JP2000272544A - 自動車のリヤフロア補強構造 - Google Patents

自動車のリヤフロア補強構造

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JP2000272544A
JP2000272544A JP11077140A JP7714099A JP2000272544A JP 2000272544 A JP2000272544 A JP 2000272544A JP 11077140 A JP11077140 A JP 11077140A JP 7714099 A JP7714099 A JP 7714099A JP 2000272544 A JP2000272544 A JP 2000272544A
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JP
Japan
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plate portion
cross member
rear floor
reinforcement
floor panel
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Idemitsu Masuda
出光 増田
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の側面に受ける過大な外力に対して変形
し難くし、燃料タンクの変形をなくす。 【解決手段】 下端にフロント側のメインフロアパネル
8の後端が接続され起立している縦壁板部6を有するリ
ヤフロアパネル5と、該縦壁板部6の背面側に配置され
曲部を有するクロスメンバ7とで閉断面を形成してお
り、この閉断面の内部に配置され上端フランジ31a及
び下端フランジ31bがクロスメンバ7に固着されるリ
ンフォース31を設け、該リンフォース31とクロスメ
ンバ7とで閉断面を形成して補強し、クロスメンバ7に
は起立した起立板部21,25と横方向に沿った横板部
22,26とを曲部23,27で折り曲げて形成し、リ
ンフォース31を起立板部21,25と横板部22,2
6とに架け渡してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のリヤフロ
アを補強するためのリヤフロア補強構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図11は自動車の側面図、図12は従来
のリヤフロア補強構造の要部を示す斜視図であり、図1
3はその各部材を分解して示した斜視図である。この自
動車1は、フロントドア2及びリヤドア3を有し、これ
らの両ドアに係合して図14に示すセンタピラー4があ
る。従来のリヤフロア補強構造は、図11における自動
車1のリヤドア3下部の円Qの位置で、リヤフロアパネ
ル5の起立している縦壁板部6の背面側に、曲部を有す
るリヤフロアフロントクロスメンバ7(以下これを「ク
ロスメンバ7」と略称する。)が配置され、リヤフロア
パネル5の縦壁板部6の下端にフロント側のメインフロ
アパネル8の後端が接合され、リヤフロアパネル5の側
部に接合されるリヤフロアフロントインナロッカパネル
9、リヤフロアパネル5の下面に固着されるリヤフロア
サイドメンバ10、クロスメンバ7の下面に固着される
リヤフロアサイドメンバエクステンション11、及びメ
インフロアパネル8の側部に接合されるサイドシルイン
ナパネル12を備えて構成されており、これらはいずれ
も左右対称配置されている。そして、図14に示すよう
に、一方のシート取付部16の真下には燃料タンク20
が配置されている。
【0003】リヤフロアパネル5は、前端の縦壁板部6
及び切欠き15と、該縦壁板部6及び切欠き15の後方
に隣接し車両の幅方向の中央で隆起させて並設した2つ
のシート取付部16,16と、該シート取付部16の左
右の平板部18とを有し、縦壁板部6及び切欠き15の
縁で前方へ曲げて形成した複数の前端フランジ6cを備
え、このフランジ6cの上面にメインフロアパネル8の
後端下面を当接させて該メインフロアパネル8が接合さ
れる。
【0004】リヤフロアパネル5のシート取付部16に
は、最上板部分16a、傾斜段差板部分16b、中位板
部分16c、及び側板部分16dがこの順序にて左右対
称に続いており、これらの各部分の前端に続いて起立し
ている前端板部分16eがあり、側板部分16dの下端
には平板部18が続いている。そして、リヤフロアパネ
ル5の縦壁板部6にある側端フランジ6bと平板部18
の前後方向に続く側縁とにはリヤフロアフロントインナ
ロッカパネル9が接合される。
【0005】クロスメンバ7は、リヤフロアパネル5の
シート取付部16に対応する箇所で、車幅方向の中央寄
りに起立して上方へ突出した中央起立板部21と、該中
央起立板部21の下端に続き横方向に沿った中央横板部
22とを中央曲部23で折曲げて形成してある。中央起
立板部21には、中央横板部22に対しほぼ垂直な垂直
起立部分21aと、その上端に続き後ろ上がりにて傾斜
した傾斜起立部分21bとがある。
【0006】また、クロスメンバ7は、左右両側に、リ
ヤフロアパネル5の縦壁板部6及び平板部18にそれぞ
れ対向配置され中央起立板部21よりも低い位置の下位
起立板部25と、該下位起立板部25の下端に続き横方
向に沿っていて前方に突出した下位横板部26とを有
し、これらを下位曲部27で折り曲げて形成してあり、
中央横板部22と下位横板部26との間の下位中継板部
28がある。車幅方向の中央にはリヤフロアパネル5の
切欠き15に対応して台形部29が形成されている。
【0007】さらに、クロスメンバ7は、上端を後方へ
曲げて形成した上端フランジ7a、側端の側端フランジ
7b、及び前端を下方へ曲げて形成した前端フランジ7
cを有し、上端フランジ7aは中央起立板部21から左
右の下位起立板部25まで連続しており、側端フランジ
7bは下位起立板部25の上端から下位横板部26の前
端まで連続している。前端フランジ7cは、中央横板部
22から下位横板部26までの前端にある。
【0008】そして、上端フランジフランジ7aは、リ
ヤフロアパネル5の対応する箇所である最上板部分16
a、傾斜段差板部分16b、中位板部分16c、側板部
分16d、及び平板部18の裏面に接合される。側端フ
ランジ7bにはリヤフロアフロントインナロッカパネル
9が接合される。前端フランジ7cは、台形部29をリ
ヤフロアパネル5の切欠き15に位置を合わせて該リヤ
フロアパネル5の縦壁板部6の背面に接合される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のリ
ヤフロア補強構造では、図14において、フロントドア
2、リヤドア3及びセンターピラー4は、側面に過大な
外力Fを受けることにより、図15及び図16に示すよ
うに、キャビン内側へ変形する場合がある。この時、リ
ヤフロアパネル5及びメインフロアパネル8は、センタ
ピラー4の位置を中心にキャビン内側へ変形する。クロ
スメンバ7はリヤフロアパネル5の前端部における車体
横方向の変形を抑える。
【0010】しかし、クロスメンバ7は、上下方向にオ
フセットEが存在している形状であるため、側面に過大
な外力Fを受けた時に、オフセットした箇所で、クロス
メンバ7が折れて車体の横方向の変形を十分に抑えられ
ない。このため、リヤフロアパネル5の真下に配置した
燃料タンク20にリヤフロアサイドメンバ10が接触し
て、燃料タンク20が変形する可能性がある。また、ク
ロスメンバ7がオフセットした箇所で折れ易いため、リ
ヤドア3及びセンタピラー4がキャビン内側へ侵入する
ような変形を生じることも想定される。
【0011】上記課題に鑑み、本発明は、車両の側面に
受ける過大な外力に対し、変形し難く、燃料タンクの変
形もないリヤフロア補強構造を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、下端にフロント側のメインフロアパネル
の後端が接合され起立している縦壁板部を有するリヤフ
ロアパネルと、該縦壁板部の背面側に配置され曲部を有
するクロスメンバとで閉断面を形成する自動車のリヤフ
ロア補強構造において、前記閉断面の内部に配置され上
端及び下端が前記クロスメンバに固着されるリンフォー
スを設け、該リンフォースと前記クロスメンバとで閉断
面を形成し補強したことを特徴とし、前記クロスメンバ
には起立した起立板部と横方向に沿った横板部とを前記
曲部で折曲げて形成し、前記リンフォースを前記起立板
部と横板部とに架け渡すことが望ましい。また、本発明
は、下端にフロント側のメインフロアパネルの後端が接
合され起立している縦壁板部を有するリヤフロアパネル
と、該縦壁板部の背面側に配置され曲がり断面を有する
クロスメンバとで閉断面を形成する自動車のリヤフロア
補強構造において、該閉断面の内部に配置され上端及び
下端が前記クロスメンバに固着されるリンフォースを設
け、燃料タンクを担う側の前記リヤフロアパネルの部分
に前記クロスメンバと前記リンフォースの上端同士及び
下端同士を互いに重ねて固着させてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態に係るリヤフロア補強構造について、図面を参照しな
がら詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態
に係るリヤフロア補強構造の位置を示すための平面図、
図2は本発明の第1の実施の形態に係るリヤフロア補強
構造のクロスメンバとリンフォースとの関係を示した斜
視図であり、従来と同じ部分に同一の符号を付けて示
し、それらの部分の詳細な説明を省略する。
【0014】このリヤフロア補強構造は、下端がフロン
ト側のメインフロアパネル8の後端に接続される縦壁板
部6を有するリヤフロアパネル5と、該縦壁板部6の背
面側に配置され曲部23,27を有するリヤフロアフロ
ントクロスメンバ(以下これを「クロスメンバ」と略称
する。)7とで閉断面を形成しており、該閉断面の内部
に配置され上端フランジ31a及び下端31bがクロス
メンバ7に固着されるリンフォース31を設け、図3に
示すように、リヤフロアパネル5及びメインフロアパネ
ル8の側端にリヤフロアフロントインナロッカパネル9
が接合され、その外側にストレングスサイドシル13及
びボディアウタサイドメンバ14が接合され、リンフォ
ース31の下面にエクステンションリヤフロアサイドメ
ンバ10が接合されて構成されている。
【0015】そして、このリヤフロア補強構造では、図
4及び図5に示すように、リンフォース31とクロスメ
ンバ7とで閉断面を形成して補強してあり、クロスメン
バ7には起立した起立板部21,25と横方向に沿った
横板部22,26とを曲部23,27で折曲げて形成
し、リンフォース31が起立板部21,25と横板部2
2,26とに架け渡されている。
【0016】リンフォース31は、左右の二つがクロス
メンバ7の前面側に対称配置されるが、図2には一方の
みが示されている。図6は一方のリンフォースを示す斜
視図、図7はその正面図、図8はその平面図であって、
これと対称に配置される他方のリンフォースは図示を省
略してある。リンフォース31は、車幅方向の関係で見
ると、クロスメンバ7の中央起立板部21及び中央横板
部22に対応して車幅の中央寄りに位置する上位板部3
2と、この上位板部32の一端に続きクロスメンバ7の
下位起立板部25及び下位横板部26に対応して下方に
位置する下位板部33と、これらの間で車幅の方向に傾
斜している中継板部34とを一体に有している。
【0017】また、リンフォース31は、上下方向の関
係で見ると、横方向に続く補強横板部分35と、これの
下端に続き後ろ上がりに傾斜している補強傾斜板部分3
6と、これの下端に続き補強横板部分35に対しほぼ垂
直な補強垂直板部分37とを一体に有し、これらが上位
板部32の端から下位板部33の端まで連続しており、
クロスメンバ7の中央起立板部21、中央横板部22、
下位起立板部25、及び下位横板部26等の前面及び上
面側の一部を覆って配置される。
【0018】そして、リンフォース31は、上位板部3
2の端から下位板部33の端まで連続させて上端を上方
へ曲げて形成した上端フランジ31a及び下端を前方へ
曲げて形成した下端フランジ31bを一体に有し、図4
及び図5に示すように、上端フランジ31aがクロスメ
ンバ7の傾斜起立部分21bと下位起立板部25に亘っ
てこれらの正面側にスポット溶接にて接合され、下端フ
ランジ31bがクロスメンバ7の中央横板部22から下
位横板部26までに亘りこれらの上面にスポット溶接に
て接合される。これにより、リヤフロアパネル5とクロ
スメンバ7とで形成される閉断面内に、クロスメンバ7
とリンフォース31とで閉断面が形成される。
【0019】上記実施の形態に係るリヤフロア補強構造
の場合、上述の通り、リヤフロアパネル5とクロスメン
バ7とで形成される閉断面内に、リンフォース31が配
置され、その上端フランジ31aがクロスメンバ7の傾
斜起立部分21bと下位起立板部25に亘ってこれらの
正面側にスポット溶接にて接合され、下端フランジ31
bがクロスメンバ7の中央横板部22から下位横板部2
6までに亘りこれらの上面にスポット溶接にて接合さ
れ、クロスメンバ7とリンフォース31とで閉断面が形
成されるので、リヤフロアの剛性が大幅に向上し、車両
の側面に受ける過大な外力Fに対し、変形し難く、燃料
タンク20の変形もない。
【0020】図9は、本発明の第2の実施の形態に係る
リンフォースを示す斜視図、図10は図4に対応する断
面図である。このリンフォース41は、燃料タンク20
の重量を担う側のみについて、補強横板部45の端縁を
曲げないで上端フランジ41aとし、補強傾斜板部46
が途中で鈍角にて曲がっており、補強垂直板部47の端
縁を曲げないで下端フランジ41bとしている。
【0021】そして、この実施の形態では、インフォー
ス41の上端フランジ41aはクロスメンバ7の上端フ
ランジ7aに重ね合わせてリヤフロアパネル5の下に、
下端フランジ41bはクロスメンバ7の前端フランジ7
cに重ね合わせてリヤフロアパネル5の縦壁板部6の背
面に、いずれもスポット溶接にて接合されている。従っ
て、この場合、リヤフロアパネル5とクロスメンバ7と
で形成される閉断面内に、リンフォース31とクロスメ
ンバ7とによる閉断面が形成されるとともに、リンフォ
ース31とリヤフロアパネル5とによっても閉断面が形
成される。
【0022】本発明の第2の実施の形態に係るリヤフロ
ア補強構造によれば、燃料タンク20の重量を担う側に
おけるリヤフロアパネル5とクロスメンバ7とで形成さ
れる閉断面内に、リンフォース31とクロスメンバ7と
による閉断面が形成されるとともに、リンフォース31
とリヤフロアパネル5とによっても閉断面が形成される
ので、燃料タンク20の重量を担うのに十分な補強がな
され、車両の側面に受ける過大な外力Fに対して、一層
変形し難く、燃料タンク20の変形も生じないという利
点がある。
【0023】なお、本発明は、上記実施の形態によって
は限定されず、種々の変形及び変更が可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明は、次のような効果を奏する。下
端にフロント側のメインフロアパネルの後端が接続され
起立している縦壁板部を有するリヤフロアパネルと、該
縦壁板部の背面側に配置され曲部を有するクロスメンバ
とで閉断面を形成し、該閉断面の内部に配置され上端及
び下端がクロスメンバに固着されるリンフォースを設
け、該リンフォースとクロスメンバとで閉断面を形成し
補強することにより、車両の側面に受ける過大な外力に
対し、変形し難く、燃料タンクの変形も生じない。ま
た、クロスメンバには起立した起立板部と横方向に沿っ
た横板部とを曲部で折り曲げて形成し、リンフォースを
起立板部と横板部とに架け渡すことにより、変形を確実
に回避することができる。さらに、下端にフロント側の
メインフロアパネルの後端が接続され起立している縦壁
板部を有するリヤフロアパネルと、該縦壁板部の背面側
に配置され曲がり断面を有するクロスメンバとで閉断面
を形成する自動車のリヤフロア補強構造において、該閉
断面の内部に配置され上端及び下端がクロスメンバに固
着されるリンフォースを設け、リヤフロアパネルが担う
燃料タンク側の部分にリヤフロアとクロスメンバと前記
リンフォースの上端同士及び下端同士を互いに固着させ
ことにより、車両の側面に受ける過大な外力に対し、一
層変形し難く、燃料タンクの変形も一層確実に回避でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るリヤフロア補強構造
の位置を示すための平面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るリヤフロア補強構造
のクロスメンバとリンフォースとの関係を示した斜視図
である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】図1のC−C線断面である。
【図6】図2のリンフォースを示す斜視図である。
【図7】図6のリンフォースを示す正面図である。
【図8】図6のリンフォースを示す平面図である。
【図9】本発明の変形例に係るリンフォースを示す斜視
図である。
【図10】本発明の変形例に係るリヤフロア補強構造を
示し図4に対応する断面図である。
【図11】リヤフロア補強構造が適用される自動車の側
面図である。
【図12】従来のリヤフロア補強構造の要部を示す斜視
図である。
【図13】図12の各部材を分解して示した斜視図であ
る。
【図14】従来のリヤフロア補強構造の場合に側面に受
ける過大な外力による車両の変形を説明するための平面
図である。
【図15】図14のD−D線断面図である。
【図16】図14のクロスメンバの変形状態の説明用の
正面図である。
【符号の説明】
1 自動車 5 リヤフロアパネル 6 縦壁板部 6c 前端フランジ 7 クロスメンバ 7a 上端フランジ 7c 前端フランジ 8 メインフロアパネル 9 ロッカパネル 10 サイドメンバ 11 エクステンション 12 サイドシルインナパネル 16 シート取付部 18 平板部 21 中央起立板部 22 中央横板部 23 中央曲部 24 中継板部 25 下位起立板部 26 下位横板部 27 下位曲部 28 下位中継板部 31 リンフォース 31a 上端フランジ 31b 下端フランジ 32 上位板部 33 下位板部 34 中間板部 35 補強横板部分 36 補強傾斜板部分 37 補強垂直板部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端にフロント側のメインフロアパネル
    の後端が接合され起立している縦壁板部を有するリヤフ
    ロアパネルと、該縦壁板部の背面側に配置され曲部を有
    するクロスメンバとで閉断面を形成する自動車のリヤフ
    ロア補強構造において、前記閉断面の内部に配置され上
    端及び下端が前記クロスメンバに固着されるリンフォー
    スを設け、該リンフォースと前記クロスメンバとで閉断
    面を形成し補強したことを特徴とする自動車のリヤフロ
    ア補強構造。
  2. 【請求項2】 前記クロスメンバには起立した起立板部
    と横方向に沿った横板部とを前記曲部で折り曲げて形成
    し、前記リンフォースを前記起立板部と横板部とに架け
    渡したことを特徴とする請求項1に記載の自動車のリヤ
    フロア補強構造。
  3. 【請求項3】 下端にフロント側のメインフロアパネル
    の後端が接合され起立している縦壁板部を有するリヤフ
    ロアパネルと、該縦壁板部の背面側に配置され曲がり断
    面を有するクロスメンバとで閉断面を形成する自動車の
    リヤフロア補強構造において、該閉断面の内部に配置さ
    れ上端及び下端が前記クロスメンバに固着されるリンフ
    ォースを設け、燃料タンクを担う側の前記リヤフロアパ
    ネルの部分に前記クロスメンバと前記リンフォースの上
    端同士及び下端同士を互いに重ねて固着したことを特徴
    とする自動車のリヤフロア補強構造。
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