JP2000284693A - 秘匿情報隠蔽用ラベル及びこのラベルを用いた秘匿情報隠蔽シート - Google Patents

秘匿情報隠蔽用ラベル及びこのラベルを用いた秘匿情報隠蔽シート

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 秘匿情報を秘匿情報隠蔽ラベルに記入して秘
匿情報隠蔽シートに接着し、秘匿情報隠蔽シートに間接
的に秘匿情報を記載することにより、秘匿情報の隠蔽性
を高める。 【解決手段】 秘匿情報隠蔽ラベル1は、透視困難な隠
蔽ラベル片2の裏面側に、互いに剥離可能に疑似接着し
た2層シート4,6の表面側を剥離困難に接着し、その
裏面側には、粘着剤7を設け、この粘着剤7塗布面の一
端側を除いて剥離紙8で被覆し、この剥離紙8で被覆さ
れていない露出した粘着剤7で、表面に秘匿情報記入部
を設けた秘匿情報記入片9の所定位置に、隠蔽ラベル片
2で秘匿情報記入部を被覆隠蔽しうるように捲り上げ可
能に接着し、秘匿情報記入片9の裏面側には粘着剤11
を設けるとともに、剥離紙12で被覆してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、他人に知られたく
ない暗証番号等の秘匿情報をラベルで隠蔽した状態で伝
達するための秘匿情報隠蔽用ラベル及びこのラベルを用
いた秘匿情報隠蔽シートに関し、例えば、各種保険の返
戻金や祝い金の受け取りを、自己の銀行等の口座を利用
して引き出すためのカードの申込にあたって、申込書に
暗証番号を記入することが必要となるが、この暗証番号
をラベルで被覆隠蔽して、他人には知られないようにす
るための秘匿情報隠蔽用ラベル及びこのラベルを用いた
秘匿情報隠蔽シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、種々の秘匿情報隠蔽用ラベル
が存在するが、これら従来例におけるラベルは、秘匿情
報を隠蔽するために、申込書等の秘匿情報隠蔽シートの
所定位置に直接記入した秘匿情報の記入部分に対して、
剥離可能に貼着し、必要に応じてラベルを剥離して秘匿
情報を視認可能とするように構成されている。そして、
申込書等の秘匿情報隠蔽シートにおける秘匿情報記入部
分に対応する裏面に地紋印刷等を施して、裏面側からの
透視防止を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、申込書
等の秘匿情報隠蔽シートに秘匿情報を記入する際、筆圧
がかかることによって、シート面に凹凸が生じるので、
地紋印刷等を施して、裏面側からの透視防止を図って
も、記入事項である秘匿情報の痕跡を完全になくすこと
はできず、注意深く観察すれば、場合によっては、秘匿
情報を判読されてしまうという不都合があった。本発明
は、このような不都合を解消した、秘匿情報隠蔽用ラベ
ル及びこのラベルを用いた秘匿情報隠蔽シートを提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載の秘匿情報隠蔽用ラベル
は、透視困難な隠蔽ラベル片の裏面側に、透視可能な、
すなわち透明あるいは半透明なシートの表面側を剥離可
能に接合し、この透視可能なシートの裏面側には、粘着
剤を設ける。この透視可能なシートを剥離可能に設ける
構成としては、例えば、互いに剥離可能に疑似接着した
2層シートの一方の表面側を剥離困難に接着し、2層シ
ートの他方(前記透視可能なシートにあたる)の裏面側
には、粘着剤を設ける構成がある。そして、この粘着剤
塗布面を一端側を除いて剥離紙で被覆し、前記剥離紙で
被覆されていない露出した粘着剤で、表面に秘匿情報記
入部を設けた秘匿情報記入片の所定位置に、前記隠蔽ラ
ベル片で前記秘匿情報記入部を被覆隠蔽しうるように接
着し、前記秘匿情報記入片の裏面側には粘着剤を設ける
とともに、剥離紙で被覆してなるものである。
【0005】同じく上述の目的を達成するため、本発明
の請求項2に記載の秘匿情報隠蔽用ラベルは、透視困難
な隠蔽ラベル片の裏面側に、透視可能なシートの表面側
を剥離可能に接合し、この透視可能なシートの裏面側に
は、粘着剤を設ける。この透視可能なシートを剥離可能
に設ける構成としては、例えば、互いに剥離可能に疑似
接着した2層シートの一方の表面側を剥離困難に接着
し、2層シートの他方(前記透視可能なシートにあた
る)の裏面側には、粘着剤を設ける構成がある。そし
て、この粘着剤塗布面を一端側を除いて剥離紙で被覆
し、前記剥離紙で被覆されていない露出した粘着剤で、
表面に秘匿情報記入部を設けた秘匿情報記入片の所定位
置に、前記隠蔽ラベル片で前記秘匿情報記入部を被覆隠
蔽しうるように接着し、前記秘匿情報記入片の裏面側に
は粘着剤を設けるとともに、剥離紙で被覆してなり、前
記隠蔽ラベル片の秘匿情報記入部に対応する部分を含む
領域を区画形成するように、前記隠蔽ラベル片、前記2
層シート、前記剥離紙及び前記粘着剤を貫通して、秘匿
情報記入片の裏面側に設けた剥離紙の表面にまで至る型
抜部を設けたものである。
【0006】また、同じく上述の目的を達成するため、
本発明の請求項3に記載の秘匿情報隠蔽シートは、請求
項1記載の秘匿情報隠蔽用ラベルにおいて、隠蔽ラベル
片と透視可能なシートを剥離紙とともに捲り上げて、秘
匿情報記入片の秘匿情報記入部に秘匿情報を記入したう
え、前記透視可能なシートの裏面側の剥離紙を剥離し
て、前記秘匿情報記入片の表面に前記透視可能なシート
の裏面を接着し、隠蔽ラベル片で秘匿情報を視認困難に
被覆隠蔽し、前記秘匿情報記入片裏面側の剥離紙を剥離
して粘着剤を露出した状態となし、前記秘匿情報隠蔽用
ラベルを前記露出した粘着剤によって、この請求項1記
載の秘匿情報隠蔽用ラベルを秘匿情報隠蔽シートの秘匿
情報記載部に接着してなるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を保険の口座カード
申込書に使用する秘匿情報隠蔽用ラベルに適用した場合
の好適な実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明す
る。ここにおいて、図1〜図4は第1の実施形態を示
し、図1は秘匿情報隠蔽用ラベルの断面図、図2は口座
カード申込書に所定事項を記入して秘匿情報を記入した
秘匿情報隠蔽用ラベルを接着した状態の平面図、図3は
図2のA−A線断面図、図4は隠蔽ラベル片を剥離して
秘匿情報を視認可能にした状態の平面図である。また、
図5〜図7は秘匿情報隠蔽用ラベルに関する第2の実施
形態を示し、図5は秘匿情報隠蔽用ラベルの平面図、図
6は図5のB−B線断面図、図7は秘匿情報を記入した
状態の斜視図である。
【0008】まず、第1の実施形態における秘匿情報隠
蔽用ラベルを説明すると、図1に示すように、秘匿情報
隠蔽用ラベル1は、透視困難な隠蔽ラベル片2の裏面側
に、透視困難性をより確実なものとするためにアルミ
箔、スミインキ等による隠蔽層3を設け、この隠蔽層3
の裏面側には、これとほぼ同一大で透視可能な樹脂製の
透明シート4の表面側を接着力の強い粘着剤(図示せ
ず)で剥離困難に接着している。前記透明シート4の裏
面側には、疑似接着層5を介して同じく樹脂製の透明シ
ート6の表面側を剥離可能に疑似的に接着し、これによ
って前記各透明シート4,6は、互いに剥離可能に疑似
接着した2層シートとなり、前記透明シート6が隠蔽ラ
ベル片2に対して剥離可能な透明シートを構成する。
【0009】また、透明シート6の裏面には、透明で接
着力の強い粘着剤7を塗布し、この粘着剤7塗布面を左
端側を除いて剥離紙8で被覆している。そして、この剥
離紙8で被覆されずに露出する粘着剤7により、透明シ
ート6、疑似接着層5、透明シート4、隠蔽層3を介し
て、隠蔽ラベル片2を秘匿情報記入片9の左端側に捲り
上げ可能に接着している。
【0010】この接着位置は、秘匿情報記入片9の秘匿
情報記入部10(図4参照)への記入に支障を来さない
ように設定している。さらに、前記秘匿情報記入片9の
裏面側には、接着力の強い粘着剤11を塗布し、この粘
着剤11塗布面を剥離紙12で被覆している。また、図
2で理解できるように、隠蔽ラベル片2の表面には、右
端に半円状の割印捺印部13を設け、剥離紙12を剥離
して秘匿情報隠蔽用ラベル1を後述する口座カード申込
書14の所定位置に接着したときに、前記口座カード申
込書14に設けた半円状の割印捺印部15と対応位置す
るよう構成している。
【0011】上述の疑似的に貼着した透明シート4,6
としては、相互間の接着性が低い材質を採用すると好適
であり、例えば、ポリエチレンテレフタレートとポリエ
チレン、ポリプロピレンとポリエチレン、ポリブチレン
テレフタレートとポリエチレン、ポリエチレンテレフタ
レートとポリプロピレン、ポリブチレンテレフタレート
とポリプロピレン等、オレフィン系樹脂とエステル系樹
脂等との組み合わせが好適である。
【0012】また、疑似接着層5は、相互に接着性が低
い透明シートフィルム4,6の間に、一方の透明シート
と接着性を有する樹脂を溶融状態で塗布して、溶融樹脂
と接着性の低い他の透明シートとの間に剥離可能な疑似
的接着状態を形成すればよい。具体的には、ポリエチレ
ンテレフタレートとポリエチレンの組み合わせからなる
透明シート4,6の場合には、これら透明シート4,6
の間に、一方のシートと同一材質の樹脂、例えばポリエ
チレンをエクストルージョンコートして、各透明シート
4,6を積層することにより形成することができる。
【0013】次に、秘匿情報隠蔽シートである、保険の
返戻金などを預金口座からカードを使用して引き出すこ
とを申し込む口座カード申込書14について、図2に基
づき説明する。口座カード申込書14の表面には、「○
○保険口座カード申込書」という標題16の下に、申込
年月日記入欄17,保険契約者情報記入欄18、保険証
券記号記入欄19,送金指定口座情報記入欄20、暗証
番号記載部(図示状態ではすでに秘匿情報隠蔽用ラベル
1を接着しているため不可視状態にある)、取扱保険会
社名を表示した申込先表示21を設けている。
【0014】続いて、秘匿情報隠蔽用ラベル1の使用法
を説明する。2層シート4,6の裏面側の剥離紙8を捲
り上げて、秘匿情報記入片9の秘匿情報記入部10に秘
匿情報である4桁の数字からなる暗証番号22を記入し
たうえ、前記剥離紙8を剥離して、前記秘匿情報記入片
9の表面に粘着剤7によって透明シート6の裏面を接着
し、隠蔽ラベル片2で暗証番号22を視認困難に被覆隠
蔽し、前記秘匿情報記入片9裏面側の剥離紙12を剥離
して粘着剤11を露出し、この粘着剤11によって、図
3に示すように、前記秘匿情報隠蔽用ラベル1を口座カ
ード申込書14の暗証番号記載部に接着する。そして、
申込年月日記入欄17,保険契約者情報記入欄18、保
険証券記号記入欄19,送金指定口座情報記入欄20に
それぞれ所定の事項を記入するとともに、隠蔽ラベル片
2と口座カード申込書14の割り印捺印部13,15に
割り印して、口座カード申込書14への申込事項の記入
が終了する。
【0015】一方、口座カード申込書14を受け取った
保険会社の担当者は、隠蔽ラベル片2を捲り上げると、
2層シート4,6が疑似接着層5から剥離し、透明シー
ト6を口座カード申込書14側に残した状態で、前記隠
蔽ラベル片2は、隠蔽層3及び透明シート4とともに分
離される。この状態で、図4に示すように、秘匿情報記
入片9の秘匿情報記入部10に記入した暗証番号22
を、透明シート6を透して視認することができる。そし
て、担当者は、この暗証番号22に基づいて、所定の事
務手続きを行うものである。
【0016】続いて、秘匿情報隠蔽用ラベルの第2の実
施形態を図5〜図7に基づいて説明する。秘匿情報隠蔽
用ラベル31は、上述の秘匿情報隠蔽用ラベル1より大
きく形成されているが、積層構造及び各要素の材質は秘
匿情報隠蔽用ラベル1と同一である。図6に示すよう
に、秘匿情報隠蔽用ラベル31は、透視困難な隠蔽ラベ
ル片32の裏面側に、透視困難性をより確実なものとす
るためにアルミ箔、スミインキ等による隠蔽層33を設
け、この隠蔽層33の裏面側には、これとほぼ同一大で
透視可能な樹脂製の透明シート34の表面側を接着力の
強い粘着剤(図示せず)で剥離困難に接着している。前
記透明シート34の裏面側には、疑似接着層35を介し
て同じく樹脂製の透明シート36の表面側を剥離可能に
疑似的に接着し、これによって前記各透明シート34,
36は、互いに剥離可能に疑似接着した2層シートとな
り、前記透明シート36が隠蔽ラベル片32に対して剥
離可能な透明シートを構成する。
【0017】そして、この剥離紙38で被覆されずに露
出する粘着剤37により、透明シート36、疑似接着層
35、透明シート34、隠蔽層33を介して、隠蔽ラベ
ル片32を秘匿情報記入片39の左端側に捲り上げ可能
に接着している。この接着位置は、秘匿情報記入片39
の秘匿情報記入部40(図7参照)への記入に支障を来
さないように設定している。さらに、前記秘匿情報記入
片39の裏面側には、接着力の強い粘着剤41を塗布
し、この粘着剤41塗布面を剥離紙42で被覆してい
る。
【0018】隠蔽ラベル片32の秘匿情報記入部40に
対応する部分を含む領域を区画形成するように、秘匿情
報記入片39の裏面側に設けた剥離紙42の表面にまで
至り、第1の実施形態と同様に前記剥離紙42内には至
らないように、長方形状に型抜部44を形成するよう切
り込み45を施している。この型抜部44の大きさが、
第1の実施形態の秘匿情報隠蔽用ラベル1と同一の大き
さとなっている。また、図5で理解できるように、隠蔽
ラベル片32の表面には、型抜部44の右端に半円状の
割印捺印部43を設け、秘匿情報隠蔽用ラベル31の型
抜部44を口座カード申込書14の所定位置に接着した
ときに、前記口座カード申込書14に設けた半円状の割
印捺印部15と対応位置するよう構成している。
【0019】隠蔽ラベル片32の表面には、型抜部44
の外側に、「○○保険口座カード申込書暗証番号ラべ
ル」という標題46と、秘匿情報隠蔽用ラベル31の使
用方法に関する説明文47を、設けている。また、秘匿
情報記入片39の表面には、同じく型抜部44の外側
に、秘匿情報記入部40であることを示す「暗証番号」
の文字と、暗証番号記入に関する説明文48を設けてい
る。
【0020】続いて、上述した秘匿情報隠蔽用ラベル3
1の使用法を説明する。図7に示すように、2層シート
34,36の裏面側の剥離紙38を捲り上げて、秘匿情
報記入片39の秘匿情報記入部40に秘匿情報である4
桁の数字からなる暗証番号52を記入する。次に、前記
剥離紙38を剥離して、前記秘匿情報記入片39の表面
に粘着剤37によって透明シート36の裏面を接着し、
隠蔽ラベル片32で暗証番号52を視認困難に被覆隠蔽
する。さらに、前記隠蔽ラベル片32の型抜部44を捲
り上げて、剥離紙42から、型抜部44に対応する粘着
剤41までの部分を剥離する。
【0021】そして、この粘着剤41によって、秘匿情
報隠蔽用ラベル31の型抜部44を口座カード申込書1
4の暗証番号記載部に接着する。そして、申込年月日記
入部分欄17,保険契約者情報記入欄18、保険証券記
号記入欄19,送金指定口座情報記入欄20にそれぞれ
所定の事項を記入するとともに、隠蔽ラベル片32と口
座カード申込書14の割り印捺印部43,15に割り印
して、口座カード申込書14への申込事項の記入が終了
する。この口座カード申込書14の取扱は、第1の実施
形態と同一であるから、その説明は省略する。
【0022】なお、本発明は上述した各実施形態に限定
されるものではなく、たとえば、隠蔽層3,33は、隠
蔽用ラベル片2,32が充分な透視困難性を有する場合
には設ける必要はない。また、割り印捺印部13,1
5,43も必ずしも設ける必要はないものである。さら
に、秘匿情報隠蔽シートとしては、口座カード申込書1
4のほか、各種の申込書をはじめとする秘匿情報を設け
るシートに適用可能である。
【0023】さらに、隠蔽ラベル片2,32の裏面側に
透明シート6,36を剥離可能に接着する構成として
は、透明シート6,36を疑似接着した透明シート4,
34を介して接着するほか、接着力の弱い再剥離性の弱
粘着剤で直接的に剥離可能に貼着してもよい。この接着
力の弱い再剥離性の弱粘着剤としては、例えば、天然ゴ
ム、合成ゴム、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体等を主
剤とし、ロジン誘導体、テルピン樹脂等の粘着付与剤及
び剥離性を高めるシリカ等の各種充てん剤、老化防止剤
等を添加してなるものを挙げることができる。また、疑
似接着層5,35の剥離を容易にするために、一方のシ
ート面に剥離性を高めるシリコン層を形成したり、剥離
開始端となる透明シート端に段差を形成してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したところで明らかなように、
本発明の請求項1の秘匿情報隠蔽用ラベルによれば、こ
の秘匿情報隠蔽用ラベルに秘匿情報記入片を設けて、こ
こに秘匿情報を記入し、この秘匿情報記入片を秘匿情報
隠蔽シートに接着して間接的に秘匿情報を記載するの
で、秘匿情報隠蔽シートが薄くても、不透視性を高める
ための裏印刷を施す必要がなく、また、秘匿情報隠蔽シ
ートに筆圧による凹凸の形跡が残ることがないので、裏
面側から秘匿情報を判読されることがなく、さらには、
記入した秘匿情報は透明シートで被覆保護されるので、
改ざんされる虞がないという効果を奏する。
【0025】また、本発明の請求項2の秘匿情報隠蔽用
ラベルによれば、上述の効果に加えて、型抜部の周辺に
余裕があるので、説明文や案内文等の情報を表示するこ
とができるほか、手頃な大きさなので、取扱も容易であ
るという効果を奏する。
【0026】さらに、本発明の請求項3の秘匿情報隠蔽
用ラベルを用いた秘匿情報隠蔽シートによれば、秘匿情
報は直接的にではなく秘匿情報隠蔽用ラベルの秘匿情報
記入片に間接的に記載するので、秘匿情報隠蔽シートが
薄くても、不透視性を高めるための裏印刷を施す必要が
なく、また、秘匿情報隠蔽シートに筆圧による凹凸の形
跡が残ることがないので、裏面側から秘匿情報を判読さ
れることがなく、さらには、記入した秘匿情報は透明シ
ートで被覆保護されるので、改ざんされる虞がないとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】秘匿情報隠蔽用ラベルの断面図。。
【図2】口座カード申込書に所定事項を記入して秘匿情
報を記入した秘匿情報隠蔽用ラベルを接着した状態の平
面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】隠蔽ラベル片を剥離して秘匿情報を視認可能に
した状態の平面図。
【図5】第2の実施形態の秘匿情報隠蔽用ラベルを示す
平面図。
【図6】図5のB−B線断面図。
【図7】秘匿情報を記入した状態の斜視図である。
【符号の説明】
1,31 秘匿情報隠蔽用ラベル 2,32 隠蔽ラベル 3,33 隠蔽層 4,34,6,36 透明シート 5,35 疑似接着剤層 7,37 粘着剤 8,38 剥離紙 9,39 秘匿情報記入片 10,40 秘匿情報記入部 11,41 粘着剤 12,42 剥離紙 14 口座カード申込書 22,52 暗証番号 44 型抜部 45 切り込み

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透視困難な隠蔽ラベル片の裏面側に、透
    視可能なシートの表面側を剥離可能に接合し、この透視
    可能なシートの裏面側には、粘着剤を設けるとともに一
    端側を除いて剥離紙で被覆し、前記剥離紙で被覆されて
    いない露出した粘着剤で、表面に秘匿情報記入部を設け
    た秘匿情報記入片の所定位置に、前記隠蔽ラベル片で前
    記秘匿情報記入部を被覆隠蔽しうるように接着し、前記
    秘匿情報記入片の裏面側には粘着剤を設けるとともに、
    剥離紙で被覆してなることを特徴とする秘匿情報隠蔽用
    ラベル。
  2. 【請求項2】 透視困難な隠蔽ラベル片の裏面側に、透
    視可能なシートの表面側を剥離可能に接合し、この透視
    可能なシートの裏面側には、粘着剤を設けるとともに一
    端側を除いて剥離紙で被覆し、前記剥離紙で被覆されて
    いない露出した粘着剤で、表面に秘匿情報記入部を設け
    た秘匿情報記入片の所定位置に、前記隠蔽ラベル片で前
    記秘匿情報記入部を被覆隠蔽しうるように接着し、前記
    秘匿情報記入片の裏面側には粘着剤を設けるとともに、
    剥離紙で被覆してなり、前記隠蔽ラベル片の秘匿情報記
    入部に対応する部分を含む領域を区画形成するように、
    秘匿情報記入片の裏面側に設けた剥離紙の表面にまで至
    る型抜部を設けたことを特徴とする秘匿情報隠蔽用ラベ
    ル。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の秘匿情報隠蔽用ラベルに
    おいて、隠蔽ラベル片と透視可能なシートを剥離紙とと
    もに捲り上げて、秘匿情報記入片の秘匿情報記入部に秘
    匿情報を記入したうえ、前記透視可能なシートの裏面側
    の剥離紙を剥離して、前記秘匿情報記入片の表面に前記
    透視可能なシートの裏面を接着し、隠蔽ラベル片で秘匿
    情報を視認困難に被覆隠蔽し、前記秘匿情報記入片裏面
    側の剥離紙を剥離して粘着剤を露出した状態となし、前
    記秘匿情報隠蔽用ラベルを前記露出した粘着剤によっ
    て、秘匿情報隠蔽シートの秘匿情報記載部に接着してな
    ることを特徴とする請求項1記載の秘匿情報隠蔽用ラベ
    ルを用いた秘匿情報隠蔽シート。
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Cited By (2)

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JP2002178675A (ja) * 2000-12-12 2002-06-26 Tokyo Magnetic Printing Co Ltd 隠蔽シールおよびスクラッチ媒体
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