JP2000278788A - 切換機能付オーディオ・システム - Google Patents

切換機能付オーディオ・システム

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JP2000278788A
JP2000278788A JP11081515A JP8151599A JP2000278788A JP 2000278788 A JP2000278788 A JP 2000278788A JP 11081515 A JP11081515 A JP 11081515A JP 8151599 A JP8151599 A JP 8151599A JP 2000278788 A JP2000278788 A JP 2000278788A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数チャネルのオーディオ信号の切換を簡単か
つ確実に行えるようにする。 【解決手段】リモコン・スイッチ回路4Aの操作スイッ
チ41Aをオンし、切換制御回路5Aの制御の下でスイ
ッチング回路2Aをミキサ1Aの出力側に接続し、ミキ
サ1Aからのオーディオ信号をスピーカ3Aに供給す
る。その後、操作スイッチ42Aをオンしてその状態を
保持する。スピーカ3A及び3Bに同じオーディオ信号
を供給する場合、リモコン・スイッチ回路4Aの操作ス
イッチ41A及び43Aをオンして制御信号CA-A及び
C’B-Aを発生させ、切換制御回路5A及び5Bの制御
の下でスイッチング回路2Aをミキサ1Aの出力側に接
続し、スイッチング回路2Bをスイッチング回路2Aの
出力側に接続し、両スピーカにミキサ1Aからのオーデ
ィオ信号を供給する。その後、リモコン・スイッチ回路
4A及び4Bの操作スイッチ42A及び42Bをオンし
て、その状態を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、オーディオ・システムに
関し、特に、会議室、宴会場等でオーディオ・システム
を有効に切り換えて機能させることができる切換機能付
のオーディオ・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】会議室や宴会場等においては、一般に、
大きなエリアに取り外し可能な壁を設け、該壁を収容人
員等のニーズに合わせて取り外し又は取り付け、最適な
床面積で使用できるようにしてスペースの有効利用を図
っている。このようにエリアを拡張/縮小可能なシステ
ム(以下、「可変エリア・システム」)においては、従
来は、最小単位のエリア毎に独立して音声を供給するこ
とができるオーディオ・システムを設けている。例え
ば、図6の模式図に示すように、取り外し可能な壁Wを
介して配置されている最小エリアA及びBからなる可変
エリア・システムにおいては、付随するオーディオ・シ
ステムは、ミキサ1A及び1Bを含んだ2つのオーディ
オ・チャネルA及びBからなり、これらミキサの出力を
切換部2により適宜切り替えて、エリアA及びBに配置
されたスピーカ3A及び3Bに供給するように構成され
ている。なお、ミキサ1A及び1Bには、ラジオ受信
機、TV受信機、テープ・レコーダ、CDプレーヤ等の
適宜のオーディオ・ソース、及びマイクロフォンからの
音声信号が入力される。また、切換部2として、汎用の
マトリクス回路を用いるか、又は専用のリレー回路を作
成して用いている。
【0003】このようなオーディオ・システムでは、可
変エリア・システムの壁Wを取り付けた状態で使用する
場合、すなわち、エリアA及びBの一方のみを使用する
場合、又はエリアA及びBを同時に独立して使用する場
合には、切換部2を制御することにより、エリアAのス
ピーカ3Aにはミキサ1Aからの出力を、エリアBのス
ピーカ3Bにはミキサ1Bからの出力をそれぞれ供給す
る。壁Wを取り外してエリアA及びBを一体として使用
する場合には、エリアA及びBのスピーカすべてに、例
えばミキサ1Aからの出力を供給する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6に示した従来例の
オーディオ・システムにおいては、2つのオーディオ・
チャネルの出力を切り替えるためのマトリクス回路又は
リレー回路からなる切換部2を設ける必要があり、コス
ト及びサイズの点からみて負担が増大する結果となって
いる。また、オペレータ等が、可変エリア・システムの
間仕切り状態に応じて、切換部2を適宜操作する必要が
あり、この操作をオペレータが十分に習熟していない
と、宴会、会議等が始まっても再生されるべき音楽、音
声が発生されなかったり、また不所望の音響ノイズを発
生してしまう恐れがあった。本発明は、上記した従来例
の問題点に鑑みなされたものであり、複数のオーディオ
・チャネルの出力を複数グループのスピーカに適宜切り
換えて出力できるようにしたオーディオ・システムにお
いて、該システムのコスト及びサイズを低減し、しかも
その切換操作を確実かつ容易にすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的を
達成するために、本発明に係る、オーディオ信号が入力
される第1〜第n(nは、2以上の整数)のミキサと、
これらミキサに対応して設けられた第1〜第nのグルー
プのスピーカとを有し、オーディオ信号を適宜切り換え
て第1〜第nのグループのスピーカから出力するように
した切換機能付オーディオ・システムは、第1〜第nの
スイッチング回路であって、第i(iは、2以上でn以
下の整数)のスイッチング回路は、第iのミキサの出力
信号及び第i−1のスイッチング回路の出力信号が入力
され、これら入力された信号を切り換えて出力するよう
構成されている第1〜第nのスイッチング回路と、第1
〜第nのスイッチング回路それぞれの切り換えを制御す
るための操作スイッチを備えた第1〜第nの切換制御手
段であって、第i−1の切換制御手段はさらに、第iの
スイッチング回路が第i−1のスイッチング回路の出力
信号を出力するよう、第iの切換制御手段を介して第i
のスイッチング回路を制御可能に構成されている第1〜
第nの切換制御手段とを備えており、第1〜第nのグル
ープのスピーカから、第1〜第nのミキサからのオーデ
ィオ信号をそれぞれ出力可能であるとともに、第i−1
〜第j(jは、i以上でn以下の整数)のグループのス
ピーカ全てから、第i−1のミキサからのオーディオ信
号を出力可能であることを特徴としている。
【0006】上記した本発明の切換機能付オーディオ・
システムにおいて、第nのスイッチング回路の出力を第
1のスイッチング回路の入力に接続し、第nの切換制御
手段をさらに、第1のスイッチング回路が第nのスイッ
チング回路の出力信号を出力するよう、第1の切換制御
手段を介して第1のスイッチング回路を制御可能に構成
してもよい。また、上記した本発明の切換機能付オーデ
ィオ・システムにおいて、第1〜第nのスイッチング回
路はそれぞれ、初期状態において、第1〜第nのミキサ
からの出力信号を出力するよう構成することが好まし
い。第1〜第nのスイッチング回路がそれぞれ、ミュー
ティング端子を備え、初期状態において、ミューティン
グ信号を出力するよう構成してもよい。さらに、第1〜
第nの切換制御手段に、第1〜第nのスイッチング回路
の接続状態を保持するよう制御するための操作スイッチ
を備えることにより、スピーカから再生されるオーディ
オ信号が不所望に切り換えられないようにすることが好
ましい。
【0007】
【発明の実施の態様】図1は、本発明の第1の実施例の
切換機能付オーディオ・システムの概略ブロック図を示
しており、該システムは、適宜のオーディオ・ソース及
びマイクロフォン等からの複数のオーディオ信号が入力
されるミキサ1A及び1Bと、スイッチング回路2A及
び2Bと、2つのグループのスピーカ3A及び3Bと、
リモコン・スイッチ回路4A及び4Bと、切換制御回路
5A及び5Bとから構成されている。スイッチング回路
2Aは、ミキサ1Aの出力及びスイッチング回路2Bの
出力が入力され、切換制御回路5Aからの制御信号によ
り切り換えられて、これらの一方又はミューティング信
号(グランド電位等の所定の基準電位)を選択的に出力
する。一方、スイッチング回路2Bは、ミキサ1Bの出
力及びスイッチング回路2Aの出力が入力され、切換制
御回路5Bからの切換制御信号により切り換えられて、
これらの一方又はミューティング信号を選択的に出力す
る。
【0008】リモコン・スイッチ回路4Aは、オペレー
タ等により手動操作される電源スイッチ40A、第1〜
第4の操作スイッチ41A〜及び44Aを備えている。
電源スイッチ40Aをオンすると、電源オン/オフ制御
信号CA-POWERを出力してオーディオ・チャネルAの電
源を投入する。電源投入時には、スイッチング回路2A
の接点はミューティング端子(g)に接続されている。
第1の操作スイッチ41Aをオンすると、リモコン・ス
イッチ回路4Aは、制御信号CA-Aを出力し、これによ
り、切換制御回路5Aがスイッチング回路2Aの接点を
ミキサ1Aの出力側(a)に接続させて、ミキサ1Aか
らのオーディオ信号がスピーカ3Aから再生されるよう
にする。第2の操作スイッチ42Aをオンすると、リモ
コン・スイッチ回路4Aは、制御信号CA-HOLDを出力
し、これにより、切換制御回路5Aはスイッチング回路
2Aのそのときの接続状態を保持して、他の制御信号が
到来しても接続状態を変化させないようにする。第3の
操作スイッチ43Aをオンすると、リモコン・スイッチ
回路4Aは、制御信号C’B-Aを出力する。この制御信
号C’B-Aは、リモコン・スイッチ回路4Bで受信され
る。第4の操作スイッチ44Aをオンすると、リモコン
・スイッチ回路4Aは制御信号CA-Bを出力し、これに
より、スイッチング回路2Aの接点をスイッチング回路
2Bの出力側(b)に接続させる。
【0009】リモコン・スイッチ回路4Bは、リモコン
・スイッチ回路4Aと同様に、手動操作される電源スイ
ッチ40B及び第1〜第4の操作スイッチ41B〜44
Bを備えており、これらのスイッチはオンされたとき
に、電源オン/オフ制御信号C B-POWER、制御信号
B-B、CB-HOLD、C’A-B、CB-A、を出力する。リモ
コン・スイッチ回路4A及び4Bはさらに、第4の操作
スイッチ44A及び44Bと並列接続されたスイッチ4
5A及び45Bを備えており、これらスイッチは、リモ
コン・スイッチ回路4B及び4Aの第3の操作スイッチ
43B及び43Aがオンされて制御信号C’A-B及び
C’B-Aが発生されたときにオンする。これにより、第
4の操作スイッチ44A及び44Bがオンしたときと同
様に、制御信号CA-B及びCB-Aを出力し、スイッチング
回路2A及び2Bの接点をスイッチング回路2B及び2
Aの出力側にそれぞれ接続する。
【0010】図1に示したオーディオ・システムの動作
を、可変エリア・システムで使用した場合について説明
する。エリアAを独立して使用する場合、オペレータ
は、リモコン・スイッチ回路4Aの電源スイッチ40A
をオンしてオーディオ・チャネルAに電源を投入し、そ
の後、第1の操作スイッチ41Aをオンする。これによ
り、切換制御回路5Aの制御の下で、スイッチング回路
2Aの接点がミキサ1Aの出力側(a)に接続され、ミ
キサ1Aからのオーディオ信号がスピーカ3Aから再生
可能となる。その後、第2の操作スイッチ42Aをオン
し、スイッチング回路2Aの接点がその接続状態を保持
するようにする。これにより、他のリモコン・スイッチ
回路4Bにおいて第3の操作スイッチ43Bが誤ってオ
ンされても、オーディオ出力が切り換えられてしまうト
ラブルを防止する。エリアBを独立して使用する場合も
同様であり、ミキサ1Bからのオーディオ信号が再生さ
れる。なお、エリアA及びBを独立して使用する場合で
も、これらのエリアに同一のオーディオ信号を発生させ
る必要があるときは、以下に説明する1つのスペースと
して使用する場合と同様に操作すればよい。
【0011】エリアA及びBを1つのスペースとして使
用する場合、オペレータは、リモコン・スイッチ回路4
A及び4Bの電源スイッチ40A及び40Bをオンす
る。そして、リモコン・スイッチ回路4Aを使用して、
第1及び第3の操作スイッチ41A及び43Aをオンし
て制御信号CA-A及びC’B-Aを発生させ、これにより、
切換制御回路5A及び5Bの制御の下で、スイッチング
回路2Aの接点がミキサ1Aの出力側(a)に接続さ
れ、かつスイッチング回路2Bの接点がスイッチング回
路2Aの出力側(a)に接続される。したがって、スピ
ーカ3A及び3Bには共に、ミキサ1Aからのオーディ
オ信号が供給可能となる。その後、リモコン・スイッチ
回路4A及び4Bの第2の操作スイッチ42A及び42
Bをオンすることにより、スイッチング回路2A及び2
Bのその時点の接続状態を保持する。これにより、リモ
コン・スイッチ回路4Aの第4の操作スイッチ44A及
びリモコン・スイッチ回路4Bの第1の操作スイッチが
オンされたとしても、スピーカ3A及び3Bから発生さ
れるオーディオ信号の切り換えが防止される。すなわ
ち、第4の操作スイッチ44Aがオンされても、スイッ
チング回路2Aの接点がミキサ1Bの出力側に切り換え
られることがなく、また、第1の操作スイッチ41Bが
オンされても、スイッチング回路2Bの接点がミキサ1
Bの出力側に切り換えられることがない。
【0012】エリアA及びBを1つのスペースとして使
用する場合、リモコン・スイッチ回路4Bの第1及び第
3の操作スイッチ41B及び43Bをオンし、その後、
リモコン・スイッチ回路4A及び4Bの第2の操作スイ
ッチ42A及び42Bをオンしてもよいことは、勿論で
ある。この場合には、ミキサ1Bからのオーディオ信号
が、全てのスピーカ3A及び3Bから出力可能となる。
【0013】図2は、本発明の第2の実施例のオーディ
オ・システムの概略図を示している。この第2の実施例
は、図1に示した第1の実施例におけるスイッチング回
路2A及び2Bが、ミューティング端子を具備してな
く、電源投入時に自動的にミキサ1A及び1Bの出力側
にそれぞれ接続されるよう構成され、したがって、リモ
コン・スイッチ回路4A及び4Bは、第1の操作スイッ
チ41A及び41Bを具備していない。しかしながら、
第1の操作スイッチを具備させてもよく、この場合、第
4の操作スイッチ42A(42B)をオンする前に、ス
イッチング回路2A(2B)の接点をb側(a側)から
a側(b側)に復帰させる必要がある場合に、有効であ
る。第2の実施例においては、電源スイッチ40A及び
40Bがオンされて電源が投入されると、スピーカ3A
及び3Bはミキサ1A及び1Bからのオーディオ信号を
それぞれ再生可能な状態となる。したがって、この状態
では、エリアA及びBを独立して使用することが可能と
なる。エリアA及びBを一体スペースとして使用する場
合等のように、スピーカ3A及び3Bから同一のオーデ
ィオ信号を発生させる場合には、リモコン・スイッチ回
路4A又は4Bの第3のスイッチ43A又は43Bをオ
ンし、その後、両方の第2のスイッチ42A及び42B
をオンさせる。これにより、ミキサ1A又は1Bからの
オーディオ信号がスピーカ3A及び3Bから発生され
る。
【0014】図3は、本発明の第3の実施例の概略図を
示している。この第3の実施例は、図1に示した第1の
実施例において、スイッチング回路2Bの出力とスイッ
チング回路2Aの入力が接続されてない。これにより必
然的に、リモコン・スイッチ回路4Bが第3の操作スイ
ッチ43Bを備えておらず、さらに、リモコン・スイッ
チ回路4Aが第4の操作スイッチ44A及び制御信号
C’A-Bを受信するスイッチ45Aを備えていない。第
3の実施例においては、エリアA及びBをそれぞれ独立
して使用する場合は、第1の実施例と同様に動作させ
る。しかしながら、エリアA及びBを一体スペースとし
て使用する場合は、リモコン・スイッチ回路4Aの第1
及び第3の操作スイッチのオンによってのみ、スピーカ
3A及び3Bに同一のオーディオ信号、すなわち、ミキ
サ1Aからの信号を供給することができ、ミキサ1Bか
らのオーディオ信号を両グループのスピーカ3A及び3
Bに同時に供給することができないように構成されてい
る。
【0015】図4は、本発明の第4の実施例の概略図を
示している。この第4の実施例は、基本的には、第2及
び第3の実施例を組み合わせたものである。この第4の
実施例は、第1の実施例におけるスイッチング回路1A
及び切換制御回路5Aを具備していないとともに、スイ
ッチング回路2Bのミューティング端子(g)を具備し
てない。これにより必然的に、リモコン・スイッチ回路
4Bの第1及び第3の操作スイッチ41B及び43Bを
具備しておらず、さらに、リモコン・スイッチ回路4A
の第1、第2及び第4の操作スイッチ41A、42A及
び44A、並びに制御信号C’A-Bを受信するスイッチ
45Aを具備していない。第4の実施例においては、第
2の実施例と同様に、電源投入時にスイッチング回路2
Bの接点はミキサ1Bの出力側に接続されるので、スピ
ーカ3A及び3Bはそれぞれ、ミキサ1A及び1Bから
のオーディオ信号を再生可能となり、エリアA及びBを
独立して使用可能となる。エリアA及びBを一体的スペ
ースとして使用する場合は、リモコン・スイッチ回路4
Aの操作スイッチ43Aをオンしてスイッチング回路2
Bの接点をミキサ1Aの出力側(a)に接続し、これに
より、スピーカ3A及び3Bにミキサ1Aからのオーデ
ィオ信号が供給可能となる。
【0016】図5は、本発明の第5の実施例の概略図を
示している。この第5の実施例のオーディオ・システム
は、5つの最小単位のエリアA〜Eが存在する場合の可
変エリア・システムに適用できるようにしたものであ
る。図5の(A)において、実線はオーディオ信号ライ
ンであり、点線は制御信号ラインである。また、スピー
カ3A〜3Eはそれぞれ、1つのみで図示しているが、
任意の個数でよいことは言うまでもない。ブロック6A
〜6Eには対応するミキサ(図5では省略)からのオー
ディオ信号が入力され、かつ、各ブロックは図5の
(B)に示したように、スイッチング回路2、リモコン
・スイッチ回路4及び切換制御回路5で構成され、これ
らの組み合わせとして、図1又は図2における組み合わ
せを採用できる。ただし、いずれの場合も、リモコン・
スイッチ回路4におけるスイッチ45は、前段のリモコ
ン・スイッチ回路からの制御信号によりオンするよう構
成される。例えば、ブロック6Aにおいては、リモコン
・スイッチ回路4Aのスイッチ45Aは、ブロック6E
のリモコン・スイッチ回路の第3の操作スイッチ43E
をオンしたときに発生される制御信号C’E-Aによりオ
ンされる。さらに、前段のリモコン・スイッチ回路から
の制御信号によりオンされる追加のスイッチを、第3の
操作スイッチに43に並列に設ける必要がある。
【0017】図5の実施例においては、ブロック6Aの
オーディオ入力及び制御入力がブロック6Eのオーディ
オ出力及び制御出力に接続されてループを形成している
ので、任意のブロックを操作ブロックとして操作スイッ
チ43(及び(図1の構成を採用した場合は)操作スイ
ッチ41)をオンすれば、該ブロックに対応するオーデ
ィオ・チャネルのオーディオ信号をすべてのスピーカ3
A〜3Eに提供することができる。また、例えば、オー
ディオ・チャネルA〜Cに電源を投入し、上流側のブロ
ック6A(操作ブロック)のリモコン・スイッチ回路4
Aの操作スイッチ43A(及び操作スイッチ41A)を
オンすれば、スピーカ3A〜3Cの全てにオーディオ・
チャネルAの信号を供給することができる。また、オー
ディオ・チャネルD及びEに電源を投入した後に、ブロ
ック6Dを操作すれば、スピーカ3D及び3Eにオーデ
ィオ・チャネルDの信号を供給することができる。同様
に、隣接して接続されている複数のオーディオ・チャネ
ルであれば、それらのスピーカにすべて、操作ブロック
の信号を供給することができる。したがって、第5の実
施例におけるオーディオ・チャネルA〜Eを隣接してい
るエリアA〜Eに対応して配置すれば、スペースの一体
化/細分化に応じて、適切なオーディオ信号をスピーカ
に供給することができる。
【0018】上記説明した第1〜第5の実施例におい
て、リモコン・スイッチ回路と切換制御回路との間、切
換制御回路とスイッチング回路との間、さらには、リモ
コン・スイッチ回路同士の間での制御信号の伝送を、有
線又は無線にいずれによって実現してもよい。また、1
人のオペレータが1箇所ですべてのオーディオ・チャネ
ルを操作できるように、すべてのリモコン・スイッチ回
路の操作スイッチを一体的なパネル上に配置しても良
い。さらに、1組のミキサ、スイッチング回路、切換制
御回路及びリモコン・スイッチ回路を同一筐体内に構成
し、1エリアのみで使用する際は、これを単独のオーデ
ィオ・ミキサとして使用すれば良い。そして、複数のエ
リアに対応させる場合は、利用するエリア数に応じて機
器を必要数のみ揃え、各機器を結線するだけで良いの
で、機器の汎用性が高まるという作用効果を奏すること
ができる。さらにまた、種々の変形及び変更が可能であ
り、例えば、図5に示した第5の実施例において、ブロ
ック6Aとブロック6Eとを非結合状態とすることも可
能であり、オーディオ・チャネルの数は5に限定されず
に3以上の任意の数に設定することができる。また、電
源スイッチを、リモコン・スイッチ回路以外の箇所に設
けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の切換機能付オーディオ
・システムを示した概略図である。
【図2】本発明の第2の実施例の切換機能付オーディオ
・システムを示した概略図である。
【図3】本発明の第3の実施例の切換機能付オーディオ
・システムを示した概略図である。
【図4】本発明の第4の実施例の切換機能付オーディオ
・システムを示した概略図である。
【図5】本発明の第5の実施例の切換機能付オーディオ
・システムを示した概略図である。
【図6】従来例の切換機能付オーディオ・システムを示
した概略図である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ信号が入力される第1〜第n
    (nは、2以上の整数)のミキサと、これらミキサに対
    応して設けられた第1〜第nのグループのスピーカとを
    有し、オーディオ信号を適宜切り換えて第1〜第nのグ
    ループのスピーカから出力するようにした切換機能付オ
    ーディオ・システムにおいて、 第1〜第nのスイッチング回路であって、第i(iは、
    2以上でn以下の整数)のスイッチング回路は、第iの
    ミキサの出力信号及び第i−1のスイッチング回路の出
    力信号が入力され、これら入力された信号を切り換えて
    出力するよう構成されている第1〜第nのスイッチング
    回路と、 第1〜第nのスイッチング回路それぞれの切り換えを制
    御するための操作スイッチを備えた第1〜第nの切換制
    御手段であって、第i−1の切換制御手段はさらに、第
    iのスイッチング回路が第i−1のスイッチング回路の
    出力信号を出力するよう、第iの切換制御手段を介して
    第iのスイッチング回路を制御可能に構成されている第
    1〜第nの切換制御手段とを備えており、第1〜第nの
    グループのスピーカから、第1〜第nのミキサからのオ
    ーディオ信号をそれぞれ出力可能であるとともに、第i
    −1〜第j(jは、i以上でn以下の整数)のグループ
    のスピーカ全てから、第i−1のミキサからのオーディ
    オ信号を出力可能であることを特徴とする切換機能付オ
    ーディオ・システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の切換機能付オーディオ・
    システムにおいて、第nのスイッチング回路の出力が第
    1のスイッチング回路の入力に接続され、第nの切換制
    御手段はさらに、第1のスイッチング回路が第nのスイ
    ッチング回路の出力信号を出力するよう、第1の切換制
    御手段を介して第1のスイッチング回路を制御可能に構
    成されていることを特徴とする切換機能付オーディオ・
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の切換機能付オーデ
    ィオ・システムにおいて、n=2であることを特徴とす
    る切換機能付きオーディオ・システム。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の切換機能付オ
    ーディオ・システムにおいて、第1〜第nのスイッチン
    グ回路はそれぞれ、初期状態において、第1〜第nのミ
    キサからの出力信号を出力するよう構成されていること
    を特徴とする切換機能付オーディオ・システム。
  5. 【請求項5】 請求項1、2又は3記載の切換機能付オ
    ーディオ・システムにおいて、第1〜第nのスイッチン
    グ回路はそれぞれ、ミューティング端子を備え、初期状
    態において、ミューティング信号を出力するよう構成さ
    れていることを特徴とする切換機能付オーディオ・シス
    テム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の切換機能付オーディオ・
    システムにおいて、第1のスイッチング回路は、第1の
    ミキサからの出力信号のみを出力するよう構成されてい
    ることを特徴とする切換機能付オーディオ・システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6いずれかに記載の切換機能
    付オーディオ・システムにおいて、第1〜第nの切換制
    御手段はさらに、第1〜第nのスイッチング回路の接続
    状態を保持するよう制御するための操作スイッチを備え
    ていることを特徴とする切換機能付オーディオ・システ
    ム。
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