JP2000279240A - 書架用ブックサポート取付構造 - Google Patents

書架用ブックサポート取付構造

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JP2000279240A
JP2000279240A JP11094276A JP9427699A JP2000279240A JP 2000279240 A JP2000279240 A JP 2000279240A JP 11094276 A JP11094276 A JP 11094276A JP 9427699 A JP9427699 A JP 9427699A JP 2000279240 A JP2000279240 A JP 2000279240A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 棚板の下面に垂下させて取付けられる従来の
ブックサポートは、棚板の巾方向に沿って移動させにく
いという不具合があった。 【解決手段】棚板1の下面1aの巾方向両縁に、棚板1
の長手方向に沿って延びる溝5を配設する一方、ブック
サポート2を、書籍を添設させるサポート面Sを形成す
る本体部21と、そのサポート面Sと同一面内にあって
本体部21の上端から互いに離反する方向に突出する対
をなす腕部22と、この腕部22の先端から腕部22と
の接続角度Bが鋭角であるように突出した係合部23と
により構成し、この係合部23を棚板1の溝5内に係合
させて棚板1にブックサポート2を取付ける場合に、腕
部22と係合部23の接続部24が溝5の外壁51に当
接し、係合部23の先端面23aが外壁51から離間す
るようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スチール製の書架
等に好適に利用される書架用ブックサポート取付構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】スチール製の書架等では、棚板の下面
に、下段側の棚板の利用に供せられるブックサポートを
垂下させて取り付けておくことが広く行われている。従
来の書架用ブックサポートの取付構造としては、棚板の
裏面に長手方向に沿って補強用の梁部材を設け、この梁
部材の幅方向両縁に長手方向に沿って延びる外壁、底壁
および内壁に包囲された溝を形成し、この溝にブックサ
ポートを垂下させて取り付けるようにしている。ブック
サポートは、全体が例えばワイヤにエナメル等を被着し
た弾性線条体からなるもので、書籍を添設させるサポー
ト面を形成する略U字形の本体部と、そのサポート面内
にあって該本体部の上端から互いに離反する方向に突出
する対をなす腕部と、各腕部の先端から更に前記サポー
ト面と直交する方向に突出する係合部とにより構成さ
れ、この係合部を前記梁部材の溝に係合することにより
棚板に取付けられる。取付手順について、具体的に説明
すると、まず、使用者が外力を付加することにより、本
体部の上端同士を互いに近付く方向に縮小させつつ、前
記係合部を溝の開口部に装入する。そして、この状態で
使用者が加えていた外力を取り去ると本体部は拡開方向
に弾性復帰して、係合部が、溝に係合する。なお、この
とき、係合部は、本体部によって溝の外壁に弾性付勢さ
れて圧接している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、ブッ
クサポートというものは、棚板上に巾方向に並列して載
置した複数の本等を仕切ったり、押さえの役割を果たす
ものであり、載置した本の位置に合わせて棚板の巾方向
に沿ってスライド移動させて自由に位置を変更できるこ
とが望ましい。しかしながら、従来のブックサポートに
は、巾方向のスライド移動がスムーズに行いにくいとい
う不具合があった。
【0004】すなわち、従来のものは、腕部と係合部と
の接続角度が略90度であるため、取付状態で、係合部
の先端が、溝の外壁に弾性付勢されて圧接していること
になる。この係合部の先端は、切口端面となっており、
特に、係合部の先端側を進行方向にしてブックサポート
を移動させる時は、この切口端面と係合部の外面が形成
する外周縁部が外壁に噛み付き、ブックサポートのスム
ーズなスライドを妨げることになっていた。特に、この
切口端面の仕上処理が荒いものであったり、腕部と係合
部の接続角度が90度を越えてしまったような場合に
は、この不具合が顕著なものとなっていた。しかも、係
合部の外面の略全域が溝の外壁に当接しているので、ス
ライド移動時に、ブックサポートと棚板との摺接面積が
大きくなり、さらにスライド移動を行いにくいものにし
ていた。一方、スライド移動時に本体部の上端を互いに
近付く方向に若干縮小して係合部の先端を溝の外壁から
離間した状態でスライド移動させることも考えられる
が、縮小させる加減が難しく、縮小させ過ぎると、ブッ
クサポートがスライド移動時に溝から脱落する恐れもあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題に着目してなされたもので、簡単な構造でブックサポ
ートの巾方向へのスライド移動を容易に行うことができ
る書架用ブックサポート取付構造を提供することを目的
としている。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、かかる目的を達成する
ために、次のような構成を採用したものである。すなわ
ち、本発明に係る書架用ブックサポート取付構造は、棚
板の下面に、下段側の棚板の利用に供せられるブックサ
ポートを垂下させて取り付けるにあたり、棚板の下面の
幅方向の対応位置に、該棚板の長手方向に沿って延びる
溝を配設し、この溝を開口部を介してブックサポート取
付空間側に開放する一方、ブックサポートを、書籍を添
設させるサポート面を形成する本体部と、そのサポート
面と同一もしくは略平行な面内にあって該本体部の上端
から互いに離反する方向に突出する対をなす腕部と、前
記腕部の先端から延出してなる係合部とにより構成し、
前記係合部を棚板の溝内に係合させてブックサポートを
棚板に取付けるようにし、前記棚板への取付状態におい
て、前記腕部と係合部の接続部が前記溝の外壁に当接
し、係合部の先端面が前記外壁から離間するようにして
いることを特徴とするものである。
【0007】このような構成のものであると、取付状態
で、ブックサポートと溝の外壁との当接箇所は、係合部
の基端側である接続部の外面のみということになる。し
たがって、係合部の先端面は外壁から離間することとな
り、スライド移動時に係合部の先端面と係合部の外面が
形成する外周縁部が溝の外壁に引っ掛かってスライド移
動を妨げることを有効に防止することができる。特に、
係合部の先端側を進行方向にしてブックサポートを移動
させる時は、この先端面と係合部の外面が形成する外周
縁部が外壁に引っ掛かかり易く、ブックサポートのスム
ーズなスライドを妨げることになっていたが、この不具
合が有効に解消されることになる。また、この書架用ブ
ックサポート取付構造では、ブックサポートを取付部材
等を介さずに棚板に直接取付けるようにしているので、
部品点数の削減も図ることができる。
【0008】好適な実施の形態としては、係合部を、腕
部との接続角度が鋭角であるように該腕部の先端から突
出しているものが挙げられる。このような構成のもので
あると、従来の構成に比べて溝の外壁との摺接面積が少
なくなり、比較的小さな操作力で容易にブックサポート
のスライド移動を行うことができる。そして、この構成
を実現するためには従来の構成に対して各腕部と係合部
の接続角度に変更を加えるのみでよいため、部材の増加
を必要とせず、製造工程および製造コストを増大させる
ことなく製造を行うことができる。
【0009】棚板への取付の容易性と、取付状態でのが
たつき防止を図るには、係合部が、腕部と略同一水平面
内にあることが望ましい。簡単な構成で、棚板にブック
サポート取付けのための溝を形成するには、溝が、棚板
の巾方向両縁に該棚板の長手方向に沿って一体に形成し
た折曲部と棚板の下面間に形成されるものであることが
望ましく、また、ブックサポート取付作業時等に、使用
者が棚板の端部の切口端面で手等を切ったりすることを
有効に防止するには、前記折曲部の切口端面を内包する
ようにしていることが望ましい。
【0010】取付状態でのがたつきを有効に防止するに
は、溝が、係合部の断面形状の高さ寸法と略等しい高さ
寸法を有するものであることが望ましい。好適な実施の
形態としては、ブックサポート全体が単一の弾性線条体
から構成されていることが望ましい。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。このブックサポート取付構造が適用される書
架は、図1に示すように、側板3の間に高さ調節可能に
棚板1を架設し、背面を背面板4で蓋封したスチール製
のものである。そして、各棚板1の下面12a側に、下
段側の棚板1の利用に供せられるブックサポート2を垂
下させて取り付けるようにしている。
【0012】棚板1は、図2、図4及び図5に示すよう
に、面板部12の幅方向両縁に長手方向に沿って延びる
折曲部11を一体に折り曲げて形成し、前記折曲部11
の頂壁11dと面板部12の下面12a間にブックサポ
ート取付けのための溝5を形成している。前記折曲部1
1は、棚板1の幅方向両縁に長手方向に沿って延びる外
壁11a、底壁11b、内壁11c及び頂壁11dをプ
レス成形して、棚板1の切口端面111を内包するよう
にしている。また、前記溝5は、前記折曲部11の頂壁
11dと面板部12の下面12aとの隙間に形成した開
口部5aを介してブックサポート取付空間A側に開放し
てあり、折曲部11の外壁11aの略上半部を外壁51
に、頂壁11dを底壁52に、面板部12の巾方向両端
付近を頂壁53とするものである。
【0013】ブックサポート2は、全体が例えばワイヤ
にエナメル等を被着した弾性線条体からなるもので、図
2〜図5に示すように、書籍を添接させるサポート面S
を形成する略U字形の本体部21と、そのサポート面S
内にあって本体部21の上端から互いに離反する方向に
突出する対をなす腕部22と、各腕部22の先端から延
出した係合部23とを折り曲げ成形している。そして、
前記係合部23を棚板1の溝5内に係合させて棚板1に
取付けられる。
【0014】このような構成のものにおいて、本実施例
では、特に、前記ブックサポート2の腕部22と係合部
23が略同一水平面内にあるように構成するとともに、
前記腕部22と係合部23の接続角度Bが90度以下、
すなわち鋭角になるようにし、取付状態において、前記
腕部22と係合部23の接続部24の外面241が前記
溝5の外壁51に当接し、係合部23の先端面23aが
前記外壁51から離間するように構成している。なお、
前記溝5は、図6に示すように、係合部23の断面形状
の高さ寸法d1よりも僅かに大きい高さ寸法d2を有す
るものである。
【0015】次に、このブックサポート2を棚板1に取
付ける場合の手順について説明する。ブックサポート2
を棚板1に取り付けるには、まず使用者が外力を付加す
ることにより、本体部21の上端同士を、前記接続部2
4を前記溝5の開口部5aに挿入できる程度まで互いに
近付く方向に縮小させる。しかる後、接続部24を対応
する開口部5aに近付け、この状態で使用者が加えてい
た外力を取り去ると本体部21は拡開方向に弾性復帰す
るので、ブックサポート2の両係合部23は対応する溝
11に係合する。このとき接続部24は、本体部21に
よって溝5の外壁51に弾性付勢されて圧接しており、
棚板1の短手方向には確実に固定されている。そして、
このブックサポート2は、前述したように腕部22と係
合部23の接続角度Bが鋭角を成すものであるので、接
続部24の外面241が溝5の外壁51に、また、係合
部23の下面232が溝5の底壁52に当接している。
さらに、前記溝5は、係合部23の断面形状の高さ寸法
d1に略等しい高さ寸法d2を有するものであるので、
取付状態で係合部23の上面233は、溝5の頂壁53
に近接している。
【0016】このような取付状態から、ブックサポート
2を棚板1の巾方向に沿って移動する場合には、図7に
示すように、接続部24の外面241が溝5の外壁51
に、また、係合部23の下面232が溝5の底壁52に
摺接しながらスライド移動することになる。このよう
に、取付状態で、ブックサポート2と溝5の外壁51と
の当接箇所は、係合部23の基端側である接続部24の
外面241のみということになる。したがって、係合部
23の先端面23aは外壁51から離間することとな
り、スライド移動時にこの先端面23aと係合部23の
外面が形成する外周縁部が溝5の外壁51に引っ掛かっ
てスライド移動を妨げることを有効に防止することがで
きる。特に、従来、係合部23の先端側を進行方向にし
てブックサポート2を移動させる時は、先端面23aと
係合部23の外面が形成する外周縁部が外壁51に引っ
掛かかり易く、ブックサポート2のスムーズなスライド
を妨げることになっていたが、この不具合が有効に解消
されることになる。また、係合部23の外面の略全域を
溝5の外壁51に摺接させていた従来のものと比較し
て、スライド移動時の摺接面積が少なくなるので、比較
的小さな操作力で棚板1に対するブックサポート2のス
ライド移動を行うことができる。一方、移動時に、本体
部21の上端を互いに近付く方向に若干縮小させて接続
部24の外面241を若干外壁51から離間させた状態
でスライドさせることも考えられる。しかしながら、ブ
ックサポート2を直線的にスライド移動させることは難
しく、実際には若干蛇行して接続部24が外壁51に摺
接しながら移動することになるため、前述したように、
係合部23の先端面23aと外壁51との引っ掛かりが
妨げられるとともに、ブックサポート2と棚板1との摺
接面積が少なくなり、容易なスライド移動が可能とな
る。
【0017】さらに、本実施例の構成を実現するために
は、従来の構成に対して各腕部22と係合部23の接続
角度Bに変更を加えるのみでよいため、部材の増加を必
要とせず、製造工程および製造コストを増大させること
なく製造を行うことができる。また、本実施例では、ブ
ックサポート2を取付部材等を介さずに棚板1に直接取
付けるようにしているので、部品点数を削減してコスト
ダウンも図ることが可能である。
【0018】係合部23が、腕部22と略同一水平面内
にあるので、棚板1への装着しやすさと、がたつき防止
を図ることができる。溝5が、棚板1の巾方向両縁に該
棚板1の長手方向に沿って一体に形成した折曲部11と
面板部12の下面12a間に形成されるものであるの
で、簡単な構成でブックサポート取付けのための溝5を
形成することができる。また、前記折曲部11の切口端
面111を内包するようにしているので、ブックサポー
ト取付作業時に、使用者が切口端面111で手等を切っ
たりすることを有効に防止することができる。
【0019】溝5が、係合部23の断面形状の高さ寸法
d1と略等しい高さ寸法d2を有するものであるので、
取付状態において、係合部23が溝5の頂壁53に近接
して取付けられることとなり、ブックサポート2は上下
方向への移動を確実に阻止され、上下方向に対するブッ
クサポート2のがたつきを大巾に減少させることができ
る。さらに、このような構成であると、ブックサポート
2の回転も阻止することができる。具体的に説明する
と、このブックサポート2が、腕部22を回転軸にして
鉛直面内を回転しようとした場合に、前記係合部22が
溝5の底壁52と頂壁53に当接してブックサポート2
の鉛直面内での回転を阻止する。
【0020】ブックサポート全体が単一の弾性線条体か
ら構成されているので、接続部24と溝5の外壁51と
の当接を弾性付勢力を利用して確実に行うことができ、
確実に取付状態でのがたつきを減少させることができる
ばかりでなく、折り曲げ成形が可能なため製造を容易な
ものとすることができる。なお、本発明における構成
は、以上説明したものに限定されない。例えば、本実施
例では、係合部を、腕部との接続角度が鋭角であるよう
に該腕部の先端から突出することにより、係合部の先端
面を溝の外壁から離間するようにしていたが、係合部の
先端面を溝の外壁から離間する構造は、これに限られな
い。例えば、腕部の先端から略90度の接続角度で係合
部を折り曲げ、さらに係合部の先端側を内方に略90度
折り曲げて先端面が棚板の内方に向くようにし、取付状
態で、係合部の先端面が溝の外壁から離間するように構
成してもよいのは勿論である。また、本実施例では、ブ
ックサポートを取付ける溝を棚板の幅方向両縁近傍に配
設しているが、折曲部を利用して幅方向両縁近傍に略コ
字型の補強部を設け、溝をこの補強部の内方すなわち棚
板の幅方向中央寄りに連続して設けるようにしてもよい
のは勿論である。その他、各部材の素材や形状など、本
発明を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る書架用ブックサポート取付
構造は、以上詳述したように、前記棚板への取付状態に
おいて、ブックサポートの腕部と係合部の接続部が前記
溝の外壁に当接し、係合部の先端面が前記外壁から離間
するようにしているので、ブックサポートを棚板の巾方
向に沿ってスライド移動させる場合には、係合部の先端
面が溝の外壁に引っ掛かることを有効に防止して、ブッ
クサポートのスライド移動をスムーズに行うことができ
る。
【0022】係合部を、腕部との接続角度が鋭角である
ように該腕部の先端から突出しているならば、従来の構
成に比べて溝との摺接面積を少なくし、比較的小さな操
作力で容易にブックサポートのスライド移動を行うこと
ができる。そして、この構成を実現するためには従来の
構成に対して各腕部と係合部の接続角度に変更を加える
のみでよいため、部材の増加を必要とせず、製造工程お
よび製造コストを増大させることなく製造を行うことが
できる。
【0023】係合部が、腕部と略同一水平面内にあるな
らば、棚板への装着しやすさと、がたつき防止を図るこ
とができる。溝が、棚板の巾方向両縁に該棚板の長手方
向に沿って一体に形成した折曲部と棚板の下面間に形成
されるものであり、前記折曲部の切口端面を内包するよ
うにしているならば、簡単な構成でブックサポート取付
けのための溝を形成することができる上、ブックサポー
ト取付作業時に、使用者が切口端面で手等を切ったりす
ることを有効に防止することができる。
【0024】溝が、係合部の断面形状の高さ寸法と略等
しい高さ寸法を有するものであるならば、取付状態にお
いて、係合部が溝の頂壁に近接して取付けられることに
なり、ブックサポートは上下方向への移動や回転を確実
に阻止され、上下方向に対するブックサポートのがたつ
きを大巾に減少させることができる。ブックサポート全
体が単一の弾性線条体から構成されているならば、各腕
部と係合部の接続部と溝の外壁との当接を弾性付勢力を
利用して確実に行うことができ、確実に取付状態でのが
たつきを減少させることができるばかりでなく、折り曲
げ成形が可能なため製造を容易なものとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体斜視図。
【図2】同一部を破断した斜視図。
【図3】同ブックサポートを示す斜視図。
【図4】同ブックサポートを棚板に取り付けた状態を示
す一部を破断した側面図。
【図5】図4に対応するI−I線平断面図。
【図6】同要部拡大図。
【図7】同作用説明図。
【符号の説明】
1…棚板 11…折曲部 12a…下面 2…ブックサポート 21…本体部 22…腕部 23…係合部 23a…先端面 24…接続部 5…溝 5a…開口部 51…外壁 A…ブックサポート取付空間 B…接続角度 S…サポート面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平原 武志 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コ クヨ株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棚板の下面に、下段側の棚板の利用に供せ
    られるブックサポートを垂下させて取り付けるにあた
    り、棚板の下面の幅方向の対応位置に、該棚板の長手方
    向に沿って延びる溝を配設し、この溝を開口部を介して
    ブックサポート取付空間側に開放する一方、ブックサポ
    ートを、書籍を添設させるサポート面を形成する本体部
    と、そのサポート面と同一もしくは略平行な面内にあっ
    て該本体部の上端から互いに離反する方向に突出する対
    をなす腕部と、前記腕部の先端から延出してなる係合部
    とにより構成し、前記係合部を棚板の溝内に係合させて
    ブックサポートを棚板に取付けるようにした書架用ブッ
    クサポート取付構造において、 前記棚板への取付状態において、前記腕部と係合部の接
    続部が前記溝の外壁に当接し、係合部の先端面が前記外
    壁から離間するようにしていることを特徴とする書架用
    ブックサポート取付構造。
  2. 【請求項2】係合部を、腕部との接続角度が鋭角である
    ように該腕部の先端から突出していることを特徴とする
    請求項1記載の書架用ブックサポート取付構造。
  3. 【請求項3】係合部が、腕部と略同一水平面内にあるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の書架用ブックサポ
    ート取付構造。
  4. 【請求項4】溝が、棚板の巾方向両縁に該棚板の長手方
    向に沿って一体に形成した折曲部と棚板の下面間に形成
    されるものであり、前記折曲部の切口端面を内包するよ
    うにしていることを特徴とする請求項1、2又は3記載
    の書架用ブックサポート取付構造。
  5. 【請求項5】溝が、係合部の断面形状の高さ寸法と略等
    しい高さ寸法を有することを特徴とする請求項1、2、
    3又は4記載の書架用ブックサポート取付構造。
  6. 【請求項6】ブックサポート全体が単一の弾性線条体か
    ら構成されていることを特徴とする請求項1、2、3、
    4又は5記載の書架用ブックサポート取付構造。
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Cited By (4)

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