JP2009112408A - 視標呈示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 マスク掛けによる検査視標の呈示に際して、視線移動の煩わしさと検査視標の記憶による応答を軽減する。
【解決手段】 上下複数段に視標が描かれた視標画面を持つ視標板と、視標の一部を呈示する横一列マスクと縦一列マスクとを持つマスク板と、視標板とマスク板を介した視標光束を検査距離で呈示するビームスプリッタと凹面鏡とを有する導光光学系を備え、視標光束の中心を通る回転軸を中心にビームスプリッタを回転させる回転手段と、呈示視標のマスクを選択するマスク選択手段とを備え、被検眼に向かう視標光束の方向を変える省スペース型の視標呈示装置において、選択されたマスクの選択信号に応答して回転手段を制御する制御手段は、マスクが掛けられる視標の配置情報と導光光学系の設置情報に基づいてビームスプリッタの回転角度を決定し、その回転角度に従って回転手段を制御する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、所定の筐体内に凹面鏡を備え、被検者に検査視標を呈示する視力呈示装置に関する。
筐体内に配置された凹面鏡及びビームスプリッタ(ハーフミラー)を介して、呈示窓から検査視標を呈示する省スペース型の視標呈示装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。この視標呈示装置では、所定の視標画面が形成された視標ディスク板を回転して光路に検査視標を選択的に配置することにより、検査視標が被検眼に呈示される。また、この種の視標呈示装置では、横一列マスク等が形成されたマスク板を光路に選択的に配置することにより、1つの視標画面の複数段に形成された視標の一部を選択的に呈示可能にしている。さらにまた、この装置では、ビームスプリッタを上下方向に回転する駆動機構を設け、被検者の眼の高さに応じてビームスプリッタを駆動し、検査視標が呈示窓を介して上下方向の略中央に呈示されるようにしている(特許文献1参照)。
特開平7−236612 特開2002−200042
特許文献1の技術の使用により、被検者の眼の高さが異なっても、呈示窓の中央に検査視標を呈示でき適切に検査を行えるようになった。しかし、1つの画面で複数段に呈示される視標にマスクを掛けて、上段又は下段のみを呈示するようにした場合、上段又は下段の視標の呈示位置は、被検者の視線位置に対して上下にずれた状態で呈示される。上段又は下段にマスクが掛けられた視標の呈示の場合、被検者は視線を上下に動かす煩わしさが入る。また、上段、中段、下段の呈示位置が分かれているため、検査視標の配置位置から検査視標の内容を覚えられやすい問題があった。検査視標の配置から検査視標の内容が覚えられると、検査視標の視認状態を記憶に頼って応答してしまい、正確な検査が行えなくなる。さらに、縦一列マスクの場合、一文字マスクの場合にも同種の問題がある。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、マスク掛けによる検査視標の呈示に際して、視線の移動の煩わしさを軽減し、また、検査視標の記憶による応答を軽減することができる視標呈示装置を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 視標光束を被検眼に導くために所定の筐体内に配置された導光光学系であって,上下複数段に視標が描かれた視標画面を持つ視標板と,前記視標画面に描かれた上下複数段の視標の一部を呈示するための横一列マスク及び縦一列マスクを持つマスク板と,視標板及びマスク板を介した視標光束を光学的に所定の検査距離で呈示するためのビームスプリッタ及び凹面鏡と,を有する導光光学系を備えると共に、
前記導光光学系により被検眼に向かう視標光束の上下方向を変えるために、視標光束の中心を通る回転軸を中心に前記ビームスプリッタを上下方向に回転させる上下回転手段と、前記マスク板により呈示する視標のマスクを選択するマスク選択手段と、を備え、前記筐体が持つ呈示窓を通して検査視標を呈示する省スペース型の視標呈示装置において、
前記マスク選択手段により選択された横一列マスクの選択信号に応答して前記上下回転手段を制御する制御手段であって、前記横一列マスクが掛けられる視標の配置情報及び前記導光光学系の設置情報に基づいて前記ビームスプリッタの回転角度を決定し、該決定した回転角度にしたがって前記上下回転手段を制御する制御手段を備えることを特徴とする。
(2) (1)の視標呈示装置において、前記制御手段は、視標の配置情報としての視標画面の中央に対して横一列マスクが掛けられる視標の距離と、前記導光光学系の設置情報としての被検眼から前記ビームスプリッタの回転軸までの設置距離及び被検眼に呈示される視標の検査距離と、に基づいて前記ビームスプリッタの回転角度を決定することを特徴とする。
(3) (2)の視標呈示装置は、前記ビームスプリッタを通る視標光束の中心の軸回りに前記ビームスプリッタを左右方向に回転させる左右回転手段を備え、
前記制御手段は、さらに前記マスク選択手段により選択された縦一列マスクの選択信号に応答して、前記縦一列マスクが掛けられる視標の配置情報及び前記導光光学系の設置情報とに基づいて前記ビームスプリッタの左右方向の回転角度を決定し、該決定した回転角度にしたがって前記左右回転手段を制御することを特徴とする。
(4) (3)の視標呈示装置において、
前記マスク板は前記視標画面に描かれた上下複数段の視標に対して一文字を選択的に呈示するための一文字マスクを持ち、
前記制御手段は、前記マスク選択手段により選択された一文字マスクの選択信号に応答して、前記一文字マスクが掛けられる視標の配置情報及び前記導光光学系の設置情報に基づいて前記ビームスプリッタの上下方向及び左右方向の回転角度をそれぞれ決定し、該決定したそれぞれの回転角度にしたがって前記上下回転手段及び左右回転手段を制御することを特徴とする。
本発明によれば、マスク掛けによる検査視標の呈示に際して、視線の移動の煩わしさを軽減し、また、検査視標の記憶による応答を軽減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る視標呈示装置の概観略図である。
装置本体1が持つ筐体1aの正面には反射防止膜が施されたアクリル板からなる呈示窓2が配置され、被検者はこの呈示窓2を介し筐体内に視標を見ることができる。筐体1aの内部は黒色に塗装されており、内部構造が見えにくくしている。筐体1aの正面には、後述するワイヤレスのリモコン40に対する光信号の送受信を行う送受信部4が配置されている。
次に、筐体1aの内部に配置される導光光学系を図2、図3に基づいて説明する。図2は筐体1aの右側面から見たときの透視略図、図3は正面から見たときの透視略図である。
ガラス板からなる円盤状の視標ディスク板20の同一円周上には視力値視標等の多数の検査視標がクロム蒸着等により形成されている。視標ディスク板20はモータ21により回転され、被検眼Eに呈示する視標が検査光路に切換え配置される。呈示視標の一部をマスクするためのマスク板22は、モータ23により回転される。
また、筐体1aの内部には検査視標を照明する照明光源24、ミラー25、ビームスプリッタ26、凹面鏡27を有する導光光学系が配置されている。本形態での凹面鏡27は、被検眼Eと筐体1aの呈示窓2との距離が1.1mのときに、視標と被検眼Eとの光学距離を5mの検査距離にするようにその焦点距離が設計されている。なお、被検眼Eと筐体1aの呈示窓2との距離は製品の仕様に合わせて例えば0.9mとしてもよい。
照明光源24により照明された検査視標の光束は、ミラー25によって上方に反射され、ビームスプリッタ26を透過した後、凹面鏡27で反射される。凹面鏡27で反射した視標光束はビームスプリッタ26で反射され、呈示窓2を介して被検眼Eに向かう。
ビームスプリッタ26は、凹面鏡27の光軸L01上に斜設され、光軸L01上で水平方向に延びる回転軸28を中心にして、上下回転モータ29により上下方向に回転される。ビームスプリッタ26が上下方向に回転されることにより、ビームスプリッタ26で反射された視標光束の向かう高さが、被検眼Eの高さの違いに応じて変えられる。さらに、ビームスプリッタ26は、マスク板22によりマスクが掛けられる検査視標の上下位置に応じてその回転角度が変えられる。ビームスプリッタ26の下方には、垂直方向に延びる光軸L01の軸回りに回転可能に回転板37が配置されている。回転板37の中央部は、ミラー25によって反射される視標光束を通過する空間が形成されている。回転板37の周辺に立てられた2つの支柱36により回転軸28が回転可能に保持されている。回転板37の外周にはギヤが形成され、このギヤがモータ39の回転軸に取り付けられたギヤ38と噛み合わされている。この構成により、モータ39を回転させると、光軸L01を中心にしてビームスプリッタ26が左右方向に回転される。これにより、ビームスプリッタ26で反射された視標光束の向かう左右方向が変えられる。ビームスプリッタ26の左右方向の回転角度は、マスク板22によりマスクが掛けられる検査視標の左右位置に応じて変えられる。
図2において、ビームスプリッタ26の後方には、被検眼の高さ位置を検出するための検出光学系30が配置されている。検出光学系30は、集光レンズ31、2次元の位置検出素子32を備える。
図4は視標ディスク板20、マスク板22の詳細を示した図である。図4(a)の視標ディスク板20上には、各種の視力値を持つランドルト環視力視標、ひらがな視力視標、レッド・グリーン検査、両眼バランス視標等が描かれた複数の視標画面が同一円周上に設けられている。各視標画面50は、視標ディスク板20の回転軸53を中心に回転され、照明光源24の視標光路に選択的に切換え配置されることにより、呈示窓2から筐体1a内に1つの画面として呈示される。
視力視標検査視標の中には、1つの視標画面50に横3列×縦5列のように、複数の視標が形成された字詰まり視標が用意されている。字詰まり視標では、マスク板22に設けられたマスクの内の一つを切換え配置することで、字詰まり視標に描かれた視標の一部のみを呈示窓2内に呈示できる。
図4(b)のマスク板22を示す図において、回転軸67を中心にして放射状に延びる一点鎖線67aは、視標画面50の上下方向の中心を表している。また、図において、同一半径の円弧上に描かれた一点鎖線67bは視標画面50の横方向の中心を表している。マスク板22には、マスクをかけずに視標面全体を呈示させるための開口部60と、字詰まり視標画面において、上段、中段、下段の位置の視標を呈示させるための横一列マスク61(上段横一列マスク61a、中段横一列マスク61b、下段横一列マスク61c)と、縦方向の位置の視標を呈示させるための縦一列マスク62(左端縦一列マスク62a、中央縦一列マスク62b、右端縦一列マスク62c)と、視標を1文字毎に個別に呈示させるための1文字マスク63,64,65と、が形成されている。1文字マスク63は、横一列に2個配列された視標を個別に呈示するマスクを持ち、1文字マスク64は横一列に3個配列された視標を個別に呈示するマスクを持ち、1文字マスク65は横3列×縦5列に配列された視標を個別に呈示するマスクを持つ。
視標ディスク20及びマスク板22によって呈示する視標は、リモコン40により選択される。図5にリモコン40の外観と視標呈示装置全体の制御ブロック図を示す。リモコン40は、視標画面を選択するスイッチ42と、一文字/横一列マスクを切換えるスイッチ43と、字詰まり視標の呈示中に横一列マスクを選択するスイッチ47a,47b(既にマスクが掛かっているときには、マスクを上下に移動させるときに使用するスイッチ)と、字詰まり視標の呈示中に縦一列マスクを選択するスイッチ47c,47d(既にマスクが掛かっているときには、マスクを左右に移動させるときに使用するスイッチ)と、ビームスプリッタ26を上下に回転させて呈示窓2を介して見させる視標呈示画面を上下に移動するためのスイッチ44と、視標呈示位置を自動的に設定するときに使用するスイッチ45と、を備える。また、リモコン40は、呈示視標及び操作情報等を表示する液晶ディスプレイ46を表面に備える。リモコン40の側面前部には装置本体1を制御するための信号の送信および装置本体からの信号を受信する通信窓40aが設けられている。
リモコン40の操作によりスイッチ信号は、通信窓40aから装置本体1側に送信され、送受信部4で受信された信号は制御部10に送られる。制御部10は、送受信部4を介して入力された信号に基づいて、選択された視標画面50及び選択されたマスクを光路中にセットすべくモータ21、23が駆動する。また、検者がリモコン40を被検眼の近傍の高さ位置に合わせてスイッチ45を押すと、通信窓40aから視標高さを合わせるための所定波長の赤外光が発光され、その光は検出光学系30が持つ位置検出素子32に検出される。制御部10は位置検出素子32の出力に基づいてモータ29を回転させ、視標光束(視標画面の中心光束)がリモコン40の位置する眼の高さ位置に向かうように、ビームスプリッタ26の上下回転(上下方向の傾斜)の駆動を制御する。なお、ビームスプリッタ26の上下回転は、手動スイッチ44によっても駆動可能である。
次に、横一列マスクによる検査視標の呈示に際して、被検者が視線を移動させずに検査視標を視認させるための方法を、図6、図7に基づいて説明する。図6は、横一列マスクが下段に掛けられたときに、上下方向の中央に横一列の視標を呈示するためのビームスプリッタ26の回転駆動を説明する図であり、光学系を側方から見た図である。なお、図6においては、ビームスプリッタ26の上方に位置する凹面鏡27の光軸cと、視標ディスク板20の視標画面50及びマスク板22の各マスクの中心を通る光と、が一致するように模式的に描かれている。
横一列マスクによる検査視標の呈示に際して、被検者が視線を移動させずに検査視標を視認させるためには、回転軸28を中心にしてビームスプリッタ26を上下方向に回転させる。このときのビームスプリッタ26の回転角度は、横一列のマスクが掛けられる視標の配置情報と導光光学系の設置情報とに基づいて決定される。導光光学系の設置情報としては、被検眼Eからビームスプリッタ26の回転軸28の中心までの距離L1と、検査距離L2を含む。検査距離L2は、ビームスプリッタ26及び凹面鏡27等により呈示される虚像の視標画面150と被検眼Eとの距離となる。例えば、設置距離L1は約1.24m、検査距離L2は5mである。
横一列のマスクが掛けられる視標の配置情報の例として、図7(a)に示される横3列×縦5列の字詰まり視標の視標画面50を説明する。この例において、上段、中段及び下段の視標を個別に呈示するときには、マスク板22の中の横一列マスク61a,61b及び61cがそれぞれ重ねられる。上段及び下段の視標の中心は、中段の視標の中心に対して、それぞれ距離h1で配置されている。図7(b)は、凹面鏡27、ビームスプリッタ26等により検査距離5mの位置に呈示される虚像の視標画面150であり、横一列マスク61a,61b,61cに対応する虚像の横一列マスク161a,161b,161cがそれぞれ視標画面150の視標に重ねられる。このとき、上段及び下段の視標(マスク161a,161c)の中心は、中段の視標(マスク161b)の中心に対して、それぞれ距離h2とされるものとする。
虚像の結像倍率をβとすると、視標画面50の距離h1と虚像の視標画面150の距離h2には以下の関係がある。
Figure 2009112408
なお、虚像の結像倍率βは、装置内部の光学系によって設計的に既知の値であり、例えばβ=10.3である。また、距離h1は視標の構成で決まっており、横2列×縦2列の視標では約9.4mm、横3列×縦5列の視標では5.9mmであるとすると、虚像の視標画面上での距離h2は、それぞれ約96.8mm、約60.8mmとなる。
ここで、視標画面50の中心光束が被検眼Eの高さに合うようにビームスプリッタ26の回転角度が設定されているものとする。この場合、視標画面50の中段の視標に横一列マスク61bが掛けられると、被検眼Eは呈示窓2を介して視軸A上に中段の視標を見ることができる。一方、図6のように、下段の視標に横一列マスク61cを掛けた場合、ビームスプリッタ26を矢印F方向に回転させることにより、横一列マスク61cが掛けられた下段の視標を被検眼の視軸A上に呈示することができる。このときのビームスプリッタ26の回転角度をαとすると、回転角度α、設置距離L1及び検査距離L2との間には、次の関係が成り立つ。
Figure 2009112408
この式により、回転角度αが決定される。なお、設置距離L1及び検査距離L2は設計的に既知の値であり、距離h2は、前述のように、虚像の結像倍率βと実際の視標の距離h1とにより求められる。
また、上段の視標に横一列マスク61aを掛けた場合、ビームスプリッタ26を矢印F方向とは逆方向に回転させることにより、その視標を視軸A上に移動させることができる。この場合のビームスプリッタ26の回転角度αも、上記と同様に決定される。
なお、虚像の視標画面150は、ビームスプリッタ26の回転軸28を中心に回転されるため、視軸A上の検査距離L2はビームスプリッタ26の回転前後で多少異なるが、その差は僅かであり、実用上の問題は無い。
上記は、横一列マスク(又は一文字マスク)を掛けたときの上下方向のずれを補正する方法であるが、好ましくは、縦一列マスク(又は一文字マスク)を掛けたときも左右方向のずれを補正するように、ビームスプリッタ26を回転駆動させる。この場合、ビームスプリッタ26を通る視標中心光軸L01を中心とした軸回りにビームスプリッタ26を回転させる。このときのビームスプリッタ26の回転角度は、縦一列のマスクが掛けられる視標の配置情報と導光光学系の設置情報とに基づいて決定される。
図8は、中央から外れた縦一列マスクが掛けられたときに、左右の中央に縦一列の視標を呈示するためのビームスプリッタ26の回転駆動を説明する図であり、光学系を上から見た図である。また、縦一列のマスクが掛けられる視標の配置情報の例として、図9(a)を使用して、横3列×縦5列の字詰まり視標の視標画面50を説明する。この図において、左端、中央列及び右端の視標列を個別に呈示するときに、マスク板22の中の縦一列マスク62a,62b及び62cがそれぞれ重ねられる。左端及び右端の視標列は、中央列の視標中心に対して、それぞれ距離h3で配置されている。図9(b)は、検査距離5mの位置に呈示される虚像の視標画面150であり、縦一列マスク62a,62b及び62cに対応する虚像の縦一列マスク162a,162b,162cがそれぞれ視標画面150の視標に重ねられる。このとき、縦一列マスク162a及び162cで呈示される視標中心は縦一列マスク162bにより呈示される視標中心に対して、それぞれ距離h4とされる。距離h4は、距離h3に結像倍率βを乗じることにより、求められる。
そして、左端の視標列に縦一列マスク62aを掛けた場合、図8のように、ビームスプリッタ26を矢印R方向(被検者から見て右方向)に回転角度γだけ回転させることにより、縦一列マスク62aが掛けられた左端の視標を視軸A上に移動させることができる。被検眼Eからビームスプリッタ26の回転中心L01までの距離をL1とし、また、検査距離をL2とすると、回転角度γは以下の式で求められる。
Figure 2009112408
また、右端の視標列に縦一列マスク62cを掛けた場合には、ビームスプリッタ26を矢印R方向とは逆方向(被検者から見て左方向)に回転角度γだけ回転させることにより、縦一列マスク62cが掛けられた右端の視標を視軸A上に移動させることができる。
次に、以上のような構成を持つ装置を使用した検査動作について説明する。まず、被検者を筐体1の呈示窓から1.1mの所定位置に位置させることにより、検査距離が所定距離(5m)に設定される。次に、被検眼Eの高さ位置を入力するために、被検眼Eの眼の近傍にリモコン40を位置させ、スイッチ45を押す。この操作により通信窓40aから送信された位置信号は、集光レンズ31により位置検出素子32に集光され、被検眼の高さ位置のデータが検出される(視標光の光路を被検眼の高さに合わせる方法は、詳しくは特開平7−236612を参照されたい)。この位置データに基づき制御部10は、上下回転モータ29を相応する量だけ回転させる。上下回転モータ29の回転によりビームスプリッタ26の角度が変わり、視標光束が被検眼Eの高さ方向に向けられる。
視標光束が被検眼に正確に入射するようにした後、検者はリモコン40を操作して視力検査を行う。呈示したい視標をリモコン40のスイッチ42で選択すると、選択した視標の種類がリモコン40の液晶ディスプレイ46に表示され、同時に送信窓40aから視標選択信号が装置本体1へ送信される。視標選択信号は装置本体1の送受信部4で受信され、視標ディスク20の中で選択した視標が光路中にセットされる。例えば、検査視標は、図7で示した横3列×縦5列の視標画面50のものが選択されたとする。
リモコン40のスイッチ47a又は47bが押されると、制御部10によりマスク板22が回転駆動され、呈示した視標画面50の中段に横一列マスク61bが掛けられる。次に、横一列マスクの視力値視標を一つ大きなものにするためにスイッチ47aを押すと、上段横一列マスク61aが掛けられる。このとき、制御部10は、スイッチ47aの信号に応答してモータ29を駆動し、図6のように、ビームスプリッタ26を回転角度αだけ回転軸28の軸回りに回転する。このときの回転方向は、図6の矢印F方向とが逆方向である。回転角度αは、前述の数2の式により制御部10が演算により決定する。回転方向は、視標画面50の中央に対して上側か下側かによって決定される。なお、マスク選択スイッチ43,47aに応答して制御部10が決定するビームスプリッタ26の回転角度αと回転方向は、都度演算するのでなく、マスク選択用のスイッチ47a又は47bの信号に応答して、予めメモリに記憶しておいたものを呼び出すことでも良い。
図10(a)は、ビームスプリッタ26の回転駆動しない場合の従来装置における、上段横一列マスクによる視標の呈示状態である。従来においては、横一列マスクがかかった視標が呈示窓2の上側に見えるよう呈示される。この場合、被検者は視線を上に移動させる必要がある。また、被検者は検査視標の位置によって視標内容を把握しやすくなる。これに対して、図10(b)は、本装置による視標の呈示状態であり、上段マスク61aを選択した場合でも、呈示窓の上下中央に横一列マスクがかかった視標が呈示されている。このため、被検者は視線を移動せずに視標を見ることができ、視標の位置によって視標内容を記憶してしまうことが軽減される。
また、スイッチ47bを操作して、視標画面50の下段にある視標を呈示すべく、下段横一列マスク61cを掛ける信号が入力されると、制御部10は、その信号に応答してモータ29を駆動し、ビームスプリッタ26を図6の矢印F方向に回転角度αだけ回転する。これにより、下段横一列マスク61cを掛けた場合も、図10(d)のように、呈示窓2の中央に検査視標が呈示される。図10(c)は、ビームスプリッタ26を回転しない場合の従来装置の呈示状態である。
また、縦一列マスク及び一文字マスクによる視標呈示においても、中央に視標を呈示できることが好ましい。図9(a)の横3列×縦5列の視標画面50において、左端の視標列に縦一列マスクをかけるべく、縦マスクを選択するスイッチ47cが押されると、制御部10はマスク板22を回転して、左端縦マスク62aを光路中に切換え配置する。また、同時に、制御部10はそのスイッチ信号に応答してモータ39を駆動し、図8のように、ビームスプリッタ26を矢印R方向(被検者からみて右方向)に角度γだけ回転させる。これにより、図11(a)のように、従来においては呈示窓2の左側に呈示されていた縦一列の視標が、図11(b)のように、中央に呈示されるようになる。
さらに、一文字マスクを選択すべく、図10(b)の横一列マスクの呈示状態から一文字/横マスク切換えスイッチ43が押されると、マスク板22が持つ所定の一文字マスクが光路中に切換えられる。一文字マスクの場合、スイッチ47a〜47bによってマスク位置を移動させる信号を入力することができる。ここで、例えば、図7(a)の横3列×縦5列の視標画面50において、左上の視標を呈示するように、一文字マスクが変えられたとする。この場合、制御部10は、スイッチ43等の一文字マスクの選択信号に応答し、回転軸28を中心に図6の矢印Fの逆方向に角度αだけビームスプリッタ26を回転すると共に、軸L01を中心に図8の矢印R方向に角度γだけビームスプリッタ26を回転させる。これにより、図12(a)のように、従来において呈示窓2の左上に呈示されていた一文字の視標が、図12(b)のように、左右及び上下の中央に呈示される。これにより、一文字マスクの視標呈示の場合は、被検者が視標の呈示位置によって視標内容を覚えてしまうことを軽減でき、記憶による応答を避けられる。このため、視力検査をより正確に行える。
上記の図2で示した視標呈示の光学系は、種々の変容が可能である。例えば、図13に示すように、ビームスプリッタ26の背後に凹面鏡27を配置した構成でも良い。この光学系においては、照明光源24により照明された検査視標の光束は、ミラー25によって上方に反射され、さらにビームスプリッタ26で背後の凹面鏡27側に反射された後、凹面鏡27で反射される。凹面鏡27で反射した視標光束はビームスプリッタ26を透過した後、呈示窓2を介して被検眼Eに向かう。この場合、横一列マスクの上段又は下段の選択時に視標の呈示位置を上下方向の中央に移動するときには、ビームスプリッタ26及び凹面鏡27(又は光学系全体)を一体として、上下回転駆動機構100により回転軸28を中心にして上下方向に回転させる。また、縦一列マスクを選択時に視標の呈示位置を左右方向の中央に移動するときには、ビームスプリッタ26をと通る視標光束の中心にした垂直軸L01を中心にして、ビームスプリッタ26及び凹面鏡27(又は光学系全体)を一体として左右回転機構101により左右方向に回転させる。上下方向の回転角度、左右方向の回転角度は、横一列マスク又は縦一列マスクの選択信号に応じて、前述のように制御部10により決定される。一文字マスクの選択時には、上下方向の回転と左右方向の回転が合成される。
装置本体の外観を示す図である。 筐体を右側面から見たときの透視略図である。 筐体を正面から見たときの透視略図である。 視標ディスク板とマスク板の詳細を示す図である。 リモコンの外観と視標呈示装置全体の制御ブロック図を説明する図である。 上下方向の中央に横一列の視標を呈示するためのビームスプリッタの回転駆動を説明する図である。 横一列のマスクが掛けられる視標の配置情報の例である。 左右方向の中央に縦一列の視標を呈示するためのビームスプリッタの回転駆動を説明する図である。 縦一列のマスクが掛けられる視標の配置情報の例である。 横一列マスクによる視標の呈示状態を説明する図である。 縦一列マスクによる視標の呈示状態を説明する図である。 一文字マスクによる視標の呈示状態を説明する図である。 光学系が異なる視標呈示装置において筐体を右側面から見たときの透視図である。
符号の説明
1 装置本体
2 呈示窓
10 制御部
20 視標ディスク板
22 マスク板
26 ビームスプリッタ
27 凹面鏡
28 回転軸
29 モータ
36 支柱
37 回転板
39 モータ
40 リモコン
50 視標画面

Claims (4)

  1. 視標光束を被検眼に導くために所定の筐体内に配置された導光光学系であって,上下複数段に視標が描かれた視標画面を持つ視標板と,前記視標画面に描かれた上下複数段の視標の一部を呈示するための横一列マスク及び縦一列マスクを持つマスク板と,視標板及びマスク板を介した視標光束を光学的に所定の検査距離で呈示するためのビームスプリッタ及び凹面鏡と,を有する導光光学系を備えると共に、
    前記導光光学系により被検眼に向かう視標光束の上下方向を変えるために、視標光束の中心を通る回転軸を中心に前記ビームスプリッタを上下方向に回転させる上下回転手段と、前記マスク板により呈示する視標のマスクを選択するマスク選択手段と、を備え、前記筐体が持つ呈示窓を通して検査視標を呈示する省スペース型の視標呈示装置において、
    前記マスク選択手段により選択された横一列マスクの選択信号に応答して前記上下回転手段を制御する制御手段であって、前記横一列マスクが掛けられる視標の配置情報及び前記導光光学系の設置情報に基づいて前記ビームスプリッタの回転角度を決定し、該決定した回転角度にしたがって前記上下回転手段を制御する制御手段を備えることを特徴とする視標呈示装置。
  2. 請求項1の視標呈示装置において、前記制御手段は、視標の配置情報としての視標画面の中央に対して横一列マスクが掛けられる視標の距離と、前記導光光学系の設置情報としての被検眼から前記ビームスプリッタの回転軸までの設置距離及び被検眼に呈示される視標の検査距離と、に基づいて前記ビームスプリッタの回転角度を決定することを特徴とする視標呈示装置。
  3. 請求項2の視標呈示装置は、前記ビームスプリッタを通る視標光束の中心の軸回りに前記ビームスプリッタを左右方向に回転させる左右回転手段を備え、
    前記制御手段は、さらに前記マスク選択手段により選択された縦一列マスクの選択信号に応答して、前記縦一列マスクが掛けられる視標の配置情報及び前記導光光学系の設置情報とに基づいて前記ビームスプリッタの左右方向の回転角度を決定し、該決定した回転角度にしたがって前記左右回転手段を制御することを特徴とする視標呈示装置。
  4. 請求項3の視標呈示装置において、
    前記マスク板は前記視標画面に描かれた上下複数段の視標に対して一文字を選択的に呈示するための一文字マスクを持ち、
    前記制御手段は、前記マスク選択手段により選択された一文字マスクの選択信号に応答して、前記一文字マスクが掛けられる視標の配置情報及び前記導光光学系の設置情報に基づいて前記ビームスプリッタの上下方向及び左右方向の回転角度をそれぞれ決定し、該決定したそれぞれの回転角度にしたがって前記上下回転手段及び左右回転手段を制御することを特徴とする視標呈示装置。
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