JP2000276662A - 商品販売データ処理システム - Google Patents

商品販売データ処理システム

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JP2000276662A
JP2000276662A JP8165899A JP8165899A JP2000276662A JP 2000276662 A JP2000276662 A JP 2000276662A JP 8165899 A JP8165899 A JP 8165899A JP 8165899 A JP8165899 A JP 8165899A JP 2000276662 A JP2000276662 A JP 2000276662A
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正彦 日吉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 次回から適応される割引率アップ情報を今回
レシートに印字できるようにする。 【解決手段】 各ターミナルが、上位機側から顧客ファ
イルおよび累計金額に応じて段階的に変わる割引率を記
憶した割引段階テーブルを取得可能に形成され、締め操
作後に当該商品登録に係る合計金額と取得した顧客ファ
イルに記憶されている前回までの累計金額とを累計した
今回累計金額を算出可能かつ取得した割引段階テーブル
を参照して算出された今回累計金額に対応する今回割引
率が前回累計金額に対応する前回割引率よりもアップす
るか否かを判別可能であるとともに、今回割引率がアッ
プすると判別された場合に前記レシートに次回から割引
率がアップする旨の情報を印字可能に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品登録可能な複
数のターミナルと各ターミナルについての一括管理機能
を有する上位機とをデータ通信回線網で接続し、各ター
ミナルが割引段階テーブルに基づき決定されかつ顧客フ
ァイルに記憶された割引率を利用して割引会計処理可能
かつ割引会計処理後にレシートを発行可能に形成された
商品販売データ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】店舗内に配設された商品販売データ処理
システムは、例えば図8に示す如く、商品登録機能,会
計処理機能等を有する複数のターミナル(例えば、電子
キャッシュレジスタ)10と各ターミナル10を一括管
理する上位機(例えば、ストアサーバー30)とをデー
タ通信回線網(例えば、LAN)1を介して接続した構
成とされている。各ターミナル10は、制御部(CP
U,ROM,RAM等),キーボード,スキャナ,表示
器,プリンタ,ドロワ等を備える。
【0003】すなわち、各ターミナル10において、各
係員(オペレータ)はスキャナを用い顧客買上商品に付
されたバーコードから商品コードを読み取る。そして、
当該商品コードに対応する商品データ(商品名,単価
等)を自機内または上位機(ストアサーバー30)から
得、この商品データを利用して商品登録を行なう。登録
商品データは、表示器(オペレータ用表示器および客用
表示器)に表示される。
【0004】当該顧客の買上商品の全てについて商品登
録が終了したら1取引終了宣言としての締め操作を行
う。すると、合計金額等の算出を含む会計処理が実行さ
れる。会計処理データも表示器に表示される。しかる後
に、ドロワが自動開放され、レシートデータ(登録商品
データおよび会計処理データを含む)を印字したレシー
トも発行される。係員は、このレシートとともに釣銭を
当該顧客に手渡す。いわゆるチェックアウトとなる。
【0005】ストアサーバー30は、各ターミナル10
から登録データ(売上データ)を収集し、また、各種デ
ータを各ターミナル10に設定する機能を有する。さら
に、ストアサーバー30は、データ通信回線(例えば、
ISDN)を介してチェーン店の本部等に配設されたホ
ストコンピュータに接続されている場合が多い。本部機
(ホストコンピュータ)は、各店舗(各ストアサーバー
30)から収集したデータを用いて全体管理を行う。
【0006】ところで、多くの店舗では、販売促進の一
策として、売上金額が高額になる程に割引率が高くなる
段階割引サービスを提供している。上記商品販売データ
処理システムの場合には、ターミナル10から顧客ごと
の売上金額をストアサーバー30に送信し、ストアサー
バー30は顧客ごとに売上金額を累計した累計金額を顧
客ファイルに記憶する。
【0007】また、累計金額に応じて段階的に変わる割
引率を記憶した割引段階テーブルを参照しつつ顧客ごと
の割引率を決定し、決定した割引率を当該顧客ファイル
に更新記憶する。
【0008】かくして、各ターミナル10では、商品登
録乃至会計処理の際にストアサーバー30に対して、当
該顧客番号を付した問合せを行う。ストアサーバー30
は、当該顧客ファイルを参照して現在の割引率を読み出
し、当該ターミナル10へ応答する。この応答を受けた
当該ターミナル10は、当該割引率を用いて割引処理す
る。また、ターミナル10は今回売上金額をストアサー
バー30へ送信する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えばスト
アサーバー30に接続されるターミナル10の台数が益
々増大する傾向が強い現今、従来段階割引処理方法で
は、次のような問題がクローズアップされつつある。
【0010】すなわち、各ターミナル10とストアサー
バー30との間のデータ通信をその都度に行わなければ
ならないので、ストアサーバー30およびデータ通信回
線網1の負荷が増大しかつ各ターミナル10での業務能
率が低下する。しかも、ストアサーバー30での顧客ご
との割引率の更新は当該取引終了後に行われるので、当
該顧客は次回買物をするまで新規割引率を知ることおよ
び適応(割引サービス)を受けることができない。つま
り、販売促進策としてはタイムラグが大き過ぎるとの指
摘がある。
【0011】本発明の目的は、次回から適応される割引
率アップ情報を今回レシートに印字可能な商品販売デー
タ処理システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、商品
登録可能な複数のターミナルと各ターミナルについての
一括管理機能を有する上位機とをデータ通信回線網で接
続し、各ターミナルが割引段階テーブルに基づき決定さ
れかつ顧客ファイルに記憶された割引率を利用して割引
会計処理可能かつ割引会計処理後にレシートを発行可能
に形成された商品販売データ処理システムにおいて、前
記各ターミナルが、前記上位機側から前記顧客ファイル
および累計金額に応じて段階的に変わる割引率を記憶し
た前記割引段階テーブルを取得可能に形成され、締め操
作後に当該商品登録に係る合計金額と取得した顧客ファ
イルに記憶されている前回までの累計金額とを累計した
今回累計金額を算出可能かつ取得した割引段階テーブル
を参照して算出された今回累計金額に対応する今回割引
率が前回累計金額に対応する前回割引率よりもアップす
るか否かを判別可能であるとともに、今回割引率がアッ
プすると判別された場合に前記レシートに次回から割引
率がアップする旨の情報を印字可能に形成された商品販
売データ処理システムである。
【0013】かかる発明では、各ターミナルは、上位機
側から累計金額に応じて段階的に変わる割引率を記憶し
た割引段階テーブルを取得する。また、上位機側から全
部または一部(例えば、当該各ターミナル側で当該各顧
客を指定する。)の顧客ファイルも取得する。
【0014】各ターミナルにおいて、1取引終了宣言と
しての締め操作をすると、当該商品登録に係る合計金額
と,取得した顧客ファイルに記憶されている前回までの
累計金額とが累計され今回累計金額が算出される。引き
続き、取得した割引段階テーブルを参照して、この算出
された今回累計金額に対応する今回割引率を求め、かつ
当該顧客ファイルから前回までの累計金額に対応する前
回割引率を求める。
【0015】そして、今回割引率が前回割引率よりもア
ップするか否かを判別し、今回割引率が前回割引率より
もアップすると判別した場合に、レシートに次回から割
引率がアップする旨の情報を印字する。印字態様として
は、例えば、前回割引率に対する次回以降の割引率が分
かるようにする等、適宜に選択することができる。
【0016】したがって、ストアサーバーおよびデータ
通信回線網の負荷軽減および各ターミナルの業務能率向
上を図りつつ顧客の購買意欲を惹起せしめられる。
【0017】また、請求項2の発明は、商品登録可能な
複数のターミナルと各ターミナルについての一括管理機
能を有する上位機とをデータ通信回線網で接続し、各タ
ーミナルが割引段階テーブルに基づき決定されかつ顧客
ファイルに記憶された割引率を利用して割引会計処理可
能かつ割引会計処理後にレシートを発行可能に形成され
た商品販売データ処理システムにおいて、前記各ターミ
ナルに、前記上位機側へ最新の前記顧客ファイルおよび
前記割引段階テーブルを問合せる問合送信手段と,この
問合せに応えて前記上位機側から応答送信されて来た前
記顧客ファイルおよび累計金額に応じて段階的に変わる
割引率を記憶した前記割引段階テーブルを取得してメモ
リにセットする取得セット手段と,締め操作後に当該商
品登録に係る合計金額と取得セットされた顧客ファイル
に記憶されている前回までの累計金額とを累計した今回
累計金額を算出する今回累計金額算出手段と,取得セッ
トされた割引段階テーブルを参照して算出された今回累
計金額に対応する今回割引率が前回累計金額に対応する
前回割引率よりもアップするか否かを判別する判別手段
と,この判別手段によって今回割引率がアップすると判
別された場合に前記レシートに次回から割引率がアップ
する旨の情報を印字する割引率アップ情報印字制御手段
とを設けた、商品販売データ処理システムである。
【0018】かかる発明では、各ターミナルでは、事前
またはその都度に問合送信手段を働かせて、上位機へ最
新の顧客ファイルおよび割引段階テーブルの問合せを行
う。上位機側から最新の顧客ファイルおよび累計金額に
応じて段階的に変わる割引率を記憶した割引段階テーブ
ルを取得する。なお、全部または一部(例えば、当該各
ターミナル側で当該各顧客を指定する。)の顧客ファイ
ルを取得可能にするのが好ましい。取得した顧客ファイ
ルおよび割引段階テーブルは、取得セット手段によっ
て、メモリにセットされる。
【0019】ターミナルにおいて、1取引終了宣言とし
ての締め操作をすると、今回累計金額算出手段が、当該
商品登録に係る合計金額と取得セットされ顧客ファイル
に記憶されている前回までの累計金額とを累計した今回
累計金額を算出する。引き続き、判別手段が、取得セッ
トされた割引段階テーブルを参照して、算出された今回
累計金額に対応する今回割引率を求めかつ当該顧客ファ
イルから前回までの累計金額に対応する前回割引率を求
め、今回割引率が前回割引率よりもアップするか否かを
判別する。
【0020】そして、今回割引率が前回割引率よりもア
ップすると判別された場合に、割引率アップ情報印字制
御手段が、レシートに次回から割引率がアップする旨の
情報を印字する。印字態様としては、例えば、前回割引
率に対する次回以降の割引率が分かるようにする等、適
宜に選択することができる。
【0021】したがって、ストアサーバーおよびデータ
通信回線網の負荷軽減および各ターミナルの業務能率向
上を図りつつ顧客の購買意欲を惹起せしめられるととも
に、通常の締め操作をするだけでよいから取扱いが簡単
である。
【0022】また、請求項3の発明は、前記各ターミナ
ル側の問合送信手段が顧客を指定して最新の顧客ファイ
ルを前記上位機へ問合せ可能、かつ前記上位機側が指定
された顧客の顧客ファイルを当該各ターミナルへ応答送
信可能に形成された商品販売データ処理システムであ
る。
【0023】かかる発明では、問合送信手段は、顧客
(例えば、顧客番号)を指定して上位機へ当該顧客の最
新の顧客ファイルを問合せる。指定は、商品登録乃至会
計処理の際に顧客カードから読込みされた顧客番号を自
動的に成されたものとみなしても、あるいはオペレータ
の入力により成されたものとしてもよい。上位機側で
は、問合せを受けると、全顧客ファイルの中から指定さ
れた顧客(顧客番号)の顧客ファイルを当該ターミナル
へ応答送信する。
【0024】したがって、請求項2の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに各
ターミナルのメモリを小容量化できるとともに、顧客フ
ァイルを迅速に取得できかつ各ターミナルでの前回割引
率等の検索高速化を図れる。
【0025】また、請求項4の発明は、前記各ターミナ
ルが、前記判別手段によって今回割引率がアップすると
判別された場合に前記メモリに取得セットされた当該顧
客ファイルに記憶されている前回割引率を算出された前
記今回割引率に書換え可能かつ書換えられた当該顧客フ
ァイルを前記上位機側へ返送可能に形成され、前記上位
機側が前記ターミナルから書換え済顧客ファイルの返送
を受信した場合にはそれまでの当該顧客ファイルを受信
した書換え済顧客ファイルに更新可能に形成された商品
販売データ処理システムである。
【0026】かかる発明では、各ターミナルは、当該各
判別手段によって今回割引率が前回割引率よりもアップ
すると判別された場合にメモリに取得セットされた当該
顧客ファイルに記憶されている前回割引率を今回算出さ
れた今回割引率に書換えかつ書換済み顧客ファイルを上
位機側へ返送する。これを受信した上位機側では、当該
顧客ファイルを受信した書換え済顧客ファイルに更新す
る。
【0027】したがって、請求項2および請求項3の各
発明の場合と同様な作用効果を奏することができること
に加え、さらに上位機側の顧客ファイルの更新処理負荷
を軽減できかつ常に最新の顧客ファイルを担保・管理で
きる。
【0028】さらに、請求項5の発明は、前記上位機側
が複数の前記ターミナルに第1データ通信回線網を介し
て接続されたターミナルサーバーと,複数のターミナル
サーバーに第2データ通信回線網を介して接続されたス
トアサーバーとから形成されるとともに、前記顧客ファ
イルおよび前記割引段階テーブルがストアサーバーで管
理されかつ管理された顧客ファイルおよび割引段階テー
ブルを各ターミナルサーバーにセット可能でかつ各ター
ミナルは当該ターミナルサーバーから指定した顧客ファ
イルおよび割引段階テーブルを取得可能に形成された商
品販売データ処理システムである。
【0029】かかる発明では、各ターミナルは、上位機
の一部を構成するターミナルサーバーを介して上位機で
あるストアサーバーとデータ通信可能である。このスト
アサーバーが、最新の顧客ファイルおよび割引段階テー
ブルを最終的に管理する。
【0030】しかも、ターミナルとの関係から、ストア
サーバーで管理された顧客ファイルおよび割引段階テー
ブルを、複数のターミナルを管理する各ターミナルサー
バーにセットすることができる。かくして、各ターミナ
ルは当該ターミナルサーバーから顧客ファイルおよび割
引段階テーブルを取得することができる。
【0031】したがって、請求項2から請求項4までの
各発明の場合と同様な作用効果を奏することができるこ
とに加え、さらにストアサーバーおよび第2データ通信
回線網の負荷を軽減できかつ各ターミナルでの割引処理
の高速化を図れる。
【0032】さらにまた、請求項6の発明は、前記上位
機側が複数の前記ターミナルにデータ通信回線網を介し
て接続されたターミナルサーバーと,複数のターミナル
サーバーにデータ通信回線網を介して接続されたストア
サーバーとから形成されるとともに、前記顧客ファイル
および前記割引段階テーブルがストアサーバーで管理さ
れかつ管理された割引段階テーブルを各ターミナルサー
バーにセット可能で、各ターミナルはストアサーバーか
ら指定した顧客ファイルを取得可能かつ当該ターミナル
サーバーから割引段階テーブルを取得可能に形成された
商品販売データ処理システムである。
【0033】かかる発明では、各ターミナルは、上位機
の一部を構成するターミナルサーバーを介して上位機で
あるストアサーバーとデータ通信可能である。このスト
アサーバーが、最新の顧客ファイルおよび割引段階テー
ブルを最終的に管理する。
【0034】しかも、各ターミナルとの関係から、スト
アサーバーで管理された割引段階テーブルについては、
複数のターミナルを管理する各ターミナルサーバーにセ
ットすることができる。かくして、各ターミナルはスト
アサーバーから顧客ファイルを取得するが割引段階テー
ブルについては当該各ターミナルサーバーから取得する
ことができる。
【0035】したがって、請求項2から請求項4までの
各発明の場合と同様な作用効果を奏することができるこ
とに加え、さらにストアサーバーの負荷を軽減しつつ各
ターミナルでの割引処理の高速化を図れる。請求項5の
発明の場合に比較してターミナルサーバーの数が少ない
小規模システムに好適である。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)本商品販売データ処理システムは、
図1に示す如く、基本的構成が従来例(図8)の場合と
同様な複数のターミナル10およびストアサーバー30
と、各ターミナル10とストアサーバー30との中継機
能を有する複数のターミナルサーバー20と、から構成
されている。
【0037】そして、各ターミナル10に、問合送信手
段(11,12)と,取得セット手段(11,12)
と,今回累計金額算出手段(11,12)と,判別手段
(11,12)と,割引率アップ情報印字制御手段(1
1,12)とを設け、上位機30(20)側から累計金
額に応じて段階的に変わる割引率を記憶した割引段階テ
ーブル13RT(23RT…33RT)および当該顧客
ファイル13CF(23CF…33CF)を取得可能、
締め操作後に当該商品登録に係る合計金額Aaと取得し
た顧客ファイル13CFに記憶されている前回累計金額
Ap1とを累計した今回累計金額Apを算出可能かつ取
得した割引段階テーブル13RTを参照して算出された
今回累計金額Apに対応する今回割引率(Rp)が前回
累計金額Ap1に対応する前回割引率(Rp1)よりも
アップするか否かを判別可能であるとともに、今回割引
率がアップすると判別された場合に今回レシート15R
に次回から割引率がアップする旨の情報を印字可能に形
成されている。
【0038】詳しくは、上位機が、複数の各ターミナル
グループ(10A〜10N)に第1データ通信回線網
(例えば、LAN)1を介して接続された当該各ターミ
ナルサーバー20A〜20Eと,複数のターミナルサー
バー20A〜20Eに第2データ通信回線網(例えば、
LAN)2を介して接続されたストアサーバー30とか
ら形成され、顧客ファイル33CFおよび割引段階テー
ブル33RTがストアサーバー30内で最終的に管理さ
れかつ最終管理された顧客ファイル33CFおよび割引
段階テーブル33RTを各ターミナルサーバー20にセ
ット(23CF,23RT)可能で、各ターミナル10
は当該ターミナルサーバー20から顧客ファイル13C
F(23CF…33CF)および割引段階テーブル13
RT(23RT…33RT)を取得可能に形成されてい
る。
【0039】図1において、コンピュータからなる各タ
ーミナル(電子キャッシュレジスタ10A〜10N)
は、CPU11,ROM12,RAM13,HDD(ハ
ードディスク装置)14,キーボード(KB)16,表
示器(IND)17,プリンタ(PNT)15,自動開
放装置を含むドロワ(DRW)18,カードリーダ・ラ
イタ50および第1データ通信回線網1用のインターフ
ェイス(I/F)19を含み、商品登録機能,会計処理
機能等を実行することができる。
【0040】RAM13には、上位機(20,30)か
ら応答(図5のST25,ST26のYES)された割
引段階テーブル13RTと顧客ファイル13CFとをセ
ット(ST26)するメモリを形成する。いずれのファ
イルもHDD14でバックアップされている。カードリ
ーダ・ライタ50は、顧客カードから顧客データ(顧客
番号等)を読取入力(ST24でYES)したり、顧客
データ(売上金額等)を書込みするために用いられる。
【0041】また、コンピュータからなるストアサーバ
ー(上位機)30は、図1に示す如く、CPU31,R
OM32,RAM33,HDD34,キーボード36,
表示器37および第2のデータ通信回線網2用のインタ
ーフェイス(I/F)39を含み、各ターミナルサーバ
ー20を一括管理でき、かつ各ターミナルサーバー20
および第1データ通信回線網1を介して当該各ターミナ
ル10を一括管理することができる。
【0042】RAM33には、商品マスターファイル,
売上マスターファイル等の他に顧客ファイル33CFと
割引段階テーブル33RTとが設けられている。いずれ
のファイルもHDD34でバックアップされている。
【0043】また、ストアサーバー(上位機)30の負
荷軽減およびデータ通信高速化のために設けられかつ実
質的には各ターミナル10の上位機を成すところのコン
ピュータからなる上記各ターミナルサーバー20は、図
1に示す如く、CPU21,ROM22,RAM23,
HDD24,プリンタ25,第1データ通信回線網1用
のインターフェイス(I/F)28および第2データ通
信回線網2用のインターフェイス(I/F)29を含
み、当該各ターミナル10とストアサーバー30との中
継機能を持つ。
【0044】RAM23には、ストアサーバー30から
取得した顧客ファイル33CFおよび割引段階テーブル
33RTのコピー23CF,23RTが格納される。い
ずれのファイルもHDD24でバックアップされてい
る。
【0045】つまり、多数(例えば、500台)のター
ミナル10を有する大規模システムの構築上、各ターミ
ナル10は第1データ通信回線網1を介して当該ターミ
ナルサーバー20とデータ通信可能で、さらに当該タ−
ミナルサーバー20および第2データ通信回線網2を介
してストアサーバー30とデータ通信可能とする。
【0046】ここに、客が当日に、どのターミナルサー
バー20に接続されたターミナル10に向うか、さらに
はチェーン店内の他店で商品購入するのかは、顧客の恣
意による。また、顧客ファイル33CFに記憶する累計
金額等は、当該顧客が商品購入するごとに更新される。
かくして、顧客ファイル33CFは顧客全体管理上の便
宜かつ正確性担保等のためにストアーサーバー30に格
納し、各ターミナル10はこのストアサーバー30から
顧客ファイル33CFを取得(13CF)するものと形
成されている。
【0047】これに対して、割引段階テーブル33RT
に記憶される内容つまり累計金額に応じて段階的に変わ
る割引率は、比較的に長期間(例えば、1ヶ月)、不変
である。したがって、直近の当該ターミナルサーバー2
0に格納しておいても、支障がなくかつ運用の実際にお
いて便利である。
【0048】すなわち、かかる構築は、段階的割引サー
ビスの処理実行に関する各ターミナルサーバー20、特
にストアサーバー30並びに第1および第2データ通信
回線網1,2の負荷軽減とデータ処理高速化を達成する
ために有効である。
【0049】ここにおいて、ターミナル10側の問合送
信手段は、上位機(20…30)側へ最新の顧客ファイ
ル33CFおよび割引段階テーブル33RTを問合せる
手段で、問合送信制御プログラムを格納させたROM1
2(HDD14でもよい。)とCPU11とから形成さ
れ、図5のST25で実行される。
【0050】すなわち、登録モード(図4,図5)にお
いて、商品登録(図4のST10でYES,ST11)
前に、カードリーダー(50)を用いて顧客情報(顧客
番号等)を読取入力(図5のST24でYES)する。
つまり、この実施形態では、顧客(顧客番号)を指定し
て当該顧客ファイル33CFを取得可能に形成してあ
る。但し、各顧客に関する全顧客ファイル33CFを取
得可能に形成してもよい。
【0051】すると、問合送信手段(11,12)が、
第1データ通信回線網1を介して当該ターミナルサーバ
ー20へ顧客を指定した顧客ファイルおよび割引段階テ
ーブルを問合せる(ST25)。
【0052】当該ターミナルサーバー20は、問合を受
信(図6のST30でYES)すると、ストアサーバー
30に問合せ当該顧客ファイル33CFを取得(23C
F)する(ST31)。すると、応答送信手段(CPU
21,ROM22)が、取得した顧客ファイル23CF
と、先にストアサーバー30から配信されかつ自機内に
既に格納されている割引段階テーブル23RTと、を当
該ターミナル10へ応答送信する(ST32)。
【0053】当該ターミナル10では、この応答を受け
ると(図5のST26でYES)、取得セット手段が働
く。
【0054】この取得セット手段(CPU11,ROM
12)は、問合せに応えて上位機(20)側から応答送
信されて来た累計金額に応じて段階的に変わる割引率を
記憶した図2に示す割引段階テーブル13RT(23R
T)および当該ターミナル10側で指定した顧客用の顧
客ファイル13CF(23CF)を取得して、メモリ
(RAM13)にセットする(ST27)。
【0055】今回累計金額算出手段(CPU11,RO
M12)は、締め操作(図4のST12でYES)後
に、当該商品登録(ST11)に係る合計金額Aaと取
得セットされた顧客ファイル13CFに記憶されている
前回までの累計金額Ap1とを累計し、今回累計金額A
pを算出する(ST16)。
【0056】また、判別手段(CPU11,ROM1
2)は、取得セットされた割引段階テーブル13RTを
参照して、算出された今回累計金額Apに対応する今回
割引率(Rp)が前回累計金額Ap1に対応する前回割
引率(Rp1)よりもアップするか否かを判別(ST1
8)する。
【0057】割引率アップ情報印字制御手段(CPU1
1,ROM12)は、判別手段(11,12)によって
今回割引率がアップすると判別された場合(ST18の
YES)に図7に示すレシート15Rに次回から割引率
がアップする旨の情報(例えば、図7の“次回より割引
率が10%にアップします。”)を印字制御する(ST
19)。図1のプリンタ15を駆動制御して行う。
【0058】さらに、顧客ファイル書換制御手段(CP
U11,ROM12)は、判別手段(11,12)によ
って今回割引率(Rp)がアップすると判別された場合
(ST18のYES)にメモリ(13)に取得セットさ
れた当該顧客ファイル13CFに記憶されている前回割
引率(Rp1)を算出された今回割引率(Rp)に書換
える(ST20)。
【0059】また、顧客ファイル返送制御手段(CPU
11,ROM12)は、書換えられた当該顧客ファイル
13CFを、上位機(当該ターミナルサーバー20)側
へ返送する(ST21)。
【0060】上位機たるターミナルサーバー20側が、
ターミナル10から書換え済顧客ファイル13CFの返
送を受信(図6のST33でYES)した場合には、更
新制御手段(CPU21,ROM22)が、当該顧客フ
ァイル23CFを受信した書換済顧客ファイル13CF
に更新(ST34)する。
【0061】なお、当該ターミナルサーバー20は、当
該顧客ファイル23CFをストアサーバー30へ返送
し、このストアサーバー30は顧客ファイル33CFを
書換えるものと形成されている。
【0062】かかる第1の実施形態では、ターミナル1
0では、例えばその都度に問合送信手段(11,12)
を働かせて、上位機(20)へ最新の顧客ファイル23
CFおよび割引段階テーブル23RTの問合せを行う
(図5のST25)。
【0063】この実施形態では、顧客(例えば、顧客番
号)を指定して上位機(20)へ問合せる。指定は、商
品登録乃至会計処理の際に顧客カードから読込み(ST
24のYES)された顧客番号で行う。
【0064】上位機(20)側では、問合せを受ける
(図6のST30でYES)と、全顧客ファイル23C
Fの中から指定された顧客(顧客番号)の顧客ファイル
23CFを当該ターミナル10へ応答送信する(ST3
1,ST32)。
【0065】また、上位機(20)側から累計金額に応
じて段階的に変わる割引率を記憶した割引段階テーブル
23RTを取得する(図5のST26でYES)。取得
した顧客ファイル13CF(23CF)および割引段階
テーブル13RT(23RT)は、取得セット手段(1
1,12)によって、メモリ(RAM13)にセットさ
れる(ST27)。
【0066】なお、顧客ファイル13CFは顧客ごとに
取得するが、割引段階テーブル13RTは例えば日に1
回でもよい。したがって、各ターミナル10のメモリ
(RAM13)を小容量化できるとともに、顧客ファイ
ル13CFを迅速に取得できかつ各ターミナルでの前回
割引率等の検索高速化を図れる。
【0067】ここに、商品登録を行い(図4のST10
〜ST11)、1取引終了宣言としての締め操作をする
(ST12のYES)と、今回累計金額算出手段(1
1,12)が、当該商品登録に係り算出(ST13)さ
れた合計金額Aaと取得セットされ図3の顧客ファイル
13CFに記憶されている前回までの累計金額Ap1と
を累計した今回累計金額Apを算出する(ST16)。
なお、前回割引率(Rp1=5%)での値引き会計処理
(ST15)が実行される。
【0068】引き続き、判別手段(11,12)が、取
得セットされた図2の割引段階テーブル13RTを参照
(ST17)して、算出された今回累計金額Apに対応
する今回割引率(例えば、Rp=10%)を求めかつ当
該顧客ファイル13CFから前回までの累計金額に対応
する前回割引率(Rp1=5%)を求め、今回割引率が
前回割引率よりもアップするか否かを判別する(ST1
8)。
【0069】そして、今回割引率が前回割引率よりもア
ップすると判別された場合(ST18のYES)に、割
引率アップ情報印字制御手段(11,12)が、レシー
ト15Rに次回から割引率がアップする旨の情報(“次
回より割引率が10%にアップします。”)を図7に示
すように印字する(ST19)。
【0070】したがって、上位機(ストアサーバー3
0)およびデータ通信回線網1,2の負荷軽減および各
ターミナル10の業務能率向上を図りつつレシート15
Rを介して顧客の購買意欲を惹起せしめられるととも
に、通常の締め操作をするだけでよいから取扱いが簡単
である。
【0071】なお、メモリ(13)に顧客ファイル13
CFがセットされていない場合(ST14のNO)は、
通常の会計処理(ST22)が行われ、この場合および
ST18のNOでは通常のレシートが発行(ST23)
される。
【0072】また、判別手段(11,12)によって今
回割引率がアップすると判別された場合(ST19のY
ES)に、顧客ファイル書換制御手段(11,12)が
顧客ファイル13CFに記憶されている前回割引率(5
%)を算出された前記今回割引率(10%)に書換える
(ST20)。
【0073】次いで、顧客ファイル返送制御手段(1
1,12)は、書換えられた当該顧客ファイル13CF
を、上位機(当該ターミナルサーバー20)側へ返送す
る(ST21)。通知の形である。
【0074】上位機(20…30)側がターミナル10
から書換え済顧客ファイル13CFの返送を受信した場
合(図6のST33でYES)には、それまでの当該顧
客ファイル23CF(33CF)を受信した書換え済顧
客ファイル13CF(23CF)に更新(ST34)す
る。したがって、上位機20(30)側の顧客ファイル
23CF(33CF)の更新処理負荷を軽減できかつ常
に最新の顧客ファイル33CFを担保・管理できる。
【0075】(第2の実施形態)この第2の実施形態
は、基本的構成が第1の実施形態の場合(図1)と同様
であるが、各ターミナル10との関係から、各ターミナ
ル10はストアサーバー30から顧客ファイル33CF
を取得(13CF)するが割引段階テーブル23RTに
ついては当該各ターミナルサーバー20から取得(13
RT)するように形成されている。
【0076】したがって、第1の実施形態の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらにス
トアサーバー30の負荷を軽減しつつ各ターミナル10
での割引処理の高速化を図れる。特に第1の実施形態の
場合に比較してターミナルサーバー20の数が少ない小
規模システムに好適である。
【0077】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、各ターミナル
が、上位機側から顧客ファイルおよび累計金額に応じて
段階的に変わる割引率を記憶した割引段階テーブルを取
得可能、締め操作後に当該商品登録に係る合計金額と取
得した顧客ファイルに記憶されている前回累計金額とを
累計した今回累計金額を算出可能かつ取得した割引段階
テーブルを参照して算出今回累計金額に対応する今回割
引率が前回累計金額に対応する前回割引率よりもアップ
すると判別された場合にレシートに次回から割引率がア
ップする旨の情報を印字可能に形成された商品販売デー
タ処理システムであるから、ストアサーバーおよびデー
タ通信回線網の負荷軽減および各ターミナルの業務能率
向上を図りつつレシートを介して顧客の購買意欲を惹起
せしめられる。
【0078】また、請求項2の発明によれば、各ターミ
ナルに、問合送信手段と,取得セット手段と,今回累計
金額算出手段と,判別手段と,割引率アップ情報印字制
御手段とを設け、通常の締め操作を行うだけで割引率ア
ップ情報をレシートに印字可能に形成された商品販売デ
ータ処理システムであるから、請求項1の発明の場合と
同様に、ストアサーバーおよびデータ通信回線網の負荷
軽減および各ターミナルの業務能率向上を図りつつレシ
ートを介して顧客の購買意欲を惹起せしめられるととも
に、通常の締め操作をするだけでよいから取扱いが簡単
である。
【0079】また、請求項3の発明によれば、ターミナ
ル側の問合送信手段が顧客を指定して最新の顧客ファイ
ルを上位機へ問合可能かつ上位機側が指定された顧客用
の顧客ファイルを当該ターミナルへ応答送信可能に形成
されているので、請求項2の発明の場合と同様な効果を
奏することができることに加え、さらに各ターミナルの
メモリを小容量化できるとともに、顧客ファイルを迅速
に取得できかつ各ターミナルでの前回割引率等の検索高
速化を図れる。
【0080】また、請求項4の発明によれば、各ターミ
ナルが今回割引率がアップすると判別された場合にメモ
リに取得セットされた当該顧客ファイルに記憶されてい
る前回割引率を算出された今回割引率に書換えかつ返送
可能であるとともに、上位機側がターミナルから受信し
た書換え済顧客ファイルに更新可能に形成されているの
で、請求項2および請求項3の各発明の場合と同様な効
果を奏することができることに加え、さらに上位機側の
顧客ファイルの更新処理負荷を軽減できかつ常に最新の
顧客ファイルを担保・管理できる。
【0081】さらに、請求項5の発明よれば、顧客ファ
イルおよび割引段階テーブルがストアサーバーで管理さ
れかつ管理された顧客ファイルおよび割引段階テーブル
を各ターミナルサーバーにセット可能でかつ各ターミナ
ルは当該ターミナルサーバーから指定した顧客ファイル
および割引段階テーブルを取得可能に形成されているの
で、請求項2から請求項4までの各発明の場合と同様な
効果を奏することができることに加え、さらにストアサ
ーバーおよび第2データ通信回線網の負荷を軽減できか
つ各ターミナルでの割引処理の高速化を図れる。
【0082】さらにまた、請求項6の発明によれば、顧
客ファイルおよび割引段階テーブルがストアサーバーで
管理されかつ管理された割引段階テーブルを各ターミナ
ルサーバーにセット可能で、各ターミナルはストアサー
バーから指定した顧客ファイルを取得可能かつ当該ター
ミナルサーバーから割引段階テーブルを取得可能に形成
されているので、請求項2から請求項4までの各発明の
場合と同様な効果を奏することができることに加え、さ
らにストアサーバーの負荷を軽減しつつ各ターミナルで
の割引処理の高速化を図れる。請求項5の発明の場合に
比較してターミナルサーバーの数が少ない小規模システ
ムに好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】同じく、割引段階テーブルを説明するための図
である。
【図3】同じく、顧客ファイルを説明するための図であ
る。
【図4】同じく、ターミナル側の動作を説明するための
フローチャート(1)である。
【図5】同じく、ターミナル側の動作を説明するための
フローチャート(2)である。
【図6】同じく、上位機側の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図7】同じく、割引率アップ情報の印字態様例を説明
するための図である。
【図8】従来例を説明するための概略図である。
【符号の説明】
1 第1データ通信回線網 2 第2データ通信回線網 10 ターミナル 11 CPU(問合送信手段,取得セット手段,今回累
計金額算出手段,判別手段,割引率アップ情報印字制御
手段) 12 ROM(問合送信手段,取得セット手段,今回累
計金額算出手段,判別手段,割引率アップ情報印字制御
手段) 13 RAM(メモリ) 13CF 顧客ファイル 13RT 割引段階テーブル 14 HDD 15 プリンタ 15R レシート 16 キーボード 17 表示器 20 ターミナルサーバー(上位機) 23 RAM 23CF 顧客ファイル 23RT 割引段階テーブル 24 HDD 30 ストアサーバー(上位機) 33 RAM 33CF 顧客ファイル 33RT 割引段階テーブル 34 HDD 36 キーボード 37 表示器 50 カードリーダ・ライタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品登録可能な複数のターミナルと各タ
    ーミナルについての一括管理機能を有する上位機とをデ
    ータ通信回線網で接続し、各ターミナルが割引段階テー
    ブルに基づき決定されかつ顧客ファイルに記憶された割
    引率を利用して割引会計処理可能かつ割引会計処理後に
    レシートを発行可能に形成された商品販売データ処理シ
    ステムにおいて、 前記各ターミナルが、前記上位機側から前記顧客ファイ
    ルおよび累計金額に応じて段階的に変わる割引率を記憶
    した前記割引段階テーブルを取得可能に形成され、締め
    操作後に当該商品登録に係る合計金額と取得した顧客フ
    ァイルに記憶されている前回までの累計金額とを累計し
    た今回累計金額を算出可能かつ取得した割引段階テーブ
    ルを参照して算出された今回累計金額に対応する今回割
    引率が前回累計金額に対応する前回割引率よりもアップ
    するか否かを判別可能であるとともに、今回割引率がア
    ップすると判別された場合に前記レシートに次回から割
    引率がアップする旨の情報を印字可能に形成されている
    商品販売データ処理システム。
  2. 【請求項2】 商品登録可能な複数のターミナルと各タ
    ーミナルについての一括管理機能を有する上位機とをデ
    ータ通信回線網で接続し、各ターミナルが割引段階テー
    ブルに基づき決定されかつ顧客ファイルに記憶された割
    引率を利用して割引会計処理可能かつ割引会計処理後に
    レシートを発行可能に形成された商品販売データ処理シ
    ステムにおいて、 前記各ターミナルに、前記上位機側へ最新の前記顧客フ
    ァイルおよび前記割引段階テーブルを問合せる問合送信
    手段と,この問合せに応えて前記上位機側から応答送信
    されて来た前記顧客ファイルおよび累計金額に応じて段
    階的に変わる割引率を記憶した前記割引段階テーブルを
    取得してメモリにセットする取得セット手段と,締め操
    作後に当該商品登録に係る合計金額と取得セットされた
    顧客ファイルに記憶されている前回までの累計金額とを
    累計した今回累計金額を算出する今回累計金額算出手段
    と,取得セットされた割引段階テーブルを参照して算出
    された今回累計金額に対応する今回割引率が前回累計金
    額に対応する前回割引率よりもアップするか否かを判別
    する判別手段と,この判別手段によって今回割引率がア
    ップすると判別された場合に前記レシートに次回から割
    引率がアップする旨の情報を印字する割引率アップ情報
    印字制御手段とを設けた、商品販売データ処理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記各ターミナル側の問合送信手段が顧
    客を指定して最新の顧客ファイルを前記上位機へ問合せ
    可能、かつ前記上位機側が指定された顧客の顧客ファイ
    ルを当該各ターミナルへ応答送信可能に形成されている
    請求項2記載の商品販売データ処理システム。
  4. 【請求項4】 前記各ターミナルが、前記判別手段によ
    って今回割引率がアップすると判別された場合に前記メ
    モリに取得セットされた当該顧客ファイルに記憶されて
    いる前回割引率を算出された前記今回割引率に書換え可
    能かつ書換えられた当該顧客ファイルを前記上位機側へ
    返送可能に形成され、前記上位機側が前記ターミナルか
    ら書換え済顧客ファイルの返送を受信した場合にはそれ
    までの当該顧客ファイルを受信した書換え済顧客ファイ
    ルに更新可能に形成されている請求項2または請求項3
    記載の商品販売データ処理システム。
  5. 【請求項5】 前記上位機側が複数の前記ターミナルに
    第1データ通信回線網を介して接続されたターミナルサ
    ーバーと,複数のターミナルサーバーに第2データ通信
    回線網を介して接続されたストアサーバーとから形成さ
    れるとともに、前記顧客ファイルおよび前記割引段階テ
    ーブルがストアサーバーで管理されかつ管理された顧客
    ファイルおよび割引段階テーブルを各ターミナルサーバ
    ーにセット可能でかつ各ターミナルは当該ターミナルサ
    ーバーから指定した顧客ファイルおよび割引段階テーブ
    ルを取得可能に形成されている請求項2から請求項4ま
    でのいずれか1項に記載された商品販売データ処理シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記上位機側が複数の前記ターミナルに
    第1データ通信回線網を介して接続されたターミナルサ
    ーバーと,複数のターミナルサーバーに第2データ通信
    回線網を介して接続されたストアサーバーとから形成さ
    れるとともに、前記顧客ファイルおよび前記割引段階テ
    ーブルがストアサーバーで管理されかつ管理された割引
    段階テーブルを各ターミナルサーバーにセット可能で、
    各ターミナルはストアサーバーから指定した顧客ファイ
    ルを取得可能かつ当該ターミナルサーバーから割引段階
    テーブルを取得可能に形成されている請求項2から請求
    項4までのいずれか1項に記載された商品販売データ処
    理システム。
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JPH0589372A (ja) * 1991-09-26 1993-04-09 Tokyo Electric Co Ltd 商品販売データ処理装置
JPH06203274A (ja) * 1992-11-20 1994-07-22 M & C Syst:Kk 販売管理装置
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