JP2000285677A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2000285677A
JP2000285677A JP11084715A JP8471599A JP2000285677A JP 2000285677 A JP2000285677 A JP 2000285677A JP 11084715 A JP11084715 A JP 11084715A JP 8471599 A JP8471599 A JP 8471599A JP 2000285677 A JP2000285677 A JP 2000285677A
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sense amplifier
circuit
voltage
power supply
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JP11084715A
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Iku Mori
郁 森
Ayako Kitamoto
綾子 北本
Masato Matsumiya
正人 松宮
Masahito Takita
雅人 瀧田
Shinichi Yamada
伸一 山田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Priority to KR1020000006201A priority patent/KR100600543B1/ko
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、微少信号を増幅するセンスアンプ
を備えた半導体集積回路に関し、チップサイズを増大す
ることなく、センスアンプの駆動能力を増大し、増幅速
度を向上することを目的とする。 【解決手段】 電源電圧が与えられ、電源線に接続され
たソースと、ドレインとを有するトランジスタ11を含
む駆動回路5と、前記ドレインに接続され、微少信号を
増幅するセンスアンプAMPと、トランジスタ11のゲー
トに、電源電圧を越える制御電圧を与え、トランジスタ
11を制御する制御回路41とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微少信号を増幅す
るセンスアンプを備えた半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体メモリ等の集積回路は、
メモリセルから読み出されたデータを増幅するためのセ
ンスアンプを備えている。図15は、DRAMのメモリコア
部の概要を示している。メモリコア部1には、四角状の
複数のメモリセルアレイ2が配置されている。メモリセ
ルアレイ2は、縦横に配置した複数のメモリセルMCから
構成されている。メモリセルアレイ2の周囲には、横方
向と縦方向に、それぞれセンスアンプ列3とサブワード
デコーダ列4が配置されている。センスアンプ列3とサ
ブワードデコーダ列4との交差する領域(メモリセルア
レイ2の四隅)には、センスアンプ駆動回路5が配置さ
れている。
【0003】メモリセルアレイ2には、図の上側のサブ
ワードデコーダ列4からワード線WL(以下、個別にワー
ド線WL0、WL1とも称す)が配線されている。また、メモ
リセルアレイ2には、図の両側のセンスアンプ列3から
ビット線BL、BLBが交互に配線されている。ビット線B
L、BLBは、一方が読み出しに使用されているときに、他
方が参照電圧にされる相補ビット線である。センスアン
プ列3は、図の上側のセンスアンプ駆動回路5により制
御されている。
【0004】図16は、メモリコア部1および周辺回路
部15の詳細を示している。センスアンプ列3は、複数
のセンスアンプAMP、プリチャージ回路6、およびnMOS
トランジスタ7a、7b、7c、7dを備えている。ビ
ット線BLは、nMOSトランジスタ7a、7bを介してセン
スアンプAMPに接続されている。ビット線BLBは、nMOSト
ランジスタ7c、7dを介してセンスアンプAMPに接続
されている。nMOSトランジスタ7a、7cのゲートに
は、制御信号BT1が印加され、nMOSトランジスタ7b、
7dのゲートには、制御信号BT2が印加されている。
【0005】センスアンプAMPは、2つのCMOSインバー
タ8、9の入力と出力とを相互に接続して構成されてい
る。CMOSインバータ8、9のpMOSトランジスタ8a、9
aのソースには、センスアンプ駆動信号VPが印加されて
いる。CMOSインバータ8、9のnMOSトランジスタ8b、
9bのソースには、センスアンプ駆動信号VNが印加され
ている。CMOSインバータ8、9の出力は、それぞれビッ
ト線BL、BLBに接続されている。なお、以下の説明で
は、pMOSトランジスタ、nMOSトランジスタを、単にpMO
S、nMOSと称する。
【0006】センスアンプ駆動信号VP、VNは、複数のセ
ンスアンプAMPを高速に動作させるため、配線幅を大き
くされており、負荷容量が大きい。プリチャージ回路6
には、ビット線BL、BLBが接続され、プリチャージ信号P
Rおよびプリチャージ電圧VPRが供給されている。プリチ
ャージ電圧VPRは、内部電源電圧Viiの二分の一の電圧で
ある。プリチャージ回路6は、ビット線BL、BLBにプリ
チャージ電圧VPRを供給し、また、ビット線BL、BLBをイ
コライズする回路である。
【0007】メモリセルMC0、MC1のセルトランジスタTR
0、TR1(共にnMOSで構成)のゲートには、それぞれワー
ド線WL0、WL1が接続されている。セルトランジスタTR
0、TR1のセルキャパシタと反対側には、それぞれビット
線BL、BLBが接続されている。センスアンプ駆動回路5
は、pMOS11と3つのnMOS12、13、14を直列に接
続して構成されている。pMOS11のソースには、内部電
源電圧Viiが供給されている。内部電源電圧Viiは、外部
から供給される電源電圧VCCを降圧して生成されてい
る。pMOS11のゲートには、センスアンプ活性化信号SA
Bが印加されている。pMOS11のドレインからはセンス
アンプ駆動信号VPが出力されている。nMOS14のソース
には、接地電圧VSSが供給されている。nMOS14のゲー
トには、センスアンプ活性化信号SAが印加されている。
nMOS14のドレインからはセンスアンプ駆動信号VNが出
力されている。中央のnMOS12、13のゲートには、プ
リチャージ信号PRが印加されている。nMOS12のソース
およびnMOS13のドレインには、プリチャージ電圧VPR
が供給されている。
【0008】pMOS11、nMOS14は、負荷容量の大きい
センスアンプ駆動信号VP、VNに内部電源電圧Vii、接地
電圧VSSを供給し、複数のセンスアンプAMPを高速に動作
させるために、高い駆動能力を有している。すなわち、
pMOS11、nMOS14のサイズは大きい。一方、周辺回路
部15には、タイミング発生回路16、プリチャージ信
号PRを生成するPR生成回路17、およびセンスアンプ活
性化信号SA、SABを生成するSA生成回路18が配置され
ている。周辺回路部15は、図7に示したメモリコア部
1の外側の領域に設けられている。周辺回路部15に
は、上記回路16、17、18以外に、図示しないパッ
ド、入出力バッファ、メインワードデコーダ、カラムデ
コーダ等が配置されている。
【0009】タイミング発生回路16は、ビット線BL、
BLBのプリチャージタイミングを制御するプリチャージ
タイミング信号PRTおよびセンスアンプAMPの駆動タイミ
ングを制御するセンスアンプタイミング信号SATを生成
し、出力している。PR生成回路17は、プリチャージタ
イミング信号PRTおよび行アドレスのデコード信号WDEC
を受けて、センスアンプAMPの活性化時に低レベルにな
るプリチャージ信号PRを出力している。
【0010】SA生成回路18は、センスアンプタイミン
グ信号SATおよび行アドレスのデコード信号WDECを受け
て、センスアンプ活性化信号SAB、SAを出力している。
図17は、SA生成回路18の詳細を示している。SA生成
回路18は、論理回路19と、2つのCMOSインバータ2
0、21とで構成されている。論理回路19は、デコー
ド信号WDECとセンスアンプタイミング信号SATが供給さ
れ、センスアンプAMPの活性化信号SAB0、SA0を出力して
いる。活性化信号SAB0、SA0は、位相を相互に反転した
信号である。CMOSインバータ20、21のpMOS20a、
21aおよびnMOS20b、21bのソースには、それぞ
れ内部電源電圧Viiおよび接地電圧VSSが供給されてい
る。CMOSインバータ20、21は、活性化信号SAB0、SA
0を反転し、センスアンプ活性化信号SAB、SAを出力して
いる。センスアンプ活性化信号SAB、SAは、センスアン
プAMPの活性化時に、それぞれ低レベル、高レベルにな
る信号である。
【0011】上述したDRAM31では、例えば、図16の
メモリセルMC0に書き込まれた高レベルデータを読み出
すために、読み出しサイクルが行われる。図18は、読
み出しサイクルにおける主要な信号のタイミングを示し
ている。読み出しサイクルの開始前に、プリチャージ信
号PRは高レベル(ブースト電圧VPP)、ワード線WL0は低
レベル(リセット電圧VMI)、センスアンプ活性化信号S
A、SABはそれぞれ低レベル(接地電圧VSS)、高レベル
(内部電源電圧Vii)になっている。このとき、図16
に示したタイミング発生回路16は、タイミング信号PR
Tを高レベルにし、センスアンプタイミング信号SATを低
レベルにしている。ブースト電圧VPPは内部電源電圧Vii
より高く、リセット電圧VMIは接地電圧VSSより低い電圧
である。
【0012】センスアンプ駆動回路5は、プリチャージ
信号PRの高レベル時に、nMOS12、13をオンし、プリ
チャージ電圧VPRをセンスアンプ駆動信号VP、VNに供給
している。プリチャージ回路6は、プリチャージ信号PR
の高レベル時に、プリチャージ電圧VPRをビット線BL、B
LBに供給し、同時に、ビット線BL、BLBをイコライズし
ている。したがって、センスアンプAMPの各ノードは全
てプリチャージ電圧VPRになっており、センスアンプAMP
は非活性化されている。
【0013】この後、DRAM31の外部からアドレス信
号、リードライト信号等が入力されると、DRAM31は読
み出しサイクルを開始する。タイミング発生回路16
は、プリチャージタイミング信号PRTを低レベルにし、
センスアンプタイミング信号SATを高レベルにする。ま
た、デコード信号WDECは、行アドレス信号の入力により
低レベルから高レベルになる。
【0014】PR生成回路17は、プリチャージタイミン
グ信号PRTを受けて、プリチャージ信号PRを低レベル(V
SS)にする(図18(a))。プリチャージ回路6は、プ
リチャージ信号PRを低レベルを受けて、プリチャージ電
圧VPRをビット線BL、BLBに供給することを停止し、同時
に、ビット線BL、BLBのイコライズを停止する。すなわ
ち、ビット線BL、BLBのプリチャージ動作が完了する。
【0015】センスアンプ駆動回路5のnMOS12、13
は、プリチャージ信号PRの低レベルを受けてオフし、プ
リチャージ電圧VPRをセンスアンプ駆動信号VP、VNに供
給することを停止する。次に、ワード線WL0が高レベル
(VPP)になり、メモリセルMC0のセルトランジスタTR0
がオンする(図18(b))。メモリセルMC0の蓄積電荷
は、ビット線BLに再分配され、ビット線BLの電圧は上昇
する(図18(c))。ビット線BLBはプリチャージ電圧PR
のまま保持され、参照電圧として使用される(図18
(d))。
【0016】次に、図17に示したSA生成回路18は、
デコード信号WDECとセンスアンプタイミング信号SATと
を受けて、活性化信号SAB0を高レベルにし、SA0を低レ
ベルにする。CMOSインバータ20はSAB0の高レベルを受
けて、nMOS20bをオンし、接地電圧をセンスアンプ活
性化信号SABに出力する(図18(e))。CMOSインバータ
21はSA0の低レベルを受けて、pMOS21aをオンし、
内部電源電圧Viiをセンスアンプ活性化信号SAに出力す
る(図18(f))。
【0017】図16に示したセンスアンプ駆動回路5の
pMOS11は、センスアンプ活性化信号SABの低レベル(V
SS)を受けてオンし、センスアンプ駆動信号VPに内部電
源電圧Viiを供給する。センスアンプ駆動回路5のnMOS
14は、センスアンプ活性化信号SAの高レベル(Vii)
を受けてオンし、センスアンプ駆動信号VNに接地電圧VS
Sを供給する。
【0018】センスアンプAMPは、センスアンプ駆動信
号VP、VNが、それぞれ高レベル、低レベルになることで
活性化される。そして、ビット線BL、BLBが差動増幅さ
れ、ビット線BLの電圧が内部電源電圧Viiに、ビット線B
LBの電圧が接地電圧VSSに変化する(図18(g))。増幅
されたビット線BL、BLBの電圧は、カラムデコーダ(図
示せず)に制御されるカラムスイッチ(図示せず)を介
してI/O信号として転送され、出力バッファ(図示せ
ず)からDRAM31の外部に出力される。
【0019】この後、ワード線WL0が低レベル(VMI)に
なり、センスアンプ活性化信号SA、SABが、それぞれ低
レベル(VSS)、高レベル(Vii)になり、プリチャージ
信号PRが高レベル(VPP)になる。(図18(h))センス
アンプAMPは非活性化され、読み出しサイクルが終了す
る。なお、書き込みサイクルの場合にも、読み出しサイ
クルと同様にセンスアンプAMPが活性化される。そし
て、ビット線BLが内部電源電圧Viiまたは接地電圧VSSに
なり、メモリセルMC0にデータを書き込みが行われる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、メモリセル
MCに書き込まれたデータをセンスアンプAMPで精度よく
増幅するためには、センスアンプAMPの寸法ばらつきを
抑える必要がある。半導体集積回路では、寸法ばらつき
の要因となる製造工程が多数あり、特に、リソグラフィ
工程では、寸法ばらつきを生じやすい。DRAMにおいて、
センスアンプAMPの寸法ばらつきは、アクセス時間の増
大、動作電圧の範囲の縮小、誤動作等の原因になり、歩
留まりに与える影響は大きい。このため、一般には、セ
ンスアンプAMPの各素子のチャネル長等を、他の素子に
比べて大きくすることで、寸法ばらつきを抑えている。
【0021】この傾向は、世代ごとに素子寸法を小さく
し、チップサイズの縮小と高速化を図る製品でも同じで
ある。一方、図15に示したように、DRAMのセンスアン
プAMPは、センスアンプ列3として構成され、メモリセ
ルアレイ2の周囲に配置される。このため、センスアン
プAMPから構成されたセンスアンプ列3が、メモリセル
アレイ2の両側に収まらないときには、センスアンプ列
3のセンスアンプAMPの数を減らす場合がある。センス
アンプAMPの数を減らすことで、例えば、右端のセンス
アンプ列3は、左側の4つのメモリセルアレイ2を増幅
するために使用される。
【0022】この結果、1つのセンスアンプAMPに接続
されるビット線BL、BLBの長さは長くなり、ビット線容
量が増大する。ビット線容量の増大により、センスアン
プAMPの増幅速度は低下するため、素子寸法を小さくし
た製品であるにもかかわらず、アクセス時間はそれほど
低減できなくなる。ここで、センスアンプAMPの増幅速
度を低下させず、アクセス時間を低減するためには、セ
ンスアンプAMPの駆動能力を増大すればよい。
【0023】センスアンプの駆動能力を増大する手法と
して、例えば、図16に示したセンスアンプ駆動回路5
のpMOS11およびnMOS14のサイズを大きくしてセンス
アンプ駆動信号VP、VNの供給能力を増大することが考え
られる。
【0024】しかしながら、センスアンプ駆動回路5
は、図14に示したように、センスアンプ列3とサブワ
ードデコーダ列4とが交差する領域に配置されているた
め、この領域の面積以上に大きくすることはできない。
したがって、センスアンプ駆動回路5のサイズを大きく
することは困難である。センスアンプAMPの駆動能力を
増大する別の手法として、例えば、図15に示したセン
スアンプ駆動回路5のpMOS11のソースに内部電源電圧
Viiより高い電圧を供給し、センスアンプ駆動信号VPの
電圧を高くすることが考えられる。
【0025】しかしながら、センスアンプAMPは、書き
込み時にも活性化される。このため、この手法では、メ
モリセルMC0への高レベルデータの書き込み時に、ビッ
ト線BLの電圧は内部電源電圧Viiより高くなる。ビット
線BLの電圧に応じた信号量をメモリセルMC0に書き込む
ためには、ワード線WL0の高レベル電圧を、ビット線BL
書き込み電圧よりセルトランジスタTR0の閾値以上高く
しなくてはならない。しかしながら、ワード線WL0の高
レベル電圧を高くすることは、メモリセルMC0のゲート
絶縁膜の信頼性の低下につながる。また、ビット線BLあ
るいはワード線WL0の高レベル電圧を高くすることは、
チップの消費電力の増加につながる。したがって、セン
スアンプ駆動信号VPの電圧を高くすることは、非常に困
難であり、不利である。
【0026】本発明の目的は、センスアンプの駆動能力
を増大し、増幅速度を向上した半導体集積回路を提供す
ることにある。本発明の別の目的は、チップサイズを増
大することなくセンスアンプの駆動能力を増大し、増幅
速度を向上することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1ないし
請求項3に記載の発明の基本原理を示すブロック図であ
る。
【0028】請求項1の半導体集積回路は、制御回路4
1と、トランジスタ11を有する駆動回路5と、センス
アンプAMPとを備えている。駆動回路5のトランジスタ
11は、ゲートを制御回路41に接続し、ドレインをセ
ンスアンプAMPに接続している。制御回路41は、トラ
ンジスタ11のゲートに電源電圧より大きいゲート・ソ
ース間電圧を与え、トランジスタ11をオン制御する。
オン状態でのトランジスタ11のソース・ドレイン間の
抵抗は、ゲート・ソース間に電源電圧を与えた場合に比
べ、十分に低くなる。このため、トランジスタ11のソ
ースからドレインに、多量のキャリアが供給される。セ
ンスアンプAMPはドレインからキャリアの供給を受けて
活性化し、微少信号を増幅する。
【0029】したがって、センスアンプAMPおよび駆動
回路5を変更することなく、センスアンプAMPの増幅速
度が向上される。また、駆動回路5にキャリアを供給す
る電源電圧を上げることなく、センスアンプAMPの増幅
速度が向上される。センスアンプAMPの増幅速度の向上
が不要な場合には、センスアンプの駆動回路5あるいは
センスアンプAMPを小さくすることが可能になる。
【0030】請求項2の半導体集積回路では、駆動回路
5にpMOSトランジスタ11が備えられ、制御回路41
は、pMOSトランジスタ11のゲートに負電圧を与えて、
このトランジスタをオン制御する。pMOSトランジスタ1
1のオン状態でのソース・ドレイン間の抵抗は、ゲート
に接地電圧を与えた場合に比べて十分に低くなる。この
ため、センスアンプAMPの増幅速度が向上される。
【0031】請求項3の半導体集積回路は、メモリセル
MCとメモリセルMCに接続されたワード線WLと、ワード線
WLに供給する負電圧を発生する負電圧発生回路37aと
を備えている。制御回路41は、負電圧発生回路37a
で発生した負電圧を、駆動回路5に備えたpMOSトランジ
スタ11のゲートに与える制御を行う。このため、pMOS
トランジスタ11の制御のために新たな負電圧発生回路
を設ける必要がなくなる。この結果、半導体集積回路の
チップサイズを増大することなく、センスアンプAMPの
増幅速度が向上される。
【0032】図2は、請求項4に記載の発明の基本原理
を示すブロック図である。請求項4の半導体集積回路
は、nMOSトランジスタの基板に供給する負電圧を発生す
る基板電圧発生回路37bとを備えている。制御回路4
1は、基板電圧発生回路37bで発生した負電圧を、pM
OSトランジスタ11のゲートに与える制御を行う。この
ため、pMOSトランジスタ11の制御のために新たな負電
圧発生回路を設ける必要がなくなる。この結果、半導体
集積回路のチップサイズを増大することなく、センスア
ンプAMPの増幅速度が向上される。
【0033】図3は、請求項5および請求項6に記載の
発明の基本原理を示すブロック図である。請求項5の半
導体集積回路は、駆動回路5にnMOSトランジスタ14が
備えられ、制御回路79は、nMOSトランジスタ14のゲ
ートに高電圧を与えて、このトランジスタをオン制御す
る。nMOSトランジスタ14のオン状態でのソース・ドレ
イン間の抵抗は、ゲートに電源電圧を与えた場合に比べ
て十分に低くなる。このため、センスアンプAMPの増幅
速度が向上される。
【0034】請求項6の半導体集積回路は、メモリセル
MCとメモリセルMCに接続されたワード線WLと、ワード線
WLに供給する高電圧を発生する高電圧発生回路39とを
備えている。制御回路79は、高電圧発生回路39で発
生した高電圧を、駆動回路5に備えたnMOSトランジスタ
14のゲートに与える制御を行う。このため、nMOSトラ
ンジスタ14の制御のために新たな高電圧発生回路を設
ける必要がなくなる。この結果、半導体集積回路のチッ
プサイズを増大することなく、センスアンプAMPの増幅
速度を向上される。
【0035】図4は、請求項7に記載の発明の基本原理
を示すブロック図である。請求項7の半導体集積回路
は、メモリセルMCが縦横に配置された四角状のメモリセ
ルアレイ2を複数備えている。メモリセルアレイ2の一
方向に並ぶ複数のメモリセルMCには、ビット線BLが接続
されている。各メモリセルアレイ2のビット線BLに平行
な二辺の間には、複数のワードデコーダ4が並列して配
置されている。メモリセルアレイ2のビット線BLに直交
する二辺の間には、複数のセンスアンプAMPが並列して
配置されている。ワードデコーダ4の並列方向とセンス
アンプAMPの並列方向とが交差する領域には、センスア
ンプAMPを駆動する駆動回路5が配置されている。
【0036】制御回路41は、駆動回路5のトランジス
タ11のゲートに電源電圧より大きいゲート・ソース間
電圧を与え、トランジスタ11をオン制御する。したが
って、メモリセルアレイ2の周囲に配置されたセンスア
ンプAMPおよび駆動回路5を変更することなく、センス
アンプAMPの増幅速度が向上される。換言すれば、チッ
プサイズを増大することなく、センスアンプAMPの増幅
速度を向上することが可能になる。
【0037】センスアンプAMPの増幅速度の向上が不要
な場合には、センスアンプの駆動回路5あるいはセンス
アンプAMPを小さくすることができ、チップサイズを低
減することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。
【0039】図5は、本発明の半導体集積回路の第1の
実施形態を示している。本実施形態は、請求項1ないし
請求項3、請求項7に対応している。なお、従来技術で
説明した回路と同一の回路については、同一の符号を付
し、これ等の回路については、詳細な説明を省略する。
また、従来技術で説明した信号と同一の信号について
は、同一の符号を付している。
【0040】この実施形態の半導体集積回路は、シリコ
ン基板上に、CMOSプロセス技術を使用して、DRAM31と
して形成されている。DRAM31には、4つのメモリコア
部1が配置されている。各メモリコア部1の間には、周
辺回路部33が十字状に形成されている。周辺回路部3
3の中央には、タイミング制御部35が配置されてい
る。また、周辺回路部33には、負電圧発生回路37
a、基板電圧発生回路37b、および高電圧発生回路3
9が配置されている。負電圧発生回路37aは、ワード
線WLの低レベル電圧であるリセット電圧VMIを発生する
回路である。基板電圧発生回路37bは、nMOSの基板に
供給する基板電圧VBB(負電圧)を発生する回路であ
る。高電圧発生回路39は、ワード線WLの高レベル電圧
であるブースト電圧VPPを発生する回路である。上記以
外にも、周辺回路部33には、図示しないパッド、入出
力バッファ、メインワードデコーダ、カラムデコーダ等
が配置されている。
【0041】メモリコア部1は、図15に示したものと
同一であり、メモリセルアレイ2、センスアンプ列3、
サブワードデコーダ列4(ワードデコーダに対応す
る)、およびセンスアンプ駆動回路5(駆動回路に対応
する)を備えている。図6は、メモリコア部1およびタ
イミング制御部35の詳細を示している。メモリセルア
レイ2は、図16と同一の構成をしており、複数のメモ
リセルMC0、MC1を備えている。センスアンプ列3は、図
16と同一の構成をしており、複数のセンスアンプAM
P、プリチャージ回路6、およびnMOS7a、7b、7
c、7dを備えている。センスアンプAMPは、図16と
同一の回路である。センスアンプ駆動回路5は、図16
と同一の回路であり、pMOS11と3つのnMOS12、1
3、14を直列に接続して構成されている。この実施形
態では、内部電源電圧Viiは、2.0Vにされており、外部
から供給される電源電圧VCC(例えば2.5V)を降圧して
生成されている。プリチャージ電圧VPRは、内部電源電
圧Viiの二分の一の電圧(1.0V)である。
【0042】タイミング制御部35は、図16と同一の
タイミング発生回路16、PR生成回路17、およびSA生
成回路41(制御回路に対応する)を備えている。タイ
ミング発生回路16は、プリチャージタイミング信号PR
Tおよびセンスアンプタイミング信号SATを生成し、出力
している。PR生成回路17は、プリチャージタイミング
信号PRTおよび行アドレスのデコード信号WDECを受け
て、センスアンプAMPの活性化時に低レベルになるプリ
チャージ信号PRを出力している。
【0043】SA生成回路41は、センスアンプタイミン
グ信号SATおよびデコード信号WDECを受けて、センスア
ンプ活性化信号SAB、SAを出力している。SA生成回路4
1は、図7に示すように、論理回路19と、レベルシフ
タ43と、2つのCMOSインバータ45、21とで構成さ
れている。論理回路19およびCMOSインバータ21は、
図17に示したものと同一の回路であり、論理回路19
から出力されたセンスアンプAMPの活性化信号SA0は、CM
OSインバータ21に供給されている。CMOSインバータ2
1は、活性化信号SA0を反転してセンスアンプ活性化信
号SAを出力している。
【0044】レベルシフタ43は、直列に接続されたpM
OS47a、nMOS47bと、直列に接続されたpMOS49
a、nMOS49bと、インバータ51とで構成されてい
る。pMOS47a、49aのソースには、外部からの内部
電源電圧Viiが供給されている。nMOS47b、49bの
ソースには、ワード線WLのリセット電圧VMI(−0.5V)
が供給されている。nMOS47bのゲートには、活性化信
号SAB0が接続され、nMOS49bのゲートには、活性化信
号SAB0をインバータ51で反転した信号が接続されてい
る。pMOS47aのゲートには、pMOS49aのドレインが
接続され、pMOS49bのゲートには、pMOS47aのドレ
インが接続されている。pMOS49aのドレインからは、
センスアンプAMPの活性化信号SAB1が出力されている。
【0045】CMOSインバータ45のpMOS45aのソース
には、内部電源電圧Viiが供給され、nMOS45bのソー
スには、リセット電圧VMIが供給されている。CMOSイン
バータ45は、活性化信号SAB1を反転し、センスアンプ
活性化信号SABを出力している。図8は、負電圧発生回
路37aの詳細を示している。負電圧発生回路37a
は、ワード線WLのリセット電圧VMIを発生する回路であ
り、発振回路53とポンピング回路55とを有してい
る。
【0046】発振回路53は、3つのインバータを縦続
接続したインバータ列57、59と、4つのインバータ
を縦続接続したインバータ列61と、2入力のNANDゲー
ト63とで構成されている。インバータ列57の出力
は、NANDゲート63の一方の入力に接続されている。NA
NDゲート63の出力は、インバータ列59の入力に接続
されている。インバータ列59の初段のインバータ59
aの出力は、ノードN1に接続されている。インバータ列
59の出力は、ノードN2を介してインバータ列61の入
力に接続されている。
【0047】NANDゲート63の他方の入力には、制御信
号ENが供給されている。制御信号ENは、リセット電圧VM
Iの検出回路(図示せず)から出力される信号であり、
ワード線WLの活性化時およびリセット電圧VMIが所定の
電圧以上になったときに高レベルになる信号である。イ
ンバータ列61の第3段目のインバータ61cの出力
は、ノードN3に接続されている。そして、インバータ列
61の出力が、インバータ列57の入力に帰還され、発
振回路53が形成されている。
【0048】ポンピング回路55は、3個のインバータ
を縦続接続したインバータ列65と、直列に接続された
3つのpMOS67a、67b、67cと、MOSキャパシタ
69と、3つのnMOS71、73、75とを有している。
MOSキャパシタ69は、pMOSのソースとドレインとを相
互に接続して形成されている。インバータ列65の入力
は、ノードN1に接続されている。インバータ列65の第
2段目のインバータ65bの出力は、ノードN4を介して
pMOS67cのゲートおよびnMOS71のゲートに接続され
ている。インバータ列65の出力は、ノードN5を介して
キャパシタ69のソース、ドレインに接続されている。
【0049】pMOS67aのソースには、内部電源電圧Vi
iが供給されている。pMOS67aのゲートは、ノードN2
に接続されている。pMOS67bのゲートは、ノードN3に
接続されている。pMOS67cのドレインは、nMOS71の
ドレインに接続されている。キャパシタ69のゲート
は、ノードN6に接続されている。ノードN6には、nMOS7
1のソース、nMOS73のドレイン、およびnMOS75のド
レインが接続されている。nMOS73のゲートは、pMOS6
7cのドレインに接続されている。nMOS73のソースは
接地(VSS)されている。nMOS75のゲート、ソースは
相互に接続され、リセット電圧VMIを供給する導電パタ
ーン(図示せず)に接続されている。
【0050】この負電圧発生回路37aでは、制御信号
ENが高レベルのときに、発振回路53が発振し、ノード
N1、N2、N3、N4、N5にパルス信号が発生する。そして、
ノードN5のパルス信号により、キャパシタ69の充放電
が繰り返され、nMOS73とnMOS75の整流作用でリセッ
ト電圧VMIが負電圧にされる。上述したDRAM31では、
例えば、図6に示したメモリセルアレイ2のメモリセル
MC0に書き込まれた高レベルデータを読み出すために、
以下示すように読み出しサイクルが行われる。
【0051】図9は、読み出しサイクルにおける主要な
信号のタイミングを示している。読み出しサイクルの開
始前に、プリチャージ信号PRは高レベル(ブースト電圧
VPP)、ワード線WL0は低レベル(リセット電圧VMI)、
センスアンプ活性化信号SA、SABはそれぞれ低レベル
(接地電圧VSS)、高レベル(内部電源電圧Vii)になっ
ている。このとき、図6に示したタイミング発生回路1
6は、タイミング信号PRTを高レベルにし、センスアン
プタイミング信号SATを低レベルにしている。なお、こ
の実施形態では、ブースト電圧VPPは、2.9Vにされてお
り、この電圧でメモリセルに”high”データの2.0Vを書
き込むことができるものとして説明を続ける。
【0052】センスアンプ駆動回路5は、プリチャージ
信号PRの高レベル時に、nMOS12、13をオンし、プリ
チャージ電圧VPRをセンスアンプ駆動信号VP、VNに供給
している。プリチャージ回路6は、プリチャージ信号PR
の高レベル時に、プリチャージ電圧VPRをビット線BL、B
LBに供給し、同時に、ビット線BL、BLBをイコライズし
ている。したがって、センスアンプAMPの各ノードは全
てプリチャージ電圧VPRになっており、センスアンプAMP
は非活性化されている。
【0053】この後、DRAM31の外部からアドレス信
号、リードライト信号等が入力されると、DRAM31は読
み出しサイクルを開始する。タイミング発生回路16
は、プリチャージタイミング信号PRTを低レベルにし、
センスアンプタイミング信号SATを高レベルにする。ま
た、デコード信号WDECは、行アドレス信号の入力により
低レベルから高レベルになる。
【0054】PR生成回路17は、プリチャージタイミン
グ信号PRTを受けて、プリチャージ信号PRを低レベル(V
SS)にする(図9(a))。プリチャージ回路6は、プリ
チャージ信号PRを低レベルを受けて、プリチャージ電圧
VPRをビット線BL、BLBに供給することを停止し、同時
に、ビット線BL、BLBのイコライズを停止する。すなわ
ち、ビット線BL、BLBのプリチャージ動作が完了する。
【0055】センスアンプ駆動回路5のnMOS12、13
は、プリチャージ信号PRの低レベルを受けてオフし、プ
リチャージ電圧VPRをセンスアンプ駆動信号VP、VNに供
給することを停止する。次に、ワード線WL0が高レベル
(VPP)になり、メモリセルMC0のセルトランジスタTR0
がオンする(図9(b))。メモリセルMC0の蓄積電荷は、
ビット線BLに再分配され、ビット線BLの電圧は上昇する
(図9(c))。ビット線BLBはプリチャージ電圧PRのまま
保持され、参照電圧として使用される(図9(d))。
【0056】次に、図7に示したSA生成回路41の論理
回路19は、デコード信号WDECとセンスアンプタイミン
グ信号SATとを受けて、活性化信号SAB0を高レベルに
し、SA0を低レベルにする。レベルシフタ43は、活性
化信号SAB0の高レベルを受けて、活性化信号SAB1を高レ
ベルにする。CMOSインバータ45は、活性化信号SAB1の
高レベルを受けて、pMOS45aをオフし、nMOS45bを
オンする。この結果、CMOSインバータ45は、リセット
電圧VMI(−0.5V)をセンスアンプ活性化信号SABに出力
する(図9(e))。なお、レベルシフタ43は、活性化
信号SAB1の低レベルをリセット電圧VMIにする回路であ
る。レベルシフタ43により、活性化信号SAB1の低レベ
ル時にnMOS45bのゲート・ソース間電圧は0Vにされ、
CMOSインバータ45に貫通電流が流れることが防止され
る。
【0057】CMOSインバータ21はSA0の低レベルを受
けて、pMOS21aをオンし、内部電源電圧Viiをセンス
アンプ活性化信号SAに出力する(図9(f))。次に、図
6に示したセンスアンプ駆動回路5のpMOS11は、セン
スアンプ活性化信号SABの低レベル(−0.5V)を受けて
オンし、センスアンプ駆動信号VPに内部電源電圧Viiを
供給する。ここで、内部電源電圧Viiの供給は、pMOS1
1の多数キャリアである正孔が移動することで行われ
る。このとき、pMOS11のゲート・ソース間電圧は、−
2.5Vになる。この値は、pMOS11のゲートに0Vを印加す
るときに比べて0.5V大きい。したがって、pMOS11のソ
ース・ドレイン間の抵抗は十分に低くなり、センスアン
プ駆動信号VPの電流密度が増大する。
【0058】センスアンプ駆動回路5のnMOS14は、セ
ンスアンプ活性化信号SAの高レベル(Vii)を受けてオ
ンし、センスアンプ駆動信号VNに接地電圧VSSを供給す
る。センスアンプAMPは、センスアンプ駆動信号VP、VN
が、それぞれ高レベル、低レベルになることで活性化さ
れる。このとき、センスアンプ駆動信号VPには十分な電
流が供給されるため、センスアンプAMPの増幅速度が向
上される。そして、ビット線BL、BLBが高速に差動増幅
され、ビット線BLの電圧が内部電源電圧Viiに、ビット
線BLBの電圧が接地電圧VSSに変化する(図9(g))。
【0059】増幅されたビット線BL、BLBの電圧は、カ
ラムデコーダ(図示せず)に制御されるカラムスイッチ
(図示せず)を介してI/O信号として転送され、出力バ
ッファ(図示せず)からDRAM31の外部に出力される。
センスアンプAMPの増幅速度が向上するため、データの
読み出し時間は短縮される。この後、ワード線WL0が低
レベル(VMI)になり、センスアンプ活性化信号SA、SAB
が、それぞれ低レベル(VSS)、高レベル(Vii)にな
り、プリチャージ信号PRが高レベル(VPP)になる。
(図9(h))センスアンプAMPは非活性化され、読み出し
サイクルが終了する。
【0060】以上のように構成された半導体集積回路で
は、センスアンプ駆動回路5のpMOS11のゲートに負電
圧を供給して、pMOS11をオン制御した。このため、pM
OS11のソース・ドレイン間の抵抗が十分低くなり、セ
ンスアンプ駆動信号VPの電流密度が増加する。したがっ
て、センスアンプAMPおよびセンスアンプ駆動回路5を
変更することなく、センスアンプAMPの駆動能力を増大
することができ、増幅速度を向上することができる。し
たがって、チップサイズを増大することなくセンスアン
プの増幅速度を向上することができる。
【0061】センスアンプAMPの増幅速度の向上が不要
な場合には、センスアンプ駆動回路5あるいはセンスア
ンプAMPを小さくすることができる。したがって、チッ
プサイズを低減することができる。pMOS11のゲートに
供給する負電圧に、負電圧発生回路37aから発生する
ワード線WLのリセット電圧VMIを利用した。したがっ
て、pMOS11のゲートに供給する負電圧を発生するため
の新たな負電圧発生回路を設ける必要がなくなる。この
結果、半導体集積回路のチップサイズを増大することな
く、センスアンプの増幅速度を向上することができる。
【0062】センスアンプ駆動回路5のpMOS11のゲー
トに負電圧を供給した。このため、センスアンプAMPの
増幅速度の向上が不要の場合には、pMOS11を小さくす
ることができる。一般に、pMOSのキャリアの移動度は、
nMOSより小さく、同じ駆動能力を有するpMOSとnMOSとで
は、pMOSのゲート幅をnMOSのゲート幅の約2倍にする必
要がある。このため、pMOS11の小さくすることは、nM
OS14を小さくすることに比べ、センスアンプ駆動回路
5のレイアウト面積を低減する効果が大きい。
【0063】さらに、センスアンプ駆動回路5のpMOS1
1のソースに供給する電源電圧(内部電源電圧Vii)を
上げることなく、それと同様の効果が得られる。図10
は、本発明の半導体集積回路の第2の実施形態における
SA生成回路77(制御回路に対応する)を示している。
SA生成回路77以外の回路構成は、第1の実施形態と同
一である。本実施形態は、請求項4に対応している。な
お、従来技術および第1の実施形態で説明した回路と同
一の回路については、同一の符号を付し、これ等の回路
については、詳細な説明を省略する。また、従来技術お
よび第1の実施形態で説明した信号と同一の信号につい
ては、同一の符号を付している。
【0064】SA生成回路77は、SA生成回路18と同一
の論理回路19、レベルシフタ43、CMOSインバータ4
5、21を備えている。本実施形態では、レベルシフタ
43のnMOS47b、49bのソースおよびCMOSインバー
タ45のnMOS45bのソースに基板電圧VBBが供給され
ている。基板電圧VBBは、図5に示した基板電圧発生回
路37bにより−0.5Vにされている。基板電圧発生回路
37bは、図8に示した負電圧発生回路37aと同一の
回路である。
【0065】図11は、SA生成回路77に設けられたCM
OSインバータ45のセルレイアウトを示している。図の
上側にn-wellが形成され、図の下側にp-wellが形成され
ている。n-well内にはpMOS45aが形成され、p-well内
にはnMOS45bが形成されている。n-wellおよびp-well
の端には、それぞれpMOS45aのソースとnMOS45bの
ソースとに接続される電源パターンP1、P2が形成されて
いる。電源パターンP1、P2には、それぞれ内部電源電圧
Vii、基板電圧VBBが供給されている。また、電源パター
ンP2には、p-wellに基板電圧VBBを供給する複数のコン
タクトホールCONTが形成されている。すなわち、nMOS4
5bのソースへの基板電圧VBBの供給は、特別の電源パ
ターンをレイアウトすることなく、基板電圧VBBの供給
用の電源パターンP2を利用して行われている。
【0066】この実施形態の半導体集積回路において
も、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることが
できる。さらに、この実施形態では、SA生成回路77に
設けられたCMOSインバータ45のnMOS45bのソースに
基板電圧VBBを供給した。このため、センスアンプ駆動
回路5のpMOS11のゲートに負電圧を印加するために新
たな負電圧発生回路を設ける必要がなくなる。この結
果、DRAM31のチップサイズを増大することなく、セン
スアンプAMPの増幅速度を向上することができる。
【0067】また、nMOS45bのソースへの基板電圧VB
Bの供給を、p-wellに基板電圧VBBを供給する電源パター
ンP2を利用して行った。このため、新たな電源パターン
を設けることが不要になり、レイアウト面積を小さくす
ることができる。図12は、本発明の半導体集積回路の
第3の実施形態におけるSA生成回路79(制御回路に対
応する)を示している。SA生成回路79以外の回路構成
は、第1の実施形態と同一である。本実施形態は、請求
項5および請求項6に対応している。なお、従来技術お
よび第1の実施形態で説明した回路と同一の回路につい
ては、同一の符号を付し、これ等の回路については、詳
細な説明を省略する。また、従来技術および第1の実施
形態で説明した信号と同一の信号については、同一の符
号を付している。
【0068】SA生成回路79は、図17に示したSA生成
回路18と同一の論理回路19、CMOSインバータ20、
およびレベルシフタ81、CMOSインバータ83を備えて
いる。レベルシフタ81は、第1の実施形態のレベルシ
フタ43と同一の回路構成をしており、直列に接続され
たpMOS47a、nMOS47bと、直列に接続されたpMOS4
9a、nMOS49bと、インバータ51とで構成されてい
る。レベルシフタ43との相違は、pMOS47a、49a
のソースに、ワード線WLのブースト電圧VPPが供給さ
れ、pMOS47b、49bのソースに接地電圧VSSが供給
されていることである。なお、ブースト電圧VPPは、後
述する高電圧発生回路39により、電源電圧VCC(例え
ば2.5V)を昇圧して2.9Vにされている。
【0069】論理回路19は、デコード信号WDECとセン
スアンプタイミング信号SATが供給され、活性化信号SAB
0、SA0を出力している。CMOSインバータ21は、活性化
信号SAB0を反転し、センスアンプ活性化信号SABとして
出力している。レベルシフタ81は、活性化信号SA1の
高レベルをブースト電圧VPPにする回路である。レベル
シフタ81により、活性化信号SA1の高レベル時にpMOS
83aのゲート・ソース間電圧は0Vにされ、CMOSインバ
ータ83に貫通電流が流れることが防止される。
【0070】CMOSインバータ83のpMOS83aのソース
には、ブースト電圧VPPが供給され、nMOS83bのソー
スには、接地電圧VSSが供給されている。CMOSインバー
タ45は、活性化信号SA1を入力し、反転したセンスア
ンプ活性化信号SAを出力している。図13は、ブースト
電圧VPPを発生する高電圧発生回路39を示している。
高電圧発生回路39は、パルス信号OSCを発生する発振
回路85と、パルス信号OSCを位相の異なるパルス信号
に変換する出力回路87と、ポンピング回路89とで構
成されている。
【0071】発振回路85は、3つのインバータを縦続
接続したインバータ列91と、NANDゲート93と、イン
バータ95とで構成されている。インバータ列91の出
力は、NANDゲート93の一方の入力に接続されている。
NANDゲート93の他方の入力には、制御信号ENが供給さ
れている。NANDゲート93の出力には、インバータ95
の入力が接続されている。インバータ95の出力は、ノ
ードN7に接続されている。ノードN7は、インバータ列9
1の入力および出力回路87の入力に接続されている。
ノードN7からは、パルス信号OSCが出力される。
【0072】出力回路87は、2入力のNORゲートと4
つのインバータとを縦続接続した回路97a、97b
と、2つのインバータ99、101と、2つの2入力の
NORゲート103a、103bとで構成されている。回
路97aの一方の入力には、インバータ99を介してノ
ードN7が接続されている。回路97aの他方の入力に
は、回路97bの3段目のインバータの出力が接続され
ている。回路97bの一方の入力には、インバータ10
1を介して、インバータ99の出力が接続されている。
回路97bの他方の入力には、回路97aの3段目のイ
ンバータの出力が接続されている。NORゲート103a
の一方の入力には、回路97aの2段目のインバータの
出力が接続されている。NORゲート63aの他方の入力
には、テスト信号TSTが接続されている。NORゲート10
3bの一方の入力には、回路97bの2段目のインバー
タの出力が接続されている。NORゲート103bの他方
の入力には、テスト信号TSTが接続されている。NORゲー
ト103aの出力はノードN00に接続され、回路97a
の出力はノードN01に接続され、回路97bの出力はノ
ードN02に接続され、NORゲート103bの出力はノード
N03に接続されている。
【0073】ポンピング回路89は、nMOSからなる4つ
のキャパシタ105a、105b、105c、105d
と、11個のnMOSと、2つのpMOS109a、109bと
で構成されている。キャパシタ105a、105b、1
05c、105dのソースおよびドレインは、それぞ
れ、ノードN03、N00、N02、N01に接続されている。キャ
パシタ105bのゲートには、nMOS107aのゲートお
よびソースと、nMOS107b、107cのソースと、nM
OS107d、107gのゲートとが接続されている。キ
ャパシタ105aのゲートには、nMOS107eのゲート
およびソースと、nMOS107f、107gのソースと、
nMOS107h、107cのゲートとが接続されている。
nMOS107b、107fのゲートには、テスト信号TST
が接続されている。キャパシタ105cのゲートには、
nMOS107j、107dのソースと、pMOS109aのソ
ースと、pMOS109bのゲートとが接続されている。キ
ャパシタ105bのゲートには、nMOS107k、107
hのソースと、pMOS109bのソースと、pMOS109a
のゲートとが接続されている。nMOS107j、107
k、107mのゲートは電源電圧VCCに接続されてい
る。pMOS109a、109bのドレインには、nMOS10
7mのソースが接続されている。pMOS109a、109
bのドレインからはブースト電圧VPPが出力されてい
る。nMOS107a〜107mのドレインには、電源電圧
VCCが供給されている。
【0074】この高電圧発生回路39では、制御信号EN
が高レベルのときに、発振回路85が発振し、ノードN7
にパルス信号OSCが発生する。出力回路87は、パルス
信号OSCを受け、位相の異なるパルス信号をそれぞれノ
ードN00、N01、N02、N03に出力する。ポンピング回路8
9のキャパシタ105a、105dおよびキャパシタ1
05b、105cは、入力されたパルス信号に応じて交
互に充放電される。そして、nMOS107k、107jの
整流作用、およびpMOS109a、109bのオンオフ動
作により、電源電圧VCCがブースト電圧VPPに昇圧され
る。
【0075】なお、テスト信号TSTは、通常動作時に電
源電圧VCCにされ、バーンイン試験時にブースト電圧VPP
が印加される信号である。テスト信号TSTに外部からブ
ースト電圧VPPを印加することで、ポンピング回路89
の電圧発生能力が低減される。上述した半導体集積回路
では、図14に示すように、センスアンプAMPの活性化
時に、センスアンプ活性化信号SAの高レベルがブースト
電圧VPPまで上昇する。そして、図6に示したセンスア
ンプ駆動回路5のnMOS14のゲートには、ブースト電圧
VPPが印加され、センスアンプ駆動信号VNに接地電圧VSS
が供給される。このため、nMOS14のソース・ドレイン
間の抵抗は、nMOS14のゲートに内部電源電圧Viiを印
加するときに比べて十分に低くなり、センスアンプ駆動
信号VNの電流密度が増大する。したがって、センスアン
プAMPの増幅速度が向上する。ここで、接地電圧VSSのセ
ンスアンプ駆動信号VNへの供給は、nMOS14の多数キャ
リアである電子が移動することで行われる。
【0076】この実施形態の半導体集積回路において
も、第1および第2の実施形態と同様の効果を得ること
ができる。さらに、この実施形態では、SA生成回路79
に設けられたCMOSインバータ83のpMOS83aのソース
に、ワード線WLの高レベル電圧に使用されるブースト電
圧VPPを供給した。このため、センスアンプ駆動回路5
のnMOS14のゲートに高電圧を印加するために新たな負
電圧発生回路を設ける必要がなくなる。この結果、DRAM
31のチップサイズを増大することなく、センスアンプ
AMPの増幅速度を向上することができる。
【0077】なお、第1の実施形態では、メモリセルア
レイ2の四隅に対応する全ての領域にセンスアンプ駆動
回路5を配置した例について述べた。本発明はかかる実
施形態に限定されるものではない。例えば、センスアン
プの四隅に対応する領域に1つおきにセンスアンプ駆動
回路5を配置してもよい。また、例えば、センスアンプ
駆動回路5をセンスアンプAMP毎に配置してもよい。第
2および第3の実施形態においても同様である。
【0078】また、第1の実施形態では、DRAM31に、
4つのメモリコア部1と、十字状の周辺回路部33とを
形成した例について述べたが、2つのメモリコア部1と
矩形状の周辺回路部とを形成してもよい。メモリコア部
1の数および周辺回路部の形状は特に限定されない。第
2および第3の実施形態においても同様である。また、
第1の実施形態では、センスアンプ活性化信号SABに与
える負電圧を、ワード線WLのリセット電圧VMIを発生す
る負電圧発生回路37aから供給した例について述べた
が、例えば、専用の負電圧発生回路を形成し、この負電
圧発生回路からセンスアンプ活性化信号SABに与える負
電圧を供給してもよい。この場合、センスアンプ活性化
信号SABに与える負電圧を、より低い電圧にすることが
できる。この結果、センスアンプAMPの増幅速度をさら
に向上することができる。
【0079】さらに、センスアンプ活性化信号SABに与
える負電圧は、DRAM31上に形成された負電圧発生回路
37a、基板電圧発生回路37b以外の電圧発生回路か
ら供給してもよい。第1、第2、第3の実施形態では、
本発明をDRAMに適用した例について述べたが、例えば、
センスアンプを備えるSRAM、FeRAM(Ferroelectric RA
M)、FLASHメモリ等の半導体メモリに適用してもよい。
あるいは、センスアンプを備える他の半導体集積回路に
適用してもよい。
【0080】また、システムLSIにDRAM等のメモリが搭
載される場合、このメモリに本発明を適用してもよい。
本発明が適用される半導体製造プロセスは、CMOSプロセ
スに限られず、Bi-CMOSプロセスでもよい。
【0081】
【発明の効果】請求項1、請求項2、請求項5の半導体
集積回路では、センスアンプおよび駆動回路を変更する
ことなく、センスアンプの増幅速度を向上することがで
きる。また、駆動回路にキャリアを供給する電源電圧を
上げることなく、センスアンプの増幅速度を向上するこ
とができる。したがって、チップサイズを増大すること
なくセンスアンプの増幅速度を向上することができる。
【0082】センスアンプの増幅速度の向上が不要な場
合には、センスアンプの駆動回路あるいはセンスアンプ
を小さくすることができる。したがって、チップサイズ
を低減することができる。請求項3および請求項4の半
導体集積回路では、pMOSトランジスタの制御のために新
たな負電圧発生回路を設ける必要がなくなる。この結
果、半導体集積回路のチップサイズを増大することな
く、センスアンプの増幅速度を向上することができる。
【0083】請求項6の半導体集積回路では、nMOSトラ
ンジスタの制御のために新たな高電圧発生回路を設ける
必要がなくなる。この結果、チップサイズを増大するこ
となく、センスアンプの増幅速度を向上することができ
る。請求項7の半導体集積回路では、メモリセルアレイ
の周囲に配置されたセンスアンプおよび駆動回路を変更
することなく、センスアンプの増幅速度を向上すること
ができる。換言すれば、チップサイズを増大することな
く、センスアンプの増幅速度を向上することができる。
【0084】センスアンプの増幅速度の向上が不要な場
合には、センスアンプを小さくすることができ、チップ
サイズを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1ないし請求項3に記載の発明の基本原
理を示すブロック図である。
【図2】請求項4に記載の発明の基本原理を示すブロッ
ク図である。
【図3】請求項5および請求項6に記載の発明の基本原
理を示すブロック図である。
【図4】請求項7に記載の発明の基本原理を示すブロッ
ク図である。
【図5】本発明の半導体集積回路の第1の実施形態を示
す概要図である。
【図6】図5のメモリコア部およびタイミング制御部を
示す回路図である。
【図7】図6のSA生成回路の詳細を示す回路図である。
【図8】図5の負電圧発生回路の詳細を示す回路図であ
る。
【図9】第1の実施形態の読み出しサイクルにおける主
要な信号のタイミング図である。
【図10】本発明の半導体集積回路の第2の実施形態の
おけるSA生成回路の詳細を示す回路図である。
【図11】図10のCMOSインバータ45を示すレイアウ
ト図である。
【図12】本発明の半導体集積回路の第3の実施形態の
おけるSA生成回路の詳細を示す回路図である。
【図13】第3の実施形態における高電圧発生回路の詳
細を示す回路図である。
【図14】第3の実施形態の読み出しサイクルにおける
主要な信号のタイミング図である。
【図15】従来のメモリセルアレイのレイアウトを示す
概要図である。
【図16】従来のメモリコア部および周辺回路部を示す
回路図である。
【図17】従来のSA生成回路の詳細を示す回路図であ
る。
【図18】従来の読み出しサイクルにおける主要な信号
のタイミング図である。
【符号の説明】
1 メモリコア部 2 メモリセルアレイ 3 センスアンプ列 4 サブワードデコーダ列 5 センスアンプ駆動回路 6 プリチャージ回路 7a、7b、7c、7d nMOS 11 pMOS 12、13、14 nMOS 16 タイミング発生回路 17 PR生成回路 18 SA生成回路 19 論理回路 21 CMOSインバータ 31 DRAM 33 周辺回路部 35 タイミング制御部 37a 負電圧発生回路 37b 基板電圧発生回路 39 高電圧発生回路 41 SA生成回路 43 レベルシフタ 45 CMOSインバータ 45a、47a、49a pMOS 45b、47b、49b nMOS 51 インバータ 53 発振回路 55 ポンピング回路 57、59、61 インバータ列 59a、61c インバータ 63 NANDゲート 65 インバータ列 65b インバータ 67a、67b、67c pMOS 69 MOSキャパシタ 71、73、75 nMOS 77、79 SA生成回路 81 レベルシフタ 83 CMOSインバータ 83a pMOS 83b nMOS 85 発振回路 87 出力回路89 ポンピング回路 91 インバータ列 93 NANDゲート 95 インバータ 97a、97b 回路 99、101 インバータ 103a、103b NORゲート 105a、105b、105c、105d キャパシタ 107a、107b、107c、107d、107e、
107f nMOS 107g、107h、107j、107k、107m
nMOS 109a、109b pMOS AMP センスアンプ CONT コンタクトホール EN 制御信号 MC0、MC1 メモリセル N1、N2、N3、N4、N5、N6、N7 ノード N00、N01、N02、N03 ノード OSC パルス信号 P1、P2 電源パターン PR プリチャージ信号 SA0 、SAB1、SAB0 活性化信号 SAB、SA センスアンプ活性化信号 TST テスト信号 VPR プリチャージ電圧 PRT プリチャージタイミング信号 SAT センスアンプタイミング信号 TR0 セルトランジスタ VBB 基板電圧 VCC 電源電圧 Vii 内部電源電圧 VN リセット電圧 VP、VN センスアンプ駆動信号 VPP ブースト電圧 VSS 接地電圧 WDEC デコード信号 WL、WL0 ワード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/822 H01L 27/04 F (72)発明者 松宮 正人 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 瀧田 雅人 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 山田 伸一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B024 AA15 BA09 BA13 BA27 CA07 CA16 CA21 5F038 BE09 BG02 BG03 BG04 BG05 BG09 CA02 CA03 CA06 CD16 DF01 DF05 DF14 DT02 DT10 EZ10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧が与えられ、電源線に接続され
    たソースと、ドレインとを有するトランジスタを含む駆
    動回路と、 前記ドレインに接続され、微少信号を増幅するセンスア
    ンプと、 前記トランジスタのゲートに、前記電源電圧を越える制
    御電圧を与え、該トランジスタを制御する制御回路とを
    備えたことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 電源電圧が与えられ、電源線に接続され
    たソースと、ドレインとを有するpMOSトランジスタを含
    む駆動回路と、 前記ドレインに接続され、微少信号を増幅するセンスア
    ンプと、 前記pMOSトランジスタのゲートに、前記電源電圧の低電
    位側電位より低い電位を与え、該pMOSトランジスタをオ
    ン制御する制御回路とを備えたことを特徴とする半導体
    集積回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体集積回路におい
    て、 メモリセルと、該メモリセルに接続され非選択時に負電
    圧が供給されるワード線と、該ワード線に供給する前記
    負電圧を発生する負電圧発生回路とを備え、 前記pMOSトランジスタのゲートには、前記負電圧発生回
    路で発生した前記負電圧が供給されることを特徴とする
    半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の半導体集積回路におい
    て、 nMOSトランジスタの基板に供給する負電圧を発生する基
    板電圧発生回路を備え、 前記pMOSトランジスタのゲートには、前記基板電圧発生
    回路で発生した前記負電圧が供給されることを特徴とす
    る半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 電源電圧が与えられ、電源線に接続され
    たソースと、ドレインとを有するnMOSトランジスタを含
    む駆動回路と、 前記ドレインに接続され、微少信号を増幅するセンスア
    ンプと、 前記nMOSトランジスタのゲートに、前記電源電圧の高電
    位側電位よりも高い電位を与え、該nMOSトランジスタを
    オン制御する制御回路とを備えたことを特徴とする半導
    体集積回路。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体集積回路におい
    て、 メモリセルと、該メモリセルに接続され、選択時に前記
    高電位側電位より高い高電圧が供給されるワード線と、
    該ワード線に供給する前記高電圧を発生する高電圧発生
    回路とを備え、 前記nMOSトランジスタのゲートには、前記高電圧発生回
    路で発生した前記高電圧が与えられることを特徴とする
    半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の半導体集積回路におい
    て、 メモリセルが縦横に配置され、一方向に並ぶ複数の前記
    メモリセルにビット線が接続された四角状のメモリセル
    アレイを複数備え、 前記各メモリセルアレイの前記ビット線に平行な二辺の
    間には、複数のワードデコーダが並列して配置され、 前記各メモリセルアレイの前記ビット線に直交する二辺
    の間には、複数の前記センスアンプが並列して配置さ
    れ、 前記ワードデコーダの並列方向と前記センスアンプの並
    列方向とが交差する領域には、前記センスアンプ列を駆
    動する前記駆動回路が配置されたことを特徴とする半導
    体集積回路。
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