JP2000281271A - 乗客コンベアの利用客検出装置 - Google Patents

乗客コンベアの利用客検出装置

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JP2000281271A
JP2000281271A JP11091031A JP9103199A JP2000281271A JP 2000281271 A JP2000281271 A JP 2000281271A JP 11091031 A JP11091031 A JP 11091031A JP 9103199 A JP9103199 A JP 9103199A JP 2000281271 A JP2000281271 A JP 2000281271A
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Japan
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post
passenger
entrance
passenger conveyor
horizontal rail
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JP11091031A
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English (en)
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Tomokuni Hamano
交邦 浜野
Hitoshi Yamamura
仁史 山村
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出素子32及び表示装置33を乗降口6a
の手前に立設されたポスト31内に収納し、かつ、これ
らの装置への信号線36の配線作業を簡易化した乗客コ
ンベアの利用客検出装置を得る。 【解決手段】 乗客コンベアの手摺9から所定距離を隔
てて乗降口6aの手前にポスト31を立設し、このポス
ト31に乗降口6aを通過する利用客を検出する検出素
子32を収納し、更に手摺9とポスト31の間に中空の
支柱34を立設し、この支柱34とポスト31とを連結
する中空の横桟34a及び34bを横設して利用者をポ
スト31側へ導くと共に、支柱34並びに横桟34a及
び34bに信号線36を内挿してポスト31の検出素子
32に接続し、その検出信号を乗客コンベアの制御盤1
0に伝えるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乗客コンベアの
利用客検出装置に関し、特に上記利用客検出装置の配線
に係る。
【0002】
【従来の技術】乗客コンベアには、省電力の見地から、
乗降口で利用客が検出されると運転を開始し、無人状態
になると再び停止する、いわゆる自動運転が採用される
場合がある。図6及び図7は、例えば特開平9−774
48号公報に開示されているように、自動運転が採用さ
れた従来の乗客コンベア、特に、エスカレータの利用客
検出装置を示す。即ち、建物梁1に載置されたトラス4
の端部に形成された機械室5内には駆動機7とこの駆動
機7によって駆動されて踏段8を駆動する踏段スプロケ
ット7aと、更に駆動機7の起動停止を制御する制御盤
10とが収納されている。また、踏段8の上位両側に架
設された手摺9も踏段スプロケット7aによって駆動さ
れて踏段8と同期して移動する。機械室5の上部はラン
ディングプレート6によって覆われており、このランデ
ィングプレート6が敷設された領域はエスカレータの利
用客の乗降口6aに供される。
【0003】手摺9から反手摺側へ所定距離を隔てた乗
降口6a付近の建物床2には一対のポスト11が立設さ
れ、このポスト11には光電装置12が収納されてい
る。両ポスト11の間を利用客が通過すると、光電装置
12が作動して、利用客の検出信号を制御盤10に伝え
る。制御盤10は、この信号を受けて踏段8を起動又は
停止させてエスカレータの自動運転を行う。従って、利
用客はポスト11の間を通過することが必要で、そのた
めに手摺9とポスト11の建物床2には支柱13が立設
され、更にこの支柱13の頂部には横桟14が固着され
て横設されている。これにより、利用者が手摺9とポス
ト11の間を通過するのを阻止してポスト11の間を通
過するように導いている。また、天井16にはエスカレ
ータが自動運転中か休止中かを表示する表示装置15が
垂設されている。
【0004】更に、制御盤10からポスト11の光電装
置12へ信号線21を敷設するため、機械室5には機械
室貫通孔17が穿設され、建物床2には建物床貫通孔1
8と配線ダクト19がそれぞれ穿設されている。更に両
ポスト11間に信号線22を埋設するため配線ダクト2
0が乗降口6aを横断して穿設されている。更にまた、
表示装置15へ信号線21を敷設するため、信号線23
を制御盤10から建物床2内を横引きし、柱にそって天
井16まで立ち上げて天井16内を横引きして表示装置
15まで敷設している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の乗
客コンベアの利用客検出装置では、配線ダクト19、2
0の製作と、これらを建物床2に埋設して通線する作業
が必要となる。特に、既設の乗客コンベアに利用客検出
装置を後付けする場合は、建物床2のはつりと床面の仕
上げ作業が加重されるので、配線ダクト19、20の材
料費、製作費に加えて施工費が高価となる、という問題
があった。また、従来は、一般に支柱13と横桟14
は、乗客コンベ本体の除外工事として別業者が施工する
こととされているので、設置位置の決定、施行工程の調
整等が必要となる。このため作業効率が悪く工期が延引
し勝ちである、という問題もあった。更に、支柱13と
配線ダクト19との干渉を避ける必要がある。このた
め、それらの位置設定が相互に制約される、という問題
もあった。更にまた、表示装置15は天井16から垂設
されるので、表示装置15への信号線23の配線作業は
容易ではない、という問題もあった。更にまた、配線ダ
クト19、20、支柱13、横桟14、表示装置15及
びポスト11を、それぞれ別個に製作し、設置していた
ので、材料から製作、施行を含めたトータルコストが高
価となる、という問題もあった。
【0006】この発明は、上記の問題点を解決するため
になされたものであり、第1の目的は、検出素子及び表
示装置をポスト内に収納し、かつ、これらの装置への信
号線の配線作業を簡易化した乗客コンベアの利用客検出
装置を得ることを目的とする。また、第2の目的は、上
記手摺と上記ポストの間の床に立設された支柱と、一端
が上記支柱に固着された横桟を横設して他端を上記ポス
トに固着し、支柱及び横桟をそれぞれ中空として上記ポ
スト内に収納された検出素子及び表示装置への信号線を
内挿するようにして、従来の配線ダクトに替えるように
することを目的とする。更に、第3の目的は、検出素子
及び表示装置が収納されたポストと、支柱と、横桟とを
一体組立式とすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る第1の乗
客コンベアの利用客検出装置は、上記乗客コンベアの手
摺から反手摺側へ所定距離を隔てて上記乗客コンベアの
乗降口付近にポストを立設し、このポストに上記乗降口
を通過する利用客を検出する検出素子を収納し、更に上
記手摺と上記ポストの間に中空の支柱を立設し、この支
柱と上記ポストとを連結する中空の横桟を横設して上記
利用者を上記ポスト側へ導くと共に、上記支柱及び上記
横桟に信号線を内挿して上記ポストの検出素子に接続
し、その検出信号を乗客コンベアの運転を制御する制御
盤に伝えるようにしたものである。
【0008】この発明に係る第2の乗客コンベアの利用
客検出装置は、上記第1の乗客コンベアの利用客検出装
置において、支柱を、乗降口に敷設されたランディング
プレートに立設するようにしたものである。
【0009】この発明に係る第3の乗客コンベアの利用
客検出装置は、上記第1の乗客コンベアの利用客検出装
置において、横桟を、小口径の第1横桟と、この第1横
桟の外形よりも大きい口径の第2横桟とに分割し、第1
横桟と第2横桟とを支柱からポストに至る間で嵌合させ
たものである。
【0010】この発明に係る第4の乗客コンベアの利用
客検出装置は、上記第1の乗客コンベアの利用客検出装
置において、横桟を、水平方向に移動可能とし、かつ、
固定具によってポスト及び支柱に固着するようにしたも
のである。
【0011】この発明に係る第5の乗客コンベアの利用
客検出装置は、上記第1の乗客コンベアの利用客検出装
置において、横桟を、一端が支柱の反ポスト側の面から
手摺側へ突出するようにしたものである。
【0012】この発明に係る第6の乗客コンベアの利用
客検出装置は、上記第1の乗客コンベアの利用客検出装
置において、ポストには、乗降口を通過する利用客を検
出する検出素子に加えて、乗客コンベアの運転状況を表
示する表示装置が組み込まれ、信号線には、制御盤と上
記検出素子とを接続する信号線に加えて、上記制御盤と
上記表示装置とを接続する信号線が含まれるようにした
ものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1から図3は、
この発明の実施の形態1を示す。なお、図1は上位階に
設置された利用客検出装置の平面図、図2は図1のII
−II線の断面を図示矢印方向から見た断面図を示す。
下位階にも上位階と同様の利用客検出装置が設置され、
図3は下位階に設置された利用客検出装置の正面図を示
す。図において、1は建物梁、2は建物床、3は建物床
2の下面を覆う外装であって、下階の天井を構成する。
4は両端が建物梁1に載置されたエスカレータのトラス
で、下面を外装3に覆われている。5はトラス4の端部
に形成された機械室、6はこの機械室5の上部を覆うラ
ンディングプレートで、利用客がエスカレータに乗降す
る乗降口6aとしても機能する。7は駆動機で、踏段ス
プロケット7aを介して踏段8を駆動する。9は手摺
で、駆動機7によって駆動されて踏段8と同期して移動
する。10は機械室5に収納された制御盤で、駆動機7
の起動停止を制御する。
【0014】31は手摺9から反手摺側へ所定距離を隔
てて乗降口6a手前の両側の建物床2に立設された一対
のポスト、32はこのポスト31に収納された投光器と
受光器とで構成された光電装置からなる検出素子で、利
用客がポスト31間を通過すると光軸が遮断されて利用
客の通過を検出する。33は同じくポスト31に収納さ
れた表示装置で、エスカレータの運転状態を表示する。
34はランディングプレート6の両側に立設された中空
の角柱からなる一対の支柱、34aは一端が各支柱34
に固着されてポスト31側へ横設され、他端が開放され
た管体からなる一対の第1横桟、34bは第1横桟34
aの外径よりも大きい口径の管体からなる第2横桟で、
一端は各第1横桟34aの他端が挿入され、他端は各ポ
スト31内に没入固定されている。即ち、第1横桟34
aと第2横桟34bは嵌合して一連の横桟を形成し、手
摺9とポスト31間を遮断して利用客がポスト31間を
通過するように規制する。35は建物床2に立設されて
要所で第1横桟34aを支持する支柱である。36は制
御盤10と上階及び下階にそれぞれ設置された検出素子
32及び表示装置33とを接続する信号線で、制御盤1
0から機械室5内を立ち上がり、更に支柱34に内挿さ
れて立ち上がって第1横桟34a及び第2横桟34b内
を横引きされてポスト31に達し、検出素子32及び表
示装置33にそれぞれ接続されている。
【0015】上記構成のエスカレータにおいて、利用客
は、エスカレータが「自動運転中」である旨を表示装置
33の表示から知得して両ポスト31の間を通過する。
この通過を検出素子32が検出し、この検出信号が信号
線36を介して制御盤10に伝えられる。制御盤10は
この検出信号によってエスカレータを起動させ、利用客
を搬送する。
【0016】上記実施の形態1によれば、検出素子32
及び表示装置33は、いずれもポスト31内に収納さ
れ、しかも、制御盤10から検出素子32及び表示装置
33に接続される信号線36は、支柱34と、この支柱
34とポスト31の間に横設された横桟34a、34b
内に挿入されてポスト31まで配線されるので、従来の
ように建物床2に配線ダクト19、20を埋設する必要
がない。このため、配線ダクト19、20に係る材料
費、制作費及び施工費が不要となり、利用客検出装置の
設置費用が安価となる。特に、支柱34はランディング
プレート6に立設されるものとしたので、信号線36を
機械室5から支柱34へ直接内捜させることができ、配
線作業の簡易化を図ることができる。また、検出素子3
2及び表示装置33は、いずれもポスト31内に収納さ
れて一体化されている。また、横桟34aは支柱34に
固着され、更に、この横桟34aに支柱35が固着され
て一体化されているので、施工現場での作業が減少さ
れ、作業性の向上を図ることができる。更に、横桟を第
1横桟34aと第2横桟34bに分割し、これらを嵌合
させることにより一連の横桟を形成するようにしたの
で、仮にポスト31と支柱34の間に設置寸法上の誤差
が生じたとしても、この誤差を上記嵌合部分で吸収する
ことができ、上記誤差が支障となることはない。
【0017】実施の形態2.上記実施の形態1では、支
柱34をランディングプレート6に立設し、信号線36
を機械室5から支柱34へ直接内捜するものとしたが、
この実施の形態2では、図4に示すように、支柱34を
建物床2に立設して設置間隔をランディングプレート6
の幅よりも拡大し、かつ、機械室5と支柱34との間に
配線ダクト37を埋設するようにしたものである。従っ
て、信号線36は制御盤10から機械室5内を配線され
て配線ダクト37を経て支柱34に内挿されて立ち上が
って第1横桟34a及び第2横桟34b内を横引きされ
てポスト31に達し、検出素子32及び表示装置33に
それぞれ接続される。
【0018】上記実施の形態2によっても、配線ダクト
37は機械室5から支柱34の間の短小区間に限られ、
信号線36は大部分支柱34と横桟34a、34b内に
挿入されてポスト31まで配線されるので、配線作業の
簡易化を図ることができると共に、支柱34の設置間隔
を拡大したので、乗降口6aの間口が拡幅されて乗降し
易くなる。
【0019】実施の形態3.上記実施の形態1及び実施
の形態2では、いずれも第1横桟34aと第2横桟34
bは嵌合して一連の横桟を形成するものとしたが、この
実施の形態3では横桟41を一体の円筒で形成し、支柱
34を貫通させて一端を手摺9側へ突出させ、他端をポ
スト31内に没入させて横設し、例えばロックナットか
らなる固定具42で横桟41と支柱34及びポスト31
とを固定し、更に中間部にT形継手43を介して支柱3
5を係止させたものである。なお、横桟41が支柱34
と交わる部分で横桟41に信号線36が貫通する貫通孔
を穿設する必要がある。この貫通孔は工場で事前に穿設
しておくことも考えられるが、施工作業の一環として設
置現場で行ってもよい。
【0020】上記実施の形態3によっても、配線作業の
簡易化を図ることができると共に、横桟41を一体形成
としたので、途中に継ぎ目がなく意匠上見栄えがよい。
また、横桟41は一端が手摺9側へ突出して支柱34を
貫通するようにしたので、支柱34とポスト31の間隔
が異なる場合であっても、横桟41を水平方向に移動さ
せて上記突出量を調節することにより対応することがで
きる。このため、支柱34及び横桟41への信号線36
の通線とポスト31内の装置への結線作業を含めて事前
に工場生産をしておいて需要に備えることができる。
【0021】実施の形態4.上記各実施の形態では、乗
客コンベアとしてエスカレータについて述べたが、これ
に限られるものではなく、動く歩道であってもよい。ま
た、ポスト31、支柱34及び横桟34a、34b、4
1は角材又は円筒材に限らず中空材ならばよい。更に、
検出素子32は光電装置からなるものとしたが、音波で
あってもよく、また、電磁波であってもよいものであ
る。
【0022】更にまた、実施の形態3では、横桟41の
一端が貫通して支柱34から手摺9側へ突出するように
構成して、支柱34とポスト31間の間隔が異なる場合
に対応するとしたが、横桟41は必ずしも支柱34を貫
通しなくてもよい。即ち、横桟41を水平方向に移動可
能としておいて、例えば、支柱34とポスト31間の距
離を拡大させる場合は、支柱34内の没入量とポスト3
1内の没入量の合計値の範囲内で支柱34とポスト31
間の距離を拡大させ、固定具42で横桟41と支柱34
及びポスト31とを固定することにより、対応すること
ができる。また、支柱34とポスト31間の距離を縮小
させる場合は、横桟41の一端から支柱34内の対向す
る内壁までの距離及び横桟41の他端からポスト31内
の対向する内壁までの距離の合計値の範囲内で支柱34
とポスト31間の距離を縮小させ、固定具42で横桟4
1を固定することにより、対応することができる。
【0023】
【発明の効果】この発明は以上述べたとおり構成されて
いるので、以下に示す効果を奏する。この発明に係る第
1の乗客コンベアの利用客検出装置は、上記乗客コンベ
アの手摺から反手摺側へ所定距離を隔てて上記乗客コン
ベアの乗降口付近にポストを立設し、このポストに上記
乗降口を通過する利用客を検出する検出素子を収納し、
更に上記手摺と上記ポストの間に中空の支柱を立設し、
この支柱と上記ポストとを連結する中空の横桟を横設し
て上記利用者を上記ポスト側へ導くと共に、上記支柱及
び上記横桟に信号線を内挿して上記ポストの検出素子に
接続し、その検出信号を乗客コンベアの運転を制御する
制御盤に伝えるようにしたものである。このため、制御
盤から検出素子に至る信号線は、支柱と、横桟に内挿さ
れてポストまで配線されるので、該当部分については建
物床に配線ダクトを埋設する必要がなくなり配線作業が
容易になる、という効果を奏する。
【0024】この発明に係る第2の乗客コンベアの利用
客検出装置は、上記第1の乗客コンベアの利用客検出装
置において、支柱を、乗降口に敷設されたランディング
プレートに立設したものである。このため、信号線を乗
客コンベアの機械室から支柱へ直接捜入することがで
き、配線作業の簡易化を図ることができる、という効果
を併せ奏する。
【0025】この発明に係る第3の乗客コンベアの利用
客検出装置は、上記第1の乗客コンベアの利用客検出装
置において、横桟を、小口径の第1横桟と、この第1横
桟の外形よりも大きい口径の第2横桟とに分割し、第1
横桟と第2横桟とを支柱からポストに至る間で嵌合させ
たものである。このため、ポストと支柱の間に設置寸法
上の誤差が生じたとしても、上記嵌合によって誤差を吸
収することができるので、ポスト及び支柱の設置が容易
である、という効果を併せ奏する。
【0026】この発明に係る第4の乗客コンベアの利用
客検出装置は、上記第1の乗客コンベアの利用客検出装
置において、横桟を、水平方向に移動可能とし、かつ、
固定具によってポスト及び支柱に固着するようにしたも
のである。このため、このものにあってもポストと支柱
の間に設置寸法上の誤差が生じたとしても、横桟を水平
方向に移動させることによりポストと支柱との距離を変
化させ、上記誤差を吸収することができる、という効果
を奏する。
【0027】この発明に係る第5の乗客コンベアの利用
客検出装置は、上記第1の乗客コンベアの利用客検出装
置において、横桟を、一端が支柱の反ポスト側の面から
手摺側へ突出するようにしたものである。このため、支
柱とポストの間隔が異なる場合であっても、上記突出量
を調節することにより対応することができるので、事前
に工場生産をしておいて需要に備えることができる、と
いう効果を併せ奏する。
【0028】この発明に係る第6の乗客コンベアの利用
客検出装置は、上記第1の乗客コンベアの利用客検出装
置において、ポストには、乗降口を通過する利用客を検
出する検出素子に加えて、乗客コンベアの運転状況を表
示する表示装置が組み込まれ、信号線には、制御盤と上
記検出素子とを接続する信号線に加えて、上記制御盤と
上記表示装置とを接続する信号線が含まれるようにした
ものである。このため、検出素子及び表示装置はいずれ
もポストに収納され、支柱、横桟及びポスト、更には信
号電線とを併せて一体組立式として、設置作業の簡易化
を図ることができる、という効果を併せ奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における乗客コンベ
アの利用客検出装置の平面図。
【図2】 図1のII−II線の断面を図示矢印方向か
ら見た断面図。
【図3】 この発明の実施の形態1における乗客コンベ
アの利用客検出装置の正面図。
【図4】 この発明の実施の形態2における乗客コンベ
アの利用客検出装置の平面図。
【図5】 この発明の実施の形態3における乗客コンベ
アの利用客検出装置の図2相当断面図。
【図6】 従来の乗客コンベアの利用客検出装置の平面
図。
【図7】 図6のVII−VII線の断面を図示矢印方
向から見た断面図。
【符号の説明】
1 建物梁、 2 建物床、 3 外装、 4 トラ
ス、 5 機械室、 6ランディンクグプレート、 6
a 乗降口、 7 駆動機、 7a 踏段スプロケッ
ト、 8 踏段、 9 手摺、 10 制御盤、 11
ポスト、 12光電装置、 13 支柱、 14 横
桟、 15 表示装置、 16 天井、17 機械室貫
通孔、 18 建物床貫通孔、 19 配線ダクト、
20配線ダクト、 21 信号線、 22 信号線、
23 信号線、 31 ポスト、 32 検出素子、
33 表示装置、 34 支柱、 34a 第1横桟、
34b 第2横桟、 35 支柱、 36 信号線、
37 配線ダクト、41 横桟、 41a 横桟、
42 固定具、 43 T形継手。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の乗降口から他方の乗降口へ移動し
    て利用客を搬送する踏段と、この踏段と同期して移動し
    上記乗降口で反転する手摺と、上記乗降口の床下に設け
    られて上記踏段の運転を制御する制御盤とを備えた乗客
    コンベアの上記利用客を検出する装置において、上記手
    摺から反手摺側へ所定距離を隔てて上記乗降口の手前付
    近に立設されたポストと、このポストに収納されて上記
    乗降口を通過する上記利用客を検出する検出素子と、上
    記手摺と上記ポストの間に立設された中空の支柱と、一
    端部が上記支柱に固着されて横設され他端部が上記ポス
    トに固着されて上記利用者を上記ポスト側へ導く中空の
    横桟と、上記支柱及び上記横桟に内挿されて上記ポスト
    の検出素子に接続され、その検出信号を上記制御盤に伝
    える信号線とを備えた乗客コンベアの利用客検出装置。
  2. 【請求項2】 支柱を、乗降口に敷設されたランディン
    グプレートに立設されたものとした請求項1に記載の乗
    客コンベアの利用客検出装置。
  3. 【請求項3】 横桟を、小口径の第1横桟と、この第1
    横桟の外径よりも大きい口径の第2横桟とを、支柱から
    ポストに至る間で嵌合させたものとした請求項1に記載
    の乗客コンベアの利用客検出装置。
  4. 【請求項4】 横桟を、水平方向に移動可能とし、か
    つ、固定具によってポスト及び支柱に固着されるものと
    した請求項1に記載の乗客コンベアの利用客検出装置。
  5. 【請求項5】 横桟を、水平方向に移動可能とし、か
    つ、一端が支柱の反ポスト側の面から手摺側へ突出し、
    固定具によってポスト及び支柱に固着されるものとした
    請求項1に記載の乗客コンベアの利用客検出装置。
  6. 【請求項6】 ポストには、乗降口を通過する利用客を
    検出する検出素子に加えて、乗客コンベアの運転状況を
    表示する表示装置が組み込まれたものとし、信号線に
    は、制御盤と上記検出素子とを接続する信号線に加え
    て、上記制御盤と上記表示装置とを接続する信号線が含
    まれたものとした請求項1に記載の乗客コンベアの利用
    客検出装置。
JP11091031A 1999-03-31 1999-03-31 乗客コンベアの利用客検出装置 Pending JP2000281271A (ja)

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