JP2004135715A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Shinsuke Ise
伊勢 伸介
Shinichi Nakamura
中村 新一
Masaji Kukino
久木野 政次
Tetsuo Ishii
石井 哲夫
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Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

【課題】水分を含んだ高湿空気を除湿する差異に放出する潜熱のエネルギーや空気の温度エネルギーを冷却水とともに外部に排出せずに、エネルギー効率の良い洗濯乾燥機を得る。
【解決手段】水槽2内に回転可能に内設される衣類収納容器3と乾燥装置を有し、これらを通過する循環空気流により衣類収納容器3内に収納された衣類を乾燥する機能と衣類を洗濯する機能とを備え、乾燥装置は熱交換器7、8と圧縮機9により構成されるヒートポンプ機構で構成し、熱交換器7、8及び圧縮機9は衣類収納機内の水分を排出する洗濯水排水経路10aの最上部10dよりも上方に位置させて、水分を含んだ高湿空気を除湿する際に水を消費せず、エネルギー効率がよく、熱交換器に洗剤成分や汚れ成分が付着することもない。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、被洗濯物を洗濯および乾燥する機能を備えた洗濯乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の洗濯乾燥機においては、乾燥動作において衣類から蒸発した水分を含んだ高湿空気を除湿する際、熱交換器の冷却水で冷却して除湿する構成にしている(例えば、特許文献1参照。)
【0003】
【特許文献1】
特開2000−93697号公報(第3頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の洗濯乾燥機では、衣類から蒸発した水分を含んだ高湿空気を除湿する際に熱交換器の冷却水で冷却している。このとき、水分が凝縮する際に放出する潜熱のエネルギーや空気の温度エネルギーは冷却水に吸収され、冷却水とともに外部に排出されてしまう。つまり、従来の水冷型の除湿用熱交換器を利用した洗濯乾燥機では、多量のエネルギーを廃棄してしまうとともに、多量の冷却水を消費してしまうという問題点があった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、水分を含んだ高湿空気を除湿する際に水を消費せず、さらに、エネルギー効率のよい洗濯乾燥機を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明にかかる洗濯乾燥機においては、水槽内に回転可能に内設される衣類収納容器と乾燥装置を有し、これらを通過する循環空気流により前記衣類収納容器内に収納された衣類を乾燥する機能と前記衣類を洗濯する機能とを備えた洗濯乾燥機において、前記乾燥装置は熱交換器と圧縮機により構成されるヒートポンプ機構で構成し、前記熱交換器および圧縮機は、前記衣類収納機内の水分を排出する洗濯水排水経路の最上部よりも上方に位置させたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1である洗濯乾燥機を示す構成図である。図において、1は外箱、2は外箱1内に弾性支持された水槽、3は水槽2内に水平軸を中心に回転可能に設置され、周壁に多数の穴を有する円筒形状のドラム(特許請求の範囲でいう衣類収納容器)、4は水槽2と弾性体にて接続され、水槽2からの排気を導入する排気風路、5は水槽2と弾性体にて接続され、ドラム3内部へ温風を供給する給気風路である。6は送風装置、7は除湿用熱交換器、8は加熱用熱交換器、9は圧縮機であり、圧縮機9にて加圧された冷媒が、加熱用熱交換器8へ供給され、さらに膨張弁(図示せず)を通過し、除湿用熱交換機7へ送られ、再び圧縮機9へ戻るように冷媒回路(図示せず)が接続され、除湿用熱交換器7と加熱用熱交換器8と圧縮機9でヒートポンプ機構(特許請求の範囲でいう乾燥装置)を構成している。
【0008】
10は洗濯水排水経路で、水槽側排水ホース10aと排水ポンプ10b、排出側排水ホース10cからなっている。水槽側排水ホース10aは、水槽2下部と水槽2より下方に設けられた排水ポンプ10bを接続し、排水ポンプ10bの排出側は排出側排水ホース10cに接続される。排出側排水ホース10cは逆U字型に一度上方に伸び、その後下方に伸びるように配置され、その最上部10dは水槽2の最下部より上方に位置する。
【0009】
11は凝縮水排水経路であり、その一端は除湿用熱交換器7の下方に接続され、除湿用熱交換器7にて凝縮した水分を外部に排出させる。凝縮水排水経路11の端部は、洗濯水排水経路10の排出側排水ホース10cの端部と連結し、洗濯機設置場所の排水口(図示せず)などに接続される。
【0010】
除湿用熱交換器7、加熱用熱交換器8、圧縮機9は、外箱1内部の上部で洗濯水排水経路10の最上部10dより上方に位置するように配置し、外箱1と一体固定されている。排気風路4は水槽2と除湿用熱交換器7とを風路接続し、給気風路5はドラム3と加熱用熱交換器8とを風路接続する。
【0011】
このように構成された洗濯乾燥機における動作について説明する。まず、洗い動作は、水槽2内に洗剤溶液が蓄えられ、ドラム3が回転駆動される。この回転動作により、ドラム3内部に収納された衣類(図示せず)が洗剤溶液を含みながら、タンブリングされ、洗剤の化学力とタンブリングの機械力により洗い効果を得る。
【0012】
次に、すすぎ動作は、水槽2内の洗剤溶液が排水された後にすすぎ水がドラム3内に給水され、ドラム3が回転駆動される。すすぎ水によりドラム3内の衣類(図示せず)に含まれた洗剤溶液は希釈され、ドラム3の回転による衣類のタンブリングによってすすぎムラが小さく抑えられる。
【0013】
上記水槽2への洗剤溶液やすすぎ水の給水の際、水位が所定水位に達すると、通常はセンサ等の働きにより、給水動作は停止する。センサ異常等が発生し、給水動作が停止しないことがあるが、この場合でも、水槽2に給水された洗剤溶液やすすぎ水は洗濯水排水経路10よりオーバーフローし、洗濯排水経路10の最上部10dより上方に配置された熱交換器7、8に、洗剤溶液やすすぎ水が入ることがない。
【0014】
次に、脱水動作は、ドラム3が高速回転駆動されることで行われる。ドラム3の高速回転による遠心力により、ドラム3内部に収納された衣類に含まれる水分は脱水される。洗い動作とすすぎ動作の間や、複数回行われるすすぎ動作の間に脱水動作を行うことですすぎ効率を向上することができる。
【0015】
次に、乾燥動作では、ドラム3が回転駆動され、さらに、送風装置6、圧縮機9が駆動される。圧縮機9の駆動により、高温の冷媒が加熱用熱交換器8に供給され、加熱用熱交換器8を通過する空気を加熱する。この加熱された空気は、高温空気となり、送風装置6により給気風路5を通してドラム3の内部に供給される。ドラム3の内部に収納された衣類(図示せず)は、ドラム3の回転によりタンブリングされながら、高温空気と接触し、衣類(図示せず)に含まれた水分が蒸発し、衣類の乾燥が進行する。衣類(図示せず)と接触した後の高温空気は、衣類(図示せず)から蒸発した水分を含んで、高湿空気となり、ドラム3の周壁の穴(図示せず)と水槽2、排気風路4を通過し、除湿用熱交換器7に送られる。除湿用熱交換機7には、加熱用熱交換機8で熱を放出し、さらに膨張弁(図示せず)を通過して、低温になった冷媒が供給されている。高湿空気はこの低温の冷媒と熱交換することで冷却され、含んでいた水分が凝縮され、乾燥空気となる。そして、この乾燥空気は、加熱用熱交換器8を通過して高温空気となり、再びドラム3内に供給され、衣類(図示せず)を乾燥させる。
【0016】
除湿用熱交換器7において、高湿空気を冷却除湿した冷媒は、水分を凝縮する際に放出したエネルギーを吸収し、その後、圧縮機9により高温状態すなわちエネルギーを外部に伝えやすい状態にし、加熱用熱交換器8に送られて空気を加熱する。つまり、水分の凝縮のエネルギーを吸収して空気の加熱に使用している。
【0017】
このように、水分を含んだ高湿空気の除湿を、圧縮機9、除湿用熱交換器7、加熱用熱交換器8からなるヒートポンプ機構を用いることで、水分の凝縮エネルギーを回収し再利用して空気の加熱を行うことができるので、高湿空気の除湿の際に水を消費せず、エネルギー効率のよい乾燥を実現することができる。
【0018】
また、圧縮機9、除湿用熱交換器7、加熱用熱交換器8からなるヒートポンプ機構を、洗濯乾燥機の外箱1に一体に固定して設置しているので、機体全体の質量が大きくなり、したがって洗い動作や脱水動作で生じる振動を小さく抑えることができる。
【0019】
また、圧縮機9、除湿用熱交換器7、加熱用熱交換器8からなるヒートポンプ機構を、洗濯水排水経路10の最上部10dより上方に設置したので、水槽2内の洗剤溶液やすすぎ水が洗濯水排気風路10や給気風路5を通って除湿用熱交換器7や加熱用熱交換器8に達することがなく、洗剤溶液やすすぎ水に含まれる洗剤成分や汚れ成分が除湿用熱交換器7や加熱用熱交換器8に付着することがないので、熱交換効率を高く維持できる。
【0020】
また、空気の循環がドラム3、水槽2、除湿用熱交換器7、加熱用熱交換器8の順に流れるため、ドラム3内の衣類(図示せず)に加熱用熱交換器8で加熱された高温空気を温度低下することなく、供給されるため、効率よく水槽2内の衣類(図示せず)の乾燥ができる。
【0021】
なお、上記実施の形態1では、洗濯水排水路10の最上部10dを、水槽2の洗濯水排水経路10を1つとし、逆U字上の経路を形成して、その最上部10dを洗濯水排水経路10の最上部10dとしたが、水槽2から下方に向けた別の水路(以下オーバーフロー水路)を設けて、水槽2と前記オーバーフロー水路の接続部を水槽2の排水経路の最上部としてもよい(図2参照)。
【0022】
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2である洗濯乾燥機を示す断面図である。図において、1〜11は上記実施の形態1と同一であり、その説明は省略する。20は洗濯水排水経路で、水槽側排水ホース20a、排水ポンプ20b、排出側排水ホース20cからなっている。水槽側排水ホース20aは、水槽2下部と水槽2より下方に設けられた排水ポンプ20bを接続し、排水ポンプ20bの排出側は排出側排水ホース20cに接続される。排出側排水ホース20cは逆U字型で一度上方に伸び、その後下方に伸びるように配置され、その最上部20dは水槽2の最下部より上方に位置している。
【0023】
21は凝縮水排水経路であり、その一端は除湿用熱交換7の下方に接続され、除湿用熱交換器7にて凝縮した水分を外部に排出させる。凝縮水排水経路21の途中には凝縮水排水弁21aが設けてあり、凝縮水排水経路21の端部は、洗濯水排水経路20の排出側排水ホース20cの端部と連結し、洗濯機設置場所の排水口(図示せず)などに接続され、凝縮水排水弁21aの開閉により、除湿用熱交換器7と洗濯水排水経路20との接続を開閉する。
【0024】
除湿用熱交換器7、加熱用熱交換器8、圧縮機9のヒートポンプ機構は、外箱1内の水槽2よりも下部に位置するように配置し、外箱1と一体固定されている。排気風路4は、水槽2と除湿用熱交換器7とを風路接続し、その一部を洗濯水排水経路20の最上部20dより上部に位置するように形成する。給気風路5は、ドラム3と加熱用熱交換器8とを風路接続し、その一部を洗濯排水経路20の最上部20dより上部に位置するように形成する。
【0025】
このように構成された洗濯乾燥機における動作について説明する。洗い動作、すすぎ動作、脱水動作、乾燥動作は、上記実施の形態1と同様であり、その説明は省略する。なお、洗い動作やすすぎ動作において、水槽2内へ洗剤溶液やすすぎ水2が給水されるとき、水槽2に接続された洗濯水排水経路20内にも洗剤溶液やすすぎ水が供給される。センサ異常等により、給水水位が所定水位を超えたとしても、水槽2に給水された洗剤溶液やすすぎ水は洗濯水排水経路20よりオーバーフローし、洗濯水排水経路20の最上部20d以上の水位上昇は起こらない。洗濯水排水経路20の最上部20dより上方にその一部分が位置するように排気風路4や給気風路5を形成したので、水槽2内から排気風路4や給気風路5を通って洗剤溶液やすすぎ水が除湿用熱交換器7や加熱用熱交換器8に入ることがない。また、水槽2内の洗剤溶液やすすぎ水が洗濯排水経路20から排水されるとき、凝縮水排水弁21aにより凝縮水排水経路21を閉鎖するようにしたので、水槽2内から排水される洗剤溶液やすすぎ水が除湿用熱交換器7や加熱用熱交換器8に入ることはない。
【0026】
このように構成された実施の形態2は、圧縮機9、除湿用熱交換器7、加熱用熱交換器8からなるヒートポンプ機能を用いて、水分を含んだ空気を除湿し、また、水分の凝縮エネルギーを回収して空気の加熱を行なっているので、水分を含んだ空気を除湿する際に水を消費せず、さらに、エネルギー効率のよい洗濯乾燥機を実現することができ、また、圧縮機9、除湿用熱交換器7、加熱用熱交換器8からなるヒートポンプ機構を外箱1に一体に固定して設置しているため、機体全体の質量が大きくなり、洗い動作や脱水動作で生じる振動を小さく抑えることができる。
【0027】
さらに、圧縮機9、除湿用熱交換器7、加熱用熱交換器8からなるヒートポンプ機構を洗濯乾燥機の外箱1内部の下部に設置しているため、ドラム3の衣類投入口3aの位置を高くすることができ、操作性のよい洗濯乾燥機を実現できる。
【0028】
また、排気風路4や給気風路5の一部を、洗濯水排水路20の最上部20dよりも高く位置するように形成しているので、除湿用熱交換器7及び加熱用熱交換器8を水槽2の下部に配置していても、水槽2内への洗剤溶液やすすぎ水の給水が進んでも洗濯水排水経路20の最上部20dよりも水位が上昇することがなく、排気風路4や給気風路5を通って除湿用熱交換器7や加熱用熱交換器8に洗剤溶液やすすぎ水が侵入することがない。
【0029】
また、水槽2内の洗剤溶液やすすぎ水を排水する時は、凝縮水排水経路21の途中に設けた凝縮水排水弁21aを閉塞するようにしたので、水槽2からの排水が除湿用熱交換器7や加熱用熱交換器8に侵入することがなく、したがって、洗剤溶液やすすぎ水に含まれる洗剤成分や汚れ成分が除湿用熱交換器7や加熱用熱交換器8に付着することがなく、熱交換効率を高く維持できる。
【0030】
また、空気の循環が、ドラム3、水槽2、除湿用熱交換器7、加熱用熱交換器8の順に流れる構成となっているので、ドラム3内に収納される衣類(図示せず)に、加熱用熱交換器8で加熱された高温空気が温度低下することなく供給することができる。
【0031】
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3を示す洗濯乾燥機の断面図である。図において、31は外箱、32は外箱31内に弾性支持された水槽、33は水槽32内に垂直軸を中心に回転可能に設置され、周壁に多数の穴(図示せず)を有する円筒形状の回転槽、34は回転槽33の底部に設置されたパルセータ、35は水槽32と弾性体にて接続され、水槽32からの排気を導入する排気風路、36は水槽32と弾性体にて接続され、回転槽33内部へ温風を供給する給気風路、37は送風装置、38は除湿用熱交換器、39は加熱用熱交換器、40は圧縮機であり、圧縮機40にて加圧された冷媒が、加熱用熱交換器39から膨張弁(図示せず)を通過し、除湿用熱交換器38へ送られ、さらに圧縮機40へ戻るように冷媒回路が接続されている。除湿用熱交換器38、加熱用熱交換器39、圧縮機40は外箱31内部の後背部で外箱31と一体固定されている。
【0032】
このように構成された洗濯乾燥機における動作について説明する。まず、洗い動作は、水槽32内に洗剤溶液が蓄えられ、パルセータ34が往復回転駆動される。このパルセータ34の往復回転動作により、回転槽33内部に収納された衣類(図示せず)が洗剤溶液を含みながら、かくはんされ、洗剤の化学力とかくはんの機械力により洗い効果を得る。
【0033】
次に、すすぎ動作を説明する。水槽32内の洗剤溶液が排水された後にすすぎ水が回転槽33内に給水され、パルセータ34が往復回転駆動される。すすぎ水により回転槽33内の衣類(図示せず)に含まれた洗剤溶液は希釈され、パルセータ34の往復回転駆動による衣類のかくはんにより、すすぎムラが小さく抑えられる。
【0034】
次に、脱水動作を説明する。回転槽33が高速回転駆動されることで行われる。回転槽33の高速回転による脱水力により、回転槽33内部に収納された衣類に含まれる水分は脱水される。洗い動作とすすぎ動作の間や、複数回行われるすすぎ動作の間に脱水動作を行うことですすぎ効率を向上することができる。
【0035】
次に、乾燥動作について説明する。まず、送風装置37、圧縮機40が駆動される。圧縮機40の駆動により、高温の冷媒が加熱用熱交換器39に供給され、加熱用熱交換器38を通過する空気を加熱する。この加熱された空気は、高温空気となり、送風装置37により給気風路36を通して回転槽33の内部に供給される。回転槽33の内部に収納された衣類(図示せず)は、高温空気と接触し、衣類(図示せず)に含まれた水分が蒸発し、衣類の乾燥が進行する。衣類(図示せず)と接触した後の高温空気は、衣類(図示せず)から蒸発した水分を含んで、高湿空気となり、回転槽33の周壁の穴(図示せず)と水槽32及び排気風路35を通過し、除湿用熱交換器38に送られる。除湿用熱交換器38には、加熱用熱交換器39で熱を放出し、さらに膨張弁(図示せず)を通過して、低温になった冷媒が供給されている。高湿空気は、この低温の冷媒と熱交換することで冷却され、含んでいた水分が凝縮され、乾燥空気となる。そして、この乾燥空気は、加熱用熱交換器39を通過して高温空気となり、再び回転槽33内に供給され、衣類(図示せず)を乾燥させる。
【0036】
このとき、除湿用熱交換器38においては、高湿空気を冷却除湿した冷媒は、水分を凝縮する際に放出したエネルギーを吸収し、その後、圧縮機40により高温状態すなわちエネルギーを外部に伝えやすい状態にし、加熱用熱交換器39に送られて空気を加熱する。つまり、水分の凝縮のエネルギーを吸収して空気の過熱に使用している。
【0037】
このように、水分を含んだ高湿空気の除湿を、圧縮機40、除湿用熱交換器38、加熱用熱交換器39からなるヒートポンプ機構を用いることで、水分の凝縮エネルギーを回収し再利用して空気の加熱を行うことができるので、高湿空気の除湿の際に水を消費せず、エネルギー効率のよい乾燥を実現することができる。
【0038】
また、圧縮機40、除湿用熱交換器38、加熱用熱交換器39からなるヒートポンプ機構を、洗濯乾燥機の外箱31に一体に固定して設置しているので、機体全体の質量が大きくなり、したがって洗い動作や脱水動作で生じる振動を小さく抑えることができ、さらに、ヒートポンプ機構を外箱31の内部の後背部に設置したので、脱水動作による異常振動が発生しても、質量が外箱31の後方側に大きくなるため、ユーザーの立ち位置となる外箱31の前方に機体が倒れることを防止し、安全性を高めることができる。
【0039】
また、空気の循環が回転槽33、水槽32、除湿用熱交換器38、加熱用熱交換器39の順に流れるため、回転槽33内の衣類(図示せず)に加熱用熱交換器39で加熱された高温空気を温度低下させることなく、供給されるため、効率よく水槽2内の衣類(図示せず)の乾燥ができる。
【0040】
実施の形態4.
また、図5に示すように、ヒートポンプ機構により送風される高温空気を、水槽2とドラム3の両方に同時に送風するようにすれば、ヒートポンプ機構によるエネルギー効率向上や振動抑制、ヒートポンプ機構への洗剤溶液やすすぎ水の侵入防止など実施の形態1の効果とともに、水槽2のカビ防止とドラム3内の衣類の乾燥を同時に行なうことができる。
【0041】
図5は、この発明の実施の形態4である洗濯乾燥機を示す断面図で、図において、1〜4、6は上記実施の形態1と同一であり、その説明は省略するとともに、各動作についても同様であり省略する。43は一方の開口部を送風装置6の送風出口と接続し、他方の開口部を水槽2及びドラム3の両方の開口部に対面させて送風装置6により水槽2及びドラム3の両方に高温空気を供給する給気風路である。そして、本実施の形態4では、上記実施の形態1と同様の効果を奏すると共に、このような給気風路43を形成することで、加熱用熱交換器8で加熱された高温空気を温度低下することなくドラム3内部に供給されるので、衣類の乾燥が効率良く行われ、さらに水槽2内部にも同時に高温空気が供給されるので、水槽2内部の乾燥も効率良く行うことができ、洗濯乾燥機を長時間使用しない場合に懸念されるカビの発生を防止できる。
【0042】
実施の形態5.
また、図6に示すように、水槽2にのみヒートポンプ機構からの高温空気を送風するようにすれば、効率良く水槽2の乾燥を行なうことができる。つまり、衣類乾燥の使用法として、衣類に水分を残した状態で乾燥を終了する乾燥方法がある。その場合、衣類に水分があるため水槽2内部の乾燥が不十分となってカビの発生が防止できなかったが、水槽2のみにヒートポンプ機構からの高温空気を送風するようにすれば、水槽2を乾燥動作の初期に乾燥することができる。
【0043】
図6は、この発明の実施の形態5である洗濯乾燥機を示す断面図で、図において、1〜4、6は上記実施の形態1と同一であり、その説明は省略するとともに、各動作についても同様であり省略する。44は一方の開口部を送風装置6の送風出口と接続し、他方の開口部を水槽2の背面(開口部以外)と接続して送風装置6により水槽2内に高温空気を供給する給気風路である。そして、本実施の形態5では、上記実施の形態1と同様の効果をそうすると共に、このような給気封路44を形成することで、加熱用熱交換器8で加熱された高温空気を温度低下することなく水槽2内に供給されてからドラム3内の脱水孔(図示せず)を通してドラム3内に高温空気を供給されるので、乾燥動作の初期段階で水槽2内の乾燥を行なうことができ、ドラム3内の衣類に水分を残した状態で乾燥を終了しても、水槽2のカビの発生を防止することができる。
【0044】
実施の形態6.
また、図7に示すように、ヒートポンプ機構により送風される高温空気を、水槽32内に送風するようにすれば、ヒートポンプ機構によるエネルギー効率向上や振動抑制、ヒートポンプ機構への洗剤溶液やすすぎ水の侵入防止など実施の形態1の効果とともに、水槽32のカビ防止と回転槽33内の衣類の乾燥を同時に行なうことができる。
【0045】
図7は、この発明の実施の形態6である洗濯乾燥機を示す断面図で、図において、31〜35、37〜42は上記実施の形態3と同一であり、その説明は省略するとともに、各動作についても同様であり省略する。60は一方の開口部を送風装置37の送風出口と接続し、他方の開口部を水槽32に接続して送風装置37により水槽32に高温空気を供給する給気風路である。そして、本実施の形態6では、上記実施の形態1と同様の効果を奏すると共に、このような給気風路60を形成することで、加熱用熱交換器39で加熱された高温空気を温度低下することなく水槽32内部に供給されるので、水槽32内部の乾燥も効率良く行うことができ、洗濯乾燥機を長時間使用しない場合に懸念されるカビの発生を防止できるとともに、上記実施の形態3と比べ、供給風路の構成が簡単なため風路圧損の低減によって送風装置37の能力を小さくできる。さらに、回転槽33に温風供給する場合に必要である風路が不要になるため、洗濯乾燥機全体の高さを小型化できる。
【0046】
実施の形態7.
なお、図8に示すように、上記実施の形態3の供給風路を、ヒートポンプ機構により送風される高温空気が、水槽32を経由しないで回転槽33内に送風するよな供給風路70に形成すれば、水槽32の乾燥に高温空気のエネルギーを消費することなく、効率良く回転槽33内の衣類の乾燥を行なうことができる。
【0047】
実施の形態8.
図9と図10は、この発明の実施の形態8を示す洗濯乾燥機の断面図である。1〜11は上記実施の形態1と同一であり、その説明は省略する。80は排気風路4の途中に設けた除湿空気切り換えダンパで、排気風路4に設けた開口部81の開閉を行うもので、外部と連通の開閉を行うものである。82は給気風路5に設けた開口部83の開閉を行う温風切り替えダンパである。
【0048】
このように構成された洗濯乾燥機における動作について説明する。洗い動作、すすぎ動作、脱水動作、乾燥動作は、上記実施の形態1と同様であり、その説明は省略する。そして、その乾燥動作においては、除湿空気切り替えダンパ80および温風切り替えダンパ82が、開口部81及び開口部83を閉じる状態、つまり風路気密状態となり、ドラム3、水槽2、排気風路4、除湿用熱交換器7、加熱用熱交換器8、送風装置6、給気封路4の順に循環風路を形成し、実施の形態1と同様、ドラム3内の衣類の乾燥を行う。また、図9に示すように、除湿空気切り替えダンパ80および温風切り替えダンパ82が、開口部81及び開口部83を開放する状態、つまり風路を外部に開嬢している状態で送風装置6及び圧縮機9を駆動すると、外部の空気が除湿切り替えダンパ80の開口部81から吸い込まれて除湿用熱交換器7で除湿され、加熱用熱交換器8で加熱されて高温空気となり、送風装置6により温風切り替えダンパ82が開放された開口部83から外部に放出される。すなわち、洗濯乾燥機の設置場所の周辺空間空気の除湿を行なうことができる。
【0049】
このようにして、洗濯乾燥機に衣類乾燥機能に加えて設置場所の周辺空気の除湿機能を加えることで、風呂場の脱衣所など、湿気の多い場所に洗濯乾燥機を設置した場合には、周辺空気の除湿を行なうことができる。
【0050】
実施の形態9.
図11は、この発明の実施の形態9を示す洗濯乾燥機の断面図である。図において、2〜9、20は上記実施の形態2と同様であり、その説明は省略する。91は水槽2とドラム3と排気風路4と給気風路5と洗濯水排水経路20が内設される洗濯乾燥機本体側外箱、92は送風装置6と除湿用熱交換機7と加熱用熱交換器8と圧縮機9が内設される除湿ユニットで、洗濯乾燥機本体側外箱91と除湿ユニット92は上下関係で接続/分離が可能となっている。93は除湿用熱交換器7にて凝縮した水分を排出する凝縮水排水路で、途中には凝縮水排水弁93aを設けてあり、この凝縮水排水経路切り替え弁93aにより凝縮水排水路93の連通先が凝縮水排水経路93の端部と第2の凝縮水排水経路94とに切り替えられる。凝縮排水経路93の端部は凝縮水タンク95内に導かれており、第2の凝縮水排水路94は第3の凝縮水排水路96と連結する第2の凝縮水タンク97内に導かれる。第3の凝縮排水路96は、途中に凝縮排水弁98を設けてあり、洗濯排水経路20の排出側排水ホース20cの端部と連結し、洗濯機設置場所の排水口(図示せず)などに接続される。凝縮水排水経路93は凝縮水排水経路切り替え弁93aの開閉により、除湿用ユニット92内に設けられた凝縮水タンク95に導く状態と、除湿用熱交換器7と連通する洗濯水排水経路20と接続する第2の凝縮水排水経路94(第2の凝縮水タンク97側)つまり本体91側の凝縮水排水経路に導く状態とに切り替えられる。
【0051】
このように構成された洗濯乾燥機における動作について説明する。洗濯乾燥機本体側外箱91と除湿用ユニット92が接続されたでは、洗い動作、すすぎ動作、脱水動作、乾燥動作は、上記実施の形態2と同様であり、その説明は省略する。このとき、凝縮水排水経路切り替え弁93aは、除湿用熱交換器7からの凝縮水を、第2の凝縮水排水経路94(本体91側の凝縮水排水経路)に導く状態にされ、凝縮水は第2の凝縮水タンク97、凝縮排水弁98を経由して除湿用ユニット92から外部へ排出される。そして、洗濯乾燥機本体側外箱91と除湿用ユニット92が分離され、除湿用ユニット92が単独で使用した場合には、送風装置6の作用によって、給気風路5と接続されていた除湿用熱交換器7の開口部5aから外部空気が取り込まれて冷却除湿され、加熱用熱交換器8、送風装置6を通過し、除湿された空気が送風風路4と接続されていた開口部4aから外部に放出される。このとき、凝縮水排水経路切り替え弁93aは凝縮水排水経路93が導かれるに導かれる状態にされ、凝縮水は凝縮水タンク95に溜められ、溜められる。
【0052】
このようにして、除湿用ユニット92を洗濯乾燥機本体側外箱91から分離して、任意空間の空気の除湿を行なうことが可能となる。
【0053】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように、水槽内に回転可能に内設される衣類収納容器と乾燥装置を有し、これらを通過する循環空気流により前記衣類収納容器内に収納された衣類を乾燥する機能と前記衣類を洗濯する機能とを備えた洗濯乾燥機において、前記乾燥装置は熱交換器と圧縮機により構成されるヒートポンプ機構で構成し、前記熱交換器および圧縮機は、前記衣類収納機内の水分を排出する洗濯水排水経路の最上部よりも上方に位置させたので、水分を含んだ高湿空気を除湿する際に水を消費せず、エネルギー効率のよく、熱交換器に洗剤成分や汚れ成分が付着することのない洗濯乾燥機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1である洗濯乾燥機を示す断面図である。
【図2】この発明の実施の形態1である洗濯乾燥機を示す断面図である。
【図3】この発明の実施の形態2である洗濯乾燥機を示す断面図である。
【図4】この発明の実施の形態3である洗濯乾燥機を示す断面図である。
【図5】この発明の実施の形態4である洗濯乾燥機を示す断面図である。
【図6】この発明の実施の形態5である洗濯乾燥機を示す断面図である。
【図7】この発明の実施の形態6である洗濯乾燥機を示す断面図である。
【図8】この発明の実施の形態7である洗濯乾燥機を示す断面図である。
【図9】この発明の実施の形態8である洗濯乾燥機を示す乾燥機能時の断面図である。
【図10】この発明の実施の形態8である洗濯乾燥機を示す除湿機能時の断面図である。
【図11】この発明の実施の形態9である洗濯乾燥機を示す断面図である。
【符号の説明】
1 外箱、2 水槽、3 ドラム(衣類収納容器)、4 排気風路、5 給気風路、6 送風装置、7 除湿用熱交換器、8 加熱用熱交換器、9 圧縮機、10 洗濯水排水経路、10a 水槽側排水ホース、10b 排水ポンプ、10c 排出側排水ホース、10d 最上部。

Claims (4)

  1. 水槽内に回転可能に内設される衣類収納容器と乾燥装置を有し、これらを通過する循環空気流により前記衣類収納容器内に収納された衣類を乾燥する機能と前記衣類を洗濯する機能とを備えた洗濯乾燥機において、前記乾燥装置は熱交換器と圧縮機により構成されるヒートポンプ機構で構成し、前記熱交換器および圧縮機は、前記衣類収納機内の水分を排出する洗濯水排水経路の最上部よりも上方に位置させたことを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 水槽内に回転可能に内設される衣類収納容器と乾燥装置を有し、これらを通過する循環空気流により前記衣類収納容器内に収納された衣類を乾燥する機能と前記衣類を洗濯する機能とを備えた洗濯乾燥機において、前記乾燥装置は熱交換器と圧縮機により構成されるヒートポンプ機構で構成し、前記熱交換器および圧縮機は、前記衣類収納容器内の水分を排出する洗濯水排水経路の最上部よりも下方に位置させ、前記衣類収納容器と前記熱交換器とを風路接続する風路の一部は前記洗濯水排水経路の最上部よりも上方に位置させたことを特徴とする洗濯乾燥機。
  3. 水槽内に回転可能に内設される衣類収納容器と乾燥装置を有し、これらを通過する循環空気流により前記衣類収納容器内に収納された衣類を乾燥する機能と前記衣類を洗濯する機能とを備えた洗濯乾燥機において、前記乾燥装置は熱交換器と圧縮機により構成されるヒートポンプ機構で構成し、前記熱交換器を、前記洗濯水排水経路の最上部よりも下方に配置し、前記熱交換器の凝縮水排水経路と前記洗濯水排水経路のそれぞれの排出口が近接または連結する洗濯乾燥機において、洗濯水排水経路から排水される洗濯水が前記凝縮水排水経路を遡り、前記熱交換器側への侵入を防止する弁を設けたことを特徴とする洗濯乾燥機。
  4. 前記熱交換器と圧縮機は、前記水槽を支持保持する外箱に一体に固定設置したことを特徴とする洗濯乾燥機。
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