JP2000286355A - 半導体容器の製造方法および半導体容器 - Google Patents
半導体容器の製造方法および半導体容器Info
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- JP2000286355A JP2000286355A JP11087677A JP8767799A JP2000286355A JP 2000286355 A JP2000286355 A JP 2000286355A JP 11087677 A JP11087677 A JP 11087677A JP 8767799 A JP8767799 A JP 8767799A JP 2000286355 A JP2000286355 A JP 2000286355A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】配線基板にアルミナペーストを介して枠部層を
積層、圧着し、同時焼成する半導体容器において、アル
ミナペーストの幅の変化や配線の形状の変化による電気
的特性の変化を容易に防止し、歩留り率を上昇させる。 【構成】セラミックグリーンシートを打ち抜いて枠部層
を形成し、この枠部層に予めアルミナペーストを塗布し
ておいてから、ベース基板となる配線基板に積層、圧着
し同時焼成する。アルミナペーストが予め前記枠部層に
塗布されるため、このアルミナペーストが枠部層の主側
面の延長線よりも張り出す幅を、容易に制御することが
可能となり、配線のインピーダンスマッチングが良好と
なりライン特性の変化を防止することを実現する。さら
に、アルミナペーストは、予め枠部層に形成されている
ので、積層する際に、塗布されたアルミナペースト層と
枠部層とを位置決めする必要がない。
積層、圧着し、同時焼成する半導体容器において、アル
ミナペーストの幅の変化や配線の形状の変化による電気
的特性の変化を容易に防止し、歩留り率を上昇させる。 【構成】セラミックグリーンシートを打ち抜いて枠部層
を形成し、この枠部層に予めアルミナペーストを塗布し
ておいてから、ベース基板となる配線基板に積層、圧着
し同時焼成する。アルミナペーストが予め前記枠部層に
塗布されるため、このアルミナペーストが枠部層の主側
面の延長線よりも張り出す幅を、容易に制御することが
可能となり、配線のインピーダンスマッチングが良好と
なりライン特性の変化を防止することを実現する。さら
に、アルミナペーストは、予め枠部層に形成されている
ので、積層する際に、塗布されたアルミナペースト層と
枠部層とを位置決めする必要がない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子、ハイ
ブリッドIC、チップ抵抗、チップコンデンサ等の電子
部品等を収納するためのキャビティ(凹部)を有する半
導体容器の製造方法に関するものである。
ブリッドIC、チップ抵抗、チップコンデンサ等の電子
部品等を収納するためのキャビティ(凹部)を有する半
導体容器の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体素子等を収納するため
のキャビティを有する半導体容器は、セラミックグリー
ンシートを打ち抜いて形成された枠部層を、アルミナペ
ーストを介して、セラミックグリーンシートに配線層や
半導体素子等の搭載部を有する配線基板に積層、圧着し
た後、両者を同時焼成して製造されていた。このような
半導体容器の製造方法は、例えば、特公平2−4191
7号公報に記載されている。
のキャビティを有する半導体容器は、セラミックグリー
ンシートを打ち抜いて形成された枠部層を、アルミナペ
ーストを介して、セラミックグリーンシートに配線層や
半導体素子等の搭載部を有する配線基板に積層、圧着し
た後、両者を同時焼成して製造されていた。このような
半導体容器の製造方法は、例えば、特公平2−4191
7号公報に記載されている。
【0003】従来より、このような半導体容器は以下の
ように製造されていた。まず、図4(a)に示すよう
に、セラミックグリーンシート上に半導体素子搭載部1
08および配線部107とをタングステン粉末を調整し
てなるペーストで印刷し、ベース基板となる配線基板1
06とする。次に、図4(b)に示すように、前記配線
基板の上に、セラミックグリーンシートの打ち抜きによ
り形成された枠部層102の寸法幅よりも若干大きい寸
法にてアルミナペースト104を、例えば20μmの厚
さにて塗布する。その後、図4(c)に示すように、ア
ルミナペースト104上に、枠部層102を積層、圧着
し、水素と窒素の混合ガス中、1550℃で焼成する。
ように製造されていた。まず、図4(a)に示すよう
に、セラミックグリーンシート上に半導体素子搭載部1
08および配線部107とをタングステン粉末を調整し
てなるペーストで印刷し、ベース基板となる配線基板1
06とする。次に、図4(b)に示すように、前記配線
基板の上に、セラミックグリーンシートの打ち抜きによ
り形成された枠部層102の寸法幅よりも若干大きい寸
法にてアルミナペースト104を、例えば20μmの厚
さにて塗布する。その後、図4(c)に示すように、ア
ルミナペースト104上に、枠部層102を積層、圧着
し、水素と窒素の混合ガス中、1550℃で焼成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、半導体容器の小
型化および配線の高密度化の必要性から、配線の幅自体
も極めて細いものとなっており、例えば、配線の幅は約
250μmである。特に、高周波配線の場合には、配線
のライン形状でその特性が変化してしまうため、設計通
りに配線を形成する精度が要求されている。
型化および配線の高密度化の必要性から、配線の幅自体
も極めて細いものとなっており、例えば、配線の幅は約
250μmである。特に、高周波配線の場合には、配線
のライン形状でその特性が変化してしまうため、設計通
りに配線を形成する精度が要求されている。
【0005】これに対し、上記した従来の製造方法で
は、セラミックグリーンシートを打ち抜いて形成された
枠部層を配線基板に積層する前に、ベース基板となる配
線基板上に予めアルミナペーストを塗布していたため、
次のような問題が生じていた。すなわち、積層された枠
部層の下を通過するように配線基板上に印刷された配線
において、塗布されたアルミナペーストに対し、枠部層
を正確に位置決めして載置できない場合には、配線の所
望のインピーダンス特性が得られないことがあった。こ
のため、枠部層と塗布されたアルミナペーストとの位置
決めを容易とするためには、アルミナペーストを枠部層
の幅よりも広く形成しておくことが考えられるが、この
ような場合には、塗布されたアルミナペーストが枠部層
の主側面の延長線よりも張り出す(はみ出す)幅が大き
くなりすぎるため、配線のインピーダンスマッチングが
悪くなる。このため、求められるライン特性が出ない不
具合が生じることがしばしばあった。
は、セラミックグリーンシートを打ち抜いて形成された
枠部層を配線基板に積層する前に、ベース基板となる配
線基板上に予めアルミナペーストを塗布していたため、
次のような問題が生じていた。すなわち、積層された枠
部層の下を通過するように配線基板上に印刷された配線
において、塗布されたアルミナペーストに対し、枠部層
を正確に位置決めして載置できない場合には、配線の所
望のインピーダンス特性が得られないことがあった。こ
のため、枠部層と塗布されたアルミナペーストとの位置
決めを容易とするためには、アルミナペーストを枠部層
の幅よりも広く形成しておくことが考えられるが、この
ような場合には、塗布されたアルミナペーストが枠部層
の主側面の延長線よりも張り出す(はみ出す)幅が大き
くなりすぎるため、配線のインピーダンスマッチングが
悪くなる。このため、求められるライン特性が出ない不
具合が生じることがしばしばあった。
【0006】また、アルミナペーストが枠部層の主面側
の延長線よりも張り出す(はみ出す)幅を制御するため
には、塗布されるアルミナペーストの幅を狭くしておく
ことが考えられるが、このような場合には、塗布された
アルミナペーストと枠部層との位置決めが困難となり、
さらには、塗布されたアルミナペーストが枠部層の主側
面の延長線よりも引き下がってしまうことがしばしばあ
る。この場合、枠部層を配線基板に積層、圧着し、同時
焼成後に、半導体素子をキャビティ内の搭載部に搭載
し、蓋をしてシームウエルド工法にて接合するときに、
前記枠部層と前記配線基板との境界にクラックや割れが
生じて気密不良が生じるといった不具合があった。
の延長線よりも張り出す(はみ出す)幅を制御するため
には、塗布されるアルミナペーストの幅を狭くしておく
ことが考えられるが、このような場合には、塗布された
アルミナペーストと枠部層との位置決めが困難となり、
さらには、塗布されたアルミナペーストが枠部層の主側
面の延長線よりも引き下がってしまうことがしばしばあ
る。この場合、枠部層を配線基板に積層、圧着し、同時
焼成後に、半導体素子をキャビティ内の搭載部に搭載
し、蓋をしてシームウエルド工法にて接合するときに、
前記枠部層と前記配線基板との境界にクラックや割れが
生じて気密不良が生じるといった不具合があった。
【0007】さらに、塗布されたアルミナペーストが枠
部層の主側面の延長線よりも引き下がる場合には、積層
された枠部層の下を通過するように配線基板上に印刷さ
れた配線において、メッキだれを生じやすくなる。この
場合、配線の形状が変化して特性が変ってしまうという
不具合が生じていた。
部層の主側面の延長線よりも引き下がる場合には、積層
された枠部層の下を通過するように配線基板上に印刷さ
れた配線において、メッキだれを生じやすくなる。この
場合、配線の形状が変化して特性が変ってしまうという
不具合が生じていた。
【0008】本発明の目的は、ベース基板である配線基
板表面に形成された配線部を枠部層が横切るように、前
記配線基板にアルミナペーストを介して前記枠部層を積
層、圧着し、同時焼成される半導体容器の製造方法およ
び半導体容器において、アルミナペースト(層)の幅の
変化配線の形状の変化による電気的特性の変化を防止
し、枠部層とベース基板との境界付近に生じるクラック
や割れを防止することで歩留り率を上昇させることにあ
る。
板表面に形成された配線部を枠部層が横切るように、前
記配線基板にアルミナペーストを介して前記枠部層を積
層、圧着し、同時焼成される半導体容器の製造方法およ
び半導体容器において、アルミナペースト(層)の幅の
変化配線の形状の変化による電気的特性の変化を防止
し、枠部層とベース基板との境界付近に生じるクラック
や割れを防止することで歩留り率を上昇させることにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、下記の手
段を講じることにより解決することが可能である。請求
項1に記載の発明は、セラミックグリーンシートを打ち
抜いて枠部層を形成する工程と、前記枠部層の、配線基
板と接着する予定の面にアルミナペーストを塗布する工
程と、前記アルミナペースト塗布面を前記配線基板側に
して、前記枠部層を前記配線基板に積層、圧着し同時焼
成する工程と、を有することを特徴とする半導体容器の
製造方法を要旨とする。
段を講じることにより解決することが可能である。請求
項1に記載の発明は、セラミックグリーンシートを打ち
抜いて枠部層を形成する工程と、前記枠部層の、配線基
板と接着する予定の面にアルミナペーストを塗布する工
程と、前記アルミナペースト塗布面を前記配線基板側に
して、前記枠部層を前記配線基板に積層、圧着し同時焼
成する工程と、を有することを特徴とする半導体容器の
製造方法を要旨とする。
【0010】請求項1の発明によれば、セラミックグリ
ーンシートを打ち抜いて枠部層を形成し、この枠部層に
予めアルミナペーストを塗布しておいてから、ベース基
板となる配線基板に積層、圧着し同時焼成する。アルミ
ナペーストが、従来技術のように予め配線基板側に塗布
されるのではなく、予め前記枠部層に塗布されるため、
このアルミナペーストが枠部層の主側面の延長線よりも
張り出す幅を、容易に制御することが可能となり、配線
のインピーダンスマッチングが良好となりライン特性の
変化を防止することを実現する。
ーンシートを打ち抜いて枠部層を形成し、この枠部層に
予めアルミナペーストを塗布しておいてから、ベース基
板となる配線基板に積層、圧着し同時焼成する。アルミ
ナペーストが、従来技術のように予め配線基板側に塗布
されるのではなく、予め前記枠部層に塗布されるため、
このアルミナペーストが枠部層の主側面の延長線よりも
張り出す幅を、容易に制御することが可能となり、配線
のインピーダンスマッチングが良好となりライン特性の
変化を防止することを実現する。
【0011】さらに、塗布されたアルミナペーストが枠
部層の主側面の延長線よりも大幅に引き下がってしまう
ことを防止する。これにより、枠部層を配線基板に積
層、圧着し、同時焼成後に、半導体素子をキャビティ内
の搭載部に搭載し、蓋をしてシームウエルドで圧着する
ときに、前記枠部層と前記配線基板との境界にクラック
や割れが生じるのを防止し、気密不良を防止することが
可能である。
部層の主側面の延長線よりも大幅に引き下がってしまう
ことを防止する。これにより、枠部層を配線基板に積
層、圧着し、同時焼成後に、半導体素子をキャビティ内
の搭載部に搭載し、蓋をしてシームウエルドで圧着する
ときに、前記枠部層と前記配線基板との境界にクラック
や割れが生じるのを防止し、気密不良を防止することが
可能である。
【0012】さらに、アルミナペーストは、予め枠部層
に形成されているので、配線基板と積層する際に、塗布
されたアルミナペースト層と枠部層とを位置決めする必
要がない。
に形成されているので、配線基板と積層する際に、塗布
されたアルミナペースト層と枠部層とを位置決めする必
要がない。
【0013】請求項2に記載の発明は、セラミックグリ
ーンシートの第一主面にメタライズを印刷する工程と、
メタライズ印刷面を打ち抜き終了面にして、前記セラミ
ックグリーンシートを打ち抜いて枠部層を形成する工程
と、前記枠部層の、配線基板と接着する予定の面にアル
ミナペーストを塗布する工程と、前記アルミナペースト
塗布面を前記配線基板側にして、前記枠部層を前記配線
基板に積層、圧着し同時焼成する工程と、を有すること
を特徴とする半導体容器の製造方法を要旨とする。
ーンシートの第一主面にメタライズを印刷する工程と、
メタライズ印刷面を打ち抜き終了面にして、前記セラミ
ックグリーンシートを打ち抜いて枠部層を形成する工程
と、前記枠部層の、配線基板と接着する予定の面にアル
ミナペーストを塗布する工程と、前記アルミナペースト
塗布面を前記配線基板側にして、前記枠部層を前記配線
基板に積層、圧着し同時焼成する工程と、を有すること
を特徴とする半導体容器の製造方法を要旨とする。
【0014】請求項2の発明によると、メタライズ印刷
面を打ち抜き終了面にして、セラミックグリーンシート
を打ち抜いて枠部層を形成することで、打ち抜き時に打
ち抜き金型(ポンチ)がメタライズ印刷を引きずり枠部
層側面に付着して、汚れやダレを生じるという不具合を
防止することが可能となる。
面を打ち抜き終了面にして、セラミックグリーンシート
を打ち抜いて枠部層を形成することで、打ち抜き時に打
ち抜き金型(ポンチ)がメタライズ印刷を引きずり枠部
層側面に付着して、汚れやダレを生じるという不具合を
防止することが可能となる。
【0015】請求項3に記載の発明は、配線基板表面に
形成された配線部を枠部層が横切るように、前記配線基
板にアルミナペーストを介して前記枠部層を積層、圧着
し、同時焼成された半導体容器であって、焼結後の前記
アルミナペーストが前記枠部層の主側面の延長線より張
り出す幅が60μm以下であることを特徴とする半導体
容器を要旨とする。
形成された配線部を枠部層が横切るように、前記配線基
板にアルミナペーストを介して前記枠部層を積層、圧着
し、同時焼成された半導体容器であって、焼結後の前記
アルミナペーストが前記枠部層の主側面の延長線より張
り出す幅が60μm以下であることを特徴とする半導体
容器を要旨とする。
【0016】請求項3の発明の半導体容器によると、配
線のインピーダンスマッチングがより良好となり、ライ
ン特性の変化をより効果的に防止することを実現する。
焼成後のアルミナペーストが枠部層の主側面の延長線よ
り張り出す幅が60μmより大きくなると、配線のイン
ピーダンスマッチングが悪くなり、ライン特性が変化し
てしまう不具合がおこる。
線のインピーダンスマッチングがより良好となり、ライ
ン特性の変化をより効果的に防止することを実現する。
焼成後のアルミナペーストが枠部層の主側面の延長線よ
り張り出す幅が60μmより大きくなると、配線のイン
ピーダンスマッチングが悪くなり、ライン特性が変化し
てしまう不具合がおこる。
【0017】さらに、配線のインピーダンスマッチング
と、枠部層とベース基板となる配線基板との間に生じる
クラック防止によるキャビティ(凹部)内の気密性保持
を両立させることが容易に可能となる。よって、半導体
容器のキャビティ内に半導体容器を搭載する後工程での
歩留り率を著しく上昇させることが可能である。また、
搭載された半導体素子を長期間にわたり正常、かつ安定
に作動させることが可能となる。
と、枠部層とベース基板となる配線基板との間に生じる
クラック防止によるキャビティ(凹部)内の気密性保持
を両立させることが容易に可能となる。よって、半導体
容器のキャビティ内に半導体容器を搭載する後工程での
歩留り率を著しく上昇させることが可能である。また、
搭載された半導体素子を長期間にわたり正常、かつ安定
に作動させることが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1(a)乃至(c)は本発明の
第一の実施例の製造工程である。まず、アルミナ(Al
2O3)、シリカ(SiO2)、マグネシア(Mg
O2)等のセラミック粉末に、ブチラールまたはセルロ
ース等の有機結合材、及びこれらの有機結合材の溶剤等
を加えて、公知の方法で形成し、ドクターブレード法に
て所定の形に加工された未焼成のセラミックグリーンシ
ート3を用意する。
第一の実施例の製造工程である。まず、アルミナ(Al
2O3)、シリカ(SiO2)、マグネシア(Mg
O2)等のセラミック粉末に、ブチラールまたはセルロ
ース等の有機結合材、及びこれらの有機結合材の溶剤等
を加えて、公知の方法で形成し、ドクターブレード法に
て所定の形に加工された未焼成のセラミックグリーンシ
ート3を用意する。
【0019】次に、セラミックグリーンシート3を所定
の形状に打ち抜いて、枠部層2を形成する(図1(a)
参照)。
の形状に打ち抜いて、枠部層2を形成する(図1(a)
参照)。
【0020】次に、枠部層2の、配線基板6と接着する
予定の面にアルミナペースト4を適当量塗布する(図1
(b)参照)。
予定の面にアルミナペースト4を適当量塗布する(図1
(b)参照)。
【0021】次に、枠部層2のアルミナペースト4の塗
布面に、接着溶剤としてブチルカルビドールを塗布す
る。このように、枠部層2のアルミナペースト塗布面に
接着溶剤を塗布した方が、従来技術のようにアルミナペ
ーストの塗布されていない枠部層に接着溶剤を塗布する
よりも、同量の溶剤量でより容易に軟化することができ
る。
布面に、接着溶剤としてブチルカルビドールを塗布す
る。このように、枠部層2のアルミナペースト塗布面に
接着溶剤を塗布した方が、従来技術のようにアルミナペ
ーストの塗布されていない枠部層に接着溶剤を塗布する
よりも、同量の溶剤量でより容易に軟化することができ
る。
【0022】次に、タングステンやモリブデン等の高融
点金属を主に含んだメタライズペーストをスクリーン印
刷することで、所望のパターンの配線部7および半導体
素子搭載部8が形成された、ベース基板である配線基板
6を形成する。その後、アルミナペースト4の塗布面を
配線基板6側にして、枠部層2を配線基板6に積層、圧
着し、水素と窒素の混合ガス中にて1550℃で同時焼
成し、半導体容器1が得られる(図1(c)参照)。
点金属を主に含んだメタライズペーストをスクリーン印
刷することで、所望のパターンの配線部7および半導体
素子搭載部8が形成された、ベース基板である配線基板
6を形成する。その後、アルミナペースト4の塗布面を
配線基板6側にして、枠部層2を配線基板6に積層、圧
着し、水素と窒素の混合ガス中にて1550℃で同時焼
成し、半導体容器1が得られる(図1(c)参照)。
【0023】予め、枠部層2にアルミナペースト4を塗
布することにより、アルミナペースト4が枠部層2の主
側面の延長線よりも張り出す幅を、容易に制御すること
が可能となり、配線部7のインピーダンスマッチングが
良好となりライン特性の変化を防止することを実現す
る。
布することにより、アルミナペースト4が枠部層2の主
側面の延長線よりも張り出す幅を、容易に制御すること
が可能となり、配線部7のインピーダンスマッチングが
良好となりライン特性の変化を防止することを実現す
る。
【0024】さらに、塗布されたアルミナペースト4が
枠部層2の主側面の延長線よりも大幅に引き下がってし
まうことを防止する。これにより、枠部層2を配線基板
に積層、圧着し、同時焼成後に、図示しない半導体素子
をキャビティ内の半導体素子搭載部8に搭載し、蓋をし
てシームウエルドで圧着するときに、枠部層2と配線基
板6との境界にクラックや割れが生じるのを防止し、気
密不良を防止することが可能である。
枠部層2の主側面の延長線よりも大幅に引き下がってし
まうことを防止する。これにより、枠部層2を配線基板
に積層、圧着し、同時焼成後に、図示しない半導体素子
をキャビティ内の半導体素子搭載部8に搭載し、蓋をし
てシームウエルドで圧着するときに、枠部層2と配線基
板6との境界にクラックや割れが生じるのを防止し、気
密不良を防止することが可能である。
【0025】さらに、アルミナペースト4を予め枠部層
2に形成するので、配線基板6に積層する際に、従来技
術のように塗布されたアルミナペースト層と枠部層とを
位置決めする必要がないため、容易にかつ、正確に積層
することが可能となる。
2に形成するので、配線基板6に積層する際に、従来技
術のように塗布されたアルミナペースト層と枠部層とを
位置決めする必要がないため、容易にかつ、正確に積層
することが可能となる。
【0026】次に、公知のメッキ方法により配線部7お
よび半導体素子搭載部8等の被メッキ部分をNi/Au
メッキする。さらに、枠部層2により形成されたキャビ
ティ内の半導体素子搭載部8に図示しない半導体素子を
搭載する。その後、枠部層2上の所定の位置に図示しな
いコバール板をシームウエルド工法で接合し、気密封止
する。
よび半導体素子搭載部8等の被メッキ部分をNi/Au
メッキする。さらに、枠部層2により形成されたキャビ
ティ内の半導体素子搭載部8に図示しない半導体素子を
搭載する。その後、枠部層2上の所定の位置に図示しな
いコバール板をシームウエルド工法で接合し、気密封止
する。
【0027】上記第一の実施例では、アルミナペースト
塗布前のセラミックグリーンシートは一枚であったが、
これに限ることはない。例えば、複数のセラミックグリ
ーンシートを積層した積層セラミックグリーンシートを
打ち抜いて枠部層を形成し、配線基板6と接着する予定
の面にアルミナペースト4を適当量塗布する。次に、枠
部層のアルミナペーストの塗布面に、接着溶剤としてブ
チルカルビドールを塗布し、その後、枠部層を配線基板
に積層、圧着し、同時焼成してもよい。
塗布前のセラミックグリーンシートは一枚であったが、
これに限ることはない。例えば、複数のセラミックグリ
ーンシートを積層した積層セラミックグリーンシートを
打ち抜いて枠部層を形成し、配線基板6と接着する予定
の面にアルミナペースト4を適当量塗布する。次に、枠
部層のアルミナペーストの塗布面に、接着溶剤としてブ
チルカルビドールを塗布し、その後、枠部層を配線基板
に積層、圧着し、同時焼成してもよい。
【0028】図2(a)乃至(c)は本発明の第二の実
施例の製造工程である。まず、第一の実施例と同様に、
公知の製造方法にて加工された未焼成のセラミックグリ
ーンシート3を用意する。
施例の製造工程である。まず、第一の実施例と同様に、
公知の製造方法にて加工された未焼成のセラミックグリ
ーンシート3を用意する。
【0029】次に、セラミックグリーンシート3の第一
主面にタングステンを主成分とするメタライズ5を印刷
し、このメタライズ印刷面を打ち抜き終了面9として所
定の形状に打ち抜く(図2(a)参照)。
主面にタングステンを主成分とするメタライズ5を印刷
し、このメタライズ印刷面を打ち抜き終了面9として所
定の形状に打ち抜く(図2(a)参照)。
【0030】このように、メタライズ印刷面を打ち抜き
終了面9にして、セラミックグリーンシート3を打ち抜
いて枠部層2を形成すると、ポンチ打ち抜き時にポンチ
がメタライズ印刷を引きずり枠部層のキャビティの内側
に付着して、汚れやダレを生じるという不具合を防止す
ることが可能となる。
終了面9にして、セラミックグリーンシート3を打ち抜
いて枠部層2を形成すると、ポンチ打ち抜き時にポンチ
がメタライズ印刷を引きずり枠部層のキャビティの内側
に付着して、汚れやダレを生じるという不具合を防止す
ることが可能となる。
【0031】次に、所定の形状に打ち抜かれたセラミッ
クグリーンシート3の第二主面(メタライズ印刷面とは
反対の、配線基板6と接着する予定の面)にアルミナペ
ースト4を適当量塗布する(図2(b)参照)。
クグリーンシート3の第二主面(メタライズ印刷面とは
反対の、配線基板6と接着する予定の面)にアルミナペ
ースト4を適当量塗布する(図2(b)参照)。
【0032】次に、枠部層2のアルミナペースト4の塗
布面に、接着溶剤としてブチルカルビドールを塗布す
る。このように、枠部層2のアルミナペースト塗布面に
接着溶剤を塗布した方が、従来技術のようにアルミナペ
ーストの塗布されていない枠部層に接着溶剤を塗布する
よりも、同量の溶剤量でより容易に軟化することができ
る。
布面に、接着溶剤としてブチルカルビドールを塗布す
る。このように、枠部層2のアルミナペースト塗布面に
接着溶剤を塗布した方が、従来技術のようにアルミナペ
ーストの塗布されていない枠部層に接着溶剤を塗布する
よりも、同量の溶剤量でより容易に軟化することができ
る。
【0033】その後、所望のパターンの配線部7および
半導体素子搭載部8が形成された配線基板6を用意す
る。アルミナペースト4の塗布面をベース基板となる配
線基板6側にして、半導体容器の枠部となるセラミック
グリーンシート3を配線基板6に積層する。さらに、こ
れらの積層体を圧着し、水素と窒素の混合ガス中、15
50℃で同時焼成し、半導体容器1を得る(図2(c)
参照)。
半導体素子搭載部8が形成された配線基板6を用意す
る。アルミナペースト4の塗布面をベース基板となる配
線基板6側にして、半導体容器の枠部となるセラミック
グリーンシート3を配線基板6に積層する。さらに、こ
れらの積層体を圧着し、水素と窒素の混合ガス中、15
50℃で同時焼成し、半導体容器1を得る(図2(c)
参照)。
【0034】次に、公知のメッキ方法により配線部7お
よび半導体素子搭載部8等の被メッキ部分をNi/Au
メッキする。さらに、枠部層2により形成されたキャビ
ティ内の半導体素子搭載部8に図示しない半導体素子を
搭載する。その後、枠部層2上の所定の位置に図示しな
いコバール板をシームウエルド工法で接合し、キャビテ
ィ封止する。
よび半導体素子搭載部8等の被メッキ部分をNi/Au
メッキする。さらに、枠部層2により形成されたキャビ
ティ内の半導体素子搭載部8に図示しない半導体素子を
搭載する。その後、枠部層2上の所定の位置に図示しな
いコバール板をシームウエルド工法で接合し、キャビテ
ィ封止する。
【0035】上記第二の実施例では、一枚のセラミック
グリーンシート3を所定の形状に打ち抜いて枠部層を形
成し、配線基板6に積層したが、これに限ることはな
い。例えば、複数のセラミックグリーンシートを積層し
た積層セラミックグリーンシートを打ち抜いて枠部層を
形成し、配線基板6と接着する予定の面にアルミナペー
スト4を適当量塗布する。次に、枠部層のアルミナペー
ストの塗布面に、接着溶剤としてブチルカルビドールを
塗布し、その後、枠部層を配線基板に積層、圧着し、同
時焼成してもよい。
グリーンシート3を所定の形状に打ち抜いて枠部層を形
成し、配線基板6に積層したが、これに限ることはな
い。例えば、複数のセラミックグリーンシートを積層し
た積層セラミックグリーンシートを打ち抜いて枠部層を
形成し、配線基板6と接着する予定の面にアルミナペー
スト4を適当量塗布する。次に、枠部層のアルミナペー
ストの塗布面に、接着溶剤としてブチルカルビドールを
塗布し、その後、枠部層を配線基板に積層、圧着し、同
時焼成してもよい。
【0036】以下、本発明の製造方法によって製造され
た半導体容器について説明する。図3は、本発明の実施
例により製造された半導体容器の一部拡大断面図であ
る。枠部層2とベース基板である配線基板6は、アルミ
ナペースト4を介在して積層、圧着され、同時焼成され
ている。
た半導体容器について説明する。図3は、本発明の実施
例により製造された半導体容器の一部拡大断面図であ
る。枠部層2とベース基板である配線基板6は、アルミ
ナペースト4を介在して積層、圧着され、同時焼成され
ている。
【0037】配線基板6上に形成された配線部7は、高
周波配線であり、配線の形状によりその特性が変化して
しまうため、高度の寸法精度が要求される。焼結したア
ルミナペースト4が枠部層2の主側面の延長線10から
張り出す幅11は、約10μmである。
周波配線であり、配線の形状によりその特性が変化して
しまうため、高度の寸法精度が要求される。焼結したア
ルミナペースト4が枠部層2の主側面の延長線10から
張り出す幅11は、約10μmである。
【0038】なお、焼結したアルミナペースト4が枠部
層2の主側面の延長線10から張り出す幅11を制御す
るためには、例えば、未焼成のセラミックグリーンシー
ト3にアルミナペースト4をスクリーン印刷法により印
刷塗布する際、スクリーンのレジストの厚みを調節した
り、アルミナペースト4の粘度を小さくすることによっ
て調節される。また、本発明では、予めセラミックグリ
ーンシートを打ち抜き枠部層を形成し、その後アルミナ
ペーストを塗布するため、容易に焼結したアルミナペー
スト4が枠部層2の主側面の延長線10から張り出す幅
11を制御可能である。
層2の主側面の延長線10から張り出す幅11を制御す
るためには、例えば、未焼成のセラミックグリーンシー
ト3にアルミナペースト4をスクリーン印刷法により印
刷塗布する際、スクリーンのレジストの厚みを調節した
り、アルミナペースト4の粘度を小さくすることによっ
て調節される。また、本発明では、予めセラミックグリ
ーンシートを打ち抜き枠部層を形成し、その後アルミナ
ペーストを塗布するため、容易に焼結したアルミナペー
スト4が枠部層2の主側面の延長線10から張り出す幅
11を制御可能である。
【0039】焼結したアルミナペーストが枠部層の主側
面の延長線から張り出す幅が大きいと、配線部上にある
絶縁体の存在の大きさによっても特性は変化するため、
インピーダンスマッチングが悪くなる。
面の延長線から張り出す幅が大きいと、配線部上にある
絶縁体の存在の大きさによっても特性は変化するため、
インピーダンスマッチングが悪くなる。
【0040】
【表1】
【0041】表1は、枠部層を有する半導体容器におけ
る、焼結したアルミナペーストが枠部層の主側面の延長
線から張り出す幅による、気密不良率および配線のライ
ン特性不良のテスト結果を示したものである。枠部層の
主側面の延長線から、焼結したアルミナペーストの張り
出す幅が、60μm以下の場合良好な結果が得られた
(試料番号1乃至4参照)。
る、焼結したアルミナペーストが枠部層の主側面の延長
線から張り出す幅による、気密不良率および配線のライ
ン特性不良のテスト結果を示したものである。枠部層の
主側面の延長線から、焼結したアルミナペーストの張り
出す幅が、60μm以下の場合良好な結果が得られた
(試料番号1乃至4参照)。
【0042】また、焼結したアルミナペーストが枠部層
の主側面の延長線から張り出す幅が5μm未満の場合に
は、シームウエルドによるキャビティ封止時にクラッ
ク、割れの発生による気密不良が生じた(試料番号1参
照)。焼結したアルミナペーストが枠部層の主側面の延
長線から張り出す幅が42μm以上60μm以下の場合
には、配線のライン特性に若干不良がみられた(試料番
号4参照)。よって、より好ましくは、焼結したアルミ
ナペーストが枠部層の主側面の延長線から張り出す幅が
5μm以上40μm以下であるとよい(試料番号2、3
参照)。
の主側面の延長線から張り出す幅が5μm未満の場合に
は、シームウエルドによるキャビティ封止時にクラッ
ク、割れの発生による気密不良が生じた(試料番号1参
照)。焼結したアルミナペーストが枠部層の主側面の延
長線から張り出す幅が42μm以上60μm以下の場合
には、配線のライン特性に若干不良がみられた(試料番
号4参照)。よって、より好ましくは、焼結したアルミ
ナペーストが枠部層の主側面の延長線から張り出す幅が
5μm以上40μm以下であるとよい(試料番号2、3
参照)。
【0043】焼結したアルミナペーストが枠部層の主側
面の延長線から張り出す幅が62μmから122μmの
場合には(試料番号5乃至7参照)、配線のライン特性
不良が起った。
面の延長線から張り出す幅が62μmから122μmの
場合には(試料番号5乃至7参照)、配線のライン特性
不良が起った。
【0044】なお、アルミナペーストが枠部層の主側面
の延長線よりも引き下がる場合には、アルミナペースト
に窪みが生じやすく、配線のメッキ工程において、この
窪みに無電解メッキ液がたまる。このメッキ液は洗浄し
ても完全には除去することができず、Ni/Auメッキ
が、メッキされるべき配線以外の部分に残ってメッキだ
れが生じてしまう。本発明により、アルミナペーストが
枠部層の主側面の延長線から張り出すことで、メッキだ
れによる配線の形状の変化を防止することが可能とな
る。
の延長線よりも引き下がる場合には、アルミナペースト
に窪みが生じやすく、配線のメッキ工程において、この
窪みに無電解メッキ液がたまる。このメッキ液は洗浄し
ても完全には除去することができず、Ni/Auメッキ
が、メッキされるべき配線以外の部分に残ってメッキだ
れが生じてしまう。本発明により、アルミナペーストが
枠部層の主側面の延長線から張り出すことで、メッキだ
れによる配線の形状の変化を防止することが可能とな
る。
【0045】本発明の半導体容器の製造方法は、キャビ
ティを有する所謂ピングリッドアレイ型パッケージ、ボ
ールグリッドアレイ型パッケージ、リードレスチップキ
ャリア、またはマルチチップモジュール等の半導体容器
の製造方法に適応可能である。
ティを有する所謂ピングリッドアレイ型パッケージ、ボ
ールグリッドアレイ型パッケージ、リードレスチップキ
ャリア、またはマルチチップモジュール等の半導体容器
の製造方法に適応可能である。
【0046】本発明の実施形態は、本発明の要旨を逸脱
しない範囲であれば上記実施形態に制限されることはな
い。例えば、上記セラミックグリーンシートは、アルミ
ナ(Al2O3)、シリカ(SiO2)、マグネシア
(MgO2)等を主成分とするものに限らず、窒化アル
ミニウム、ムライト、コージュライト等のガラスセラミ
ック、結晶化ガラス、Si3N4等を用いることができ
る。また、前記キャビティ内に収納する部品は、半導体
素子にこだわらず、トランジスタ、ICチップ等の半導
体素子、およびコンデンサ、インダクタンス、抵抗、S
AWフィルタ等の電子部品等を収納することが可能であ
る。
しない範囲であれば上記実施形態に制限されることはな
い。例えば、上記セラミックグリーンシートは、アルミ
ナ(Al2O3)、シリカ(SiO2)、マグネシア
(MgO2)等を主成分とするものに限らず、窒化アル
ミニウム、ムライト、コージュライト等のガラスセラミ
ック、結晶化ガラス、Si3N4等を用いることができ
る。また、前記キャビティ内に収納する部品は、半導体
素子にこだわらず、トランジスタ、ICチップ等の半導
体素子、およびコンデンサ、インダクタンス、抵抗、S
AWフィルタ等の電子部品等を収納することが可能であ
る。
【0047】また、より好ましい効果を得る為には、枠
部層2の主側面の延長線10から、焼結したアルミナペ
ースト4の張り出す幅11が5μm以上40μm以下の
範囲で選択すると良い。
部層2の主側面の延長線10から、焼結したアルミナペ
ースト4の張り出す幅11が5μm以上40μm以下の
範囲で選択すると良い。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明に記載の半導体容
器の製造方法によると、セラミックグリーンシートを打
ち抜いて枠部層を形成し、その後、前記枠部層の配線基
板と接着する予定の面に、予めアルミナペーストを塗布
してから前記配線基板に積層、圧着して同時焼成する。
このため、従来のように、配線基板上のアルミナペース
トへの、枠部層の位置決めが不要となる。よって、積層
された枠部層の下を通過するように配線基板上に印刷さ
れた配線において、枠部層と、ベース基板となる配線基
板を介在するアルミナペーストが、枠部層の主側面の延
長線よりも張り出す幅が大きくなり過ぎることを容易に
避けることが可能となる。また、配線のインピーダンス
マッチングを良好にすることが容易となり、求められる
ライン特性が出ないという不具合を防止することができ
る。
器の製造方法によると、セラミックグリーンシートを打
ち抜いて枠部層を形成し、その後、前記枠部層の配線基
板と接着する予定の面に、予めアルミナペーストを塗布
してから前記配線基板に積層、圧着して同時焼成する。
このため、従来のように、配線基板上のアルミナペース
トへの、枠部層の位置決めが不要となる。よって、積層
された枠部層の下を通過するように配線基板上に印刷さ
れた配線において、枠部層と、ベース基板となる配線基
板を介在するアルミナペーストが、枠部層の主側面の延
長線よりも張り出す幅が大きくなり過ぎることを容易に
避けることが可能となる。また、配線のインピーダンス
マッチングを良好にすることが容易となり、求められる
ライン特性が出ないという不具合を防止することができ
る。
【0049】また、塗布されたアルミナペーストが枠部
層の主側面の延長線よりも引き下がることを避け、半導
体素子をキャビティ内の搭載部に搭載し、蓋をしてシー
ムウエルドで接合し、気密封止するときに、前記枠部層
と前記配線基板との境界にクラックや割れが生じて気密
不良が生じる不具合を避けることが可能となる。
層の主側面の延長線よりも引き下がることを避け、半導
体素子をキャビティ内の搭載部に搭載し、蓋をしてシー
ムウエルドで接合し、気密封止するときに、前記枠部層
と前記配線基板との境界にクラックや割れが生じて気密
不良が生じる不具合を避けることが可能となる。
【0050】また、焼成後のアルミナペーストが枠部層
の主側面の延長線より張り出す幅を適度にすることがで
きるため、キャビティに蓋をしてシームウエルドで接合
し、気密封止するときに、前記枠部層と前記配線基板と
の境界にクラックや割れが生じ、気密不良が生じてしま
う不具合を容易に防止することが可能となる。さらに、
配線のインピーダンスマッチングが悪くなり、ライン特
性が変化してしまう不具合を容易に防止することが可能
となる。
の主側面の延長線より張り出す幅を適度にすることがで
きるため、キャビティに蓋をしてシームウエルドで接合
し、気密封止するときに、前記枠部層と前記配線基板と
の境界にクラックや割れが生じ、気密不良が生じてしま
う不具合を容易に防止することが可能となる。さらに、
配線のインピーダンスマッチングが悪くなり、ライン特
性が変化してしまう不具合を容易に防止することが可能
となる。
【0051】また、本発明の半導体容器によると、配線
のインピーダンスマッチングと、枠部層とベース基板と
なる配線基板との間に生じるクラック防止によるキャビ
ティ(凹部)内の気密性保持を両立させることが容易に
可能となる。よって、半導体容器のキャビティ内に半導
体容器を搭載する後工程での歩留り率を著しく上昇させ
ることが可能である。また、搭載された半導体素子を長
期間にわたり正常、かつ安定に作動させることが可能と
なる。
のインピーダンスマッチングと、枠部層とベース基板と
なる配線基板との間に生じるクラック防止によるキャビ
ティ(凹部)内の気密性保持を両立させることが容易に
可能となる。よって、半導体容器のキャビティ内に半導
体容器を搭載する後工程での歩留り率を著しく上昇させ
ることが可能である。また、搭載された半導体素子を長
期間にわたり正常、かつ安定に作動させることが可能と
なる。
【図1】本発明の第一の実施形態の半導体容器の製造方
法の工程を示す。
法の工程を示す。
【図2】本発明の第二の実施形態の半導体容器の製造方
法の工程を示す。
法の工程を示す。
【図3】本発明の実施例により製造された半導体容器の
一部拡大断面図である。
一部拡大断面図である。
【図4】従来技術の半導体容器の製造方法の工程を示
す。
す。
1,101 半導体容器 2,102 枠部層 3 セラミックグリーンシート 4,104 アルミナペースト 5 メタライズ 6,106 配線基板 7,107 配線部 8,108 半導体素子搭載部 9 打ち抜き終了面 10 枠部層の主側面の延長線 11 焼結したアルミナペーストが枠部層の主側面の延
長線から張り出す幅
長線から張り出す幅
Claims (3)
- 【請求項1】 セラミックグリーンシートを打ち抜いて
枠部層を形成する工程と、 前記枠部層の、配線基板と接着する予定の面にアルミナ
ペーストを塗布する工程と、 前記アルミナペースト塗布面を前記配線基板側にして、
前記枠部層を前記配線基板に積層、圧着し同時焼成する
工程と、を有することを特徴とする半導体容器の製造方
法。 - 【請求項2】 セラミックグリーンシートの第一主面に
メタライズを印刷する工程と、 メタライズ印刷面を打ち抜き終了面にして、前記セラミ
ックグリーンシートを打ち抜いて枠部層を形成する工程
と、 前記枠部層の、配線基板と接着する予定の面にアルミナ
ペーストを塗布する工程と、 前記アルミナペースト塗布面を前記配線基板側にして、
前記枠部層を前記配線基板に積層、圧着し同時焼成する
工程と、を有することを特徴とする半導体容器の製造方
法。 - 【請求項3】配線基板表面に形成された配線部を枠部層
が横切るように、前記配線基板にアルミナペーストを介
して前記枠部層を積層、圧着し、同時焼成された半導体
容器であって、焼結後の前記アルミナペーストが前記枠
部層の主側面の延長線より張り出す幅が60μm以下で
あることを特徴とする半導体容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11087677A JP2000286355A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 半導体容器の製造方法および半導体容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11087677A JP2000286355A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 半導体容器の製造方法および半導体容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000286355A true JP2000286355A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=13921579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11087677A Pending JP2000286355A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 半導体容器の製造方法および半導体容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000286355A (ja) |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP11087677A patent/JP2000286355A/ja active Pending
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