JP2000279678A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機

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JP2000279678A
JP2000279678A JP11086553A JP8655399A JP2000279678A JP 2000279678 A JP2000279678 A JP 2000279678A JP 11086553 A JP11086553 A JP 11086553A JP 8655399 A JP8655399 A JP 8655399A JP 2000279678 A JP2000279678 A JP 2000279678A
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drum
outer box
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修司 羽柴
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動の低減や部品数の削減を図りつつ、加熱
手段によるモータへの熱影響の軽減を図る。 【解決手段】 外箱1内には水槽6が設けられ、この水
槽6の外底部には該水槽6内部の水を加熱する加熱装置
25が設けられている。水槽6内にほぼ水平の軸回りド
ラム13が設けられている。さらに水槽6の後板部9に
ドラム13をダイレクトに回転駆動する洗濯機モータ2
0が設けられている。この洗濯機モータ20の配置位置
より下方部位である底板部3に、外気と連通する下部通
気部5が形成され、洗濯機モータ20の配置位置より上
方部位である外が子本体2の後板部2cに外気と連通す
る上部通気部29が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温水生成機能を備
えたドラム式洗濯機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、ドラム式洗
濯機においては、図15に示すように、外箱101の内
部に水槽102が複数のサスペンション103により保
持されて設けられている。この水槽102の内部には、
ドラム104が横軸回転可能に配設されている。このド
ラム104の回転軸105は、水槽102の後部に取付
けられたハウジング106に軸受107を介して支承さ
れており、この回転軸105には従動プーリ108が取
付けられている。
【0003】また、前記水槽102の外下部にはモータ
109が設けられており、この回転軸109aには駆動
プーリ110が取付けられている。この駆動プーリ11
0と前記従動プーリ108との間にはこれらとでベルト
伝達機構111を構成するベルト112が張設されてい
る。さらにまた水槽102の外下部には、加熱手段たる
温水生成用の加熱器113が伝熱的に設けられており、
これは器本体113a内にヒータ113bが設けられて
いる。この加熱器113は、洗い行程やすすぎ行程にお
いて水槽102内の水を加熱して温水とし、洗浄性の向
上を図るものである。この構成において、モータ109
の回転駆動力がベルト伝達機構111を介してドラム1
04に伝達されて、これが回転されるようになってお
り、その回転に基づいて洗い、脱水が行なわれるように
なっている。なお、乾燥も行なう機能を有するドラム式
洗濯機では、乾燥時にもドラム104が回転されるよう
になっている。
【0004】しかしながら、この種のドラム式洗濯機で
は、モータ109の回転駆動力をベルト伝達機構111
を介してドラム104に伝達するため、このベルト伝達
機構111部分で振動が発生しやすく、また、部品数も
多いという問題があった。そこで、本発明者では、モー
タを水槽の後部に設けて、該モータによりドラムをダイ
レクトに回転させる構成とすることにより、振動の低減
や部品数の削減を図ることを考えている。
【0005】ところがこの改善構成の場合、新たな問題
が発生することが判った。すなわち、上述した改善構成
では、モータが水槽の後面部に位置することで、水槽外
底部の加熱器に対して、これよりも上方に位置すること
になり、加熱器の熱影響が上方のモータに及ぶ問題が惹
起する。
【0006】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、振動の低減や部品数の削減を図り
つつ、加熱手段によるモータへの熱影響の軽減を図り得
るドラム式洗濯機を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、外箱
と、この外箱内に設けられた水槽と、この水槽の外底部
に設けられ該水槽内部の水を加熱する加熱手段と、前記
水槽内にほぼ水平の軸回りに回転可能に設けられ洗濯物
が収容されるとドラムと、前記水槽の後面部に前記ドラ
ムをダイレクトに回転駆動するように設けられたモータ
と、このモータの配置位置より下方部位において外気と
連通する下部通気部と、前記モータの配置位置より上方
部位において外気と連通する上部通気部とを含んで構成
される。
【0008】この構成においては、水槽の後面部にドラ
ムをダイレクトに回転駆動するモータを設ける構成とし
たから、振動の低減や部品数の削減を図り得るようにな
る。ここで、モータは加熱手段よりも上方位置に存する
ことになることから、加熱手段から上昇する熱が直接モ
ータや軸受部分に影響を与えることが懸念される。しか
し、上記構成においては、モータの配置位置より下方部
位及び上方部位に、それぞれ外気と連通する下部通気部
及び上部通気部が設けられているから、加熱手段で発生
する上昇空気流に伴い、外気が下部通気部から内部に流
入して上部通気部から流出するようになり、つまり、モ
ータ部分を通る冷却空気流が形成されるようになり、も
って、モータや軸受部分への熱影響を軽減できるように
なる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明の構成
要素に加え、外箱内に、ドラム内の衣類を乾燥させるた
めのファン及び温風生成用ヒータ並びに熱交換器を有す
る乾燥装置を設けた構成である。この構成においては、
熱源として、加熱手段の他に、乾燥装置が備わっている
から、外箱内の温度がさらに高くなり、モータや軸受部
分への熱影響もかなり大きくなる。しかし、上記構成に
おいては、前述したように、モータの配置位置より下方
部位及び上方部位に、それぞれ外気と連通する下部通気
部及び上部通気部が設けられているから、加熱手段の他
に乾燥装置を備えることでモータへの熱的条件が悪くな
る中で、良好な放熱が図られるようになり、一層効果的
である。
【0010】請求項3の発明は、下部通気部が外箱の底
板部に形成され、上部通気部の流路面積がこの下部通気
部の流路面積以上に設定されているところに特徴を有す
る。この構成においては、比較的広い面積を有する外箱
の底板部に下部通気部を形成しているから、下部通気部
の流路面積を大きくすることができ、しかも、上部通気
部の流路面積をこの下部通気部の流路面積以上に設定し
ているから、外気(冷却のための空気)を多量に吸入す
ることができ、冷却効果がさらに良くなるものである。
【0011】請求項4の発明は、外箱の後面部に前記モ
ータに対応して凸部が形成され、この凸部の下部に下部
通気部が形成されているところに特徴を有する。この構
成においては、凸部の内面とモータとの離間距離を必要
最小限に設定することで、外箱の後面部を前側に寄せる
ことができるようになり、外箱の奥行き寸法を小さくす
ることができるようになる。そして、この凸部の下部に
下部通気部を形成したことで、モータの直ぐ近くから外
気を吸入することができて、冷却効率が向上する。
【0012】請求項5の発明は、下部通気部及び上部通
気部にルーバーが形成されているところに特徴を有す
る。この構成においては、外箱外部から水がこれら通気
部に入りにくくなり、さらには外部からの異物がこれら
通気部から内部に不用意に入ることもない。
【0013】請求項6の発明は、下部通気部が、外箱の
底板部に大きな開口として形成され、且つ、この外箱の
底板部には補強部が形成されているところに特徴を有す
る。外箱の底板部は比較的広い面積を有するから、この
外箱の底板部に、流路面積が大きい下部通気部を形成す
ることが可能である。この場合、下部通気部を多数の孔
部から構成するよりも一つあるいは若干数の大きな開口
として構成した方が有利である。ところが単に大きな開
口を形成すると底板部自体の強度が弱くなってしまう。
しかるに上記構成においては、補強部を形成すること
で、下部通気部として大きな開口を形成できたものであ
り、これにより、底板部の強度を維持しながら、大きな
開口の通気部を形成でき、外気をさらに多量に吸入する
ことができ、冷却効果がさらに良くなる。
【0014】請求項7の発明は、外箱の底板部が、複数
の形材をほぼ枠状に組み合わせて構成され、その枠内の
大きな開口により下部通気部が形成されているところに
特徴を有する。外箱の底板部に、下部通気部として大き
な開口を形成する場合、外箱の底板部が例えばプラスチ
ックの成形品であると、成形型に開口用の型部分も形成
する必要があり、コスト高を来す。しかるに上記構成に
おいては、複数の形材をほぼ枠状に組み合わせて構成
し、その枠内の大きな開口により下部通気部を形成する
構成であるから、外気をさらに多量に吸入することがで
きると共に、製造コストを安くできるようになる。
【0015】請求項8の発明は、上部通気部が外箱後面
部に形成され、この上部通気部は円形状の複数の孔部か
ら構成されているところに特徴を有する。外箱後面部は
比較的広い面積を有すること及び使用者の目に触れにく
いことから、この外箱上面部に上部通気部を形成するこ
とは好都合である。しかし、この外箱後面部に、例えば
横長あるいは縦長な形状の複数の孔部からなる上部通気
部を形成すると、外箱が上部荷重に対して弱くなるもの
である。しかるに上記構成においては、上部通気部を円
形状の孔部から構成しているから、強度的な低下を極力
防止できるようになる。
【0016】請求項9の発明は、外箱において上部通気
部の近傍部に補強部を設けたところに特徴を有する。外
箱に、上部通気部が形成されると、その部分は上部荷重
に対して弱くなるものであるが、しかし、上記構成にお
いては、外箱において上部通気部の近傍部に補強部を設
けたから、上部通気部を有しながらも外箱の強度低下を
防止できるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例につ
き図1ないし図4を参照しながら説明する。まず図1に
おいて、ドラム式洗濯機の外箱1は、全体として矩形箱
状をなし、鋼板製の外箱本体2と、合成樹脂製の底板部
3とから構成されている。外箱本体2の前板部2aに円
形の洗濯物出入口2bが形成されている。前記底板部3
は、図2及び図3に示すように、左右一対の脚体部3
a、3aを下方へ凸状に膨出すると共に、この脚体部3
a、3a間の平坦部分3bを相対的に浮かせた形態に形
成している。上記脚体部3a、3aの下面の前後には脚
座4をそれぞれ取付けている。また上記平坦部分3bに
は、下部通気部5が形成されている。この下部通気部5
は多数の円形状の孔部5aから構成されている。この下
部通気部5は、後述する洗濯機モータ20の配置位置よ
り下方に存するものである。
【0018】この外箱1の内部には、軸方向が前後方向
を指向する円筒状をなす水槽6が、サスペンション7に
より、弾性的に下方から支持されて設けられている。上
記水槽6は、例えばいずれも金属板により形成された胴
部8と、後板部9と、前板部10とを有して構成されて
おり、その前板部10には円形の開口10aが形成され
ている。そして、この開口10aと前記洗濯物出入口2
bとは、全体としては筒状をなす弾性材例えばゴム製の
ほぼ筒状の接続部材11により連通するように接続され
ている。なお、前記洗濯物出入口2bは、扉12により
開閉されるようになっている。
【0019】上記水槽6の内部には、洗濯物が収容され
るドラム13が回転自在に設けられている。このドラム
13は、胴部14と、後面部材15と、前板部16と接
合して構成されている。前記胴部14の周壁部には多数
の孔部14aが形成されており、さらにまた、前記前板
部16には円形の開口16aが形成されている。また前
記後面部材15は、複数の通気口を有するフレーム部材
15aに多孔状の板部材15bを取着して構成されてい
る。
【0020】また、ドラム13の後面部材15の中心部
分には、ドラム軸17が後方に突出するように取付けら
れており、これは、前記水槽6の後板部8を貫通して取
付けられた鋳造成形品からなる軸受ハウジング18に軸
受19を介して回転自在に支承されており、もって、ド
ラム13が回転自在に設けられている。
【0021】さらにドラム13はアウタロータ形でブラ
シレスモータである洗濯機モータ(請求項1のモータに
相当)20によりダイレクトに駆動されるようになって
いる。すなわち、この洗濯機モータ20の回転軸を構成
する前記ドラム軸17の後端部には永久磁石を備えたロ
ータ21が一体回転し得るように取付けられ、また前記
軸受ハウジング18にはこのロータ21の内方に位置す
るようにステータコア及びコイルを備えたステータ22
が設けられている。従って、ロータ21が回転される
と、ドラム軸17を介してドラム13がダイレクトに回
転駆動されるものである。
【0022】さらに水槽6の底部には図示しない排水弁
モータによって開・閉される排水弁23及びフレキシブ
ルな排水ホース24が設けられており、この排水弁23
の開放により水槽3内の水が排水ホース24を通して外
部に排水されるようになっている。また、上記外箱1内
の上部には、図示しないが水槽6内に給水する給水弁が
設けられており、これは図示しないフレキシブルホース
により水槽6と接続されている。さらにまた、水槽6の
外底部には、加熱手段たる加熱器25が伝熱的に配設さ
れている。この加熱器25は、器本体25aにヒータ2
5bを収容配設した構成であり、洗い時やすすぎ時に水
槽6の水を加熱して温水を生成するようになっている。
【0023】前記外箱1の後面部たる外箱本体2の後板
部2cには、前記洗濯機モータ20と対向する部位に、
保守点検用の開口部26が形成されている。この開口部
26は、取り外し可能な蓋27により閉鎖されている。
この蓋27において前記洗濯機モータ20と対向する部
分には、後方へ膨出する凸部28が形成されている。こ
の凸部28内面を洗濯機モータ20と必要最小限の距離
をおいて対応させることにより外箱1の奥行き寸法が短
くなる。
【0024】上記外箱本体2の後板部2cには上部通気
部29が形成されており、この上部通気部29は多数の
円形状の孔部29aから構成されている。この上部通気
部29は、前述した洗濯機モータ20の配置位置よりも
上方部位となる。この上部通気部29の流路面積(各孔
部29aの合計開口面積)は、前述した下部通気部5の
流路面積(各孔部5aの合計開口面積)以上となるよう
に設定されている。
【0025】上記構成の本実施例において、洗い運転時
には、加熱器25のヒータ25bが通電されて、水槽6
内の水が加熱されて温水とされると共に、洗濯機モータ
20が比較的低い回転速度正逆方向へ間欠駆動されるこ
とにより、ドラム13が正逆間欠回転される。また脱水
運転時には洗濯機モータ20が高速回転されてドラム1
3が高速回転されるようになっている。
【0026】このような本実施例においては、水槽6の
後面部たる後板部9にドラム13をダイレクトに回転駆
動する洗濯機モータ20を設ける構成としたから、振動
の低減や部品数の削減を図り得るようになる。ここで、
洗濯機モータ20は加熱装置25よりも上方位置に存す
ることになることから、加熱装置25から上昇する熱が
直接洗濯機モータ20や軸受19部分に影響を与えるこ
とが懸念される。しかし、上記実施例においては、洗濯
機モータ20の配置位置より下方部位及び上方部位に、
それぞれ外気と連通する下部通気部5及び上部通気部2
9が設けられているから、加熱装置25で発生する上昇
空気流に伴い、外気が下部通気部5から内部に流入して
上部通気部29から流出するようになり、つまり、洗濯
機モータ20部分を通る冷却空気流が形成されるように
なり、もって、洗濯機モータ20や軸受19部分への熱
影響を軽減できる。
【0027】また本実施例によれば、下部通気部5を外
箱1において比較的広い面積を有する底板部3に形成し
たから、下部通気部5の流路面積を大きくすることがで
きる。そして、上部通気部29の流路面積を、この下部
通気部5の流路面積以上に設定されているから、外気を
多量に吸入することができ、冷却効果がさらに良くな
る。
【0028】さらにまた、本実施例によれば、上部通気
部29を、外箱本体2において比較的広い面積を有し且
つ使用者の目に触れにくい部分である後板部2cに形成
したから、上部通気部29の流路面積を充分に確保でき
ると共に、外観的にも良い。ここで、仮に、この後板部
2cに、例えば横長あるいは縦長な形状の複数の孔部か
らなる上部通気部を形成すると、外箱1が上部荷重に対
して弱くなるものである。しかるに上記実施例によれ
ば、上部通気部29を円形状の孔部29aから構成して
いるから、強度的な低下を極力防止できる。
【0029】次に、図5には本発明の第2の実施例を示
している。この実施例におけるドラム式洗濯機は、乾燥
機能を備えている。すなわち、水槽6の後部から上方及
び前方にかけて、乾燥装置31が設けられており、これ
について述べる。水槽6の後板部9には、温風戻し口3
2が形成されている。この温風戻し口32には、外気と
温風とを熱交換する熱交換器33の一端部が接続され、
この熱交換器33の他端部は蛇腹状の連結ダクト34を
介して、ファン装置35の送風ケーシング35aの吸入
側に接続されている。このファン装置35の吐出側に
は、ダクト36、加熱装置37、ダクト38の一端部に
順に接続されている。そして、このダクト38の他端部
は、接続部材11に形成した温風吐出口11aに接続さ
れて、水槽6内に連通している。
【0030】前記送風ケーシング35aの内部には送風
羽根(図示せず)が設けられていて、この送風羽根は乾
燥ファンモータ(図示せず)により駆動されるようにな
っており、また、加熱装置37内には乾燥ヒータ(図示
せず)が設けられている。さらに上記熱交換器33内に
は湿気凝縮用の水が供給されて排水されるようになって
おり、その水は乾燥用の電磁形の給水弁(図示せず)に
より供給されるようになっている。
【0031】このような乾燥装置31においては、乾燥
運転時に、ドラム13が回転されると共に、乾燥ファン
モータが回転駆動され、乾燥ヒータが通電発熱される。
乾燥ファンモータによりファンが回転され、ドラム13
内の空気が、矢印Aで示すように、温風戻し口32から
吸引され、熱交換器33、連結ダクト34、送風ケーシ
ング35、ダクト36、加熱装置37、ダクト38を通
り、そして温風吐出口11aから水槽6内に戻される。
この循環により上記空気が温風化されると共に熱交換
(除湿)され、もって洗濯物が乾燥される。
【0032】この構成においては、熱源として、加熱装
置25の他に、乾燥装置31が備わっているから、外箱
1内の温度がさらに高くなり、モータ20や軸受19部
分への熱影響もかなり大きくなる。しかし、この第2の
実施例においても、洗濯機モータ20の配置位置より下
方部位及び上方部位に、それぞれ外気と連通する下部通
気部5及び上部通気部29が設けられているから、加熱
装置25の他に乾燥装置31を備えることで洗濯機モー
タ20への熱的条件が悪くなる中で、良好な放熱が図ら
れるようになり、一層効果的である。
【0033】図6は本発明の第3の実施例を示してお
り、この実施例においては、外箱1の蓋27における凸
部28の下部に別の下部通気部41を形成したところが
第1の実施例と異なる。この下部通気部41は、多数の
円形状の孔部41から構成されている。上記凸部28
は、外箱1の奥行き寸法の短小化に寄与できるものであ
るが、その下部に別の下部通気部41を形成したこと
で、洗濯機モータ20の直ぐ近くから外気を吸入するこ
とができて、冷却効率の向上を図ることができる。特
に、外箱1の底板部3の下部通気部5と上部通気部29
とにより下から上方への空気流が形成されていることか
ら、その煙突効果により今一つの下部通気部41から外
気が良好に流入するようになる。
【0034】図7ないし図10は本発明の第4の実施例
を示し、この実施例においては次の点が第1の実施例と
異なる。すなわち、下部通気部42は複数の細長い孔部
42aから構成されており、各孔部42aの縁部には、
外箱1内部方向で且つ洗濯機モータ20方向へ延びるル
ーバー43が形成されている。また、上部通気部44
は、外箱本体2の後板部2cの上部に形成されており、
これは複数の細長い孔部44aから構成されている。そ
して、各孔部44aの縁部には、外箱1内部方向で且つ
上方へ延びるルーバー45が形成されている。さらに、
この上部通気部44の近傍部である外箱本体2の該上部
通気部44上方の内側角部には、補強部たる補強部材4
6が配設されている。この補強部材46は図10から判
るように、外箱本体2の後板部2c内面に当接する主体
部46aと外箱本体2の左右側板部の内面に当接するア
ーム状部46b、46cとから構成されている。
【0035】この実施例によれば、下部通気部42及び
上部通気部44にそれぞれルーバー43及び45を形成
したから、外箱1外部から水がこれら通気部42、44
に入りにくくなり、さらには外部からの異物がこれら通
気部42、44から内部に不用意に入ることもない。特
に、ルーバー43を、外箱1内部方向で且つ洗濯機モー
タ20方向へ延びる形態に形成したから、手指を怪我す
る虞がないと共に、吸入外気を洗濯機モータ20側へ案
内できるようになり、また、ルーバー45を外箱1内部
方向で且つ上方へ延びる形態に形成したから、手指を怪
我する虞がないと共に、外箱1外部の水が上部通気部4
4から入ることもない。
【0036】ここで、外箱1に上部通気部44が形成さ
れると、特に細長な孔部44aからなる上部通気路44
であると、その部分は上部荷重に対して弱くなるもので
あるが、しかし、上記実施例においては、外箱1におい
て上部通気部44の近傍部に補強部材46を設けたか
ら、外箱1の強度低下を防止でき、この結果、支障なく
洗濯機モータ20部分の放熱を図ることができる。
【0037】図11及び図12は本発明の第5の実施例
を示しており、この実施例においては、底板部47及び
下部通気部の構成が第1の実施例と異なる。すなわち、
合成樹脂製の底板部47には、下部通気部としての例え
ば一つの大きな矩形状の開口48が形成されている。こ
の開口48の対向辺部は脚体部3a、3aに沿う形態で
あり、そして、他の対向辺部に沿う形態で断面コ字形の
補強部49、49が形成されている。
【0038】この実施例によれば、底板部47に下部通
気部として大きな開口48を形成したから、多数の孔部
から下部通気部を構成するよりも、流路面積を大きくで
きて有利である。この場合、大きな開口48を形成する
と底板部47自体の強度が弱くなってしまうが、この実
施例によれば、補強部49、49を形成することで強度
低下を防止できる。この結果、底板部47の強度を維持
しながら、下部通気部として大きな開口48を形成で
き、外気をさらに多量に吸入することができ、冷却効果
をさらに良くし得る。
【0039】図13及び図14は本発明の第6の実施例
を示し、この実施例においては、底板部50及び下部通
気部の構成が第1の実施例と異なる。すなわち、底板部
50が、断面コ字形の複数の形材51、51、52、5
2ををほぼ枠状に組み合わせ、連結分を例えばスポット
溶接(その溶接部分に符号53を付している)により接
合して構成されている。そして、この底板部50におい
て、その枠内の大きな開口53により下部通気部が形成
されている。なおスポット溶接に代えてねじ止めもしく
はリベット止めでも良い。
【0040】この実施例によれば、底板部50を複数の
形材51、51、52、52をほぼ枠状に組み合わせて
構成し、その枠内の大きな開口53により下部通気部を
形成する構成であるから、外気をさらに多量に吸入する
ことができ、冷却効果をさらに良くし得ると共に、底板
部が例えばプラスチックの成形品である場合に比し、製
造コストを安くできる。
【0041】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、次の効果を得ることができる。請求項1の発明によ
れば、水槽の後面部にドラムをダイレクトに回転駆動す
るモータを設ける構成としたから、振動の低減や部品数
の削減を図り得、しかも、モータの配置位置より下方部
位及び上方部位に、それぞれ外気と連通する下部通気部
及び上部通気部が設けられているから、モータが加熱手
段より上方位置となるにもかかわらず、該モータや軸受
部分への熱影響を軽減できる。
【0042】請求項2の発明によれば、熱源として、加
熱手段の他に乾燥装置を備えることでモータへの熱的条
件が悪くなる中で、良好な放熱が図られるようになり、
一層効果的である。請求項3の発明によれば、下部通気
部を外箱底板部に形成し、上部通気部の流路面積をこの
下部通気部の流路面積以上に設定したから、外気を多量
に吸入することができ、冷却効果がさらに良くなる。
【0043】請求項4の発明によれば、外箱の後面部に
モータに対応して凸部を形成し、この凸部の下部に下部
通気部を形成したから、外箱の奥行き寸法を小さくする
ことができ、しかも、モータの直ぐ近くから外気を吸入
することができて、冷却効率の向上を図ることができ
る。請求項5の発明によれば、下部通気部及び上部通気
部にルーバーが形成されているから、外箱外部から水が
これら通気部に入りにくくなり、さらには外部からの異
物がこれら通気部から内部に不用意に入ることもない。
【0044】請求項6の発明によれば、下部通気部を、
外箱底板部に大きな開口により形成し、且つ、この外箱
底板部に補強部を形成したから、底板部の強度を維持し
ながら、外気をさらに多量に吸入することができ、冷却
効果がさらに良くなる。請求項7の発明によれば、外箱
底板部を、複数の形材をほぼ枠状に組み合わせて構成
し、その枠内の大きな開口により下部通気部を形成した
から、外気をさらに多量に吸入することができると共
に、製造コストを安くできる。
【0045】請求項8の発明によれば、上部通気部を円
形状の孔部から構成しているから、外箱の強度的な低下
を極力防止できる。請求項9の発明によれば、外箱にお
いて上部通気部の近傍部に補強部を設けたから、上部通
気部を有しながらも上方からの荷重に対して外箱の強度
を強くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すドラム式洗濯機の
縦断側面図
【図2】底板部の下面図
【図3】底板部の下方からの斜視図
【図4】ドラム式洗濯機の背面図
【図5】本発明の第2の実施例を示すドラム式洗濯機の
縦断側面図
【図6】本発明の第3の実施例を示すドラム式洗濯機の
縦断側面図
【図7】本発明の第4の実施例を示すドラム式洗濯機の
縦断側面図
【図8】底板部の下面図
【図9】ドラム式洗濯機の背面図
【図10】補強部材を透視的に示す斜視図
【図11】本発明の第5の実施例を示す底板部の上方か
らの斜視図
【図12】底板部の縦断側面図
【図13】本発明の第6の実施例を示す底板部の上方か
らの斜視図
【図14】底板部の下方からの斜視図
【図15】従来例を示すドラム式洗濯機の縦断側面図
【符号の説明】
1は外箱、3は底板部、5は下部通気部、6は水槽、1
3はドラム、20は洗濯機モータ(モータ)、25は加
熱装置(加熱手段)、27は蓋、28は凸部、29は上
部通部、29aは孔部、31は乾燥装置、41は下部通
気部、41aは孔部、42は下部通気部、42aは孔
部、43はルーバー、44は下部通気部、44aは孔
部、45はルーバー、46は補強部材(補強部)、47
は底板部、48は開口(下部通気部)、49は補強部、
50は底板部、51、52は形材、53は開口(下部通
気部)を示す。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱と、 この外箱内に設けられた水槽と、 この水槽の外底部に設けられ該水槽内部の水を加熱する
    加熱手段と、 前記水槽内にほぼ水平の軸回りに回転可能に設けられ洗
    濯物が収容されるとドラムと、 前記水槽の後面部に前記ドラムをダイレクトに回転駆動
    するように設けられたモータと、 このモータの配置位置より下方部位において外気と連通
    する下部通気部と、 前記モータの配置位置より上方部位において外気と連通
    する上部通気部とを備えてなるドラム式洗濯機。
  2. 【請求項2】 外箱と、 この外箱内に設けられた水槽と、 この水槽の外底部に設けられ該水槽内部の水を加熱する
    加熱手段と、 前記水槽内にほぼ水平の軸回りに回転可能に設けられ洗
    濯物が収容されるとドラムと、 前記水槽の後面部に前記ドラムをダイレクトに回転駆動
    するように設けられたモータと、 前記外箱内に設けられ、前記ドラム内の衣類を乾燥させ
    るためのファン及び温風生成用ヒータ並びに熱交換器を
    有する乾燥装置と、 前記モータの配置位置より下方部位において外気と連通
    する下部通気部と、 前記モータの配置位置より上方部位において外気と連通
    する上部通気部とを備えてなるドラム式洗濯機。
  3. 【請求項3】 下部通気部は外箱の底板部に形成され、
    上部通気部の流路面積はこの下部通気部の流路面積以上
    に設定されていることを特徴とする請求項1または2記
    載のドラム式洗濯機。
  4. 【請求項4】 外箱の後面部に前記モータに対応して凸
    部が形成され、この凸部の下部に下部通気部が形成され
    ていることを特徴とする請求項1または2記載のドラム
    式洗濯機。
  5. 【請求項5】 下部通気部及び上部通気部にはルーバー
    が形成されていることを特徴とする請求項1または2記
    載のドラム式洗濯機。
  6. 【請求項6】 下部通気部は、外箱の底板部に大きな開
    口として形成され、且つ、この外箱の底板部には補強部
    が形成されていることを特徴とする請求項1または2記
    載のドラム式洗濯機。
  7. 【請求項7】 外箱の底板部は、複数の形材をほぼ枠状
    に組み合わせて構成され、その枠内の大きな開口により
    下部通気部が形成されていることを特徴とする請求項1
    または2記載のドラム式洗濯機。
  8. 【請求項8】 上部通気部は外箱後面部に形成され、こ
    の上部通気部は円形状の複数の孔部から構成されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載のドラム式洗濯
    機。
  9. 【請求項9】 外箱において上部通気部の近傍部に補強
    部を設けたことを特徴とする請求項1または2記載のド
    ラム式洗濯機。
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