JPH11226297A - 浴室用換気乾燥機 - Google Patents

浴室用換気乾燥機

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JPH11226297A
JPH11226297A JP10030943A JP3094398A JPH11226297A JP H11226297 A JPH11226297 A JP H11226297A JP 10030943 A JP10030943 A JP 10030943A JP 3094398 A JP3094398 A JP 3094398A JP H11226297 A JPH11226297 A JP H11226297A
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JP
Japan
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fan
bathroom
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rib
ventilating
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JP10030943A
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Susumu Ito
伊藤  晋
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
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Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】浴室用換気乾燥機の換気運転時において、換気
用のファンケーシングからの結露水の滴下を防止するこ
とを目的とする。 【解決手段】換気用ファン7を囲む形状で下面に吸込口
9を設けたファンケーシング10の内側に換気用ファン
7の下端部外方を囲む環状のリブ11を設け、リブ11
とファンケーシング10間に水溜部12を形成すること
により、ファンケーシング10からの結露水の滴下が防
止できる浴室用換気乾燥機が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、おもに浴室の天井
面に取り付けられ、屋外と連通するダクトを通じて浴室
内の換気をする浴室用換気乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年集合住宅において、衣類乾燥および
浴室壁面の防カビを目的として、浴室用換気乾燥機の需
要が伸びている。そして、浴室で使用される浴室用換気
乾燥機は、一般に天井面に取り付けられ、浴室の湿気を
排出しているが、この湿気排出時に発生する結露水が浴
室用換気乾燥機本体から落下しないものが要望されてい
る。
【0003】従来、この種の浴室用換気乾燥機と同様の
ダクト用換気扇は、実用新案登録公報第2500844
号広報に記載されたものが知られている。
【0004】以下、そのダクト用換気扇について図5を
参照しながら説明する。図に示すように、下面に開口部
101と一側面に排気口102を有する箱状の本体10
3の天面に電動機104が下向きに固定され、羽根10
5が設けられ羽根105の外周部下端には、下方への突
起となるリブ106が設けられ、本体103内の羽根1
05下方に本体103内を上下に仕切る仕切板107
が、吸込口108の周囲に立ち上がり部109を設け、
本体103下面の開口部101には化粧パネル110が
設けられていた。
【0005】そして、ダクト用換気扇を浴室に設置して
運転すると、浴室内の湿気を含んだ空気の通過する羽根
105および羽根105周辺の本体103内に結露水が
発生し、結露水は仕切板107上に溜まっていき、量が
多くなると羽根105に設けられたリブ106によりふ
り飛ばされて、微細となった水滴が羽根105により排
気と共に室外へ排出されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のダク
ト用換気扇では、仕切板107上に溜まった結露水を飛
散するリブ106が回転する羽根105に設けられてい
るため、羽根105と共に回転するリブ106により飛
散し本体103内面に衝突する水滴音が高く入浴者に不
快感を与えるという課題があり、水滴騒音を無くして入
浴者に不快感を与えないようにすることが要求されてい
る。
【0007】また、ダクト(図示せず)の接続される排
気口102内にも水滴が飛散し、ダクトの端部より浴室
の天井裏に水滴が漏れるという課題があり、水滴が排気
口に飛散しないようにすることが要求されている。
【0008】本発明は、このような従来の課題を解決す
るもので結露水を飛散させることなく回収し、浴室内へ
の滴下を防止することのできる浴室用換気乾燥機を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の浴室用換気乾燥
機は上記目的を達成するために、下面を開口し側部に排
気口を有した箱状で浴室天井面に取り付けられる本体
と、この本体の内部に設けられる遠心力形ファンよりな
る循環用ファンと換気用ファンおよび熱交換器と、前記
換気用ファンを軸心が垂直方向となるモーターにより駆
動されるように設け、外方を囲む形状で下面に吸込口を
設けたファンケーシングと、このファンケーシングの内
側に前記換気用ファン側に突出し設けられる環状のリブ
とを備え、前記リブを前記吸込口側外方位置において、
前記換気用ファンの下端部外方を囲むように形成し、前
記リブと前記ファンケーシング間に水溜部を形成したも
のである。
【0010】本発明によれば、結露水を飛散させること
なく回収し滴下を防止することができる浴室用換気乾燥
機が得られる。
【0011】また、他の手段は、水溜部の下面に設けた
排水孔と、この排水孔からの水滴を受けるように凹状部
を形成した本体の下方開口を覆うように設けたフロント
パネルとを設けたものである。
【0012】そして本発明によれば、入浴中の換気運転
を長時間行っても結露水の滴下を防止できる浴室用換気
乾燥機が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、下面を開口し、側部に
排気口を有した箱状で浴室天井面に取り付けられる本体
と、この本体の内部に設けられる遠心力形ファンよりな
る循環用ファンと換気用ファンおよび熱交換器と、前記
換気用ファンを軸心が垂直方向となるモーターにより駆
動されるように設け、外方を囲む形状で下面に吸込口を
設けたファンケーシングと、このファンケーシングの内
側に前記換気用ファン側に突出し設けられる環状のリブ
とを備え、前記リブを前記吸込口側外方位置において、
前記換気用ファンの下端部外方を囲むように形成し、前
記リブと前記ファンケーシング間に水溜部を形成したも
のであり、浴室内の湿気を含んだ空気が換気用ファンに
吸い込まれ、ケーシング内面に発生した結露水は下降
し、リブとケーシング間に形成さた水溜部に結露水が溜
まり水滴が滴下するのが防止できるという作用を有す
る。
【0014】また、リブ外方のファンケーシング下面に
設けた排水孔と、この排水孔からの水滴を受けるように
凹状部を形成した本体の下方開口を覆うように設けたフ
ロントパネルとを設けたものであり、ファンケーシング
からの滴下水はフロントパネルの皿状部により大量に蓄
積されることになり、入浴中の換気運転を長時間行って
も浴室内へ水滴が滴下することを防止できるという作用
を有する。以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0015】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の実施例について
添付図面を参照しながら説明する。
【0016】図1および図2に示すように、下面に開口
部1を形成し、側部に排気口2を有した箱状で浴室の天
井面3に取り付けられる本体4の内部に熱交換器5と遠
心力形ファンよりなり浴室内の空気を熱交換器5を介し
て加熱し循環して乾燥する循環用ファン6と、浴室内の
湿気を吸い込み排気口2より浴室外に換気する換気用フ
ァン7とを設け、換気用ファン7を軸心が垂直方向とな
るモーター8により駆動されるように設け、換気用ファ
ン7の外方を囲む形状で下面にオリフィス状の吸込口9
を設けたファンケーシング10を本体4に設け、ファン
ケーシング10の内側に換気用ファン7側に突出し設け
られる環状のリブ11を吸込口9側外方位置において換
気用ファン7の下端部のエンドリング7a外方を囲むよ
うに形成し、リブ11とファンケーシング10間に結露
水を溜める水溜部12を形成する。
【0017】そして、本体4の下面の開口部1を覆う形
状で通気口13を有したフロントパネル14を本体4に
ねじ15により取り付け浴室用換気乾燥機を構成する。
【0018】上記構成において、換気用ファン7が運転
されると、浴室内の湿った空気がフロントパネル14の
通気口13を通り吸込口9より換気ファン7内に吸い込
まれ換気用ファン7の外周より放散され排気口2より浴
室外に排出される。
【0019】一方換気用ファン7から放散され、ファン
ケーシング10内に結露した結露水は下降してリブ11
とファンケーシング10間に形成された水溜部12に溜
まって行くこととなり、入浴しているときに、換気運転
を行っても入浴者に水滴が落下するのが防止されると共
に、結露水を強制的にファンケーシング10に衝突させ
ないので水滴音による不快感もなくなることとなる。
【0020】(実施例2)図3および図4に示すよう
に、水溜部12Aの下面に排水孔16を設け、この排水
孔16から落下する水滴を受けるようにフロントパネル
14Aの通気口13の周辺部分に凹状部17を形成し構
成する。
【0021】上記構成において、ファンケーシング10
Aの内面に結露した結露水は下降して水溜部12Aに流
れ込み、水溜部12Aに設けた排水孔16より水滴が落
下すると、本体4の下面開口部1を覆うように設けたフ
ロントパネル14Aの凹状部17上に落下し、面積の大
きいフロントパネル14Aの凹状部17により大量の水
滴を貯溜することができ、入浴中の換気運転を長時間行
っても浴室内に水滴が滴下するのが防止でき、凹状部1
7に溜まった水滴は浴室内の湿度が低下したときに自然
蒸発することとなる。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、ファンケーシングの内側に換気用ファンの下
端部外方を囲む環状リブを設け、リブとファンケーシン
グ間に水溜部を形成したので、結露水を飛散させること
なく回収し、浴室内への滴下を防止することのできる浴
室用換気乾燥機を提供できる。
【0023】また、水溜部に設けた排水孔から落下する
水滴をフロントパネルに設けた凹状部で受けるようにし
たので、入浴中の換気運転を長時間行っても結露水が浴
室内に滴下するのを防止できる効果のある浴室用換気乾
燥機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の浴室用換気乾燥機の構成を
示す断面図
【図2】同浴室用換気乾燥機のファンケーシング部分の
構成を示す分解斜視図
【図3】本発明の実施例2の浴室用換気乾燥機の構成を
示す分解斜視図
【図4】同浴室用換気乾燥機のファンケーシング部分の
構成を示す断面図
【図5】従来のダクト用換気扇の構成を示す断面図
【符号の説明】
2 排気口 3 浴室天井面 4 本体 5 熱交換器 6 循環用ファン 7 換気用ファン 8 モーター 9 吸込口 10 ファンケーシング 11 リブ 12 水溜部 12A 水溜部 14A フロントパネル 16 排水孔 17 凹状部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面を開口し側部に排気口を有した箱状で
    浴室天井面に取り付けられる本体と、この本体の内部に
    設けられる遠心力形ファンよりなる循環用ファンと換気
    用ファンおよび熱交換器と、前記換気用ファンを軸心が
    垂直方向となるモーターにより駆動されるように設け、
    外方を囲む形状で下面に吸込口を設けたファンケーシン
    グと、このファンケーシングの内側に前記換気用ファン
    側に突出し設けられる環状のリブとを備え、前記リブを
    前記吸込口側外方位置において、前記換気用ファンの下
    端部外方を囲むように形成し、前記リブと前記ファンケ
    ーシング間に水溜部を形成した浴室用換気乾燥機。
  2. 【請求項2】水溜部の下面に設けた排水孔と、この排水
    孔からの水滴を受けるように凹状部を形成した本体の下
    方開口を覆うように設けたフロントパネルとを設けた請
    求項1記載の浴室用換気乾燥機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007325838A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Toshiba Corp 洗濯乾燥機
CN104964444A (zh) * 2015-05-18 2015-10-07 上海理工大学 浴室取暖设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007325838A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Toshiba Corp 洗濯乾燥機
JP4745141B2 (ja) * 2006-06-09 2011-08-10 株式会社東芝 洗濯乾燥機
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