JP2000272721A - 物品保管設備 - Google Patents

物品保管設備

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JP2000272721A JP8287199A JP8287199A JP2000272721A JP 2000272721 A JP2000272721 A JP 2000272721A JP 8287199 A JP8287199 A JP 8287199A JP 8287199 A JP8287199 A JP 8287199A JP 2000272721 A JP2000272721 A JP 2000272721A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品保管設備における搬送作業の能率向
上を図る。 【解決手段】 複数の物品搬出入部B夫々に対して優先
順位が設定され、複数の収納部1夫々と複数の物品搬出
入部Bとの間で物品の搬出入作業を実行する搬送手段5
の作動を制御する制御手段が、複数の物品搬出入部Bに
対する搬出入作業が存在する場合は、それらの物品搬出
入部Bのうちで優先順位の最も高い物品搬出入部Bに対
して設定された全ての搬出入作業を他の物品搬出入部B
に優先して実行した後に、優先順位が次位の物品搬出入
部に対する搬出入作業を順次行う優先入出庫作業を実行
すべく搬送手段5の作動を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を収納する複
数の収納部を備えた収納棚と、物品の搬出入を行うため
の複数の物品搬出入部と、前記複数の収納部夫々と前記
複数の物品搬出入部との間で物品の搬出入作業を実行す
る搬送手段と、搬出入作業の対象となる複数の物品につ
いての作業順序並びにそれら物品について作業すべき物
品搬出入部を設定する設定手段と、その設定手段の設定
情報に基づいて前記搬送手段の作動を制御する制御手段
とが設けられた物品保管設備に関する。
【0002】
【従来の技術】上記構成の物品保管設備において、従来
では、前記制御手段は、常に、前記設定手段にて設定さ
れた作業順序で且つ設定された物品搬出入部にて物品の
搬出入作業を実行するように構成されていた(例えば、
特開平10−167417号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
物品保管設備においては、例えば、物品を外部から搬入
する場合や、物品を外部に搬出させる場合、それらの作
業の都合上、作業すべき物品搬出入部として特定のもの
を優先して搬出入作業を行った方が作業能率が向上する
ような場合がある。
【0004】しかし、上記従来構成では、常に、設定手
段にて設定された物品搬出入部にて物品の搬出入作業が
実行されることになり、上記したような場合であって
も、物品を外部から搬入したり、物品を外部に搬出させ
るような場合に作業効率を向上させることができないも
のとなる不利があり、改善の余地があった。
【0005】本発明はかかる点に着目してなされたもの
であり、その目的は、合理的な改良によって作業能率の
向上を図ることが可能となる物品保管設備を提供する点
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の特徴構
成によれば、前記複数の物品搬出入部夫々に対して優先
順位が設定され、前記制御手段は、前記複数の物品搬出
入部に対する搬出入作業が存在する場合は、それらの物
品搬出入部のうちで優先順位の最も高い物品搬出入部に
対して設定された全ての前記搬出入作業を他の物品搬出
入部に優先して実行した後に、前記優先順位が次位の物
品搬出入部に対する前記搬出入作業を順次行う優先入出
庫作業を実行すべく前記搬送手段の作動を制御するよう
に構成されている。
【0007】つまり、前記設定手段により搬出入作業の
対象となる複数の物品についての作業順序並びにそれら
物品について作業すべき物品搬出入部が設定されて、複
数の物品搬出入部夫々に対して優先順位が設定される。
そして、設定手段の設定により、複数の物品搬出入部に
対する搬出入作業が存在する場合に、それらの物品搬出
入部のうちで優先順位の最も高い物品搬出入部に対し
て、その物品搬出入部にて設定された全ての搬出入作業
を他の物品搬出入部よりも優先して先に実行するのであ
る。そして、その全ての搬出入作業が終了した後に、優
先順位が次位の物品搬出入部に対する前記搬出入作業を
順次行うことになる。
【0008】その結果、設定手段にて設定された物品搬
出入部に対して設定された作業順序で作業を行う場合よ
りも、作業の都合上、作業すべき物品搬出入部として特
定の物品搬出入部を優先して使用した方が作業能率がよ
い場合には、その特定の物品搬出入部を高い優先順位と
して設定しておくことで、作業能率を向上させることが
可能となる。
【0009】請求項2に記載の特徴構成によれば、請求
項1において、前記設定手段にて予め設定された作業順
序で前記搬出入作業を順次行う通常入出庫作業を実行す
る通常モードと、前記優先入出庫作業を実行する優先モ
ードとを指令するモード指令手段が設けられ、前記制御
手段は、前記モード指令手段にて前記通常モードが指令
されると、前記通常入出庫作業を実行すべく前記搬送手
段の作動を制御し、前記モード指令手段にて前記優先モ
ードが指令されると、前記優先入出庫作業を実行すべく
前記搬送手段の作動を制御するように構成されている。
【0010】従って、モード指令手段の指令内容にて、
通常入出庫作業を実行する状態と、優先入出庫作業を実
行する状態とを選択することができ、例えば、設定手段
による設定情報に基づいて通常入出庫作業を実行する方
が良い場合と、前記優先入出庫作業を実行した方が良い
場合等、そのときの作業状況に応じて使い分けることが
でき、使い勝手のよい物品保管設備を提供できるに至っ
た。
【0011】請求項3に記載の特徴構成によれば、請求
項1又は2において、前記搬送手段は、前記収納棚に沿
う移動経路に沿って移動走行自在な走行台車と、その走
行台車に対して昇降自在に設けられて、前記各収納部及
び前記各物品搬出入部と自己との間で物品を移載可能な
物品移載装置とを備えて構成され、前記複数の物品搬出
入部が、前記走行台車の移動経路における両側端部に分
散して設けられている。
【0012】搬送手段は、走行台車が収納棚に沿う移動
経路に沿って移動走行して、その走行台車に対して昇降
自在に設けられた物品移載装置により前記各収納部及び
前記各物品搬出入部に対して物品の搬出入作業を実行す
ることになる。このような構成は、比較的大型の物品で
あっても、路面上を移動走行する走行台車にて荷重を支
持しながら確実に搬出入作業を行えるものであるが、複
数の物品搬出入部が、前記走行台車の移動経路における
両側端部に分散して設けられる構成であることから、設
定手段にて設定された順序で作業を行うと、搬出入作業
に時間がかかることがある。しかし、上記優先入出庫作
業を実行することで、例えば、走行台車の移動走行量を
少なくさせることにより、通常入出庫作業だけを行う場
合に比べて、作業能率を向上させることが可能となる。
【0013】請求項4に記載の特徴構成によれば、請求
項3において、前記収納棚が、前記走行台車の移動経路
の両側部に位置して並列する状態で複数設けられている
ので、移動経路の片側だけに収納棚が配備される構成に
比べて、搬送手段の設置数を増やすことなく、物品の収
納保管量を多くして保管効率を向上することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る物品保管設備
について図面に基づいて説明する。この物品保管設備
は、図1に示すように、上下方向および左右方向に複数
の物品収納用の収納部1を有する収納棚2が、物品Aの
出入口側を互いに対向させた状態で配設されて構成され
ている。そして、その互いに対向する収納棚2の間に
は、収納棚2の横幅方向に沿って上レール3と下レール
4とが配設され、その両レール3,4に沿って移動する
とともに、物品Aの移載を行う搬送手段としてのスタッ
カークレーン5が設けられている。
【0015】前記スタッカークレーン5は、図2に示す
ように、下レール4上を走行移動する走行台車6と、そ
の走行台車6上に立設された一対のガイド枠7と、その
一対のガイド枠7に沿って上下方向に昇降操作自在な昇
降台8などで構成され、その昇降台8には、伸縮するこ
とによって物品Aの移載を行う物品移載装置としてのフ
ォーク装置9が設けられている。
【0016】図2に示すように、前記収納棚2の横幅方
向、即ち、走行台車6の移動経路における両側端部に、
走行台車6の走行径路を挟む状態で、物品搬入用の移載
装置10R,10Lと物品搬出用の移載装置11R,1
1Lとが夫々設けられていて、前記スタッカークレーン
5が、走行台車6の往復走行移動、昇降台8の上下昇
降、ならびに、フォーク装置9の伸縮操作によって、前
記各移載装置10R,10L,11R,11Lと収納棚
2の各収納部1との間で物品AをパレットPごとひとつ
ずつ搬送して移載するように構成されている。前記各移
載装置10R,10L,11R,11Lが、夫々、複数
の物品搬出入部Bを構成することになる。前記物品搬入
用の移載装置10R,10L夫々に対しては、この移載
装置10R,10L上に物品AをパレットPごと搬送し
て供給する搬入ラインとしての搬入コンベヤ12R,1
2Lが夫々配設されている。この搬入コンベヤ12R,
12Lは、物品AをパレットPごと載置して搬送する載
置コンベヤとしてのローラコンベヤで構成され、物品搬
出用の移載装置11R,11Lに対してもローラコンベ
ヤからなる搬出コンベヤ13R,13Lが、搬入コンベ
ヤ12R,12Lと平行に配設され、各搬入コンベヤ1
2R,12Lの搬送方向始端部には、物品Aが存在する
か否かを検出する光電式の在荷検出器14が設けられて
いる。そして、各搬入コンベヤ12R,12Lの搬送方
向始端側、換言すると、各搬出コンベヤ13R,13L
の搬送方向終端側には、レール15に沿って自走可能に
構成された自走台車16が配設されていて、外部から供
給される物品AをパレットPごと搬送して、搬入コンベ
ヤ12R,12Lの搬送方向始端部に供給したり、搬出
コンベヤ13R,13Lにより搬送されてきた物品Aを
パレットPごと受け取って、図外の搬出箇所にまで搬送
するように構成されている。
【0017】なお、特に図示はしないが、物品搬入用の
移載装置10にも在荷検出器が設けられ、その他、物品
搬出用の移載装置11R,11L、搬出コンベヤ13
R,13Lなどにも適宜在荷検出器が設けられ、自走台
車16のレール15の近傍には、自走台車16の存在を
検出する検出器などが設けられている。
【0018】以上のような構成からなる収納棚2や搬出
入コンベヤなどが、互いに平行する状態で複数対配設さ
れ、各対に対して各スタッカークレーン5の作動などを
制御する制御手段としての搬送制御装置Hが設けられ、
各搬送制御装置Hが、物品保管設備全体の作動を制御し
て管理する管理用制御装置H1に相互に通信可能に接続
されている。
【0019】つまり、図3に示すように、各搬送制御装
置Hは、スタッカークレーン5に設けられたスタッカー
クレーン用制御装置H2との間で相互に光通信可能に構
成され、かつ、物品搬出入用の各移載装置10R,10
L,11R,11Lや搬入コンベヤ12R,12L、搬
出コンベヤ13R,13Lなどを制御して管理するよう
に構成されるとともに、在荷検出器14などの各種セン
サ類からの信号が入力されるように構成され、管理用制
御装置H1からの指令に基づいて、スタッカークレーン
5、物品搬出入用の各移載装置や搬出入用のコンベヤな
どの作動を制御する制御手段として機能するように構成
されている。そして、管理用制御装置H1は、人為操作
にて作業順序や各種の動作内容を指令するための表示装
置付の操作部20が備えられており、作業者が、この操
作部20を操作して、予め作業順序を設定したり、後述
するような制御モードの切り換え等を指令することがで
きるように構成されている。従って、この管理用制御装
置H1が、搬出入作業の対象となる複数の物品について
の作業順序、それら物品について作業すべき収納部、及
び、それら物品について作業すべき物品搬出入部B(物
品搬出入用の移載装置10R,10L,11R,11
L)を設定する設定手段100として機能するととも
に、各搬送制御装置Hからの情報に基づいて、全収納棚
2における収納物品Aに関する情報を管理し、かつ、自
走台車16の作動を制御して管理するように構成されて
いる。
【0020】つぎに、管理用制御装置H1および搬送制
御装置Hによる物品保管設備の制御作動について説明す
る。
【0021】先ず、物品の搬入作業について説明する。
物品Aを収納棚2に搬入する場合には、管理用制御装置
H1が、予め設定された作業順序に基づいて、物品Aを
収納するべき収納棚2と収納部1とを選択するとともに
自走台車16を選択して、その選択した収納棚2に対応
する搬送制御装置Hと自走台車16に対して物品Aの搬
入を指令する。指令された自走台車16は、図外の物品
搬入箇所で物品AをパレットPごと受け取って搬送し、
指定された収納棚2に対応する搬入コンベヤ12R(又
は12L)の搬送方向始端部上に載置する。搬入コンベ
ヤ12R(12L)上に物品Aが載置供給されると、そ
の物品Aの存在を在荷検出器14が検出し、その検出信
号に基づいて、搬送制御手段Hが、直ちにスタッカーク
レーン5による搬入作業の作動を開始する。
【0022】つまり、スタッカークレーン5が、走行台
車6の走行によって物品移載箇所である物品搬入用の移
載装置10R(又は10L)の側方に移動され、かつ、
昇降台8が物品Aの掬い取りに適した位置にまで下降さ
れる。その間、物品Aは搬入コンベヤ12R(12L)
によってパレットPごと物品搬入用の移載装置10R
(10L)側に搬送され、移載装置10R(10L)上
に載置供給されると、図外の在荷検出器の検出信号に基
づいて、フォーク装置9が伸長されるとともに昇降台8
が上昇操作されて、物品Aはフォーク装置9によりパレ
ットPごと掬い取られ、フォーク装置9の短縮操作によ
って昇降台8側に移載される。このようにして物品Aを
受け取ったスタッカークレーン5は、走行台車6の走行
移動と昇降台8の上下昇降によって、指定された対象収
納部1にまで物品Aを搬送し、フォーク装置9の伸縮操
作によって、物品AをパレットPごと指定された収納部
1に収納して物品Aの搬入作業が終了し、その作業の終
了が搬送制御装置Hを介して管理用制御装置H1に入力
される。
【0023】次に、物品の搬出作業について説明する。
物品Aを収納棚2から搬出する場合には、管理用制御装
置H1が、搬出対象である物品Aの収納されている収納
棚2と収納部1、及び、搬出作業すべき移載装置(11
R又は11L)を選択するとともに自走台車16を選択
して、その選択した収納棚2に対応する搬送制御装置H
と自走台車16に対して物品Aの搬出を指令する。指令
された搬送制御装置Hは、スタッカークレーン5の作動
を制御して、先の搬入作業とは逆に、指定された収納部
1から物品AをパレットPごと掬い取って搬送し、物品
搬出用の移載装置11R(又は11L)上に載置供給す
る。その後、物品Aは、搬出コンベヤ13R(又は13
L)によって搬出方向終端部にまで搬送され、そこで自
走台車16上に移載され、自走台車16によって図外の
物品搬出箇所まで搬送され、搬出作業の終了が管理用制
御装置H1に入力される。
【0024】前記搬送制御装置Hは、上記したように予
め設定された作業順序で前記搬出入作業を順次行う通常
入出庫作業を実行すべくスタッカークレーン5の作動を
制御する状態と、後述するような優先入出庫作業を実行
すべくスタッカークレーン5の作動を制御する状態とに
動作モードを切り換え自在に構成されている。前記管理
用制御装置H1が、操作部20における指令内容に基づ
いて、前記複数の物品搬出入部B夫々に対して優先順位
を設定するとともに、前記搬送制御装置Hに対して、前
記通常入出庫作業を実行する通常モードと、前記優先入
出庫作業を実行する優先モードのうちのいずれかを選択
的に指令することができるように構成されている。従っ
て、管理用制御装置H1を利用してモード指令手段10
1が構成されることになる。
【0025】前記優先入出庫作業について説明すると、
上記したように予め設定された設定情報において複数の
物品搬出入部Bに対する搬出入作業が存在する場合は、
前記優先順位に基づいてそれらのうちで優先順位の最も
高い物品搬出入部Bに対して設定された全ての搬出入作
業を他の物品搬出入部Bに優先して実行した後に、優先
順位が次位の物品搬出入部Bに対する搬出入作業を順次
行うことになる。
【0026】つまり、前記搬送制御装置Hは、管理用制
御装置H1により通常モードが指令されると、上記した
ような物品の搬入作業、及び、物品の搬出作業を設定さ
れた作業順序で順次、実行することになり、優先モード
が指令されると、前記優先入出庫作業を実行することに
なる。
【0027】前記優先入出庫作業について具体的に説明
する。例えば、図4に示すように、夫々所定の収納部に
収納されている4個の物品A1,A2,A3,A4を各
移載装置11L,11Rに振り分けて搬出する作業を想
定して、予め作業順序が次のように設定されていたとす
る。 物品A1を移載装置11Lに搬出。 物品A2を移載装置11Lに搬出。 物品A3を移載装置11Rに搬出。 物品A4を移載装置11Rに搬出。
【0028】この場合、前記通常入出庫作業において
は、上記〜をその順序で設定されている物品搬出入
部Bに対して実行することになるが、優先順位として、
移載装置11Rが移載装置11Lよりも高い優先順位が
設定されており、且つ、優先モードが指令されると、搬
送制御装置Hは次のように移載装置11Rに対して設定
されている作業をすべて実行した後に、次の優先順位で
ある移載装置11Lに対する作業を実行することにな
る。 (イ)物品A3を移載装置11Rに搬出。 (ロ)物品A4を移載装置11Rに搬出。 (ハ)物品A1を移載装置11Lに搬出。 (ニ)物品A2を移載装置11Lに搬出。
【0029】優先入出庫作業としては、上記したような
搬出作業に限らず、搬入作業についても優先順位を設定
して優先入出庫作業を実行するようにしてもよい。
【0030】〔別実施形態〕 (1)先の実施形態では、物品の搬出作業と搬入作業と
を夫々実行する構成としたが、例えば、全ての物品搬出
入部を搬入作業を実行可能に構成して、搬送手段により
物品の搬入作業だけを繰り返して実行する制御状態や、
全ての物品搬出入部を搬出作業を実行可能に構成して、
搬送手段により物品の搬出作業だけを繰り返して実行す
る制御状態に設定可能として、このような制御状態にお
いて、上記したような優先モードに設定可能な構成とし
てもよい。
【0031】(2)先の実施形態では、通常入出庫作業
を実行する状態と、前記優先入出庫作業を実行する状態
とに切り換える構成としたが、常に、前記優先入出庫作
業を実行する形態であってもよい。
【0032】(3)先の実施形態では、収納棚2の横幅
方向の両側部に夫々、物品搬出入部Bを設けた例を示し
たが、収納棚2の横幅方向の一側部だけに物品搬出入部
Bを複数配置してもよく、又、収納棚2の横幅方向の中
間に位置するいずれかの収納部1に代えて、その箇所に
物品搬出入部Bを配置する構成とすることもできる。
【0033】(4)先の実施形態では、制御手段として
の複数の搬送制御装置Hが、物品保管設備全体の作動を
制御して管理する管理用制御装置H1に相互に通信可能
に接続されて管理され、作業順序の設定や上記各モード
の指令も管理用制御装置H1により行う構成としたが、
このような構成に限らず、複数の搬送制御装置Hが、夫
々、単独で制御を実行するとともに、各搬送制御装置H
に対して、各別に、人為操作指令等によって、作業順序
の設定や上記各モードの指令を行う構成としてもよい。
【0034】(5)先の実施形態では、自走台車16を
設けて、その自走台車16から物品Aを搬入コンベヤ1
2の搬送方向始端部に供給したり、その自走台車16に
よって搬出コンベヤ13から物品Aを受け取るように構
成した例を示したが、例えば、フォークリフトなどによ
って、搬入コンベヤ12の搬送方向始端部に物品Aを直
接供給するように構成したり、搬出コンベヤ13から物
品Aを直接受け取るように構成して実施することもでき
る。
【0035】(6)先の実施形態では、搬入ラインとし
ての搬入コンベヤ12をローラコンベヤで構成して、ロ
ーラコンベヤ上に物品Aを載置して搬送するように構成
した例を示したが、物品Aを載置して搬送する載置コン
ベヤとしては、ローラコンベヤ以外に、チェンコンベヤ
を使用することもでき、また、物品搬入用の移載装置1
0側に傾斜する板状体で構成して、物品Aの重力によっ
て物品Aをスライドさせて移載装置10にまで搬送する
ように構成することもできる。さらに、上述した載置コ
ンベヤに代えて、物品Aを載置して往復移動する自走式
の台車を配設し、その台車によって搬入ラインを構成す
ることもできる。
【0036】(7)先の実施形態では、物品Aの搬出入
作業を行う搬送手段として、スタッカークレーン5に物
品移載装置としてのフォーク装置9を1台備える構成と
したが、1台のスタッカークレーン5にフォーク装置9
を複数台備える構成としてもよい。又、走行台車6や昇
降台8などを備えたいわゆるスタッカークレーン5以外
のもので搬送手段を構成することもできる。例えば、収
納棚2の横幅方向の全幅を含んで物品搬出入用移載装置
10,11の側方にまで延びるレールを収納棚2の上下
方向の全長にわたって昇降操作自在に構成し、かつ、そ
のレールに沿って移動自在な移動体に物品移載装置の一
例であるフォーク装置9を設けて搬送手段を構成するこ
ともできる。
【0037】(8)先の実施形態では、前記収納棚が、
前記走行台車の移動経路の両側部に位置して並列する状
態で一対づつ設けられる構成としたが、このような構成
に限らず、移動経路の片側に一列だけ設ける構成でもよ
く、上下方向および左右方向に複数の物品収納用の収納
部1を有する構成に代えて、上下方向に一列、あるい
は、左右方向に一列の収納部を備える構成でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体斜視図
【図2】全体平面図
【図3】制御ブロック図
【図4】作業順序を説明するための図
【符号の説明】
1 収納部 2 収納棚 5 搬送手段 6 走行台車 9 物品移載装置 100 設定手段 101 モード指令手段 B 物品搬出入部 H 制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を収納する複数の収納部を備えた収
    納棚と、物品の搬出入を行うための複数の物品搬出入部
    と、前記複数の収納部夫々と前記複数の物品搬出入部と
    の間で物品の搬出入作業を実行する搬送手段と、搬出入
    作業の対象となる複数の物品についての作業順序並びに
    それら物品について作業すべき物品搬出入部を設定する
    設定手段と、その設定手段の設定情報に基づいて前記搬
    送手段の作動を制御する制御手段とが設けられた物品保
    管設備であって、 前記複数の物品搬出入部夫々に対して優先順位が設定さ
    れ、 前記制御手段は、 前記複数の物品搬出入部に対する搬出入作業が存在する
    場合は、それらの物品搬出入部のうちで優先順位の最も
    高い物品搬出入部に対して設定された全ての前記搬出入
    作業を他の物品搬出入部に優先して実行した後に、前記
    優先順位が次位の物品搬出入部に対する前記搬出入作業
    を順次行う優先入出庫作業を実行すべく前記搬送手段の
    作動を制御するように構成されている物品保管設備。
  2. 【請求項2】 前記設定手段にて予め設定された作業順
    序で前記搬出入作業を順次行う通常入出庫作業を実行す
    る通常モードと、前記優先入出庫作業を実行する優先モ
    ードとを指令するモード指令手段が設けられ、 前記制御手段は、 前記モード指令手段にて前記通常モードが指令される
    と、前記通常入出庫作業を実行すべく前記搬送手段の作
    動を制御し、且つ、 前記モード指令手段にて前記優先モードが指令される
    と、前記優先入出庫作業を実行すべく前記搬送手段の作
    動を制御するように構成されている請求項1記載の物品
    保管設備。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段は、前記収納棚に沿う移動
    経路に沿って移動走行自在な走行台車と、その走行台車
    に対して昇降自在に設けられて、前記各収納部及び前記
    各物品搬出入部と自己との間で物品を移載可能な物品移
    載装置とを備えて構成され、 前記複数の物品搬出入部が、前記走行台車の移動経路に
    おける両側端部に分散して設けられている請求項1又は
    2記載の物品保管設備。
  4. 【請求項4】 前記収納棚が、前記走行台車の移動経路
    の両側部に位置して並列する状態で複数設けられている
    請求項3記載の物品保管設備。
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