JP2000274078A - 長大荷取用ステージ - Google Patents

長大荷取用ステージ

Info

Publication number
JP2000274078A
JP2000274078A JP11081876A JP8187699A JP2000274078A JP 2000274078 A JP2000274078 A JP 2000274078A JP 11081876 A JP11081876 A JP 11081876A JP 8187699 A JP8187699 A JP 8187699A JP 2000274078 A JP2000274078 A JP 2000274078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
end sections
section
steels
long
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11081876A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Gomi
喜信 五味
Yoshiro Hasegawa
好郎 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maeda Corp
Original Assignee
Maeda Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maeda Corp filed Critical Maeda Corp
Priority to JP11081876A priority Critical patent/JP2000274078A/ja
Publication of JP2000274078A publication Critical patent/JP2000274078A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 架け渡す駆体間のスパンが大きい場合におい
て十分な剛性を具備した長大荷取用ステージを提供す
る。 【解決手段】 長大荷取用ステージ1のステージ部2下
面の長さ方向ほぼ中央部に設けた束材31,31の下端
と、ステージ部2の両端であるH形鋼24,24,2
4,24の両端とを連結材34,34,34,34で連
結することによって構成されたトラス構造体3を一体に
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設中の建物の吹
き抜け部分等に仮設する荷取用ステージにおいて、設置
する駆体と駆体との間隔が広い場合に使用することがで
きる長大な荷取用ステージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】建設現場においては、建設中の建物の吹
き抜け部分等に、荷取用ステージを設け、下階から引き
上げた資材の一時的な置き場所や、作業員の通路等とし
て利用されている。従来、このような荷取用ステージ
は、建設物の吹き抜け部分等の駆体と駆体との間に、2
本のH形鋼を平行に渡し、このH形鋼に鋼板をのせて溶
接した構造のものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様な構造
の荷取用ステージは、架け渡す駆体間のスパンが小さい
場合は、荷重に対し高い剛性を示すが、スパンが大きく
なると、荷重に対する剛性が低下してしまう問題があっ
た。
【0004】そこで、本発明の目的は、十分な剛性を具
備した長大荷取用ステージを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、建築物の駆体と駆体との間に架
ける鋼製の長大荷取用ステージであって、ステージ下面
の長さ方向ほぼ中央部に設けた束材と、この束材の下端
部とステージ両端部とを連結する連結材と、によるトラ
ス構造体を一体に備えたこと、を特徴としている。
【0006】ここで、トラス構造体は両側部平行に、2
つ以上設けられているものとする。
【0007】以上のように、請求項1記載の発明によれ
ば、長大荷取用ステージは、ステージ下面にトラス構造
体を備えたことによって、架け渡す駆体間のスパンが大
きい場合においても、荷重に対し高い剛性を示すことが
できる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の長
大荷取用ステージであって、前記ステージ両端部には、
駆体上に載置される、長さ調節が可能なスライド部が備
えられていること、を特徴としている。
【0009】ここで、長大荷取用ステージの長さは、ス
ライド部を一番短い状態にしたとき、設置する駆体間の
スパンより短いものとする。
【0010】このように、請求項2記載の発明によれ
ば、スライド部を備えたことにより、長大荷取用ステー
ジを駆体に設置する状態と同じ向きで引き上げ、スライ
ド部を引き出すことで長大荷取用ステージを設置するこ
とができるので、長大荷取用ステージの設置作業が簡便
になる。また、架け渡す駆体間のスパンが多少異なる建
設物であっても、長大荷取用ステージを適用することが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る長大荷取用
ステージの実施の形態例を図1から図5に基づいて説明
する。先ず、図1は長大荷取用ステージの全体を示す図
であり、(a),(b),はそれぞれ上面図、側面図を
示している。図2は長大荷取用ステージの拡大図であ
り、図1と同様に、(a)は上面図、(b)は側面図を
示している。長大荷取用ステージ1は、ステージ部2、
トラス構造体3、スライド部4、スロープ5から概略構
成されている。
【0012】長大荷取用ステージ1のステージ部2は長
いため、中央部2Aと端部2B,2Bとの3つの部分に
分けて構成されている。中央部2Aは、平行に設けた2
本のH形鋼21,21を複数の鋼材22で連結し、上面
に5枚の鋼板23,23,23,23,23を隙間なく
並べて溶接しており、このH形鋼21,21の下面に
は、H形鋼21,21の長さ方向中央部に束材31,3
1がH形鋼21,21に垂直に設けられている。束材3
1,31は、下端を鋼材32によって連結されており、
さらに、鋼材33,33によってX形ブレースが設けら
れている。(図3参照) 端部2Bは、中央部2Aと同様に複数の鋼材22で平行
に連結されたH形鋼24,24の一端に、スライド部
4,4を有しており、H形鋼24,24および、スライ
ド部4,4の一部の上面に、4枚の鋼板23,23,2
3,23が隙間なく並べて溶接されている。この鋼板2
3の一番スライド部4,4側の端にはスロープ5が備え
られている。長大荷取用ステージ1のステージ部2は、
中央部2Aの両側に端部2B,2Bを配置し、4個所で
隣接しあうH形鋼21とH形鋼24とをボルト等で連結
し、さらに、鋼板25,25でステージの上面側から連
結することで構成されている。26は手摺支柱である。
【0013】トラス構造体3は、ステージ部2の中央部
2Aに設けた束材31,31の下端と、端部2B,2B
のH形鋼24,24,24,24のスライド部4側の端
とを、連結材34,34,34,34によって連結する
ことにより構成されている。
【0014】図4は、スライド部の断面図であり、スラ
イド部4は、鞘部41と可動部42から概略構成されて
いる。鞘部41は、H形鋼43のウェブ44のほぼ中央
の両側に、ウェブ44に垂直に鋼板45,45を溶接し
たものであり、鋼板45,45の上側を可動部42が摺
動するようになっている。可動部42は、鞘部41のH
形鋼43のウェブ44を挟んで、2本の溝形鋼46,4
6を開口部が外側になるように配置し、溝形鋼46,4
6の引き出し方向先端を、ネジ47,47により接合し
たものである。溝形鋼46,46には両端と中央の上下
に、小さな鋼板48が溶接されており、この鋼板48を
介して鞘部41内を摺動する。
【0015】図5は、スロープを駆体に当接した状態を
示す図であり、(a)は上面図、(b)は断面図であ
る。スロープ5は、3枚の鋼板51,51,51から構
成されており、各鋼板51,51,51はそれぞれ2つ
の蝶番52,52によってステージ部2の端部2B,2
Bの一番スライド部4側の鋼板23,23に結合されて
いる。
【0016】以上において、例えば、ステージ部2の中
央部2Aの両側に端部2B,2Bを配置して、中央部2
AのH形鋼21,21と端部2B,2BのH形鋼24,
24,24,24を連結し、この連結部分の上面に鋼板
25,25を取り付けてステージ部2を組み立てる。中
央部2Aの束材31,31の下端部と端部2B,2Bの
H形鋼材24,24,24,24のスライド部4,4,
4,4側の端を、連結材34,34,34,34で連結
してトラス構造体3を形成する。
【0017】続いて長大荷取用ステージ1の設置方法に
ついて説明する。以上のように組み立てた長大荷取用ス
テージ1をクレーン等を用いて設置する駆体6,6まで
持ち上げる。このとき、スライド部4,4,4,4の可
動部42,42,42,42は鞘部41,41,41,
41に収納した状態にし、スロープ5,5は長大荷取用
ステージ1側に倒した状態にする。長大荷取用ステージ
1の持ち上げが完了したら、スライド部4,4,4,4
の可動部42,42,42,42を引き出し、駆体6,
6に載置する。スロープ5,5を倒し、駆体6,6に当
接する。
【0018】このように、上記実施の形態の長大荷取用
ステージによれば、ステージ部2下面にトラス構造体3
を備えたことによって、長大なステージを構成すること
ができる。また、ステージ部2は3つの部分で構成され
ていることにより、現場での組み立て作業が簡便である
うえ、現場への搬入も容易である。さらに、スライド部
4を設けたことにより、長大荷取用ステージ1の設置お
よび取り外し作業を容易に行うことができる。また、ス
ロープ5を設けたことにより、長大荷取用ステージ1か
ら駆体6への資材の運搬が行いやすくなる。
【0019】なお、以上の実施の形態例においては、ス
テージ部は3つの部分からなるとしたが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、ステージ部の長さや現場状
況、運搬手段等に合せた構造で良い。また、スライド部
及びスロープの形状等も任意であり、その他、具体的な
細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論
である。
【0020】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
る長大荷取用ステージによれば、長大荷取用ステージ
は、ステージ下面にトラス構造体を備えたことによっ
て、架け渡す駆体間のスパンが大きい場合においても、
荷重に対し高い剛性を示すことができる。
【0021】請求項2記載の発明に係る長大荷取用ステ
ージによれば、スライド部を備えたことにより、長大荷
取用ステージを駆体に設置する状態と同じ向きで引き上
げ、スライド部を引き出すことで長大荷取用ステージを
設置することができるので、長大荷取用ステージの設置
作業が簡便になる。また、架け渡す駆体間のスパンが多
少異なる建設物であっても、長大荷取用ステージを適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一例としての長大荷取用ステ
ージの全体を示した図であり、(a)は上面図、(b)
は側面図である。
【図2】図1における長大荷取用ステージを拡大して示
した図であり、(a)は上面図、(b)は側面図であ
る。
【図3】2本の束材間に設けたX形ブレースの構造を示
す、束材部分をステージの長さ方向から見た側面図であ
る。
【図4】スライド部の構造を示すスライド部部分の側面
図である。
【図5】スロープ部の構造を示す図であり、(a)は上
面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
1 長大荷取用ステージ 2 ステージ部 2A 中央部 2B 端部 3 トラス構造体 4 スライド部 5 スロープ 6 駆体 21H形鋼 22鋼材 23鋼板 24H形鋼 25鋼板 26手摺支柱 31束材 32鋼材 33鋼材 34連結材 41鞘部 42可動部 43H形鋼 44ウェブ 45鋼板 46溝形鋼 47ネジ 48鋼板 51鋼板 52蝶番

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築物の駆体と駆体との間に架ける鋼製の
    長大荷取用ステージであって、 ステージ下面の長さ方向ほぼ中央部に設けた束材と、 この束材の下端部とステージ両端部とを連結する連結材
    と、によるトラス構造体を一体に備えたこと、を特徴と
    する長大荷取用ステージ。
  2. 【請求項2】前記ステージ両端部には、駆体上に載置さ
    れる、長さ調節が可能なスライド部が備えられているこ
    と、を特徴とする請求項1記載の長大荷取用ステージ。
JP11081876A 1999-03-25 1999-03-25 長大荷取用ステージ Pending JP2000274078A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11081876A JP2000274078A (ja) 1999-03-25 1999-03-25 長大荷取用ステージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11081876A JP2000274078A (ja) 1999-03-25 1999-03-25 長大荷取用ステージ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000274078A true JP2000274078A (ja) 2000-10-03

Family

ID=13758670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11081876A Pending JP2000274078A (ja) 1999-03-25 1999-03-25 長大荷取用ステージ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000274078A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1498804A1 (en) * 2003-07-18 2005-01-19 Alps Electric Co., Ltd. Analog input device
CN104929375A (zh) * 2015-07-20 2015-09-23 中国二十二冶集团有限公司 大跨度桁架短程液压千斤顶同步滑移方法及装置
CN106284668A (zh) * 2016-08-29 2017-01-04 江苏江中集团有限公司 一种大跨度大空间钢结构屋面桁架安装方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1498804A1 (en) * 2003-07-18 2005-01-19 Alps Electric Co., Ltd. Analog input device
US7414612B2 (en) 2003-07-18 2008-08-19 Alps Electric Co., Ltd Analog input device
CN104929375A (zh) * 2015-07-20 2015-09-23 中国二十二冶集团有限公司 大跨度桁架短程液压千斤顶同步滑移方法及装置
CN104929375B (zh) * 2015-07-20 2016-10-26 中国二十二冶集团有限公司 大跨度桁架短程液压千斤顶同步滑移方法及装置
CN106284668A (zh) * 2016-08-29 2017-01-04 江苏江中集团有限公司 一种大跨度大空间钢结构屋面桁架安装方法
CN106284668B (zh) * 2016-08-29 2019-08-13 江苏江中集团有限公司 一种大跨度大空间钢结构屋面桁架安装方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3864363B2 (ja) 粘性系制震壁の取付構造及びその取付方法
US8037655B2 (en) Floor structure including plate-shaped supporting portion
JP3864361B2 (ja) 粘性系制震壁の取付構造及びその取付方法
JP2011202439A (ja) 建物ユニット
JP2000274078A (ja) 長大荷取用ステージ
JP7297344B1 (ja) コンクリート型枠装置の構成部材ユニット、コンクリート型枠装置の搬送方法、コンクリート型枠装置の構築方法及びコンクリート型枠装置の解体方法
JP2002155507A (ja) 橋 梁
JP3760296B2 (ja) 粘性系制震壁の取付構造及びその取付方法
JP2012017164A (ja) エレベータレール支持装置
JPH10131508A (ja) 仮設養生体の資材搬送装置
JP7086877B2 (ja) ユニット輸送用治具及びユニット輸送用治具を用いた輸送方法
KR100706931B1 (ko) 가설교량의 박스형 주 거더
JP3246279B2 (ja) 倉庫設備の施工方法
JP3893000B2 (ja) ユニット建物
JP2000240216A (ja) トラス構造体
JPH08144393A (ja) 耐火梁
JP2539981B2 (ja) 建物ユニット
JP2017110425A (ja) 建物
JP4911309B2 (ja) 組立て部屋装置
JP2024058732A (ja) 仮設構台
JP3359417B2 (ja) 建物ユニット、ユニット建物及びユニット建物の施工方法
KR20220032964A (ko) 슬래브 시공용 데크의 단부 이음 커넥터
JP3335440B2 (ja) 中空鉄骨材の端部構造
JPH09317073A (ja) プレキャスト床版
JP4449886B2 (ja) ユニット建物