JP2000282574A - ねじ付きガセット - Google Patents
ねじ付きガセットInfo
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- JP2000282574A JP2000282574A JP11130478A JP13047899A JP2000282574A JP 2000282574 A JP2000282574 A JP 2000282574A JP 11130478 A JP11130478 A JP 11130478A JP 13047899 A JP13047899 A JP 13047899A JP 2000282574 A JP2000282574 A JP 2000282574A
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- JP
- Japan
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- gusset
- gusset plate
- screw
- shaft
- female screw
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】木造建築等の,柱と横架材及び横架材と横架材
の (1)仕口及び継手加工の簡略化。 (2)仕口及び継手の断面欠損の減少及び強度と靭性の
向上。 (3)仕口及び継手加工費の低減及び,木材の消費量及
建築工期,建設費等の低減をはかる。 【解決手段】ガセットプレート1の端部に雄ねじ2また
は雌ねじ3を設けた,ねじ付きガセットと,ガセット軸
の端部に雄ねじ2または雌ねじ3を設けた,ねじ付きガ
セット。
の (1)仕口及び継手加工の簡略化。 (2)仕口及び継手の断面欠損の減少及び強度と靭性の
向上。 (3)仕口及び継手加工費の低減及び,木材の消費量及
建築工期,建設費等の低減をはかる。 【解決手段】ガセットプレート1の端部に雄ねじ2また
は雌ねじ3を設けた,ねじ付きガセットと,ガセット軸
の端部に雄ねじ2または雌ねじ3を設けた,ねじ付きガ
セット。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は木造建築等の柱と横架
材及び横架材と横架材の仕口及び継手の緊結金物に関す
るものである。
材及び横架材と横架材の仕口及び継手の緊結金物に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の木造建築の柱と横架材及び横架材
と横架材の仕口や継手は,複雑な仕口加工による木材を
組み合わせた,釘や金物を使わない工法で,部材自体に
十分な断面と,強度のある木材を使用し,接合は,,相
合の噛み合わせに栓,くさび等によって固定させる工法
で,高度な工作技術を必要とし,加工の精粗が接合効果
に,大きく左右する工法であったが,戦後は資材不足や
経済的な影響により, 1)小断面の木材で接合されるようになり,継手及仕口
部の強度が弱くなった。 2)含水率の高い木材が使用される事で,継手及仕口部
が乾燥等で,痩せ緩み及割れる。 3)建物の階高を低くして,ローコストにする為に,胴
差と桁梁等の仕口の位置が柱の同位置高さの納まりにな
り,柱の仕口に,大断面欠損が生じる様になった。 4)建築工具に頼る技術者の技能低下等により,補強金
物に頼らなければ,地震や台風に耐えれる,安全な木造
住宅を建設することが,できないのが現状である。
と横架材の仕口や継手は,複雑な仕口加工による木材を
組み合わせた,釘や金物を使わない工法で,部材自体に
十分な断面と,強度のある木材を使用し,接合は,,相
合の噛み合わせに栓,くさび等によって固定させる工法
で,高度な工作技術を必要とし,加工の精粗が接合効果
に,大きく左右する工法であったが,戦後は資材不足や
経済的な影響により, 1)小断面の木材で接合されるようになり,継手及仕口
部の強度が弱くなった。 2)含水率の高い木材が使用される事で,継手及仕口部
が乾燥等で,痩せ緩み及割れる。 3)建物の階高を低くして,ローコストにする為に,胴
差と桁梁等の仕口の位置が柱の同位置高さの納まりにな
り,柱の仕口に,大断面欠損が生じる様になった。 4)建築工具に頼る技術者の技能低下等により,補強金
物に頼らなければ,地震や台風に耐えれる,安全な木造
住宅を建設することが,できないのが現状である。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】従来の技術は下記のよ
うな欠点があった。 1)継手及仕口が複雑で加工が難しく,高度な加工技術
を必要とし加工時間もかかる。 2)継手及仕口は部材の断面欠損が大きく,その部分
が,詭弱となり木材全体の強度を支配する。 3)胴差と梁等による柱の仕口は,柱の断面欠損が大き
いし,補強金物でも補強が難しい。 4)継手及仕口が複雑で加工が難しいわりには強度が出
ない。 5)ほぞや,ほぞ穴の切り込み過ぎ等の,加工ミスによ
る切り込みが,強度低下になる。 6)継手及仕口部が,乾燥で痩せ緩み及割れる。 7)継手及仕口が複雑で,建方(組み立て)に技術と時
間がかかる。 8)合理化を進める為には,機械によるプレカット等の
大掛かりな設備が要る。 9)継手及仕口部は補強金物で補強しなければ強度が期
待出来ない。 10)補強金物を,軸組に対し内面及外面に取り付ける
ので,内外装仕上げ材等の邪魔になる。 11)補強金物取り付け用の座彫や,面合わせ用の,溝
彫の加工が要る。 12)補強金物の種類が多くて,取り付け手間及工期が
かかる。 13)仕口金物は鉄板の曲げ加工及び溶接によるT型に
加工した金物や,鋳造製金物等があるが,製作コストが
高く,仕口部にボルトやドリフトピン等で金物のセット
が,難しい。
うな欠点があった。 1)継手及仕口が複雑で加工が難しく,高度な加工技術
を必要とし加工時間もかかる。 2)継手及仕口は部材の断面欠損が大きく,その部分
が,詭弱となり木材全体の強度を支配する。 3)胴差と梁等による柱の仕口は,柱の断面欠損が大き
いし,補強金物でも補強が難しい。 4)継手及仕口が複雑で加工が難しいわりには強度が出
ない。 5)ほぞや,ほぞ穴の切り込み過ぎ等の,加工ミスによ
る切り込みが,強度低下になる。 6)継手及仕口部が,乾燥で痩せ緩み及割れる。 7)継手及仕口が複雑で,建方(組み立て)に技術と時
間がかかる。 8)合理化を進める為には,機械によるプレカット等の
大掛かりな設備が要る。 9)継手及仕口部は補強金物で補強しなければ強度が期
待出来ない。 10)補強金物を,軸組に対し内面及外面に取り付ける
ので,内外装仕上げ材等の邪魔になる。 11)補強金物取り付け用の座彫や,面合わせ用の,溝
彫の加工が要る。 12)補強金物の種類が多くて,取り付け手間及工期が
かかる。 13)仕口金物は鉄板の曲げ加工及び溶接によるT型に
加工した金物や,鋳造製金物等があるが,製作コストが
高く,仕口部にボルトやドリフトピン等で金物のセット
が,難しい。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために,この発明ではガセットプレート1の端部に
雄ねじ2または雌ねじ3を設けた,ねじ付きガセットと
プレートと,ガセット軸4の端部に雄ねじ2または雌ね
じ3を設けた,ねじ付きガセット軸。尚ガセットプレー
ト1には,ピン掛顎5やピンホール6を,ガセット軸4
の中間には雌ねじか,丸や楕円のピンホール6を設けて
おく。本発明は以上のような構成よりなる仕口金物であ
る。(図−1及び2参照)
するために,この発明ではガセットプレート1の端部に
雄ねじ2または雌ねじ3を設けた,ねじ付きガセットと
プレートと,ガセット軸4の端部に雄ねじ2または雌ね
じ3を設けた,ねじ付きガセット軸。尚ガセットプレー
ト1には,ピン掛顎5やピンホール6を,ガセット軸4
の中間には雌ねじか,丸や楕円のピンホール6を設けて
おく。本発明は以上のような構成よりなる仕口金物であ
る。(図−1及び2参照)
【0005】
【作用】柱7の仕口部に,水平にアンカーホール9を設
けて,ねじ付きガセットプレートを左右より挿入して締
め付けてセットしておき,ピンホール6やスリット10
を設けた横架材8を装着させて,ドリフトピンやボルト
で接合出来るし,また横架材8の仕口部に,水平及び垂
直にアンカーホール9を設けて,これに,ねじ付きガセ
ット軸4を挿入し,ねじ付きガセット軸4同旨を緊結
し,これに左右よりねじ付きガセットプレートを締め付
けてセットしておき.ピンホール6やスリット10を設
けた横架材8及びアンカーホール9やピンホール6を設
けた柱7を装着させて,ドリフトピン11やボルトナッ
トで接合出来る。(図−3〜5参照)
けて,ねじ付きガセットプレートを左右より挿入して締
め付けてセットしておき,ピンホール6やスリット10
を設けた横架材8を装着させて,ドリフトピンやボルト
で接合出来るし,また横架材8の仕口部に,水平及び垂
直にアンカーホール9を設けて,これに,ねじ付きガセ
ット軸4を挿入し,ねじ付きガセット軸4同旨を緊結
し,これに左右よりねじ付きガセットプレートを締め付
けてセットしておき.ピンホール6やスリット10を設
けた横架材8及びアンカーホール9やピンホール6を設
けた柱7を装着させて,ドリフトピン11やボルトナッ
トで接合出来る。(図−3〜5参照)
【0006】
【実施例】実施例1 (イ)柱7の仕口部に,アンカーホール9を水平に設け
る。 (ロ)アンカーホール9に本発明の,雄ねじ付きガゼッ
トプレートと,雌ねじ付きガセットプレートを,左右よ
り挿入して,ガセットプレート1を垂直に保つように締
め付けてセットしておく。 (ハ)ガセットプレート1に,仕口にピンホール6や,
スリット10を設けた,横架材8を装着させて,ドリフ
トピン11で接合させる。(図−3及び4参照) 実施例2 (イ)横架材8の仕口部に,水平及び垂直にアンカーホ
ール9を設ける。 (ロ)アンカーホール9に本発明の,雌ねじ付きガセッ
ト軸4を水平に挿入し,これに雄ねじ付きガセット軸4
を垂直に挿入して,雄ねじ2を,水平に挿入した雌ねじ
付きガセット軸4の,中間に設けた雌ねじ3に,ねじ込
み締め付けて,逆T型にガセット軸4同旨を緊結させ
る。 (ハ)水平に挿入した雌ねじ付きガセット軸4の雌ねじ
3に,本発明の雄ねじ付きガセットプレートの雄ねじ2
を,左右よりねじ込み,ガセットプレート1を垂直に保
つように締め付けてセットする。 (ニ)雄ねじ付きガセットプレートの,ガセットプレー
ト1に,仕口にピンホール6やスリット10を設けた横
架材8を装着させて,ドリフトピン11で接合させる。 (ホ)さらに垂直に挿入した雄ねじ付きガセット軸4
に,仕口部にアンカーホール9や,ピンホール6を設け
た柱7を,垂直に装着させて,ドリフトピン11で接合
させる。(図−5参照) 実施例3 (イ)横架材8の仕口部に,水平にアンカーホール9を
設ける。 (ロ)アンカーホール9に,本発明の,雄ねじ付きガセ
ットプレートを挿入して,その雄ねじ2に,座金12を
装着して,ガゼットプレート1を垂直に保ち,ナット1
3で締め付けてセットする。 (ハ)雄ねじ付きガセットプレートのガセットプレート
1に,仕口にピンホール6や,スリット10を設けた横
架材8を装着させて,ドリフトピン11で接合させる。
(図−6参照) 実施例4 (イ)横架材8の継手部に,水平にアンカーホール9と
ピンホール6を設ける。 (ロ)アンカーホール9に,本発明の,雌ねじ付きガセ
ット軸4を挿入して,ドリフトピン11で固定する。 (ハ)雌ねじ付きガセット軸4の,雌ねじ3に,本発明
の,雄ねじ付きガセットプレートとの雄ねじ2を,ねじ
込み,ガセットプレート1を垂直に保つように締め付け
てセットする。 (ニ)雄ねじ付きガセットプレートのガセットプレート
1に,継手にピンホール6や,スリット10を設けた横
架材8を装着させて,ドリフトピン11で接合させる。
(図−7参照) 実施例5 (イ)横架材8の仕口部に,水平及び垂直にアンカーホ
ール9を設ける。 (ロ)水平及び垂直のアンカーホール9に,本発明の,
雌ねじ付きガセット軸4を水平に挿入し,さらに雄ねじ
付きガセット軸4を垂直に挿入して,水平に挿入した雌
ねじ付きガセット軸4の,中間に設けたピンホール6に
雄ねじ2を挿入して,横架材8を貫通させ,その雄ねじ
2に,座金12を装着して,ナット13で締め付けて,
十字型にガセット軸4同旨を緊結させる。 (ハ)水平に設けたガセット軸4の雌ねじ3に,本発明
の,雄ねじ付きガセットプレートの,雄ねじ2を左右よ
りねじ込み,ガセットプレート1を垂直に保つように締
め付けてセットする。 (ニ)雄ねじ付きガセットプレートのガセットプレート
1に,仕口にピンホール6や,スリット10を設けた横
架材8を装着させて,ドリフトピン11で接合させる。 (ホ)さらに垂直に挿入した雄ねじ付きガセット軸4
に,仕口部にアンカーホール9や,ピンホール6を設け
た柱7を,垂直に装着させて,ドリフトピン11で接合
させる。(図−8参照)
る。 (ロ)アンカーホール9に本発明の,雄ねじ付きガゼッ
トプレートと,雌ねじ付きガセットプレートを,左右よ
り挿入して,ガセットプレート1を垂直に保つように締
め付けてセットしておく。 (ハ)ガセットプレート1に,仕口にピンホール6や,
スリット10を設けた,横架材8を装着させて,ドリフ
トピン11で接合させる。(図−3及び4参照) 実施例2 (イ)横架材8の仕口部に,水平及び垂直にアンカーホ
ール9を設ける。 (ロ)アンカーホール9に本発明の,雌ねじ付きガセッ
ト軸4を水平に挿入し,これに雄ねじ付きガセット軸4
を垂直に挿入して,雄ねじ2を,水平に挿入した雌ねじ
付きガセット軸4の,中間に設けた雌ねじ3に,ねじ込
み締め付けて,逆T型にガセット軸4同旨を緊結させ
る。 (ハ)水平に挿入した雌ねじ付きガセット軸4の雌ねじ
3に,本発明の雄ねじ付きガセットプレートの雄ねじ2
を,左右よりねじ込み,ガセットプレート1を垂直に保
つように締め付けてセットする。 (ニ)雄ねじ付きガセットプレートの,ガセットプレー
ト1に,仕口にピンホール6やスリット10を設けた横
架材8を装着させて,ドリフトピン11で接合させる。 (ホ)さらに垂直に挿入した雄ねじ付きガセット軸4
に,仕口部にアンカーホール9や,ピンホール6を設け
た柱7を,垂直に装着させて,ドリフトピン11で接合
させる。(図−5参照) 実施例3 (イ)横架材8の仕口部に,水平にアンカーホール9を
設ける。 (ロ)アンカーホール9に,本発明の,雄ねじ付きガセ
ットプレートを挿入して,その雄ねじ2に,座金12を
装着して,ガゼットプレート1を垂直に保ち,ナット1
3で締め付けてセットする。 (ハ)雄ねじ付きガセットプレートのガセットプレート
1に,仕口にピンホール6や,スリット10を設けた横
架材8を装着させて,ドリフトピン11で接合させる。
(図−6参照) 実施例4 (イ)横架材8の継手部に,水平にアンカーホール9と
ピンホール6を設ける。 (ロ)アンカーホール9に,本発明の,雌ねじ付きガセ
ット軸4を挿入して,ドリフトピン11で固定する。 (ハ)雌ねじ付きガセット軸4の,雌ねじ3に,本発明
の,雄ねじ付きガセットプレートとの雄ねじ2を,ねじ
込み,ガセットプレート1を垂直に保つように締め付け
てセットする。 (ニ)雄ねじ付きガセットプレートのガセットプレート
1に,継手にピンホール6や,スリット10を設けた横
架材8を装着させて,ドリフトピン11で接合させる。
(図−7参照) 実施例5 (イ)横架材8の仕口部に,水平及び垂直にアンカーホ
ール9を設ける。 (ロ)水平及び垂直のアンカーホール9に,本発明の,
雌ねじ付きガセット軸4を水平に挿入し,さらに雄ねじ
付きガセット軸4を垂直に挿入して,水平に挿入した雌
ねじ付きガセット軸4の,中間に設けたピンホール6に
雄ねじ2を挿入して,横架材8を貫通させ,その雄ねじ
2に,座金12を装着して,ナット13で締め付けて,
十字型にガセット軸4同旨を緊結させる。 (ハ)水平に設けたガセット軸4の雌ねじ3に,本発明
の,雄ねじ付きガセットプレートの,雄ねじ2を左右よ
りねじ込み,ガセットプレート1を垂直に保つように締
め付けてセットする。 (ニ)雄ねじ付きガセットプレートのガセットプレート
1に,仕口にピンホール6や,スリット10を設けた横
架材8を装着させて,ドリフトピン11で接合させる。 (ホ)さらに垂直に挿入した雄ねじ付きガセット軸4
に,仕口部にアンカーホール9や,ピンホール6を設け
た柱7を,垂直に装着させて,ドリフトピン11で接合
させる。(図−8参照)
【0007】
【発明の効果】本発明のねじ付きガセットを使用する
と,仕口及び継手部の加工は,木口部切断とガセットプ
レート挿入用スリット及び穴開け等の加工ですみ,仕口
及び継手加工が簡略化出来,断面欠損が減少し強度と靭
性を高め,木材の消費量及工期等が低減出来る。具体的
には 1継手及仕口の木材の断面欠損が減少し,強度が増す。 2継手及仕口が簡単で加工が易しく,高度な技術が不要
及加工時間も短縮出来る。 3継手及仕口部の乾燥等による痩せ緩み及割れが少なく
なる。 4継手及仕口が簡単だから,機械によるプレカットなど
の,大掛な設備が要らない。 5熟練の技術者が不要になり,技術者不足解消になる。 6補強金物が不要になり,取り付け用の座彫や,面合わ
せ用溝彫加工も不要。 7継手及仕口を,手動の鋸とドリル等の穴開用工具だけ
で加工出来る。 8本発明のねじ付きガセットは,柱及び横架材をドリフ
トピン又はボルト等で緊結させる工法で処理出来るの
で, 8−1継手及仕口が簡単で,建方(組立)に,熟練の技
術者が不要。 8−2建方(組立)に,高度な技術が不要で工期が短縮
出来る。 8−3補強金物が不要になり,取り付け手間及工期が不
要。 8−4ねじ付きガゼットが,柱及横架材の内部に取り付
くので,軸組の現わし工法が出来るし,金物が内外装の
仕上げ材等の邪魔にならない。 8−5解体及び増改築も簡単に出来る。 9仕口金物はガゼットにねじを設けた簡単な構成だから 9−1市販の鉄板やパイプにボルトまたは,ナットを取
り付けて製作出来るので,高度の技術が要らない。 9−2金物の製作用設備費が少なくてすみ,金物を安価
に製作することが出来る。
と,仕口及び継手部の加工は,木口部切断とガセットプ
レート挿入用スリット及び穴開け等の加工ですみ,仕口
及び継手加工が簡略化出来,断面欠損が減少し強度と靭
性を高め,木材の消費量及工期等が低減出来る。具体的
には 1継手及仕口の木材の断面欠損が減少し,強度が増す。 2継手及仕口が簡単で加工が易しく,高度な技術が不要
及加工時間も短縮出来る。 3継手及仕口部の乾燥等による痩せ緩み及割れが少なく
なる。 4継手及仕口が簡単だから,機械によるプレカットなど
の,大掛な設備が要らない。 5熟練の技術者が不要になり,技術者不足解消になる。 6補強金物が不要になり,取り付け用の座彫や,面合わ
せ用溝彫加工も不要。 7継手及仕口を,手動の鋸とドリル等の穴開用工具だけ
で加工出来る。 8本発明のねじ付きガセットは,柱及び横架材をドリフ
トピン又はボルト等で緊結させる工法で処理出来るの
で, 8−1継手及仕口が簡単で,建方(組立)に,熟練の技
術者が不要。 8−2建方(組立)に,高度な技術が不要で工期が短縮
出来る。 8−3補強金物が不要になり,取り付け手間及工期が不
要。 8−4ねじ付きガゼットが,柱及横架材の内部に取り付
くので,軸組の現わし工法が出来るし,金物が内外装の
仕上げ材等の邪魔にならない。 8−5解体及び増改築も簡単に出来る。 9仕口金物はガゼットにねじを設けた簡単な構成だから 9−1市販の鉄板やパイプにボルトまたは,ナットを取
り付けて製作出来るので,高度の技術が要らない。 9−2金物の製作用設備費が少なくてすみ,金物を安価
に製作することが出来る。
【図1】本発明の,ねじ付きガセットプレートの立面
図。
図。
【図2】本発明の,ねじ付きガセット軸の一部を切り欠
いた図面。
いた図面。
【図3】本発明の,ねじ付きガセットプレートを使用し
て,柱に横架材を,接合した実施例の仕口平面図。
て,柱に横架材を,接合した実施例の仕口平面図。
【図4】本発明の,ねじ付きガセットプレートを使用し
て,柱に横架材を,接合した実施例の仕口断面図。
て,柱に横架材を,接合した実施例の仕口断面図。
【図5】本発明の,ねじ付きガセットプレート及びねじ
付きガセット軸を使用して,横架材に横架材及び柱を,
接合した実施例の仕口断面図。
付きガセット軸を使用して,横架材に横架材及び柱を,
接合した実施例の仕口断面図。
【図6】本発明の,雄ねじ付きガセットプレートを使用
して,横架材と横架材を,接合した実施例の仕口断面
図。
して,横架材と横架材を,接合した実施例の仕口断面
図。
【図7】本発明の雄,ねじ付きガセットプレートを使用
して,横架材に横架材を接合した実施例の継手断面図。
して,横架材に横架材を接合した実施例の継手断面図。
【図8】本発明の,ねじ付きガセットプレート及びねじ
付きガセット軸を使用して,横架材に横架材及び柱を,
接合した実施例の仕口断面図。
付きガセット軸を使用して,横架材に横架材及び柱を,
接合した実施例の仕口断面図。
1ガセットプレート 6ピンホール
11ドリフトピン 2雄ねじ 7柱
12座金 3雌ねじ 8横架材
13ナット 4ガセット軸 9アンカーホール 5ピン掛顎 10スリット
11ドリフトピン 2雄ねじ 7柱
12座金 3雌ねじ 8横架材
13ナット 4ガセット軸 9アンカーホール 5ピン掛顎 10スリット
Claims (2)
- 【請求項1】ガセットプレート1の端部に雄ねじ2また
は雌ねじ3を設けた,ねじ付きガセットプレート。(図
−1参照) - 【請求項2】ガセット軸4の端部に雄ねじ2または雌ね
じ3を設けた,ねじ付きガセット軸。(図−2参照)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11130478A JP2000282574A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | ねじ付きガセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11130478A JP2000282574A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | ねじ付きガセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000282574A true JP2000282574A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=15035219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11130478A Pending JP2000282574A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | ねじ付きガセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000282574A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002294868A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Shinichi Nakajima | 建築用金物 |
JP7477128B1 (ja) | 2024-02-13 | 2024-05-01 | 株式会社ダイドーハント | 木造建築物における梁の連結固定構造 |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP11130478A patent/JP2000282574A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002294868A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Shinichi Nakajima | 建築用金物 |
JP7477128B1 (ja) | 2024-02-13 | 2024-05-01 | 株式会社ダイドーハント | 木造建築物における梁の連結固定構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040928 |