイスティック5、操作パネル3等の他、検査プログ
ラムを記憶したメモリ33が接続されている。
【0023】次に、視標ディスク板21上に形成する視
標について、図5を基に説明する。視標ディスク板21
は基体が白板ガラスからなり、透光性を有する。視標デ
ィスク板21上にはその回転中心Oから半径r1の第1
円周上に右眼呈示用の種々の視標が並んだ視標列Aが形
成されており、回転中心Oから半径r2の第2円周上に
左眼呈示用の種々の視標が並んだ視標列Bが形成されて
いる。視標列A、Bには対となる同一視標が順次並べら
れており、視力値0.1〜1.0、1.2、1.5の1
2段階でそれぞれ左右上下の4方向のランドルト環視標
が遮光性を持つクロムコートにて形成されている。ま
た、明順応時に視標窓15R,15Lを遮蔽するための
遮蔽板100、200(内部カバー11R、11Lと同
様なつや消しの白塗装が施されたもの)が、それぞれ視
標列A、Bに設けられている。
【0024】視標列Aと視標列Bに形成する各視標の位
置関係は次のようになっている。すなわち、視標窓15
R(図5上では点線枠15R´で示している)の中心に
視標列A上の視標101(右方向に切れ目を持つ視力
0.1用の視標)が位置したときには、この視標101
と対となる視標列B上の同一の視標201(右方向に切
れ目を持つ視力0.1用の視標)が視標窓15L(図5
上では点線枠15L´で示している)の中心に位置する
ように形成されている。視標列A,Bに順次並べられる
その他の視標も、対となる同一視標が同じ位置関係にな
るように形成されている。
【0025】なお、視標窓15Rと15Lとの中心間距
離は、レンズ10R,10Lを通して視標を見た場合
に、標準的な瞳孔間距離を持つ被検者が5m先の目標物
を見たときの輻輳時の瞳孔間距離となるように設計上定
められている。したがって、視標窓15Rと15Lとの
中心間距離に対して、視標列AとBに並ぶ対の同一視標
の中心間距離Xが等しくなるように、各視標を視標ディ
スク板21上に形成するれば良く、これはクロムコート
によるエッチングで極めて正確に形成することができ
る。
【0026】このように視標ディスク板21上に形成さ
れた対となる右眼呈示用視標及び左眼呈示用視標は、各
視標窓15R,15Lに対する位置関係が共に一致する
ように配置されているため、被検者が本体内部を左右両
眼で観察したときには、左右の呈示視標を容易に融像さ
せて見ることができるようになる。
【0027】なお、対となる左右の視標は視標ディスク
板21の同一円周上に一列で形成すると共に、各視標窓
15R,15Lとの配置関係が等しくなるように形成し
ても良いが、多数種類の視標を並べる場合にはディスク
板が大型化して不利となる。これに対して、上記のよう
に異なる円周上に右眼用と左眼用を並べるようにすれ
ば、ディスク板を小型にでき、装置全体もコンパクトに
できる。
【0028】以上のような構成を備える装置の動作を、
図6に示す操作パネル3のスイッチ構成図を使用して説
明する。なお、本装置には手動モード、自動モード(音
声ガイドに被検者がスイッチ操作することでプログラム
に従って検査が進められるモード)、半自動モード(自
動モードに対して被検者の口頭による応答内容を検者が
入力することによりプログラムに従って検査が進められ
るモード)の3つの検査モードが用意されており、操作
パネル3のモード選択スイッチ40により何れかを選択
することができる。ここでは手動モードによる検査を説
明する。
【0029】検者はスイッチ40による手動モードの選
択、スイッチ部41による測定眼の選択を行う。また、
スイッチ42、43、44により通常視力測定、暗順応
時間測定、眩光下視力測定の測定項目を選択する。
【0030】通常視力測定は次のように行う。視力スイ
ッチ45aにより呈示する視標の視力値を選び、また、
操作パネル3の中央に設けられた4つの視標スイッチ4
6a〜46dで呈示する視標の方向を選択する。呈示さ
せる視標に対するパルスモータ22のパルス数は各々の
視標に対して事前に設定されており、視標の方向を選択
すると、制御部30はパルスモータ22が設定されたパ
ルス数の分だけ回転駆動するように制御する。これによ
り視標ディスク板21は所定量だけ回転し、視標窓15
R,15Lに同一視標が呈示される。視標窓15R,1
5Lに対する左右の視標の位置関係は、前述のような視
標形成により同一となるので、両眼視では容易に1つに
融像して見ることができ、正確に検査が行える。また、
視標ディスク板21の回転中は照明ランプ24R,24
Lは消灯され、被検眼に視標の移動が見えないようにな
っている。被検眼に視標の移動を見せないことにより、
さらに両眼視での融像が行ない易いようになっている。
【0031】選択した視力値は表示器45bに表示さ
れ、また、選択した視標の方向に応じて各視標スイッチ
46a〜46dの近傍に配置されたランプ37a〜37
dが点灯される。検者は被検者に視標の判別について尋
ね、被検者の口頭による応答の正誤をランプ37a〜3
7dの点灯により確認して検査を進める。最後に表示さ
れている視力値が測定結果とされる。
【0032】暗順応時間測定は次のように行う。暗順応
時間測定用のスイッチ43を押すと、視標ディスク板2
1が回転して遮蔽板100、200が視標窓15R、1
5Lに位置する。遮蔽板100、200により視野内か
ら視標が見えなくなると照明ランプ12R,12Lが点
灯されて被検眼が見る左右の視野空間がそれぞれ照明さ
れる。同時に制御部30によって明順応時間の計測が開
始され、その時間が表示器49に表示される。この明順
応時には、視標窓15R,15Lの左右に配置されたラ
ンプ14が所定の間隔(数秒関)をおいて断続的に点灯
する。被検者にはランプ14の点灯が確認されたら、ジ
ョイスティック5を手前に倒してもらう(これは音声ガ
イドにて指示されるようにプログラムされている)。ジ
ョイスティック5による応答が無い場合には、制御部3
0は音声ガイドにて眼を開けるように注意を促す。応答
があれば被検者が明順応時に眼を開けていたことが確認
される。
【0033】30秒間の明順応時間が終了すると、照明
ランプ12が消灯されるとともに視標ディスク板21が
回転し、視標窓15R,15Lには照明ランプ24R,
24Lに照明された薄暗い視力値0.2の同一視標が呈
示される。このときも被検者は両眼視で容易に1つに融
像して見ることができる。また、制御部30によって視
標の呈示開始からの時間がカウントされ、その時間が表
示器49に表示される。被検者には視標の方向が判読で
きた時点で応答ボタン4を押してもらい、その方向を答
えてもらう。応答ボタン4からの信号が入力されると、
表示器49の時間表示が止まり、被検者が答えた方向が
正しい場合、視標の呈示開始からの時間が測定値とな
る。誤りの場合は、スイッチ50を押して再測定を行
う。
【0034】眩光下視力測定を行うときはスイッチ44
を押す。このスイッチが押されると視標窓15R,15
Lの両側のランプ14が点灯される。検者はこの状態で
先の通常視力検査と同じ要領で、呈示する視標の視力値
及びその方向を各スイッチで選択して眩光下での視力値
を測定する。印刷スイッチ55を押すと、以上により得
られた各測定結果、総合指導内容が印字出力される。
【0035】以上のように、同じ視標ディスク板上に右
眼用と左眼用の視標列を形成し、回転駆動用のモータを
1つにしておけば、左右に呈示される視標の位置ずれが
起こり難く両眼視にて融像し易くなるが、2枚のディス
ク板を使用してそれぞれモータで回転する場合でも以下
のようにすれば融像し易くすることができる。
【0036】図7(a)のように右眼用の視標ディスク
板60R、左眼用の視標ディスク板60L(右眼用と同
一のため図示は略す)には、視標61を中心とした円形
の透光部62(視標を囲む背景部)を形成しておく。ま
た、透光部62の外側周辺領域は内部カバー11R、1
1Lの内壁の色と同色の塗装を施しておく。このように
することで、図7(b)のように視標窓15R,15L
(開口を多少大き目にしておく)に視標61を配置した
ときには視標窓との境界が判別できないようになるた
め、視標窓15R,15Lに対して左右の視標位置に多
少ずれが生じたとしても、透光部62の形成により問題
なく1つの同じ像として融像することができる。もちろ
ん、これは1枚の視標ディスク板に左右用の視標を形成
する場合であっても良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
右眼用の光路と左眼用の光路を独立させて左右眼にそれ
ぞれ視標を呈示する方式においても、両眼視による融像
をし易くできる。これにより検査を正確に行うことがで
きる。また、1枚のディスクで異なる円周上に右眼用視
標と左眼用視標を形成するようにしたので、視標の数が
多い場合であってもディスク板の大型化させずにすみ、
装置をコンパクトにすることができる。また、光学素子
も最小限で良いので安価なコストで装置を構成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の外観を示す図である。
【図2】光学系と制御系を示す図である。
【図3】装置内部の光学系を上部から見たときの概略図
である。
【図4】眩光下視力測定時等に点灯させるランプ14の
様子を示した図である。
【図5】視標ディスク板の詳細を示す図である。
【図6】コントロールパネルの詳細を示す図である。
【図7】視標ディスク板の変容例を示す図である。
【符号の説明】
10R、10L レンズ 11R、11L 内部カバー 12R、12L 照明ランプ 15R、15L 視標窓 20 視標呈示部 21 視標ディスク板 22 パルスモータ 24R、24L 照明ランプ 30 制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的に遠方距離に置かれる右眼用視標
    と左眼用視標を筐体内部の左右の視標呈示窓に切替え配
    置して呈示し、両眼では1つに融像して観察するように
    した視標呈示装置において、左右両眼に呈示する種々の
    検査視標が同一面に形成された回転ディスク板であっ
    て、融像観察のために左右同時に呈示する右眼用視標と
    左眼用視標とが前記左右の視標呈示窓の位置関係に対応
    させて形成された回転ディスク板と、所望の視標を被検
    眼に呈示するために前記ディスク板を回転する回転手段
    と、を備えることを特徴とする視標呈示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の視標呈示装置において、前記
    回転ディスク板にははその回転中心から異なる円周上に
    前記右眼用視標と左眼用視標とをそれぞれ並べて形成し
    たことを特徴とする視標呈示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の視標呈示装置において、左右
    同時に呈示するための前記右眼用視標と左眼用視標は同
    一視標であることを特徴とする視標呈示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の視標呈示装置において、前記
    回転手段は前記ディスク板を回転するモータを持ち、該
    モータは左右の呈示光路の間に配置されていることを特
    徴とする視標呈示装置。
  5. 【請求項5】 光学的に遠方距離に置かれる右眼用視標
    と左眼用視標を筐体内部の左右の視標呈示窓に切替え配
    置して呈示し、両眼では1つに融像して観察するように
    した視標呈示装置において、左右両眼に呈示する種々の
    検査視標が形成された回転ディスク板であって、融像観
    察のために左右同時に呈示する右眼用視標と左眼用視標
    とをそれぞれ囲む視標背景部を同一形状とすると共に、
    前記視標呈示窓の外側周辺の色に対して前記視標背景部
    の外側周辺の色を略同一色とした回転ディスク板と、所
    望の視標を被検眼に呈示するために前記ディスク板を回
    転する回転手段と、を備えることを特徴とする視標呈示
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5の視標呈示装置において、前記
    回転ディスク板は右眼用視標と左眼用視標がそれぞれ形
    成された2枚の回転ディスク板であることを特徴とする
    視標呈示装置。
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