JP2000278049A - オーディオアンプ回路 - Google Patents

オーディオアンプ回路

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JP2000278049A
JP2000278049A JP11084605A JP8460599A JP2000278049A JP 2000278049 A JP2000278049 A JP 2000278049A JP 11084605 A JP11084605 A JP 11084605A JP 8460599 A JP8460599 A JP 8460599A JP 2000278049 A JP2000278049 A JP 2000278049A
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JP
Japan
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power
coupling capacitor
terminal
amplifier circuit
audio amplifier
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Application number
JP11084605A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Inagaki
靖彦 稲垣
Masazo Makime
匡三 万城目
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、簡単な構成で電源の投入時及び遮
断時にショックノイズの発生を防止できるオーディオア
ンプ回路を提供することを目的とする。 【解決手段】 オーディオ信号を増幅してカップリング
コンデンサ(C1)を経て出力端子から外部に出力する
オーディオアンプ回路において、オーディオアンプ回路
の電源の投入より所定時間前に立ち上がり、電源の遮断
より所定時間後に立ち下がる基準電圧が供給される端子
(14)と、前記カップリングコンデンサ(C1)の前
段との間を接続するノイズ除去用の抵抗(R4)を設け
た。このため、抵抗1個だけの簡単な構成で、電源の投
入時及び遮断時にカップリングコンデンサが急激に充電
または放電することがなくなり、ショックノイズの発生
を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオーディオアンプ回
路に関し、特に、オーディオ信号を増幅して出力するオ
ーディオアンプ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、オーディオ信号を増幅してヘ
ッドホンに出力するオーディオアンプ回路として図3に
示す回路が知られている。図3において、入力端子10
にはオーディオ信号が入来し、抵抗R1を介して演算増
幅器(オペアンプ)12の非反転入力端子に供給され
る。オペアンプ12の反転入力端子は抵抗R2を介して
基準電圧Vrefが印加された端子14に接続されると
共に、抵抗R3を介してオペアンプ12の出力端子に接
続されて非反転増幅回路を構成しており、上記の抵抗R
2,R3によってこの回路の増幅度が決定されている。
【0003】オペアンプ12は端子16から電源Vcc
を供給されており、オペアンプ12の出力端子はカップ
リングコンデンサC1を介して出力端子18に接続され
ている。この出力端子18にヘッドホンが接続される。
図示の負荷抵抗RL はヘッドホンに相当する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来回路では、
電源Vccの投入時にカップリングコンデンサC1に急
激な充電が行われるため、出力端子18にヘッドホンが
接続されている場合にショックノイズ(音声)が発生す
る。また同様に、電源Vccの遮断時にカップリングコ
ンデンサC1に急激な放電が行われるため、ショックノ
イズ(音声)が発生するという問題があった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、簡単な構成で電源の投入時及び遮断時にショックノ
イズの発生を防止できるオーディオアンプ回路を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、オーディオ信号を増幅してカップリングコンデンサ
(C1)を経て出力端子から外部に出力するオーディオ
アンプ回路において、前記オーディオアンプ回路の電源
の投入より所定時間前に立ち上がり、前記電源の遮断よ
り所定時間後に立ち下がる基準電圧が供給される端子
(14)と、前記カップリングコンデンサ(C1)の前
段との間を接続するノイズ除去用の抵抗(R4)を設け
た。
【0007】このため、抵抗1個だけの簡単な構成で、
電源の投入時及び遮断時にカップリングコンデンサが急
激に充電または放電することがなくなり、ショックノイ
ズの発生を防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明のオーディオアンプ
回路の一実施例の回路図を示す。同図中、図3と同一部
分には同一符号を付す。図1において、入力端子10に
はオーディオ信号が入来し、抵抗R1を介して演算増幅
器(オペアンプ)12の非反転入力端子に供給される。
オペアンプ12の反転入力端子は定電流源50を介して
基準電圧Vrefが印加された端子14に接続されると
共に、増幅度設定用の抵抗R3を介してオペアンプ12
の出力端子に接続されて非反転増幅回路を構成してい
る。
【0009】また、上記の基準電圧Vrefが印加され
る端子14とオペアンプ12の出力端子との間にはノイ
ズ除去用の抵抗R4が接続されている。抵抗R4の抵抗
値は、例えば100KΩ程度とされている。オペアンプ
12は端子16から電源Vccを供給されており、オペ
アンプ12の出力端子はカップリングコンデンサC1を
介して出力端子18に接続されている。この出力端子1
8にヘッドホンが接続される。図示の負荷抵抗RL はヘ
ッドホンに相当する。
【0010】マイクロコンピュータ22は、上記のオー
ディオアンプ回路を含むオーディオ回路全体の制御を行
っている。マイクロコンピュータ22は図2(A)に示
す電源スイッチ24の閉成により電源部26から供給さ
れる電源を基に動作を開始し、先ず、基準電圧生成回路
30に基準電圧Vrefの生成を指示し、所定時間(例
えば数msec)後に電源回路32に電源の立ち上げを
指示する。
【0011】基準電圧生成回路30はマイクロコンピュ
ータ22の指示により、電源部26から供給される電源
を基に図2(B)に示すように基準電圧Vrefを生成
して、端子14を含むオーディオ回路の各部に供給す
る。電源回路32はマイクロコンピュータ22の指示に
より、電源部26から供給される電源を基に図2(C)
に示すように基準電圧Vrefの立ち上がりから所定時
間(数10msec以上)遅れて端子16を含むオーデ
ィオ回路全体に安定化した電源を供給する。なお、上記
のマイクロコンピュータ22、基準電圧生成回路30、
電源回路32は既存の回路である。
【0012】このため、オーディオアンプ回路(即ち、
端子16を含む)の電源投入に先立って、カップリング
コンデンサC1は図2(D)に示すように、抵抗R4を
介して基準電圧Vrefによりゆっくり充電される。従
って、端子16の電源投入時にカップリングコンデンサ
C1が急激に充電されることがなく、ショックノイズの
発生を防止することができる。
【0013】この後、オペアンプ12からカップリング
コンデンサC1を通してオーディオ信号がヘッドホンに
供給される。図2(A)に示す電源スイッチ24の開成
により、マイクロコンピュータ22は、電源回路32に
電源の遮断を指示し、所定時間(例えば数msec)後
に基準電圧生成回路30に基準電圧Vrefの生成停止
を指示する。
【0014】電源回路32はマイクロコンピュータ22
の指示により、図2(C)に示すように、端子16を含
むオーディオ回路全体に供給する電源を遮断する。ま
た、基準電圧生成回路30はマイクロコンピュータ22
の停止指示により、図2(B)に示すように、電源の遮
断から所定時間遅れて端子14を含むオーディオ回路の
各部に供給する基準電圧Vrefを遮断する。
【0015】このため、オーディオアンプ回路(即ち、
端子16を含む)の電源遮断から所定時間は基準電圧V
refがカップリングコンデンサC1に充電された状態
となり、その後、カップリングコンデンサC1は図2
(D)に示すように、抵抗R4を介してゆっくり放電さ
れる。従って、端子16の電源遮断時にカップリングコ
ンデンサC1が急激に放電されることがなく、ショック
ノイズの発生を防止することができる。
【0016】このように、既存の回路であるマイクロコ
ンピュータ22、基準電圧生成回路30、電源回路32
を利用して、抵抗R4が1個だけの簡単な構成で、電源
の投入時及び遮断時にカップリングコンデンサC1が急
激に充電または放電することがなくなり、ショックノイ
ズの発生を防止できる。
【0017】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
オーディオ信号を増幅してカップリングコンデンサを経
て出力端子から外部に出力するオーディオアンプ回路に
おいて、前記オーディオアンプ回路の電源の投入より所
定時間前に立ち上がり、前記電源の遮断より所定時間後
に立ち下がる基準電圧が供給される端子と、前記カップ
リングコンデンサの前段との間を接続するノイズ除去用
の抵抗を設けた。
【0018】このため、抵抗1個だけの簡単な構成で、
電源の投入時及び遮断時にカップリングコンデンサが急
激に充電または放電することがなくなり、ショックノイ
ズの発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオーディオアンプ回路の一実施例の回
路図である。
【図2】図1の回路各部の波形図である。
【図3】従来のオーディオアンプ回路の一例の回路図で
ある。
【符号の説明】
10 入力端子 12 演算増幅器(オペアンプ) 14,16 端子 18 出力端子 22 マイクロコンピュータ 24 電源スイッチ 26 電源部 30 基準電圧生成回路 32 電源回路 50 定電流源 C1 カップリングコンデンサ R1〜R4 抵抗 RL 負荷抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ信号を増幅してカップリング
    コンデンサを経て出力端子から外部に出力するオーディ
    オアンプ回路において、 前記オーディオアンプ回路の電源の投入より所定時間前
    に立ち上がり、前記電源の遮断より所定時間後に立ち下
    がる基準電圧が供給される端子と、前記カップリングコ
    ンデンサの前段との間を接続するノイズ除去用の抵抗を
    設けたことを特徴とするオーディオアンプ回路。
JP11084605A 1999-03-26 1999-03-26 オーディオアンプ回路 Pending JP2000278049A (ja)

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