JPH0626099A - 木構造仕口緊結金物とその工法 - Google Patents
木構造仕口緊結金物とその工法Info
- Publication number
- JPH0626099A JPH0626099A JP12696991A JP12696991A JPH0626099A JP H0626099 A JPH0626099 A JP H0626099A JP 12696991 A JP12696991 A JP 12696991A JP 12696991 A JP12696991 A JP 12696991A JP H0626099 A JPH0626099 A JP H0626099A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- construction method
- plate
- pipe
- holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 在来工法に使用出来て、墨付や、穴掘り、き
ざみが不用で、枠組パネル工法に適する、しかも規格化
で工場加工し大量の在庫が出来て、受注に即応出来るの
で工期短縮でローコストになる、建築技能者不足に役立
ち、加工が簡単で部材の欠損が少ない。内外の壁は全て
ブレース入りで壁量が大きくとれて３階建建築では耐震
上も安全性が高い緊結金物として工法を提供する。 【構成】 パイプ（１）（２）の一端にボールト穴（１
Ａ）を設け、他端をしぼり、メネジを設け、ネジ（３）
で接続 正方形プレート（５）に穴（５Ａ）（５ａ）を
設け、その面上の対角線上直角で１／２の所を曲げ、穴
のない一端に丸鋼ブレース筋（６）と（６Ｂ）を溶接
し、他端のネジ部にタンバックル（７）で接続調節す
る。プレート（５）の（５Ａ）とパイプ（１）（２）の
（１Ａ）に一端テーパー付きのボールト（４）を装着し
仕口の緊結をすることを特徴とする工法。
ざみが不用で、枠組パネル工法に適する、しかも規格化
で工場加工し大量の在庫が出来て、受注に即応出来るの
で工期短縮でローコストになる、建築技能者不足に役立
ち、加工が簡単で部材の欠損が少ない。内外の壁は全て
ブレース入りで壁量が大きくとれて３階建建築では耐震
上も安全性が高い緊結金物として工法を提供する。 【構成】 パイプ（１）（２）の一端にボールト穴（１
Ａ）を設け、他端をしぼり、メネジを設け、ネジ（３）
で接続 正方形プレート（５）に穴（５Ａ）（５ａ）を
設け、その面上の対角線上直角で１／２の所を曲げ、穴
のない一端に丸鋼ブレース筋（６）と（６Ｂ）を溶接
し、他端のネジ部にタンバックル（７）で接続調節す
る。プレート（５）の（５Ａ）とパイプ（１）（２）の
（１Ａ）に一端テーパー付きのボールト（４）を装着し
仕口の緊結をすることを特徴とする工法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は木構造の仕口が簡易な緊
結金物と工法に関するものである。
結金物と工法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の木構造は、図面に基づき、木材に
墨付けをして、穴掘りや、ホゾ作り等建築技能者に限ら
れた。在来工法は、加工し在庫が出来ない。
墨付けをして、穴掘りや、ホゾ作り等建築技能者に限ら
れた。在来工法は、加工し在庫が出来ない。
【０００３】
（イ）木構造建築は、建築技能者でないと出来ない。 （ロ）建築技能者不足は深刻で、工期の延びとコスト高
が著しい。 （ハ）木質系パネル組立工法があるが、木構造３階建て
には耐震上適当でない。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。
が著しい。 （ハ）木質系パネル組立工法があるが、木構造３階建て
には耐震上適当でない。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】パイプ（１）（２）の一
端にボールト穴（１Ａ）を設け、他端をしぼりメネジを
設け、ネジ（３）で接続する。正方形プレート（５）の
対角線上に直角で１／２の所でくの字に曲げ一方に経の
異なる穴（５Ａ）（５ａ）を設け、他方に丸鋼ブレース
筋（６）と（６Ｂ）をそれぞれ熔接しネジ部へタンバッ
クル（７）を接続する。そのプレート（５）の（５Ａ）
とパイプ（１）と（２）の穴（１Ａ）に、一端テーパー
付きのボールト（４）を装着の木構造仕口緊結金物と工
法である。
端にボールト穴（１Ａ）を設け、他端をしぼりメネジを
設け、ネジ（３）で接続する。正方形プレート（５）の
対角線上に直角で１／２の所でくの字に曲げ一方に経の
異なる穴（５Ａ）（５ａ）を設け、他方に丸鋼ブレース
筋（６）と（６Ｂ）をそれぞれ熔接しネジ部へタンバッ
クル（７）を接続する。そのプレート（５）の（５Ａ）
とパイプ（１）と（２）の穴（１Ａ）に、一端テーパー
付きのボールト（４）を装着の木構造仕口緊結金物と工
法である。
【０００５】
【作用】上記木構造仕口緊結金物で組み立てれば、建築
技能者でなくても施工出来る。規格材の在庫で工期短縮
とローコスト建築になる。
技能者でなくても施工出来る。規格材の在庫で工期短縮
とローコスト建築になる。
【０００６】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。 （イ）パイプ（１）（２）の一端にボールト穴（１Ａ）
を設け、他端をしぼりメネジを設ける、ネジ（３）で接
続し、長さの調整が出来る。 （ロ）正方形のプレート（５）の面上に経の異なる穴
（５Ａ）と（５ａ）を設けその面上の対角線上直角で１
／２の所でくの字に曲げ、穴のない一端に丸鋼ブレース
筋（６）と（６Ｂ）をそれぞれ熔接し、他端のネジ部に
タンバックル（７）を接続し長さの調節が出来る。 （ハ）プレート（５）の（５Ａ）とパイプ（１）（２）
の（１Ａ）に一端テーパーの付いたボールト（４）を装
着の木構造仕口緊結金物。 （ニ）壁の配置が＋字やＴ字のパイプは、（１）（２）
のパイプより（１．５Ａ）長くボールト穴は（１Ａ）に
直角で穴経だけずらして、上端と下端に、穴をあけたパ
イプ（図２）を使用する。 （ホ）所要軸組材は面上に所定の寸法で切断し、所定の
穴をあけた部材（図５）。 本発明は以上のような構造で、これを使用し、組立て建
て方をするには、建物図面より在庫の所要材を現場に搬
入し，所要土台（１４）をパイプ（３）を通し、所定位
置にアンカーボールトで固定する。次に床パネルをはめ
込み金物で固定する。次に柱（１５）の上部の先端の穴
にパイプ（１）を差込み（ロ）の丸鋼に熔接のプレート
を柱の両側にビス止めして、ボールト（４）を差込みナ
ット（４Ｎ）にて締め付ける、次に柱脚をパイプ（１）
に差込みプレート（５）（６Ｂ）をタンバックル（７）
で、接続し、プレート（５）を柱脚両側にビス止めし
（５）穴（５Ａ）（１）穴（１Ａ）にボールト（４）を
通しナット（６）にて占め固める。柱脚のタンバックル
で調整しながら次々と建込んで行く。柱の建方が終われ
ば次に、所要の胴差（１７）をパイプ（１）に差込み、
パイプ（１）にネジ（３）を１／２ネジ込みバイプ
（２）を接続し、長さ調整をして２階の柱を建て込む、
２階の柱を建込みが終われば、桁、梁、と順次進めて行
く。柱の上部や下部に柱のない仕口は（図２）パイプ
（１）（４）（１Ｂ）にて緊結する。又壁パネル枠組構
造（図４）は１パネル（１．８２Ｍ×２．７３Ｍ）と
（０．９１Ｍ×２．７３Ｍ）で工場で組込み現場で建て
込む。本発明は以上説明のように構成されている。
を設け、他端をしぼりメネジを設ける、ネジ（３）で接
続し、長さの調整が出来る。 （ロ）正方形のプレート（５）の面上に経の異なる穴
（５Ａ）と（５ａ）を設けその面上の対角線上直角で１
／２の所でくの字に曲げ、穴のない一端に丸鋼ブレース
筋（６）と（６Ｂ）をそれぞれ熔接し、他端のネジ部に
タンバックル（７）を接続し長さの調節が出来る。 （ハ）プレート（５）の（５Ａ）とパイプ（１）（２）
の（１Ａ）に一端テーパーの付いたボールト（４）を装
着の木構造仕口緊結金物。 （ニ）壁の配置が＋字やＴ字のパイプは、（１）（２）
のパイプより（１．５Ａ）長くボールト穴は（１Ａ）に
直角で穴経だけずらして、上端と下端に、穴をあけたパ
イプ（図２）を使用する。 （ホ）所要軸組材は面上に所定の寸法で切断し、所定の
穴をあけた部材（図５）。 本発明は以上のような構造で、これを使用し、組立て建
て方をするには、建物図面より在庫の所要材を現場に搬
入し，所要土台（１４）をパイプ（３）を通し、所定位
置にアンカーボールトで固定する。次に床パネルをはめ
込み金物で固定する。次に柱（１５）の上部の先端の穴
にパイプ（１）を差込み（ロ）の丸鋼に熔接のプレート
を柱の両側にビス止めして、ボールト（４）を差込みナ
ット（４Ｎ）にて締め付ける、次に柱脚をパイプ（１）
に差込みプレート（５）（６Ｂ）をタンバックル（７）
で、接続し、プレート（５）を柱脚両側にビス止めし
（５）穴（５Ａ）（１）穴（１Ａ）にボールト（４）を
通しナット（６）にて占め固める。柱脚のタンバックル
で調整しながら次々と建込んで行く。柱の建方が終われ
ば次に、所要の胴差（１７）をパイプ（１）に差込み、
パイプ（１）にネジ（３）を１／２ネジ込みバイプ
（２）を接続し、長さ調整をして２階の柱を建て込む、
２階の柱を建込みが終われば、桁、梁、と順次進めて行
く。柱の上部や下部に柱のない仕口は（図２）パイプ
（１）（４）（１Ｂ）にて緊結する。又壁パネル枠組構
造（図４）は１パネル（１．８２Ｍ×２．７３Ｍ）と
（０．９１Ｍ×２．７３Ｍ）で工場で組込み現場で建て
込む。本発明は以上説明のように構成されている。
【０００７】
【発明の効果】在来工法の軸組みにも適するが、墨付
け、穴掘り、ホゾ作りが不要である。規格化で壁パネル
と軸組の併用も出来る。総て工場加工出来るので大量の
在庫もできる為に受注に即応出来ることは、工期短縮と
ローコストにつながる。内外の壁は総てブレース入りで
タスキ掛けとなるために、壁量が大きく取れるので、地
震に対しても安全度が極めて高い。従ってこの緊結金物
使用の軸組工法や、壁パネル組立て工法は、３階建の建
築に利用度のたかいものである。
け、穴掘り、ホゾ作りが不要である。規格化で壁パネル
と軸組の併用も出来る。総て工場加工出来るので大量の
在庫もできる為に受注に即応出来ることは、工期短縮と
ローコストにつながる。内外の壁は総てブレース入りで
タスキ掛けとなるために、壁量が大きく取れるので、地
震に対しても安全度が極めて高い。従ってこの緊結金物
使用の軸組工法や、壁パネル組立て工法は、３階建の建
築に利用度のたかいものである。
【０００８】
【図１】本発明の仕口緊結金物の使用状態の斜視図であ
る。
る。
【図２】＋字とＴ字の壁の金物の斜視図である。
【図３】胴差受と柱締め付け金物の斜視図出ある。
【図４】本発明の実施例を示す立面図である。
【図５】木材の規格と木口及び横の穴斜視図である。
１上下接続パイプ ２上下接続パイプ ３パイプ接続ネジ ４テーパー付き締め付けボールト ５正方形プレート ５Ａ ボールト穴 ５ａ ビス穴 ６丸鋼ブレース筋 ７タンバックル ８ボールト ９胴差受金物 １０胴差締め付けボールト １１柱締め付けボールト １２回転ワッシャー １３上下間柱受枠 １４土台 １５管柱 半柱 １６通柱 １７胴差 １８梁 １９桁 ２０間柱 １Ｗ 壁＋．Ｔ．字．パイプ ２Ｗ 壁＋．Ｔ．字 パイプ １Ｂ土台締付けボールト（梁．桁．も同じ）
Claims (1)
- 【請求項１】パイプ（１）（２）の一端に穴（１Ａ）を
設け、他端をしぼり、メネジを設け、ネジ（３）で接続
し長さの調整が出来る、正方形プレート（５）の面上に
径の異なる穴（５Ａ）（５ａ）を設け、その面上の対角
線上に直角で１／２の所でくの字に曲げ、穴のない一端
に丸鋼ブレース筋（６）と（６Ｂ）をそれぞれ熔接し、
他端のネジ部にタンバックル（７）を接続する。プレー
ト（５）の（５Ａ）とパイプ（１）（２）の（１Ａ）
（２Ａ）の穴に、一端テーパー付きのボールト（４）で
締め付ける。壁の配置が＋字やＴ字部には上記パイプの
（１Ａ）の両端に直角に穴を設け、ボールト（４）を装
着の木構造仕口緊結金物とその工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12696991A JPH0626099A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 木構造仕口緊結金物とその工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12696991A JPH0626099A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 木構造仕口緊結金物とその工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0626099A true JPH0626099A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=14948382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12696991A Pending JPH0626099A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 木構造仕口緊結金物とその工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0626099A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011190620A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Tokai Rubber Ind Ltd | 木造建築物の制震装置 |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP12696991A patent/JPH0626099A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011190620A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Tokai Rubber Ind Ltd | 木造建築物の制震装置 |
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