JP2000276312A - 印刷システム及びその制御方法 - Google Patents

印刷システム及びその制御方法

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JP2000276312A
JP2000276312A JP11080460A JP8046099A JP2000276312A JP 2000276312 A JP2000276312 A JP 2000276312A JP 11080460 A JP11080460 A JP 11080460A JP 8046099 A JP8046099 A JP 8046099A JP 2000276312 A JP2000276312 A JP 2000276312A
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Masaaki Shimizu
正明 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワーク上の共有プリンタを用いて印刷す
る際の待ち時間を把握する。 【解決手段】画像情報生成部404で生成された印刷デ
ータは、プリントサーバ101に送信され、スプールフ
ァイル406に格納される。プリントサーバでは、クラ
イアントの要求に応じてスプールされている印刷ジョブ
の名称とページ数、印刷速度をクライアントに送信す
る。クライアント100は、受信した情報を用いてスプ
ールされているデータの印刷に要する時間を算出し、表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばホストコン
ピュータとプリンタが接続されたプリンタサーバ等を含
む印刷システム及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワーク環境の印刷制御シス
テムにおいては、クライアント等のホスト装置で何等か
の印刷処理が発生した場合には、クライアントから印刷
データをプリントサーバと呼ばれる印刷制御装置に送信
してそれを印刷させ、印刷処理を行う。
【0003】その際、一般的には、プリントサーバは、
各クライアントから送信されて来た印刷データをプリン
トサーバ内のスプールファイルに順次格納する。更に、
プリントサーバは、スプールファイルに格納された印刷
データを、格納した順番に従って、実際に印刷出力を行
う印刷装置に転送して、最終的に印刷結果を得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前述のような
ネットワーク環境の印刷制御システムにおいて、ネット
ワーク環境に接続する多数のクライアントが、ほぼ同時
期に一台のプリントサーバに対して印刷処理要求を行う
と、プリントサーバは、各クライアントからの印刷処理
要求順に印刷出力を実行する。このため、例えば一ペー
ジの印刷要求を発行したクライアントであっても、その
印刷要求が処理される前にスプールされた印刷要求の処
理が完了するまで待たされる。このように複数のクライ
アントで1つのプリントサーバを共有する場合、ある印
刷要求に対する印刷結果がいつ頃得られるのか分からな
いという問題があった。さらに、印刷結果がいつ得られ
るかわからないままに長時間待たされるという問題があ
った。
【0005】更に、一般にPDL(ページ記述言語)プ
リンタと言われるプリンタは、画像オブジェクトを描く
ための命令を印刷データとして受信し、それからドット
データを生成して印刷を行っている。このようなPDL
プリンタを使用したネットワーク印刷システムにおいて
は、印刷データの展開処理に多大な時間がかかる場合が
間々ある。このため、各クライアントは、他のクライア
ントからの印刷要求のために待たされる時間が不明であ
るという問題に加えて、自分自身が発行した印刷要求の
処理が開始されてから終了するまでの時間もわからない
という問題があった。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、データ量から容易に処理時間を推定可能な形式の印
刷データに基づいて印刷処理を遂行する印刷装置を用い
ることで、複数のホスト装置が共有する印刷装置を用い
て印刷が行われる場合であっても、各ホスト装置におけ
る印刷処理の待ち時間を容易かつ迅速かつ正確に利用者
に知らせることのできる印刷システムを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来例に鑑
みてなされたもので、次のような構成からなる。すなわ
ち、ホスト装置と該ホスト装置からの印刷要求に応じて
印刷処理を行う印刷装置とを接続した印刷システムであ
って、前記印刷装置は、前記ホスト装置からの要求に応
じて、印刷処理の進捗状況を前記要求を発行したホスト
装置に応答し、前記ホスト装置は、前記印刷装置から応
答された進捗状況を出力する。
【0008】また好ましくは、前記ホスト装置は、前記
印刷装置から受けた進捗状況に含まれる印刷データの残
量とから待ち時間を算出して出力する。
【0009】また好ましくは、前記印刷装置は、前記ホ
スト装置から受信した印刷データをイメージデータに展
開する展開手段と、展開したイメージデータの量からそ
の出力に要する時間を算出する算出手段とを含むサーバ
部と、前記展開手段により展開されたイメージデータを
印刷する印刷部とを含む。
【0010】また好ましくは、前記ホスト装置は、前記
進捗状況として、前記印刷装置が受信して印刷していな
い印刷データを印刷するために要する時間を表示する。
【0011】また好ましくは、前記ホスト装置は、印刷
データの残量として残りページ数を用いて待ち時間を算
出することを特徴とする請求項6に記載の印刷システ
ム。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しながら
本発明の実施形態である印刷制御システムを説明する。
【0013】まず、図2及び図3を用いて、本実施形態
の印刷制御システムの概要を説明する。
【0014】図3は一般的なネットワーク環境を示して
おり、クライアント301A〜301Eとプリントサー
バ302A,302Bとを含む。これらクライアント及
びプリントサーバは、ネットワークケーブル303によ
り相互に接続されている。
【0015】ここで、あるクライアントで操作者が印刷
処理を実行しようとした場合には、そのクライアントか
らネットワーク上の何れかのプリントサーバに対して印
刷データを送信する。この時、当該プリントサーバが他
のクライアントからの印刷処理で混みあっている場合に
は、当該クライアントからたった1ページの印刷処理を
行うにしても、印刷結果を得るまでに多大な時間を要し
てしまう。
【0016】そこで、当該クライアントから当該プリン
トサーバに対して印刷進行状況の問い合わせを行い、当
該クライアントは、当該プリントサーバからの現状のス
プールファイル情報及び印刷待ち時間等の進捗状況情報
を得る。それを、そのクライアントは、例えば図2に示
すような画面として表示する。図2において、画面上に
はスプールされているドキュメント名201と、各ドキ
ュメントのページ数202と、各ドキュメントの出力に
要する時間203と、その合計時間204とが表示され
る。その画面によって、操作者は当該プリントサーバの
印刷状況を的確に把握できる。また、例えばネットワー
ク上の空いているプリントサーバを選択して印刷出力す
ることも可能である。
【0017】次に、図1のブロック図を用いて、クライ
アント、プリントサーバ、プリンタの動作を説明する。
【0018】図1において、クライアント100の起動
と同時に、クライアント100内の印刷情報解析部40
3と画像情報生成部404が起動される。ここで、操作
者が何等かのアプリケーションプログラム402実行中
に印刷出力を指示すると、アプリケーションプログラム
402は印刷情報を印刷情報解析部403に送出する。
【0019】印刷情報解析部403は、印刷情報から画
像情報を生成して画像情報生成部404に送出する。印
刷情報とは、実際に印刷処理を行なう為の、文字コード
や図形及びイメージデータ等のデータや、印字位置や大
きさやオリエンテーション(印刷の向き)等を指定する
ためのデータを含む印刷データである。また、当該プリ
ントサーバに対する印刷進行状況の問い合わせ要求も印
刷用データの一環として当該プリントサーバに送信され
る。
【0020】画像情報生成部404は、印字位置や大き
さ・オリエンテーション(印刷の向き)等の印刷情報に
従って、画像情報を一ページ分のイメージデータ(ドッ
トデータ)に変換し、後述する図5及び図6に示すよう
に、1ページ分のイメージデータを圧縮して、ネットワ
ークケーブルを介して、プリントサーバ101に送信す
る。
【0021】プリントサーバ101は、スプールファイ
ル管理部406によって、図5及び図6に示すように、
送信されて来た圧縮済イメージデータをスプールファイ
ルに書き込む。
【0022】スプールファイル管理部406は、各クラ
イアントから送信されてくる圧縮済イメージデータを、
例えば、二次記憶装置などに一時的にスプールファイル
として格納し、それを格納順に読み出して印刷命令生成
部405に送出する。また、スプールファイル管理部4
06は、当該クライアントから印刷進行状況の問い合わ
せ要求が来た場合には、現状のスプールファイル情報及
び印刷待ち時間等の情報を作成し、プリントサーバ10
1内の印刷環境検知部306を経由し、ネットワークケ
ーブルを介して当該クライアント100に返送する。
【0023】ここで、当該クライアント100は、返送
されたスプールファイル情報及び印刷待ち時間等の進捗
状況情報を、画面表示・操作制御部401により、図2
に示したように画面に表示する。
【0024】次に印刷命令生成部405は、印刷装置1
02のプリンタコントローラ408と同期して、圧縮さ
れた1ページ分のイメージデータを、インターフェース
ケーブルを通して印刷装置102に送出する。
【0025】印刷命令生成部405から圧縮済イメージ
データを受信したプリンタ102は、プリンタコントロ
ーラ408内の復元回路を介して圧縮イメージデータを
復元した後、それを画像メモリ(RAM)にいったん格
納する。更にプリントコントローラ408はそのイメー
ジデータをエンジンコントローラ409からの印字開始
命令受信と同期してエンジンコントローラ409へ転送
する。そこから更に実際の印刷処理を行うプリンタエン
ジン410に送られる。ここで、エンジンコントローラ
409とプリンタエンジン410とが印刷機構部411
を構成する。
【0026】また、印刷機構部411の印刷速度等の印
刷環境は、プリンタコントローラ408を通りプリント
サーバ101へ転送される。プリントサーバ101内の
印刷環境検知部407は、印刷装置102から送信され
た印刷環境情報を受信し、ネットワークケーブルを介し
て、クライアント100の画面表示・操作制御部307
に通知する。
【0027】次に、図5及び図6のブロック図を用い
て、図4に示した各機能の内、画像情報生成部404、
及び、スプールファイルの関係について説明する。
【0028】図5において、プリンタドライバ501
は、図4における印刷情報解析部403と画像情報生成
部404とを実現するプログラムである。プリンタドラ
イバ501は、アプリケーション402からの印刷情報
にもとづき、図6に示すページ毎のイメージデータ60
1を生成し、圧縮イメージデータ602のように圧縮し
た後、ネットワーク303を介してプリントサーバ10
1に送信する。プリントサーバ101では、スプールフ
ァイル管理部406の管理のもと、受信した圧縮済イメ
ージデータを二次記憶装置502にスプールファイル6
03として書き込む。
【0029】また図5において、印刷命令生成部405
は、プリントサーバ101内で動作するプログラムで実
現され、スプールファイル502内にイメージデータが
書き込まれると、これを順次読み出し前述のように印刷
装置にイメージデータを転送する。印刷装置に転送され
た圧縮済イメージデータは、図6の復元回路902を通
ることによりもとのイメージデータに復元され、図6の
出力イメージ604として印刷装置から印刷出力され
る。
【0030】ここで、プリンタドライバ501はクライ
アント100内で動作するプログラムであり、印刷命令
生成部405は、プリントサーバ101内で動作するプ
ログラムでバックグランドで動作する。また、スプール
ファイル502は、プリントサーバ101内の二次記憶
装置に格納されるのが一般的である。
【0031】図4は、クライアントあるいはプリントサ
ーバとして利用されるコンピュータの構成の一例を示す
ブロック図である。図において、CPU1201は、メ
モリ1203に格納されたプログラムを実行してこのコ
ンピュータ全体を制御する。このプログラムは後述する
フローチャートの手順を含み、これにより前述したプリ
ンタドライバ501や印刷命令生成部405を実現す
る。ディスプレイ制御部及びディスプレイ1204は、
図2に示したような画像を表示する。これは、図1の画
面表示・操作制御部401に相当する。操作制御部及び
操作部1205は、利用者に所望の入力を行わせるため
のキーボードやポインティングデバイス等を含む。二次
記憶部1206は、CPU1201により実行される各
種プログラムのファイルや、スプールファイルといった
ファイルを格納している。インターフェース回路120
2は、プリントサーバであれば、ネットワークインター
フェースのほか、プリンタを接続するためのインターフ
ェース回路を含む。クライアントであれば、ネットワー
クインターフェースだけで十分である。このようなコン
ピュータ及びプリンタを接続することにより、図1に示
した構成を実現している。
【0032】次に、本発明の印刷装置としてレーザビー
ムプリンタを例とし、レーザビームプリンタの構成及び
動作原理を説明する。
【0033】まず、図7,図8及び図9に、レーザビー
ムプリンタの一般的な構成を示す。
【0034】図7において、プリンタエンジン702
は、発光素子としてレーザービームを使用したレーザー
ビームプリンタを示している。制御部703は、エンジ
ンコントローラ409に相当し、プリンタコントローラ
部701からのビデオ信号を受信したり、また、プリン
タコントローラ部701により印刷命令から変換された
制御コマンドを受信したり、プリンタエンジンのステイ
タスをプリンタコントローラ部に送信したりするインタ
ーフェース部分と、光学系704に対して順次イメージ
情報を送信するなど、電子写真プロセスや光学系、ある
いは給紙搬送系705を制御する部分からなる。
【0035】光学系704は、エンジンコントローラ7
03から送出されるビデオ信号(イメージ情報)に基づ
いて、レーザを発して感光ドラムを走査し、実際に感光
ドラム上に印字を行なう。給紙搬送系705は、用紙の
供給から排出まで、用紙を搬送するための機構である。
【0036】図8は給紙搬送系705を表わす。給紙カ
セット801から給紙ローラ802によって取り出され
た用紙は、搬送ローラ803によって所定の転写位置ま
で搬送される。感光ドラム804には、レーザ光の走査
により形成された静電潜像をトナーによって現像したト
ナー像が形成され、用紙806上に、ドラム804から
そのトナー像が転写される。転写されたトナー像は、定
着器805を通って加熱され、用紙に定着する。
【0037】かかるプリンタエンジン(印刷機構部)
は、図9に示すようにプリンタコントローラ408とイ
ンタフェース回路907により接続され、コントローラ
408からのプリント指令及び画像信号を受けて、プリ
ントシーケンスを行なうものである。このインタフェー
ス回路907にて送受信される信号について、以下に簡
単に説明する。
【0038】PPRDY信号は、コントローラに対して
プリンタから送出される信号であって、プリンタの電源
が投入されてプリンタが動作可能状態であることを知ら
せる信号である。
【0039】CPRDY信号は、プリンタに対してコン
トローラから送出される信号であって、コントローラの
電源が投入されてコントローラが動作可能状態であるこ
とを知らせる信号である。
【0040】RDY信号は、コントローラに対してプリ
ンタから送出される信号であって、プリンタが後述する
PRNT信号を受ければいつでもプリント動作を開始で
きる状態、または、プリント動作を継続できる状態にあ
ることを示す信号である。例えば、用紙カセット801
が紙無しになった場合等でプリント動作の実行が不可能
になった場合には、本信号は「偽」となる。
【0041】PRNT信号は、プリンタに対してコント
ローラから送出される信号であって、プリント動作の開
始またはプリント動作の継続を指示する信号である。プ
リンタは、本信号を受信するとプリント動作を開始す
る。
【0042】TOP信号は、コントローラに対してプリ
ンタから送出される信号であって、プリンタから送出さ
れるRDY信号が「真」状態のときに、コントローラか
らPRNT信号を「真」にすることによりプリント動作
開始の指示が送出された後に、プリンタが画像データを
受け取ることが可能な状態にあることを示す信号であ
る。
【0043】TOP信号は、副走査方向に対して画像デ
ータの送出タイミング同期を取るための信号である。こ
の同期信号により、ドラム上に形成されたトナー像は用
紙に対して副走査方向の同期をとって用紙上に転写され
る。
【0044】本発明では、印刷機構部(プリンタエンジ
ン)からTOP信号が入力されると、コントローラは給
紙処理が行われたと認識し、その旨をプリントサーバに
通知する。
【0045】BD信号は、コントローラに対してプリン
タから送出される信号であって、主走査方向に対して画
像データの送出タイミング同期を取るための信号であ
る。この同期により、ドラム上に形成されたトナー像は
用紙に対して主走査方向の同期をとって用紙上に転写さ
れる。本信号は、走査レーザビームが主走査の始点にあ
ることを示す。
【0046】VDO信号は、プリンタに対してコントロ
ーラから送出される信号であって、印字する画像データ
を送信するための信号である。本信号は、後述するVC
LK信号に同期して送出される。
【0047】プリンタは、VDO信号が「真」の場合に
黒画像(黒ドット)、また、「偽」の場合に白画像(白
ドット)として印字する。
【0048】SC信号は、プリンタに対してコントロー
ラから送出される信号である「コマンド」及び、コント
ローラに対してプリンタから送出される信号である「ス
テータス」を双方向に送受信する双方向シリアル信号で
ある。本信号を送信、または受信するときの同期信号と
して後述するSCLK信号を用いる。また、双方向信号
の送信方向を制御する信号として、後述するSBSY信
号とCBSY信号とを用いる。ここで、「コマンド」は
8ビットからなるシリアル信号であり、例えば用紙の給
紙モードがカセットから給紙するモードであるか、また
は手差し口から給紙するモードであるかをコントローラ
がプリンタに対して指示するための指令情報である。ま
た、「ステータス」は8ビットからなるシリアル信号で
あり、例えばプリンタの定着器の温度がまだプリント可
能な温度に達していないウエイト状態や、用紙ジャム状
態、あるいは用紙カセット無し状態である等のプリンタ
の種々の状態をプリンタからコントローラに対して報知
するための情報である。
【0049】SCLK信号は、プリンタが「コマンド」
を取り込むための、あるいはコントローラが「ステータ
ス」を取り込むための同期パルス信号である。
【0050】CBSY信号は、コントローラが「コマン
ド」を送信するのに先立ち、SC信号及びSCLK信号
を占有するための信号である。
【0051】SBSY信号は、プリンタが「ステータ
ス」を送信するのに先立ち、SC信号及びSCLK信号
を占有するための信号である。
【0052】さて、以上のような構成のプリンタにおい
て、プリンタの電源スイッチが投入されると、プリンタ
は、プリンタの内部の状態を初期化し後、コントローラ
に対してPPRDY信号を「真」にする。一方、コント
ローラは、同様にコントローラ内部の状態を初期化した
後、プリンタに対してCPRDY信号を「真」にする。
これによって、プリンタとコントローラは互いの電源が
投入され初期化処理が終了したことを確認する。
【0053】その後、プリンタは定着ローラ内部に収納
された定着ヒータに通電し、定着ローラの表面温度が定
着可能な温度に達するとRDY信号を「真」にする。コ
ントローラはRDY信号が「真」であることを確認した
後、印字すべきデータが存在する場合に、プリンタに対
してPRNT信号を「真」にする。プリンタはPRNT
信号が「真」であることを確認すると、感光ドラム14
04を回転させ、感光ドラム表面の電位を一定にイニシ
ャライズすると同時に、カセット給紙モード時には給紙
カムを駆動し、用紙先端部をレジストシャッタの位置ま
で搬送する。手差し給紙モード時には、手差し給紙ロー
ラにより給紙台から手差しされた用紙をレジストシャッ
タの位置まで搬送する。しかる後、プリンタがVDO信
号を受け入れ可能な状態になると、TOP信号を「真」
にする。コントローラはTOP信号が「真」であること
を確認すると同時にBD信号に同期してVDO信号を順
次送出する。プリンタは、TOP信号の出力に同期して
レジストソレノイドを駆動してレジストシャッタを解除
する。これにより用紙806は感光ドラム804に搬送
される。プリンタはVDO信号に応じて、画像を黒に印
字すべきときにはレーザビームを点灯させ、画像を白に
印字すべきときにはレーザビームを消灯させることによ
り、感光ドラム804上に潜像を形成し、次に現像器で
潜像にトナーを付着させて現像し、トナー像を形成す
る。次に転写帯電器によりドラム上のトナー像を用紙8
06上に転写し、定着ローラ805によって定着した後
に排紙トレーに排紙する。
【0054】次に、コントローラ408における、画像
信号VDOを前記プリンタエンジンに送出するときの動
作を説明する。
【0055】まず、プリントサーバは、1ページ分の圧
縮イメージデータが準備できると、ホストインタフェー
ス回路901を介して、印刷機構部411に対して印字
要求信号PRNTを送出し、続いて圧縮イメージデータ
を送信する。プリンタコントローラ408はプリントサ
ーバからの圧縮イメージデータを受信し、復元回路90
2によって圧縮イメージデータを復元後、アドレス発生
部904で発生されたアドレスに従って、画像メモリ9
03に格納する。
【0056】一方、印刷機構部411は、PRNT信号
を受けると印字動作(給紙処理)を開始し、画像信号V
DOを受けつけることができる状態になった時点でTO
P信号をプリンタコントローラ408に送出する。
【0057】プリンタコントローラ408はTOP信号
を受けると、TOP信号に同期して副走査方向の所定の
位置から印字が行なわれるようにするために、前記TO
P信号からの所定時間をカウントする。所定時間のカウ
ントが終了するとアドレス発生部904は画像メモリ9
03に格納されているイメージデータの先頭アドレスか
ら順次アドレスを発生し、イメージデータの読み出しを
行なう。読み出されたイメージデータは主走査1ライン
毎に出力バッファレジスタ905に入力される。出力バ
ッファレジスタ905では主走査方向の所定の位置から
印字が行なわれるようにするために、各印字ライン毎に
前記BD信号が入力してから画像クロック信号VCLK
をカウントした後、当該印字ラインのデータを前記VC
LK信号に同期した画像信号VDOとして印刷機構部4
11に送出する。そして印刷機構部411で画像形成動
作が行なわれる。クロック信号VCLKは、同期クロッ
ク発生回路906により生成される。
【0058】上記の動作を各印字ページ毎に行なうこと
によって、常に用紙上の同じ位置に印字が行なわれるこ
とになる。
【0059】次に、クライアント及びプリントサーバに
よる本発明に係る動作手順を、それぞれ図10,図11
のフローチャートに従って説明する。図10のフローチ
ャートは、クライアント側の、プリントサーバに対する
印刷状況の画面表示についての処理を表したものであ
る。
【0060】クライアントは、プリントサーバに対して
現状の印刷状況の情報取得要求を送信する(図10ステ
ップS1001)。
【0061】次に、クライアントは、プリントサーバか
らの応答を待ち(図10ステップS1002)、応答が
戻って来たら、スプールファイル情報や印刷待ち時間情
報等の印刷状況情報をプリントサーバから取り込む(図
10ステップS1003)。
【0062】次に、取り込んだ印刷状況情報をもとに、
図2に示すような情報を画面に表示し処理を終了する
(図10ステップS1003)。
【0063】図11のフローチャートは、図10のステ
ップS1001における情報取得要求を受信したプリン
トサーバ側の、印刷状況の取得についての処理を表した
ものである。
【0064】まず、プリントサーバは、スプールファイ
ル管理部406を通して、スプールファイルに格納され
ているスプールファイルのドキュメント名称や印刷頁数
等のスプールファイル情報を取り出す(図11ステップ
S1101)。
【0065】次に、プリントサーバは、接続している印
刷装置の印刷速度、更に、スプールファイル中のドキュ
メントの頁数と印刷装置の印刷速度から算出した印刷待
ち時間等の情報を生成して、当該クライアントに返送し
処理を終了する(図11ステップS1102)。
【0066】以上の手順によって、プリンタ102がホ
ストベースプリンタであるために、プリンタ102によ
り印刷に要する時間を、印刷すべきページ数から簡単に
推定することが可能である。このため、クライアント
は、プリントサーバ101により行われる印刷処理に要
する時間を知り、それを表示することができる。
【0067】なお、本実施形態ではプリンタとしてレー
ザビームプリンタを取り上げたが、LEDアレイや液晶
シャッタ等を発光素子とする印刷装置に対しても有効で
ある。
【0068】更に、印刷機構として電子写真プロセスを
用いた印刷装置を想定したが、印刷機構の如何にかかわ
らず、ページごとに一定時間で印字処理を行うプリンタ
であれば、どの様なプリンタに対しても有効であるのは
いうまでもない。
【0069】また、プリントサーバによりイメージデー
タを生成するシステムを説明したが、プリンタを直接ネ
ットワークに接続し、クライアントによりイメージデー
タを生成するシステムに対しても、本発明を適用でき
る。この場合には、印刷命令生成部はクライアントに含
まれる機能となり、スプールファイル管理部や印刷環境
検知部は、プリンタに含まれる機能となる。
【0070】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0071】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現する図10あるいは図11のプログラムコ
ードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システ
ムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置の
コンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納され
たプログラムコードを読み出し実行することによっても
達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。また、コンピュータが
読み出したプログラムコードを実行することにより、前
述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプ
ログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働
しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によって前述した
実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0072】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データ量から容易に処理時間を推定可能な形式の印刷デ
ータに基づいて印刷処理を遂行する印刷装置を用いるこ
とで、複数のホスト装置が共有する印刷装置を用いて印
刷が行われる場合であっても、各ホスト装置における印
刷処理の待ち時間を容易かつ迅速かつ正確に利用者に知
らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るネットワーク印刷制御システムの
ブロック図である。
【図2】クライアント側における印刷待ち時間の画面表
示の一例を示す図ある。
【図3】一般なネットワーク環境を表わした図である。
【図4】クライアントあるいはプリントサーバとして機
能するコンピュータのブロック図である。
【図5】画像情報生成部・印刷命令生成部・スプールフ
ァイル管理部及びスプールファイルの関係を表した図で
ある。
【図6】一連のイメージデータの流れを表した図であ
る。
【図7】印刷装置の一般的な構成を表わした概念図であ
る。
【図8】印刷装置の給紙搬送系を表わした概念図であ
る。
【図9】印刷装置のコントローラ部のブロック図であ
る。
【図10】クライアント側の印刷待ち時間表示方法を表
したフローチャートである。
【図11】プリントサーバ側の印刷情報取得方法を表し
たフローチャートである。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置と該ホスト装置からの印刷要
    求に応じて印刷処理を行う印刷装置とを接続した印刷シ
    ステムであって、 前記印刷装置は、前記ホスト装置からの要求に応じて、
    印刷処理の進捗状況を前記要求を発行したホスト装置に
    応答し、 前記ホスト装置は、前記印刷装置から応答された進捗状
    況を出力することを特徴とする印刷システム。
  2. 【請求項2】 前記ホスト装置は、前記印刷装置から受
    けた進捗状況に含まれる印刷データの残量とから待ち時
    間を算出して出力することを特徴とする請求項1に記載
    の印刷システム。
  3. 【請求項3】 前記印刷装置は、前記ホスト装置から受
    信した印刷データをイメージデータに展開する展開手段
    と、展開したイメージデータの量からその出力に要する
    時間を算出する算出手段とを含むサーバ部と、前記展開
    手段により展開されたイメージデータを印刷する印刷部
    とを含むことを特徴とする請求項1に記載の印刷システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記ホスト装置は、前記進捗状況とし
    て、前記印刷装置が受信して印刷していない印刷データ
    を印刷するために要する時間を表示することを特徴とす
    る請求項3に記載の印刷システム。
  5. 【請求項5】 ホスト装置と該ホスト装置からの印刷要
    求に応じて印刷処理を行う印刷装置とを接続した印刷シ
    ステムの制御方法であって、 前記印刷装置により行われる、前記ホスト装置からの要
    求に応じて、印刷処理の進捗状況を前記要求を発行した
    ホスト装置に応答する応答工程と、 前記ホスト装置により行われる、前記印刷装置から応答
    された進捗状況を出力する出力工程とを備えることを特
    徴とする印刷システムの制御方法。
  6. 【請求項6】 前記出力工程は、前記印刷装置から受け
    た進捗状況に含まれる印刷データの残量から待ち時間を
    算出して出力することを特徴とする請求項5に記載の印
    刷システムの制御方法。
  7. 【請求項7】 更に、前記印刷装置により行われる、前
    記ホスト装置から受信した印刷データをイメージデータ
    に展開する展開工程と、展開したイメージデータの量か
    らその出力に要する時間を算出する算出工程と、前記展
    開工程により展開されたイメージデータを印刷する印刷
    工程とを含むことを特徴とする請求項5に記載の印刷シ
    ステムの制御方法。
  8. 【請求項8】 前記出力工程は、前記進捗状況として、
    前記印刷装置が受信して印刷していない印刷データを印
    刷するために要する時間を表示することを特徴とする請
    求項6または7に記載の印刷システムの制御方法。
  9. 【請求項9】 前記ホスト装置は、印刷データの残量と
    して残りページ数を用いて待ち時間を算出することを特
    徴とする請求項6に記載の印刷システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US10140070B2 (en) 2015-04-15 2018-11-27 Fuji Xerox Co., Ltd. Terminal, information processing apparatus, image forming system, and non-transitory computer readable medium

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US9658810B2 (en) 2015-05-22 2017-05-23 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus, information processing apparatus, image forming method, and non-transitory computer readable medium that generate a list of users waiting for a job execution

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