JP2000273939A - カルバートの構築方法 - Google Patents

カルバートの構築方法

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Ryoichi Onobe
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易にかつ短期間にてカルバートを構築す
る。 【解決手段】 底版部2の両側部に側版部3が立設され
たカルバート本体1Aの上部に天井部4を配設してカル
バート1を構成する。地盤上に敷きコンクリート11を
施工した後、箱形に組み立てた枠体33の内面側に内壁
版35、連結用内壁版37が取り付けられた側版ユニッ
ト12を間隔をあけて配設し、その外面側に外壁版43
を取り付ける。側版ユニット12の間における下端に鉄
筋を配設してコンクリートCを打設して底版部2を構築
する。側版ユニット12内にコンクリートCを打設し、
底版部2及び側版部3からなるカルバート本体1Aを構
築する。カルバート本体1Aの上部に、側版部3の上端
に掛け渡せるようにプレキャスト製の天井版18を配設
して天井部4を構成し、カルバート1を完成させ、その
後、埋め戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、開削工法等によ
って構築されるカルバートの構築方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、開削工法等によってカルバー
トを構築することが行われている。ここで、このカルバ
ートの開削工法による構築工法を説明する。
【0003】(1)敷きコンクリートの構築 まず、地盤を開削し、この開削した地盤上へ、現場打ち
にて基礎となる敷きコンクリートを打設する。 (2)底版部の構築 敷きコンクリートの硬化後、敷きコンクリート上に底版
部用の鉄筋を配設するとともに、型枠の設置後、コンク
リートを打設し硬化させ、カルバートの底版部を構築す
る。
【0004】(3)側版部の構築 コンクリートの硬化後、底版の両側部にて、内型枠を上
下方向へ支保工によって支持させ、その外側に側版部用
の鉄筋を配設し、さらに、その外側に、外型枠を上下方
向へ支保工によって支持させる。そして、これら内型枠
と外型枠との間に、コンクリートを打設し硬化させ、カ
ルバートの側壁部を構築する。
【0005】(4)頂版部の構築 側版部のコンクリートの硬化後、内部に支保工を建て込
み、構築する頂版部の下面位置に型枠を配設する。そし
て、この型枠の上面側に、頂版用の鉄筋を配設し、コン
クリートを打設し、硬化させ、頂版部を構築する。 (5)上記(1)〜(4)の作業により、カルバートを
構築し、型枠、支保工等を撤去したら、このカルバート
を埋め戻す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記カルバ
ートを構築するためには、大量の型枠を支保工によって
支持しなければならず、その支持作業及び型枠や支保工
の搬出入、設置、撤去作業に多大な労力を要してしま
い、これにより、工期の長期化を招いてしまうという問
題があった。
【0007】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、極めて容易にかつ短期間にて構築することが可能
なカルバートの構築方法を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のカルバートの構築方法は、底版部の
両側部に側版部が立設された断面視略U字状のカルバー
ト本体の上部に天井部を設置してなるカルバートの構築
方法であって、鋼材を箱形に組み立てた枠体の内部に鉄
筋が設けられかつ内面側に内壁版が取り付けられ、構築
するカルバートの長手方向へ連結された一対の側版ユニ
ットを、対向位置に間隔をあけて配設し、その外面側に
外壁版を取り付け、これら側版ユニットの下端と、これ
ら側版ユニットの下端同士の間へコンクリートを打設し
て前記底版部を構築し、その後、内壁版と外壁版との間
にコンクリートを打設して前記側版部を構築することに
より、前記カルバート本体を構築することを特徴として
いる。
【0009】請求項2記載のカルバートの構築方法は、
底版部の両側部に側版部が立設された断面視略U字状の
カルバート本体の上部に天井部を設置してなるカルバー
トの構築方法であって、前記底版部の構築後に、この底
板部の両側部に、鋼材を箱形に組み立てた枠体の内部に
鉄筋が設けられかつ内面側に内壁版が取り付けられ、構
築するカルバートの長手方向へ連結された一対の側版ユ
ニットを、対向位置に間隔をあけて配設し、その外面側
に外壁版を取り付け、内壁版と外壁版との間にコンクリ
ートを打設して前記側版部を構築することにより、前記
カルバート本体を構築することを特徴としている。
【0010】そして、請求項1または請求項2記載のカ
ルバートの構築方法によれば、枠体の内面側に内壁版が
取り付けられた側版ユニットを互いに対向させて配置
し、その外面側に外壁版を取り付け、この側版ユニット
へコンクリートを打設することにより側版部を構築する
ので、現場にて型枠を支保工によって支持させて配設し
て構築する場合と比較して、現場における構築作業を大
幅に向上させることができる。つまり、型枠が不要であ
るので、型枠の支持作業及び型枠や支保工の搬出入、設
置、撤去作業を不要とすることができ、これにより、工
期短縮を図ることができる。
【0011】請求項3記載のカルバートの構築方法は、
請求項1または請求項2記載のカルバートの構築方法に
おいて、前記天井部が、前記側版部にかけ渡された複数
のプレキャスト製の天井版からなり、前記天井版は、湾
曲面を有する底板と、該底板の両端部に設けられた端板
と、前記底板の両側部に設けられた側板とを有し、これ
ら底板、端板及び側板によって囲われたコンクリート打
設空間内にコンクリートを打設することにより形成さ
れ、前記端板を前記底板の湾曲面に沿ってスライドさせ
て移動させることにより、前記カルバート本体の幅寸法
に応じた長さに成形されることを特徴としている。
【0012】このように、型枠の端板をスライドさせて
移動させることにより、極めて容易に、カルバート本体
の幅寸法に合った天井版を製造することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のカルバートの構築
方法の実施の形態例を図によって説明する。図1におい
て、符号1は、カルバートである。このカルバート1
は、底版部2と、この底版部2の両側部に立設された側
版部3とから構成されたカルバート本体1Aの上部に、
側版部3の上端に掛け渡して設けられた天井部4とから
構成されている。
【0014】次に、上記構造のカルバート1を構築する
構築方法を、その手順に沿って説明する。 (1)まず、カルバート1を設置する地盤を開削した
ら、図2に示すように、この開削した地盤に、コンクリ
ートを打設して敷きコンクリート11を構築する。
【0015】(2)次いで、この敷きコンクリート11
の上面側における両側部に、図3に示すように、側版部
3を構成する側版ユニット12を配設する。 図4〜図8に示すように、側版ユニット12は、複数の
ユニット体12aを連結したものである。ユニット体1
2aは、H鋼等の鋼材32を断面視L字状の箱形に組み
立ててなる枠体33と、この枠体33の内部に配設され
たカゴ型鉄筋34と、枠体33の内面側に取り付けられ
た内壁版35とからなるユニット化されたものであり、
これらユニット体12a同士は、連結用鋼材36及び連
結用内壁版37を介して長手方向へ連結されている。
【0016】ユニット体12aの枠体33には、その両
側部に継手片33aが設けられており、これら継手片3
3aに、前記連結用鋼材36がボルト・ナットによって
締結固定され、これにより、ユニット体12aの枠体3
3同士がトンネル軸方向へ連結されている。また、前記
連結用内壁版37は、ユニット体12aの内壁版35同
士の間に設けられており、この連結用内壁版37は、前
記連結用鋼材36に、ボルト・ナットによって締結固定
されている。
【0017】ユニット体12aとこれらユニット体12
aを連結する連結用鋼材36とによって囲われた部分に
は、カゴ型鉄筋34aが設けられている。なお、枠体3
3及び枠体33同士の間における下部の水平部分の上面
側には、内壁版35及び連結用内壁板37を設けない。
また、この枠体33及び枠体33同士の間における下部
の水平部分からは、正面側へ向かって複数の連結用の鉄
筋15aが突出されている。
【0018】そして、上記の側版ユニット12を設置す
る場合は、まず、敷きコンクリート11の上部に、ユニ
ット体12aを配設し、これらユニット体12a同士
を、連結用鋼材36及び連結用内壁版37を介して連結
させる。つまり、連結用鋼材36を隣り合うユニット体
12aの枠体33の継手片33aへボルト・ナットによ
って締結固定することにより、これらユニット体12a
の枠体33同士を連結する。さらに、ユニット体12a
の内壁版35同士の間へ連結用内壁版37を配設し、こ
の連結用内壁版37を、連結用鋼材36へボルト・ナッ
トによって締結固定する。
【0019】次いで、ユニット体12aの枠体33及び
連結用鋼材36によって囲われた部分に、カゴ型鉄筋3
4aを配設する。次に、ユニット体12aの外面側及び
これらユニット体12a同士の間における外面側に、外
壁版43をネジ止め固定して取り付ける。
【0020】(3)上記構成の側版ユニット12を敷き
コンクリート11の上面における両側部に設置したら、
図9に示すように、敷きコンクリート11上における側
版ユニット12同士の間に、鉄筋17を配設する。 (4)その後、図10に示すように、敷きコンクリート
11上にコンクリートCを打設し、鉄筋17を埋設す
る。なお、このコンクリートCは、側版ユニット12の
下端の水平部分における上面位置まで打設する。
【0021】(5)下端へ打設したコンクリートCの硬
化後、図11に示すように、内壁版35、連結用内壁版
37と外壁版43との間へコンクリートCを流し込む。
これにより、底版部2及び側版部3から構成されたカル
バート本体1Aが構築される。
【0022】(6)側版ユニット12内のコンクリート
Cが硬化したら、カルバート本体1Aの上部に複数のプ
レキャスト製の天井版18を配設し、この天井版18の
両端部に水平に形成された固定部18aを側版部3の上
端に固定するとともに、これら天井版18同士を互いに
接合させて天井部4を設置し、ボックス型のカルバート
1を完成させ(図1参照)、その後、埋め戻す。なお、
側版ユニット12の外壁版43は、コンクリートCの硬
化後に取り外して転用しても、あるいはそのまま埋め殺
しとしても良い。
【0023】このように、上記のカルバートの構築方法
によれば、予めL字状の箱形に組み立てられた枠体33
の内面側に内壁板35が取り付けられかつ枠体33内に
カゴ型鉄筋34が配設されてユニット化されたユニット
体12aを設置し、これらユニット体12aを、連結用
鋼材36及び連結用内壁版37を介して長手方向へ連結
させて外面側に外壁版43を取り付けた側版ユニット1
2内へコンクリートCを打設することにより側版部3を
構築するので、型枠を支保工によって支持させて配設し
て構築する場合と比較して、現場における構築作業を大
幅に向上させることができる。つまり、型枠が不要であ
るので、型枠の支持作業及び型枠や支保工の搬出入、設
置、撤去作業を不要とすることができ、これにより、工
期短縮を図ることができる。
【0024】なお、上記の例では、側版ユニット12と
して、L字型のものを用いたが、この側版ユニットとし
ては、図12に示すように、ボックス型の側版ユニット
19を用いても良い。そして、このボックス型の側版ユ
ニット19を用いる場合は、予め構築した底版部2の両
側部における上部に、側版ユニット19を立設させて、
これら側版ユニット19内にコンクリートCを打設して
側版部3を構築し、その後、天井版18を取り付けて天
井部4を構成すれば良い。なお、図中符号19aは、側
版部3にプレストレスを導入するために緊張されるPC
鋼線である。
【0025】ここで、図13に示すものは、天井部4を
構成する天井版18を成形する型枠21である。この型
枠21は、上面が湾曲面とされた底板22と、この底板
22の両端に設けられた端板23と、底板22の両側部
に設けられた側板(図示略)とを有し、これら底板2
2、端板23及び側板によって囲われた部分がコンクリ
ートの打設空間とされている。また、底板22と端板2
3との隅部には、天井版18の両端部の固定部18aを
成形するための駒部材24が設けられている。
【0026】つまり、この駒部材24は、底板22の湾
曲面に当接する当接面24aと、端板23に当接する当
接面24bと、固定部18aを成形する成形面24cと
を有しており、当接面24a、24bを、底板22、端
板23に当接することにより、成形面24cが水平とさ
れるようになっている。そして、この型枠21によって
天井版18を成形するには、型枠21の上部に蓋(図示
略)を被せて打設空間を囲った状態にて、この打設空間
内にコンクリートを打設し硬化させることにより行う。
【0027】また、この型枠21によって、長さの異な
る天井版18を成形する場合は、端板23を底板22の
湾曲面に沿ってスライドさせる。また、このとき、移動
させた端板23の位置に応じて、駒部材24を、その位
置における底板22の湾曲面の曲率に合ったものと交換
する。このように、この型枠21によれば、端板23の
位置をスライドさせて移動させることにより、極めて容
易に、カルバート本体の幅寸法に合わせて長さの異なる
天井版18を成形することができる。
【0028】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のカルバ
ートの構築方法によれば、下記の効果を得ることができ
る。請求項1または請求項2記載のカルバートの構築方
法によれば、枠体の内面側に内壁版が取り付けられた側
版ユニットを互いに対向させて配置し、その外面側に外
壁版を取り付け、この側版ユニットへコンクリートを打
設することにより側版部を構築するので、現場にて型枠
を支保工によって支持させて配設して構築する場合と比
較して、現場における構築作業を大幅に向上させること
ができる。つまり、型枠が不要であるので、型枠の支持
作業及び型枠や支保工の搬出入、設置、撤去作業を不要
とすることができ、これにより、工期短縮を図ることが
できる。
【0029】請求項3記載のカルバートの構築方法によ
れば、型枠の端板をスライドさせて移動させることによ
り、極めて容易に、カルバート本体の幅寸法に合った天
井版を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のカルバートの構築方法
を説明するカルバートの斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態のカルバートの構築方法
を説明する敷きコンクリートの施工後の開削地盤の断面
図である。
【図3】 本発明の実施の形態のカルバートの構築方法
を説明する側版ユニットの配設後の開削地盤の断面図で
ある。
【図4】 本発明の実施の形態のカルバートの構築方法
に用いられる側版ユニットの斜視図である。
【図5】 本発明の実施の形態のカルバートの構築方法
を説明する側版ユニットの側面図である。
【図6】 本発明の実施の形態のカルバートの構築方法
を説明する側版ユニットの断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態のカルバートの構築方法
を説明する側版ユニットを構成する枠体の側面図であ
る。
【図8】 本発明の実施の形態のカルバートの構築方法
を説明する側版ユニットを構成する枠体の正面図であ
る。
【図9】 本発明の実施の形態のカルバートの構築方法
を説明する鉄筋の配設後の開削地盤の断面図である。
【図10】 本発明の実施の形態のカルバートの構築方
法を説明する底版部の施工後の開削地盤の断面図であ
る。
【図11】 本発明の実施の形態のカルバートの構築方
法を説明するカルバート本体の構築後の開削地盤の断面
図である。
【図12】 本発明の他の実施の形態のカルバートの構
築方法を説明するカルバートの断面図である。
【図13】 本発明の実施の形態のカルバートの構築方
法に用いられる天井版を成形する型枠の断面図である。
【符号の説明】
1 カルバート 1A カルバート本体 2 底版部 3 側版部 4 天井部 12、19 側版ユニット 14 枠体 18 天井版 22 底板 23 端板 32 鋼材 33 枠体 34、34a カゴ型鉄筋(鉄筋) 35 内壁版 36 連結用鋼材 37 連結用内壁版 43 外壁版 C コンクリート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底版部の両側部に側版部が立設された断
    面視略U字状のカルバート本体の上部に天井部を設置し
    てなるカルバートの構築方法であって、 鋼材を箱形に組み立てた枠体の内部に鉄筋が設けられか
    つ内面側に内壁版が取り付けられ、構築するカルバート
    の長手方向へ連結された一対の側版ユニットを、対向位
    置に間隔をあけて配設し、その外面側に外壁版を取り付
    け、これら側版ユニットの下端と、これら側版ユニット
    の下端同士の間へコンクリートを打設して前記底版部を
    構築し、その後、内壁版と外壁版との間にコンクリート
    を打設して前記側版部を構築することにより、前記カル
    バート本体を構築することを特徴とするカルバートの構
    築方法。
  2. 【請求項2】 底版部の両側部に側版部が立設された断
    面視略U字状のカルバート本体の上部に天井部を設置し
    てなるカルバートの構築方法であって、 前記底版部の構築後に、この底板部の両側部に、鋼材を
    箱形に組み立てた枠体の内部に鉄筋が設けられかつ内面
    側に内壁版が取り付けられ、構築するカルバートの長手
    方向へ連結された一対の側版ユニットを、対向位置に間
    隔をあけて配設し、その外面側に外壁版を取り付け、内
    壁版と外壁版との間にコンクリートを打設して前記側版
    部を構築することにより、前記カルバート本体を構築す
    ることを特徴とするカルバートの構築方法。
  3. 【請求項3】 前記天井部は、前記側版部にかけ渡され
    た複数のプレキャスト製の天井版からなり、前記天井版
    は、湾曲面を有する底板と、該底板の両端部に設けられ
    た端板と、前記底板の両側部に設けられた側板とを有
    し、これら底板、端板及び側板によって囲われたコンク
    リート打設空間内にコンクリートを打設することにより
    形成され、前記端板を前記底板の湾曲面に沿ってスライ
    ドさせて移動させることにより、前記カルバート本体の
    幅寸法に応じた長さに成形されることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載のカルバートの構築方法。
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