JP2007325838A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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【課題】泡などが通気口から循環送風路内に侵入したとしても、それらを水槽内へ速やかに戻すことができ、また、循環送風路を特に長くすることもない洗濯乾燥機を提供する。
【解決手段】ドラムを収容する水槽6の開口縁部に装着される水槽カバー9に、乾燥用の空気を循環させる循環送風路の一部を構成する排気ダクト13を形成している。排気ダクト13は第1及び第2の分岐路13b,13cに分岐され、各分岐路13b、13cは、第1、第2の前部通気口14,15を介して水槽6内に連通している。各分岐路13b、13c内にあって第1、第2の前部通気口14,15に対向する位置に、リブ16,17を設ける。洗い時や中間脱水時に水槽6内に発生した泡が、前部通気口14,15を通して分岐路13b、13c内に浸入したとしても、それらはリブ16,17により遮られ、水槽6内へ戻される。
【選択図】図2

Description

本発明は、ドラム内に収容した洗濯物の洗い、脱水及び乾燥を行うドラム式の洗濯乾燥機に関する。
従来のドラム式の洗濯乾燥機においては、ドラムを収容する水槽の外側に、通気口を介して水槽の内部と連通する循環送風路を設け、この循環送風路中に、乾燥用のヒータ及び送風ファンなどを設け、ヒータにて加熱した乾燥用の空気を循環送風路及び水槽を通して循環させることにより、ドラム内の洗濯物を乾燥させる構成としている。このような構成のものでは、上記ヒータや送風ファンは水槽の上方に配置されており、水槽と循環送風路とを連通させる通気口も、水槽の上部に位置している。このため、洗い時や脱水時(特に中間脱水時)に水槽内に発生した泡や水飛沫が上記通気口から循環送風路内に浸入したとしても、それらは直ちに通気口から水槽内に戻されるようになっていた。
一方、近年では、乾燥手段としてヒートポンプを用いたヒートポンプ式の洗濯乾燥機が開発されている(例えば、特許文献1,2参照)。この種のヒートポンプ式の洗濯乾燥機の場合、蒸発器や凝縮器などのヒートポンプユニットの重量が大きいため、循環送風路やそれらヒートポンプユニットは水槽の下方に設置する必要がある。
特開2006−87484号公報 特開2004−358028号公報
このため、ヒートポンプ式の洗濯乾燥機においては、洗い時や脱水時に水槽内に発生した泡や水飛沫が上記通気口から循環送風路内に浸入すると、その泡などが、循環送風路内を下方へ向けて流れ、循環送風路を構成する部品間の隙間から外部へ漏れたり、循環送風路内の部品に掛かったりするおそれがある。
このようなことに対処するためには、例えば、循環送風路に、通気口より一旦高くした部分を設けた構成とすることが考えられている。このような構成とした場合、泡などが通気口から一旦循環送風路内に侵入したとしても、その泡などは、通気口より高くした部分があるために、それ以上は浸入し難くなり、通気口から水槽側へ戻されることが期待できる。しかしながら、循環送風路に、通気口より一旦高くなる部分を設けると、その分、循環送風路の風路長が長くなり、送風効率が低下することになる。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、泡などが通気口から循環送風路内に侵入したとしても、それらを水槽内へ速やかに戻すことができ、また、循環送風路を特に長くすることもない洗濯乾燥機を提供するにある。
本発明の洗濯乾燥機は、外箱内に配設された水槽と、通水及び通風が可能な孔を有して前記水槽内に回転可能に配設され、洗濯物を収容すると共に駆動手段により回転駆動されるドラムと、通気口を介して前記水槽内に連通するように設けられた循環送風路と、乾燥用の空気を前記循環送風路及び前記水槽内を通して循環させる送風手段とを備えた洗濯乾燥機において、前記循環送風路の内部にあって前記通気口に対向する位置に、前記循環送風路内を通気口側と反通気口側とに上方に向けて仕切るリブを設けたことを特徴とする。
本発明によれば、水槽内に発生した泡や水飛沫が、通気口から循環送風路内に入ったとしても、その泡などは、循環送風路内に設けられたリブによって遮られ、通気口から水槽側へ速やかに戻されるようになる。よって、通気口から浸入した泡などが、リブより奥に浸入することを防止できる。また、この場合、循環送風路内にリブを設けるだけであり、循環送風路の風路長を長くするものではないので、送風効率の低下も極力防止することができる。
以下、本発明をドラム式の洗濯乾燥機に適用した一実施形態について、図面を参照して説明する。図1において、洗濯乾燥機の外殻を形成する外箱1は、その前面側(図1において左側)に洗濯物投入口2を有していて、底部には支持脚3aなどを有する台板3が設けられている。外箱1の前面側には、洗濯物投入口2を開閉する扉4が回動可能に設けられている。外箱1内には、複数のサスペンション5により弾性支持された貯水可能な水槽6が配設されていると共に、この水槽6内にドラム7が回転可能に設けられている。
上記ドラム7は、後面が閉塞されかつ前面が開口した円筒状をなしていて、その軸方向が前後方向(図1では左右方向)となる横軸状で、しかも前上がりの傾斜状態で配設されている。このドラム7の周壁には、通水及び通風が可能な多数の孔8が形成されている。上記水槽6も、後面が閉塞されかつ前面が開口したほぼ円筒状をなしていて、ドラム7と同様に、その軸方向が前後方向(図1では左右方向)となる横軸状で、しかも前上がりの傾斜状態で配設されている。
水槽6の前部には、水槽カバー9が設けられている。この水槽カバー9は、図2に示すように全体として円環状をなし、水槽6の前面の開口周縁部に、庇状に内方に突出する形態で嵌合装着されている。水槽カバー9は前記ドラム7の前面板7aを覆う構成であり、いわゆる回転部に対する保護カバーとして機能する。
また、水槽カバー9の前端部と前記洗濯物投入口2との間には、柔軟性に富んだベローズ10が水密に設けられ、水槽6から外部への水の飛散等を防止するようにしている。従って、水槽6の前面開口部(水槽カバー9の開口部9a)及びドラム7の前面開口部は、洗濯物投入口2に臨んでいる。ドラム7は、水槽6の背面側に設けられたアウタロータ形のDCブラシレスモータからなるモータ11にてダイレクトに回転駆動されるようになっている。このモータ11は、ドラム7を回転駆動する駆動手段を構成している。
上記水槽カバー9には、後述する循環送風路12の一部を構成する中空状の排気ダクト13が形成されている。この排気ダクト13は、図4に示すように、水槽カバー9の下部の合流部13aから左上部にかけて延びる第1の分岐路13bと、合流部13aから右上部にかけて延びる第2の分岐路13cとに分岐されている。これら第1及び第2の分岐路13b、13cは、それぞれ円弧状に構成されている。これら第1及び第2の分岐路13b、13cの上部において、水槽カバー9の内周面には、それぞれ通気口を構成する第1の前部通気口14及び第2の前部通気口15が形成されている。これら第1及び第2の前部通気口14,15はそれぞれ複数個の開口部からなり、このうち第1の前部通気口14は、第1の分岐路13b内と水槽6内とを連通させ、第2の前部通気口15は、第2の分岐路13c内と水槽6内とを連通させる。
この場合、図4において、左側の第1の前部通気口14(一方の通気口に相当)の下端は、ドラム7の回転中心O(水槽カバー9の内周面の中心でもある)とほぼ同じ高さ位置となるように設定されている。また、右側の第2の前部通気口15(他方の通気口に相当)の下端は、第1の前部通気口14の下端よりも上方に位置するように設定されている。
そして、左側の第1の分岐路13bの内部にあって第1の前部通気口14と対向する位置には、リブ16が水槽カバー9に一体に設けられている。このリブ16は、下端部が第1の前部通気口14の下端と同じ位置で、そこから上方へ延びていて、第1の分岐路13b内を第1の前部通気口14側と、この第1の前部通気口14とは反対側(反第1の前部通気口14側)とに上方に向けて仕切るようにしている。リブ16の後端部は、第1の分岐路13bの内面に接触している(図3参照)。このリブ16の上部とこれと対応する第1の前部通気口14との間の距離A1は、リブ16の下部とこれと対応する第1の前部通気口14との間の距離A2よりも大きくなるように設定されている(A1>A2)。また、リブ16の上端16aは、第1の前部通気口14の上端14aより上方に位置している。
右側の第2の分岐路13cの内部にあって第2の前部通気口15と対向する位置にも、リブ17が水槽カバー9に一体に設けられている。このリブ17も、下端部が第2の前部通気口15の下端と同じ位置で、そこから上方へ延びていて、第2の分岐路13c内を第2の前部通気口15側と、この第2の前部通気口15とは反対側(反第2の前部通気口15側)とに上方に向けて仕切るようにしている。リブ17の後端部も、第2の分岐路13cの内面に接触している。このリブ17の上部とこれと対応する第2の前部通気口15との間の距離B1は、リブ17の下部とこれと対応する第2の前部通気口15との間の距離B2よりも大きくなるように設定されている(B1>B2)。また、リブ17の上端17aも、第2の前部通気口15の上端15aより上方に位置している。
水槽カバー9において、第1の分岐路13bの上部及び第2の分岐路13cの上部に対応する部位には、上方へ突出する膨出部18,19が一体に設けられていて、これら膨出部18,19により、第1の分岐路13b及び第2の分岐路13cの上部を広く形成している。
水槽6の後面上部には、通気口を構成する後部通気口20が形成されており、この後部通気口20は、ドラム7の後面に形成された通気ダクト21及び通気孔22を介して該ドラム7内に連通している。
前記第1及び第2の前部通気口14,15と、上記後部通気口20とは、循環送風路12により水槽6の外部で連通されており、この循環送風路12の途中には乾燥手段たる乾燥装置23が設けられている。上記循環送風路12は前記排気ダクト13と、この排気ダクト13の下部の合流部13aに接続された伸縮可能な継ぎ手24と、除湿手段たる蒸発器25のダクト25aと、加熱手段たる凝縮器26のダクト26aと、送風手段たる送風機27のケーシング27aと、伸縮可能な継ぎ手28と、水槽6の背部に設けられた供給ダクト29などを接続して構成されており、供給ダクト29は前記後部通気口20に連通している。なお、継ぎ手24と、蒸発器25のダクト25aとの間には、リントフィルタ(図示せず)を備えたフィルタケース30が設けられている。
従って、循環送風路12は、第1及び第2の前部通気口14,15と後部通気口20を介して水槽6内に連通するように設けられている。前記蒸発器25及び凝縮器26は、図示しない圧縮機やキャピラリチューブなどと共にヒートポンプ31を構成している。
上記ヒートポンプ31は、水槽6外部の下方に設けられており、周知のように冷媒が図示しない圧縮機により、凝縮器26、図示しないキャピラリチューブ(絞り)、蒸発器25の順に循環する冷凍サイクルからなる構成にあって、乾燥運転時では凝縮器26にて循環空気を加熱して温風化し、該温風を前記送風機27により供給ダクト29を経て、水槽6及びドラム7内に送り込む(図1の矢印C1参照)。この温風は、洗濯物の乾燥に寄与し、第1及び第2の前部通気口14,15から排気ダクト13側へ排出され、この温風を蒸発器25で冷却除湿し、再度凝縮器26にて加熱する(図1の矢印C2参照)。
なお、図1において水槽6の底部に接続された排水ホース32は、図示しない排水弁を介して機外に排水可能とし、また前記蒸発器25にて冷却凝縮した除湿水を排水するための排水手段(図示せず)などを備えている。
次に上記構成の作用を説明する。
上記したドラム式洗濯乾燥機において、標準的な運転コースを選択設定して運転スタートした場合、周知のごとく図示しない制御装置により、図示しない給水弁や排水弁、モータ11などを制御することにより、洗い、中間脱水、すすぎ、最終脱水、乾燥の各行程が自動的に行われる。
洗い行程では、水槽6内に水及び洗剤を供給すると共に、ドラム7を低速で正逆回転することにより行われる。これにより、ドラム7内の洗濯物が洗われる。洗い行程が終了したら、水槽6内の水を排出した後、ドラム7を一方向(図4の矢印D方向)に高速回転させることにより中間脱水が行われる。これにより、ドラム7内の洗濯物は遠心脱水される。
ここで、洗い行程及び中間脱水行程においては、水槽6内に洗剤による泡が発生する。その泡の発生量が多い場合、泡が、第1、第2の前部通気口14,15から排気ダクト13の第1、第2の分岐路13b、13c内に浸入することがある。しかし、本実施形態においては、第1及び第2の分岐路13b、13c内にはそれぞれリブ16,17が設けられているから、その泡はそれらリブ16,17により遮られ、各前部通気口14,15から水槽6側へ速やかに戻されるようになる(図4の矢印E1,E2参照)。
また、特に中間脱水の場合、ドラム7は、図4の矢印D方向へ高速回転される。このとき、第1及び第2の前部通気口14,15のうち、左側の第1の前部通気口14は、ドラム7の回転方向が上向きとなる側であり、右側の第2の前部通気口15は、そのドラム7の回転方向が下向きとなる側である。
ドラム7の回転方向が上向きとなる左側は、水槽6の底部に溜まった泡がドラム7によって掻き揚げられるために泡の発生量が多い。従って、左側の第1の前部通気口14には多くの泡が通ることになるが、その最下端位置をドラム7の回転中心Oとほぼ同じ高さに設定し、第1の前部通気口14と対向するリブ16と、第1の分岐路13bの内周壁の向きを鉛直方向に近づけることにより、第1の前部通気口14を通った泡が、リブ16に接触すると直ぐに下方へ移動し、第1の前部通気口14から水槽6内へ戻されるようになる。
一方、ドラム7の回転方向が下向きとなる右側は、水槽6内にある泡が上昇し難く、泡の最上面は、左側に比べて低くなる。また、ドラム7の側壁に付着した泡が、ドラム7の回転によって飛ばされる場合、重力分だけ上方の方が飛び難い。従って、右側の第2の前部通気口15は、左側の第1の通気口14よりも上方に設けておくようにすることが好ましい。
中間脱水が終了した後のすすぎ行程では、給水時に洗剤を使用しないところ以外は洗い行程と同様に行われる。すすぎ行程終了後は、最終脱水行程が行われる。最終脱水行程は、中間脱水行程と同様に、水槽6内の水を排出した後、ドラム7を一方向(図4の矢印D方向)へ高速回転させることによって行われる。なお、すすぎ行程及び最終脱水行程では、洗剤分がほとんどないため、泡の発生もほとんどない。
最終脱水行程が終了すると、乾燥行程が行われる。この乾燥行程では、ドラム7を低速で正逆両方向に回転させると共に、送風機27、及びヒートポンプ31の圧縮機を駆動させることによって行われる。凝縮器26で温められた空気が、送風機27の送風作用により、供給ダクト29を通り、後部通気口20から水槽6内、ひいてはドラム7内に供給される。この温風はドラム7内の洗濯物から水分を奪う。水分を奪った温風(排気風)は、水槽6の前部における第1及び第2の前部通気口14,15から排気ダクト13の第1及び第2の分岐路13b、13c内に入る。このとき、第1及び第2の分岐路13b、13c内にはリブ16,17が存しているが、第1、第2の前部通気口14,15から入った温風は、リブ16,17を乗り越えた後、第1、第2の分岐路13b、13c内を下方へ向けて流れる。その温風は、合流部13aにて合流した後、蒸発器25側へ流れる。蒸発器25側へ流れた温風は、蒸発器25において冷却除湿され、凝縮器26において再び加熱される。これを繰り返すことにより、洗濯物の乾燥が行われる。またこの過程で、洗濯物のリントがフィルタケース30内のリントフィルタにて捕獲される。
上記した実施形態によれば、次のような作用効果を得ることができる。
循環送風路12における排気ダクト13の第1及び第2の分岐路13b、13cにあって、第1、第2の前部通気口14,15に対向する位置に、それぞれリブ16,17を設けた構成としたので、洗い時や中間脱水時に水槽6内に発生した泡や水飛沫が、それら第1、第2の前部通気口14,15から第1、第2の分岐路13b,13c内に入ったとしても、その泡などは、リブ16,17によって遮られ、第1、第2の前部通気口14,15から水槽6側へ速やかに戻されるようになる。よって、第1、第2の前部通気口14,15から浸入した泡などが、リブ16,17より奥に浸入することを防止でき、排気ダクト13の下方の循環送風路12を構成する部品間の隙間から外部へ漏れたり、循環送風路12内の部品に掛かったりすることを未然に防止することができる。また、この場合、第1、第2の分岐路13b、13c内にリブ16,17を設けるだけであり、循環送風路12を特に長くするものではないので、送風効率の低下も極力防止することができる。
第1及び第2の前部通気口14,15のうち、中間脱水時においてドラム7の回転方向(矢印D方向)が上向きとなる側の右側の第1の前部通気口14の下端は、ドラム7の回転中心Oとほぼ同じ高さの位置に設定され、中間脱水時においてドラム7の回転方向が下向きとなる側の右側の第2の前部通気口15の下端は、第1の前部通気口14の下端よりも上方に位置するように設定した構成とした。これにより、特に中間脱水時に発生する泡などが、それら第1、第2の前部通気口14,15から第1、第2の分岐路13b,13c側に浸入したとしても、それらを一層効果的に水槽6側へ戻すことができ、泡などがリブ16,17を越えてそれより先へ浸入することを一層防止できる。
各リブ16,17は、これと対応する第1、第2の前部通気口14,15との間の距離が、上部側ほど大きく設定されているため、それらリブ16,17とこれと対応する第1、第2の通気口14,15との間の面積が上部ほど大きくなっている。このため、それらリブ16,17とこれと対応する第1、第2の通気口14,15との間の泡の上昇力が、上部ほど小さくなるので、泡がリブ16,17を乗り越えることを一層防止できるようになる。
各リブ16,17の上端16a,17aは、これと対応する第1及び第2の前部通気口14,15の上端14a,15aより上方に位置させているので、これによっても、泡がリブ16,17を乗り越えることを一層防止できるようになる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
上記した実施形態では、リブ16,17を、水槽6の前部側の第1及び第2の前部通気口14,15側の第1及び第2の分岐路13b、13cに設けた構成としたが、そのようなリブは、水槽6の後部の後部通気口20側の供給ダクト29内に設ける構成とすることもできる。
第1及び第2の前部通気口14,15の開口部の数は、複数個でなく1個のみとすることもできる。
本発明の一実施形態を示すもので、部分的に破断して示す縦断側面図 水槽カバーの前方からの斜視図 水槽カバーの上部を破断して示す破断斜視図 水槽カバーの縦断正面図
符号の説明
図面中、1は外箱、6は水槽、7はドラム、8は孔、9は水槽カバー、11はモータ(駆動手段)、12は循環送風路、13は排気ダクト(循環送風路の一部)、13aは第1の分岐路、13bは第2の分岐路、14は第1の前部通気口(通気口、一方の通気口)、15は第2の前部通気口(通気口、他方の通気口)、16,17はリブ、16a,17aは上端、20は後部通気口(通気口)、23は乾燥装置(乾燥手段)、25は蒸発器、26は凝縮器、27は送風機(送風手段)を示す。

Claims (4)

  1. 外箱内に配設された水槽と、
    通水及び通風が可能な孔を有して前記水槽内に回転可能に配設され、洗濯物を収容すると共に駆動手段により回転駆動されるドラムと、
    通気口を介して前記水槽内に連通するように設けられた循環送風路と、
    乾燥用の空気を前記循環送風路及び前記水槽内を通して循環させる送風手段とを備えた洗濯乾燥機において、
    前記循環送風路の内部にあって前記通気口に対向する位置に、前記循環送風路内を通気口側と反通気口側とに上方に向けて仕切るリブを設けたことを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 循環送風路の一部は2本の分岐路に分岐されていると共に、これら2本の各分岐路と水槽内とを連通させる通気口は2箇所に配置されていて、
    前記2箇所の通気口のうち、脱水時においてドラムの回転方向が上向きとなる側の一方の通気口の下端は、前記ドラムの回転中心とほぼ同じ高さの位置に設定され、脱水時において前記ドラムの回転方向が下向きとなる側の他方の通気口の下端は、前記一方の通気口の下端よりも上方に位置するように設定されていることを特徴とする請求項1記載の洗濯乾燥機。
  3. リブの上部とこれと対応する通気口との間の距離が、リブの下部とこれと対応する通気口との間の距離よりも大きくなるように設定されていることを特徴とする請求項1または2記載の洗濯乾燥機。
  4. リブの上端は、これと対応する通気口の上端より上方に位置していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
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