JP2000277992A - 電子部品の位置認識方法及び装置 - Google Patents

電子部品の位置認識方法及び装置

Info

Publication number
JP2000277992A
JP2000277992A JP11086392A JP8639299A JP2000277992A JP 2000277992 A JP2000277992 A JP 2000277992A JP 11086392 A JP11086392 A JP 11086392A JP 8639299 A JP8639299 A JP 8639299A JP 2000277992 A JP2000277992 A JP 2000277992A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
nozzle
parallel light
angle
linear sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11086392A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3039645B1 (ja
Inventor
Toshihiro Mori
利宏 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokuyo Automatic Co Ltd
Original Assignee
Hokuyo Automatic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hokuyo Automatic Co Ltd filed Critical Hokuyo Automatic Co Ltd
Priority to JP11086392A priority Critical patent/JP3039645B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3039645B1 publication Critical patent/JP3039645B1/ja
Publication of JP2000277992A publication Critical patent/JP2000277992A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実装機においてノズル2に吸着された電子部
品1の吸着位置を、電子部品を回転させないか、又は最
少限の回転を与えるだけで、高速且つ高精度に認識す
る。 【解決手段】 実装機のヘッドユニットに装備されたノ
ズル2に吸着された電子部品1に、ノズル2と直交する
3方向から平行光LL,LM,LRを順次に照射し、リニ
アセンサ6に形成された投影像の両端位置を計測する。
この3組の両端測定位置から、それを得た平行光の入射
角方向に延ばした直線に基づき、演算制御部7によっ
て、電子部品のコーナー点P1,P2,P3,P4を演算
し、ノズル1の回転中心の位置と比較することにより、
正規のノズル吸着位置に対する電子部品のXY方向のず
れΔx,Δyと、角度のずれΔθを算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品の実装機にお
いて、ノズルに吸着された電子部品の吸着位置を認識す
る電子部品の位置認識方法、及びこれを具体化した電子
部品の位置認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品の実装機は、テープフィーダ等
の部品供給部から、図11に示すようにIC等の電子部
品1をノズル2によって吸着し、プリント基板上の所定
位置に移送して装着する。このノズル2は、実装機のヘ
ッドユニットに装備されているもので、このヘッドユニ
ットがX軸,Y軸,Z軸の各方向に移動すると共に、ノ
ズル2が回転することにより、電子部品1のノズル2に
よる移送と装着が行われる。
【0003】一方、ノズル2への電子部品1の吸着位置
は、部品供給部における電子部品の吸着前の姿勢の影響
を受けるため一定ではなく、一般に、図12に示すよう
に、点線で示す正規の吸着位置に対してXY方向のずれ
Δx、Δy(ノズル2の回転中心に対するずれ)と回転
方向のずれΔθを持っている。
【0004】このため、一般に、プリント基板に実装す
る前に、その吸着位置を位置検出ポジションにおいて検
出し、電子部品1を吸着したノズル2をプリント基板の
所定位置に移送する際に位置補正している。
【0005】このようなノズル2に対する電子部品1の
位置を光学的に検出する方法として、従来は、テレビカ
メラ等により電子部品下面の2次元画像を撮像して行う
方法と、電子部品に平行光を横方向から照射し、その影
像をリニアセンサによって撮像して行う方法(特表平1
0−504393)と、電子部品に点光源から出る拡散
光を横方向から照射し、その影像をリニアセンサによっ
て撮像して行う方法(特開平9−214198号)が知
られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記2次元画像を撮像
する方法は、画像処理によって、電子部品の位置を認識
する。しかし、テレビカメラ等はサイズが大きく、部品
供給部からプリント基板に到るノズルの通常の経路から
離れた場所を撮像ポジションとしなければならない。こ
のため、ノズルを、この撮像ポジションに、一旦移動さ
せる無駄な動きが生じ、実装速度を低下させる問題があ
る。
【0007】上記平行光又は拡散光を用いるものは、矩
形電子部品を回転させ、リニアセンサに投影される影像
の一端が他端に向かって、最も近づくときの角度を検出
して、矩形電子部品の位置検出を行う。これらの方法
は、回転角度自体を演算の要素としているので、必要な
検出精度を得るために回転のステップを微細にしなけれ
ばならない。また、隣接する2辺に、光源と対向する姿
勢を取らせるため、矩形電子部品を90°以上回転させ
る必要があり、このため、実装速度が大きく低下する問
題がある。
【0008】そこで、本発明は、ノズルに吸着された電
子部品を回転させないか、又は必要時に最小限の回転を
行うだけで位置測定を行い、検出時間を短縮できる電子
部品の位置認識方法及び装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、実装機のヘッドユニットに装備されたノズルに
吸着された電子部品に、ノズルと直交する3方向から平
行光を順次に照射し、その影像をリニアセンサに投影さ
せて、この投影像の両端位置を測定し、この3組の両端
位置から、それを測定した平行光の入射角度方向に夫々
延ばした直線に基づいて電子部品のコーナー点の位置を
演算し、このコーナー点の位置をノズルの位置と比較し
て、正規のノズル吸着位置に対する電子部品のXY方向
のずれΔx,Δyと、角度のずれΔθを求めることを特
徴とする電子部品の位置認識方法である。この方法は、
次のような原理に基づく。図5に示すように電子部品が
矩形であるとき、照射角度が異なる3つの平行光LL
M,LR を電子部品1を挟んでリニアセンサ6に順次
に照射し、リニアセンサ上の投影像の両端を測定する
と、6つの点L1,L2,M1,M2,R1,R2の位置が求
められる。この6つの点から、これを得た平行光の照射
角度方向に延ばした6つの直線は電子部品のコーナー点
を通る。 したがって、これらの直線の交点を演算すれ
ば、電子部品のコーナー点P1,P2,P3,P4の座標を
求めることができ、この座標をノズルの回転中心の座標
と比較することにより、正規のノズル吸着位置に対する
電子部品のXY方向のずれΔx,Δyと、角度のずれΔ
θを求めることができる。
【0010】上記コーナー点の算出は、電子部品の姿勢
を仮定して行い、その結果より仮定の正しさを確認する
手法によって行う。この手法の一例について説明する。
いま、点線で示すように中央の平行光LMに対して平行
な姿勢1Sを、電子部品の正規の姿勢ということにする
と、これに対する電子部品の正負の傾きに基づき、図6
又は図7に示すように2つの平行光を選択し、これに対
応する4本の直線の交点を演算することによって、2つ
のコーナー点の座標を求めることができる。
【0011】図6は電子部品が正方向(反時計回り方
向)に傾いている場合で、中央の平行光LMによって得
られる2本の直線と、負方向に角度φ1を持つ平行光LL
によって得られる2本の直線を組合わせ、夫々の交点
を、例えばノズルの回転中心を原点(0,0)として演
算することによって、電子部品の2つのコーナー点の座
標P1(x1,y1),P3(x3,y3)を求めることがで
きる。
【0012】図7は電子部品が負方向(時計回り方向)
に傾いている場合で、中央の平行光LMによって得られ
る2本の直線と、正方向に角度φ2を持つ平行光LRによ
って得られる2本の直線を組合わせ、夫々の交点を、例
えばノズルの回転中心を原点(0,0)として演算する
ことによって、電子部品の2つのコーナー点座標P
2(x2,y2),P4(x4,y4)を求めることができ
る。
【0013】上述したように、2つのコーナー点の座標
を求めることができるが、実際に演算を行う場合、電子
部品の傾きが、正負のいずれであるかは不明である。そ
こで、実際には正方向又は負方向の演算を行ってみて、
この演算結果が矛盾していないか判別する。例えば、負
方向の傾きを持つ電子部品の測定結果に対し、正方向の
傾きがあるとして演算を行なうと、求められた2点を結
ぶ直線の長さが、実際の電子部品の対角線の長さとは異
なるものになる。この場合は、正と負の仮定を変更して
演算をやり直す。矩形電子部品の位置の特定には、少な
く共3つのコーナー点を求める必要がある。そこで、電
子部品が矩形であることを利用し、上記図6,図7で、
交点を求めるために用いられなかった2本の直線を用い
ることにより、残りの2つのコーナー点の座標を、電子
部品を回転させないで求めることができる。
【0014】初めに、電子部品が正方向に傾いている図
6の場合について説明する。電子部品の1つの対角線の
両端の2つのコーナー点P1,P3の座標(x1,y1),
(x 3,y3)が求められたとすると、図8に示すよう
に、この対角線を直径とする円は、他の2点のコーナー
点(x2,y2),(x4,y4)を通る。この円は、
(x−a)2+(y−b)2=R2 但し、a=(x1+x3)/2,b=(y1+y3)/2 R=√〔(x1−x32+(y1−y32〕/2 ……
で表される。
【0015】コーナー点(x2,y2)は、このコーナー
点を通る傾きφ2の直線と、上記円の交点として求める
ことができる。この直線は、原点であるノズルの回転中
心からリニアセンサまでの距離L0とすると、 y=mx+n 但し、m=tanφ2、n=r2−L0・tanφ2 …… で表される(r2は、点R2の上記原点を基準としたY座
標値)。上記式より、コーナー点P2(x2,y2
を求めることができる。また、コーナー点P4(x4,y
4)についても、点R1のY座標値r1と角度φ2を用い
て、同様に求めることができる。
【0016】電子部品が負方向に傾いている図7の場合
も、上記図6の場合と同様に、残りの2つのコーナー点
1,P3の座標(x1,y1),(x3,y3)を求めるこ
とができる。
【0017】このようにして、電子部品の4つのコーナ
ー点の座標P1(x1,y1),P2(x2,y2),P
3(x3,y3),P4,(x4,y4)が求められると、こ
れをノズルの回転中心(座標原点)と比較することによ
り、電子部品のXY方向の位置ずれΔx,Δyと、傾き
のずれΔθを求めることができる。なお、上記正負の傾
きの仮定が誤っていると、傾きのずれΔθが負の値にな
っるので、これによっても仮定の誤りを発見できる。
【0018】上記例は、電子部品を回転させないで演算
できる角度姿勢の場合を説明したが、図9に示すような
正方向の傾きオーバー、又は図10に示すような負方向
の傾きオーバーの場合は、2つのコーナー点しか求める
ことができないので、所定角度回転させた後に上記演算
を行う。この場合に必要な回転角は、90°よりかなり
小さい角度で足り、回転後の角度が計測できればよいの
で回転速度を大きくすることができる。また、本発明で
は、電子部品が、どのような姿勢であっても、2つのコ
ーナー点を求めることができるので、電子部品を所定角
度回転させる毎に2つのコーナー点を求め、コーナー点
間の距離が所定範囲内にあること等によって正しいと確
認されたコーナー点と、その演算の傾きの仮定と、回転
角を複数組集めることによって、電子部品の全てのコー
ナー点を求めることが可能である。このように、コーナ
ー点を2つづつ求める方法を採用した場合には、矩形以
外の異形電子部品の場合にも、位置認識が可能になる。
【0019】請求項2にかかる発明は、上記請求項1に
係る電子部品の位置認識方法を実施するための電子部品
の位置認識装置であって、実装機のヘッドユニットに装
備されたノズルに吸着された電子部品に、ノズルと直交
する3方向から平行光を照射する平行光源と、平行光源
に対してノズルに吸着された電子部品を挟んで対向する
位置に配置されたリニアセンサと、
【0020】平行光源から、方向の異なる3つの平行光
を順次に照射させ、リニアセンサに投影された各投影像
の両端位置を測定し、この3組の両端位置から、それを
測定した平行光の入射角度方向に夫々延ばした直線に基
づいて電子部品のコーナー点の位置を演算し、このコー
ナー点の位置をノズルの位置と比較して、正規のノズル
吸着位置に対する電子部品のXY方向のずれΔx,Δy
と、角度のずれΔθを算出する演算制御部を備えたこと
を特徴とする。
【0021】この構成において、演算制御部は、平行光
源から角度の異なる平行光を照射させる毎に、リニアセ
ンサ上の電子部品の影像の両端位置を測定する。そし
て、3つの平行光の照射によって、3組の両端位置が求
められると、電子部品の傾きの正負によって決められる
前記演算式を用いて、コーナー点を算出する。このコー
ナー点と、ノズル回転中心の座標(0,0)を比較する
ことによって、正規のノズル吸着位置に対する電子部品
のXY方向のずれと、角度のずれΔθを算出する。
【0022】上記請求項2の装置において、電子部品の
傾きの正負判別と、角度修正、及び異形電子部品への対
応は前記方法と同様に行われる。
【0023】請求項3に係る発明は、請求項2に記載し
た装置で用いる平行光源の具体的な構造を示すもので、
この平行光源は、3個のLED又はレーザー発光ダイオ
ードを、単一レンズの焦点位置に、光軸と直交する方向
に収差を無視できる程度に離隔・配置して構成される。
この平行光源は、単一のコリメートレンズと、3つの点
光源を組み合わせるだけで、本発明で必要とする照射角
度が異なる3つの平行光を作り出すことができ、構造が
簡単なため、小型かつ低コストに提供できるという特長
を有する。
【0024】請求項4に係る発明は、請求項2の装置を
実施する場合において、電子部品の実装機に容易に組込
める投受光器の構造を提供するものである。
【0025】この投受光器は、平行光源と、これに電子
部品を挟んで対向するリニアセンサが所定の位置関係を
持って組立てられた一部品としての投受光器を構成して
いることを特徴とする。
【0026】本発明では演算の要素として、リニアセン
サ上の投影像の両端位置と、リニアセンサに対する3つ
の平行光の照射角度を用いる。したがって、一体構造で
両者の位置関係が一定の投受光器を用いると、実装機へ
の取付作業が簡単で、位置認識精度の確保が容易に行え
る。
【0027】請求項5及び請求項6に係る発明は、請求
項2から請求項4に記載した装置を実施する場合におい
て、電子部品の傾きが、位置認識できる角度範囲外にあ
る場合に、これを検出して角度修正するための手段を提
供するものである。請求項2から請求項4に記載した装
置において、1回の測定で電子部品の位置認識を行うた
めには、平行光源から3つの平行光を順次に照射したと
き、リニアセンサ上に形成される電子部品の投影像の端
部が、電子部品の4つのコーナー点の全てに対応して形
成されていることが必要になり、図9に示す正方向オー
バーの場合や、図10の負方向オーバーの場合は、投影
像の端部が2つのコーナー点についてのみ形成されるの
で4つのコーナー点を特定することができない。
【0028】したがって、このような正方向オーバーと
負方向オーバーの場合は、電子部品を回転させ、位置認
識できる角度範囲に修正する必要がある。
【0029】請求項5にかかる発明は、ノズルと直交す
る3方向から平行光を順次に照射したとき、リニアセン
サ上に形成される電子部品の投影像の端部が、電子部品
の4つのコーナー点の全てに対応して形成されるよう
に、1方向の平行光を利用して電子部品のリニアセンサ
上の投影長を測定し、この測定値が、その平行光の照射
角度と、位置認識対象とする電子部品の外形寸法によっ
て決まる所定の範囲内に入るように、電子部品の角度姿
勢を修正する角度修正手段を備えたことを特徴とする。
電子部品の姿勢が、位置認識できる角度範囲内であると
きは、上記測定値は所定の範囲に入る。したがって、測
定値が、この範囲から外れたときは、この範囲内に入る
ように実装機によってノズルを回転させて、電子部品の
角度姿勢を修正する。
【0030】請求項6にかかる発明は、ノズルと直交す
る3方向から平行光を順次に照射して、リニアセンサ上
の電子部品の投影像の両端を測定し、さらに、この3組
の両端位置から、それを測定した平行光の入射角度方向
に夫々延ばして得られる6本の直線の交点を演算して、
同一座標の3個の交点が求められたとき、図9又は図1
0に示すように電子部品の姿勢が測定できない傾き角で
あると判定し、同一座標の交点が2個になるように、電
子部品の角度姿勢を修正する角度修正手段を備えたもの
である。
【実施形態】本発明方法を実施するための電子部品の位
置認識装置3の構成を、図1の平面図及び、その側面図
である図2で説明する。
【0031】図1において、4は平行光源5とリニアセ
ンサ6から構成される投受光器で、平行光源5とリニア
センサ6は、実装機のヘッドユニットに装備されたノズ
ル2に吸着されて検出位置に運ばれた電子部品1を挟む
ように対向配置されている。7はCPU等によって構成
された演算制御部で、平行光源5の発光タイミング制
御、リニアセンサ出力からの電子部品位置の演算・認
識、及び電子部品の姿勢修正を行う。
【0032】図1の平行光源5は、コリメートレンズ8
の焦点位置に、3つの点光源9L,9M,9Rをコリメー
トレンズ8の光軸と直交する方向に所定間隔をおいて配
置したものである。この点光源9L,9M,9Rは、例え
ばLED又はレーザー発光ダイオードであり、この点光
源の配置間隔dをコリメートレンズ8の焦点距離に比べ
て、十分に短いものとすれば、レンズの収差に影響され
ないで、良質な平行光が得られる。
【0033】3つの点光源9L,9M,9Rは間隔を取っ
て配置されているので、これらによって作られる平行光
は相互に所定の角度を持つ。コリメートレンズ8の光軸
上に配置された点光源9Mによって得られる平行光L
Mは、この光軸と平行で角度0°である。また、この両
側に配置された点光源9L,9Rによって得られる平行光
L,LRの角度φ1,φ2は、その間隔をd、コリメート
レンズ8の焦点距離をfとすると、φ1=−φ2=arc
tan(d/f)となる。
【0034】リニアセンサ6に入射する平行光は、電子
部品の厚さ方向に所定の幅を持つ計測範囲を通ったもの
に制限する必要がある。このため、リニアセンサ6の前
方にスリット10を設ける。例えば位置認識をしようと
する電子部品1の最少の厚みが0.25mmのときは、
スリット10の開口幅dSを0.05mmとすれば、リニ
アセンサ6に不要な光が入射することはない。
【0035】リニアセンサ6は、例えば所定ピッチで必
要な分解能が得られる個数の受光素子を並べた1次元リ
ニアアレイCCDを用いる。このリニアセンサ6に、電
子部品1の影像を投影させると、各受光素子に光量に比
例した電気信号を取り出せるので、その光量差が大きく
表われる影像の両端の投影位置を測定できる。
【0036】上記投受光器4は、平行光源5とリニアセ
ンサ6を相互の位置関係が所定の設計寸法になるように
図示しないケース内に組立られ、実装機のノズル通過路
に取付けられる。この投受光器4は、使用部品が少なく
小型であるので、配置スペースが限られている実装機内
の通常のノズルの通過経路に容易に取付けることができ
る。したがって、ノズルの通過経路を最短のものとする
ことができ、特別に設けた検出ポジションにノズルを移
動させるような無駄な動きを必要としないので、実装時
間の短縮化を図ることができる。
【0037】次に、演算制御部7による、電子部品の位
置認識の手順を、図3に示すフローチャートに基づき説
明する。本発明で位置認識するためには、先に述べたよ
うに、電子部品1の短軸又は長軸を、投受光器4の光軸
(中央にある平行光の光軸)に対して、所定の角度範囲
内におく必要がある。
【0038】この電子部品の位置制御は、電子部品1を
ノズルに吸着した後に位置決め治具等に当てる機械的な
方式もあるが、全ての電子部品に対して機械的な修正動
作を行うので、実装時間が長くなる。
【0039】そこで、図1の演算制御部7に設けた角度
修正手段によって、所定の角度範囲内に入っているか調
べ、範囲外であるとき角度修正を行う。この角度修正手
段は、初めに、本発明装置の中央の点光源9Mを用い
て、電子部品1のリニアセンサ6への投影長さを測定
し、その測定長が既知の電子部品の短軸と長軸の長さに
対し、所定の増減幅の範囲に入っているか調べる。この
範囲から外れているときは、実装機に信号を送ってノズ
ル2を所定角度だけ回転させ、この範囲内に収める。ノ
ズル2による電子部品1の吸着姿勢は、この修正角度
と、演算して求めた角度データの和となる。なお、実装
時の補正は、角度修正後の角度姿勢に対して行われるの
で演算して求めたずれ角Δθを用いれば良い。このと
き、計測データがない場合は電子部品の吸着ミスと判断
できる。また計測値が極端に小さい場合や、ノズルを上
下に動かし、所定の長さ以上に計測物がある場合は、電
子部品の立ちや斜め吸着などの吸着異常判別が可能であ
る。
【0040】上述した位置認識可能な角度姿勢を持つ電
子部品、又は角度姿勢を修正した電子部品に対する位置
認識は、次のように行われる。
【0041】演算制御部7は、3方向の平行光LL
M,LRを順次に照射し、各照射毎のリニアセンサ出力
から、電子部品の投影像の端部を測定する。この結果と
して、図5に示すような3組の両端測定値[L1
2],[M1,M2],[R1,R2]が得られる。
【0042】この両端測定値は、[M1,M2]が中央に
位置する角度0°の平行光源LMによって得られ、
[L1,L2]は負方向に角度φ1を持つ平行光LLによっ
て得られ、[R1,R2]は正方向に角度φ2を持つ平行
光LRによって得られたものである。
【0043】ノズルの回転中心を原点(0,0)とする
と、これに対してリニアセンサ6の配置は一定であるの
で、各両端測定位置から、それを測定した平行光の照射
角度方向に延ばした6本の直線を決定できる。この6本
の直線から電子部品の4つのコーナー点を求める方法
は、電子部品の傾きによって異なる。正方向に傾いてい
る場合は、図6で先に説明したように、角度0°の平行
光L Mによって得られる2直線と、負方向に角度φ1を持
つ平行光LLによって得られる2直線の交点として、図
6上で、電子部品の右上のコーナー点P1の座標(x1
1)と、左下のコーナー点P3の座標(x3,y3)を先
に求める。さらに、図8のようにコーナー点P1,P3
結ぶ対角線を直径とする円弧と、正方向に角度φ2を持
つ平行光LRによって得られる直線の交点として、コー
ナー点P2,P4を求める。
【0044】図7のように電子部品が負方向に傾いてい
る場合は、角度0°の平行光LMによって得られる直線
と、正方向に角度φ2を持つ平行光LRによって得られる
直線の交点として、図7上で電子部品のコーナー点
2,P4の座標を求めた後、図8で説明したのと同様
に、コーナー点P2,P4を結ぶ対角線を直径とする円弧
と、負方向に角度φ1を持つ平行光LLによって得られる
直線の交点として、コーナー点P1,P3を求める。
【0045】実際には、認識しようとする電子部品1
が、正負いずれの方向に傾いているかは不明である。そ
こで、正及び負に対応した上記演算の双方を行い、最初
に計測する2つのコーナー点の距離(対角線の長さ)を
求め、この計測値が、認識対象の電子部品の対角線の長
さに近い値になる方を正しい方向とする選択処理を行
う。
【0046】以上のようにして、4つのコーナー点
1,P2,P3,P4の座標(x1,y1),(x2
2),(x3,y3),(x4,y4)が求められると、
X方向とY方向のずれΔx,Δyと、角度のずれΔθ
を、次の計算により求める。 Δx=(x1+x2+x3+x4) Δy=(y1+y2+y3+y4) Δθ=arc tan〔(x1+x2+x3+x4)/(y1
+y2+y3+y4)〕
【0047】また、電子部品のX方向に沿う辺の長さD
x、及びY方向に沿う辺の長さDyは、次式より求められ
る。 Dx = √〔(x1−x42+(y1−y42〕 = √〔(x2−x32+(y2−y32〕 Dy = √〔(x1−x22+(y1−y22〕 = √〔(x3−x42+(y3−y42
【0048】この演算において、辺の長さDx,Dyが位
置認識を行う電子部品の大きさと比較して、不合理な大
きさになっている場合は、電子部品の位置が、本発明装
置の投受光器の位置認識領域から外れた位置にある場合
であるので、ノズルを動かして再度位置認識させる等の
方法で対応する。
【0049】上記角度修正手段によって行われる、電子
部品の傾きが位置認識できる角度範囲内にあるか否かの
判断は、次の方法を採用してもよい。位置認識できる角
度範囲内にない場合は、上記6本の直線は、正方向に傾
きがオーバーしていると、図9に示すように、2つのコ
ーナー点P1,P3において、直線が3本づつ交差し、負
方向に傾きがオーバーしていると、図10に示すよう
に、2つのコーナー点P 2,P4において、直線が3本づ
つ交差する。
【0050】そこで、この現象を利用することにより、
電子部品の角度修正を行うことができる。これは、図4
のフローチャートに示す手順によって行われるもので、
3方向の平行光による各投影像の両端を測定して、前記
6本の直線を決定し、これらが、夫々3本づつ2つのコ
ーナー点において交差している場合は、角度オーバーと
する。図9の正方向のオーバーであるか、図10の負方
向のオーバーであるかは、この2つのコーナー点の座標
の位置関係から判定する。角度オーバーの大きさは演算
できないので、正しく演算できるようになるまでノズル
を回転させて角度修正を行う。以上の説明は、矩形電子
部品の位置を最短時間で求める手順を示すものであった
が、図1及び図2の電子部品位置認識装置は、ノズルの
回転角を変えながら2つのコーナー点のみを求めること
を複数回繰返す方法で使用することも可能である。これ
は、演算できた2つのコーナー点と、この演算で仮定と
して用いた傾きの正負を複数組記憶し、これらを組み合
わせて、4つのコーナー点を演算するもので、この組合
わせ演算は、演算制御部7で行う場合と実装機側で行う
場合がある。この方法によれば、矩形以外の異形電子部
品の位置認識も可能となる。この方法は、図3のフロー
チャートにおいて、一回で計測できない角度範囲と判断
したとき、角度修正する処理に進めない手法として採用
することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明は、検出が、静止状態の電子部品
の一姿勢に対して行うだけで完了するので検出時間が早
く、演算処理に要する時間は、高速のマイクロコンピュ
ータを使用することにより軽減できるので、高速な位置
認識が可能になる。
【0052】また、ノズルに吸着された電子部品を、静
止状態で検出し、投受光器の照射タイミングとノズルの
回転の同期を取る必要がない。したがって、ノズルを回
転させながら測定を行い、ノズルの回転角度とリニアセ
ンサの測定値の双方を用いて演算する方式のように、測
定原点であるノズルの中心が、回転に伴って偏心又は振
動することによる誤差発生のおそれがない。したがっ
て、高精度の測定が可能である。
【0053】さらに、高速な位置認識が可能であるの
で、複数回の位置認識を行い、その平均値を採用すると
いう手法を採用することもできる。これは、実装機の設
計者における選択処理として行われるもので、例えば実
装機側の走査によりノズルの回転角度や、チップ部品の
高さを変えて、複数回の位置認識の平均値を用いること
により、実装精度を向上しようとするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電子部品の位置認識方法を実施する
ための位置認識装置の構成例を示す図
【図2】 図1の装置を側方から見た図
【図3】 図1の装置の演算制御部が行う位置認識の演
算手順及び姿勢修正手段を説明するフローチャート
【図4】 図1の装置の演算制御部が行う他の姿勢修正
手段を説明するフローチャート
【図5】 ノズルと直交する3方向から電子部品に平行
光を照射したとき、リニアセンサ上に形成される投影像
の位置を示す図
【図6】 電子部品が正方向に傾いているとき、2つの
コーナー点を求めるために用いる直線を説明する図
【図7】 電子部品が負方向に傾いているとき、2つの
コーナー点を求めるために用いる直線を説明する図
【図8】 図6で説明した手順によって得られた2つの
コーナー点から、さらに残りの2つのコーナー点を演算
する手順を説明する図
【図9】 電子部品の傾きが4つのコーナー点を求める
ことができない正方向オーバーとなっている状態を示す
【図10】 電子部品の傾きが4つのコーナー点を求め
ることができない負方向オーバーとなっている状態を示
す図
【図11】 部品供給部から電子部品を吸着した実装機
のノズルを示す斜視図
【図12】 ノズルに吸着された電子部品の、正規の吸
着姿勢に対するXY方向のずれΔx、Δyと回転方向の
ずれΔθを示す図 1 電子部品 2 ノズル 3 電子部品の位置認識装置 4 投受光部 5 平行光源 6 リニアセンサ 7 演算制御部 8 コリメートレンズ 9L,9M,9R 点光源 10 スリット Δx 電子部品のノズル回転中心に対するX方向のずれ Δy 電子部品のノズル回転中心に対するY方向のずれ Δθ 電子部品の基準吸着姿勢に対する回転方向のずれ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実装機のヘッドユニットに装備されたノ
    ズルに吸着された電子部品に、ノズルと直交する3方向
    から平行光を順次に照射し、その影像をリニアセンサに
    投影させて、この投影像の両端位置を測定し、この3組
    の両端位置から、それを測定した平行光の入射角度方向
    に夫々延ばした直線に基づいて電子部品のコーナー点の
    位置を演算し、このコーナー点の位置をノズルの位置と
    比較して、正規のノズル吸着位置に対する電子部品のX
    Y方向のずれΔx,Δyと、角度のずれΔθを求めるこ
    とを特徴とする電子部品の位置認識方法。
  2. 【請求項2】 実装機のヘッドユニットに装備されたノ
    ズルに吸着された電子部品に、ノズルと直交する3方向
    から平行光を照射する平行光源と、 平行光源に対してノズルに吸着された電子部品を挟んで
    対向する位置に配置されたリニアセンサと、 平行光源から、方向の異なる3つの平行光を順次に照射
    させ、リニアセンサに投影された各投影像の両端位置を
    測定し、この3組の両端位置から、それを測定した平行
    光の入射角度方向に夫々延ばした直線に基づいて電子部
    品のコーナー点の位置を演算し、このコーナー点の位置
    をノズルの位置と比較して、正規のノズル吸着位置に対
    する電子部品のXY方向のずれΔx,Δyと、角度のず
    れΔθを算出する演算制御部を備えたことを特徴とする
    電子部品の位置認識装置。
  3. 【請求項3】 平行光源として、3個のLED又はレー
    ザー発光ダイオードを、単一レンズの焦点位置に、光軸
    と直交する方向に収差を無視できる程度に離隔・配置し
    たものを用いることを特徴とする請求項2に記載した電
    子部品の位置認識装置。
  4. 【請求項4】 平行光源と、これに電子部品を挟んで対
    向するリニアセンサが所定の位置関係を持って組立てら
    れた一部品としての投受光器を構成していることを特徴
    とする請求項2又は3に記載した電子部品の位置認識装
    置。
  5. 【請求項5】 ノズルと直交する3方向から平行光を順
    次に照射したとき、リニアセンサ上に形成される電子部
    品の投影像の端部が、電子部品の4つのコーナー点の全
    てに対応して形成されるように、 1方向の平行光を利用して電子部品のリニアセンサ上の
    投影長を測定し、この測定値が、その平行光の照射角度
    と、位置認識対象とする電子部品の外形寸法によって決
    まる所定の範囲内に入るように、電子部品の角度姿勢を
    修正する角度修正手段を備えたことを特徴とする請求項
    2〜4のいずれか1項に記載した電子部品の位置認識装
    置。
  6. 【請求項6】 ノズルと直交する3方向から平行光を順
    次に照射して、リニアセンサ上の電子部品の投影像の両
    端を測定し、さらに、この3組の両端位置から、それを
    測定した平行光の入射角度方向に夫々延ばして得られる
    6本の直線の交点を演算して、同一座標の3個の交点が
    求められたとき、電子部品が測定できない傾き角である
    と判定し、同一座標の交点が2個になるように、電子部
    品の角度姿勢を修正する角度修正手段を備えたことを特
    徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載した電子部
    品の位置認識装置。
JP11086392A 1999-03-29 1999-03-29 電子部品の位置認識方法及び装置 Expired - Fee Related JP3039645B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11086392A JP3039645B1 (ja) 1999-03-29 1999-03-29 電子部品の位置認識方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11086392A JP3039645B1 (ja) 1999-03-29 1999-03-29 電子部品の位置認識方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3039645B1 JP3039645B1 (ja) 2000-05-08
JP2000277992A true JP2000277992A (ja) 2000-10-06

Family

ID=13885615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11086392A Expired - Fee Related JP3039645B1 (ja) 1999-03-29 1999-03-29 電子部品の位置認識方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3039645B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018179365A1 (ja) * 2017-03-31 2018-10-04 株式会社Fuji 部品実装機
WO2022201356A1 (ja) * 2021-03-24 2022-09-29 株式会社Fuji 測定装置および部品装着機

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109008806B (zh) * 2018-06-25 2023-06-20 东莞市光劲光电有限公司 一种基于led智能灯定位的扫地机器人定位系统及方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018179365A1 (ja) * 2017-03-31 2018-10-04 株式会社Fuji 部品実装機
JPWO2018179365A1 (ja) * 2017-03-31 2019-11-21 株式会社Fuji 部品実装機
US11172601B2 (en) 2017-03-31 2021-11-09 Fuji Corporation Component mounter
WO2022201356A1 (ja) * 2021-03-24 2022-09-29 株式会社Fuji 測定装置および部品装着機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3039645B1 (ja) 2000-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2691789B2 (ja) はんだ印刷検査装置
US6506614B1 (en) Method of locating and placing eye point features of a semiconductor die on a substrate
JPH08139499A (ja) 円筒状部品の認識方法
JPH09293998A (ja) 基準位置決定方法
JP2004276151A (ja) 搬送用ロボットおよび搬送用ロボットの教示方法
JP3372799B2 (ja) ペースト塗布機
JP2001156425A (ja) プリント基板検査装置
JP3039645B1 (ja) 電子部品の位置認識方法及び装置
US7843573B2 (en) Component shape profiling method and component mounting method
JP3337924B2 (ja) 実装機における部品吸着状態検出装置
JP2007305696A (ja) 位置決め装置の精度測定方法
JP2011151087A (ja) 部品実装機、部品検出装置、及び部品実装方法
JP3417773B2 (ja) チップ部品の位置検出方法
JP3266524B2 (ja) チップ部品の位置検出方法及び同装置
JP3957839B2 (ja) チップ部品の非接触位置決め方法及びその装置
JPH08181493A (ja) 部品搭載方法および装置
JP4818837B2 (ja) 部品実装装置における部品厚さ計測方法及び部品実装装置
JPH06244595A (ja) 電子部品装着装置
JP3923168B2 (ja) 部品認識方法及び部品実装方法
JP3075854B2 (ja) 部品のリード浮き検出方法及びそれを使用した部品装着装置
JP3247920B2 (ja) 電子部品実装装置の制御方法
JP3692587B2 (ja) 実装部品の検査方法及びそれを用いた検査装置
JPH1144508A (ja) 部品装着方法および装置
JP2001217599A (ja) 表面実装部品装着機および表面実装部品装着機における電子部品検出方法
JP2009170586A (ja) 電子部品認識方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000118

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100303

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110303

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees