JP2000287835A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2000287835A
JP2000287835A JP11100311A JP10031199A JP2000287835A JP 2000287835 A JP2000287835 A JP 2000287835A JP 11100311 A JP11100311 A JP 11100311A JP 10031199 A JP10031199 A JP 10031199A JP 2000287835 A JP2000287835 A JP 2000287835A
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Japan
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rice cooker
rice
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time
cooking mode
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JP11100311A
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Machiko Abe
真千子 阿部
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生米の吸水状態に応じた最適な炊飯制御を行
う。 【解決手段】 水洗された生米が水に浸漬されて炊飯か
ま1に収納され、この炊飯かま1がハウジング5に装着
されたことを、移動片62によって変位するマイクロス
イッチ63のスイッチング状態によって検出する。タイ
マ67は、炊飯かま1の装着時点からの経過時間W1を
計測し、この計測された時間が長くなるにつれて、吸水
行程を行う予備炊きモードの動作時間W2を短く設定す
る。予備炊きモード後、本炊きモードを実行する。さら
に予備炊きモード前の炊飯かま1の温度T1を検出し、
温度T1が高くなるにつれて予備炊きモードの動作時間
を短く設定し、炊飯完了までの時間を短縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生米の吸水状態に
応じて最適な炊飯動作を行うことができる炊飯器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】炊飯とは、生米のβでんぷんを加水分解
によって、消化しやすいαでんぷんに変化させることで
ある。このα化を完全に行うためには、米の中心部まで
充分に水分が供給されていなければならない。でんぷん
のα化は、約65℃以上で開始するので、生米が水に浸
漬されず、充分な吸水なしに炊き始めると、米つぶの中
心部まで水分が浸透しないうちに、米の表面からα化し
てしまう。これによって米の内部へのその後の水分の浸
透が阻害され、芯が残った米飯になる。したがって炊飯
開始前に、米の重量比で20〜25%の吸水をさせてお
く必要がある。
【0003】従来からの一般家庭用炊飯器は、生米が水
に浸漬されず、洗米直後の米を、炊飯する炊飯モードを
実行する構成を有する。この先行技術では、水分が充分
に吸収された生米であっても、洗米直後の生米と同様な
炊飯モードが実行される。したがって炊飯完了までの時
間が長くなるという問題がある。
【0004】他の先行技術では、2つの炊飯モードを、
操作者が入力スイッチの操作によって切換える構成を有
する。一方の炊飯モードは、生米を水に浸漬することな
く炊飯する動作モードである。他方の炊飯モードは、生
米が水に充分に浸漬された状態で炊飯動作を行う炊飯モ
ードである。
【0005】この先行技術では、使用者が、炊飯モード
の選択操作を行わなければならず、操作が面倒であると
いう問題がある。またこの先行技術では、炊飯すべき生
米が、洗米直後ではないが水の浸漬は不充分である状態
であるとき、適切な炊飯動作を行わせることができず、
上述の2つの炊飯モードのいずれかを選択せざるを得な
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、生米
の吸水状態に正確に対応した最適な炊飯動作制御を行う
ことができるようにした炊飯器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、炊飯かまと、
炊飯かまを加熱する加熱手段と、炊飯かまと加熱手段と
を収納し、炊飯かまが着脱可能であるハウジングと、炊
飯かまをハウジングに装着したことを検出するかま検出
手段と、かま検出手段によって炊飯かまがハウジングに
装着されたことが検出された後の経過時間を計測するタ
イマと、制御手段であって、タイマの出力に応答し、炊
飯かまを予め定める温度に保って加熱する予備炊きモー
ドと、予備炊きモードの後、炊飯かまを炊飯のために加
熱する本炊きモードとを実行し、予備炊きモードの動作
時間は、タイマによって計測された時間が長くなるにつ
れて、短く選ばれる制御手段とを含むことを特徴とする
炊飯器である。
【0008】本発明に従えば、ハウジング内から炊飯か
まを取出し、水で洗って、といだ米を炊飯かま内に入れ
るとともに、その米の炊飯量に対応する水を入れ、こう
して生米と水とが入れられた炊飯かまを、ハウジングに
再び装着する。かま検出手段は、ハウジングに炊飯かま
が装着されたことを検出し、これによってタイマは、そ
のかまの装着時点からの経過時間を計測し、制御手段
は、この計測された経過時間に対応して予備炊きモード
の時間を調整する。予備炊きモードは、炊飯かまを予め
定める温度、たとえば45〜50℃の予め定める一定温
度に保って加熱手段によって加熱する動作を行う。この
予備炊きモードの動作時間は、タイマによって計測され
た時間が長くなるにつれて、短く選ばれる。すなわち生
米の吸水された水分の量が多いほど、予備炊きモードの
動作時間が短く設定される。
【0009】予備炊きモードの後、充分に吸水された生
米を、本炊きモードで加熱して炊飯する。こうして予備
炊きモードでは、生米の中心部まで充分に水が供給され
た状態とされ、その後、本炊きモードによって吸水され
た生米のβでんぷんをα化して、炊飯を行う。したがっ
て先行技術に関連して述べたように操作者が炊飯モード
を選択して操作する必要がなく、操作性が良好である。
また予備炊きモードは、生米の吸水した水分の量に対応
して適切に定められるので、予備炊きモードをできるだ
け短くし、できるだけ短時間に、炊飯を完了することが
できるようになる。
【0010】また本発明は、炊飯かまの温度を検出する
温度検出素子を含み、制御手段は、温度検出素子の出力
に応答し、予備炊きモードの動作時間を、検出された温
度が高くなるにつれて短く選ぶことを特徴とする。
【0011】本発明に従えば、予備炊きモードの動作時
間を、その予備炊きモードよりも前にハウジングに装着
された炊飯かまの温度検出素子によって検出された温度
に対応して設定し、温度が高くなるにつれて予備炊きモ
ードの動作時間を短く選ぶ。炊飯かまの温度、したがっ
て生米が浸漬されている水の温度が高いとき、米に水が
浸透しやすくなり、比較的短時間で水が米の中心部まで
供給されることになる。これによって予備炊きモードの
動作時間を短縮し、炊飯完了までの時間を短くすること
ができる。
【0012】また本発明は、かま検出手段は、温度検出
素子に、炊飯かまの底部の下面に向けて上方にばね力を
与えるばねと、炊飯かまが温度検出素子を、ばねのばね
力に抗して押圧したとき、温度検出素子に連動する移動
片と、移動片の移動によって、炊飯かまの装着時と離脱
時とでスイッチング状態が変化するスイッチング素子と
を含み、タイマは、スイッチング素子の出力に応答し
て、経過時間を計測することを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、かまがハウジングに装着
されるとき、ばねに抗して移動片を移動させ、これによ
ってマイクロスイッチなどのスイッチング素子のスイッ
チング状態が変化する。たとえばスイッチング素子は、
炊飯かまが装着されたときオン状態であり、炊飯かまが
ハウジングに装着されない離脱時にオフ状態であっても
よく、スイッチング状態はこの逆であってもよい。温度
検出素子は、前記ばねによって炊飯かまの底部の下面に
向けて当接し、したがって炊飯かまの温度を正確に検出
することができる。タイマは、炊飯かまがハウジングに
装着されてスイッチング状態が変化することによって、
その装着後からの経過時間を計測し、予備炊きモードの
動作時間が設定される。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
炊飯器の簡略化した縦断面図である。アルミニウムなど
の金属製炊飯かま1の下方には、炊飯かま1を加熱する
ガスバーナ2が配置され、さらに保温のために炊飯かま
1の下方と上方とに、電気ヒータ3,4が配置される。
ハウジング5は、ハウジング本体6と開閉可能な蓋7と
を含む。ハウジング5のハウジング本体6の底部には、
ガスバーナ2の燃焼用空気を導入する空気導入口8が形
成される。ハウジング5の上部で、蓋7の付近には、ガ
スバーナ2からの燃焼による排ガスを排出する排気口9
が形成される。ハウジング5のハウジング本体6は、前
述の空気導入口8が形成された下枠13と、その下枠1
3に固定される筒状の外枠14とを含む。ハウジング本
体6内には、中胴15が固定され、この中胴15内に内
胴16が固定される。内胴16内には、炊飯かま1が上
方に取出すことができるようにして着脱可能に設けられ
る。空気導入口8からの燃焼用空気は、矢符18で示さ
れるように中胴15内に侵入し、ガスバーナ2における
ガス燃料の燃焼のために用いられ、中胴15と内胴16
との間の気体経路19を経て、排ガスは排気口9に導か
れ、矢符20で示されるように大気放散される。
【0015】炊飯かま1の上部は、中蓋21によって開
閉可能である。この中蓋21は外蓋本体7に取付けられ
る。蓋7には、電気ヒータ4が取付けられる。蓋7は、
ヒンジピン25によってハウジング本体6の外枠14の
背後に揺動開閉可能に取付けられる。ハウジング本体6
の外枠14の上部には、排気口9が形成される。こうし
て蓋7を閉じた状態においても、排気口9は外方に臨
み、排ガスを、大気放散することができる。外枠14の
上部には、本件炊飯器の操作をするための入力手段29
が設けられる。
【0016】図2は、ガスバーナ2に関連する構成を簡
略化して示す側面図である。ガスバーナ2は、たとえば
ブンゼンバーナであり、炊飯かま1の底部33を火炎に
よって加熱する。炊飯かま1の底部33の温度を検出す
るために温度検出素子34が設けられる。この温度検出
素子34は、たとえばサーミスタまたは熱電対などによ
って実現され、炊飯かま1の底部33、したがって炊飯
かま1内の米飯の温度を検出する。温度検出素子34は
ばね65によって上方にばね力が与えられ、炊飯かま1
が装着されたとき、温度検出素子34がばね力に抗して
図2および図6の参照符34aに示されるように下降
し、この温度検出素子34が底部33の下面に弾発的に
当接する。こうして温度検出素子34によって、炊飯か
ま1の底部33の温度を正確に検出することができる。
【0017】図3は、温度検出素子34に関連する構成
を示すブロック図である。温度検出素子34は、たとえ
ばサーミスタまたは熱電対によって構成され、細長い支
持部材61に固定される。この支持部材61の下端部に
は、移動片62が固定される。ハウジング5の外枠14
には、マイクロスイッチによって実現されるスイッチン
グ素子63が固定される。移動片62は、スイッチング
素子63のアクチュエータ64を駆動し、スイッチング
状態を変化する。温度検出素子34は、ばね65,66
によって炊飯かま1の底部33の下面に向けて上方にば
ね力を与える。炊飯かま1がハウジング5に図1のよう
に装着された状態では、参照符34aで示されるよう
に、温度検出素子34が炊飯かま1の底部33の下面に
弾発的に当接して密着しており、これによって温度検出
素子34は炊飯かま1、したがって米および水の温度を
正確に検出することができる。さらにこの炊飯かま1が
装着された状態では、移動片62はスイッチング素子6
3のアクチュエータ64を変位し、スイッチング素子6
3のスイッチング状態がたとえばオン状態となる。これ
によって炊飯かま1がハウジング5に装着された状態を
検出することができる。
【0018】図4は図1〜図3に示される炊飯器のガス
バーナ2に関連する配管系統図である。燃料ガス管路3
5から供給され、主電磁弁36から管路37を経て制御
電磁弁38から電磁開閉弁39に導かれ、流量制御さ
れ、ガスバーナ2に供給される。主電磁弁36からのガ
スは、管路40から種火バーナ41に供給される。種火
バーナ41には、点火手段42が設けられる。蓋7には
また、温度検出素子43が設けられ、炊飯かま1内の米
飯の温度を検出するように構成されてもよい。
【0019】電気ヒータ3,4によって加熱される炊飯
かま1の加熱領域は、ガスバーナ2の火炎が接触する炊
飯かま1の加熱領域に比べて大きい。これによって米飯
の局部的な温度上昇が回避され、保温時におけるこげ目
の発生が防がれる。
【0020】図5は図1〜図4に示される実施の形態に
おける電気的構成を示すブロック図である。マイクロコ
ンピュータなどによって実現される処理回路45は、入
力手段29および温度検出素子34,43からの入力に
応答し、メモリ46にストアされたプログラムに従っ
て、主電磁弁36および制御電磁弁38の開閉動作なら
びに電磁比例弁39の開度動作を制御するとともに、点
火手段42を制御する。処理回路45には、タイマ67
が備えられる。
【0021】図6は、処理回路45の動作を説明するた
めのフローチャートである。ステップc1からステップ
c2に移り、炊飯かま1がハウジング5に装着されたか
どうかが判断される。炊飯かま1がハウジング5に装着
されたことがマイクロスイッチ63によって検出される
と、次のステップc3では、タイマ67が経過時間W1
の計測動作を開始する。ステップc4では、温度検出素
子34によって炊飯かま1の温度T1が検出される。ス
テップc5では、入力手段29に備えられている炊飯釦
69が操作者によって操作されたかどうかが判断され
る。炊飯釦69が操作されたとき、次のステップc6で
は、予備炊きモードの動作時間W2が式1に基づいて演
算される。
【0022】 W2 = k1 ・ k2 ・ W0 …(1) 式1における係数k1,k2は、タイマ67の計測時間
W1および温度検出素子34によって検出される温度T
1に依存して、決定される。
【0023】図7は、タイマ67による炊飯釦69が操
作されるまでの計測時間W1と係数k1との関係を示す
図である。タイマ67によって計測された時間W1が長
くなるにつれて、係数k1は小さく設定される。すなわ
ち炊飯かま1がハウジング5に装着され、生米が水に浸
漬された時間W1が長くなるにつれて、米に水が多く吸
水され、したがって予備炊きの動作時間W2を短く設定
することができる。
【0024】図8は、温度検出素子34によって検出さ
れる温度T1と係数k2の関係を示すグラフである。予
備炊きモードの前における生米が水に浸漬された状態に
おける温度T1が高くなるにつれて、係数k2が小さく
選ばれる。
【0025】図9は、本件発明者の実験結果を示すグラ
フである。生米を水に浸漬した時間W1の経過に伴う吸
水した生米の吸水量(重量%)を示すグラフである。米
を浸漬した水の温度T1が高くなるにつれて、米の吸水
速度が増大することが判る。このような図9の実験結果
に基づき、米を浸漬した温度T1に対応する図8の係数
k2が設定される。
【0026】前述の式1における係数k1,k2は、図
7および図8から求められる。基準時間W0は、予め定
める定数である。
【0027】ステップc7では、タイマ67によって計
測された時間W1が、予備炊きモードのための式1によ
って求められた動作時間W2以上(W1≧W2)である
かが判断される。計測時間W1が前記動作時間W2未満
であるとき、ステップc8では予備炊きモードが行われ
る。この予備炊きモードでは、炊飯かま1は、電気ヒー
タ3,4によって検出される温度T1が、予め定める温
度、たとえば45〜50℃となるように保たれて加熱さ
れる。電気ヒータ3,4に代えてガスバーナ2が用いら
れてもよい。
【0028】炊飯釦69が操作された後における予備炊
きモードの経過時間W3が、タイマ72(図5参照)に
よって計測され、式1によって得られた前記動作時間W
2に到達したことがステップc9でタイマの動作によっ
て判断されると(W3≧W2)、次のステップc10で
は、ガスバーナ2によって炊飯かま1が加熱され、本炊
きモードが行われる。この本炊きモードでは、電気ヒー
タ3,4は休止される。
【0029】ステップc7において、タイマ67による
計測時間W1が、式1によって得られた動作時間W2以
上であることが判断されると、ステップc12では、予
備炊き動作時間は零に設定され、炊飯釦69の操作によ
って、直ちに、本炊きモードとなり、ガスバーナ2によ
る炊飯かま1の加熱が行われる。本発明の実施の他の形
態では、ガスバーナ2に代えてその他の燃料を用いるバ
ーナが用いられてもよい。電気ヒータ3,4およびガス
バーナ2に代えて、その他の構成を有する加熱手段、た
とえばアルミニウムなどの金属製炊飯かま1を電磁誘導
する電磁誘導コイルを備える加熱手段によって加熱する
ようにしてもよい。
【0030】本発明の実施の他の形態では、処理回路4
5に、炊飯開始時刻を設定することができるためのタイ
マ73が備えられ、入力手段29によって、炊飯開始時
刻を設定することができるように構成される。タイマ7
3は、設定された時刻が到来すると、前述の炊飯釦69
が操作されたときと等価な信号を、図6のステップc5
において発生する。こうしてタイマ73から、設定され
た時刻が到来したことを表す信号が、導出されたとき、
ステップc5からステップc6に移る。その他の構成と
動作は、前述の実施の形態と同様である。
【0031】
【発明の効果】請求項1の本発明によれば、生米とその
生米を浸漬する水が収納された炊飯かまが、ハウジング
に装着された時点からタイマによって計測された経過時
間に対応して予備炊きモードの動作時間が設定されるの
で、炊飯の本炊き開始までに炊飯に適した米の吸水状態
が得られる予備炊き時間W2が設定されることになり、
生米の状態に最適な炊飯制御が行われる。したがって操
作性が向上されるとともに、炊飯完了までの時間を短縮
することができる。
【0032】請求項2の本発明によれば、予備炊きモー
ド前における炊飯かまの温度T1に依存して、その予備
炊きモードの動作時間W2が調整され、炊飯かま内の水
の温度が高いとき予備炊きモードの動作時間が短縮さ
れ、したがって本炊きモード開始までの時間を短縮する
ことができ、その結果、炊飯完了までの時間を短縮する
ことができる。
【0033】請求項3の本発明によれば、かまがハウジ
ングに装着されることによってばねのばね力に抗して移
動片が移動してスイッチング素子のスイッチング状態が
変化し、これによって炊飯かまの装着/離脱の状態を検
出することができ、また前記ばねによって温度検出素子
が炊飯かまの底部の下面に弾発的に当接し、温度検出を
確実に行うことができ、しかもばねが移動片と温度検出
素子とのために兼用され、構成の簡略化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の炊飯器の簡略化した縦
断面図である。
【図2】ガスバーナ2に関連する構成を簡略化して示す
側面図である。
【図3】温度検出素子34に関連する構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】図1〜図3に示される炊飯器のガスバーナ2に
関連する配管系統図である。
【図5】図1〜図4に示される実施の形態における電気
的構成を示すブロック図である。
【図6】処理回路45の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図7】タイマ67による計測時間W1と係数k1との
関係を示す図である。
【図8】温度検出素子34によって検出される温度T1
と係数k2の関係を示すグラフである。
【図9】本件発明者の実験結果を示すグラフである。本
発明の実施の一形態である。
【符号の説明】
1 炊飯かま 2 ガスバーナ 3,4 電気ヒータ 5 ハウジング 29 入力手段 33 底部 34 温度検出素子 45 処理回路 61 支持部材 62 移動片 63 スイッチング素子 64 アクチュエータ 65,66 ばね 67 タイマ 69 炊飯釦

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯かまと、 炊飯かまを加熱する加熱手段と、 炊飯かまと加熱手段とを収納し、炊飯かまが着脱可能で
    あるハウジングと、 炊飯かまをハウジングに装着したことを検出するかま検
    出手段と、 かま検出手段によって炊飯かまがハウジングに装着され
    たことが検出された後の経過時間を計測するタイマと、 制御手段であって、タイマの出力に応答し、炊飯かまを
    予め定める温度に保って加熱する予備炊きモードと、予
    備炊きモードの後、炊飯かまを炊飯のために加熱する本
    炊きモードとを実行し、予備炊きモードの動作時間は、
    タイマによって計測された時間が長くなるにつれて、短
    く選ばれる制御手段とを含むことを特徴とする炊飯器。
  2. 【請求項2】 炊飯かまの温度を検出する温度検出素子
    を含み、 制御手段は、温度検出素子の出力に応答し、予備炊きモ
    ードの動作時間を、検出された温度が高くなるにつれて
    短く選ぶことを特徴とする請求項1記載の炊飯器。
  3. 【請求項3】 かま検出手段は、 温度検出素子に、炊飯かまの底部の下面に向けて上方に
    ばね力を与えるばねと、 炊飯かまが温度検出素子を、ばねのばね力に抗して押圧
    したとき、温度検出素子に連動する移動片と、 移動片の移動によって、炊飯かまの装着時と離脱時とで
    スイッチング状態が変化するスイッチング素子とを含
    み、 タイマは、スイッチング素子の出力に応答して、経過時
    間を計測することを特徴とする請求項1または2記載の
    炊飯器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100446704C (zh) * 2001-02-11 2008-12-31 方展崇 一种压力电饭锅
CN109343382A (zh) * 2018-09-21 2019-02-15 珠海格力电器股份有限公司 烹饪器具及其控制方法

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