JP2000287533A - 汎用コンバインの脱穀部 - Google Patents

汎用コンバインの脱穀部

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JP2000287533A
JP2000287533A JP11096553A JP9655399A JP2000287533A JP 2000287533 A JP2000287533 A JP 2000287533A JP 11096553 A JP11096553 A JP 11096553A JP 9655399 A JP9655399 A JP 9655399A JP 2000287533 A JP2000287533 A JP 2000287533A
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culm
suction device
threshing
general
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JP11096553A
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English (en)
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Keita Kamikubo
啓太 上窪
Kazuyoshi Hirose
和義 広瀬
Junichi Shono
潤一 正野
Munenori Miyamoto
宗徳 宮本
Takamasa Nakamura
隆正 中村
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 揺動板上のチャフの排塵性能を向上し、選別
ロスの低減と回収穀粒の精選向上を図ることができるコ
ンバインの脱穀部を得ることを目的とする。 【解決手段】 刈取部の後部に機体幅方向に回動軸を有
するスクリュー型のロータを前後に平行に配置した脱穀
部を備えた汎用コンバインにおいて、排稈を機外に排出
する吸引装置をロータの排稈口の後方に配備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインに係
り、より詳しくは、汎用コンバインの選別装置の上方に
スクリュー型ロータを機体幅方向に対して平行に配置し
た脱穀部の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より汎用コンバインは走行装置より
前方に刈取部を突出し、該刈取部により刈取った穀稈を
後方へ搬送して脱穀部へ供給し、該脱穀部によって脱穀
を行い、脱粒後の排稈は機体後方より圃場面に放出され
る。脱穀部における受網を漏下した穀粒、藁屑或いはゴ
ミ等は脱穀部下方に配置した選別装置によって選別さ
れ、藁屑やゴミ等は機体後部より排出され、整粒は脱穀
部の側部に配置したグレンタンクに貯留されるように構
成していた。そして、グレンタンクがいっぱいになる
と、グレンタンク上方に旋回及び昇降可能に配置した排
出オーガによってトラックの荷台等へ排出できるように
構成していた。
【0003】前記脱穀部として、ロータを機体の幅方向
に対して平行に配置し、該ロータを前後に二個配置して
脱穀を行う範囲を選別装置の前部上方に収めて、脱穀部
の後方にエンジン等の動力部や穀粒を排出する排出コン
ベアの縦コンベアを配置するようにしていた。
【0004】また、前後の各ロータ上部には側面視略
「コ」字状のカバーが配置され、開放面を下方に向けて
内部にロータ上部を収納するようにし、ロータ下部は外
径に沿うようにクリンプ網が敷設されて穀稈の脱粒が促
進され、前方のロータの左右一側に穀稈を投入する投入
口が開口され、前方のロータの左右他端より後方のロー
タに向けて連通口が開口され、後方のロータの左右他端
に排出口が開口され、ロータ外周のスクリューによって
穀稈を投入口より連通口に向けて搬送しながら脱粒し、
連通口より後方のロータを受け渡し、後方のロータで左
右逆方向に搬送しながら脱粒し、選別装置の前部上方に
おいて穀粒を完全に脱粒する技術は本出願人によって提
案済みである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記脱
穀部のロータを選別装置の前上方に収めた構造において
は、選別装置の前半部に穀粒を落下させることができる
が、脱穀部で脱粒された残りの排藁(排稈)が後方のロ
ータ端部の排出口より落下されると、比重選別及び風選
別が行われている選別装置上に落下され、選別性能を低
下させるものとなっていた。特に、チャフ流量が増加し
た場合、揺動板の選別性能が低下し、選別不良や選別損
失の増大を引き起こす。
【0006】また、前記の前後のロータは同一方向に回
転される構成になっていたので、前方のロータ端部より
後上方に持ち上げて連通口を介して後方のロータに送る
ようにしていたが、後方のロータ上部では連通口に戻す
ように回転されるので、穀稈の一部が後方のロータの回
転によって前方のロータに押し戻されることがあり、受
け継ぎがスムースになってはいなかった。さらに、前記
脱穀部の連通口や排出口等はは単に口が開口される構成
では穀稈を案内するには不十分であり、詰まりやすくス
ムースに受け継がすことができない等の不具合があっ
た。本発明は、上記の不具合を解決すべくなされたもの
であり、揺動板上のチャフの排塵性能を向上し、選別ロ
スの低減と回収穀粒の精選向上を図ることができるコン
バインの脱穀部を得ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
目的を達成するために、次のようなコンバインの脱穀部
を提供するものである。すなわち、刈取部の後部に機体
幅方向に回動軸を有するスクリュー型のロータを前後に
平行に配置した脱穀部を備えた汎用コンバインにおい
て、排稈を機外に排出する吸引装置をロータの排稈口の
後方に配備したことを特徴とする汎用コンバインの脱穀
部である。また、吸引装置は機体幅方向を回転軸とした
ファンで構成されていることを特徴とする汎用コンバイ
ンの脱穀部である。さらに、吸引装置は機体幅方向を回
転軸とした貫流可能なファンで構成されていることを特
徴とする汎用コンバインの脱穀部である。またさらに、
吸引装置におけるファンの回転数は可変であることを特
徴とする汎用コンバインの脱穀部である。さらにまた、
吸引装置の吹出口には、そのケーシングとファンとの間
に空隙が設けられていることを特徴とする汎用コンバイ
ンの脱穀部である。そして、吸引装置は主として選別装
置で処理した廃棄物を機外に排出することを特徴とする
汎用コンバインの脱穀部である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は汎用コンバインの全体側面図、
図2は脱穀部及び選別装置の側面図、図3は脱穀部の平
面図である。クローラ式走行装置(1)上に機枠フレー
ム(13)が搭載され、該機枠フレーム(13)上に選
別装置(19)、脱穀部(18)及びエンジン(26)
等を収納するエンジンルーム(33)が載置固定され、
前記脱穀部(18)上にはグレンタンク(30)が配置
され、該グレンタンク(30)側部にはその内部に貯留
された穀粒を排出する排出オーガ(40)及び該オーガ
(40)の前後向きの収納位置の回動オーガ(41)が
配置されている。また、前記機枠フレーム(13)より
前方に刈取部(8)が突出されている。刈取部(8)は
プラットホーム(2)内に横送りオーガ(3)を左右方
向に収納し、回転駆動することによって、穀稈を略左右
中央に集めるようにしている。前記プラットホーム
(2)前端下部には刈刃(4)が横設され、該刈刃
(4)の前上方には掻込リール(5)が配設されてい
る。前記プラットホーム(2)の両側の後部上に昇降リ
ンク(6)の後部が枢支され、該昇降リンク(6)の前
端に前記掻込リール(5)が回転自在に支持され、油圧
モータ等によって掻込リール(5)が回転駆動される。
また、前記プラットホーム(2)の両側前端には分草体
(7)が配設されている。
【0009】前記刈取部(8)と脱穀部(18)との間
には搬送装置(9)が配置され、該搬送装置(9)は、
フィーダハウス(10)内にコンベア(11)が収納さ
れ、前記プラットホーム(2)の後部左右中心よりやや
進行方向に対して左側寄りで、前記横送りオーガ(3)
のスクリュー羽根の送り終端位置に合わせてフィーダハ
ウス(10)の前端が連通されている。該フィーダハウ
ス(10)の終端は、脱穀入口(12)に連通されてお
り、該脱穀入口(12)には左右水平方向に回転軸心を
有する円筒状のビータ(34)が配置され、穀稈を強制
的に脱穀部(18)へ送るようにしている。フィーダハ
ウス(10)の後部は機枠フレーム(13)に昇降回動
自在に支持されている。
【0010】そして、フィーダハウス(10)の下面と
機枠フレーム(13)との間には図示せぬ油圧シリンダ
を介装して、刈取部(8)を昇降可能している。さら
に、前記フィーダハウス(10)とビータ(34)の上
方には運転席(15)や操向ハンドル(16)等を収納
したキャビン(17)を配置し、該キャビン(17)は
機体左右中央の上方位置に配置して視界を良好として、
刈取作業を確認しやすくし、左右両側より乗り降りでき
るようにしている。また、前記フィーダハウス(1
0)、ビータ(34)及び脱穀入口(12)は、機体の
進行方向に向かって左側寄りに設けられ、該脱穀入口
(12)は第1ロータ(前ロータ)(21)の左前部に
配置して、穀稈を脱穀部(18)の第1ロータ(21)
の回動によって右方へ搬送するようにしている。
【0011】前記脱穀部(18)は、図1乃至図3に示
すように、第1ロータ(前ロータ)(21)と第2ロー
タ(後ロータ)(22)からなるロータ部(20)及び
受網(23)(24)等からなり、前記機枠フレーム
(13)上部に収納されている。前記第1ロータ(2
1)と第2ロータ(22)は略同じ形状に構成されてお
り、筒の外周にスクリュー羽根(21a)(22a)を
設けたスクリュー型に構成されて、軸心は左右水平方向
に向けられて、前後平行に配置されている。前後方向に
軸心を有するロータを配置した脱穀部(18)では前後
方向に長くなるが、左右に軸心を有するロータ(21)
(22)を設けた脱穀部(18)では前後方向に短くす
ることができ、選別装置(19)後部の上方の空間を利
用してエンジンルーム(33)を設けることができ、効
率良くレイアウトが出来る。
【0012】前記第1ロータ(21)と第2ロータ(2
2)の下方には、それぞれ受網(23)(24)が配置
され、第1ロータ(21)と第2ロータ(22)の上方
は、それぞれ上部カバー(35)(36)が配置され
て、前ロータ室と後ロータ室を構成している。該上部カ
バー(35)(36)と機枠フレーム(13)の間には
ゴムや樹脂等で形成されるシール部材(39)を介装し
てシールしている。
【0013】また、図2及び図3に示すように、前記第
1ロータ(21)下方の受網(23)右側の後部は前低
後高に緩やかな円弧状で傾斜させ、第2ロータ(22)
の上外周の接線方向に向かって延出されて連通部(23
a)が形成され、該連通部(23a)後端は第2ロータ
(22)の回転軌跡の前端部近傍まで延出されている。
さらに図2に示すように前記受網(24)の左後部に排
出口(24a)が開口されている。
【0014】前記第1ロータ(21)と第2ロータ(2
2)の上部カバー(35)(36)は、側面視で下方を
開放させた略「コ」字状に形成され、上部カバー(3
5)内周面の後部側に第1ロータ(21)の外周面に向
けて側面視略三角形状の案内板(37)が固設されてい
る。同様に、第2ロータ(22)の上部カバー(36)
内周面の前部側に第2ロータ(22)の外周面に向けて
側面視略三角形状の案内板(38)が固設され、第1ロ
ータ(21)と第2ロータ(22)で搬送される穀稈の
束を反転させて脱粒を促進させている。
【0015】さらに、略「コ」字状に形成した前記上部
カバー(35)(36)の水平状に形成した上部の内周
面に複数の送塵弁(49)(49)が左右方向に適宜間
隔を開けて設けられ、上部カバー(35)(36)上部
に上下方向の回動支点を中心に回動自在に枢支されてい
る。前記上部カバー(35)側の送塵弁(49)(4
9)と、上部カバー(36)側の送塵弁(49)(4
9)とが個別に回動操作され、穀稈が第1ロータ(2
1)内を移動する時間と、第2ロータ(22)内を移動
する時間とを穀稈の品種や穀稈の状態に合わせて各々調
整することができ、様々な品種等に合わせて汎用性のあ
る脱穀部(18)が構成されるのである。
【0016】図3に示すように、前記第1ロータ(2
1)(及び第2ロータ(22))のスクリュー羽根(2
1a)(スクリュー羽根(22a))や送り羽根(21
b)(送り羽根(22b))が固設されるドラム(21
c)(ドラム(22c))は筒状に形成され、該ドラム
(21c)(ドラム(22c))の左右端部内には巻付
防止板(48)(48)が配置されている。また、機枠
フレーム(13)の内周面の第1ロータ(21)(及び
第2ロータ(22))位置の側方に巻付防止板(48)
(48)が固設されている。該巻付防止板(48)は中
心部に第1ロータ(21)の駆動軸を挿入可能な孔(4
8a)を開口し、ドラム(21c)の内径に略等しい外
径を有する円盤状に形成されている。さらに、該巻付防
止板(48)の外周部を内側に向けて屈曲させて縁部
(48b)を形成し、該縁部(48b)をドラム(21
c)端部の内周面に沿って若干の隙間を開けて挿入させ
て機枠フレーム(13)内周面との間の隙間をなくし
て、穀稈が第1ロータ(21)(及び第2ロータ(2
2))の駆動軸に絡みつくことがないようにしている。
【0017】このような構成において、フィーダハウス
(10)から脱穀入口(12)へ刈取った穀稈が送られ
ると、第1ロータ(21)の回転によって、刈取穀稈は
右方へ搬送されながら脱粒される。そして、第1ロータ
(21)の右端に至ると緩傾斜状に形成した連通部(2
3a)及び連通上部(36a)で形成する連通口から第
2ロータ(22)の脱穀空間に送られる。このとき、左
側面視で反時計回り回転する第1ロータ(21)によっ
て穀稈が後上方に持ち上げられて連通口を介して第2ロ
ータ(22)の脱穀空間に送られれているが、第2ロー
タ(22)の高さ位置が第1ロータ(21)より低いの
で第2ロータ(22)の前上部に送ることができ、該第
2ロータ(22)の回転方向が時計回りとなっているの
で穀稈の搬送方向をそのまま後上方に受け継ぐことがで
き、受け継ぎ性能が良いのである。
【0018】そして、前記第2ロータ(22)の回転に
よって左方に搬送しながら脱粒されている。また、第1
ロータ(21)及び第2ロータ(22)の両スクリュー
羽根(21a)(22a)によって穀稈が束となって螺
旋状に搬送されて行くが、穀稈の束が前記案内板(3
7)(38)に当たって螺旋状の搬送方向が変えられた
り、スクリュー羽根(21a)(22a)との間で揉ま
れて反転し、束状の穀稈の脱粒を促進し、この脱穀部
(18)内で穀稈を確実に脱粒することができ、下方の
選別装置(19)前半部に穀粒を確実に落下させてい
る。そして、残された排稈は第2ロータ(22)の左端
に送られて、排出口(24a)より落下されている。ま
た、排出口(24a)で落下された排稈が、選別装置
(19)後部に落下されないように、排出口(24a)
下部より後方にガイドプレート(50)を延出してい
る。
【0019】即ち、図2及び図3に示すように、前記ガ
イドプレート(50)は選別装置(19)後部の途中ま
で延出され、ガイドプレート(50)後部の上方とエン
ジンルーム(33)底面との間位置には、強制的に排稈
を後方に送り出す排稈ビータ(51)が設けられてい
る。該排稈ビータ(51)は前記ロータ(21)(2
2)の外径に比べ外径を小さくしたコンパクトとし組立
容易な形状とし、排稈ビータ(51)の回転速度を第2
ロータ(22)の回転速度より速くして排稈ビータ(5
1)の周速度をロータ(21)(22)より同等以上の
速さとし、排稈を後方に送り出す性能を高めている。因
みに、本件出願人が実験において、第2ロータの回転数
を718rpm、排稈ビータの回転数を1682rpm
で運転した結果、第2ロータ、排稈ビータの周速度は共
に24m/ sの値が得られ、排稈を効率よく後方に送り
出すことが確認できた。なお、排稈ビータ(51)と第
2ロータ(22)の各回動軸心は共に略同じ高さの位置
に配置されている。
【0020】前記排稈ビータ(51)は、左右に回動軸
を有する筒体であり、その外周面に側面視逆V型の送り
歯(51a)(51a)を有するものである。また、前
記排稈ビータ(51)は、左端部が排出口(24a)の
左端部と一致し、排稈ビータ(51)の右端部は排出口
(24a)右端部よりさらに右側に延出し、排出口(2
4a)より排出された排稈を後方に左右幅広く搬送し
て、機体後端部に左右全幅に亘って横架された横断流フ
ァン(55)から成る吸引装置(54)によって、機体
後端部より排出される。なお、前記排稈ビータ(51)
は側面視逆V型の送り歯(51a)(51a)を形成し
ているが、側面視三角形状の板体を形成したり、単に左
右方向に長い板状の送り羽根を設けた構成としても同様
に後方に送り出すことができる。
【0021】このように、排出口(24a)より落下さ
れた排稈が、排稈ビータ(51)によって後方に強制的
に送り出されて、排稈を選別装置(19)上に落下させ
ることがないようにし、選別装置(19)での選別性能
を低下させることがないのである。また、前記排稈ビー
タ(51)の駆動軸(51b)は、選別装置(19)の
左右側方を被装する機枠フレーム(13)下部の左右側
面に枢支され、排稈ビータ(51)より右側に突出する
駆動軸(51b)を筒体(52)で被装して排稈や藁屑
等が絡みついて駆動損失とならないようにしている。
【0022】また、図2に示すように、前記脱穀部(1
8)下方には選別装置(揺動選別装置)(19)が配置
され、その構造は、流穀板(25)、揺動本体(4
2)、選別風を発生させる唐箕(27)、選別された一
番物を左右方向に搬送する一番コンベア(28)と二番
物を搬送する二番コンベア(31)等より構成されてい
る。前記一番コンベア(28)及び二番コンベア(3
1)は側面視でクローラ式走行装置(1)の後方に横設
され、一番コンベア(28)の左端部に連接して縦状に
配したバケット式の揚穀コンベア(29)や、一番コン
ベア(28)の左端部に連接する還元コンベア(32)
とクローラ式走行装置(1)とが干渉することのない効
率的なレイアウトとしている。さらに、図1に示すよう
に、選別装置(19)は機枠フレーム(13)の前後途
中部より後部の間に収納され、選別装置(19)の前方
の機枠フレーム(13)前部とフィダーハウス(10)
後方位置に走行駆動用ミッション装置(14)が配置で
き、効率の良いレイアウトとして全長を短くすることが
できる。
【0023】前記揺動本体(42)は、前記第1ロータ
(21)前端の下方より選別装置(19)の後端までに
亘って配置され、揺動リンク機構(43)によって揺動
自在に支持されている。該揺動本体(42)前部には第
1ロータ(21)と第2ロータ(22)の下方に亘って
落下された穀稈を受けるグレーンパン(42a)が形成
されている。前記グレーンパン(42a)は側面視で波
状に形成された揺動本体(42)の揺動で後方に搬送す
るようにしている。また、該グレーンパン(42a)の
後端に連接して篩線(44)が配置されている。該篩線
(44)の下方より揺動本体(42)の後端部にかけ
て、揺動本体(42)の幅方向に横架した複数のチャフ
フィンより成るチャフ部が形成されている。該チャフ部
は、前側より脱粒された穀稈量に応じてチャフフィンの
前下がり傾斜角度が変わる可動チャフ(45)と、手動
によってチャフフィンの前下がり傾斜角度を変える手動
チャフ(46)と、チャフフィンの前下がり傾斜角度が
固定された固定チャフ(47)より構成されている。該
チャフ部下方の揺動本体(42)底面には落下口(42
b)が開口され、図示せぬクリンプ網によって被装され
ている。
【0024】また、前記揺動本体(42)のグレーンパ
ン(42a)の前後途中部の下方に唐箕(27)が横設
され、ガイドに従って後方に選別風を送り落下口(42
b)等より揺動本体(42)内に選別風を送風して、前
記チャフ部で比重選別と風選別とを行い、一番物と二番
物とに選別している。
【0025】このように構成して、前記第1ロータ(2
1)と第2ロータ(22)の受網(23)(24)より
落下された穀粒や藁屑を揺動本体(42)のグレーンパ
ン(42a)上に受け止められて後方に搬送している。
そして、グレーンパン(42a)後部より篩線(44)
で後方に跳ね飛ばしたり、そのままチャフ部に落下させ
て比重選別と風選別とを行っているが、前述したように
脱穀部(18)後端部より排稈等が落下されることがな
いので、選別を行っているチャフ部上の流れがスムース
になって選別性能が向上され、一度に大量の穀稈を脱粒
してもこの選別装置(19)で確実に処理することがで
きるのである。そして、二番物を二番コンベア(31)
より還元コンベア(32)を介して揺動本体(42)の
グレーンパン(42a)の前後途中部上に落下させて、
再度選別するようにし、完全に選別された一番物を一番
コンベア(28)上に落下して揚穀コンベア(29)で
上方に搬送してグレンタンク(30)に収納している。
【0026】以上のように、完全に選別された穀粒はグ
レンタンク(30)に収納されるが、揺動本体(42)
における可動チャフ(45)、手動チャフ(46)及び
固定チャフ(47)上には、スクリュー型ロータを前後
に配置した横置タイプに起因して排藁、ゴミ等が堆積す
ることがある。そこで、前記チャフ部に堆積する排藁、
ゴミ等を吸込み、機体外部に放出するための装置、即ち
第2ロータ(22)の排稈口より後方に機体幅方向を回
転軸とする吸引装置(54)が水平に配備され、さらに
前記吸引装置(54)の後方には左右に全幅に亘って横
架されたチッパー式のスプレッダー(58)に受け継い
で、該スプレッダー(58)の複数の鉈状の刃によって
切断され、機体後端部より圃場へ排出される。前記吸引
装置(54)と揺動本体(42)の位置関係は、吸引装
置(54)を固定チャフ(47)上方に設けた場合、流
穀板(25)に沿った唐箕(27)から発生された選別
風は篩線(44)から上方への抜けが良く、排塵性能を
向上させる。また、吸引装置(54)を揺動本体(4
2)終端よりもさらに後方に設けた場合、揺動部の選別
面積を有効に活用でき、排塵処理能力を向上させる。さ
らに、吸引装置(54)はコンバインの機種に応じて、
機体本体の幅方向全幅或いは一部分に適宜設置すること
ができる。
【0027】ここで、前記吸引装置(54)について詳
しく説明する。吸引装置(54)は貫流可能な横断流フ
ァン(55)が用いられ、該ファンの回転数を穀稈の品
種や穀稈の状態に合わせて可変制御することにより、揺
動板上のチャフの排塵性能がより向上し、選別ロスの低
減と回収穀粒の精選向上に寄与するものである。また、
吸引装置(54)の駆動源は排稈ビータ(51)の駆動
軸(51b)右端部に固設された選別装置伝動プーリ
(53)のベルトを介して駆動回転軸(56)に伝達さ
れ、さらに、前記駆動回転軸(56)右端部に固設され
た伝動プーリ(58)を介してスプレッダー(59)に
動力伝達されるように構成されている。そして、吸引装
置(54)を覆うケーシング(57)と横断流ファン
(55)のブレード(55a)の空隙を広く採ることに
より排稈通路が確保されると共に排稈の一部は前記ブレ
ード(55a)に当たり、ほぐされるので、排稈中の穀
粒を揺動板上に落として回収することができる。
【0028】以上のような構成を備えたコンバインにお
いて、刈取部(8)によって刈取った穀稈を後方へ搬送
して脱穀部(18)へ供給し、該脱穀部(18)によっ
て脱穀を行い、脱粒後の排稈は吸引装置(54)を介し
て機体後方より圃場面に放出される作業過程にあって、
吸引装置(54)をロータ部(20)後方に位置して強
制的に排稈を後方に送り出す排稈ビータ(51)よりさ
らに後方に、機体幅方向に水平に全幅或いは一部に配備
すると共に、吸引装置(54)とケーシング(57)の
空隙を広く採るように構成したので、排稈通路が確保さ
れ、排塵性能が向上し、選別ロスの低減と回収穀粒の精
選に寄与する。また、吸引装置(54)は機体幅方向を
回転軸としたファンで構成されているので、排稈は圃場
に均等に排出される。その際、ファンの回転数を可変に
することで適応作物と作業条件に広く対応が可能にな
る。さらに、吸引装置(54)に貫流可能な横断流ファ
ン(55)を採用すことにより、小さな塵は該ファン
(55)の内部を貫通し、排稈等の大きな塵は横断流フ
ァン(55)外周を通過して機外に排出されるため、排
稈の機外排出をさらに向上させる役割を果たしている。
さらにまた、排稈を一度横断流ファン(55)のブレー
ド(55a)に当ててほぐすことにより、排稈の穀粒を
揺動板上に落として回収することができ脱粒損失の低減
にも寄与している。そして、吸引装置(54)を主とし
て選別装置(19)で処理した廃棄物を機外に排出させ
るようしたので、脱穀部(18)を通過する大きな藁、
稈切れは選別装置(19)を通過せず、直接機外に排出
されるので、吸引装置(54)の詰まりがなく、また選
別装置(19)への落下もないので脱穀部(18)、選
別装置(19)の性能向上に有効である。
【0029】また、コンバインの脱穀部を図4のように
構成してもよい。図4は、ロータ、排稈ビータ及び吸引
装置の概略図である。第2ロータ(22)の回動軸心よ
り下方位置に排稈ビータ(51)の回転軸心が位置し、
前記排稈ビータ(51)のガイドプレート(50)の放
出口は該ビータ(51)の回転軸心より下方に位置し、
かつ横断流ファン(55)の軸心よりも上方に位置する
ように配置されている。前記ガイドプレート(50)は
排稈ビータ(51)の下方に位置し、その長さは排稈ビ
ータ(51)の外径と略等しい場合を示しているが(図
4(イ)参照)、さらにガイドプレート(50)を横断
流ファン(55)の直近まで延設してもよい(図4
(ロ)参照)。このようにガイドプレート(50)を延
設することで、横断流ファン(55)の吸引力をより強
力に排稈に作用させることが可能になる。また、ガイド
プレート(50)の長さにかかわらず、ガイドプレート
(50)の角度を所望の傾斜角に変更できるように構成
されている。上記の例は排稈ビータが付設された例で説
明したが、該ビータが付設されていない場合には、ロー
タの排稈ガイドの放出口を横断流ファンの軸心よりも上
方に位置するように配置される。
【0030】このような構成を採ることにより、排稈を
揺動板上に落とすことがなく機体外に放出可能である。
また、穀稈の品種や穀稈の状態に合わせて排稈ガイドの
位置を変化させることにより、横断流ファンの吸引力の
加減を適宜変化でき、直接排出と拡散排出の度合いを変
化させることができ作物条件等に応じた適応範囲が広く
なる。
【0031】さらに、図5(イ)及び(ロ)に示すよう
に構成してもよい。図5(イ)は、排稈ビータ(51)
の回転軸心が第2ロータ(22)の軸心より上方に位置
し、該排稈ビータ(51)のガイドプレート(50)は
横断流ファン(55)の上方に位置して配置されている
概略図である。また、図5(ロ)は、排稈ビータ(5
1)の回転軸心が第2ロータ(22)の軸心より上方に
位置し、かつ排稈ビータ(51)のガイドプレート(5
0)は横断流ファン(55)の下方に位置して配置され
ている概略図である。このような変形例においても、排
稈を揺動板上に落とすことがなく、機体外に排出が可能
である。
【0032】またさらに、コンバインの脱穀部を図6に
示すように構成してもよい。図6は、ロータ、排稈ビー
タ及び吸引装置の概略図である。第2ロータ(22)及
び排稈ビータ(51)の各回転軸心は同一の高さに位置
し、排稈ビータ(51)のガイドプレート(50)の放
出口は該ビータ(51)の回転軸心より下方に位置し、
かつ横断流ファン(55)の軸心よりも上方に位置する
ように配置された構成において、前記横断流ファン(5
5)のケーシング(57)を機体前方に延設し、前記ケ
ーシング(57)の一端は所定角度に開閉可能に機体本
体に蝶着され、他方機体前方に延設されたケーシング
(57)の先端部は機体ケースの天板(60)またはガ
イドプレート(50)のそれぞれ先端部に接する位置に
配置され、横断流ファン(55)の送風を切換え可能に
構成されている。
【0033】このように構成されたコンバインの脱穀部
によれば、排稈を延設されたケーシングに沿って吸引装
置に導くことができ、機体本体の天井部の突出物への引
っかかりの懸念がない。また、ケーシングの先端部を切
換え可能にしたので、吸引装置を排稈の吸引に作用させ
ずに、選別部のみに使用することで、選別性能を向上
し、排稈中の石等による吸引装置の損傷を防止すること
が可能である。
【0034】さらにまた、コンバインの脱穀部を図7に
示すように構成してもよい。図7は、脱穀部及び選別装
置の側面図である。第1ロータ(21)と第2ロータ
(22)の回転軸心は同一の高さに位置し、前記第2ロ
ータ(22)の回転軸心より上方位置に排稈ビータ(5
1)の回転軸心が位置し、前記排稈ビータ(51)のガ
イドプレート(50)には横断流ファン(55)から機
体前方に延設したケーシング(57)の先端が固着され
ている。一方、横断流ファン(55)の下部ケーシング
(57a)を揺動装置(42)の後端上部近傍に位置さ
せ、前記ケーシング(57)と揺動本体(42)及び下
部ケーシング(57a)とに囲まれた空間を設け、横断
流ファン(55)の吸引作用が選別部にのみ専用に作用
するように構成されている。また、前記機体前方に延設
したケーシング(57)と機体ケースの天板(60)と
の間には排稈排出口が形成されているので、脱穀部を通
過する排稈は第ロータ(21)、第2ロータ(22)及
び排稈ビータ(51)を経由して直接機外の排出され
る。
【0035】このように構成されたコンバインの脱穀部
によれば、脱穀部で発生する大きな藁、稈切れは直接機
外に排出されるので、吸引装置が詰まることがなく、ま
た選別部に落下する怖れがないので、脱穀部の性能の向
上に寄与している。また、吸引装置を選別部専用に作用
させるので、揺動板上の排塵機能がより向上し回収穀粒
の精選向上に効果的である。
【0036】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように、本発明
の汎用コンバインの脱穀部において、請求項1のものに
よれば、排稈を機外に排出する吸引装置をロータの排稈
口の後方に配備したので、揺動板上のチャフの排塵機能
が向上し、選別ロスの低減と回収穀粒の精選向上に結び
つく。また、請求項2のものによれば、吸引装置は機体
幅方向を回転軸としたファンで構成されているので、排
稈は圃場に均等に排出される。さらに、請求項3のもの
によれば、吸引装置は機体幅方向を回転軸とした貫流可
能なファンで構成されているので、小さな塵はファンの
内部を貫通し、排稈等の大きな塵はファンの外周を通過
して機外に排出されるため、排稈の機外排出をさらに向
上させることができる。さらにまた、請求項4のものに
よれば、ファンの回転数は可変であるから、適応作物と
作業条件に広く対応ができる。またさらに、請求項5の
ものによれば、吸引装置の吹出口には、そのケーシング
とファンの間に空隙が設けられているので、排稈通路を
十分に確保でき、さらに排稈を一度ファンのブレードに
当ててほぐすことにより、排稈中の穀粒を揺動板上に落
として回収でき、脱穀損失の低減が図れる。そして、請
求項6のものによれば、吸引装置は主として選別装置で
処理した廃棄物を機外に排出するように構成されている
ので、脱穀部で発生する大きな藁、稈切れは直接機外に
排出されるので、吸引装置が詰まることがなく、また選
別装置に落下することがなく、しかも選別装置には吸引
装置が専用に作用するので排藁、ゴミ等を積極的に吸引
し選別性能をより向上させることで、脱穀部、選別装置
のそれぞれの能力がアップする。
【図面の簡単な説明】
【図1】汎用コンバインの全体側面図
【図2】脱穀部及び選別装置の側面図
【図3】脱穀部の平面図
【図4】脱穀部の変形例を示す概略図
【図5】脱穀部の変形例を示す概略図
【図6】脱穀部の変形例を示す概略図
【図7】脱穀部の変形例を示す概略図
【符号の説明】
1 クローラ式走行装置 5 掻込リール 6 昇降リンク 8 刈取部 9 搬送装置 10 フィーダハウス 11 コンベア 18 脱穀部 19 選別装置 20 ロータ部 21 第1ロータ 22 第2ロータ 27 唐箕 34 ビータ 42 揺動本体 50 ガイドプレート 51 排稈ビータ 54 吸引装置 55 横断流ファン 57 ケーシング 57a 下部ケーシング 58 伝動プーリ 59 スプレッダー 60 天板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正野 潤一 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)発明者 宮本 宗徳 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)発明者 中村 隆正 岡山県岡山市江並428番地 セイレイ工業 株式会社内 Fターム(参考) 2B095 AA01 AA02 AA09 AA13 AA28 BA11 BA21 BA25 CA02 CA04 EA02 EB13 EB14 EB15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈取部の後部に機体幅方向に回動軸を有
    するスクリュー型のロータを前後に平行に配置した脱穀
    部を備えた汎用コンバインにおいて、排稈を機外に排出
    する吸引装置をロータの排稈口の後方に配備したことを
    特徴とする汎用コンバインの脱穀部。
  2. 【請求項2】 前記吸引装置は機体幅方向を回転軸とし
    たファンで構成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の汎用コンバインの脱穀部。
  3. 【請求項3】 前記吸引装置は機体幅方向を回転軸とし
    た貫流可能なファンで構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の汎用コンバインの脱穀部。
  4. 【請求項4】 前記吸引装置におけるファンの回転数は
    可変であることを特徴とする請求項2または請求項3に
    記載の汎用コンバインの脱穀部。
  5. 【請求項5】 前記吸引装置の吹出口には、そのケーシ
    ングとファンとの間に空隙が設けられていることを特徴
    とする請求項2乃至請求項4の何れかに記載の汎用コン
    バインの脱穀部。
  6. 【請求項6】 前記吸引装置は主として選別装置で処理
    した廃棄物を機外に排出することを特徴とする請求項1
    乃至請求項5の何れかに記載の汎用コンバインの脱穀
    部。
JP11096553A 1999-04-02 1999-04-02 汎用コンバインの脱穀部 Withdrawn JP2000287533A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109964622A (zh) * 2013-08-07 2019-07-05 株式会社久保田 联合收割机和收割机

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