JPH10241053A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

商品販売データ処理装置

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JPH10241053A
JPH10241053A JP4546997A JP4546997A JPH10241053A JP H10241053 A JPH10241053 A JP H10241053A JP 4546997 A JP4546997 A JP 4546997A JP 4546997 A JP4546997 A JP 4546997A JP H10241053 A JPH10241053 A JP H10241053A
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JP4546997A
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Hideyuki Ota
英行 太田
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サービス付与に関する解約時の再計算を一掃し
つつキャッシャー等の負担を大幅に軽減する。 【解決手段】各ターミナル機(電子キャッシュレジスタ
10)に取引き別ポイントテーブル13P(33P)と
取引き別ポイント記憶制御手段(11,12)と取引き
番号入力手段(14P)と取引き別ポイント読取り手段
〔11,12(31,32)〕と取消時今回累計ポイン
ト算出手段(11,12)とを設け、算出された今回ポ
イント(Pa)と当該取引き番号とを対応させた取引き
別ポイント(Pa1)を記憶可能かつ取消登録の際に記
憶されている複数の取引き別ポイント(Pa1)の中か
ら選択入力された取引き番号に対応する取引き別ポイン
トを読取り可能かつ読取られた取引き別ポイント(Pa
1)をポイントカードから読出した前回累計ポイント
(TP1)から減算して今回累計ポイント(TP2)を
算出(再計算)するとともに算出された今回累計ポイン
ト(TP2)をポイントカードに書込み記憶可能に形成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、登録商品の合計金
額とサービスポイント付与基準金額とを用いて今回ポイ
ントを算出しかつポイントカードから読出した前回累計
ポイントに算出された今回ポイントを累計して今回累計
ポイントを算出するとともに今回累計ポイントをポイン
トカードに書込み記憶可能に形成された商品販売データ
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子キャッシュレジスタ型の商
品販売データ処理装置には、顧客サービスとしてのサー
ビスポイントの付与機能を実行可能としたものがある。
すなわち、登録商品の合計金額(At)が算出される
と、予め設定記憶されたサービスポイント付与基準金額
(Ps)を用いて今回ポイント(Pa)を算出(Pa=
At/Ps)を算出し、かつポイントカードから読出し
た前回累計ポイント(TP1)に算出した今回ポイント
(Pa)を累計して今回累計ポイント(TP2)を算出
(TP2=TP1+Pa)するとともにこの今回累計ポ
イント(TP2)をポイントカードに書込み記憶するも
のである。
【0003】したがって、顧客は、ポイントカードに記
憶された累計ポイント(TP1=TP2)が所定のポイ
ントあるいはランク分けされたあるポイントになった場
合に、格別の割引サービスや景品を受けられる。
【0004】ところで、一層の競合激化とともに益々の
顧客サービスが求められ、その一策としてサーピスポイ
ント(Pa)を割増し付与することが普及しつつある。
すなわち、日常的係数を例えば“1.0”とした場合
に、ある日,ある週に限定して倍数(例えば、“1.
5”)を掛けてサービスポイントを算出(Pa=1.5
At/Ps)するように形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この割増し付
与サービスでは、割増し付与サービス日(週)以降に当
該商品の解約があった場合に、キャッシャーの手間が増
大するという指摘がある。
【0006】すなわち、解約商品についての取消登録を
すると、マイナスのサービスポイント(Pa)はその合
計金額(−At)と当日のサービスポイント付与基準金
額(Ps)とを用いて算出(Pa=−At/Ps)さ
れ、クレジットカードに記憶されている前回累計ポイン
ト(TP1)から当該今回ポイント(−Pa)を減算し
て今回累計ポイント(TP2)が算出(TP2=TP1
−Pa)される。つまり、当該商品についての商品登録
時の倍数(係数)〔“1.5”〕と今回の倍数(係数)
〔例えば、“1.0”〕との差分が当該顧客の利益とし
て残る。
【0007】これを放置したのでは、割増し付与サービ
ス日に購入しその後に取消すという故意なる悪用の立入
る機会があり顧客間に不公平となる。そこで、キャッシ
ャーは、その差分についての補正(再計算)をしている
が、当日が割増し付与サービス日であったのか否か,そ
の倍率はいくらであったのか等を調べなければならず非
常に手間と時間が掛るという問題がある。また、再計算
ミスが生じ易く、この場合は、善意の顧客の心証を害し
てしまう。これでは、顧客サービスに反する。
【0008】本発明の目的は、解約時の再計算を一掃し
つつキャッシャー等の負担を大幅に軽減できる取扱い簡
単な商品販売データ処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】商品解約に際しては商品
購入の旨を証することができるものの提示を求めること
が常識とされている。ほとんどの場合はレシートとされ
る。このレシートあるいは領収書には、日付,取引番
号,取扱い者等とともに当該商品が印字や手書きされて
いる。
【0010】本発明は、この点に着目し、当日がサービ
スポイントの割増しサービス日であったか否か、その倍
率の値はいくつであったのか等の全てを取引き番号に化
体させ、その取引き番号を利用して当該割増しサービス
日の倍率で算出されたサービスポイントを迅速かつ正確
に読取り可能かつこの読取りされた先のサービスポイン
トを用いて解約商品についてのサービスポイントの補正
ができるように形成したものである。
【0011】請求項1の発明は、登録商品の合計金額と
サービスポイント付与基準金額とを用いて今回ポイント
を算出しかつポイントカードから読出した前回累計ポイ
ントに算出された今回ポイントを累計して今回累計ポイ
ントを算出するとともに今回累計ポイントをポイントカ
ードに書込み記憶可能に形成された商品販売データ処理
装置において、算出された前記今回ポイントと当該取引
き番号とを対応させた取引き別ポイントを記憶可能かつ
前記登録商品の取消しに際し記憶されている取引き別ポ
イントの中から選択された取引き番号に対応する取引き
別ポイントを読取り可能かつ読取られた取引き別ポイン
トを前記ポイントカードから読出した前回累計ポイント
から減算して前記今回累計ポイントを算出するとともに
算出された今回累計ポイントを前記ポイントカードに書
込み記憶可能に形成した、ことを特徴とする。
【0012】かかる発明では、少くともサービスポイン
トの割増しサービス日においては、算出された今回ポイ
ントと当該取引き番号とを対応させた取引き別ポイント
として記憶可能としておく。その後の解約について取消
登録を行う際に、先のレシート等を参照して当該取引き
番号を読取ったりキー入力したりする。すると、記憶さ
れていた取引き別ポイントの中から取引き番号に対応す
る取引き別ポイントが読取られかつポイントカードから
読出した前回累計ポイントから当該取引き別ポイントを
減算して今回累計ポイントが算出される。このようにし
て補正された今回累計ポイントが、ポイントカードに書
込み記憶される。
【0013】したがって、解約商品が何日に商品登録さ
れかつ当日に割増しサービスが実施されていたのか否
か、さらに実施されていた場合の倍率の値を調べたり、
それらを用いて再計算することなく、取消登録時に先の
サービスポイントの補正を迅速かつ正確に行える。よっ
て、キャッシャーの負担を大幅に軽減でき取扱いも簡単
であるとともに善意の顧客の心証を害することなくかつ
悪用も防止することができる。
【0014】また、請求項2の発明は、登録商品の合計
金額とサービスポイント付与基準金額とを用いて今回ポ
イントを算出しかつポイントカードから読出した前回累
計ポイントに算出された今回ポイントを累計して今回累
計ポイントを算出するとともに今回累計ポイントをポイ
ントカードに書込み記憶可能に形成された商品販売デー
タ処理装置において、前記今回ポイントと当該取引き番
号とを対応させた取引き別ポイントを記憶可能な取引き
別ポイントテーブルと,算出された前記今回ポイントに
当該取引き番号を付して取引き別ポイントテーブルに記
憶する取引き別ポイント記憶制御手段と,取引き番号を
入力する取引き番号入力手段と,前記登録商品の取消登
録に際し取引き別ポイントテーブルを検索して取引き番
号入力手段を用いて入力された取引き番号に対応する取
引き別ポイントを読取る取引き別ポイント読取り手段
と,前記ポイントカードから読出された前回累計ポイン
トから取引き別ポイント読取り手段を用いて読取られた
取引き別ポイントを減算して前記今回累計ポイントを算
出する取消時今回累計ポイント算出手段を設けた、こと
を特徴とする。
【0015】かかる発明では、取引き別ポイント記憶制
御手段は、登録商品についての今回ポイントが算出され
ると、取引き番号と対応させた取引き別ポイントとして
取引き別ポイントテーブルに記憶する。商品解約につい
ての取消登録時には、取引き番号入力手段を用いて解約
商品についての商品登録時における取引き番号を入力す
る。すると、取引き別ポイント読取り手段が、取引き別
ポイントテーブルから入力された取引き番号に対応する
取引き別ポイントを読取る。この取引き別ポイントは、
当然に割増しサービス実施当日の倍率が反映されたもの
である。かくして、取消時今回累計ポイント算出手段
が、ポイントカードから読出された前回累計ポイントか
ら取引き別ポイント読取手段で読取られた取引き別ポイ
ントを減算して解約商品についての当該時の今回累計ポ
イントを算出する。
【0016】しかして、請求項1の発明の場合と同様な
作用効果を奏し得ることはもとより、取引き番号入力手
段を用いて取引き番号を入力するだけでよいので、一段
と取扱いが簡単でかつ業務能率を大幅に向上できる。
【0017】さらに、請求項3の発明は、商品登録機能
を有する複数のターミナル機と全体管理を行う上位機と
をデータ通信可能に接続し、前記取引き別ポイントテー
ブルを上位機側に設けかつ各ターミナル機で共用可能に
形成されている商品登録データ処理装置である。
【0018】かかる発明では、取引き別ポイントテーブ
ルが各ターミナル機で共用することができる。したがっ
て、請求項1および請求項2の発明の場合と同様な作用
効果を奏し得、さらにどのターミナル機で購入(商品登
録)しかつどのターミナル機において解約(取消登録)
されても、解約商品についての当該時ポイントを迅速か
つ正確に読取りできるから適用性が広い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本商品販売データ処理装置は、図1
に示すPOSシステムとされ、かつ各ターミナル機(電
子キャッシュレジスタ10)に取引き別ポイントテーブ
ル13P(33P)と取引き別ポイント記憶制御手段
(11,12)と取引き番号入力手段(14P)と取引
き別ポイント読取り手段〔11,12(31,32)〕
と取消時今回累計ポイント算出手段(1112)とを設
け、商品登録に際して算出された今回ポイント(Pa)
と当該取引き番号とを対応させた取引き別ポイント(P
a1)を記憶可能かつ取消登録の際に記憶されている複
数の取引き別ポイント(Pa1)の中から選択入力され
た取引き番号に対応する取引き別ポイントを読取り可能
かつ読取られた取引き別ポイント(Pa1)をポイント
カードから読出した前回累計ポイント(TP1)から減
算して解約商品の当該商品登録後の今回累計ポイント
(TP2)を算出(再計算)するとともに算出された今
回累計ポイント(TP2)をポイントカードに書込み記
憶可能に形成されている。
【0020】図1において、POSシステムは、各ター
ミナル機を形成する電子キャッシュレジスタ10A〜1
0Nと,これらとデータ通信回線(例えば、LAN)1
を介して接続されかつ全体管理を行う上位機30とから
形成されている。
【0021】電子キャッシュレジスタ10は、CPU1
1,ROM12,RAM13,キーボード14,スキャ
ナ15,表示器16,プリンタ17,自動開放式のドロ
ワ18,通信用インターフェイス(I/F)19および
ポイントカード(図示省略)から前回累計ポイント(T
P1)を読出しかつ今回累計ポイント(TP2)を書込
み記憶するためのリーダライタ20を含み、商品登録機
能,取消登録機能,会計処理機能等とともにサービスポ
イント付与機能を有する。
【0022】上位機30は、CPU31,ROM32,
RAM33,キーボード34,表示器36,プリンタ3
7および通信用インターフェイス(I/F)39を含
み、各ターミナル機(10)に各種の設定データをダウ
ンロードしたり、売上ファイル13Rに記憶されている
売上データを収集して分析する等の全体管理機能を有す
る。
【0023】すなわち、各ターミナル機(10)では、
商品登録の場合(図2のST10のYES)は、スキャ
ナ15を用いて商品コードを読取り入力すると、上位機
30側のマスター商品ファイル33Fから得た商品デー
タ(商品名,単価等)を用いて売上ファイル13Rに商
品登録(ST11)する。1取引終了宣言としての締め
操作(ST12のYES)をすると、取引き番号の発行
(ST13),合計金額(At)の算出(ST14),
レシートの発行(ST23)を含む会計処理が行われ
る。
【0024】サービスポイント付与機能に関しては、算
出(ST14)された合計金額(At)と,予め設定さ
れかつ読取られ(ST17)たサービスポイント付与基
準金額(Ps)とを用いて今回ポイント〔Pa(=At
/Ps)〕を算出(ST18)し、かつこの今回ポイン
ト(Pa)とポイントカードから読出された前回累計ポ
イント(TP1)とを用いて今回累計ポイント〔TP2
(=TP1+Pa)〕を算出(ST20)するととも
に、今回累計ポイント(TP2)をポイントカードに書
込み記憶(ST21)する。そのポイントは、レシート
にも印字(ST23)される。
【0025】サービスポイントの割増しサービスは、予
め倍率(例えば、“1.5”)を設定しておくことによ
り実行される(ST15のYES,ST16)。つま
り、日常的な倍率(“1”)で算出された今回ポイント
(Pa)が例えば“100ポイント”の場合には、“1
50ポイント”のサービスポイントを付与することがで
きる。
【0026】ここに、取引き別ポイント記憶制御手段
は、取引き別ポイント記憶制御プログラムを格納させた
ROM12とCPU11とから形成され、RAM13内
に形成された取引き別ポイントテーブル13Pに算出
(ST18)された今回ポイント(Pa)に発行(ST
13)された取引き番号(例えば、“0110”)を対
応させた取引き別ポイント(Pa1)として記憶(ST
19)する。
【0027】この実施形態では、適用性の拡大を図るた
めに、取引き別ポイント(Pa1)を上位機30へ送信
(ST22)可能に形成し、かつ上位機30側に図1に
示すマスター取引き別ポイントテーブル33Pを設ける
とともに各ターミナル機(10)から受信(図3のST
44のYES)した取引き別ポイント(Pa1)を記憶
(ST45)可能に形成してある。
【0028】したがって、各ターミナル機(10)から
問合せ(ST40のYES)があった場合には、マスタ
ー取引き別ポイントテーブル33Pを検索(ST41)
して読取った取引き別ポイント(Pa1)を当該ターミ
ナル機(10)へ応答することができる(ST42,S
T43)。
【0029】すなわち、各ターミナル機(10)では、
自機内の取引き別ポイントテーブル13Pおよび上位機
30内のマスター取引き別ポイントテーブル33Pを選
択的に利用することができる。したがって、マスター取
引き別ポイントテーブル33Pは実質的に各取引き別ポ
イントテーブル(13P)を形成するものと理解され
る。もとより、POSシステムの場合には各取引き別ポ
イントテーブル13Pを省略しマスター取引き別ポイン
トテーブル33Pのみとしてもよい。但し、上位機30
から独立した電子キャッシュレジスタ10の場合には、
取引き別ポイントテーブル13Pが必須である。
【0030】次に、取引き番号入力手段は、図1に示す
キーボード14に設けられた番号キー14Pから形成さ
れ、取消登録(図2のST24,ST25)の場合に使
用(ST27)される。なお、取引き番号入力手段は、
キー方式に限定されず、例えばスキャナ15を兼用する
ものとして形成してもよい。
【0031】また、取引き別ポイント読取り手段は、取
引き別ポイントテーブル13P(33P)を検索して入
力された取引き番号に対応する取引き別ポイント(Pa
1)を読取る手段で、取引き別ポイント読取り制御プロ
グラムを格納させたROM12(32)とCPU11
(31)とから形成され、図2のST28,ST29
(および図3のST40〜ST43)で実行される。
【0032】取消時今回累計ポイント算出手段段は、ポ
イントカードから読出された前回累計ポイント(TP
1)から取引き別ポイント読取り手段(11,12)で
読取られた取引き別ポイント(Pa1)を減算して今回
累計ポイント(TP2=TP1−Pa1)を算出する手
段で、取消時今回累計ポイント算出制御プログラムを格
納させたROM12とCPU11とから形成され、図2
のST30で実行される。
【0033】算出された今回累計ポイント(TP2)
は、補正書込み記憶制御手段(CPU11,ROM1
2)がリーダーライタ20を介してポイントカードに補
正書込み記憶(ST31)する。
【0034】次に、この実施形態の作用・動作を説明す
る。例えば、顧客Aが買上げた商品Aについての商品登
録(図2のST10〜ST12)が終了すると、取引き
番号(例えば、“1001”)が発行(ST13)され
るとともに合計金額(At)が算出(ST14)され
る。
【0035】当日が割増しサービス日でその倍率(例え
ば、“1.5”)が設定(ST15のYES)されてい
る場合には、今回ポイント(Pa)は、合計金額(A
t),サービスポイント付与基準金額(Ps)および当
該倍率(1.5)を用いて算出(Pa=1.5At/P
s)される(ST17,ST18)。
【0036】すると、取引き別ポイント記憶制御手段
(11,12)が、発行(ST13)された当該取引き
番号と対応させた取引き別ポイント(Pa1)として取
引き別ポイントテーブル13Pに記憶(ST19)す
る。なお、日常的な倍率(例えば、“1.0”と異なる
倍率(例えば、“1.5”)が設定されていない場合に
は、取引き別ポイントテーブル13Pに記憶させないよ
うに選択することができる。
【0037】その後に、今回ポイント(Pa)とポイン
トカードから読出された前回累計ポイント(TP1)と
を累計した今回累計ポイント(TP2)が算出(=TP
1+Pa)されかつリーダライタ20を介してポイント
カードに補正書込み記憶(ST21)される。
【0038】送信制御手段(CPU11,ROM12)
は、取引き別ポイント(Pa1)を上位機30へ送信
(ST22)する。しかる後に、レシートが発行(ST
23)される。このレシートには、取引き番号(“10
01”),商品名,合計金額,今回ポイント(Pa),
今回累計ポイント(TP2)等が印字されている。
【0039】上位機30側では、受信(図3のST44
のYES)した取引き別ポイント(Pa1)をマスター
取引き別ポイントテーブル33Pに記憶(ST45)す
る。各ターミナル機(10)からの全てを取引き番号別
に整理して記憶する。
【0040】ここに、顧客Aが商品Aの解約を申し出た
場合を考える。解約当日がポイントの割増しサービス日
であったとする。但し、解約当日が割増しサービス日で
あるか否かは関係ない。
【0041】キャッシャーは、顧客Aから受けたレシー
トを参照して商品Aの商品コードを入力して取消登録
(図2のST24〜ST26)を行う。売上ファイル1
3Rには、マイナス登録として記憶される。
【0042】引続き、取引き番号入力手段(14P)を
用いて当該レシートから読取った取引き番号(“100
1”)を入力(ST27のYES)する。すると、問合
せ手段(11,12)が上位機30へ問合せる(ST2
8)。これを受信(図3のST40のYES)した上位
機30では、取引き別ポイント読取り手段〔11,12
(31,32)〕の一部を形成するCPU31が、マス
ター取引き別ポイントテーブル33Pを検索(ST4
1)して当該取引き番号(“1001”)に対応する取
引き別ポイント(Pa1)を読取り(ST42)かつ当
該ターミナル機(10)へ応答(ST43)する。
【0043】この応答(図2のST29のYES)を受
けたターミナル機(10)では、取消時今回累計ポイン
ト算出手段(11,12)が、ポイントカードから読出
された前回累計ポイント(PT1)と取引き別ポイント
読取り手段(11,12)によって読取られた取引き別
ポイント(Pa1)とを用いて、今回累計ポイント(P
T2)を減算算出(ST30)する。補正書込み記憶制
御手段(11,12)は、この今回累計ポイント(PT
2)をポイントカードへ補正書込み記憶(ST31)す
る。
【0044】したがって、先のポイント割増しサービス
日における商品Aの合計金額(At)についての今回ポ
イント(Pa)が例えば“150ポイント”で、解約当
日のポイント割増しサービスが実施されている場合の商
品Aに対する今回ポイント(Pa)が例えば“120ポ
イント”であったとしても、先に付与したサービスポイ
ント(“150”を迅速かつ正確に特定できかつ前回サ
ービスポイント(PT1)からそのまま差引ける。
【0045】しかして、この実施形態によれば、各ター
ミナル機(電子キャッシュレジスタ10)に取引き別ポ
イントテーブル13P(33P)と取引き別ポイント記
憶制御手段(11,12)と取引き番号入力手段(14
P)と取引き別ポイント読取り手段〔11,12(3
1,32)〕と取消時今回累計ポイント算出手段(11
12)とを設け、商品登録に際して算出された今回ポイ
ント(Pa)と当該取引き番号とを対応させた取引き別
ポイント(Pa1)を記憶可能かつ取消登録の際に記憶
されている複数の取引き別ポイント(Pa1)の中から
選択入力された取引き番号に対応する取引き別ポイント
(Pa1)を読取り可能かつ読取られた取引き別ポイン
ト(Pa1)をポイントカードから読出した前回累計ポ
イント(TP1)から減算して解約商品の当該商品登録
後における今回累計ポイント(TP2)を算出(再計
算)するとともに算出された今回累計ポイント(TP
2)をポイントカードに書込み記憶可能に形成されてい
るので、解約時の再計算を一掃しつつキャッシャー等の
負担を大幅に軽減できる。
【0046】また、商品登録機能を有する複数のターミ
ナル機(10)と全体管理を行う上位機30とをデータ
通信可能に接続し、マスター取引き別ポイントテーブル
33Pを上位機側30に設けかつ各ターミナル機(1
0)で共用可能に形成されているので、どのターミナル
機(10)で購入(商品登録)しかつどのターミナル機
(10)において解約(取消登録)されても、迅速かつ
正確に補正(再計算)できるから適用性が広い。
【0047】さらに、取引き別ポイントテーブルが各タ
ーミナル機(10)側の自機専用としてのテーブル13
Pと,上位機30側の各ターミナル機(10)に共通の
テーブル33Pとから形成されているので、データバッ
クアップとしても有益であり一段と安定かつ公平な運用
ができる。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、算出された今
回ポイントと当該取引き番号とを対応させた取引き別ポ
イントを記憶可能かつ登録商品の取消しに際し記憶され
ている取引き別ポイントの中から選択された取引き番号
に対応する取引き別ポイントを読取り可能かつ読取られ
た取引き別ポイントをポイントカードから読出した前回
累計ポイントから減算して今回累計ポイントを算出(再
計算)するとともに算出された今回累計ポイントをポイ
ントカードに書込み記憶可能に形成されているので、キ
ャッシャーの負担を大幅に軽減でき取扱いも簡単である
とともに善意の顧客の心証を害することなくかつ悪用も
防止することができる。
【0049】また、請求項2の発明によれば、取引き別
ポイントテーブルと取引き別ポイント記憶制御手段と取
引き番号入力手段と取引き別ポイント読取り手段と取消
時今回累計ポイント算出手段とを設け、取消登録の際に
その取引き番号を入力するだけで割増しサービス日に商
品登録された場合の今回ポイントを迅速かつ正確に求め
ることが可能に形成されているので、請求項1の発明の
場合と同様な効果を奏し得ることはもとより、取引き番
号入力手段を用いて取引き番号を入力するだけでよいの
で、一段と取扱いが簡単でかつ業務能率を大幅に向上で
きる。
【0050】さらに、請求項3の発明によれば、商品登
録機能を有する複数のターミナル機と全体管理を行う上
位機とをデータ通信可能に接続し、取引き別ポイントテ
ーブルを上位機側に設けかつ各ターミナル機で共用可能
に形成されているので、請求項1および請求項2の発明
の場合と同様な効果を奏し得、さらにどのターミナル機
で購入(商品登録)しかつどのターミナル機において解
約(取消登録)されても、解約商品についての当該時ポ
イントを正確に読取りできるから適用性が広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同じく、各ターミナル機側の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図3】同じく、上位機側の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 データ通信回線 10 電子キャッシュレジスタ(ターミナル機) 11 CPU(取引き別ポイント記憶制御手段,取引き
別ポイント読取り手段,取消時今回累計ポイント算出手
段) 12 ROM(取引き別ポイント記憶制御手段,取引き
別ポイント読取り手段,取消時今回累計ポイント算出手
段) 13 RAM 13P 取引き別ポイントテーブル 13R 売上ファイル 14 キーボード 14P 番号キー(取引き番号入力手段) 20 リーダライタ 30 上位機 31 CPU(取引き別ポイント読取り手段) 32 ROM(取引き別ポイント読取り手段) 33 RAM 33F マスター商品ファイル 33R マスター売上ファイル 33P マスター取引き別ポイントテーブル(取引き別
ポイントテーブル)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 登録商品の合計金額とサービスポイント
    付与基準金額とを用いて今回ポイントを算出しかつポイ
    ントカードから読出した前回累計ポイントに算出された
    今回ポイントを累計して今回累計ポイントを算出すると
    ともに今回累計ポイントをポイントカードに書込み記憶
    可能に形成された商品販売データ処理装置において、 算出された前記今回ポイントと当該取引き番号とを対応
    させた取引き別ポイントを記憶可能かつ前記登録商品の
    取消しに際し記憶されている取引き別ポイントの中から
    選択された取引き番号に対応する取引き別ポイントを読
    取り可能かつ読取られた取引き別ポイントを前記ポイン
    トカードから読出した前回累計ポイントから減算して前
    記今回累計ポイントを算出するとともに算出された今回
    累計ポイントを前記ポイントカードに書込み記憶可能に
    形成した、ことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 【請求項2】 登録商品の合計金額とサービスポイント
    付与基準金額とを用いて今回ポイントを算出しかつポイ
    ントカードから読出した前回累計ポイントに算出された
    今回ポイントを累計して今回累計ポイントを算出すると
    ともに今回累計ポイントをポイントカードに書込み記憶
    可能に形成された商品販売データ処理装置において、 前記今回ポイントと当該取引き番号とを対応させた取引
    き別ポイントを記憶可能な取引き別ポイントテーブル
    と,算出された前記今回ポイントに当該取引き番号を付
    して取引き別ポイントテーブルに記憶する取引き別ポイ
    ント記憶制御手段と,取引き番号を入力する取引き番号
    入力手段と,前記登録商品の取消登録に際し取引き別ポ
    イントテーブルを検索して取引き番号入力手段を用いて
    入力された取引き番号に対応する取引き別ポイントを読
    取る取引き別ポイント読取り手段と,前記ポイントカー
    ドから読出された前回累計ポイントから取引き別ポイン
    ト読取り手段を用いて読取られた取引き別ポイントを減
    算して前記今回累計ポイントを算出する取消時今回累計
    ポイント算出手段を設けた、ことを特徴とする商品販売
    データ処理装置。
  3. 【請求項3】 商品登録機能を有する複数のターミナル
    機と全体管理を行う上位機とをデータ通信可能に接続
    し、前記取引き別ポイントテーブルを上位機側に設けか
    つ各ターミナル機で共用可能に形成されている請求項2
    記載の商品登録データ処理装置。
JP4546997A 1997-02-28 1997-02-28 商品販売データ処理装置 Pending JPH10241053A (ja)

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JP4546997A JPH10241053A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 商品販売データ処理装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021005408A (ja) * 2020-09-17 2021-01-14 株式会社寺岡精工 Posシステム及びプログラム
JP2022066261A (ja) * 2020-09-17 2022-04-28 株式会社寺岡精工 システム及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021005408A (ja) * 2020-09-17 2021-01-14 株式会社寺岡精工 Posシステム及びプログラム
JP2022066261A (ja) * 2020-09-17 2022-04-28 株式会社寺岡精工 システム及びプログラム

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