JP2000274501A - チェーン伝動用テンショナレバー - Google Patents
チェーン伝動用テンショナレバーInfo
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0802—Actuators for final output members
- F16H2007/081—Torsion springs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0863—Finally actuated members, e.g. constructional details thereof
- F16H2007/0872—Sliding members
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 取付けスペースが少なくて済むチェーン伝動
用テンショナレバーを提供する。 【解決手段】 レバー本体２に、ねじりコイルばね９の
少なくとも巻回部９Ａを収容する空間２Ｂが内部に形成
されているとともに、前記空間内にねじリコイルばねを
組み込み可能な開口部２Ａが設けられ、さらに、前記空
間内にはピボット軸３が貫通する軸孔とねじリコイルば
ねの巻回部が遊嵌される外周面とが同心状に形成された
ボス部が設けられている。
用テンショナレバーを提供する。 【解決手段】 レバー本体２に、ねじりコイルばね９の
少なくとも巻回部９Ａを収容する空間２Ｂが内部に形成
されているとともに、前記空間内にねじリコイルばねを
組み込み可能な開口部２Ａが設けられ、さらに、前記空
間内にはピボット軸３が貫通する軸孔とねじリコイルば
ねの巻回部が遊嵌される外周面とが同心状に形成された
ボス部が設けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、チェーン伝動用テ
ンショナレバーに関し、特に、ねじりコイルばねの反発
力で、シュー面をチェーンに押し付けてチェーンの弛み
を防止する構造のテンショナレバーの構造に関する。
ンショナレバーに関し、特に、ねじりコイルばねの反発
力で、シュー面をチェーンに押し付けてチェーンの弛み
を防止する構造のテンショナレバーの構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】離間した位置にある軸間で回転を伝達す
る、例えば、自動車のエンジン等の補機駆動等に用いら
れるチェーン伝動装置には、チェーンの弛みを除去して
走行中のチェーンの振れを防止するためのテンショナレ
バーが用いられている。
る、例えば、自動車のエンジン等の補機駆動等に用いら
れるチェーン伝動装置には、チェーンの弛みを除去して
走行中のチェーンの振れを防止するためのテンショナレ
バーが用いられている。
【０００３】図９は、従来から用いられているこの種の
チェーン伝動用テンショナレバーの一例を示すものであ
って、テンショナレバーＡ１は、エンジン本体の取付面
Ｒにピボット軸Ａ２で回動自在に支持されており、その
長手方向に沿って設けられているシュー面Ｓをチェーン
Ａ３の弛み側走行部分の外周側に摺動接触させるように
している。
チェーン伝動用テンショナレバーの一例を示すものであ
って、テンショナレバーＡ１は、エンジン本体の取付面
Ｒにピボット軸Ａ２で回動自在に支持されており、その
長手方向に沿って設けられているシュー面Ｓをチェーン
Ａ３の弛み側走行部分の外周側に摺動接触させるように
している。
【０００４】テンショナレバーＡ１のシュー面Ｓ側と反
対側の面には、取付面Ｒに突設されたばね支持軸Ａ４に
巻回支持されているねじりコイルばねＡ５の一方の腕部
ａが係止されている。
対側の面には、取付面Ｒに突設されたばね支持軸Ａ４に
巻回支持されているねじりコイルばねＡ５の一方の腕部
ａが係止されている。
【０００５】また、前記ねじりコイルばねＡ５の他方の
腕部ｂは、取付面Ｒ側の固定部材Ｑに係止されて、前記
ねじりばねＡ５によって、テンショナレバーＡ１はピボ
ット軸Ａ２回りに同図時計方向に回動付勢されており、
その結果、シュー面Ｓは常時チェーンＡ３の弛み側走行
部分の外周側を内側に押圧して、チェーンＡ３の弛みを
防止している。
腕部ｂは、取付面Ｒ側の固定部材Ｑに係止されて、前記
ねじりばねＡ５によって、テンショナレバーＡ１はピボ
ット軸Ａ２回りに同図時計方向に回動付勢されており、
その結果、シュー面Ｓは常時チェーンＡ３の弛み側走行
部分の外周側を内側に押圧して、チェーンＡ３の弛みを
防止している。
【０００６】また、図１０に示すものは、従来のチェー
ン伝動用テンショナレバーの別の例を示すものであっ
て、前述した図９のものと同様な機能を有するものであ
るが、このテンショナレバーＢ１では、チェーンＢ２に
シュー面Ｓを押し付けるためのねじりコイルばねＢ３の
巻回部をテンショナレバーＢ１を取付面Ｒに回動自在に
支持しているピボット軸Ｂ４と同心に支持している。
ン伝動用テンショナレバーの別の例を示すものであっ
て、前述した図９のものと同様な機能を有するものであ
るが、このテンショナレバーＢ１では、チェーンＢ２に
シュー面Ｓを押し付けるためのねじりコイルばねＢ３の
巻回部をテンショナレバーＢ１を取付面Ｒに回動自在に
支持しているピボット軸Ｂ４と同心に支持している。
【０００７】すなわち、図１１に詳細に示すように、テ
ンショナレバーＢ１は、取付面Ｒ側に突出するボス部Ｂ
５を有していて、前記ボス部Ｂ５の外周にねじりコイル
ばねＢ３の巻回部を外嵌して、その一方の腕部をａ’を
テンショナレバーＢ１側に係止し、他方の腕部ｂ’を取
付面Ｒに立設したばね止めピンＢ６に係止している。
ンショナレバーＢ１は、取付面Ｒ側に突出するボス部Ｂ
５を有していて、前記ボス部Ｂ５の外周にねじりコイル
ばねＢ３の巻回部を外嵌して、その一方の腕部をａ’を
テンショナレバーＢ１側に係止し、他方の腕部ｂ’を取
付面Ｒに立設したばね止めピンＢ６に係止している。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】前述したような、従来
のテンショナレバーにおいては、図９に示すものでは、
ねじりコイルばねＡ５やこれを支持しているばね支持軸
Ａ４をテンショナレバーＡ１の側方に配置しているた
め、これらの部品のためのスペースをチェーンＡ３の外
周側の取付面上に確保する必要があった。
のテンショナレバーにおいては、図９に示すものでは、
ねじりコイルばねＡ５やこれを支持しているばね支持軸
Ａ４をテンショナレバーＡ１の側方に配置しているた
め、これらの部品のためのスペースをチェーンＡ３の外
周側の取付面上に確保する必要があった。
【０００９】また、図１０及び図１１に示すものでは、
ねじりコイルばねＢ３をテンショナレバーＢ１とともに
ピボット軸Ｂ４に支持させているため、取付面Ｒ上での
取付スペースは少なくて済む一方、テンショナレバーＢ
１と取付面Ｒとの間にボス部Ｂ５を設けているため、テ
ンショナレバーＢ１の取付面Ｒからの突出寸法が大きく
なる問題があった。
ねじりコイルばねＢ３をテンショナレバーＢ１とともに
ピボット軸Ｂ４に支持させているため、取付面Ｒ上での
取付スペースは少なくて済む一方、テンショナレバーＢ
１と取付面Ｒとの間にボス部Ｂ５を設けているため、テ
ンショナレバーＢ１の取付面Ｒからの突出寸法が大きく
なる問題があった。
【００１０】また、これらの従来のテンショナレバーに
おいては、取付面への組み付け時にテンショナレバーに
ねじりコイルスプリングを取付面上で装着しているた
め、組付作業に手間がかかる問題があった。
おいては、取付面への組み付け時にテンショナレバーに
ねじりコイルスプリングを取付面上で装着しているた
め、組付作業に手間がかかる問題があった。
【００１１】そこで、本発明は、前述したような従来技
術の問題を解決し、第１に取付スペースが少なくて済
む、チェーン伝動用テンショナレバーを提供することを
目的とし、また、第２に取付面への組付作業を迅速且つ
容易に行うことができるチェーン伝動用テンショナレバ
ーを提供することを目的とする。
術の問題を解決し、第１に取付スペースが少なくて済
む、チェーン伝動用テンショナレバーを提供することを
目的とし、また、第２に取付面への組付作業を迅速且つ
容易に行うことができるチェーン伝動用テンショナレバ
ーを提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】前記目的のため、本発明
のチェーン伝動用テンショナレバーは、チェーンに摺動
接触するシュー面がレバー本体の長手方向に沿って設け
られ、前記レバー本体の基端部が取付面に立設されたピ
ボット軸に回動自在に支持されて、レバー本体側と取付
面側との間に介装されたねじりコイルばねの付勢力によ
り、シュー面をチェーンに押し付けるようにしたものに
おいて、レバー本体には、ねじりコイルばねの少なくと
も巻回部を収容する空間が内部に形成されているととも
に、前記空間内にねじリコイルばねを組み込み可能な開
口部が設けられ、さらに、前記空間内にはピボット軸が
貫通する軸孔とねじリコイルばねの巻回部が遊嵌される
外周面とが同心状に形成されたボス部が設けられている
構成としたものである。
のチェーン伝動用テンショナレバーは、チェーンに摺動
接触するシュー面がレバー本体の長手方向に沿って設け
られ、前記レバー本体の基端部が取付面に立設されたピ
ボット軸に回動自在に支持されて、レバー本体側と取付
面側との間に介装されたねじりコイルばねの付勢力によ
り、シュー面をチェーンに押し付けるようにしたものに
おいて、レバー本体には、ねじりコイルばねの少なくと
も巻回部を収容する空間が内部に形成されているととも
に、前記空間内にねじリコイルばねを組み込み可能な開
口部が設けられ、さらに、前記空間内にはピボット軸が
貫通する軸孔とねじリコイルばねの巻回部が遊嵌される
外周面とが同心状に形成されたボス部が設けられている
構成としたものである。
【００１３】本発明のチェーン伝動用テンショナレバー
においては、レバー本体に、開口部からのねじリコイル
ばねの抜け出しを防止するばね係止部が設けられている
ことが望ましい。
においては、レバー本体に、開口部からのねじリコイル
ばねの抜け出しを防止するばね係止部が設けられている
ことが望ましい。
【００１４】また、開口部周壁の一部に、ねじりコイル
ばねの取付面側に係止される腕部が通過する切欠部が形
成され、前記切欠部の周方向の一方の端には、取付面へ
の未装着時にねじりコイルばねの弾発力によって前記腕
部が係入保持される係合凹部がばね係止部として形成さ
れていることが望ましい。
ばねの取付面側に係止される腕部が通過する切欠部が形
成され、前記切欠部の周方向の一方の端には、取付面へ
の未装着時にねじりコイルばねの弾発力によって前記腕
部が係入保持される係合凹部がばね係止部として形成さ
れていることが望ましい。
【００１５】また、ばね係止部が、レバー本体内に形成
された空間内のシュー面側の内壁面に突設され、ねじり
コイルばねのレバー本体側に係止される腕部を保持する
ばね保持片で構成されていることも望ましい。
された空間内のシュー面側の内壁面に突設され、ねじり
コイルばねのレバー本体側に係止される腕部を保持する
ばね保持片で構成されていることも望ましい。
【００１６】さらに、ばね係止部が、ボス部の開口部側
の端部外周に周方向に形成された、ねじりコイルばねの
巻回部内径より大きな外径を有する係合突条で構成され
ていることも望ましい。
の端部外周に周方向に形成された、ねじりコイルばねの
巻回部内径より大きな外径を有する係合突条で構成され
ていることも望ましい。
【００１７】
【作用】本発明のチェーン伝動用テンショナレバーをエ
ンジン本体等の取付面に組み付ける場合には、先ず、レ
バー本体の開口部からレバー本体内にねじりコイルスプ
リングを組み込んで、その巻回部をボス部にはめ込み、
次いで、テンショナレバーのレバー本体の軸孔にピボッ
ト軸を差し込んで、取付面に前記ピボット軸を固定し、
チェーンの弛み側走行部分の外周にシュー面を当接させ
た状態で、ねじりコイルスプリングの一方の腕部を取付
面側に係止する。
ンジン本体等の取付面に組み付ける場合には、先ず、レ
バー本体の開口部からレバー本体内にねじりコイルスプ
リングを組み込んで、その巻回部をボス部にはめ込み、
次いで、テンショナレバーのレバー本体の軸孔にピボッ
ト軸を差し込んで、取付面に前記ピボット軸を固定し、
チェーンの弛み側走行部分の外周にシュー面を当接させ
た状態で、ねじりコイルスプリングの一方の腕部を取付
面側に係止する。
【００１８】これで、チェーンの弛み側走行部分はシュ
ー面から内側に押されて張力が付与されることでその弛
みが除去され、走行時の振れが防止される。
ー面から内側に押されて張力が付与されることでその弛
みが除去され、走行時の振れが防止される。
【００１９】なお、チェーンをスプロケット間に掛け渡
す前に、テンショナレバーを取付面に予め組み付けてお
いてもよく、その場合には、テンショナレバーをねじり
コイルばねの反発力に抗してチェーンの走行経路の外側
に引き寄せておいてからチェーンをスプロケット間に掛
け渡せばよい。
す前に、テンショナレバーを取付面に予め組み付けてお
いてもよく、その場合には、テンショナレバーをねじり
コイルばねの反発力に抗してチェーンの走行経路の外側
に引き寄せておいてからチェーンをスプロケット間に掛
け渡せばよい。
【００２０】また、レバー本体にばね係止部が設けられ
ている場合には、ここにねじりコイルスプリングを係止
して、レバー本体からねじりコイルばねが外れないよう
にしておくことで、取付面へテンショナレバーを組み付
ける際に、ねじりコイルばねのレバー本体からの脱落が
防止される。
ている場合には、ここにねじりコイルスプリングを係止
して、レバー本体からねじりコイルばねが外れないよう
にしておくことで、取付面へテンショナレバーを組み付
ける際に、ねじりコイルばねのレバー本体からの脱落が
防止される。
【００２１】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図１は、本発明のチェーン用テンショナレバーの
第１実施例を示す側面図、図２は図１のＡ−Ａ線位置に
おける矢印方向に見た断面図、図３は図１に示すテンシ
ョナレバーを裏側から見た図であって、この実施例で
は、テンショナレバー１は樹脂成形されたレバー本体２
の基端部側を、エンジン本体の取付面Ｒにピボット軸３
で回動自在に支持されている。
する。図１は、本発明のチェーン用テンショナレバーの
第１実施例を示す側面図、図２は図１のＡ−Ａ線位置に
おける矢印方向に見た断面図、図３は図１に示すテンシ
ョナレバーを裏側から見た図であって、この実施例で
は、テンショナレバー１は樹脂成形されたレバー本体２
の基端部側を、エンジン本体の取付面Ｒにピボット軸３
で回動自在に支持されている。
【００２２】前記テンショナレバー１は、レバー本体２
の長手方向に沿って形成されているシュー面Ｓが、クラ
ンク軸４に取り付けられた駆動スプロケット５と補機軸
６に取り付けられた被駆動スプロケット７間に掛け渡さ
れているチェーン８の弛み側外周に摺動接触し、ねじり
コイルばね９の付勢力によって、レバー本体２がピボッ
ト軸３軸回りにチェーン８側へ回動付勢され、シュー面
Ｓがチェーン８を押してその弛みを防止している。
の長手方向に沿って形成されているシュー面Ｓが、クラ
ンク軸４に取り付けられた駆動スプロケット５と補機軸
６に取り付けられた被駆動スプロケット７間に掛け渡さ
れているチェーン８の弛み側外周に摺動接触し、ねじり
コイルばね９の付勢力によって、レバー本体２がピボッ
ト軸３軸回りにチェーン８側へ回動付勢され、シュー面
Ｓがチェーン８を押してその弛みを防止している。
【００２３】図２に示すように、レバー本体２は、その
内部に取付面Ｒ側に開口部２Ａを有する空間２Ｂが形成
されていて、前記空間２Ｂは、図３に示すように、レバ
ー本体２の長手方向に間隔をあけて設けられている補強
リブ２Ｃで複数に区画されている。
内部に取付面Ｒ側に開口部２Ａを有する空間２Ｂが形成
されていて、前記空間２Ｂは、図３に示すように、レバ
ー本体２の長手方向に間隔をあけて設けられている補強
リブ２Ｃで複数に区画されている。
【００２４】ピボット軸３には図２に示すように鍔付き
のショルダボルトが用いられており、その先端側の雄ね
じ部３Ａが取付面Ｒに形成されているねじ穴Ｎ内に螺合
されて固定されている。
のショルダボルトが用いられており、その先端側の雄ね
じ部３Ａが取付面Ｒに形成されているねじ穴Ｎ内に螺合
されて固定されている。
【００２５】レバー本体２の空間２Ｂ内には、ピボット
軸３のショルダ部３Ｂが貫通する軸孔Ｈを有するボス部
２Ｄがレバー本体２と一対に形成されている。
軸３のショルダ部３Ｂが貫通する軸孔Ｈを有するボス部
２Ｄがレバー本体２と一対に形成されている。
【００２６】前記ボス部２Ｄの取付面Ｒと対向する端面
は、開口部２Ａより僅かにレバー本体２外部に突出して
おり、レバー本体２が回動する際、前記端面以外の部分
は取付面Ｒに接触することはなく、前記ボス部２Ｄによ
ってレバー本体２がピボット軸３に対してがたつき無く
円滑に回動できるようになっている。また、ピボット軸
３に形成されている鍔部３Ｃはレバー本体２のピボット
軸３軸方向の移動を規制している。
は、開口部２Ａより僅かにレバー本体２外部に突出して
おり、レバー本体２が回動する際、前記端面以外の部分
は取付面Ｒに接触することはなく、前記ボス部２Ｄによ
ってレバー本体２がピボット軸３に対してがたつき無く
円滑に回動できるようになっている。また、ピボット軸
３に形成されている鍔部３Ｃはレバー本体２のピボット
軸３軸方向の移動を規制している。
【００２７】ボス部２Ｄの外周面Ｆは軸孔Ｈと同心状に
形成されていて、その周囲には、ねじりコイルばね９の
巻回部９Ａが遊嵌されている。
形成されていて、その周囲には、ねじりコイルばね９の
巻回部９Ａが遊嵌されている。
【００２８】前記ねじりコイルばね９の巻回部９Ａの一
方の端に連続する腕部９Ｂは、その先端部が開口部２Ａ
側に折り曲げられて空間２Ｂ内のシュー面Ｓ側の内壁面
に当接支持されている。
方の端に連続する腕部９Ｂは、その先端部が開口部２Ａ
側に折り曲げられて空間２Ｂ内のシュー面Ｓ側の内壁面
に当接支持されている。
【００２９】また、巻回部９Ａの他方の端に連続する腕
部９Ｃは、開口部２Ａの周壁に形成された切欠部Ｔを通
過してレバー本体２の外部へ突出し、その先端部は取付
面Ｒ側に折り曲げられて、取付面Ｒのばね保持穴ｈ内に
差し込まれている。
部９Ｃは、開口部２Ａの周壁に形成された切欠部Ｔを通
過してレバー本体２の外部へ突出し、その先端部は取付
面Ｒ側に折り曲げられて、取付面Ｒのばね保持穴ｈ内に
差し込まれている。
【００３０】そして、この状態においては、ねじりコイ
ルばね９にはねじりトルクが生じており、ピボット軸３
回りにレバー本体２を図１における反時計方向に回動付
勢し、シュー面Ｓを介してチェーン８外周面を押圧して
いる。
ルばね９にはねじりトルクが生じており、ピボット軸３
回りにレバー本体２を図１における反時計方向に回動付
勢し、シュー面Ｓを介してチェーン８外周面を押圧して
いる。
【００３１】図３及び図４に示すように、前記切欠部Ｔ
は、軸孔Ｈの中心に対して略６０°の範囲で形成されて
おり、前記切欠部Ｔのねじりコイルばね９の腕部９Ｃの
反発方向の端には、前記腕部９Ｃを係入保持する半円弧
状の係合凹部ｔがばね係止部として形成されている。
は、軸孔Ｈの中心に対して略６０°の範囲で形成されて
おり、前記切欠部Ｔのねじりコイルばね９の腕部９Ｃの
反発方向の端には、前記腕部９Ｃを係入保持する半円弧
状の係合凹部ｔがばね係止部として形成されている。
【００３２】前記係合凹部ｔは、レバー本体２を取付面
Ｒに取り付ける前に、ねじりコイルばね９をレバー本体
２内に組み込んだ状態で、腕部９Ｃを係入させておくこ
とにより、ねじりコイルばね９がレバー本体２から脱落
することを防止できる。
Ｒに取り付ける前に、ねじりコイルばね９をレバー本体
２内に組み込んだ状態で、腕部９Ｃを係入させておくこ
とにより、ねじりコイルばね９がレバー本体２から脱落
することを防止できる。
【００３３】また、レバー本体２の外部に突出している
ねじりコイルばね９の腕部９Ｃの位置はレバー本体２に
対して位置決めされているため、取付面Ｒへのテンショ
ナレバー１の組み付け時に容易にその先端部を取付面Ｒ
のばね保持穴ｈ内に差し込むことができる。
ねじりコイルばね９の腕部９Ｃの位置はレバー本体２に
対して位置決めされているため、取付面Ｒへのテンショ
ナレバー１の組み付け時に容易にその先端部を取付面Ｒ
のばね保持穴ｈ内に差し込むことができる。
【００３４】そして、レバー本体２の軸孔Ｈにピボット
軸３を差し込んで、取付面Ｒのねじ穴Ｎに螺着した状態
では、ねじりコイルばね９はその腕部９Ｃが図３に仮想
線で示す位置まで変位し、チェーン８の弛みを除去する
ために必要な弾発力が蓄えられる。
軸３を差し込んで、取付面Ｒのねじ穴Ｎに螺着した状態
では、ねじりコイルばね９はその腕部９Ｃが図３に仮想
線で示す位置まで変位し、チェーン８の弛みを除去する
ために必要な弾発力が蓄えられる。
【００３５】この実施例では、レバー本体２内へのねじ
りコイルばね９の組み込みは、開口部２Ａから空間２Ｂ
内にねじりコイルばね９を一方の腕部９Ｂ側から差し込
んで、その巻回部９Ａをボス部２Ｄにはめこみ、次い
で、他方の腕部９Ｃをその反発力に抗して、切欠部Ｔの
一方の端に形成されている係合凹部ｔに係入させること
で簡単に行うことができる。
りコイルばね９の組み込みは、開口部２Ａから空間２Ｂ
内にねじりコイルばね９を一方の腕部９Ｂ側から差し込
んで、その巻回部９Ａをボス部２Ｄにはめこみ、次い
で、他方の腕部９Ｃをその反発力に抗して、切欠部Ｔの
一方の端に形成されている係合凹部ｔに係入させること
で簡単に行うことができる。
【００３６】次に、図５は、本発明のチェーン用テンシ
ョナレバーの第２実施例を示す側面図、図６は図５のＢ
−Ｂ線位置における矢印方向に見た断面図であって、こ
の実施例のテンショナレバー１’は、前述したテンショ
ナレバー１とレバー本体２’の構造のみ相違しており、
これらの図中において、図１乃至図４中に示すものと同
じ番号を付した部分は、前述した実施例のものと同一構
造のため、説明は省略する。
ョナレバーの第２実施例を示す側面図、図６は図５のＢ
−Ｂ線位置における矢印方向に見た断面図であって、こ
の実施例のテンショナレバー１’は、前述したテンショ
ナレバー１とレバー本体２’の構造のみ相違しており、
これらの図中において、図１乃至図４中に示すものと同
じ番号を付した部分は、前述した実施例のものと同一構
造のため、説明は省略する。
【００３７】本実施例においては、レバー本体２’内に
形成されている空間２’Ｂ内のシュー面Ｓ側の内壁面
に、ねじりコイルばね９のレバー本体２’側に係止され
る一方の腕部９Ｂを保持するばね保持片２’Ｅがばね係
止部として突設されている。
形成されている空間２’Ｂ内のシュー面Ｓ側の内壁面
に、ねじりコイルばね９のレバー本体２’側に係止され
る一方の腕部９Ｂを保持するばね保持片２’Ｅがばね係
止部として突設されている。
【００３８】前記腕部９Ｂは、前記ばね保持片２’Ｅに
よって空間２’Ｂ内の開口部２’Ａ側と反対側に寄った
位置に保持され、ねじりコイルばね９の巻回部９Ａがボ
ス部２Ｄ’に外嵌されている状態において、ねじりコイ
ルばね９の開口部２’Ａ側への抜け出しが規制されてい
る。
よって空間２’Ｂ内の開口部２’Ａ側と反対側に寄った
位置に保持され、ねじりコイルばね９の巻回部９Ａがボ
ス部２Ｄ’に外嵌されている状態において、ねじりコイ
ルばね９の開口部２’Ａ側への抜け出しが規制されてい
る。
【００３９】また、ねじりコイルばね９の他方の腕部９
Ｃは、開口部２’Ａの周壁の一部に形成されている切欠
部Ｔ’からレバー本体２’の外部に突出し、その先端部
が取付面Ｒのばね保持穴ｈに差し込まれるようになって
いる。
Ｃは、開口部２’Ａの周壁の一部に形成されている切欠
部Ｔ’からレバー本体２’の外部に突出し、その先端部
が取付面Ｒのばね保持穴ｈに差し込まれるようになって
いる。
【００４０】なお、この実施例では、レバー本体２’を
樹脂材料により一体成形しているため、ばね保持片２’
Ｅと対向する位置に成形上必要な小窓Ｗが開口してい
る。前記小窓Ｗは、ねじりコイルばね９をレバー本体
２’内に組み付ける際に、腕部９Ｂの位置を確認した
り、また、レバー本体２’からねじりコイルばね９を取
り外す際に、ここにドライバー等の工具の先を差し込ん
で、ねじりコイルばね９の腕部９Ｂをばね保持片２’か
ら外すために利用することができる。
樹脂材料により一体成形しているため、ばね保持片２’
Ｅと対向する位置に成形上必要な小窓Ｗが開口してい
る。前記小窓Ｗは、ねじりコイルばね９をレバー本体
２’内に組み付ける際に、腕部９Ｂの位置を確認した
り、また、レバー本体２’からねじりコイルばね９を取
り外す際に、ここにドライバー等の工具の先を差し込ん
で、ねじりコイルばね９の腕部９Ｂをばね保持片２’か
ら外すために利用することができる。
【００４１】次に、図７は、本発明のチェーン用テンシ
ョナレバーの第３実施例を示す側面図、図８は図７のＣ
−Ｃ線位置における矢印方向に見た断面図であって、本
実施例のテンショナレバー１”は、前述した第１実施例
のテンショナレバー１や第２実施例のテンショナレバー
１’とレバー本体２”の構造が相違している。
ョナレバーの第３実施例を示す側面図、図８は図７のＣ
−Ｃ線位置における矢印方向に見た断面図であって、本
実施例のテンショナレバー１”は、前述した第１実施例
のテンショナレバー１や第２実施例のテンショナレバー
１’とレバー本体２”の構造が相違している。
【００４２】本実施例のテンショナレバー１”において
は、テンショナレバー２”の空間２”Ｂに設けられてい
るボス部２”Ｄの開口部２”Ａ側の端部外周に、ねじり
コイルばね９の巻回部９Ａの内径より大きい外径の係合
突条ｆが周方向に３カ所、ばね係止部として形成されて
おり、これらの係合突条ｆによって、ボス部２”Ｄに外
嵌されたねじりコイルばね９の巻回部９Ａの開口部２”
Ａ側への抜け出しが阻止されている。
は、テンショナレバー２”の空間２”Ｂに設けられてい
るボス部２”Ｄの開口部２”Ａ側の端部外周に、ねじり
コイルばね９の巻回部９Ａの内径より大きい外径の係合
突条ｆが周方向に３カ所、ばね係止部として形成されて
おり、これらの係合突条ｆによって、ボス部２”Ｄに外
嵌されたねじりコイルばね９の巻回部９Ａの開口部２”
Ａ側への抜け出しが阻止されている。
【００４３】前記ねじりコイルばね９は、前述した各実
施例のものと同様に、一方の腕部９Ｂの先端部が空間
２”Ｂ内のシュー面Ｓ側の内壁面に当接支持され、ま
た、他方の腕部９Ｃは、開口部２”Ａの周壁に形成され
た切欠部Ｔ”を通過してレバー本体２の外部へ突出し、
その先端部は取付面Ｒのばね保持穴ｈ内に差し込まれて
いる。
施例のものと同様に、一方の腕部９Ｂの先端部が空間
２”Ｂ内のシュー面Ｓ側の内壁面に当接支持され、ま
た、他方の腕部９Ｃは、開口部２”Ａの周壁に形成され
た切欠部Ｔ”を通過してレバー本体２の外部へ突出し、
その先端部は取付面Ｒのばね保持穴ｈ内に差し込まれて
いる。
【００４４】ねじりコイルばね９をレバー本体２”に装
着する際には、ねじりコイルばね９の巻回部９Ａを弾性
変形させてその内径をボス部２”Ｄの係合突条ｆの外径
より拡げて開口部２”Ａ側からボス部２”Ｄに圧入す
る。
着する際には、ねじりコイルばね９の巻回部９Ａを弾性
変形させてその内径をボス部２”Ｄの係合突条ｆの外径
より拡げて開口部２”Ａ側からボス部２”Ｄに圧入す
る。
【００４５】ねじりコイルばね９の巻回部９Ａは、係合
突条ｆを乗り越えるとその弾性で元の内径に戻り、ボス
部２”Ｄの外周に保持される。
突条ｆを乗り越えるとその弾性で元の内径に戻り、ボス
部２”Ｄの外周に保持される。
【００４６】なお、ボス部２”のそれぞれの係合突条ｆ
は、ねじりコイルばね９の巻回部９Ａの圧入を容易にす
るために、取付面Ｒとの対向側の周縁部をテーパ状に面
取りしておくことが望ましい。
は、ねじりコイルばね９の巻回部９Ａの圧入を容易にす
るために、取付面Ｒとの対向側の周縁部をテーパ状に面
取りしておくことが望ましい。
【００４７】また、本実施例では、ボス部２”をレバー
本体２”の空間２”Ｂ内に一体に樹脂成形しているた
め、それぞれの係合突状ｆと対向する位置に成形工程上
必要な小窓Ｗ’が３カ所開けてあるが、これらの小窓
Ｗ’は、レバー本体２からねじりコイルばね９を取り出
す場合に、ドライバの先などを差し込んで巻回部９Ａを
開口部２”Ａ側に押し出すために利用することができ
る。
本体２”の空間２”Ｂ内に一体に樹脂成形しているた
め、それぞれの係合突状ｆと対向する位置に成形工程上
必要な小窓Ｗ’が３カ所開けてあるが、これらの小窓
Ｗ’は、レバー本体２からねじりコイルばね９を取り出
す場合に、ドライバの先などを差し込んで巻回部９Ａを
開口部２”Ａ側に押し出すために利用することができ
る。
【００４８】前述した各実施例においては、ボス部をレ
バー本体と樹脂で一体成形しているが、ピボット軸回り
に回動して荷重の集中するボス部をレバー本体とは別に
金属材料で製作してもよく、また、レバー本体を金属材
料を用いて製作し、チェーン８に摺動接触するシュー部
分のみを滑性の大きい樹脂材料で製作してもよい。
バー本体と樹脂で一体成形しているが、ピボット軸回り
に回動して荷重の集中するボス部をレバー本体とは別に
金属材料で製作してもよく、また、レバー本体を金属材
料を用いて製作し、チェーン８に摺動接触するシュー部
分のみを滑性の大きい樹脂材料で製作してもよい。
【００４９】また、これらの実施例では、ねじりコイル
ばねの取付面側へ係止する腕部は、レバー本体外へ露出
しているが、前記腕部をレバー本体の開口部周壁の内側
に位置させて、レバー本体外部に露出しないようにして
もよく、また、レバー本体側に係止する方のねじりコイ
ルばねの腕部は、レバー本体の取付面側と反対側、すな
わち表側の側面に開口部を設けてレバー本体の外側で係
止するようにしてもよい。
ばねの取付面側へ係止する腕部は、レバー本体外へ露出
しているが、前記腕部をレバー本体の開口部周壁の内側
に位置させて、レバー本体外部に露出しないようにして
もよく、また、レバー本体側に係止する方のねじりコイ
ルばねの腕部は、レバー本体の取付面側と反対側、すな
わち表側の側面に開口部を設けてレバー本体の外側で係
止するようにしてもよい。
【００５０】また、レバー本体の開口部を基端部周面に
開口させ、ここからねじりコイルばねの腕部を突出させ
て、取付面側に立設したピン等に係止させるようにして
もよい。
開口させ、ここからねじりコイルばねの腕部を突出させ
て、取付面側に立設したピン等に係止させるようにして
もよい。
【００５１】また、前述した各実施例では、テンショナ
レバーをエンジンの補機駆動用のチェーンに用いている
が、本発明のテンショナレバーはこれに用途を限定する
ものではなく、エンジンのバルブのカムを駆動するため
のタイミングチェーンにも用いることができ、さらに、
エンジン以外のチェーン伝動装置のテンショナレバーと
しても利用することができる。
レバーをエンジンの補機駆動用のチェーンに用いている
が、本発明のテンショナレバーはこれに用途を限定する
ものではなく、エンジンのバルブのカムを駆動するため
のタイミングチェーンにも用いることができ、さらに、
エンジン以外のチェーン伝動装置のテンショナレバーと
しても利用することができる。
【００５２】また、これらのチェーン伝動装置として
は、シュー面との当接する面が平坦に形成されているロ
ーラチェーンやサイレントチェーンを用いたものであれ
ばよい。
は、シュー面との当接する面が平坦に形成されているロ
ーラチェーンやサイレントチェーンを用いたものであれ
ばよい。
【００５３】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項１に記載
された発明によれば、ねじりコイルばねの少なくとも巻
回部分をレバー本体内に形成されている空間内に収容し
ているため、テンショナレバーの外部にねじりコイルば
ねを配置するためのスペースが不要となり、取付面の狭
いスペースにテンショナレバーを組み付けることができ
る。
された発明によれば、ねじりコイルばねの少なくとも巻
回部分をレバー本体内に形成されている空間内に収容し
ているため、テンショナレバーの外部にねじりコイルば
ねを配置するためのスペースが不要となり、取付面の狭
いスペースにテンショナレバーを組み付けることができ
る。
【００５４】また、請求項２に記載された発明によれ
ば、レバー本体の空間部内に組み込まれたねじりコイル
ばねは、ばね係止部によって開口部から外部に抜け出す
ことが防止されているため、テンショナレバーを取付面
に組み付ける際に、ねじりコイルばねがレバー本体側に
脱落することなく保持され、テンショナレバーの組付作
業を容易に行うことができる。
ば、レバー本体の空間部内に組み込まれたねじりコイル
ばねは、ばね係止部によって開口部から外部に抜け出す
ことが防止されているため、テンショナレバーを取付面
に組み付ける際に、ねじりコイルばねがレバー本体側に
脱落することなく保持され、テンショナレバーの組付作
業を容易に行うことができる。
【００５５】また、レバー本体にねじりコイルばねを組
み込んたテンショナレバーは、一つの部品として取り扱
うことができるため、予めテンショナレバーを組み立て
ておくことにより、運搬や部品管理が容易となる。
み込んたテンショナレバーは、一つの部品として取り扱
うことができるため、予めテンショナレバーを組み立て
ておくことにより、運搬や部品管理が容易となる。
【００５６】また、請求項３に記載された発明によれ
ば、レバー本体へのねじりコイルばねの組み込み作業や
交換作業を容易に行うことができる。
ば、レバー本体へのねじりコイルばねの組み込み作業や
交換作業を容易に行うことができる。
【００５７】また、請求項４に記載された発明によれ
ば、ばね係止部がレバー本体の内壁面に突設されたばね
保持片で構成されているため、その形状が簡単で、樹脂
成形やダイカスト成形により容易にレバー本体と一体に
成形することができる。
ば、ばね係止部がレバー本体の内壁面に突設されたばね
保持片で構成されているため、その形状が簡単で、樹脂
成形やダイカスト成形により容易にレバー本体と一体に
成形することができる。
【００５８】また、請求項５に記載された発明によれ
ば、ねじりコイルばねの巻回部がボス部の開口部側の端
部外周に形成された係合突条によって、ねじりコイルば
ねの巻回部がボス部からの抜け出しが阻止されているた
め、ねじりコイルばねのレバー本体からの脱落を確実に
防止することができる。
ば、ねじりコイルばねの巻回部がボス部の開口部側の端
部外周に形成された係合突条によって、ねじりコイルば
ねの巻回部がボス部からの抜け出しが阻止されているた
め、ねじりコイルばねのレバー本体からの脱落を確実に
防止することができる。
【図１】 本発明のチェーン用テンショナレバーの第１
実施例を示す側面図である。
実施例を示す側面図である。
【図２】 図１のＡ−Ａ線上における矢印方向に見た断
面図である。
面図である。
【図３】 図１に示すテンショナレバーを裏側から見た
図である。
図である。
【図４】 図１に示すテンショナレバーの切欠部近傍の
部分図である。
部分図である。
【図５】 本発明のチェーン用テンショナレバーの第２
実施例を示す側面図である。
実施例を示す側面図である。
【図６】 図５のＢ−Ｂ線上における矢印方向に見た断
面図である。
面図である。
【図７】 本発明のチェーン用テンショナレバーの第３
実施例を示す側面図である。
実施例を示す側面図である。
【図８】 図７のＣ−Ｃ線上における矢印方向に見た断
面図である。
面図である。
【図９】 従来のテンショナレバーの一例を示す側面図
である。
である。
【図１０】 従来のテンショナレバーの別の例を示す側
面図である。
面図である。
【図１１】 図１０のＸ−Ｘ線上における矢印方向に見
た断面図である。
た断面図である。
１，１’，１” テンショナレバー ２，２’，２” レバー本体 ２Ａ，２’Ａ，２”Ａ 開口部 ２Ｂ，２’Ｂ，２”Ｂ 空間 ２Ｃ 補強リブ ２Ｄ，２Ｄ’，２Ｄ” ボス部 ２’Ｅ ばね保持片（ばね係止部） ３ ピボット軸 ３Ａ 雄ねじ部 ３Ｂ ショルダ部 ３Ｃ 鍔部 ４ クランク軸 ５ 駆動スプロケット ６ 補機軸 ７ 被駆動スプロケット ８ チェーン ９ ねじりコイルばね ９Ａ 巻回部 ９Ｂ，９Ｃ 腕部 Ｒ 取付面 Ｆ 外周面 ｆ 係合突条（ばね係止部） Ｓ シュー面 Ｔ，Ｔ’，Ｔ” 切欠部 ｔ 係合凹部（ばね係止部） Ｗ，Ｗ’ 小窓
Claims (5)
- 【請求項１】 チェーンに摺動接触するシュー面がレバ
ー本体の長手方向に沿って設けられ、前記レバー本体の
基端部が取付面に立設されたピボット軸に回動自在に支
持されて、レバー本体側と取付面側との間に介装された
ねじりコイルばねの付勢力により、シュー面をチェーン
に押し付けるようにしたチェーン伝動用テンショナレバ
ーにおいて、 レバー本体には、ねじりコイルばねの少なくとも巻回部
を収容する空間が内部に形成されているとともに、前記
空間内にねじリコイルばねを組み込み可能な開口部が設
けられ、 さらに、前記空間内にはピボット軸が貫通する軸孔とね
じリコイルばねの巻回部が遊嵌される外周面とが同心状
に形成されたボス部が設けられていることを特徴とする
チェーン伝動用テンショナレバー。 - 【請求項２】 レバー本体に、開口部からのねじリコイ
ルばねの抜け出しを防止するばね係止部が設けられてい
ることを特徴とする請求項１記載のチェーン伝動用テン
ショナレバー。 - 【請求項３】 開口部周壁の一部に、ねじりコイルばね
の取付面側に係止される腕部が通過する切欠部が形成さ
れ、前記切欠部の周方向の一方の端には、取付面への未
装着時にねじりコイルばねの弾発力によって前記腕部が
係入保持される係合凹部がばね係止部として形成されて
いることを特徴とする請求項２記載のチェーン伝動用テ
ンショナレバー。 - 【請求項４】 ばね係止部が、レバー本体内に形成され
た空間内のシュー面側の内壁面に突設され、ねじりコイ
ルばねのレバー本体側に係止される腕部を保持するばね
保持片で構成されていることを特徴とする請求項２記載
のチェーン伝動用テンショナレバー。 - 【請求項５】 ばね係止部が、ボス部の開口部側の端部
外周に周方向に形成された、ねじりコイルばねの巻回部
内径より大きな外径を有する係合突条で構成されている
ことを特徴とする請求項２記載のチェーン伝動用テンシ
ョナレバー。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07930499A JP3280339B2 (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | チェーン伝動用テンショナレバー |
| GB0006874A GB2348262B (en) | 1999-03-24 | 2000-03-21 | Tensioner lever for chain drive |
| US09/532,350 US6428435B1 (en) | 1999-03-24 | 2000-03-21 | Tensioner lever for chain drive |
| DE10014333A DE10014333B4 (de) | 1999-03-24 | 2000-03-24 | Spannhebel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07930499A JP3280339B2 (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | チェーン伝動用テンショナレバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000274501A true JP2000274501A (ja) | 2000-10-03 |
| JP3280339B2 JP3280339B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=13686116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07930499A Expired - Lifetime JP3280339B2 (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | チェーン伝動用テンショナレバー |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6428435B1 (ja) |
| JP (1) | JP3280339B2 (ja) |
| DE (1) | DE10014333B4 (ja) |
| GB (1) | GB2348262B (ja) |
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