JP2002111390A - オーディオアンプのショックノイズ防止回路 - Google Patents

オーディオアンプのショックノイズ防止回路

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JP2002111390A
JP2002111390A JP2000297139A JP2000297139A JP2002111390A JP 2002111390 A JP2002111390 A JP 2002111390A JP 2000297139 A JP2000297139 A JP 2000297139A JP 2000297139 A JP2000297139 A JP 2000297139A JP 2002111390 A JP2002111390 A JP 2002111390A
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transistor
circuit
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turned
shock noise
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Yasuhiko Inagaki
▲靖▼彦 稲垣
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、簡単な構成で電源の投入時及び遮
断時にショックノイズの発生を防止できるオーディオア
ンプのショックノイズ防止回路を提供することを目的と
する。 【解決手段】 バッファ14から供給される基準電圧を
基準とし、供給されるオーディオ信号を増幅回路12で
増幅しカップリングコンデンサC0を経て出力端子から
外部に出力するオーディオアンプのショックノイズ防止
回路において、電源の投入より所定時間後に立ち上がり
電源の遮断より所定時間前に立ち下がる制御信号を供給
され、制御信号の立ち上がりからバッファ及び増幅回路
に動作電流を供給すると共に徐々に立ち上がる基準電圧
を生成してバッファ14に供給する基準電圧制御回路2
2を有し、カップリングコンデンサC0の充電を徐々に
行うことにより、電源投入時にカップリングコンデンサ
C0が急激に充電されることが防止され、電源投入時の
ショックノイズの発生を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオーディオアンプの
ショックノイズ防止回路に関し、特に、オーディオ信号
を増幅して出力するオーディオアンプのショックノイズ
を防止するオーディオアンプのショックノイズ防止回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、オーディオ信号を増幅してヘ
ッドホンに出力するオーディオアンプとして図4に示す
回路が知られている。図4において、入力端子10には
オーディオ信号が入来し、反転増幅回路を構成する演算
増幅器12の非反転入力端子に供給される。演算増幅器
12の反転入力端子には演算増幅器14で構成されたバ
ッファより基準電圧Vrefが供給されている。演算増
幅器14の非反転入力端子は抵抗R1を介して電源Vc
cに接続されると共に、抵抗R2及びコンデンサC1を
介して接地されて、基準電圧Vref(例えばR1=R
2のときVref=Vcc/2)を生成している。
【0003】演算増幅器12,14それぞれには電源V
ccが供給されており、演算増幅器12の出力端子はカ
ップリングコンデンサC0を介して出力端子16に接続
されている。この出力端子16にヘッドホンが接続され
る。図示の負荷抵抗R0はヘッドホンに相当する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来回路では、
電源Vccの投入時に基準電圧Vrefが不定であるの
でカップリングコンデンサC0の急激な充電が行われる
ため、出力端子16にヘッドホンが接続されている場合
にショックノイズが発生する。また同様に、電源Vcc
の遮断時にカップリングコンデンサC0の急激な放電が
行われるため、ショックノイズが発生するという問題が
あった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、簡単な構成で電源の投入時及び遮断時にショックノ
イズの発生を防止できるオーディオアンプのショックノ
イズ防止回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、バッファ(14)から供給される基準電圧を基準と
し、供給されるオーディオ信号を増幅回路(12)で増
幅しカップリングコンデンサ(C0)を経て出力端子か
ら外部に出力するオーディオアンプのショックノイズ防
止回路において、電源の投入より所定時間後に立ち上が
り前記電源の遮断より所定時間前に立ち下がる制御信号
を供給され、前記制御信号の立ち上がりから前記バッフ
ァ及び増幅回路に動作電流を供給すると共に徐々に立ち
上がる基準電圧を生成して前記バッファ(14)に供給
する基準電圧制御回路(22)を有し、前記カップリン
グコンデンサ(C0)の充電を徐々に行うことにより、
電源投入時にカップリングコンデンサ(C0)が急激に
充電されることが防止され、電源投入時のショックノイ
ズの発生を防止できる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
オーディオアンプのショックノイズ防止回路において、
前記基準電圧制御回路(22)は、前記制御信号の立ち
下がりから前記バッファ(14)及び増幅回路(12)
に動作電流の供給を停止すると共に徐々に立ち下がる基
準電圧を生成することにより、電源遮断時にカップリン
グコンデンサ(C0)が急激に放電されることが防止さ
れ、電源遮断時のショックノイズの発生を防止できる。
【0008】なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容
易にするために付したものであり、一例にすぎず、図示
の態様に限定されるものではない。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明のオーディオアンプ
のショックノイズ防止回路の一実施例の回路図を示す。
【0010】同図中、図4と同一部分には同一符号を付
す。図1において、入力端子10にはオーディオ信号が
入来し、反転増幅回路を構成する演算増幅器12の非反
転入力端子に供給される。演算増幅器12の反転入力端
子には演算増幅器14で構成されたバッファより基準電
圧Vrefが供給されている。演算増幅器14の非反転
入力端子は抵抗R1を介して電源Vccに接続されると
共に、抵抗R2及びコンデンサC1を介して接地され
て、基準電圧Vref(例えばR1=R2のときVre
f=Vcc/2)を生成している。
【0011】また、端子20には上位装置のマイクロコ
ンピュータから、図2(A)に示す電源Vccの立ち上
がりから所定時間後に立ち上がり、その立ち下がりから
所定時間後に電源Vccが立ち下がる図2(B)に示す
制御信号が入力され、基準電圧制御回路22に供給され
る。基準電圧制御回路22は、図2(B)に示す制御信
号から電源Vccが立ち上がったのち図2(C)に示す
ように基準電圧Vrefを徐々に立ち上げ、電源Vcc
が立ち下がったのち図2(C)に示すように基準電圧V
refを徐々に立ち下げる。
【0012】演算増幅器12,14,基準電圧制御回路
22それぞれには電源Vccが供給されており、演算増
幅器12の出力端子はカップリングコンデンサC0を介
して出力端子16に接続されている。この出力端子16
にヘッドホンが接続される。図示の負荷抵抗R0はヘッ
ドホンに相当する。
【0013】図3は、基準電圧制御回路22の一実施例
の回路図を示す。この回路は半導体集積化されている。
同図中、端子30は抵抗R21,R22を介して接地さ
れ、抵抗R21,R22の接続点にnpnトランジスタ
Q17のベースが接続されている。トランジスタQ17
のコレクタはカレントミラー構成のpnpトランジスタ
Q18,Q19のベース及びトランジスタQ18のコレ
クタに接続され、トランジスタQ17のエミッタは抵抗
を介して接地されている。トランジスタQ18,Q19
のエミッタは電源Vccに接続され、トランジスタQ1
9のコレクタはカレントミラー構成のnpnトランジス
タQ20,Q21,Q22のベース及びトランジスタQ
20のコレクタに接続されている。
【0014】トランジスタQ20のエミッタは抵抗を介
して接地され、トランジスタQ21,Q22のエミッタ
は接地されている。トランジスタQ21のコレクタはカ
レントミラー構成のnpnトランジスタQ27,Q28
のベース及びトランジスタQ28のコレクタに接続され
ている。トランジスタQ22のコレクタはカレントミラ
ー構成のnpnトランジスタQ1,Q2のベース及びト
ランジスタQ1のコレクタに接続されている。
【0015】トランジスタQ1,Q2のエミッタは接地
され、トランジスタQ1のコレクタは電流源としてのp
npトランジスタQ8のコレクタに接続され、トランジ
スタQ2のコレクタは電流源としてのpnpトランジス
タQ4のコレクタ及び端子32に接続されている。端子
32は図1に示す演算増幅器14の非反転入力端子に接
続されている。トランジスタQ8はpnpトランジスタ
Q6,Q7とベースを共通接続されてカレントミラー回
路を構成し、これらのエミッタは電源Vccに接続され
たいる。トランジスタQ6のベース及びコレクタは抵抗
R6を介して接地されている。トランジスタQ7のコレ
クタはカレントミラー構成のnpnトランジスタQ1
5,Q16のベース及びトランジスタQ15のコレクタ
に接続されると共に、npnトランジスタQ31のコレ
クタに接続されている。
【0016】トランジスタQ15,Q16のエミッタは
接地され、トランジスタQ16のコレクタはnpnトラ
ンジスタQ9のベース(点A)に接続されている。この
点Aは抵抗R3を介して電源Vccに接続されると共
に、抵抗R4及びコンデンサC2それぞれを介して接地
されている。トランジスタQ9のエミッタは抵抗R5を
介して接地され、トランジスタQ9のコレクタはカレン
トミラー構成のpnpトランジスタQ10,Q11のベ
ース及びトランジスタQ10のコレクタに接続されてい
る。
【0017】トランジスタQ10,Q11のエミッタは
電源Vccに接続され、トランジスタQ11のコレクタ
はカレントミラー構成のnpnトランジスタQ12,Q
13,Q14のベース及びトランジスタQ12のコレク
タに接続されている。トランジスタQ12,Q13,Q
14のエミッタは接地され、トランジスタQ13のコレ
クタは端子34から演算増幅器12,14の電源端子に
接続されて演算増幅器12,14に動作電流を供給す
る。トランジスタQ14のコレクタはカレントミラー構
成のpnpトランジスタQ3,Q4のベース及びトラン
ジスタQ3のコレクタに接続されると共に、トランジス
タQ3と共に差動回路を構成するpnpトランジスタQ
5のコレクタに接続されている。
【0018】トランジスタQ3,Q4のエミッタは電源
Vccに接続され、トランジスタQ4のコレクタは端子
32に接続されている。トランジスタQ5のエミッタは
電源Vccに接続され、ベースは抵抗R15を介して電
源Vccに接続されると共に、npnトランジスタQ2
5のコレクタに接続されている。
【0019】また、電源Vccと接地との間には直列接
続された抵抗R7,R8が接続され、抵抗R7,R8の
接続点である点Eにはコンパレータ36の非反転入力端
子が接続されている。コンパレータ36の反転入力端子
は端子32である点Bに接続され、コンパレータ36は
点Bのレベルが点Eのレベル以上のときローレベルの信
号を出力する。コンパレータ36の出力はnpnトラン
ジスタQ23のベースに供給される。
【0020】トランジスタQ23はnpnトランジスタ
Q24と共に差動回路を構成し、トランジスタQ24は
npnトランジスタQ25と共にカレントミラー回路を
構成している。トランジスタQ23,Q24,Q25の
エミッタは接地され、トランジスタQ23,Q24のコ
レクタ及びトランジスタQ24,Q25のベースは電流
源38を介して電源Vccに接続されている。トランジ
スタQ25のコレクタはトランジスタQ5のベースに接
続されている。
【0021】また、電源Vccと接地との間には直列接
続された抵抗R9,R10,R11が接続され、抵抗R
9,R10の接続点はpnpトランジスタQ26のベー
スが接続されている。トランジスタQ26はコレクタを
接地され、エミッタをnpnトランジスタQ27のコレ
クタに接続されている。トランジスタQ26はトランジ
スタQ27のコレクタの電位を抵抗R9,R10の接続
点の電位からトランジスタQ26のベース・エミッタ間
降下電圧だけ高い電位にクランプしている。
【0022】トランジスタQ27はnpnトランジスタ
Q28と共にカレントミラー回路を構成している。トラ
ンジスタQ27,Q28のエミッタは接地され、トラン
ジスタQ27のコレクタである点Cは電流源40を介し
て電源Vccに接続され、また、コンデンサC3を介し
て接地され、コンパレータ44の反転入力端子に接続さ
れている。トランジスタQ27,Q28のベース及びト
ランジスタQ28のコレクタは、電流源42を介して電
源Vccに接続されると共に、トランジスタQ21のコ
レクタに接続されている。また、抵抗R10,R11の
接続点である点Dがコンパレータ44の非反転入力端子
に接続されている。
【0023】コンパレータ44は点Dのレベルが点Cの
レベル以下のときローレベルの信号を出力する。コンパ
レータ44の出力はnpnトランジスタQ29のベース
に供給される。トランジスタQ29はnpnトランジス
タQ30と共に差動回路を構成し、トランジスタQ30
はnpnトランジスタQ31と共にカレントミラー回路
を構成している。トランジスタQ29,Q30,Q31
のエミッタは接地され、トランジスタQ30,Q31の
コレクタは電流源46を介して電源Vccに接続され、
トランジスタQ31のコレクタはトランジスタQ15の
コレクタに接続されている。
【0024】ここで、電源Vccが立ち上がった時点
(制御信号はローレベル)では、トランジスタQ1,Q
2,Q15,Q16がオンとなり、トランジスタQ16
がオンのため点Aはローレベル、トランジスタQ2がオ
ンのため点Bはローレベルとなる。つまり、基準電圧V
refは接地レベルとなる。このとき、トランジスタQ
17,Q20,Q21,Q22がオフのためにトランジ
スタQ27がオンしコンデンサC3は放電され接地レベ
ルにある。このため、点Cのレベルが点Dのレベルより
低くコンパレータ44出力はハイレベルとなり、トラン
ジスタQ29がオンしてトランジスタQ30,Q31は
オフしており、トランジスタQ15,Q16がオンして
コンデンサC2は放電される。
【0025】次に、電源Vccが立ち上がった状態で端
子30の制御信号がハイレベルとなると、トランジスタ
Q17,Q20,Q21,Q22がオンとなり、トラン
ジスタQ22のオンによりトランジスタQ1,Q2がオ
フし、トランジスタQ4がオンとなる。これと同時に、
トランジスタQ21のオンによりトランジスタQ27が
オフし、コンデンサC3は電流源40により充電され
る。
【0026】この充電により点Cのレベルが点Dのレベ
ルより高くなるとコンパレータ44出力はローレベルと
なり、トランジスタQ29がオフしてトランジスタQ3
0,Q31はオンし、トランジスタQ15,Q16がオ
フしてコンデンサC2は充電される。この充電により点
Aのレベルが上昇すると、トランジスタQ9,Q12,
Q13,Q14,Q3,Q4がオンし、端子34から演
算増幅器12,14に動作電流が供給されると共に、端
子32に接続されたコンデンサC1がトランジスタQ4
のコレクタ電流で充電され、図2(C)に示すように基
準電圧Vrefが徐々に立ち上がる。ここでは、トラン
ジスタQ4のコレクタ電流を選定することによって、コ
ンデンサC1の充電時間を自由に選定することができ
る。
【0027】コンデンサC1の充電によって点Bのレベ
ルが上昇し、点BのレベルがVcc・R2/(R1+R
2)となる直前に、点Bのレベルが点Eのレベル以上と
なる。これは、R2/(R1+R2)>R8/(R7+
R8)となるように抵抗R1,R2,R7,R8を選定
しているためである。これによって、コンパレータ36
出力はハイレベルからローレベルに変化し、トランジス
タQ23がオフしてトランジスタQ24,Q25がオン
する。このため、トランジスタQ5がオンしトランジス
タQ3,Q4がオフしてコンデンサC1の充電が停止さ
れる。
【0028】その後、電源Vccが立ち上がった状態で
端子30の制御信号がローレベルとなると、トランジス
タQ17,Q20,Q21,Q22がオフとなり、トラ
ンジスタQ22のオフによりトランジスタQ1,Q2が
オンし、トランジスタQ2によって、コンデンサC1の
放電が行われる。点Bのレベルが点Eのレベル未満とな
るとコンパレータ36出力はハイレベルに変化し、トラ
ンジスタQ23がオンしてトランジスタQ24,Q25
がオフしてトランジスタQ4のオフ状態が解除されるが
(トランジスタQ4がオン)、トランジスタQ2のコレ
クタ電流がトランジスタQ4のコレクタ電流より充分に
大きく設定されているため、コンデンサC1の放電が持
続し、図2(C)に示すように基準電圧Vrefが徐々
に立ち下がる。ここでは、トランジスタQ2のコレクタ
電流を選定することによって、コンデンサC1の放電時
間を自由に選定することができる。
【0029】これと同時に、トランジスタQ21のオフ
によりトランジスタQ27がオフし、コンデンサC3は
トランジスタQ27によって放電される。この放電によ
り点Cのレベルが点Dのレベルより低くなるとコンパレ
ータ44出力はハイレベルとなり、トランジスタQ29
がオンしてトランジスタQ30,Q31はオフし、トラ
ンジスタQ15,Q16がオンしてコンデンサC2は放
電され、これによって、端子34から演算増幅器12,
14への動作電流の供給が停止される。
【0030】このように、電源投入後、制御信号の立ち
上がり時点から演算増幅器12,14に動作電流が供給
されると共に基準電圧Vrefが徐々に立ち上がるため
にカップリングコンデンサC0は基準電圧Vrefによ
りゆっくり充電され、ショックノイズの発生を防止する
ことができる。また、電源遮断に先立つ制御信号の立ち
下がり時点から演算増幅器12,14に動作電流の供給
が停止されると共に基準電圧Vrefが徐々に立ち下が
るためにカップリングコンデンサC0は基準電圧Vre
fによりゆっくり放電され、ショックノイズの発生を防
止することができる。
【0031】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
電源の投入より所定時間後に立ち上がり電源の遮断より
所定時間前に立ち下がる制御信号を供給され、前制御信
号の立ち上がりからバッファ及び増幅回路に動作電流を
供給すると共に徐々に立ち上がる基準電圧を生成して前
記バッファに供給する基準電圧制御回路を有し、カップ
リングコンデンサの充電を徐々に行うことにより、電源
投入時にカップリングコンデンサが急激に充電されるこ
とが防止され、電源投入時のショックノイズの発生を防
止できる。
【0032】請求項2に記載の発明では、基準電圧制御
回路は、前記制御信号の立ち下がりから前記バッファ及
び増幅回路に動作電流の供給を停止すると共に徐々に立
ち下がる基準電圧を生成することにより、電源遮断時に
カップリングコンデンサが急激に放電されることが防止
され、電源遮断時のショックノイズの発生を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオーディオアンプのショックノイズ防
止回路の一実施例の回路図である。
【図2】図1の回路各部の波形図である。
【図3】基準電圧制御回路22の一実施例の回路図であ
る。
【図4】従来のオーディオアンプの一実施例の回路図で
ある。
【符号の説明】
12,14 演算増幅器 16 出力端子 20,30,32,34 端子 22 基準電圧制御回路 38,40,42 電流源 36,44 コンパレータ C0 カップリングコンデンサ C1〜C3 コンデンサ Q1〜Q31 トランジスタ R1〜R22 抵抗 R0 負荷抵抗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッファから供給される基準電圧を基準
    とし、供給されるオーディオ信号を増幅回路で増幅しカ
    ップリングコンデンサを経て出力端子から外部に出力す
    るオーディオアンプのショックノイズ防止回路におい
    て、 電源の投入より所定時間後に立ち上がり前記電源の遮断
    より所定時間前に立ち下がる制御信号を供給され、前記
    制御信号の立ち上がりから前記バッファ及び増幅回路に
    動作電流を供給すると共に徐々に立ち上がる基準電圧を
    生成して前記バッファに供給する基準電圧制御回路を有
    し、 前記カップリングコンデンサの充電を徐々に行うことを
    特徴とするオーディオアンプのショックノイズ防止回
    路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のオーディオアンプのショ
    ックノイズ防止回路において、 前記基準電圧制御回路は、前記制御信号の立ち下がりか
    ら前記バッファ及び増幅回路に動作電流の供給を停止す
    ると共に徐々に立ち下がる基準電圧を生成することを特
    徴とするオーディオアンプのショックノイズ防止回路。
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