JP2000285495A - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

Info

Publication number
JP2000285495A
JP2000285495A JP8872499A JP8872499A JP2000285495A JP 2000285495 A JP2000285495 A JP 2000285495A JP 8872499 A JP8872499 A JP 8872499A JP 8872499 A JP8872499 A JP 8872499A JP 2000285495 A JP2000285495 A JP 2000285495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
objective lens
driving device
lens driving
reproducing apparatus
disk recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8872499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3551075B2 (ja
Inventor
Kenichi Miyamori
健一 宮森
Hirotoshi Tomita
浩稔 富田
Hideki Aiko
秀樹 愛甲
Hideki Nakada
秀輝 中田
Munenori Usami
宗徳 宇佐美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP08872499A priority Critical patent/JP3551075B2/ja
Publication of JP2000285495A publication Critical patent/JP2000285495A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3551075B2 publication Critical patent/JP3551075B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Head (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学ユニットと対物レンズの相対位置調整す
るために、調整領域を予め確保しておく必要があり、光
学ヘッドの小型化、薄型化が困難になるという問題が生
じていた。また、記録媒体と対物レンズの相対傾きを調
整するために、球面加工を行うためコストアップになる
という問題が生じていた。 【解決手段】 対物レンズ駆動装置に設けられた複数個
の突起部と、受発光素子を保持する光学基台には、対物
レンズ駆動装置の突起部を固定するための複数個の穴部
を有しており、穴部は突起部を固定すると共に、対物レ
ンズ駆動装置の調整範囲を規定するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状の記録
媒体に光スポットを照射し、光学的に情報を記録再生す
るディスク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスク記録再生装置は、CD
(Compact Disc)、MD(Mini Di
sc)等においては装置の小型化と共に記録密度の向上
が課題となっており、最近ではDVD(Digital
Video Disc或いはDigital Ver
satile Disc)等の大容量ディスクが注目を
あびており、用途は年々多様化すると共に益々高密度・
小型・高性能・高付加価値化している。
【0003】かかる光ディスクに用いられているディス
ク記録再生装置の従来の実施の形態について図面を用い
ながら説明する。
【0004】図23は、従来のディスク記録再生装置の
分解斜視図、図24は、従来のディスク記録再生装置の
組立斜視図、図25は、従来のディスク記録再生装置の
あおり調整部の側断面図である。
【0005】図23、図24、および図25において、
対物レンズ駆動装置1は、対物レンズ2を保持するレン
ズホルダ3が設けられている。レンズホルダ3の両側面
には、レンズホルダ3を固定部4に対して2方向に可動
に支持する弾性体5が上下にそれぞれ取付けられてお
り、レンズホルダ3の中央部の孔には、フォーカシング
コイル6およびトラッキングコイル7が固着されてい
る。フォーカシングコイル6は、レンズホルダ3を固定
部4に対し垂直方向矢印F方向に動かし、トラッキング
コイル7はレンズホルダ3を固定部4に対し水平方向矢
印T方向に動くように構成されている。さらに、固定部
4は、対物レンズ駆動装置1を調整後、光学基台8に固
定するためのベース9に固定されている。
【0006】また、ベース9の下面部には、球面凸部9
aが設けられており、光学基台8の一部に設けられてい
る球面凹部8aと摺動接触しており、あおりネジ10を
回転することにより、ベース9をθR、θT回転させ
る。なお、この時の回転中心は対物レンズ2の中心位置
とする。
【0007】次に光学基台8には、反射ミラー11が固
定されていると共に、ホログラム素子、ビームスプリッ
ター、折り返しミラー、偏向分離素子などからなる光学
部品と半導体レーザ、光検出器などからなる受発光素子
が一体的に構成されている光学ユニット12がタンジェ
ンシャル方向端面部に固定されている。
【0008】以上のように、対物レンズ駆動装置1と光
学基台8と反射ミラー11と、光学ユニット12により
光学ヘッド13が構成されている。
【0009】以上のように構成された従来例であるとこ
ろのディスク記録再生装置の対物レンズ駆動装置1と光
学ユニット12の相対位置調整について説明する。
【0010】光学ユニット12は、例えば受光素子のト
ラッキング誤差信号の出力が略均一となるようにラジア
ル方向(X方向)、タンジェンシャル方向(Y方向)に
移動調整した後、光学基台8の端面部に接着剤などによ
り固定する。さらに、あおりネジ10を回転させること
により、記録媒体14(図示せず)と対物レンズ2との
相対傾きの調整を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
成では、光学ユニット12をX方向、およびY方向に移
動することにより、光学ユニット12と対物レンズ2の
相対位置調整を行っていたため、その調整領域を予め確
保しておく必要があり、光学ヘッド13の小型化、薄型
化が困難になるという問題が生じていた。
【0012】さらに、記録媒体14と対物レンズ2の相
対傾きを調整するために、ベース9の下面部に設けられ
た球面凸部9aと光学基台8の一部に設けられた球面凹
部8aが必要になることにより、光学ヘッド13の厚み
が厚くなると共に、球面加工を行うためコストアップに
なるという問題が生じていた。
【0013】本発明は、上記した問題点に鑑み、光学ユ
ニット12を光学基台8に直接固定すると共に、ベース
9の下面部に設けられた球面凸部9aと光学基台8の一
部に設けられた球面凹部8aとを廃止することにより、
光学ヘッド13の全高を大幅に低減し、小型・薄型の光
学ヘッド、およびディスク記録再生装置を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明請求項1記載のディスク記録再生装置は、対物レ
ンズ駆動装置に設けられた複数の突起部と、受発光素子
を保持する光学基台には、対物レンズ駆動装置の突起部
を固定するための複数の凹部を有しており、凹部は突起
部を固定すると共に、対物レンズ駆動装置の調整範囲を
規定するように構成することにより、光学ヘッドの全高
を大幅に低減し、小型・薄型の光学ヘッド、およびディ
スク記録再生装置を提供する対物レンズ駆動装置を光学
基台に調整取り付ける際の対物レンズ駆動装置の調整範
囲を予め規定することにより、対物レンズ駆動装置の相
対位置調整の時間を短縮することのできるディスク記録
再生装置を提供することを目的とする。
【0015】さらに請求項2記載のディスク記録再生装
置は、請求項1記載のディスク記録再生装置において、
固定方法を半田付け等の蝋付け、もしくは溶接などのよ
うな金属的結合による固定と、接着剤による固定の2種
類の固定方法を併用することにより、固定において環境
特性の信頼性の向上と固定時間の短縮を図ることを目的
とする。
【0016】また、請求項3記載のディスク記録再生装
置は、請求項1記載のディスク記録再生装置に、複数の
突起部と複数の凹部が必ずフォーカス方向に対向するよ
うに構成することにより、請求項1記載のディスク記録
再生装置の効果の他に、対物レンズ駆動装置を調整する
際の対物レンズ駆動装置が光学基台より、落下するのを
防止するとともに、レンズホルダを弾性支持する弾性部
材の損傷を防ぐことのできるディスク記録再生装置を提
供することを目的とする。
【0017】さらに、請求項4記載のディスク記録再生
装置は、請求項1記載のディスク記録再生装置の対物レ
ンズ駆動装置の突起部にフォーカス方向に貫通した切り
欠き、もしくは穴を設けたことにより、光学的な反応に
より接着固定する接着剤を用いて、対物レンズ駆動装置
と光学基台を固定する場合、接着強度を向上すると共
に、接着時間の短縮を図るディスク記録再生装置を提供
することを目的とする。
【0018】次に、請求項5記載のディスク記録再生装
置は、請求項4記載のディスク記録再生装置の突起部に
設けたフォーカス方向に貫通した切り欠き、もしくは穴
の形状を上面部と下面部で異なる形状にしたことによ
り、請求項4記載のディスク記録再生装置の対物レンズ
駆動装置と光学基台との接着強度を向上したディスク記
録再生装置を提供することを目的とする。
【0019】また、請求項6記載のディスク記録再生装
置は、請求項記4載のディスク記録再生装置において、
突起部に設けたフォーカス方向に貫通した切り欠き、も
しくは穴において、ラジアル方向に対向するフォーカス
方向に貫通した切り欠き、もしくは穴の中心間隔とラジ
アル方向に対向する光学台に設けられた前記突起部に対
向する凹部の内側間隔が略略同一とすることにより、対
物レンズ駆動装置を調整する際にフォーカス方向に貫通
した切り欠き、もしくはフォーカス方向に貫通した切り
欠き、もしくは穴を画像認識等の手段を用いて認識する
ことによって、対物レンズ駆動装置と光学基台の相対位
置を設計中心に予め移動することにより、調整時間の短
縮したディスク記録再生装置を提供することを目的とす
る。
【0020】また、請求項7記載のディスク記録再生装
置は、突起部が、対物レンズを挟んで、ラジアル方向あ
るいは、タンジェンシャル方向に対称にある場合、前記
突起部の対物レンズに対するラジアル方向、あるいはタ
ンジェンシャル方向の外側の厚みを薄くしたことによ
り、対物レンズ駆動装置のあおり調整を行った際、あお
り角度が大きくなった時、突起部が光学基台の上面より
も上にでる量を少なくできるので、ディスク、あるいは
ディスクカートリッジと突起部の端部が接触するのを防
ぐことができ、光学ヘッド、およびディスク記録再生装
置を薄くすることができる、あるいはあおり角度の調整
範囲を広げることができると共に、面取り部に接着剤が
流れ込み接着強度を増加したディスク記録再生装置を提
供することを目的とする。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)次に、本発
明の実施の形態について図面を用いながら説明する。
【0022】図1は、本実施の形態におけるディスク記
録再生装置の分解斜視図、図2は、本実施の形態におけ
るディスク記録再生装置の組立斜視図である。
【0023】図1、図2において、対物レンズ駆動装置
1は、対物レンズ2を保持するレンズホルダ3が設けら
れている。レンズホルダ3の両側面には、レンズホルダ
3を固定部4に対して2方向に可動に支持する弾性体5
が上下にそれぞれ取付けられており、レンズホルダ3の
中央部の孔には、フォーカシングコイル6およびトラッ
キングコイル7が固着されている。フォーカシングコイ
ル6は、レンズホルダ3を固定部4に対し垂直方向矢印
F方向に動かし、トラッキングコイル7はレンズホルダ
3を固定部4に対し水平方向矢印T方向に動くように構
成されている。さらに、固定部4は、対物レンズ駆動装
置1を調整後、光学基台8に固定するためのベース9に
固定されている。ここで、ベース9には、光学基台8に
固定するための突起部9が、設けられており、光学基台
8には、突起部9と対向する位置に突起部9bを遊嵌
し、かつ対物レンズ駆動装置の調整範囲を規定するよう
に凹部8bが設けられている。
【0024】次に光学基台8には、反射ミラー11が固
定されていると共に、ホログラム素子、ビームスプリッ
ター、折り返しミラー、偏向分離素子などからなる光学
部品と半導体レーザ、光検出器などからなる受発光素子
が一体的に構成されている光学ユニット12がタンジェ
ンシャル方向端面部に固定されている。
【0025】以上のように、対物レンズ駆動装置1と光
学基台8と反射ミラー11と、光学ユニット12により
光学ヘッド13が構成されている。
【0026】以上のように構成されたディスク記録再生
装置の対物レンズ駆動装置1と光学ユニット12の相対
位置調整について説明する。
【0027】外部治具のチャッキングピン(図示せず)
により、ベース9の位置決め穴(図示せず)を保持し、
対物レンズ2に入射する光軸と略直行する平面内で、対
物レンズ駆動装置1を、例えば受光素子のトラッキング
誤差信号の出力が略均一となるようにラジアル方向(X
方向)、タンジェンシャル方向(Y方向)に移動調整し
た後、記録媒体14(図示せず)と対物レンズ2との相
対角度を調整をするために、同様に外部治具を回転させ
ることにより、対物レンズ駆動装置1をラジアル方向θ
R、およびタンジェンシャル方向θTにそれぞれ回転さ
せる。このようにして、平面内の位置調整と記録媒体1
4の相対傾きを調整した後、凹部8bに接着剤15を塗
布し、凹部8bと突起部9bを固定することにより、光
学基台8に対物レンズ駆動装置1を固定する。
【0028】以上のように、本実施の形態によれば、対
物レンズ駆動装置に設けられた突起部と、受発光素子を
保持する光学基台には、対物レンズ駆動装置の突起部を
固定するための凹部を有しており、凹部は突起部を固定
すると共に、対物レンズ駆動装置の調整範囲を規定する
ように構成することにより、光学ヘッド13の全高を大
幅に低減し、小型・薄型の光学ヘッド、およびディスク
記録再生装置を提供する対物レンズ駆動装置を光学基台
に調整取り付ける際の対物レンズ駆動装置の調整範囲を
予め規定することにより、対物レンズ駆動装置の相対位
置調整の時間を短縮することができる。 (第2の実施の形態)図3は、本実施の形態の分解斜視
図、図4は、本実施の形態のディスク記録再生装置の組
立斜視図である。
【0029】図3、図4において、図1、図2と同一の
箇所は同一の番号を付し、説明を省略する。図1、図2
と異なる箇所は、光学基台8に設けられた凹部8bを接
着固定する近傍に調整範囲を考慮して袋状にしたことに
ある。
【0030】このことにより、接着剤の量を規定できる
と共に、接着剤のY方向の流れ込みを少なくすることに
より、接着強度を増すという固有の効果を有する。 (第3の実施の形態)次に、本発明第3の実施の形態に
ついて図面を用いながら説明する。
【0031】図5は、本実施の形態のディスク記録再生
装置の分解斜視図、図6は、本実施の形態におけるディ
スク記録再生装置の組立斜視図である。第1、第2の実
施の形態と異なる箇所は、固定する4カ所の固定方法を
変えたことにある。
【0032】例えば、固定部4側の突起部9b(図6に
おいては、15部)を固定する方法は、光学的反応など
により固化する接着剤15を用いて固定する。さらに、
その後、非固定部側の突起部9b(図6においては、1
7部)を固定は、半田付け等の蝋付け、もしくは溶接な
どのような金属的結合によって固定したことによる。
【0033】以上のように、本実施の形態によれば、固
定部により固定方法を変えることによって、接着力は、
金属結合により得、環境特性は、接着剤などの化学的手
段により、得ることができるので、接着力と環境特性を
併せ持つことができる。 (第4の実施の形態)次に、本発明第4の実施の形態に
ついて図面を用いながら説明する。
【0034】図7は、本実施の形態のディスク記録再生
装置の平面図、図8は、本実施の形態のディスク記録再
生装置を説明するための補助平面図である。
【0035】図7、図8おいて、図1、図2と同一の箇
所は、同一の番号を付し、説明を省略する。図1、図2
と異なる箇所は、光学基台8に設けられた凹部8bのラ
ジアル方向の幅を規定したことにある。
【0036】すなわち、図7に示すように、ベース9に
設けられた突起部9bのラジアル方向の最大幅をW1、ラ
ジアル方向に相対向する光学基台8に設けられた凹部8
bのラジアル方向の最大幅をW2、凹部8bのラジアル方
向の幅をW3とすると、W1、W2、W3において、式1の関係
にあるように構成されている。
【0037】 W1>W2-W3 (式1) W1≦W2-W3 (式2) 式1のように各幅を規定することによって、図8に示す
ような各幅が式2のような関係にある時と比較すると、
ベース9に設けられた突起部9bが、光学基台8に設け
られた凹部8bと必ず嵌合するので、対物レンズ駆動装
置1が、光学基台8から落下しない(式2に示すような
関係の時、突起部9bと凹部8bの嵌合がはずれ、対物
レンズ駆動装置1が光学基台8から落下する場合があ
る)。
【0038】また、レンズホルダ3を弾性支持する弾性
体5と光学基台8の底面部と接触しないように構成でき
るので、弾性体5の曲がりなどの損傷を防ぐことができ
る。
【0039】以上のように、本実施の形態によれば、対
物レンズ駆動装置に設けられた突起部と、受発光素子を
保持する光学基台には、対物レンズ駆動装置の突起部を
固定するための凹部を有しており、凹部は突起部を固定
すると共に、対物レンズ駆動装置の調整範囲を規定する
ように構成し、光学基台に設けられたラジアル方向、あ
るいはタンジェンシャル方向に相対向する凹部の内側間
隔より、対物レンズ駆動装置に設けられたラジアル方
向、あるいはタンジェンシャル方向に相対向する突起部
の外側間隔が大なるように構成することにより、光学ヘ
ッド13の全高を大幅に低減し、小型・薄型の光学ヘッ
ド、およびディスク記録再生装置を提供する対物レンズ
駆動装置を光学基台に調整取り付ける際の対物レンズ駆
動装置の調整範囲を予め規定することにより、対物レン
ズ駆動装置の相対位置調整の時間を短縮することのでき
ると共に、対物レンズ駆動装置を調整する際の対物レン
ズ駆動装置が光学基台より、落下するのを防止すると共
に、レンズホルダを弾性支持する弾性部材の損傷を防ぐ
ことができる。 (第5の実施の形態)次に、本発明第4の実施の形態に
ついて図面を用いながら説明する。
【0040】図9は、本実施の形態のディスク記録再生
装置の平面図、図10は、本実施の形態のディスク記録
再生装置を説明するための一分拡大断面図である。
【0041】図9、図10において、図1、図2と同一
の箇所は、同一の番号を付し、説明を省略する。図1、
図2と異なる箇所は、ベース9に設けられた突起部9b
の一分にフォーカス方向に貫通した切り欠き、もしくは
穴を設けたことにある。
【0042】対物レンズ駆動装置1と光学基台8を固定
する接着剤に光学的に反応し、硬化する接着剤を用いた
場合、図10(a)に示すように、紫外線等の光はベー
ス9の突起部9bの下部8bにまで、到達し、光学基台
8に設けられた凹部8bに挿入された接着剤全体が硬化
し、対物レンズ駆動装置1と光学基台8は、種々の調整
後所定の位置に接着固定される。
【0043】しかしながら、図10(b)に示すよう
に、フォーカス方向に貫通した切り欠き、もしくは穴が
無い場合は、突起部9bの下部8bに光が到達しないの
で、光学的反応が起こりにくくなるので、硬化していな
い場合があり、種々の調整後、光学基台8に対して対物
レンズ駆動装置1の相対位置がずれる、あるいは、硬化
時間に時間がかかるなどの問題が生じる。
【0044】以上のように、本実施の形態によれば、対
物レンズ駆動装置の突起部にフォーカス方向に貫通した
切り欠き、もしくは穴を設けたことにより、光学的な反
応により接着固定する接着剤を用いた場合、対物レンズ
駆動装置と光学基台との接着強度を向上すると共に、接
着時間の短縮を図ることができる。 (第6の実施の形態)次に、本発明第6の実施の形態に
ついて図面を用いながら説明する。
【0045】図11は、本実施の形態のディスク記録再
生装置の平面図、図12は、本実施の形態のディスク記
録再生装置を説明するための一分拡大断面図である。
【0046】図11、図12において、図1、図2と同
一の箇所は、同一の番号を付し、説明を省略する。図
1、図2と異なる箇所は、ベース9に設けられた突起部
9bの一分に段付きフォーカス方向に貫通した切り欠
き、もしくは穴を設けたことにある。
【0047】対物レンズ駆動装置1と光学基台8を固定
する接着剤に光学的に反応し、硬化する接着剤を用いた
場合、図12(a)に示すように、光はベース9の突起
部9bの下部8bにまで、到達し、光学基台8に設けら
れた凹部8bに挿入された接着剤全体が硬化し、対物レ
ンズ駆動装置1と光学基台8は、種々の調整後所定の位
置に接着固定される。
【0048】しかしながら、図12(b)に示すよう
に、フォーカス方向に貫通した切り欠き、もしくは穴が
無い場合は、突起部9bの下部8bに紫外線等の光が到
達しないので、光学的反応が起こりにくくなるので、硬
化していない場合があり、種々の調整後、光学基台8に
対して対物レンズ駆動装置1の相対位置がずれる、ある
いは、硬化時間に時間がかかるなどの問題が生じる。
【0049】さらに、フォーカス方向に貫通した切り欠
き、もしくは穴の形状を段付き穴にすることにより、半
径の大きい穴部に接着剤が充填されるので、Z方向の抜
け強度が大きくなる。さらに、ストレート穴の場合、穴
がアパーチャー(開口)になり、穴の下面部にしか光が
到達しないが、段付き穴の場合、突起部9bの下部周辺
に散乱光が到達するので、接着時間が短くなる。
【0050】以上のように、本実施の形態によれば、対
物レンズ駆動装置の突起部にフォーカス方向に貫通した
切り欠き、もしくは穴を設けたことにより、光学的な反
応により接着固定する接着剤を用いた場合、対物レンズ
駆動装置と光学基台との接着強度をさらに向上すると共
に、接着時間の短縮を図ることができる。
【0051】なお、本実施の形態においては、フォーカ
ス方向に貫通した切り欠き、もしくは穴を段付き穴とし
たが、突起部の上面と下面で形状が異なればよく、例え
ばテーパ穴でもよく、本実施の形態に限るものではな
い。 (第7の実施の形態)次に、本発明第7の実施の形態に
ついて図面を用いながら説明する。
【0052】図13は、本実施の形態のディスク記録再
生装置の平面図、図14は、本実施の形態のディスク記
録再生装置の調整方法の一例を示すための分解斜視図で
ある。
【0053】図13、図14において、図1、図2と同
一の箇所は、同一の番号を付し、説明を省略する。図
1、図2と異なる箇所は、ベース9に設けられたラジア
ル方向に相対向する突起部9bの一分に、その中心のラ
ジアル方向間隔がWLであるところのフォーカス方向に
貫通した切り欠き、もしくは穴を設け、光学基台8の開
口部の内の対物レンズ駆動装置1を取り付けるために設
けた凹部8bのラジアル方向に相対向する各凹部8bの
内側間隔をWbとし、こららのWLとWbが略略等しく
したことにある。
【0054】さらに、図14に示すように、光学基台8
の底面にLED等発光素子からなる、発光手段15と、発
光手段15と相対向する位置、かつ光学基台8の上方部
には、受光素子などからなる光学基台の平面位置検出手
段16が設けられている。
【0055】ここで、その動作について説明する。
【0056】発光手段15は、図13、および図14に
おいては、4カ所の突起部9bに照射されるように構成
されており、発光手段15と相対向する位置に設けられ
た受光素子等からなる平面位置検出手段16によって、
対物レンズ駆動装置1の位置を検出し、XY方向位置調
整、ならびにあおり調整を行う前に、外部治具のチャッ
キングピン(図示せず)により、保持されている対物レ
ンズ駆動装置1を平面内の設計中心位置に移動する。こ
のように予め対物レンズ駆動装置1を平面内の設計中心
位置に移動することによって、その後のXY方向調整、
ならびにあおり調整時間を短縮することができる。 (第8の実施の形態)次に、本発明第8の実施の形態に
ついて図面を用いながら説明する。
【0057】図15は、本実施の形態のディスク記録再
生装置のラジアル方向断面図、図16は、本実施の形態
のディスク記録再生装置の比較例として本実施の形態の
構成を採用しない場合のディスク記録再生装置のラジア
ル方向断面図である。
【0058】図15、図16において、図1、図2と同
一の箇所は、同一の番号を付し、説明を省略する。図
1、図2と異なる箇所は、ベース9に設けられた突起部
9bの上端面部をラジアル方向に面取りしたことにあ
る。
【0059】まず、あおり調整を行う前段階は、対物レ
ンズ駆動装置1は、図15(a)、図16(a)の状態
に外部治具のチャッキングピン(図示せず)により保持
されている。ここで、例えば、Oを中心として外部治具
によりあおり調整を行った場合、図15(b)、図16
(b)に示す通りになる。
【0060】図16(b)のように、対物レンズ駆動装
置1を接着剤15で固定した比較例の場合、突起部9b
に上面側にラジアル方向の面取りを行わなかった場合、
接着剤15が、光学基台8の上面部より盛り上がること
になり、高さ方向が不利となる。また、光学基台8の上
面部よりも接着剤15が盛り上がらないように構成した
場合、接着力が低下する。
【0061】しかし、本実施の形態のように、ベース9
に設けられた突起部9bの上端面部をラジアル方向に面
取りをすることによって、図16(b)に示すように、
あおり調整を行い、その結果、例え所定の角度をあおり
調整を行っても、光学基台8の上面部から、接着剤15
が盛り上がることもなく、さらに突起部9bの上面部に
接着剤15を充填することができるので、接着力を保つ
ことができる。
【0062】なお、図15においては、突起部9bのラ
ジアル方向の面取りを所定の角度で行っているが、ラジ
アル方向の外側端面部が突起部9bの上端面部より低く
なればよく、例えば、階段状に外側端面部が低くなって
いればよく、形状は、本実施の形態に限ったものではな
い。 (第9の実施の形態)次に、本発明第9の実施の形態に
ついて図面を用いながら説明する。
【0063】図17は、本実施の形態のディスク記録再
生装置のタンジェンシャル方向断面図、図18は、本実
施の形態に対する比較例として、本発明の構成を採用し
なかった場合のディスク記録再生装置のタンジェンシャ
ル方向断面図である。
【0064】なお、図17、図18において、図(a)
は、あおり調整する前の断面図、図(b)はあおり調整
後の断面図、図(c)はあおり調整後の突起部の断面図
である。
【0065】図17、図18において、図1、図2と同
一の箇所は、同一の番号を付し、説明を省略する。図
1、図2と異なる箇所は、ベース9に設けられた突起部
9bの上端面部をタンジェンシャル方向に面取りしたこ
とにある。
【0066】まず、あおり調整を行う前段階は、対物レ
ンズ駆動装置1は、図17(a)、図18(a)の状態
に外部治具のチャッキングピン(図示せず)により保持
されている。ここで、例えば、Oを中心として外部治具
によりあおり調整を行った場合、図17(b)、
(c)、図18(b)、(c)に示す通りになる。
【0067】図18(c)のように、対物レンズ駆動装
置1を接着剤15で固定した場合、突起部9bの上端面
部にタンジェンシャル方向の面取りを行わなかった場
合、接着剤15が、光学基台8の上面部より盛り上がる
ことになり、高さ方向が不利となる。
【0068】また、光学基台8の上面部よりも接着剤1
5が盛り上がらないように構成した場合、接着力が低下
する。しかし、本実施の形態のように、ベース9に設け
られた突起部9bの上端面部をタンジェンシャル方向に
面取りをすることによって、図17(c)に示すよう
に、例えあおり調整を行い、その結果、例え所定の角度
をあおり調整を行っても、光学基台8の上面部から、接
着剤15が盛り上がることもなく、さらに突起部9bの
上面部に接着剤15を充填することができるので、接着
力を保つことができる。
【0069】なお、図17においては、突起部9bのタ
ンジェンシャル方向の面取りを所定の角度で行っている
が、タンジェンシャル方向の外側端面部が突起部9bの
上端面部より低くなればよく、例えば、階段状に外側端
面部が低くなっていればよく、形状は、本実施の形態に
限ったものではない。 (第10の実施の形態)次に、本発明第10の実施の形
態について図面を用いながら説明する。
【0070】図19は、本実施の形態のディスク記録再
生装置のラジアル方向断面図、図20は、本実施の形態
のディスク記録再生装置の比較例として、本実施の形態
の構成を採用しない場合のディスク記録再生装置のラジ
アル方向断面図である。
【0071】図19、図20において、図1、図2と同
一の箇所は、同一の番号を付し、説明を省略する。図
1、図2と異なる箇所は、ベース9に設けられた突起部
9bの下端面部をラジアル方向に面取りしたことにあ
る。
【0072】まず、あおり調整を行う前段階は、対物レ
ンズ駆動装置1は、図19(a)、図20(a)の状態
に外部治具のチャッキングピン16により保持されてい
る。ここで、例えば、Oを中心として外部治具によりあ
おり調整を行った場合、図19(b)、図20(b)に
示す通りになる。
【0073】図20(b)のように、突起部9bの下側
面にラジアル方向の面取りを行わなかった場合、ディス
ク記録再生装置の厚みから光学基台8の厚みが制限され
る場合、チャッキングピン16の高さを逃げるために設
けられた凹部8cにより、凹部8bの深さが決まるの
で、突起部9bの端部が凹部8bの底面部と干渉し、あ
おり調整が十分にできない可能性がある。
【0074】しかし、本実施の形態のように、ベース9
に設けられた突起部9bの下端面部をラジアル方向に面
取りをすることによって、図19(b)に示すように、
例えあおり調整を行い、その結果、例え所定の角度をあ
おり調整を行っても、凹部8bと突起部9bが干渉する
ことなくあおり調整が可能となる。
【0075】なお、図19においては、突起部9bのラ
ジアル方向の面取りを所定の角度で行っているが、ラジ
アル方向の外側端面部が突起部9bの下端面部より高く
なればよく、例えば、階段状に外側端面部が高くなって
いればよく、形状は、本実施の形態に限ったものではな
い。 (第11の実施の形態)次に、本発明第11の実施の形
態について図面を用いながら説明する。
【0076】図21は、本実施の形態のディスク記録再
生装置のタンジェンシャル方向断面図、図22は、本実
施の形態のディスク記録再生装置の比較例として、本実
施の形態の構成を採用しなかった場合のディスク記録再
生装置のタンジェンシャル方向断面図である。
【0077】なお、図21、図22において、図(a)
は、あおり調整する前の断面図、図(b)はあおり調整
後の断面図、図(c)はあおり調整後の突起部の断面図
である。
【0078】図21、図22において、図1、図2と同
一の箇所は、同一の番号を付し、説明を省略する。図
1、図2と異なる箇所は、ベース9に設けられた突起部
9bの下端面部をタンジェンシャル方向に面取りしたこ
とにある。
【0079】まず、あおり調整を行う前段階は、対物レ
ンズ駆動装置1は、図21(a)、図22(a)の状態
に外部治具のチャッキングピン(図示せず)により保持
されている。ここで、例えば、Oを中心として外部治具
によりあおり調整を行った場合、図21(b)、
(c)、図22(b)、(c)に示す通りになる。
【0080】図22(c)に示すように、突起部9bの
下側面にタンジェンシャル方向の面取りを行わなかった
場合、ディスク記録再生装置の厚みから光学基台8の厚
みが制限される場合、チャッキングピンの高さを逃げる
ために設けられた凹部8cにより、凹部8bの深さが決
まるので、突起部9bの端部が凹部8bの底面部と干渉
し、あおり調整が十分にできない可能性がある。
【0081】しかし、本実施の形態のように、ベース9
に設けられた突起部9bの下端面部をタンジェンシャル
方向に面取りをすることによって、図22(c)に示す
ように、例えあおり調整を行い、その結果、例え所定の
角度をあおり調整を行っても、凹部8bと突起部9bが
干渉することなくあおり調整が可能となる。
【0082】なお、図22においては、突起部9b下面
部のタンジェンシャル方向の面取りを所定の角度で行っ
ているが、タンジェンシャル方向の外側端面部が突起部
9bの下端面部より高くなればよく、例えば、階段状に
外側端面部が高くなっていればよく、形状は、本実施の
形態に限ったものではない。
【0083】
【発明の効果】以上のように、本発明のディスク記録再
生装置は、対物レンズ駆動装置に設けられた突起部と、
受発光素子を保持する光学基台には、対物レンズ駆動装
置の突起部を固定するための凹部を有しており、凹部は
突起部を固定すると共に、対物レンズ駆動装置の調整範
囲を規定するように構成することにより、光学ヘッドの
全高を大幅に低減し、小型・薄型の光学ヘッド、および
ディスク記録再生装置を提供する対物レンズ駆動装置を
光学基台に調整取り付ける際の対物レンズ駆動装置の調
整範囲を予め規定することにより、対物レンズ駆動装置
の相対位置調整の時間を短縮することのできるディスク
記録再生装置を提供することができる。
【0084】また、本発明のディスク記録再生装置は、
固定方法を半田付け等の蝋付け、もしくは溶接などのよ
うな金属的結合による固定と、接着剤による固定の2種
類の固定方法を併用することにより、固定において環境
特性の信頼性の向上と固定時間の短縮を図ることを目的
とする。
【0085】さらに、本発明のディスク記録再生装置
は、光学基台に設けられたラジアル方向、あるいはタン
ジェンシャル方向に相対向する凹部の内側間隔より、対
物レンズ駆動装置に設けられたラジアル方向、あるいは
タンジェンシャル方向に相対向する突起部の外側間隔が
大なるように構成することにより、対物レンズ駆動装置
を調整する際の対物レンズ駆動装置が光学基台より、落
下するのを防止するとともに、レンズホルダを弾性支持
する弾性部材の損傷を防ぐことのできるディスク記録再
生装置を提供することができる。
【0086】さらに、本発明のディスク記録再生装置
は、対物レンズ駆動装置の突起部にフォーカス方向に貫
通した切り欠き、もしくは穴を設けたことにより、光学
的な反応により接着固定する接着剤を用いて、対物レン
ズ駆動装置と光学基台を固定する場合、接着強度を向上
すると共に、接着時間の短縮を図るディスク記録再生装
置を提供することができる。
【0087】また、本発明のディスク記録再生装置は、
ディスク記録再生装置の突起部に設けたフォーカス方向
に貫通した切り欠き、もしくは穴の形状を上面部と下面
部で形状の異なるフォーカス方向に貫通した切り欠き、
もしくは穴にしたことにより、ディスク記録再生装置の
対物レンズ駆動装置と光学基台との接着強度を向上した
ディスク記録再生装置を提供することができる。
【0088】また、本発明のディスク記録再生装置は、
突起部のラジアル方向に相対向するフォーカス方向に貫
通した切り欠き、もしくは穴の中心間隔とラジアル方向
に相対向する光学台に設けられた凹部の内側間隔が略略
同一となることにより、対物レンズ駆動装置を調整する
際にフォーカス方向に貫通した切り欠き、もしくは穴を
画像認識等の手段を用いて認識することによって、対物
レンズ駆動装置と光学基台の相対位置を設計中心に予め
移動することにより、調整時間の短縮したディスク記録
再生装置を提供することができる。
【0089】また、本発明のディスク記録再生装置は、
対物レンズ駆動装置に設けた突起部が、対物レンズを挟
んで、ラジアル方向あるいは、タンジェンシャル方向に
対称にある場合、前記突起部の対物レンズに対するラジ
アル方向、あるいはタンジェンシャル方向の外側の厚み
を薄くしたこと対物レンズ駆動装置のあおり調整を行っ
た際、あおり角度が大きくなった時、突起部が光学基台
の上面よりも上にでる量を少なくできるので、ディス
ク、あるいはディスクカートリッジと突起部の端部が接
触するのを防ぐことができ、光学ヘッド、およびディス
ク記録再生装置を薄くすることができる、あるいはあお
り角度の調整範囲を広げることができると共に、面取り
部に接着剤が流れ込み接着強度を増加したディスク記録
再生装置を提供することができる。
【0090】また、対物レンズ駆動装置に設けた突起部
のフォーカス方向における下端面部を面取りしたことに
より、対物レンズ駆動装置のあおり調整を行った際、面
取りした量だけ光学基台に設けた袋状凹部の深さを浅く
することができるので、光学ヘッド、ならびにディスク
記録再生装置を薄くすることができる、あるいはあおり
角度の調整範囲を広げることができるディスク記録再生
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるディスク記
録再生装置の分解斜視図
【図2】同組立斜視図
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるディスク記
録再生装置の分解斜視図
【図4】同組立斜視図
【図5】本発明の第3の実施の形態におけるディスク記
録再生装置の分解斜視図
【図6】同組立斜視図
【図7】本発明の第4の実施の形態におけるディスク記
録再生装置の平面図
【図8】同ディスク記録再生装置を説明するための補助
平面図
【図9】本発明の第5の実施の形態におけるディスク記
録再生装置の平面図
【図10】同ディスク記録再生装置を説明するための一
分拡大断面図
【図11】本発明の第6の実施の形態におけるディスク
記録再生装置の平面図
【図12】同ディスク記録再生装置を説明するための一
分拡大断面図
【図13】本発明の第7の実施の形態におけるディスク
記録再生装置の平面図
【図14】同ディスク記録再生装置を調整方法の一例を
示すための分解斜視図
【図15】本発明の第8の実施の形態におけるディスク
記録再生装置のラジアル方向断面図
【図16】本発明の第8の実施の形態の比較例における
ディスク記録再生装置のラジアル方向断面図
【図17】本発明の第9の実施の形態におけるディスク
記録再生装置のタンジェンシャル方向断面図
【図18】本発明の第9の実施の形態の比較例における
ディスク記録再生装置のタンジェンシャル方向断面図
【図19】本発明の第10の実施の形態におけるディス
ク記録再生装置のラジアル方向断面図
【図20】本発明の第10の実施の形態の比較例におけ
るディスク記録再生装置のラジアル方向断面図
【図21】本発明の第11の実施の形態におけるディス
ク記録再生装置のタンジェンシャル方向断面図
【図22】本発明の第11の実施の形態の比較例におけ
るディスク記録再生装置のタンジェンシャル方向断面図
【図23】従来のディスク記録再生装置の分解斜視図
【図24】従来のディスク記録再生装置の組立斜視図
【図25】従来のディスク記録再生装置のあおり調整部
の側断面図
【符号の説明】
1 対物レンズ駆動装置 2 対物レンズ 8 光学基台 8b 凹部 9b 突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 愛甲 秀樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中田 秀輝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 宇佐美 宗徳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D117 AA02 HH01 HH09 HH10 KK02 KK20 5D119 AA02 BA01 JA43 JC01 JC03 JC07 MA30

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤状情報記録媒体と、該円盤状情報記
    録媒体への光の集光手段である対物レンズと、該対物レ
    ンズを保持し前記円盤状情報記録媒体へのフォーカスお
    よびラジアル方向に前記対物レンズを駆動する対物レン
    ズ駆動装置と、受発光素子を備え、前記円盤状記録媒体
    からの反射光により所望の検出信号を得るために、前記
    対物レンズ駆動装置を移動することにより、前記対物レ
    ンズと前記受発光素子との相対位置調整がされているデ
    ィスク記録再生装置において、前記対物レンズ駆動装置
    に複数個の突起部が設けられ、前記受発光素子を保持す
    る光学基台には、前記対物レンズ駆動装置の突起部を固
    定するための複数の凹部を有しており、該凹部は前記突
    起部を固定すると共に、前記対物レンズ駆動装置の調整
    範囲を規定することを特徴とするディスク記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】 固定方法を半田付け等の蝋付け、もしく
    は溶接などのような金属的結合による固定と、接着剤な
    どによる固定の2種類の固定方法を併用したことを特徴
    とする請求項1記載のディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】 該対物レンズ駆動装置の複数の突起部と
    光学基台に設けられた複数の凹部において、前記突起部
    と前記凹部が必ずフォーカス方向に対向していることを
    特徴とする請求項1記載のディスク記録再生装置。
  4. 【請求項4】 該突起部にフォーカス方向に貫通した切
    り欠き、もしくは穴を設けたことを特徴とする請求項2
    記載のディスク記録再生装置。
  5. 【請求項5】 該突起部に設けたフォーカス方向に貫通
    した切り欠き、もしくは穴の形状を突起部の上面と下面
    で異なる形状にしたことを特徴とする請求項4記載のデ
    ィスク記録再生装置。
  6. 【請求項6】 該突起部に設けた貫通した切り欠き、も
    しくは穴において、ラジアル方向に対向するフォーカス
    方向に貫通した切り欠き、もしくは穴の中心間隔とラジ
    アル方向に対向する光学台に設けられた前記突起部に対
    向する凹部の内側間隔が略略同一となることを特徴とす
    る請求項4記載のディスク記録再生装置。
  7. 【請求項7】 該突起部が、対物レンズを挟んで、ラジ
    アル方向あるいは、タンジェンシャル方向に対称にある
    場合、前記突起部の対物レンズに対するラジアル方向、
    あるいはタンジェンシャル方向の外側の厚みを薄くした
    ことを特徴とする請求項1記載のディスク記録再生装
    置。
JP08872499A 1999-03-30 1999-03-30 ディスク記録再生装置 Expired - Fee Related JP3551075B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08872499A JP3551075B2 (ja) 1999-03-30 1999-03-30 ディスク記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08872499A JP3551075B2 (ja) 1999-03-30 1999-03-30 ディスク記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000285495A true JP2000285495A (ja) 2000-10-13
JP3551075B2 JP3551075B2 (ja) 2004-08-04

Family

ID=13950869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08872499A Expired - Fee Related JP3551075B2 (ja) 1999-03-30 1999-03-30 ディスク記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3551075B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008257823A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Funai Electric Co Ltd 光ピックアップ
JP2011150742A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Alpine Electronics Inc 発熱性部品の取付け装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008257823A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Funai Electric Co Ltd 光ピックアップ
JP4697173B2 (ja) * 2007-04-09 2011-06-08 船井電機株式会社 光ピックアップ
JP2011150742A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Alpine Electronics Inc 発熱性部品の取付け装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3551075B2 (ja) 2004-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8199616B2 (en) Assembly method of optical pickup and optical pickup apparatus
JP2003317264A (ja) 光学ヘッドとその調整方法及びそれを用いた光ディスク装置
JP2008090945A (ja) 光ピックアップ
JP4850256B2 (ja) 対物レンズ駆動装置及びその製造方法
US7852737B2 (en) Optical pickup
JP3551075B2 (ja) ディスク記録再生装置
US20080068939A1 (en) Objective lens actuator, diffractive optical element, and optical pickup device
JP2007334951A (ja) 光ピックアップ及び光ディスク装置
JP3207678B2 (ja) 光学式情報記録再生装置
EP1909273B1 (en) Optical pickup and manufacturing method for optical pickup
JP2005311203A (ja) 発光素子の固定ホルダ、光ピックアップおよび情報処理装置
KR20050024219A (ko) 광픽업 장치, 광디스크 장치 및 광픽업 조정 방법
JP3802022B2 (ja) ディスク記録再生装置の製造方法
JP4544018B2 (ja) アクチュエータ装置
JP2005310319A (ja) 発光素子の固定ホルダ、光ピックアップおよび情報処理装置
JP2003187479A (ja) 光ヘッド装置
US8254220B2 (en) Objective lens actuator
JP2000020982A (ja) 2レンズ光ヘッド装置及びディスク記録又は再生装置
JP2002288863A (ja) 光学ピックアップ及びディスクドライブ装置
JP2000215479A (ja) 対物レンズ駆動装置
JP2003045041A (ja) 光ヘッド、光ヘッドの調整機構及び光ディスク装置
JP2008152888A (ja) 対物レンズ駆動装置、その組立て方法、及び光ディスク装置
JP2004355755A (ja) 光ピックアップ装置
JPH08287475A (ja) 光学ピックアップの受発光素子の位置決め治具及び受発光素子の位置決め方法
JP2005332504A (ja) 光ピックアップ装置およびその製造方法、光記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20031212

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20031224

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20040218

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20040330

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040412

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees